1: 2022/09/22(木) 20:04:20.06 ID:CMX+hxww.net
璃奈「ただし、どれくらいの規模で願いが叶うかは運次第。」

>>3 使用者

>>5 願い事 コンマの値により規模が変動

最小 01
最大 00

3: 2022/09/22(木) 20:04:40.30 ID:VWVPV+Bm.net
かすみ

5: 2022/09/22(木) 20:05:07.13 ID:iluK6GqW.net
胸をデカくしたい

8: 2022/09/22(木) 20:09:21.84 ID:CMX+hxww.net
かすみ「それならかすみんの願いを叶えさせてもらうよりな子♪」

璃奈「分かった。願い事を言いながら、ボタンを押して。」

かすみ「了解!」ビシッ‼︎



璃奈「かすみちゃん。あなたの願いは?」

かすみ「かすみんのお胸を大きくさせて欲しいな~」ポチッ

因果率:13

9: 2022/09/22(木) 20:15:38.52 ID:CMX+hxww.net
………

璃奈「……」

かすみ「……」


かすみ「りな子?別に大きくなった感じしないよ?」

璃奈「願いが反映されるのに少し時間がかかるのかもしれない。」

璃奈「とりあえず今のかすみちゃんの胸のサイズを教えて」

かすみ「えぇー、なんか恥ずかしいよりな子~」

璃奈「今のサイズが分からないとどれくらい大きくなったか分からない。最悪自己申告でもいいけど、やっぱり確実なデータが欲しい。」

かすみ「んー、ならしょうがないね。」

璃奈「ありがとう。多分1週間以内には結果が出ると思うから。
何にも違和感を感じなくても1週間後また計らせて」

かすみ「おっけい!」

10: 2022/09/22(木) 20:22:23.26 ID:CMX+hxww.net


かすみんの家

かすみ(うーん、全然違和感はないな。まぁ何にもないならそれでも良いんだけど♪)

かすみ(すぅ………スゥ…....んんん......)

ゴロン  ダンッ‼︎

かすみ(っっっ!!!!いっっ、いいっっ!!綺麗に胸ぶつけたぁぁ!ぅぅ……、かすみんの可愛い胸が...腫れて...)

かすみ(.......んん?)

12: 2022/09/22(木) 20:31:30.45 ID:CMX+hxww.net
璃奈「それで試しに測ってみたら、1cm分大きくなってたんだ」

かすみ「少しの間だけどね、腫れが治ったらすぐに元に戻ったよぅ」ガックシ

璃奈「うーん、一応、開発は成功ってことなのかな?」


開発成功?

13: 2022/09/22(木) 20:32:51.27 ID:CMX+hxww.net
璃奈「これだけじゃ、なんとも言えない。もう少しエビデンスがほしい」


>>15 使用者

>>17 願い事 コンマの値により規模が変動

最小 01
最大 00

15: 2022/09/22(木) 20:36:16.53 ID:t24N8pcB.net
果林

17: 2022/09/22(木) 20:36:58.53 ID:G6KP80hL.net
エマにお世話されなくてもいようなしっかり者になりたい

19: 2022/09/22(木) 20:43:04.77 ID:CMX+hxww.net
果林「その願いごとボタン、私にも使わせてもらえないかしら」

果林「どうしても叶えてほしい願い事があるのよ。」

璃奈「うん、分かった。」

璃奈(果林さんみたいな人が叶えたい願い事...一体....)





璃奈「果林さん、あなたの願い事を教えて」

果林「私の願いは... エマにお世話されなくてもいようなしっかり者になりたい!」 ポチッ

因果率:53

20: 2022/09/22(木) 20:48:47.10 ID:CMX+hxww.net
………

璃奈「……」

果林「……」

果林「これは、叶ったのかしら...」

璃奈「多分、まだ。叶ったらそれを自覚できる何かが起きるはず」

果林「そう...分かったわ」

璃奈「果林さん。」

果林「ん、どうしたの璃奈ちゃん。」

璃奈「果林さんは今でもすごく立派だよ?」

果林「璃奈ちゃん……クスッ」

果林「なぁに、可愛いこと言ってくれるわね」ナデナデ

果林「....」

果林(...ついエマに負担をかけまいろ思って言ってしまったけど、本当に良かったのかしら...)

果林(でも、大丈夫よね。かすみちゃんの願い事の叶える効力があの程度なんだもん)

21: 2022/09/22(木) 20:53:28.54 ID:CMX+hxww.net


果林の部屋

果林「今の所は、特に異常はなし...」

果林「やっぱり杞憂ね。おやすみなさい....」


スゥ...スゥ...

