1: 19/07/21(日) 00:06:14 ID:RAI
どこにでも居る平凡な少年碇シンジは、ある気がかりな夢から目覚めると自分が一人のドチャシコ美少女になっているのに気づいた
それはそうと彼を育児放棄した父親が自身の職場へとシンジを呼び出したのである

シンジは焦った
なぜなら彼は今、顔こそあまり変わってはないが、別人である
このままの姿で長い間会っていなかった父にあったところで、碇シンジではないと門前払いされるだろう

彼は困っていた
今までの人生、親はなく、預けられた先でもあまり馴染めず、友達も少ないという状況ではあった
しかしこれほどまでにどうにもならない事態はなかった

ともかく行かなくてはならないだろうと、シンジはいそいそと支度を始める
どうやら迎えも来るらしい
いつものシャツのボタンをとめるがキツかったが気にしてはいられないのだ
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2: 19/07/21(日) 00:07:14 ID:RAI
シンジが電車を乗り継ぎやってきたのは第三新東京市
駅の近くに迎えをくれるらしいので、待つ
遠くに変な怪物が見えるが、今の彼の状況を考えればそれが目に入らないのは仕方がないと言えるだろう

待ち合わせの時刻に遅れに遅れて、迎えの葛城ミサトはやってきた

ミサト「いやぁ、ごめんごめん!君が碇シンジくん……ね……??」

彼女の困惑もやはり仕方がない
ミサトは碇シンジの写真を見てしっかりとその顔を覚えたつもりだ
しかし目の前にいる『彼』とどうにも一致しないのだ
それも、性別が

ミサト「え、えっと……あれ?」

シンジ「あ、あの……信じてもらえるかわからないけど……僕、碇シンジです……」

ミサトは混乱した

5: 19/07/21(日) 00:13:21 ID:RAI
シンジ「その……目が覚めたら、こうなってて……」

シンジは説明を試みた
だが彼はいわゆるコミュ障なので、その説明はつたない
だがミサトは理解したようである

ミサト「……なるほど、そういうこともあるわよね」

シンジ「えぇ……」

ミサト「わかったわ!それじゃあ行きましょ!ネルフへ!」

ミサトは頭が軽いので難しいことを考えるのは苦手である
つまり真相はこうだ
碇シンジを連れていかないと怒られるので目の前の自分は碇シンジだと主張する少女をとりあえずネルフへ連れて行ってから考えよう、ということなのだ

途中N2爆弾ですごい爆発があって車が横転した
シンジとミサトの胸部が激しく乱舞したがそれは尺の都合で割愛する

ミサト「ぶへぇ~やっと着いた……」

シンジ「ここが……ネルフ……」

7: 19/07/21(日) 00:18:22 ID:RAI
ミサトが道に迷ったけどそれはわりとどうでもいい
ちなみにワイはエヴァまともに見てない

リツコ「おせーぞコラ」

ミサト「ごめんちゃい……たはは」

シンジ「あの……」

リツコ「あら……?あなたは……?」

この金髪のオバさんは赤木リツコといってネルフの科学のいろいろを担当するすごい博士なんだってさ

ゲンドウ「来たか……シンジ……?」

そしてこのヒゲメガネが碇ゲンドウ、つまりシンジの父親ネグレクトクソ野郎ハゲチンパンジー

シンジ「は、はい……碇シンジです」

リツコ「……え?」

リツコは混乱している

ゲンドウ「え、ユイ?」

ゲンドウは困惑しつつも勃起した

10: 19/07/21(日) 00:27:01 ID:RAI
シンジ「え、えっと……」

シンジも混乱している、だから説明がつたなくなるのは仕方がない
しかしそこは頼れる(笑)大人(笑)の葛城ミサト
ちゃんとシンジに助け舟を出した

ミサト「司令、彼は間違いなく碇シンジくんです」

ゲンドウ「え、ゆ、ユイ?ちょ、ユイ?なのか?ちょ待てよ、ちょ、YUIがNERVに!?wwwwwwwwwwww」

ところがゲンドウは聞いちゃいねぇぜ

リツコ「どういうこと?説明してミサト」

頼れるリツコである

ミサト「彼は……今、いわゆるTS状態よ!」

ミサトの人生の教科書は工口漫画であった

リツコ「……は?」

無論この反応である
むしろこれが本来あるべきの反応なのだ
ミサトやゲンドウの脳がイカれているだけなのだ

13: 19/07/21(日) 00:32:48 ID:RAI
ミサト「ほら、マンガでよくあるでしょ?目が覚めたら女の子になってたー、みたいな!アレよ!」

リツコ「……ありえないわ」

シンジ「あ、し、信じてください!本当なんです!」

シンジは今ちょっとずつ心も女の子になっているのでいつもより態度が弱々しい(当社比)

リツコ「……うーむ……まあ百歩譲ってそんなことがあったとして……」

ミサト「あるから仕方ないのよ、ねーシンジくん?」

シンジ「は、はい」

リツコ「……まあ見てもらうわ、こっち来て」

リツコはシンジとミサトを連れてエヴァの格納庫的な場所へ向かう ̄ ̄

ゲンドウ「ゆ?ゆゆっ!ゆっ?ゆっゆっ!ゆんやー!」

冬月「……無様だな」

 ̄ ̄壊れてしまったゲンドウを残して

16: 19/07/21(日) 00:41:50 ID:RAI
リツコ「これが汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオン、その初号機よ」

シンジ「おっきい……ロボットですか?」

リツコ「まあ、似たようなものね……あなたにはこれに乗って、あのモニターに映っている怪物、使徒と戦ってもらいます」

シンジ「えっ」

ミサト「ファイト!シンジくん!」

シンジ「い、いやいやいや!待ってくださいよ!できるわけないでしょそんなの!」

至極真っ当な反応である
突然連れてこられてわけも分からないまま『戦え』、なんてできるわけないよなぁ?

