1: 2016/10/03(月) 21:06:28.089 ID:cJI05QFE0.net
ゆん「明日は両親と妹、弟が旅行に行く言うて留守番頼まれてんのや」

はじめ「ゆんは連れて行ってもらえなかったの?」

ゆん「う、うるさいわ!」

はじめ「で、明日は暇だから私に来てほしいと…」ニヤニヤ

ゆん「どうするん?来る?来ないん?」

はじめ「行ってあげるよ。」

ゆん「…泊まっていってもええで」

はじめ「それは気分によるかも」

ゆん「ムッ…」

4: 2016/10/03(月) 21:08:35.730 ID:cJI05QFE0.net
~次の日~

ゆん「でな、その時青葉ちゃんが…」

はじめ「あっ、もしかしてあれ?」

ゆん「せや、ここやで」

はじめ「ふぇ~結構大きいね」

ゆん「平屋やけど、その分横に広いからなぁ」

5: 2016/10/03(月) 21:10:16.897 ID:cJI05QFE0.net
ゆん「さ、入って、どうぞ」

はじめ「おじゃましまーす!」

ガララッ

はじめ「なんかこの引き戸の感じ、懐かしいね」

ゆん「今どきみんな風情の無いドアやからなぁ」

はじめ「上がっていい?」

ゆん「ええよ、上がって」

6: 2016/10/03(月) 21:11:37.993 ID:cJI05QFE0.net
はじめ「すごい!ほんとに大きいんだね~」

ゆん「どや、うらやましいやろ~」

はじめ「でも掃除とか結構めんどくさそうだよね」

ゆん「それは…そうやけど…」

7: 2016/10/03(月) 21:19:22.465 ID:cJI05QFE0.net
はじめ「最近結構疲れるよね…なんだか肩凝ってきちゃって」

ゆん「せやなぁ…最近また殺伐としてきてるなぁ…」

はじめ「そうだよね…青葉ちゃんもかなり辛そうだし」

ゆん「まぁコンペ近いからなぁ、しょうがないわ…」

はじめ「だよね…」

ゆん「はじめはどうなん?コンペ、参加するんか?」

はじめ「ゆん、私はモーション班だよ」

ゆん「しずくさん言うてたやん、今回は社員ならだれでも参加可能て」

はじめ「キャラ班の人たちにはかなわないよ…」

ゆん「やりもせずに諦めるんか?」

はじめ「そういうゆんはどうなのさ」

ゆん「…ベスト尽くせば結果は出せるかもな」

はじめ「やる気なかったくせに」

8: 2016/10/03(月) 21:22:50.847 ID:cJI05QFE0.net
ゆん「せっかくの休日に言い争いは無しにしようや…」

はじめ「ごめん…」

ゆん「せや、うちな…結構風呂広いんやけど…」

はじめ「そうなの?」

ゆん「入らへん?」

はじめ「ああ、いいねえ!大分汗かいちゃったし…」

ゆん「決まりやな」

10: 2016/10/03(月) 21:26:05.584 ID:cJI05QFE0.net
ゆん「じゃ、冷房つけてここで着替えよか」

はじめ「え、ここで着替えるの?」

ゆん「だって、脱衣所冷房ないし」

はじめ「いくらなんでも開放的過ぎて…外の人に見られちゃわない?」

ゆん「大丈夫やろ…まあ、多少はなぁ」

12: 2016/10/03(月) 21:29:23.911 ID:cJI05QFE0.net
・・・

はじめ「うわっ熱っ!シャワーの設定温度下げようよ…」

ゆん「暑い日こそ熱いお風呂やろ!背中洗ったろか?」

はじめ「じゃあ、お言葉に甘えて」

ゆん「よっしゃ、洗ったるわ」

はじめ「えへへ、ありがとう」

14: 2016/10/03(月) 21:32:33.293 ID:cJI05QFE0.net
ゴシゴシゴシゴシ…

ゆん「肩硬くなってるやん。疲れ溜まっとんなぁ、はじめ」

はじめ「えっ、そんなに?」

ゆん「カッチカチやん!頭も痛いやろ~?」

はじめ「少しはね…」

ゆん「どんぐらいほぐしとらんの?」

はじめ「2ヶ月くらい…」

ゆん「2ヶ月…だいぶ疲れ溜まっとるやん!少しは気ぃつかわんと…」

15: 2016/10/03(月) 21:36:01.383 ID:cJI05QFE0.net
ゆん「ちょっと肩貸し。揉んだる」

はじめ「ええっ!?いいよ…」

ゆん「遠慮せんで、ホラホラ」

はじめ「あはははっ…くすぐったいよぉ」

ゆん「コラ、動くな!」

はじめ「はいはい、ごめん」

17: 2016/10/03(月) 21:37:48.664 ID:cJI05QFE0.net
ゆん「ほぐしたるから覚悟しいや」