23: 2022/09/22(木) 21:01:04.57 ID:CMX+hxww.net


ちゅんちゅんちゅん(・8・)ちゅんちゅんちゅん

果林「んん~エマ~。もう朝~?」

果林「って、あら?」

5:30

果林「5時...30分...?」

果林「うそ、私がこんなに早く目が覚めるなんて…!」

果林「……っっ。」

果林(どう言うこと...)


果林(二度寝しようなんて気が全く起きない...)



prrrr

エマ「あ、もしもし果林ちゃん?もう起きないと遅刻しちゃうよ~」


果林『あら、そうなのエマ?だったら...』

コンコン

エマ「ん?誰か来たみたい?それじゃあ切るね」

PI

エマ「はーいっ」ガチャ

果林「遅刻の心配はいらないわね。」

27: 2022/09/22(木) 21:20:00.78 ID:YzYSYIzb.net
エマ「えっ、果林ちゃん!?だって今電話で....」

果林「ふふっ、おはようエマ」ニコッ

エマ「う、うん!おはよう!」

果林「それじゃあ、学校行きましょ?」

エマ「あっ、待って!カバン取るから」タッタッタッ



エマ「それにしても果林ちゃんが早起きなんて珍しいね。」

果林「そうね、いつもはエマに起こして貰ってばっかりだったから」

果林「でも、今日からは違うわよ。これからは逆にエマを迎えに言って見せるわ」

エマ「えぇー、それは助かるな~」

果林「あら、信じてないわね」

エマ「そんなことないよ~」

エマ(ふふっ、果林ちゃんが迎えにきてびっくりしたけどやっぱりいつもの果林ちゃんだ♪)

28: [ここ壊れてます] .net
果林「それじゃあ、お昼にまた会いましょ」ノ

エマ「うん♪またね~」ノシ




先生「であるからしてこの問題は~~」

果林(分かる、今まで先生が話していることが全く理解出来なかったのに今では凄く分かるわ!)カキカキ

先生「おや、朝香さん。なんだか今日は調子良さそうですね。」

果林「そうですね、朝から凄く調子がいいです。」

果林「なんだか、先生の出す問題に答えられそうなくらい」

先生「全く、いっつもすまし顔で外すのによく言いますね。ではここの問題は分かりますか?」

果林「ええ、個々の問題は」

.........

31: [ここ壊れてます] .net
お昼休み

エマ(もうお昼の時間だ。果林ちゃんの迎えに行かなくちゃ)

