1: 2013/05/12(日) 14:57:58.22 ID:92xo7VkOO
―――CGプロ近くのビル


凛「はあ・・・」

みく「Pチャンまだ続けるのかにゃ、この笑っちゃいけない訓練」

P「ああ。あと半分ぐらいだな」

卯月「ま、まだ半分もあるんですか?」

未央「そ、そんな」

P「しかし・・・お前ら叩かれすぎだ。俺の予想以上だ」
ねんどろいど アイドルマスター シンデレラガールズ 本田未央 ノンスケール ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュア
3: 2013/05/12(日) 15:03:03.98 ID:92xo7VkOO
未央「・・・みんなどれくらい叩かれたの?」

P「んーっと」

P「未央は・・・ここまでで29回」

未央「そ、そんなに!?」

P「ああ。で、みくが26回で、卯月が22回」

卯月「うわぁ・・・」

みく「卯月チャンすごいにゃ」

凛「プロデューサー、私は?」

P「凛はトップで、32回」

凛「えっ」

P「32回」

5: 2013/05/12(日) 15:09:10.25 ID:92xo7VkOO
未央「うわあ」

みく「一人だけ30越えてるにゃ・・・」

P「俺もまさかここまで弱いとは・・・」

凛「ほ、本当に本当なの、それ」

P「ああ。・・・というか、余りに笑いすぎだからもう一周してもらおうかとも思えてきた」

凛「や、やだ。やだやだ。お尻壊れちゃう」

未央「このままだとしぶりんじゃなくてしりりんになっちゃうね」

凛「ンフッ」


デデーン 凛 アウトー

7: 2013/05/12(日) 15:13:57.27 ID:92xo7VkOO
凛「みっ、未央!怒る・・・いったい!!」スパーン

P「まあ、あと半分だから・・・そうだな。70回以内なら2周目はなしだな」

卯月「70かぁ・・・」

凛「む、無理・・・。せめて80・・・いや100回で・・・」

P「それじゃ訓練にならないだろ。でもまあ、80にしておくよ」

未央「わーい、やったー・・・」

みく「にぁあ・・・」

P「まあ、とりあえず次まで時間あるから、控室で休憩してくれ。笑わずにな」

4人「「・・・・・・」」

8: 2013/05/12(日) 15:17:40.06 ID:92xo7VkOO
―――3F、控室


未央「・・・しかし、笑わずに過ごすのも暇だねぇ」

卯月「だね・・・」

凛「はぁ・・・80以内なんて無理だよ・・・」

みく「残り半分もあるのににゃ・・・」

未央「まあまあ、しぶりん。私と4回しか変わらないんだし、そこまで・・・ん?」

卯月「どうしたの?」

10: 2013/05/12(日) 15:26:22.84 ID:92xo7VkOO
未央「いや、なんか引き出しの奥に何かが・・・って」

卯月「?」

みく「一体なんなのにゃ」

未央「・・・・・・ブルマだった」

凛「・・・!?」

みく「いやいやなんで机に赤ブルマが」

卯月「・・・あれ、未央ちゃん。そのブルマ、名札みたいなのが」

未央「え?名札?」


クルッ




『5ねん3くみ あべなな』


デデーン 全員 アウトー

11: 2013/05/12(日) 15:31:03.73 ID:92xo7VkOO
卯月「うう、うう・・・うぁっ!」バシーン
みく「にゃんで・・・ニャッ!」スパーン

凛「ちょっと、ちょっと待ってよ。机にも何か仕込んであるの」

未央「みたいだね・・・いてて」

凛「・・・まさか、他にもあるのかな」

みく「・・・」

未央「・・・」

卯月「・・・あっ!私の机にも何かあった!」

みく「!?」

未央「なんで探すの!?」

13: 2013/05/12(日) 15:35:59.50 ID:92xo7VkOO
卯月「ねえ、見て見て。これ」

凛「・・・何かの、ボタン?」

みく「だにゃ」

卯月「これ、押したほうがいいのかな」

凛「えっ」

みく「いやいや、やめとこうにゃ。何があるか・・・」

未央「でも気になるよね・・・隙ありっ!」

ポチッ

凛「あっ」

みく「にゃっ」


デデーン 凛 アウトー


凛「!?!?」

14: 2013/05/12(日) 15:39:37.32 ID:92xo7VkOO
凛「ちょっ、ちょっと!笑ってないのに!笑ってないのに!痛っ!!」スパーン


みく「どういうことにゃ・・・」

卯月「もしかして、押したら凛ちゃんがアウトになるボタンなんじゃ・・・」

凛「えっ」

未央「ああ、そういう・・・」

みく「つまりもう一回押せばもう一回アウトかにゃ」

未央「試してみようか」

凛「!?」

15: 2013/05/12(日) 15:44:31.83 ID:92xo7VkOO
凛「や、やめて。やだやだ。お尻が」

未央「まあまあしぶりん。これは実験だから」

みく「そうにゃ。安全性を確かめるためのものにゃ」

未央「せーのっ」

凛「まっ―――」


ポチッ


デデーン 前川 アウトー


みく「!?」

17: 2013/05/12(日) 15:47:50.85 ID:92xo7VkOO
みく「いやいやいや!凛チャンのボタンじゃンニャァ!」スパーン

未央「な、なぜ・・・」

凛「・・・たぶん、全員が叩かれる可能性があるんじゃ」

卯月「ああ・・・」

未央「・・・よし、このボタンは封印しよう」

みく「凛チャンごめんにゃ・・・」

凛「・・・いいよ」

19: 2013/05/12(日) 15:51:25.29 ID:92xo7VkOO
未央「で、あとはしぶりんとみくにゃん?」

凛「うん」

みく「じゃあみくから先に開けるにゃ」

卯月「・・・」ワクワク

みく「一体な、にが・・・・・・えっ」

凛「・・・何が入ってたの?」

みく「・・・」




みく「・・・チョンマゲのカツラが」


デデーン 凛 卯月 未央 アウトー

20: 2013/05/12(日) 15:55:10.92 ID:92xo7VkOO
未央「ンフッ、ンハッ、ああっ!」スパーン
凛「あっ、ああっ!!」スパーン

みく「・・・」

卯月「お昼の・・・」

未央「うわあ・・・」

みく「み、みくは」


 <みくはマゲだよ!


みく「!?」


デデーン 凛 未央 アウトー

22: 2013/05/12(日) 15:59:13.65 ID:92xo7VkOO
凛「うう・・・んっ」スパーン
未央「うぐ・・・」スパーン

みく「・・・」

未央「・・・ねえねえみくにゃん。せっかくだから被ってみたら?」

みく「えっ」

卯月「あ、私も見たいかも」

凛「・・・うん、私も」

みく「い、いやにゃ」

26: 2013/05/12(日) 16:06:13.53 ID:92xo7VkOO
未央「一回だけ!一回だけ!」

みく「・・・一回だけにゃ」

カポッ


みく(マゲ)「・・・・・・」

凛「・・・」プルプル

未央「・・・」プルプル

卯月「・・・」プルプル

みく(マゲ)「・・・」


 <みくはマゲだよ!


デデーン 卯月 凛 未央 アウトー

27: 2013/05/12(日) 16:09:52.38 ID:92xo7VkOO
未央「」スパーン
凛「うう、う、うー・・・にゃっ!」スパーン

みく「みくはマゲじゃにゃい!」

 <みくはマゲだよ!