はじめ「んっ…」

ゆん「ば、バカっ!なに変な声出して…」

はじめ「ゆんが結構うまいから…」

ゆん「もうっ…照れるやろ////」

18: 2016/10/03(月) 21:45:00.493 ID:cJI05QFE0.net
はじめ「あんまり上手いから気持ちよくなってきた…」

ゆん「こっちも鳥肌立ってきたわ…」

はじめ「ありがとう、ゆん」

ゆん「もうええん?」

はじめ「これ以上やると気持ち良くなっちゃうから。もういいよ」

ゆん「それどういう意味や!?」

はじめ「眠くなっちゃうってこと」

ゆん「…はよ温まって出よ」

はじめ「何か変なこと考えてた?」ニヤニヤ

ゆん「アホか!」

19: 2016/10/03(月) 21:47:30.599 ID:cJI05QFE0.net
・・・

はじめ「ふぅ~いい汗かいた!」

ゆん「ちょっとのぼせそうなったわ…」

はじめ「熱めのお湯入るって言ったのゆんだよね?」

ゆん「し、知らんわ…それより喉渇いたな…喉渇かない?」

はじめ「あー、喉渇いた~」

ゆん「何か飲み物持ってくるわ。ちょっと待っててな」

22: 2016/10/03(月) 22:10:47.004 ID:cJI05QFE0.net
・・・

ゆん「あかん、ジュースとか全部飲まれてたわ…」

ゆん「どうしよう、最近買ったハーブティーしかないわ…」

ゆん「ま、ええか。アイスティーにすれば…」

ゆん「ちょっと砂糖入れたろ」サッー

23: 2016/10/03(月) 22:17:23.748 ID:cJI05QFE0.net
・・・

ゆん「おまたせ」

はじめ「なんかあった?」

ゆん「ハーブティーしかなかったけどええ?」

はじめ「疲労回復にいいやつだよね」

ゆん「せや」

はじめ「いただきまーす!」

ゆん「ゆっくり飲みや!」

26: 2016/10/03(月) 22:21:11.236 ID:cJI05QFE0.net
ゆん「味は…どう?」

はじめ「おいしいよ」

ゆん「…よかった」

はじめ「でもなんかちょっと甘いかな」

ゆん「砂糖、入れすぎた…」

はじめ「そんなに気になるほどじゃないから大丈夫…」

バタッ

ゆん「さて、そろそろお昼でも…ってはじめ!?」

はじめ「なんか…ちょっと眠くなってきた…」

ゆん「おいっ、大丈夫か?大丈夫か?」

はじめ「大丈夫…」

28: 2016/10/03(月) 22:22:41.196 ID:cJI05QFE0.net
ゆん「どないしよ…いくら疲労回復言うても利きすぎやん…」

ゆん「砂糖と睡眠薬間違えた…なんてこともないしなぁ…」

ゆん「とりあえず布団敷いて寝かそ」

30: 2016/10/03(月) 22:24:25.705 ID:cJI05QFE0.net
ゆん「それにしても…この胸…」

ゆん「でかい…」

ゆん「まったく…何したらこんなにデカくなるんやろ…」

ゆん「少しくらい触ってもばれへんか…」ツンツン

ゆん「やわらか…」

ゆん「って!これじゃ変態やん!」

32: 2016/10/03(月) 22:26:19.001 ID:cJI05QFE0.net
~2時間後~

ゆん「全然起きへんわ…」

ゆん「もしかしてほんとに疲れとったんか」

ゆん「なんかこの寝顔見てたらこっちまで眠くなってきたわ…」

ゆん「…うちも寝よ」

36: 2016/10/03(月) 22:30:08.259 ID:cJI05QFE0.net
~さらに2時間後~

「…-い!…ん…ゆん!」

ゆん「ん…ここは…」

はじめ「もう、やっと起きた!」

ゆん「今何時?」

はじめ「もう夕方の4時だよ、結局何もしてないじゃん」

ゆん「元はというとはじめが…」

はじめ「…まさか寝てるふりしててからかってたら本当に寝ちゃうとはね」

ゆん「!!」

はじめ「まぁ嘘だけど」

ゆん「からかうのやめーや!」

43: 2016/10/03(月) 22:35:49.149 ID:cJI05QFE0.net
ゆん(…この後は一緒にゲームしたり、アニメ見たり…それにご飯食べて、適当に喋って解散)

ゆん(楽しかったはずなのに、なんか物足りない感じがした)

ゆん(まさか…はじめが泊まっていかなかったことに…!?)

ゆん(そんなこと…)

ゆん(はぁ…うちも疲れてんのかなぁ)

おわり

引用元: ゆん「明日休みやろ?うち来ぃへん?」はじめ「ええっ!?ゆんの家…?」