コンコン

果林「エマ、まだいるかしら?」

エマ「あ、果林ちゃん!」

果林「良かった、入れ違い担っていないわね。それじゃあお昼行きましょう」クスッ

エマ「う、うん!」

32: [ここ壊れてます] .net
中庭

果林「エマ、少し目を閉じてもらって良いかしら」

エマ「ん?分かった....はい」パチン

スッ

エマ「あむっ!?」

果林「はい、噛んで飲み込んで」

モグモグモグ  ゴックン

果林「どう、美味しいかしら?」

エマ「うん!とってもボーノだよ!」

果林「そう、それは良かったわ」ニコッ

エマ「これ果林ちゃんの手作り?」

果林「ふふっ当然、エマが喜んでくれるか少し不安だったけど問題ないみたいね。」

エマ「うん♪果林ちゃんが私のために作ったのが伝わる優しい味だったよ♪」

果林「あら、な~に、恥ずかしいこと言ってくれるじゃない。」クスクス

エマ「だって本当のことなんだもん」ニコニコ

33: 2022/09/22(木) 22:07:56.56 ID:YzYSYIzb.net
放課後

璃奈「果林さん、ボタンを押して1日経ったけど何か変化はある?」

果林「そうね...」

ポン

果林「朝から凄く調子が良いわ。璃奈ちゃんの発明品のおかげね。」ナデナデ

璃奈「本当?」

果林「ええ、朝から早くに目が覚めて、エマのお迎えをしたんだから。」

果林「ありがとう、璃奈ちゃん」

璃奈「うん、喜んでくれるなら私も嬉しい」


大成功【(*^^)】

37: 2022/09/22(木) 22:28:01.47 ID:YzYSYIzb.net
帰り道

エマ「それじゃあまた明日ね♪」

果林「ええ、また明日」

果林「ねぇ、エマ」

エマ「ん?どうしたの果林ちゃん」

果林「今日の私、どうだったかしら」

エマ「今日の果林ちゃん?」

果林「ええ、いつもより凄い、とかいつもより駄目、とか何か感じたかしら」


エマ「うーん、いつもより早起きで私のお昼のおかずも作ってくれて凄く助かったよ?」

果林「ほ、本当!!」

エマ「う、うん。」

果林「そう、それじゃあまた明日」

エマ「うん♪また明日。」

38: 2022/09/22(木) 22:29:55.12 ID:YzYSYIzb.net


エマ「....」

果林『今日の私、どうだったかしら』

エマ「本当は少し寂しかったかな....」

エマ「ううん、あんなに喜んでたんだもん!」

エマ「それに明日になったら、きっと元に戻ってるよ」

エマ「それじゃあ、おやすみなさい....」

39: 2022/09/22(木) 22:33:38.59 ID:YzYSYIzb.net


ちゅんちゅんちゅんちゅん( ^ 8^)ちゅんちゅん

7:00

エマ「うーん!そろそろ果林ちゃんに電話をかけないと」

prrrr prrrr

エマ「え?」

prrrr pi

果林『おはよう、エマ』


果林編 END

40: 2022/09/22(木) 22:35:04.72 ID:nMkdlVfE.net
ハッピーエンドね

45: 2022/09/22(木) 22:47:17.75 ID:YzYSYIzb.net
璃奈「果林さん、すごく喜んでくれて嬉しい。」

璃奈「ほかの皆も喜んでくれるかな」

>>47 使用者

>>49 願い事 コンマの値により規模が変動

最小 01
最大 00

47: 2022/09/22(木) 22:48:07.38 ID:Y6mRfU8J.net
しずく

49: 2022/09/22(木) 22:49:05.31 ID:ziOg5F4H.net
彼方さんの妹になりたい

52: 2022/09/22(木) 22:53:26.00 ID:YzYSYIzb.net
しずく「そのボタン、使ってみても良いかな?」

璃奈「しずくちゃん。勿論良いよ」【(o^―^o)】

しずく「ありがとう璃奈さん♪」



璃奈「しずくちゃん、あなたの願い事を教えて」

しずく「私の願いは、彼方さんの妹担ってみたいです!」ポチッ

因果率 31

59: 2022/09/23(金) 14:08:41.05 ID:hvLiIhRq.net
しずく「....」

璃奈「え?」

しずく「...///」

璃奈「今の願いって」

しずく(わ、私つい勢い余ってとんでもないことを言っちゃった気が...)

しずく「ね、ねえ、やっぱり今の願い事取り消して「おやおや~、しずくちゃんは彼方ちゃんの妹になりたいのかい」っ!?!?////」

60: 2022/09/23(金) 14:11:31.24 ID:hvLiIhRq.net
彼方「やっほー璃奈ちゃん、しずくちゃん。彼方ちゃんがやってきたよ~」

璃奈「彼方さん、こんにちは」

しずく「か、かかか、かな彼方さんいつからそこに...///」プルプル

彼方「ん~と、『彼方ちゃんの妹になりた~~い』ってあたりかなぁ」

しずく「き、聞いてたんですか...?///」

彼方「うん、ばっちり」ニィ

しずく「あううぅ....///」プシュー

璃奈「しずくちゃん、顔真っ赤」

彼方「だねぇ....」ギュゥゥ

61: 2022/09/23(金) 14:14:08.64 ID:hvLiIhRq.net
しずく「!?!?////」

彼方「おお、これは中々暖かいね~。これは抱いたまま安眠できそうだよ。」

璃奈「彼方さんだけズルい。私も」ギュッ

しずく「か、彼方さんも璃奈さんも離れてください...///」

彼方「おやおや~しずくちゃんはお姉ちゃんに対してもさん付けで呼ぶのかな~」

しずく「あぅぅ....///」

彼方「んふふ~」

62: 2022/09/23(金) 14:23:49.39 ID:hvLiIhRq.net
しずく「ね...姉さん離れてください////」

彼方「は~い」

璃奈「これでしずくちゃんを独り占め」

しずく「璃奈さんも!」

璃奈「はーい」【-_-】

しずく「うぅ....恥ずかしい.....///」

璃奈「大丈夫だよ、しずくちゃん。凄くかわいかった」

彼方「だね~。しずくちゃん。これからはいつでも姉さんって呼んでもいいんだよ♪」

しずく「うう....///あの....お願いですから、これ以上、.からかわないでください.....///」

彼方「えへへ~ごめんね。」

彼方(割と本気だったんだけどね~)