みく「ぐぬぬ・・・」

卯月「・・・」プルプル

みく「こうなったらマゲで笑わせてやるにゃ!!」

凛「!?」


みく「拙者!!前川みくでござるにゃ!!!」



卯月「・・・」
凛「・・・」
未央「・・・」

みく「・・・ンフッ」


デデーン 前川 アウトー

29: 2013/05/12(日) 16:12:34.25 ID:92xo7VkOO
みく「にゃんで・・・にゃんで・・・ウッ」スパーン

未央「はい、みくにゃんありがと」スポッ


ガラッ

P「おーい、お前らそろそろ移動するぞー」

卯月凛未央「はーい」

みく「はい、にゃ・・・」

32: 2013/05/12(日) 16:17:12.07 ID:92xo7VkOO
―――6F


凛「次はなんなの・・・」

P「ああ。次は写真撮影だな」

未央「写真かー」

卯月「私たちはどうするんですか?」

P「お前らは見学だな。よし、着いた」

ガラッ


美穂(カメラマン)「はーい、そろそろ撮影始めまーす」

みく「美穂チャンにゃ!」

34: 2013/05/12(日) 16:23:54.36 ID:92xo7VkOO
P「じゃあ頑張れよ」

ガラッ バタン

美穂「あ、みんな。こんにちは!」

4人「「こんにちは」にゃ」

未央「美穂ちゃんがカメラマンなの?」

美穂「うん!」

凛「へえ・・・」

美穂「じゃあ、みんな揃ったから、始めるね!モデルさん、どうぞ!」

ガラッ

美波(リクルートスーツ)「し、失礼します・・・」

凛「・・・!?」

36: 2013/05/12(日) 16:27:25.22 ID:92xo7VkOO
美穂「よろしくお願いします!じゃあ早速いきますね!」

みく「うわぁ・・・」

未央「・・・スーツピチピチ過ぎない?」

凛「明らかにワンサイズ小さいよね、あれ」


美波(ミニスカ)「う、うう・・・」

美穂「あ、いいですねその顔!もう一度!」パシャパシャパシャ

40: 2013/05/12(日) 16:34:01.68 ID:92xo7VkOO
美穂「はい、にこーっと笑って!」

美波「こ、こうですか?」ニコッ

凛(かわいい)

みく(たしかに)

美穂「いいですね!じゃあ次は蔑んだような目で!」

卯月「!?」

美波「こうですか・・・?」

美穂「もっとです!」

美波「これがいいんでしょ?ん?言ってごらんなさい!!!」


デデーン 凛 前川 アウトー

42: 2013/05/12(日) 16:40:11.46 ID:92xo7VkOO
みく「ぐぅ・・・ヌッ」スパーン
凛「なんか変なスイッチ・・・ぃぃぃっ!」スパーン

美波「ふぅ・・・こんな感じでよかったかな?」

美穂「はい!十分です!ありがとうごみゃっ、ございました!」

未央「グッ」

凛(あぶない・・・)

美穂「では、次の方どうぞ!」

ガラッ




和久井留美(チアガール)「よろしくお願いするわ」


デデーン 全員 アウトー

46: 2013/05/12(日) 16:44:48.35 ID:92xo7VkOO
凛「―――」スパーン
未央「ちょっ、と、もう・・・いたっ!」スパーン

美穂「お願いします!すぐ撮りますね!」

留美「よろしくね」

パシャッパシャッパシャッ

留美「・・・」

卯月「・・・」

未央(真顔やめてくれないかな・・・)

留美「・・・」

48: 2013/05/12(日) 16:49:17.63 ID:92xo7VkOO
凛(早く終わって・・・)

美穂「あ、ちょっと踊ってもらっていいですか?」

留美「ええ、いいわよ」

みく「!?」

留美「では・・・」



留美「フレー!!!フレー!!!レッツゴー!!!レッツゴー!!!!」シュバッシュバッ


デデーン 全員 アウトー

50: 2013/05/12(日) 16:53:14.60 ID:92xo7VkOO
卯月「」バシーン
みく「真顔で動くのやめてくださいにゃ・・・グッ」スパーン

美穂「・・・はい、OKです!」

留美「そう。それは、よかった、わね」ハァハァ

未央(息切れ・・・)

ガラッ


P「よし、お前ら移動するぞー」

みく「・・・」

52: 2013/05/12(日) 16:56:34.72 ID:92xo7VkOO
―――ビル3F、控室

卯月「はぁ・・・」

凛「ねえ、プロデューサー。次は」

P「どうした?機嫌悪いな」

みく「当たり前にゃ」

P「次は、お前らにちょっとある映像を見てもらおうと思ってな」

卯月「映像?」

54: 2013/05/12(日) 17:03:04.33 ID:92xo7VkOO
P「お前らは、これからどんどん大人になっていくよな」

みく「まあ、当たり前にゃ」

P「今と比べて、知識も責任感も増やしていってほしいんだ。ただ・・・」

凛「ただ?」

P「俺としては、子どものような自由な発想を持ち続けてほしくてな」

未央「自由な発想、ねえ」

P「今からお前らには、それを学ぶために『年少組の大喜利』の映像を見てもらう」

みく「嫌な予感・・・」

55: 2013/05/12(日) 17:06:37.35 ID:92xo7VkOO
P「再生、っと。じゃあ俺は別室にいるから」

未央「はーい」

パッ

卯月「あっ、始まったよ!」

凛「・・・」



美嘉『はーい。年少組大喜利の時間だよー!』

みく「美嘉チャンにゃ」

56: 2013/05/12(日) 17:11:03.86 ID:92xo7VkOO
美嘉『年少組なのに司会はなぜかあたしでーす。そして回答者はこちら!』


仁奈・雪美・千枝・莉嘉・ありす「「よろしくお願いします」」


卯月「あ」

未央「わ・・・また千枝ちゃんとありすちゃん」

凛「嫌な予感しかしない・・・」

みく「にゃあ・・・」

59: 2013/05/12(日) 17:16:49.37 ID:92xo7VkOO
美嘉『では、最初のお題はこちら!』

パッ


未央「・・・瑞樹さんの写真だ」

凛「・・・なんかうつむいてない?」

美嘉『なんだか悲しそうな表情をしている瑞樹さん。その理由を考えてみてください!』

60: 2013/05/12(日) 17:19:56.13 ID:92xo7VkOO
雪美『・・・はい』スッ

美嘉『おっ、早いね。じゃあ雪美ちゃん!』

雪美『たぶん・・・、これ・・・』

クルッ

トンッ


 雪美の回答:好きな人が振り向いてくれない


卯月(かわいい)
凛(かわいい)
未央(かわいい)
みく(たしかに)

62: 2013/05/12(日) 17:24:43.17 ID:92xo7VkOO
雪美『私も・・・そうだから・・・』

美嘉『うんうん。わかるわかる』

仁奈『はいっ!』

美嘉『じゃあ仁奈ちゃん』

仁奈『きっとこれでごぜーます!』クルッ


 【ドラマのやくづくり】

凛(かわいい)
未央(妹にしたいかわいい)
美嘉(たしかに)

65: 2013/05/12(日) 17:28:33.10 ID:92xo7VkOO
仁奈『きっと、悲しい女のひとの役でごぜーますよ』

未央(かわいい)

美嘉『うんうん。そうだね』

みく「美嘉チャン楽しそうにゃ」

未央「和むからね」


千枝『はい』

美嘉『おっ。じゃあ千枝ちゃん』

千枝『千枝はたぶんこれだと思うんですが・・・』

クルッ




 【油物を食べると胃にクるようになった】


デデーン 凛 前川 アウトー

68: 2013/05/12(日) 17:33:26.85 ID:92xo7VkOO
みく「にゃ・・・イタチ」スパーン
凛「ですよね・・・クッ」スパーン


ありす『私はこれですね』クルッ


 【筋肉痛が2回くる】


未央「・・・!?」


莉嘉『あたしはこれかな!』クルッ


 【友人が結婚式ラッシュ】


凛「ンフッ」

デデーン 凛 未央 アウトー


凛「いや、子どもの発想・・・んいっ!」スパーン
未央「うう・・・」スパーン

71: 2013/05/12(日) 17:39:26.17 ID:92xo7VkOO
美嘉『ンフッ、じゃあ、次の問題!』

卯月「ええ・・・」

未央「もう終わろうよ・・・」

美嘉『お題はこちら!』

パッ

未央「のあさんだ」

美嘉『クールの中でも特にクールな高峯のあさん』

美嘉『そんなクールな彼女が笑顔になる瞬間は?というのが問題です!』

ありす『・・・』カキカキ
千枝『・・・』カキカキ

72: 2013/05/12(日) 17:43:52.56 ID:92xo7VkOO
仁奈『はい!』

美嘉『はい、仁奈ちゃん!』

仁奈『これでごぜーます』クルッ

トンッ

【トップアイドルになったとき】

年少組『『おお~』』

仁奈『間違いねーでごぜーますよ!』ドヤァ


みく「かわいい」
卯月「かわいい」


雪美『・・・はい』

美嘉『じゃあ雪美ちゃん!』

75: 2013/05/12(日) 17:48:58.00 ID:92xo7VkOO
雪美『これ・・・』クルッ


【けっこんしたとき】


凛(か、かわいい)
未央(たしかに)