リツコ「……訳あって、エヴァンゲリオン初号機は碇シンジくん、あなたにしか動かせないの」

シンジ「そ、そんなこと言われたって……」

ミサト「シンジくん、悪いとは思うけれど……今頼れるのはあなたしかいないの」

シンジ「う、うぅ……」

シンジはへたりこんでしまう
履いているのはズボンなので、パンツが見えそうということはないから紳士諸君、安心したまえよ

ゲンドウ「そうだシンジ、エヴァに乗れ!」

やっと正気に戻ったゲンドウがやってきたぞっ
シンジは思わず振り向いた

ゲンドウ「でなければ帰っっっおっフゥ~~フヒィ~~あひゅ~ゥー!」

こうかは ばつぐんだ!
ゲンドウは狂気に陥った!

18: 19/07/21(日) 00:50:05 ID:RAI
シンジ「と、父さん!?」

ゲンドウ「んあー……し、シンジィ……ゆ、ユイィ?」

リツコ「……もうそいつはほっときなさい、とにかくこのままじゃ話が進まないから乗ってホラホラホラホラ」

シンジ「えっ、ま、待って!待ってよォ!」

リツコ「……しゃーないわね……レイ!」

綾波「はい……」ガラガラガラ

この包帯ぐるぐるの女の子がメインヒロイン綾波レイだ
デカい綾波で氏ぬほど抜いた、モグ波でも抜いた

シンジ「えっ……そ、その子は?」

リツコ「綾波レイよ、あなたが乗りたくないならこの子に乗ってもらうしかないわ」

レイ「私、やれます……」フラフラ

シンジ「怪我してるじゃないですか!」

レイ「……そういえば、あなた誰?」フラフラ

シンジ「あ、僕は碇シンジだよ……じゃなくて!」

リツコ「さぁ、どうする?」

シンジ「く、わ、分かりました……!乗ります!乗らせてください……!!」

そう、たとえ女の子になったってシンジは心優しいやつなんです
どうか幸せになってほしいね

リツコ「OK!さぁエヴァ初号機のデータ書き換えは出来てるわね?出撃準備ィ!!」

ミサト「ねーねーリツコ、私セリフ少ない」

リツコ「あんたはだまっとれぃ!」

20: 19/07/21(日) 00:59:05 ID:RAI
シンジ「うぅ……どうしてこんなことに……」

初号機の中のユイ(シンジ……私が守ってあげ……あれ何この子すっげぇかわいいんだが)

LCL「よろしくニキーwwwwww」

シンジ「ごぼぼっ!!」

初号機の中のユイ(苦しんでる顔もセクシー……工口い!)

リツコ「シンジくん落ち着いて!深く息を吸ってみて!」

シンジ「ゲホッゲホッ……はぁ、はぁ……」

ミサト「よーし準備おっけーね!エバンゲリオン発進!!」

シンジ「え?あっ、ひゃあああぁぁぁ!!」

初中ユイ(物凄いGに叫んじゃうシンジ(?)くっそカワイイイイイイイイ)

初号機「ヴォオオオオオオオ!!!!!!!」

リツコ「ファッ!?」

マヤ(レOの人)「シンクロ率がすごい……なんかこうすっごいことになってます!!」

リツコ「まさか……暴走!?」

初中ユイ(シンジって息子だった気がするけどこんなにカワイイなら娘でいいや!!!!!!)

初号機「オォオオオ!!!!!」

日向(メガネだったっけ?)「初号機が使徒に向かって走り出しました!!」

青葉(ロン毛のやつだったかな?)「勢いが強すぎます!!このままじゃぶつかるぞ!?」

リツコ「い、いったいどうして……」

ミサト「が、がんばれーシンジくーん」

21: 19/07/21(日) 01:07:56 ID:RAI
シンジ「ひ、ひええ……何がどうなってるの……」

初中ユイ(安心しろ……安心しろよシンジ……あなたを傷つけさせはしないわ……絶対にねッ!!)

日向「初号機、使徒と接触します!!」

初号機「オォォオオオオ!!!!」

初号機はATフィールドを展開していた
そして使徒に接触する瞬間ATフィールドを拳の形に変容させた!!

第三の使徒「ファッ!?なんやコイツ!?」

初号機「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ」

青葉「凄まじい密度のATフィールドでッ……な、殴ってます!?」

リツコ「す、すごい……」

ミサト「わー、がんばれー」

初号機「オラァーーーッ!!!!」

第三の使徒「グエー氏んだンゴ」ドカァァァン

マヤ「パターン青、消滅しました!!」

初中ユイ(さぁ、もう大丈夫だからね……マイスイートエンジェルシンジ……)

シンジ「あ……うぅ……」

今更だがシンジは女の子の身体になってしまったばかりなのである
つまり慣れていようはずがないのだ
男性と比べて圧倒的に早い尿意に対して……

初中ユイ(……この味はッ)

ここから先は彼の名誉のためにあえては語らない


おわり

25: 19/07/21(日) 01:29:31 ID:mmn
おつおつ

28: 19/08/02(金) 01:07:49 ID:2KB
打ちきりかよ
糞が

29: 20/06/18(木) 19:06:48 ID:gU1
思ったより最近のスレでびびったw
続かないのか…

30: 20/10/12(月) 17:29:39 ID:w1c
もっと見たかったなぁ

引用元: 碇シンジ「朝、目が覚めると女の子になっていた」