璃奈「.......」

64: 2022/09/23(金) 14:44:49.54 ID:hvLiIhRq.net
璃奈「彼方さん.....ゴニョゴニョゴニョ」

彼方「うん...うん......なるほどなるほど」

しずく「璃奈さん?彼方さん?」

彼方「しずくちゃん。今日は彼方ちゃん家に泊まっておいでよ~」

しずく「ええっ、でも....」

璃奈「しずくちゃん。」

璃奈「しずくちゃんの願い事はなに?」

しずく「あ....」

しずく『私の願いは、彼方さんの妹になってみたいです!』

璃奈「あの願いが本当なら、立ち止まらないでほしい」

しずく「......」

しずく「では、彼方さん。今日お邪魔....いいえ」

しずく「今日一緒に帰りましょう♪」ニコッ

彼方「うん、一緒に帰ろうね」


大成功【(*^^)】

65: 2022/09/23(金) 14:56:17.41 ID:hvLiIhRq.net
遥「うーん、今日お姉ちゃん帰り遅いな」

ヴヴヴヴヴヴ

遥「あ、メール。お姉ちゃんからだ.....」

from お姉ちゃん
件名 遥ちゃんへ
本文
 新しい妹を連れて帰るね~

遥「ええええええ!!!」


しずく・彼方編  END

67: 2022/09/23(金) 15:22:35.82 ID:hvLiIhRq.net
璃奈「使用者募集中」

>>68 使用者 (かすみ、果林、しずく以外)

>>70 願い事 コンマの値により規模が変動

最小 01
最大 00

68: 2022/09/23(金) 15:22:57.61 ID:sqPB1pFc.net

70: 2022/09/23(金) 15:23:41.87 ID:2/6PLVmZ.net
歩夢に押し勝ちたい!

78: 2022/09/23(金) 15:31:55.11 ID:hvLiIhRq.net
侑「私っ!私に使わせてほしい!」

璃奈「侑さん、少し食い気味だね」

侑「う、うん。実はね。最近ちょっとした悩みが出来ちゃって...」

璃奈「うん、分かった」




璃奈「侑さん。あなたの願いは?」

侑「私の願いは...歩夢に押し勝ちたい!!」

因果率:87

83: 2022/09/23(金) 16:21:34.02 ID:hvLiIhRq.net

璃奈「え...今のが願い?」

侑「うん...」

侑「昔はね、私のほうが体力も力もあったんだ」

侑「歩夢が上級生に絡まれて困ってる時に私が助けたこともあったんだよ」クスッ

侑「でも今は歩夢のほうが私よりずっとずっと強くなってる」

侑「そう思うとね...なんだかちょっと情けなくなっちゃって....」

侑「だから昔見たいに歩夢に負けないくらい強い力が欲しいなって」

璃奈「侑さん...でも...」

侑「あはは!なんか変な雰囲気になっちゃったね。ごめん!」

侑「それにきっと大したことは起きないよ!」

81: 2022/09/23(金) 16:17:57.35 ID:hvLiIhRq.net
璃奈「....」

璃奈(どうしよう....なんだかすごく嫌な予感がする...)

璃奈(何か...とても嫌な...)

侑「ん?どうしたの璃奈ちゃん」

璃奈「っ...ううん、何でもない。」

璃奈(大丈夫...果林さんもしずくちゃんも凄く喜んでた...きっと気のせいだよ....)

85: 2022/09/23(金) 16:28:17.24 ID:hvLiIhRq.net
歩夢「侑ちゃん、そろそろ帰ろう」

侑「うん、そうだね!」

帰り道

テクテク テクテク

侑「ねえ、歩夢」 テクテク

歩夢「ん?どうしたの侑ちゃん」 テクテク

侑「歩夢ってさ、同好会に所属してからすごく体力ついたよね」 テクテク

侑「今回のトレーニングメニューだって最初に同好会入ってた時に比べたらかなり大変な内容だったんだ」 テクテク

歩夢「そうなの?ああ、でも確かに...うん..」 

歩夢「きっと侑ちゃんや応援してくれたファンのおかげかな」

86: 2022/09/23(金) 16:43:01.22 ID:hvLiIhRq.net
侑「ええっ!わ、私?」

歩夢「うん、そうだよ。私が同好会に入って今日まで続けてこられたのは侑ちゃんが一緒にいてくれたからだもん」

歩夢「今は応援してくれてるファンもいてより一層頑張ろうって思えるけど」

歩夢「はじめの一歩は侑ちゃんのおかげなんだから♪」ニコッ

歩夢「勿論同好会にいるみんなも────」

87: 2022/09/23(金) 16:44:23.05 ID:hvLiIhRq.net
侑「...」ピタッ

侑(あはは、私って馬鹿だなぁ....)

侑(私はもう歩夢の力になれていないって勝手に思い込んで...)

侑(でも違ったんだ。私の、ううん私たちの応援が歩夢の助けにちゃんとなっていた)

侑(だから変に頑張らないで今まで通りに)

侑「...ねえ、あゆ



「侑ちゃん危ないっ!!!!」ドンッ!!


っ!!」 ズサァ!!