美嘉『いいねいいね雪美ちゃん』

雪美『・・・ふふっ』

千枝『はい!』

美嘉『じゃあ千枝ちゃん!のあさんが笑顔になる瞬間とは!』


クルッ



【卵が1パック60円だったとき】


デデーン 凛 卯月 アウトー

77: 2013/05/12(日) 17:55:11.33 ID:92xo7VkOO
卯月「やぁ・・・いたっ!」バシーン
凛「ハードルが一気に・・・ウッ」スパーン

美嘉『た、ンフッ卵!?』

千枝『はい!』

莉嘉『あたしはこれ!』クルッ


【お釣りがゾロ目】


美嘉『ンナフッ』


ありす『もしくはこれですね』クルッ


【オムライスを上手く包めた】


凛「ングッ」


デデーン 凛 アウトー

80: 2013/05/12(日) 17:59:27.92 ID:92xo7VkOO
凛「ちょっと庶民派押しは・・・ああっ!」スパーン

未央「・・・しぶりん、頑張って」

卯月「あれ」


美嘉『んふ、ンフフフフ・・・』プルプル

みく「美嘉チャンの様子がおかしいにゃ」

美嘉『の、のあさんが・・・ンフッ、のあさんンフッ』


美嘉『笑顔で、ウフッオムライスンフッ』


美嘉『ンフッ、ハッ、はっ・・・・・・』



美嘉『ンフフフフwwwwwww』


デデーン 全員 アウトー

83: 2013/05/12(日) 18:03:43.89 ID:92xo7VkOO
凛「美嘉ぁぁぁぁぁぁぁあ!!イイッ!?」スパーン
みく「美嘉チャンもアウトにすべきにゃ!いった!」スパーン

美嘉『ンフッ、ンハフッ、じゃあ千枝ちゃん!』

千枝『これです!』

クルッ


【みくにゃんから猫キャラの座を奪ったとき】


みく「!?」

年少組『ああ~』

みく「『ああ』って何にゃ!?」

卯月凛未央「なるほど~」

みく「なるほどって何にゃ!!!」

87: 2013/05/12(日) 18:09:46.11 ID:92xo7VkOO
美嘉『ふー・・・それじゃ、今日はここまで!』

美嘉『また次回!』


プツッ


卯月「・・・」

凛「・・・」

未央「・・・」

みく「・・・」

88: 2013/05/12(日) 18:14:07.31 ID:92xo7VkOO
―――ビル4F

みく「・・・Pチャン」

P「どうした?」

みく「もう夕方にゃ。まだやるのかにゃ」

P「ああ、もちろん。ちゃんと親御さんに許可とってるし」

卯月「えっ」

未央「はぁ・・・ん?」

凛「向こうから誰かが・・・」

タタタッ


菜々「おーい!みなさーん!」

卯月「・・・!?」

90: 2013/05/12(日) 18:18:30.84 ID:92xo7VkOO
菜々「みなさんこんにちは!」

4人「「・・・こんにちは」」

P「肩はどうだ、菜々」

卯月「・・・!」

菜々「はい!ばっちりです!」

未央「・・・」プルプル


???「あ――――――っ!!!!」


凛「!」ビクッ


薫「わあ!すごい!本物のウサミンだあ!!!」

菜々「え、え?」

93: 2013/05/12(日) 18:23:37.43 ID:92xo7VkOO
薫「ウサミンせいじんだあ!本物だあ!」

未央(かわいいけど何このテンション)

菜々「え、あ・・・ハッ」

菜々「・・・そうです!ナナは本物のウサミン星人ですよー!キャハッ☆」

薫「わあー!!」

卯月「・・・」

凛「・・・」

薫「ねえねえ!ウサミンさん!お願いがあるの!」

菜々「なんですか?困ったことならナナにお任せあれ!」

薫「じゃあ、ウサミン語でしゃべってみて!」

菜々「!?」

94: 2013/05/12(日) 18:29:16.53 ID:92xo7VkOO
凛「うわぁ・・・」

未央「また無茶な・・・」


菜々「う、ウサミン語ですか?」

薫「うん!!」

みく(菜々さんどうするのにゃ)

菜々「・・・どうしてもー、ですか?」

薫「うん!!!」

菜々「そうですか・・・」

菜々「・・・」




菜々「v歹hニopNm弋gj 丐tmpjg夭mjpデ7tロ襾」


卯月「!?」

96: 2013/05/12(日) 18:39:27.55 ID:92xo7VkOO
薫「え・・・」

菜々「o?ypt叉>gj% kl茘tjgt  阿pjgt8g豈ml?」

菜々「t无ibjn埜0''」

菜々「~>泗Pmデwgミ゙jhm」
未央「いやどうやって発音してんのこれ」

凛「さあ・・・」

薫「・・・」

卯月「薫ちゃんが無表情に・・・」

みく「にゃあ・・・」

菜々「ギqs/ut弍gd?gje・・・というわけです。どうですか?」

薫「・・・」




薫「gryメ゙廾v弖ッjmボ!imjmga」

卯月「!?」

デデーン 凛 未央 前川 アウトー

104: 2013/05/12(日) 19:05:07.44 ID:92xo7VkOO
凛「なにこれ・・・アッ!」スパーン
未央「・・・この子ホントに薫ちゃん?ウッ」スパーン

菜々「萸u4jmヨwt??ja~g」
薫「ib孚d88cjネ゙t淮tmvz」

菜々「荳?巻?ウilt戈jmu夭p0」

薫「苡djiVgg苴2!」キャッキャッ

菜々「qyd腹8ゲg・・・あ、すみません!そろそろ時間です!」

薫「そうなんだ!またね!ウサミン!」

菜々「キャハッ☆」ダッ

タタタッ

薫「ウサミンばいばーい!!」


凛「・・・」

未央「・・・」

105: 2013/05/12(日) 19:08:42.02 ID:92xo7VkOO
未央「次はなにすんのPちゃん・・・」

みく「!?みくの」

P「次だな、超人に会いに行く番組だな」

凛「・・・超人?」

P「まあ、簡単に言えば超能力者に会いに行くぞ」

卯月「超能力・・・」

未央「うん、まあ・・・あの子しかいないよね」

115: 2013/05/12(日) 19:46:57.86 ID:92xo7VkOO
P「よし、じゃあお前ら頑張れよー」

ガラッ バタン

卯月「・・・」

凛「・・・」

???「ようこそおいでくださいました!!」

バッ

裕子「私が超能力者のエスパーユッコです!!」ババーン

みく「・・・」

未央「・・・」

裕子「本日は皆様に私の超能力を見せてあげましょう!」

118: 2013/05/12(日) 19:53:29.46 ID:92xo7VkOO
みく「で、何するのにゃ」

裕子「ふふん、今日はですね」

裕子「なんと!このテレビに私が透視した映像を映し出します!」

未央「ああ、そういう設定ね」

裕子「設定って何ですか!?ちゃんと超能力ですから!」

凛「まあ、早く始めようよ」

裕子「ぐぬぬ・・・そんなこと言って知りませんよ?ハイッ!」


パッ

卯月「わあ!テレビに映像が!」

119: 2013/05/12(日) 19:59:33.47 ID:92xo7VkOO
裕子「ふぉぉぉぉ・・・!!どうです?すごいでしょう?」

未央「うん、すごいね」

みく「どこの映像にゃ」

凛「レッスン場かな」


<セイッ!セイッ!セイッ!


