1: 2014/05/15(木) 21:59:39.63 ID:xvXLqV/B0
東「5億年ジャぱんじゃ!」

河内「なんやそれ」

東「俺のジャぱんの中で最高の出来のジャぱんなんじゃ! これを黒柳のおっちゃんに食わせてみるんじゃ!」


2: 2014/05/15(木) 22:01:07.66 ID:NSuRvv0fo
おいやめろ

3: 2014/05/15(木) 22:05:34.93 ID:ute3dRvIo
どんなリアクションを見せるのか…

4: 2014/05/15(木) 22:05:35.23 ID:xvXLqV/B0
数日後

黒柳「どうした、こんな時間に呼び出して」

東「数日前、実家の掃除をしてたらパンのレシピが見つかったんじゃよ その通りに作ってみたら最高の出来じゃったんじゃ」

黒柳「どれ、食わせてみろ」

東「それがじゃな…とってもとっても上手いんじゃが…」

黒柳「どうした? もったいぶらずに言ってみろ」

東「食べるとリアクションで食べ物しかない空間で5億年暮らさなきゃいけないんじゃ。 帰ってきたらその5億年の記憶は消されて、実質普通に食べるのと同じなんじゃ。」

6: 2014/05/15(木) 22:15:37.50 ID:xvXLqV/B0
黒柳「なんだ、その程度か よし、食ってやろう」

東「ほれ」スッ

黒柳「ほほう。これは一般的なクロワッサンだな。 うーむ、いい香りだ。 いざッ!」ガブリ

ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ

黒柳「!? ここはどこだッ!? なにやら20m²ほどの空間に飛ばされ、真ん中にコンピューターのようなものがあるな…  どれどれ…欲しい食材…? なぜコンピューターにこのような文字が…? どれ、文字を打って見るか 茄子 っと」 

トスン

黒柳「ん?今なにか音が…」

黒柳「茄子が…落ちている…」

黒柳の食べ物しかない5億年 スタート

10: 2014/05/15(木) 22:26:29.47 ID:xvXLqV/B0
黒柳「ほう、このコンピューターに打ち込んだ食べ物が出てくるのだな」

黒柳「ふふ、なかなか楽しいじゃないか 大間のマグロとか美味かったな…」カタカタ

そうして5ヶ月が過ぎた 残り 499999999年7ヶ月

黒柳「なんだ…この世界は…眠くもならないし疲れもしない腹も減らないが膨れもしない… まあいい、食おう」ムシャムシャ

そうして再び5ヶ月が過ぎた 残り 499999999年2ヶ月

黒柳「もう一通り食いたい物は食ったな… 残りは寝て過ごすとするか…」






黒柳「寝れねえ… 一人遊びでもするか…」

黒柳は暇という暇を一人遊びで潰した… 味覚審査員ごっこ…食材アート…床にイカスミで絵を書く… 遊びに飽きてはまた新しい遊びを考えていた

11: 2014/05/15(木) 22:32:09.06 ID:xvXLqV/B0
40年後… 黒柳がいたのは妄想の世界だった…

ソフィ「いやーん そこは触っちゃだめえ///」

黒柳「いいではないか… フフ…もみもみ…(パン生地を揉みながら)」

黒柳「かれこれ三年くらい妄想してたが悲しくなってきたぞ」

残り 499999959年 2ヶ月 頑張れ、黒柳。

12: 2014/05/15(木) 22:37:17.79 ID:xvXLqV/B0
さらに59年が経過していた 黒柳はもう、動くことと考えることをやめた。 黒柳は、まるで海の底に沈むような感覚を味わっていた。