90: 2022/09/23(金) 16:54:48.12 ID:hvLiIhRq.net
侑「ったた...一体なに..が...」


侑「!?」

「大丈夫ですか!」「しっかりしてください!!」「誰か!救急車を呼んで!!」

侑「っっ...ぁぁ...ああ...」

歩夢「ううぅ...ゆう、ちゃん...」

侑「歩夢!!ねえしっかりして歩夢!!」

「君!落ち着いて!」「大丈夫!意識はある!」

侑(なんで!!折角...折角気付いたのに!!)

歩夢「ゆ..ゆう...ちゃん....」

侑「歩夢!!どうしたの!?」ガシッ

歩夢「良かった...っ」

侑「っっぅっ!!!」

ピーポーピーポー

94: 2022/09/23(金) 17:21:13.06 ID:hvLiIhRq.net


侑の家


侑「......」

侑「.......」

prrrr prrr

侑「...っ!!!」Pi

歩夢『あ、もしもし侑ちゃん?』

侑「歩夢!大丈夫!?ごめん!ごめんね!!」

歩夢『もう、大丈夫だよ。』

歩夢『あの時の見た目ほど大したケガじゃないみたい』

95: 2022/09/23(金) 17:24:03.20 ID:hvLiIhRq.net
侑「そ、そう...なの...」

歩夢『うん、あの時とっさに飛び出て足と腕を打撲でケガしちゃったけど2週間で完治するってお医者さん言ってたんだ』

侑「よ、良かったぁ...」

侑「でも、どうして電話に...?」

歩夢『侑ちゃんだって、私がけがしてたら不安になってたでしょ』

侑「そ、それは...うん」

侑「...歩夢、本当にごめんね...」

歩夢『も~、気にしないでよ』




歩夢『侑ちゃんがわざと起こした事故でもないんだから
    あまり自分を責めないでね』

96: 2022/09/23(金) 17:24:17.71 ID:hvLiIhRq.net
侑『私の願いは...歩夢に押し勝ちたい!!』

97: 2022/09/23(金) 17:25:26.51 ID:hvLiIhRq.net
侑「っっ!!!」ボトッ

侑「あ...ああ....」


歩夢『あれ、もしもし?侑ちゃん?侑ちゃん?』

99: 2022/09/23(金) 17:32:54.43 ID:hvLiIhRq.net
歩夢「おーい、侑ちゃん」

歩夢「.....」

歩夢「.......ッ!」ズキッ


医者【車と衝突しかけたみたいですが、幸運にも衝突は避けられた見たいでよかったです】

医者【ただ、強引に友達を助けて、強く腕を地面にぶつけた影響で骨折しています】

医者【少なく見積もって3か月は治療する必要があります。】


歩夢「........」



侑『歩夢!!ねえしっかりして歩夢!!』



歩夢「侑ちゃんをこれ以上不安にさせられないよ.....」

100: 2022/09/23(金) 17:34:14.99 ID:hvLiIhRq.net
侑・歩夢編 END

111: 2022/09/23(金) 18:50:22.24 ID:hvLiIhRq.net
同好会

しずく「そんなことが...」

せつ菜「侑さんと歩夢さん...大丈夫でしょうか....」

愛「ゆうゆ......部屋から出てきていないみたい...」

璃奈「....」

璃奈(間違いない...侑さんの願いが叶ったんだ...最悪の形で...)

璃奈「私行かなきゃ...!!」タッタッタ

愛「行くって、ちょっとりなりー!?」

113: 2022/09/23(金) 18:59:16.28 ID:hvLiIhRq.net
このボタンには秘密の機能がある。

それは、このボタンを壊すことでボタンを使用する直前に時間を巻き戻す機能。
願い事が原因で誰かが不幸な目にあったら戻せるようにと思って備え付けた機能だけど....

璃奈(今ここでそれをやったら....私が招いたことから逃げてることになる....)

璃奈(私が招いた結果をちゃんと見ないと...っ)

璃奈(ごめんなさい...侑さん、歩夢さん...)

115: 2022/09/23(金) 20:07:55.48 ID:hvLiIhRq.net
病院

璃奈「...っ...っ」ハァ...ハァ...