未央「・・・ん?」

凛「誰かが道着姿で正拳突きを・・・」




まゆ『セイッ!セイッ!セイッ!セイッ!』


デデーン 前川 未央 凛 アウトー

125: 2013/05/12(日) 20:04:59.05 ID:92xo7VkOO
未央「いやいや・・・った!」スパーン
凛「そんなキャラでもないし・・・んっ」スパーン

まゆ『セイッ!!セイッ!!セイッ!!』

みく「めっちゃ汗だくにゃ・・・」

卯月「大変そう・・・あれ、向こうに」



智香『ほらっファイト☆』

乃々『うう・・・むーりぃ』

卯月「智香ちゃんと乃々ちゃんだ・・・」

126: 2013/05/12(日) 20:11:02.18 ID:92xo7VkOO
未央「小梅ちゃんもいるね」

智香『乃々ちゃん☆1回だけでいいからやってみよ☆』

小梅『・・・』コクコク

乃々『むーりぃ・・・』

智香『大丈夫っ☆乃々ちゃんならきっとできるよっ!だからもう一回だけチャレンジっ☆』

乃々『うう・・・わかりました・・・』

未央「何するんだろ」

乃々『・・・いきます!』




乃々『ハッ!!セヤッ!!!』シュバッ!!

智香『出た!乃々ちゃんのロンダートからの後方宙返りっ☆』


デデーン 全員 アウトー

127: 2013/05/12(日) 20:16:36.86 ID:92xo7VkOO
卯月「ぅ・・・ぅぐぅ」バシーン
未央「いやいやどーやってんのよグッ」スパーン

智香『わー☆』

小梅『・・・』パチパチパチ
乃々『・・・』

プツッ


裕子「はぁ、はぁ・・・どうです!すごいでしょう!?」

みく「え?あ、はい」

裕子「まだまだ信じてないようですね・・・では次の映像・・・じゃなかった場所!」


パッ

130: 2013/05/12(日) 20:22:49.11 ID:92xo7VkOO
凛「ここは・・・事務所?」

みく「みたいだにゃ・・・あっ」


小春『ふんふーん』カキカキ

凛「小春ちゃんだ」

未央「宿題してるね。かわいい」

小春『ふんふーん』ナデナデ

卯月「なんか撫でてる」

未央「ヒョウくんじゃない?ほら小春ちゃんの隣・・・に・・・?」


ヒョウくん『・・・』

未央「・・・ねえ、しぶりん。ヒョウくんってあんなライオンぐらいの大きさだったっけ」

凛「・・・ううん、違うと、思う・・・」


小春『よーしよし』ナデナデ

ヒョウくん?『・・・』

133: 2013/05/12(日) 20:27:49.54 ID:92xo7VkOO
みく「ヒョウくんめっちゃじゃれてるにゃ」

ヒョウくん?『・・・』スリスリ

小春『きゃっ・・・。もうっ、くすぐったいですよヒョウくん』

ヒョウくん?『・・・』

小春『ふふふっ』

未央「・・・!!」

凛「未央、どうかした?」

未央「ヒョウくんのアゴ!アゴのところ!!」

凛「・・・?」




愛海(偽ヒョウくん)『フヒッ、フヒヒッ・・・』


デデーン 全員 アウトー

137: 2013/05/12(日) 20:31:33.95 ID:92xo7VkOO
未央「小春ちゃん逃げてー!ああっ!」スパーン
卯月「う・・・痛っ」スパーン

小春『よーしよし』ナデナデ

愛海『フヒッ!』ワキワキ


プツッ


凛「えっ」

裕子「はぁ・・・念写は疲れますね・・・!!」

未央「小春ちゃーーーん!!」

139: 2013/05/12(日) 20:35:25.61 ID:92xo7VkOO
裕子「じゃあサイキックパワーも残り少ないので次が最後です!」

パッ

未央「・・・?」

凛「どこだろ、ここ・・・暗いし・・・」

みく「あ、奥に何かがあるにゃ」




のあ(缶)『・・・』


未央「・・・!?」

141: 2013/05/12(日) 20:39:13.15 ID:92xo7VkOO
のあ(缶)『・・・』


凛「なんでのあさんが・・・」

卯月「・・・あっ。よく見たらここ、さっきの映画のセットだ・・・」

みく「ホントにゃ・・・」

未央「っていうかなんでまだドラム缶を着てるの・・・」


のあ(缶)『・・・・・・』





のあ(缶)『出られなくなった・・・』


デデーン 全員 アウトー

144: 2013/05/12(日) 20:45:10.31 ID:92xo7VkOO
未央「」スパーン
凛「うーっ、うーっ、にゃっ!!!」スパーン
みく「もう!!!のあチャン!!!ミ゙ャッ!」スパーン

のあ(缶)『・・・さて、どうするか』

未央「いや、ホントにどうするの」

みく「にゃ・・・」


ガタッガタガタッ


凛「何の音?」

のあ(缶)『・・・?』


ドラム缶『』ズボオッ!!

のあ(缶)『!?』


未央「隣のドラム缶からも手足が!?」

146: 2013/05/12(日) 20:48:34.66 ID:92xo7VkOO
ドラム缶『・・・・・・』

のあ(缶)『・・・?』

未央「え、ちょっ、誰?」

卯月「さ、さあ」

みく「ま、まさか」

凛「まさか、今度こそ」


のあ(缶)『・・・あなたは、誰なの?』

ドラム缶『・・・』


ズボオッ



拓海(缶)『・・・よお』


デデーン 全員 アウトー

148: 2013/05/12(日) 20:53:45.55 ID:92xo7VkOO
凛「」スパーン
未央「拓海さんなにやってんの・・・っつ!!」スパーン


のあ(缶)『・・・』

拓海(缶)『・・・』

のあ(缶)『・・・』

拓海(缶)『・・・』


プツッ


卯月「えっ」

裕子「ふ、ふう。サイキックパワーがなくなりました。今日はここまで!」

凛「いや、のあさんは・・・」

裕子「では、また!」ダッ

タタタッ

卯月「・・・」

未央「・・・」

151: 2013/05/12(日) 20:56:21.56 ID:92xo7VkOO
―――ビル3F、控室


卯月「・・・」モグモグ

凛「・・・」モグモグ

未央「・・・カレーおいしいね」モグモグ

みく「・・・にゃあ」モグモグ


4人「「・・・」」モグモグ

153: 2013/05/12(日) 21:00:43.33 ID:92xo7VkOO
卯月「・・・こうやってみんなでカレー食べてると、なんだか合宿にでも来たみたいだね!」

未央「まあ、それはあるかな」

凛「・・・これが終わったら、普通に旅行にでも行きたいね」

みく「それは名案にゃ」

凛「どこがいいかな」

卯月「そろそろ夏だし・・・海とか?」

みく「逆に北海道とか」

未央「ウサミン星とか」

凛「ンフッ」


デデーン 凛 アウトー

155: 2013/05/12(日) 21:05:41.84 ID:92xo7VkOO
凛「ちょっ、と未央・・・んぁっ!」スパーン

未央「やー、しぶりんごめんごめん。ついリラックスしてさ」

凛「・・・怒るよ。いたた・・・」

みく「まあ、落ち着くにゃ」

卯月「あ、冷蔵庫にジュースがあるよ」

未央「ホントだ。しぶりんもいる?」

凛「・・・うん」

158: 2013/05/12(日) 21:10:10.03 ID:92xo7VkOO
凛「・・・何があるの?」

卯月「えっと、フルーツジュースと炭酸とお茶!」

凛「じゃあ、お茶で」

未央「はいよー」ゴソゴソ

みく「みくはこれ~」ゴソゴソ

未央「はい、しぶりん。缶のお茶」

凛「ありがと」

未央「・・・・・・」

凛「・・・?」

未央「『凛、私よ・・・!高峯のあよ・・・!』」


デデーン 凛 前川 アウトー

163: 2013/05/12(日) 21:15:45.94 ID:92xo7VkOO
みく「ンフッ、ンフッニャッ!」スパーン
凛「みっ、未央!怒る・・・痛っ!!」スパーン