黒柳はだんだん自分の犯した愚かな行為を後悔するようになっていた。

黒柳「もう…駄目…だ…」

黒柳はもうパンは食わないと心に誓った

14: 2014/05/15(木) 22:45:55.54 ID:xvXLqV/B0
99999900年2ヶ月が過ぎたころ、突然黒柳は動き出した。

黒柳「…さらなる…旨味を…」

黒柳は、長時間動かないでいたので、気がおかしくなっていた。 更なる旨味を求めるように…

黒柳は、調味料を作ることを決めた。 幸い、黒柳には残り4億年の考える時間があった。

黒柳は、その昔得た知識を使い、数式を並べていった。 数万年して、黒柳は魔法の調味料にたどり着いた。

黒柳は、イカスミで体に魔法の調味料の比率を忘れないようにメモをした

15: 2014/05/15(木) 22:50:19.77 ID:xvXLqV/B0
残り3億年を切ったころ、黒柳は新たなパンの技術を開発していた。それはクロワッサンの作り方だった。

黒柳は、生地に魔法の調味料を混ぜてみた。 とてつもなく美味く、なぜだかその味を知っているようだった。

黒柳は、まだ何か足りないと気づく。

黒柳は、究極のクロワッサンを作ろうとしていた。

16: 2014/05/15(木) 22:57:24.21 ID:xvXLqV/B0
残り2億年を切った。黒柳は、究極のクロワッサンをすでに完成させ、料理の神になっていた。

黒柳は、もう現実世界のことを忘れていた。

黒柳は、宇宙を創造した。 次に、生物が生まれる星を創造した。 

黒柳の、職人としての自覚と集中力が創造する力を生んだ。

黒柳は、アダムとイブと、一冊の本を創造した。

その一冊の本には、黒柳が今まで作った食物が記されていた。

17: 2014/05/15(木) 23:06:16.54 ID:xvXLqV/B0
残り一億年。黒柳が生んだ「星」では、一人の職人がうまれていた。

その職人は、黒柳の書物を見つけ、研究した。 ところが、黒柳の書物は解読されなかった。

そのころの文明では無理があった。

残り3日。 黒柳が生んだ「星」には一人の天才が生まれた。 名を、「東和馬」という。

東和馬は、パン職人だった。数々のパンを作り、皆を驚かせた。

黒柳は、こいつならやれると思った。 そして残り1日、東和馬に書を授けた。

東和馬はその書物を解き、究極のパンを作った。

残り三秒。 東和馬は一人の男にはパンを食わせた。

残り一秒。 意識が無くなってきた。

18: 2014/05/15(木) 23:23:59.05 ID:xvXLqV/B0
記憶は…消される…

黒柳「美味い、美味すぎる!!!」

東「どうじゃ?神様を体験して、新たな世界を創造した気分は」

黒柳「???」

東「あれは世界を作るパンなんじゃ」

黒柳「?????」

東「つまりじゃな」

黒柳は最初、神として生まれてきた。

最初に東達を創造、地球なども創造する。

焼きたて!!ジャぱん!の世界が誕生。

そこで東が書を見つける。

黒柳、再び神になる。

誰も失敗を犯さない完璧な世界を作ろうとする。

創造が間に合わなく、中途半端な世界になる。

東がパンを作る。

5億年という長い時間を手に入れる。

新しい完璧な世界を作り上げた

東「みたいな感じじゃ!」

黒柳「じゃあ俺は神だったのか…」

東「そうじゃ」

おしまい

19: 2014/05/15(木) 23:28:55.95 ID:xvXLqV/B0
くぅ疲でした。
当初のアイデアと全然違う出来になってしまって。厨二臭くて意味不明なSSが完成しました。
本当は究極のクロワッサンを作ったところで戻り、実はそれ、俺が黒柳に食わせたじゃぱんじゃみたいになってるはずでした。
大変醜いものを見せてすいませんでした。
ちなみに僕はこの前ジャぱんの安価スレを書いていた人です。真面目にかいたらこうなりました。すいません。期待してくれたかたすいませんでした。

20: 2014/05/15(木) 23:32:33.83 ID:PY9KPEqco
なんやて!?

21: 2014/05/15(木) 23:32:44.55 ID:uslmfd+p0

引用元: 【ジャぱんSS】東和馬「5億年ジャぱんじゃ!」