璃奈「あの、上原歩夢さんの病室は───────」



病室

璃奈「....っ」 コンコン

ガラララ

歩夢「あ、璃奈ちゃん。来てくれたの?」

璃奈「うん...」

116: 2022/09/23(金) 21:21:56.49 ID:hvLiIhRq.net
璃奈「歩夢さん、怪我のほうは...」

歩夢「うん...心配しないでも大丈夫だよ。すぐに治るってお医者さん言ってたから」ニコッ

璃奈「.....」

璃奈「歩夢さん、ここに侑さんはいないよ。だから本当のことを言って...」

歩夢「でも...」

璃奈「侑さんに心配かけたくない気持ちでいっぱいなのは分かる。」

璃奈「でも、私は歩夢さんも心配...溜めすぎちゃだめだよ....」

118: 2022/09/23(金) 21:25:35.54 ID:hvLiIhRq.net
歩夢「....」

歩夢「侑ちゃんには2週間で治るって言ったんだけどね...」

歩夢「本当は、腕の骨が折れちゃっててね、3か月はかかるって言われたんだ...」

歩夢「3か月...その間...絶対に安静にしていなさいってそういわれたの....」

歩夢「せっかく今日までスクールアイドル頑張って...練習したのに...っ」

歩夢「3か月練習しないでいると、そのあとどうなっちゃうんだって...昨日からそればっかりで....」

歩夢「...っ......せっかく...せっかく...スクールアイドルフェスティバルもファーストライブも成功したのに...っ」

歩夢「っ...あ、あはは....ごめんね...璃奈ちゃん...っ今日はもう....」

122: 2022/09/23(金) 22:57:40.34 ID:hvLiIhRq.net
ガララララ

「ひぐっ...うう..うわあぁぁあ!!」



璃奈(ごめんなさい...ごめんなさい...歩夢さん。)

璃奈(最低だ.....時間を戻せば歩夢さんも元に戻るなんて、その保証はどこにもない...)

璃奈(もし、時間を戻してもこの世界の時間はきっとそのまま流れる...)

璃奈(歩夢さんは怪我を負ったまま、3か月過ごすことになる...)

璃奈(そんなことにも歩夢さんの状況をみるまで気付いていなかった...ううん気付かないふりをしていたんだ...)

127: 2022/09/23(金) 23:20:53.93 ID:hvLiIhRq.net
璃奈(歩夢さんも、侑さんもこれ以上辛い目にあってほしくない...)

璃奈(なら、私がやるべきことは....)

138: 2022/09/24(土) 18:23:30.58 ID:YoEunGR3.net
高咲家

歩夢《侑ちゃんが私に怪我を負わせたの?》

歩夢《腕に力が入らない....》

歩夢《痛い...痛いよ...》

侑「っ!うわあああ!!」ガバッ

侑「はぁ....はぁ....」

侑「歩夢...っ...ああぁぁ.....」

歩夢が事故に遭って一日経った。

あれから眠れずにいる私をお母さんは心配してくれた

侑母『歩夢ちゃんが事故に遭って心配なのは分かるわ。だから、今は眠ってて起きたら』

だけどダメだよ....眠ろうとしても...眠れない...っ

140: 2022/09/24(土) 18:31:22.84 ID:YoEunGR3.net
コンコン

私が大声を出したからか、扉を叩く音が聞こえた。
お母さんが心配して来たと思い、ノック音に返事をする。

侑「...大声出してごめんね。ちょっと怖い夢見ちゃって...」

「侑さん...」

だけど、聞こえてきた声はお母さんの声じゃない...

侑「...り、璃奈ちゃん...」

「...入るね」ガチャ

142: 2022/09/24(土) 18:50:59.82 ID:YoEunGR3.net
侑「っ.....」.

璃奈「......」

璃奈ちゃんは気づいてる。
私が願ったせいで歩夢が怪我をしたことに...

侑「り、璃奈ちゃん...わ、わたし...わたし...っ」

璃奈「あれは侑さんのせいじゃないよ」フルフル

璃奈「侑さんはスイッチを押して、願いを言っただけ」

璃奈「願いも悪意のない内容だった。だから侑さんは自分を責めるべきじゃない」

侑「そ、それでも、私が原因でこうなったんだよ!」

侑「私があんな願いを言わなければ歩夢は怪我をしなかった!」

璃奈「それも違う。スイッチが無ければ歩夢は怪我をしなかった」

璃奈「だから、原因を追求するなら、スイッチを作った私」

144: 2022/09/24(土) 19:06:19.95 ID:YoEunGR3.net
>>142 修正

侑「っ.....」.

璃奈「......」

璃奈ちゃんは気づいてる。
私が願ったせいで歩夢が怪我をしたことに...

侑「り、璃奈ちゃん...わ、わたし...わたし...っ」

璃奈「あれは侑さんのせいじゃないよ」フルフル

璃奈「侑さんはスイッチを押して、願いを言っただけ」

璃奈「願いも悪意のない内容だった。だから侑さんは自分を責めるべきじゃない」

侑「そ、それでも、私が原因でこうなったんだよ!」

侑「私があんな願いを言わなければ歩夢は怪我をしなかった!」

璃奈「それも違う。スイッチが無ければ歩夢さんは怪我をしなかった」

璃奈「だから原因を追求するなら、スイッチを作った私。
    侑さんは責任を負うべきじゃないよ」

146: 2022/09/24(土) 19:33:25.34 ID:YoEunGR3.net
璃奈ちゃんは私に責任はないと言ってくれている。
だけど...だけどね...