未央「ごめんね、つい・・・」

卯月「牛乳おいしー」ゴクゴク

凛「・・・もう、笑わせないでね」

未央「おう!」

凛「・・・ホントかな」カシュッ

164: 2013/05/12(日) 21:19:06.04 ID:92xo7VkOO
未央「・・・」

みく「・・・」グビグビ

凛「んっ・・・」ゴクッゴクッ

未央「・・・」

凛「・・・」ゴクゴク


未央「『凛、気づいて・・・!あなたが持っているのは私なの・・・!!』」


凛「んん――――ッ!?」ゴクンッ


デデーン 凛 未央 アウトー

169: 2013/05/12(日) 21:23:54.76 ID:92xo7VkOO
未央「ハッ、アハッミスった!自分で笑っていったぁ!」スパーン
凛「ケホッ、ケホッ、み、未央!アアッ!」スパーン

みく「・・・何やってんのにゃ」

卯月「さ、さあ・・・」

未央「あー、しんどい。ふー」プルプル

凛「・・・もう怒った」

卯月「え?」

凛「そっちがその気なら、私もそうする」

みく「一体何を・・・」


凛「・・・にゃん」


卯月未央みく「「「!?」」」

171: 2013/05/12(日) 21:28:54.02 ID:92xo7VkOO
凛「にゃお。にゃんにゃん」フリフリ

みく「ちょっ・・・!」

卯月「凛ちゃん!?」

凛「にゃん。私ばっかり笑わせられるのは不公平だから、私も反撃する。にゃん」フリフリ

未央「っ、しぶりん、タンマっ!それは卑怯・・・」プルプル

みく「そ、そうにゃ!」プルプル

凛「だーめ。3回は笑わせるよ。にゃん。にゃんにゃん」

卯月「くっ・・・」プルプル

未央「うぬ・・・」プルプル

177: 2013/05/12(日) 21:33:34.06 ID:92xo7VkOO
凛「にゃあ。なかなかしぶといね」フリフリ

みく「・・・」プルプル

凛「猫だから机の上で寝転んじゃうよ。にゃん」ゴロッ

未央「―――!」

凛「にゃーん。にゃおにゃお」ゴロゴロ

卯月「・・・」プルプル

凛「ごろにゃーん。ごろにゃーん」ゴロゴロ

凛「早くご主人様の膝の上で寝たいにゃー」


ガラッ


P「よーし、お前らそろそろ次・・・の・・・」


凛「にゃ・・・ん・・・」


デデーン 卯月 未央 前川 アウトー

184: 2013/05/12(日) 21:40:41.75 ID:92xo7VkOO
みく「うわぁ・・・ウッ」スパーン
未央「これは気の毒・・・グッ」スパーン

P「り、凛?」

凛「ま、待って。違う。違うの。言い訳をさせて」カァー

P「・・・いや、凛。俺もそこまで野暮じゃない」

凛「えっ、ちょっ」

P「まさかクールな凛が、みくみたいな動物キャラに憧れてたなんてな・・・」

凛「ちがっ、違うのっ」

P「よし、これが終わったらこの4人で動物ユニットだな。うん」

凛「」


みく「にゃあ・・・」

未央「・・・よし、もうしぶりんを笑わせるのはやめよう」

卯月「だね・・・」

187: 2013/05/12(日) 21:45:26.19 ID:92xo7VkOO
―――ビル1F

P「・・・」テクテク

卯月「・・・」テクテク

凛「」

未央「・・・しぶりんごめんね」

凛「私は猫・・・猫になってしまいたい・・・」

みく「これは重症にゃ・・・」

卯月「次は何をするんですか?」

P「ああ、次は取材の仕事だな」

未央「取材ねえ」

凛「猫・・・猫・・・」

188: 2013/05/12(日) 21:48:58.33 ID:92xo7VkOO
ガチャ

P「さ、行ってこい。ここでは相手の話をきくだけだ」

みく「はいにゃ」

未央「はーい」

バタン

???「やあやあ、よく来たね」

卯月「!」



池袋晶葉「君たちか。今日私のラボを見に来たのは」

卯月「え、あ、はいっ!」

191: 2013/05/12(日) 21:52:53.23 ID:92xo7VkOO
晶葉「今日は発明品の取材だと聞いているが」

みく「え、ああ・・・」

凛「たぶん、そう・・・です。うん」

晶葉「そうかそうか。じゃあ早速見てもらおうか」

卯月「・・・」ワクワク

晶葉「おーい!助手ー!助手ゥ―――!」

未央「えっ」


ガチャ




瑞樹(助手)「はいはーい、ただいま~!」


4人「「!!!???」」

193: 2013/05/12(日) 21:55:49.42 ID:92xo7VkOO
未央「なんで・・・!?」ガタガタガタガタ

卯月「・・・」ブルブルブルブル

晶葉「紹介しよう。彼女は私の助手の川島瑞樹」




晶葉「12歳だ」


デデーン 全員 アウトー

197: 2013/05/12(日) 22:00:13.66 ID:92xo7VkOO
みく「にゃぁぁぁぁぁぁぁああ・・・」スパーン
未央「ちょっとその設定引っ張らないで・・・」スパーン

瑞樹「みなさん、よろしくね」

卯月「はい・・・」

晶葉「では一つ目の発明品を紹介しよう」


コトッ


凛「・・・?」

未央「なにこの液晶がついた機械」

晶葉「これはだな。なんと相手の心理を読み取れてしまう機械なのだよ」

卯月「すごい・・・!」ワクワク

201: 2013/05/12(日) 22:08:09.25 ID:92xo7VkOO
晶葉「誰か使ってみたい人は・・・」

卯月「はいっ!やってみたいですっ!」

晶葉「ほい、どうぞ」

卯月「ありがとうございますっ!これ、どうやって使うんですか?」

晶葉「心を読みたい相手の方に端末を向けてボタンを押すと、画面に結果が出る」

卯月「簡単ですね!」

晶葉「ああ。試しに助手の心の中を見てみよう」

卯月「はいっ!せーのっ!」

ポチッ




 『しじみ汁』


デデーン 卯月 凛 未央 アウトー

204: 2013/05/12(日) 22:14:23.22 ID:92xo7VkOO
卯月「ちょっ・・・いっ」バシーン
未央「何でそんなワードが・・・」スパーン

晶葉「どうだ?」

凛「・・・あの、『しじみ汁』って出たんですけど」

晶葉「ああ『しじみ汁』はエラー・・・つまり読み取り失敗の意味だな」

未央「面倒なことを・・・」

晶葉「もう一回やってみてくれ」

卯月「・・・はい」

ポチッ


 『卯月ちゃんたち、大変ねえ・・・』

みく「今度は出たみたいにゃ!」

晶葉「うむ。この機械は瞬間瞬間の気持ちを読むからな。試しに何回もやってみるといい」

205: 2013/05/12(日) 22:16:38.58 ID:92xo7VkOO
卯月「せーのっ」ポチッ

 『何を考えればいいのかしら』

未央「ホントに変わった!」

卯月「すごーい!」ポチッ

 『ああ、これにしようかしら』

みく「?」

卯月「・・・?」ポチッ


 『わかるわ』


凛「ングッ」

未央「クッ」

207: 2013/05/12(日) 22:18:25.34 ID:92xo7VkOO
晶葉「どうだ?機械の調子は」

みく「大丈夫です、にゃ・・・」

卯月「・・・」

ポチッ

 『わかるわ』


ポチッ

 『わかるわ』


ポチッ

 『わかるで』


デデーン 卯月 凛 アウトー

210: 2013/05/12(日) 22:22:33.00 ID:92xo7VkOO
卯月「わぁぁぁぁぁあ・・・あっ!」スパーン
凛「急に、ちょっと、もう・・・んにゃっ!」スパーン

晶葉「よし、最後にもう少しやってみよう」

卯月「は、はいっ!」

未央「いやいやもういいですって!」

ポチッ

 『わかるわ』


ポチッ

 『わかるで』


みく「ングッ」

ポチッ

 『わかるめ』


凛「・・・!?」

211: 2013/05/12(日) 22:23:48.28 ID:92xo7VkOO
卯月「・・・!?」ポチポチ


ポチッ

 『わかるわ』


ポチッ

 『わかるめ』


ポチッ


 『わかめ川島』


デデーン 全員 アウトー

214: 2013/05/12(日) 22:27:13.98 ID:92xo7VkOO
みく「んにゃあ・・・ウッ」スパーン
未央「助けて・・・乃々ちゃん助けて・・・!」スパーン

晶葉「よし、いいだろう」

卯月「終わった・・・」

晶葉「助手。次の発明だ」

瑞樹「はいっ!」


未央「!?」

216: 2013/05/12(日) 22:32:44.87 ID:92xo7VkOO
晶葉「次の発明はこれだ」

コトッ

未央「・・・なんですか、この冠みたいなのは」

晶葉「聞いて驚くなよ。なんとこの冠を被ると・・・」

晶葉「簡単に他人のモノマネができるようになるのだ!!」

卯月「すごい・・・!」ワクワク

未央「・・・」

瑞樹「すごいですねっ、博士!誰につけてもらいましょう?」

晶葉「何言ってるんだ。君がつけるに決まってるだろう」

瑞樹「えっ」

凛「ンフッ」

デデーン 凛 アウトー

218: 2013/05/12(日) 22:37:17.24 ID:92xo7VkOO
凛「流れでわかるでしょ、もう・・・んぁっ!」スパーン

瑞樹「わ、私ですか?」

晶葉「そうだ。早く被って」グイグイ

瑞樹「は、はい」

卯月(こわい・・・こわいよぉ・・・)

未央(1、3、5、7、9、11、13、15・・・)

晶葉「その冠は私のリモコンで自由に操作できる!まずは・・・」


晶葉「前川みく!」ポチッ




瑞樹「にゃ~ん!瑞樹は自分を曲げないにゃん☆」


デデーン 全員 アウトー

222: 2013/05/12(日) 22:41:49.32 ID:92xo7VkOO
凛「やだぁ・・・やだぁ・・・」スパーン
未央「瑞樹って言っちゃってるし・・・モノマネでしょ?ウッ」スパーン

晶葉「いいぞ、助手!」

瑞樹「あっ、ありがとうございます!」

晶葉「じゃあ次!」

みく「!?」


晶葉「龍崎薫!」ポチッ



瑞樹「せんせぇー!!」


デデーン 全員 アウトー

225: 2013/05/12(日) 22:46:30.34 ID:92xo7VkOO
未央「無理!!無理だって!!お家帰る!!」スパーン
凛「ハァ、ハァッ」スパーン

みく「はぁ、はぁ・・・」

卯月「もうやめて・・・」

晶葉「では最後は・・・市原仁奈!」ポチッ



瑞樹「瑞樹でごぜーますよーー!!!」


デデーン 全員 アウトー

226: 2013/05/12(日) 22:48:35.48 ID:92xo7VkOO
卯月「―――」バシーン
凛「」スパーン

晶葉「よし、これでお披露目は終わりだ!」

瑞樹「また来てくださいね」

4人「「・・・・」」

230: 2013/05/12(日) 22:52:39.88 ID:92xo7VkOO
―――ビル3F、控室


みく「はぁ・・・しんどいにゃ・・・」

卯月「うん・・・」

未央「お風呂が大浴場だったのがせめてもの救いだったね・・・」

凛「・・・さすがに、お風呂までは仕掛けがなくてよかったよ」

卯月「だね・・・」

みく「しかし、みんなお尻がイチジクみたいな色だったにゃ」

未央「ンハッ」


デデーン 凛 未央 アウトー

232: 2013/05/12(日) 22:56:35.65 ID:92xo7VkOO
未央「もぉおおぉぉ!!!」スパーン
凛「みく・・・イッ!」スパーン

みく「ご、ごめんにゃ」


 <お前ら、聞こえるかー?

凛「プロデューサーの声だ」

 <今日一日お疲れ様。その控室に布団があるから、もう寝てもいいぞ

未央「やっ、た!」

みく「解放にゃ!」

 <ただし、笑うなよー


4人「「・・・」」

235: 2013/05/12(日) 22:59:56.76 ID:92xo7VkOO
みく「お布団準備終わり!」

凛「あとは、寝るだけだね」

卯月「うんっ!」

未央「はぁ・・・ふかふか・・・」

みく「だにゃあ・・・もふもふ」

未央「ああ・・・このまま寝てしまいた」


ガチャ


楓「ふふっ、ンフッお邪魔しますウフッ」


卯月「!?」

242: 2013/05/12(日) 23:03:42.05 ID:92xo7VkOO
未央「か、楓さん!?・・・ってうわっ、お酒の匂いっ!」

楓「お邪魔ウフッ、しますンフッ」

凛「ちょっとちょっと何しに来たんですか!?」

楓「ンフッ、ちょっとンフッ、ちひろさんにお酒貰ってンフフッ」

楓「そしたらちひろさんがンフッ、『遊びに行ったらどうですか?』ってンフッ」

楓「んふっ、んふふっウフッ」


デデーン 未央 前川 凛 アウトー

247: 2013/05/12(日) 23:08:11.94 ID:92xo7VkOO
未央「あああ・・・ってジャージだから痛いっ!!」スパーン
みく「にゃ、あ・・・」スパーン