侑「歩夢の怪我...どれくらいか聞いてる?」

璃奈「...運よく、かすり傷で済んで軽傷って...」

侑「嘘だよね...」

璃奈「っ...」ビクッ

電話の時は動揺していて気付かなかったけど、
歩夢はいつだって私を気遣ってくれた。

だからたとえ大けがを負っても、歩夢はきっと私に連絡をしてくれる。
「大したことなかったよ」って

148: 2022/09/24(土) 20:28:22.11 ID:YoEunGR3.net
侑「だから私に責任がないなんて納得できないよ!」

侑「私が原因で歩夢はもう...!」

璃奈「変えられるよ」

侑「え...」

璃奈「怪我を無かったことにすることが出来る。」

璃奈「...」ゴソゴソ

そういうと璃奈ちゃんは懐から何かを取り出そうとしている。
それは...あの時私が押したスイッチ...っ

侑「っ!!いやああ!!」

璃奈「落ち着いて侑さん!お願い..話を聞いて!」

璃奈「このスイッチには願いを叶えるほかにもう一つ機能を備えているの」

璃奈「使用する前に時間を巻き戻す機能!」

侑「────ッ!!?」

璃奈「これを壊すことで過去へ戻ってスイッチを使わなければ...っ」

璃奈「そうすれば怪我をした未来は変わるよ!」

150: 2022/09/24(土) 20:43:21.12 ID:YoEunGR3.net
侑「ほ、本当に...やり直せるの?」

璃奈「...」コクンッ

侑「だ、だったら今すぐやり直して!」

璃奈「侑さん...」

璃奈「過去に戻る役目を侑さんにお願いしたい。」

侑「え...な、なんで私...?」

璃奈「...この機能は...スイッチを押したときの効力が強い人ほど記憶の継承力が高い」

璃奈「侑さんの効力は間違いなくスイッチの使用者で一番...」

璃奈「だから、スイッチを壊した後、私のところに来てスイッチを取り上げてほしいの」

璃奈「...そうすれば、歩夢さんの怪我もなくなる。」

153: 2022/09/24(土) 20:47:28.83 ID:YoEunGR3.net
引き受けるべきかどうか。
私は、迷わなかった
それで未来が変わる。
歩夢の怪我もなくなるなら...私は!!

侑「分かった...それでせめてもの責任が果たせるなら....」

璃奈「...ありがとう。侑さん」スッ

侑「...」

璃奈「...それじゃあ。お願い」

侑「....」コクンッ

侑「...ッ!!」ヒュッ

バキンッ


ジジジジジジジジジジッ

「...ご──────」



璃奈編END

154: 2022/09/24(土) 20:51:33.04 ID:YoEunGR3.net
────────────────────────────────

歩夢「それで今日子ちゃんからファンレター貰っちゃって..」エヘヘ...

侑「....っ」

侑「!?」

歩夢「侑ちゃん、どうしたの?」

侑「あ、歩夢...怪我は?」

歩夢「怪我?なんのこと侑ちゃん。」

侑(...怪我をしていない...本当に戻ってきたんだ!)

155: 2022/09/24(土) 20:53:25.61 ID:YoEunGR3.net
侑「っ..!良、良かった...っ!わたし..っ」

璃奈『だから、スイッチを壊した後、私のところに来てスイッチを取り上げてほしいの』

侑(ッ...感傷に浸ってる場合じゃない!)

侑「ごめん...歩夢!ちょっと待ってて!」タッタッタッ

歩夢「え、ちょっと侑ちゃん!?」

侑(急いで璃奈ちゃんがいるところに行かないと!!)タッタッタッ

果林「あ、ちょっと侑。エマ見なかった?って行っちゃった...」

157: 2022/09/24(土) 20:55:29.77 ID:YoEunGR3.net
...

侑(ッ!!)タッタッタッ

しずく「彼方先輩。起きてください!」ユサユサ

彼方「うーん...もうちょっと寝かせて~...」ムニャムニャ

158: 2022/09/24(土) 20:57:14.67 ID:YoEunGR3.net
...

......


かすみ「それならかすみんの願いを叶えさせてもらうよりな子♪」

璃奈「分かった。願い事を言いながらボタンを押して。」

かすみ「了解!」ビシッ?

璃奈「かすみちゃん。あなたの願いは?」

かすみ「かすみんのお胸を大きくさ「待って!!」せええええええええええっ!?」

侑「はぁ...はぁ...」ゼェ...ゼェ...