楓「ふんふーん」ゴソゴソ

卯月「ちょっと楓さんっ!浴衣ででんぐり返ししようとしないでください!!」ガシッ

未央「ちょっと、もう・・・」


楓「・・・」ゴロゴロ

凛「・・・」

みく「・・・」

楓「・・・温泉行きたい」

未央「・・・」

卯月「・・・」

249: 2013/05/12(日) 23:11:19.00 ID:92xo7VkOO
楓「温泉行きたい・・・」

凛「・・・」

未央「・・・」

楓「温泉行きたい・・・」

みく「・・・」

楓「温泉行きたい・・・」

卯月「・・・」

楓「温泉行きたい・・・」



楓「温泉行きたい・・・」

デデーン 凛 未央 アウトー


未央「もう何・・・何なんですかもう・・・ウッ」スパーン

254: 2013/05/12(日) 23:16:55.06 ID:92xo7VkOO
楓「おんせん・・・」

みく「行きたいならPチャンに頼んでにゃ・・・」

楓「頼んだよ・・・頼んだのよみくちゃん・・・」

卯月「・・・」

楓「私が何回も『行きたい』って頼んでも」

楓「Pさんは『忙しいから』の一点張りで・・・」

未央「・・・」

楓「だから、私聞いたの」

楓「『仕事と温泉、どっちが大事ですか』って」



楓「あ、違うウフッ仕事と私だったンフッ」


デデーン 全員 アウトー

258: 2013/05/12(日) 23:21:44.86 ID:92xo7VkOO
未央「帰 っ て く れ ま せ ん か」スパーン
卯月「」

楓「私の休みとウフッ、仕事ンフッ、ってことでンフフッ」

凛「いやあ、もう・・・みんなで行きましょう」

みく「それで今日は帰ってくださいですにゃ」

楓「この前もね・・・」

未央「聞いてないし」

262: 2013/05/12(日) 23:28:52.22 ID:92xo7VkOO
楓「ちひろさんと、Pさんと、3人で焼き鳥屋さんに行って」

卯月「はい・・・はい・・・」

楓「私が、『砂肝が好き』って言ったの」

楓「そしたらPさん、『僕はねぎまですね』って言い出して・・・」

未央「・・・?」

楓「『なんでですか』って聞いたら『おいしいから』としか言わないし・・・」

楓「しかも、そのあとちひろさん、なんて答えたと思う?」

卯月「・・・?」


楓「『私は、つくね派ですね』って・・・」

みく「・・・・・・はい?」

未央「・・・いや、ンフッいやいや・・・何の話ですか?」


デデーン 未央 凛 アウトー

263: 2013/05/12(日) 23:34:08.18 ID:92xo7VkOO
凛「もう・・・ああ」スパーン
未央「何なんですかホントに・・・」スパーン

楓「おんせん行きたい・・・」

卯月「もう・・・」

みく「わかったからにゃ・・・」

楓「・・・昔々あるところに」

未央「・・・?」

楓「おじいさんと、おばあさんがいました」

凛「・・・?」

みく「・・・?」


楓「・・・」

未央「えっ、終わり?」

凛「ムフッ」


デデーン 卯月 凛 前川 アウトー

266: 2013/05/12(日) 23:36:54.49 ID:92xo7VkOO
凛「もうやだ・・・」スパーン
卯月「」バシーン

楓「お~ん~せ~ん~」ゴロゴロ

みく「もう勘弁してほしいにゃ・・・」


ガラッ


留美(チア)「悪いわね、楓を引き取りに来たわ」


デデーン 全員 アウトー

270: 2013/05/12(日) 23:40:35.26 ID:92xo7VkOO
未央「もう疲れた・・・ウッ」スパーン
卯月「ぐぅ・・・フッ」バシーン

楓「おんせん・・・」

留美「はいはい、温泉は今度行きましょうね」

楓「わーい・・・」

留美「じゃあ、よい眠りを」

ガラッ バタン

卯月「・・・」

凛「・・・」

未央「・・・」

みく「・・・」

卯月「・・・寝よう」

3人「「「・・・うん」」」

271: 2013/05/12(日) 23:42:37.24 ID:92xo7VkOO
未央「はあ、今度こそ寝られる・・・」

卯月「電気、一応豆球にしとくね」

凛「うん」

みく「さて、寝るにゃあ・・・」


4人「「お休みなさい・・・」」

273: 2013/05/12(日) 23:44:55.35 ID:92xo7VkOO
凛「・・・」

未央「・・・」

卯月「・・・ZZZ」スヤスヤ

みく「・・・卯月チャンもう寝てるにゃ」

未央「うらやましい・・・」

凛「お尻が痛くて寝られない・・・」



 <フェイフェイダヨー


みく「!?」

276: 2013/05/12(日) 23:47:21.97 ID:92xo7VkOO
 <フェイフェイダヨー


未央「ちょっ・・・と、待ってよもう・・・」

みく「ああああ・・・」


 <フェイフェイダヨー


凛「・・・」

卯月「・・・」

 <フェイフェイダヨー




 <フェイフェイダヨー


デデーン 凛 アウトー

277: 2013/05/12(日) 23:51:14.99 ID:92xo7VkOO
凛「っ」スパーン


 <フェイフェイダヨー


未央「うわぁ・・・」

みく「・・・凛チャン何やってるのにゃ」

凛「いや・・・こうやってお尻上げて寝た方が便利かなって」

未央「いや何言ってんのしぶりん」

凛「ンフッ」


デデーン 凛 アウトー


凛「ちょっ、無理って・・・痛っ!」スパーン

280: 2013/05/12(日) 23:54:38.56 ID:92xo7VkOO
 <フェイフェイダヨー

 <フェイフェイダヨー

未央「・・・しつこいし」

みく「にゃ・・・」


 <フェフェフェフェフェフェイフェイダヨー


凛「!?」

 <フェイ!フェイフェイ!


 <フェイフェイ!フェイフェイ!



 <フェイダエイッ!!!


デデーン 凛 前川 未央 アウトー

283: 2013/05/12(日) 23:58:17.48 ID:92xo7VkOO
みく「やめてくださいにゃ・・・ヌャッ」スパーン
未央「」スパーン

 <フェイフェイダヨー

凛「・・・」


 <ピンポーン ピンポーン


未央「なにこの呼び鈴の音」

凛「・・・?」


 <ピンポーン ピンポーン


 <ガチャ


 <フェイフェイダヨー


デデーン 凛 前川 未央 アウトー

285: 2013/05/13(月) 00:01:44.07 ID:rQEgJq31O
凛「」スパーン
みく「寝かせて・・・ニッ」スパーン

未央「痛いし・・・」

卯月「・・・ZZZ」

 <ピンポーン ピンポーン

凛「!?」


 <ピンポーン ピンポーン


 <ガチャ




 <フェイフェイダヨー


デデーン 凛 アウトー

288: 2013/05/13(月) 00:04:30.02 ID:rQEgJq31O
凛「無理!もうおかしくなる!!いった!!」スパーン

未央「長い・・・」


 <ピンポーン ピンポーン


凛「・・・よし、もう笑わない」


 <ピンポーン ピンポーン


 <ピンポーン ピンポーン


 <ピポピポピポピポピンポンピンポンピンポンピンポンピンポン


デデーン 凛 前川 アウトー

290: 2013/05/13(月) 00:07:35.87 ID:rQEgJq31O
凛「ハァ―――ハァ―――」スパーン
みく「うにゃっ」スパーン

未央「ちょっとこれもうやばいよ」

 <ピンポーン ピンポーン

凛「ダメだ・・・私これダメだ」

みく「頑張ってにゃ・・・」


 <ピンポーン ピンポーン


 <ガチャ



 <瑞樹でごぜーますよー!!!


デデーン 凛 未央 前川 アウトー

293: 2013/05/13(月) 00:10:06.35 ID:rQEgJq31O
凛「」スパーン
みく「」スパーン


卯月「・・・ぐぅ」スヤスヤ



未央「・・・うらやましいわ、ホントに」

凛「・・・」

みく「・・・」

294: 2013/05/13(月) 00:12:23.29 ID:rQEgJq31O
凛「やっと静かになった・・・」

未央「だね・・・」

みく「・・・」

凛「・・・」

未央「・・・」

凛「・・・おやす」


 <ふーん、アンタが私のプロデューサー?


凛「!?!?」

298: 2013/05/13(月) 00:15:29.82 ID:rQEgJq31O
 <ふーん、アンタが私のプロデューサー?


凛「ちょっ、ちょっと」カァァ

未央「うわぁ・・・」


 <ふーん、アンタが私のプロデューサー?


みく「初々しいにゃ・・・」


 <ふーん、アンタが私のプロデューサー?


凛「やだっ。やだやだっ」カァァ


デデーン 未央 前川 アウトー


未央「うろたえるしぶにゃんかわいい」スパーン

みく「ンヌァッ!」スパーン

301: 2013/05/13(月) 00:18:27.79 ID:rQEgJq31O
 <ふーん、アンタが私のプロデューサー?


凛「だめっ。だめだめっ」


 <ふーん、アンタが私のプロデューサー?


未央「うわぁ・・・容赦ない」

みく「まさにちひろの極みにゃ・・・」


 <ふーん、アンタが私のプロデューサー?


 <ふーん、アンタが私のフェイフェイダヨー


デデーン 凛 前川 未央 アウトー

306: 2013/05/13(月) 00:21:09.16 ID:rQEgJq31O
未央「油断してたうわっ!」スパーン
みく「うにゃっ!」スパーン

 <・・・


凛「・・・終わった」

未央「ホントに、なんなのもう・・・」

みく「にゃ・・・」

卯月「・・・ZZZ」スヤスヤ

308: 2013/05/13(月) 00:23:43.00 ID:rQEgJq31O
チュンチュン



卯月「ん・・・」ガバッ

卯月「ん~~~よく寝たぁ!」

卯月「みんな、朝だよ!」


凛「」グッタリ
未央「むにゃむにゃ・・・」ダラーン
みく「ぐぅ・・・」


卯月「もうっ、みんな寝ぼすけなんだから」

310: 2013/05/13(月) 00:26:33.56 ID:rQEgJq31O
卯月「ほらっ未央ちゃん!」

未央「いたい・・・寝かせて・・・」

卯月「凛ちゃんも!」

凛「フェイフェイが・・・フェイフェイが来るよ・・・」ガタガタ

卯月「・・・?ほら、みくちゃんも」

みく「起きたくないにゃ・・・」

312: 2013/05/13(月) 00:30:55.78 ID:rQEgJq31O
ガラッ


ちひろ「みんな起きましたかー?」

卯月「あっ!おはようございますっ!」

凛「音量下げて・・・」

ちひろ「今が7時半なので、30分で部屋を片付けてくださいね!」

4人「「はぁ~い」」

ちひろ「午前9時が終わりだからあともう少し!頑張ってね!」

4人「「はいっ!ありがとうございます!!」」

ガラッ バタン


未央「あれ、冷静に考えてなんで私たちは元凶のあの人にお礼を」

凛「にゃ、にゃあ」

315: 2013/05/13(月) 00:33:52.94 ID:rQEgJq31O
―――ビル1F、エントランスホール


凛「ふわぁ・・・」

未央「あとちょっとだよ、しぶりん」

凛「うん・・・」


P「お、お前らおはよう」

4人「「おはようございます」にゃ」

P「お前らよく頑張ったな。というわけで、最後は訓練終了の会を開こうと思う」

318: 2013/05/13(月) 00:38:02.21 ID:rQEgJq31O
P「じゃあ、まずは演出担当の方のお話だ」

ちひろ「あいさん、どうぞ!」

ガラッ


あい「・・・」テクテク

卯月(よかった・・・あいさんは普通だね)

テクテク

ピタッ

P「では、あいさん。お願いします」


あい「・・・」コクッ


あい「・・・」スゥッ…



あい「ただいまごしょうかいにあずかりまちた!!とうごうあい!7さいです!!!」


デデーン 全員 アウトー

326: 2013/05/13(月) 00:42:13.26 ID:rQEgJq31O
未央「もぉぉぉぉ!!痛っ!」スパーン
卯月「」バシーン

あい「このたびは!みなしゃん!たいへんおつかれさまでちた!!」

凛「・・・」プルプル

あい「あいは!ずっと、ちひろさんとみていましたが!」


あい「これをみて、『すっごく、たいへんそうだなあ』と、思いまちた!」


あい「おわり!!」


デデーン 全員 アウトー

328: 2013/05/13(月) 00:44:54.81 ID:rQEgJq31O
未央「ホントに小学生の感想みたいな再現いいですってぇ!!」スパーン
凛「うにゃっ!」スパーン

あい「ありがとうございまちた!!」ペコリッ

トテトテ

ガラッ バタン

凛「・・・」

卯月「・・・」

P「さ、次は賞状だな」

329: 2013/05/13(月) 00:47:19.97 ID:rQEgJq31O
ちひろ「はい、卯月ちゃん!」

卯月「は、はいっ!」

ちひろ「はい、おめでとう」

卯月「ありがとうございます!」


ちひろ「はい、凛ちゃん」

凛「・・・ありがとうございます」


ちひろ「未央ちゃんも。よく頑張ったね」

未央「はい・・・」


ちひろ「はい、みくちゃんどうぞ」

みく「ありがとうございます、にゃ・・・」

332: 2013/05/13(月) 00:50:52.95 ID:rQEgJq31O
P「・・・よし、全員貰ったな」

凛「はぁ・・・やっと終わり」

卯月「帰れるよぉ・・・」

みく「にゃ・・・」

P「あ、忘れてた。どうしてもお前らを直接労いたいって人がいるのを忘れてた」

未央「えっ?」

ちひろ「来てください、どうぞ!」


ガラッ





のあ(缶)「・・・久しぶりね」


デデーン 全員 アウトー

335: 2013/05/13(月) 00:54:02.28 ID:rQEgJq31O
凛「もう・・・んっ」スパーン
みく「」スパーン


P「のあさん、どうぞこちらへ」

のあ(缶)「わかったわ」テクテクテクテク

未央「うっわ・・・」

ピタッ

のあ(缶)「・・・」


凛(なにこの威圧感)

337: 2013/05/13(月) 00:58:48.35 ID:rQEgJq31O
のあ(缶)「・・・」

P「では、のあさんどうぞ」

のあ(缶)「ええ・・・」

のあ(缶)「あなたたち、お疲れ様」

4人「「・・・ありがとう、ございます」」

のあ(缶)「Pには・・・非常に過酷な試練だと聞いていた」

のあ(缶)「しかし、あなたたちはそれを乗り越えた。見事に、ね」

4人「「・・・」」

のあ(缶)「そんなあなたたちに、一つだけ教えておくわ」





のあ(缶)「このドラム缶の居心地、悪くないわよ」


デデーン 全員 アウトー

340: 2013/05/13(月) 01:01:34.81 ID:rQEgJq31O
卯月「」バシーン
凛「最後の最後で・・・ひっ!」スパーン


のあ(缶)「では、私はこれで」

テクテクテクテク

ガラッ バタン


4人「「・・・」」


ちひろ「午前9時です!」

凛「えっ、ということは」

P「終了―――!!」

4人「「やったー!」にゃ」

343: 2013/05/13(月) 01:04:28.76 ID:rQEgJq31O
みく「終わり・・・終わりにゃ」

未央「生きてた!!!」

P「ははは。じゃあお待ちかねの個人成績だ」

4人「「えっ」」

凛「わ、忘れてた」

未央「ちょっとやばいよ。夜中にだいぶ叩かれたから」

卯月「夜中・・・?」

P「じゃあ発表するぞー」

346: 2013/05/13(月) 01:10:40.96 ID:rQEgJq31O
P「まず、一番少なかった第4位は・・・」

P「島村卯月!!48回!」

凛「よ、48!?」

未央「すごっ」

P「続いて第三位・・・前川みく、61回!!」

みく「にゃあああああ!!二周目免除にゃあああああ!!!」

未央「3位で60台!?」

P「続いて第二位・・・本田未央!64回!!」

未央「わああああああ!!!やったああああ!!!」

みく「おめでとうにゃ!!」


凛「・・・」

P「というわけで、1位は凛だ」

凛「そ、そんな・・・そうだ。80いってなければ・・・80いってなければいいんだよね!?」

P「そうだな。では凛の回数は―――」

348: 2013/05/13(月) 01:13:19.86 ID:rQEgJq31O
P「82回だ」

356: 2013/05/13(月) 01:18:08.86 ID:rQEgJq31O
凛「えっ」

P「82回」

凛「はちじゅう、に・・・?」

P「そうだな」

凛「はちじゅうにって、はちじゅうより大きいの・・・?」

P「大きいな」

凛「そ、そんにゃ・・・」ヘナヘナ


P「・・・まあ、実際2周なんてしないよ」

凛「!!! ホント!!?」

P「さすがにアイドルだしな・・・そのへんはちひろさんも弁えてるよ」

凛「女神!天使!ちひろさん!」

P「お尻の腫れが引いてからだってさ」

凛「鬼!悪魔!ちひろさん!」

363: 2013/05/13(月) 01:22:17.84 ID:rQEgJq31O
P「まあ、冗談だ冗談。2周目はないよ」

凛「はぁ・・・よかった」

みく「疲れたにゃ・・・」

未央「寝たい・・・」

P「あ、そうだ。お前ら今日は予定空いてるのか?」

卯月「え、はい」

未央「え、まさかまた」

P「違うって。エスパーユッコ!」

裕子「はいっ、事務所の映像をモニターに写します!!」

365: 2013/05/13(月) 01:24:32.27 ID:rQEgJq31O
ガチャ

加蓮『おはようございまーす』


奈緒『あれ、誰もいない・・・?』


藍子『・・・?』


美嘉『ふんふーんふーん』

368: 2013/05/13(月) 01:27:41.37 ID:rQEgJq31O
4人「「・・・」」


P「・・・まあ、なんとなくわかったか」

4人「「・・・」」コクコク

P「彼女らが今日『訓練』を受ける子たちだ」

ちひろ「・・・」ニコニコ


P「・・・お前らも手伝うか?」


4人「「「「もちろん」」」にゃ」




373: 2013/05/13(月) 01:29:44.58 ID:rQEgJq31O
前半テンポ悪すぎたな・・・
ありがとう では

378: 2013/05/13(月) 01:30:40.16 ID:1bk6MKuyO

引用元: 未央「もう笑うしかないのかな・・・」モバP「・・・」