159: 2022/09/24(土) 21:04:16.15 ID:YoEunGR3.net
侑「お願いかすみちゃん!そのスイッチを渡して!!」

かすみ「ええっ、もしかして侑せんぱ~い。ですがかすみんも」

侑「お願い!」

璃奈「───っ、かすみちゃん。私からもお願い...」

かすみ「ええっ、わ、わかりましたよぉ...」スッ

侑(よしっ...!)

かすみ「な、なにかあったんですか...凄く慌ててるみたいですけれど」

璃奈「ううん、今は何も起きてないよ。そうだよね侑さん」

侑「...うん。」

161: 2022/09/24(土) 21:22:35.89 ID:YoEunGR3.net
...........
..................

璃奈「侑さん、戻ってきたんだよね」

侑「うん....そうだよ」

璃奈「分かった。.ならこのスイッチは使用できないようにするね」

侑「....何があったか聞かないの?」

璃奈「侑さんの顔を見たら大変な事がおきたのは伝わるよ。」

侑「.....うん」

侑「....ねぇ、璃奈ちゃん」

侑「未来は....これで変わったんだよね.....」

璃奈「うん....これで未来は変わったよ」

侑「...ッ!うっ....ううぅ....!!」

侑「良かった...っ...良かったぁ...!」

163: 2022/09/24(土) 21:54:07.87 ID:YoEunGR3.net
あれから、数日経った....

歩夢「侑ちゃん、今のどうだったかな?」

侑「うん!すごく良かった!もうメロメロだよ~!」

願い事の影響力は無くなり、歩夢は今もスクールアイドルの活動を行えている。


かすみ「うーん...かすみんのお胸も少し大きくできないですかね~」

侑「あはは、今のかすみちゃんでも凄くかわいいよ!」

他の皆はどんな願いを叶えたのか。
そもそも使用したかは分からない。

エマ「果林ちゃん。この問題は───」

果林「なるほど、分からないわね。」

もしかしたら、いい方向に願いが叶った人もいるかもしれない。

彼方「今日の彼方ちゃんはおねむだよ....」

しずく「彼方先輩、もう少し頑張りましょう♪」

だけど.....

侑「....」

歩夢「ん?侑ちゃんどうしたの?」

歩夢....歩夢のためなら....


侑「ううん、何でもないよ♪」

164: 2022/09/24(土) 21:54:31.35 ID:YoEunGR3.net
Epilogue End

166: [ここ壊れてます] .net
これにて、完結です。


他の人の因果律によっては大体このイメージで書いています。

かすみ
 願い事
因果律 低  けがで腫れて大きくなる(すぐ戻る)

因果律 中  ???

因果律 高  ???



果林
 願い事:エマにお世話されなくてもいようなしっかり者になりたい

因果律 低 寝起きがよくなる、(もう少し寝かせて~とかにならない)

因果律 中 早くに目が覚めて 頭の回転が速くなる

因果律 高 頭を打って前世の記憶が蘇る。

しずく
 願い事:彼方さんの妹になりたい

因果律 低 妹のように可愛がる

因果律 中 両親がしばらくの間不在になるからお友達の家に泊まってほしいと連絡が来る

因果律 高 実はしずくちゃんは近江家の人間であることが両親に明かされる




 願い事:歩夢に押し勝ちたい

因果律 低 歩夢が筋肉痛になる

因果律 中 侑の力が強くなる。

因果律 高 歩夢が交通事故に遭う

167: 2022/09/24(土) 22:03:16.07 ID:60d7G9tu.net

何とかハッピーエンドになって良かった…
戻る前の世界線が気になるけどゆうぽむなら乗り越えるはず

178: 2022/09/24(土) 23:43:05.99 ID:YoEunGR3.net
???

璃奈『...この機能は...スイッチを押したときの効力が強い人ほど記憶の継承力が高い』

....ごめんなさい。侑さん。

私は嘘をついた...

侑さんの時間が戻っても、歩夢さんの怪我がなくなったわけじゃない...

ただ侑さんの記憶が過去に戻っただけで今も尚、世界は続いてる.....

もしこの事実を伝えたら侑さんは絶対に戻らなかった....

だけど、侑さんはここで責任を背負う必要はない...

歩夢さんのことも私が絶対なんとかする...

璃奈「責任は果たすよ...侑さん」

179: 2022/09/24(土) 23:51:35.68 ID:RoXpJ2Pb.net
まだ救われてなかった

180: 2022/09/24(土) 23:54:42.04 ID:Lc7RKQSI.net
本当に完結となります。
最後まで、お付き合いいただきありがとうございました。

安価、感想もありがとうございます。

引用元: 璃奈「出来た。願いを叶えるスイッチ」