1: 2010/07/11(日) 01:18:31.77 ID:KYKlfIOD0

最初にわたしが感じたのはいつも決まった時間に
どこからともなく聞こえてくるノイズでした
それは、アンプから出るようなノイズにも似てました
でも、夕方…5時半くらいにどこにいてもそれは聞こえてくるのです

律「ノイズ?聞こえねぇな 唯、とうとう頭おかしくなったか?」
けいおん! ストーリーアンソロジーコミック (3) (まんがタイムKRコミックス)
2: 2010/07/11(日) 01:20:37.89 ID:KYKlfIOD0
りっちゃんは笑って言うけどわたしには本当に聞こえるんです
自分ではこのノイズに疑問を持っていましたが
特にこれといって影響がないので無視していました
しかし、それがあんなことにつながるとは
この時のわたしは思っていなかったんです

3: 2010/07/11(日) 01:22:30.29 ID:KYKlfIOD0
律「知ってるか?ナチスでは昔、
ある一定の音を聞かせて人間発狂させる実験があったんだぜ」

唯「どーいうことぉ?」

澪「怖い…」

4: 2010/07/11(日) 01:24:27.04 ID:KYKlfIOD0
律「詳しくはわからないが、その音を聞くとだんだん気持ちよくなって、
その次には頭がおかしくなるんだ」

紬「AKウルトラみたいな薬物洗脳とは違う感じね…」

律「む、紬詳しいな…なんだそれ?」

紬「昔、アメリカ軍で秘密裏に行われていたLSDによる人体実験よ」

6: 2010/07/11(日) 01:27:17.11 ID:KYKlfIOD0
澪「も、もうやめないか…!怖い…」

唯「…ど、どうなっちゃうの?」

紬「うーん…なんか、強迫観念でジサツしちゃうみたい」

澪「もう!練習するぞ…!」

唯「…」

そして、その日も夕方にノイズはどこからともなく聞こえてきました

7: 2010/07/11(日) 01:29:00.29 ID:KYKlfIOD0
憂「お姉ちゃん…このニュース見て…!」

唯「ふぇ?」

夜、お風呂から上がってアイスを食べていたときです

憂が指差したニュースでは

9: 2010/07/11(日) 01:30:55.55 ID:KYKlfIOD0
憂が指差したニュースでは

アナウンサー「え~JR渋谷駅で起こった『女子高生集団ジサツ事件』ですが…
今回、ジサツした少女達の携帯には全員が全く同じ
『ノイズ』が録音されていることがわかり関連を捜査中とのことです…」

憂「怖いね…30人が一斉に飛び降りだって」

唯「…」

11: 2010/07/11(日) 01:32:31.12 ID:KYKlfIOD0
憂「…お姉ちゃん?」

唯「……あ、うん…!」

憂「どうしたの最近変だよ?」

唯「なんでもないよ、憂 心配しないで」

憂「う、うん…」

12: 2010/07/11(日) 01:35:06.84 ID:KYKlfIOD0
正直、この『ノイズ』という言葉を聞いてわたしは動揺していました
もしかしたら、わたしの『ノイズ』と同じかも知れない…
そんなことを思うとだんだん怖くなっていきました

唯「憂…今日、一緒に寝ていい?」

憂「…うん 久しぶりだね」

13: 2010/07/11(日) 01:37:45.88 ID:KYKlfIOD0

それから一週間後の放課後(ノイズはまだ決まって流れます)、
わたしが部活を終えて一人で歩いていると
目の前でミニクーパーが停まりました
おかしいな、と思って警戒していると
長髪で髭の生えた男が降りてきてわたしに駆け寄るのです

14: 2010/07/11(日) 01:39:49.91 ID:KYKlfIOD0
???「嬢ちゃん、突然すまんな 僕は中間ってちゅうねん」

唯「…なんですか?」

中間「いやぁ…嬢ちゃん見た時から僕ピンッときてしまってね…
もう、慌てて車から降りたちゅうわけなんや」

唯「はぁ…」

15: 2010/07/11(日) 01:41:37.26 ID:KYKlfIOD0
中間「こんなところで、立ち話もアレやし どっかはいろか?」

唯「いや…わたしは…」

新手のナンパなのでしょうか…いくらわたしでもこれは拒否をしました
いや、するつもりでした

中間「せやね こんな僕みたいなおっさんの言う事なんか信用できへんわな 
単刀直入に言うわ 嬢ちゃん、ノイズみたいの聞こえへん?」

唯「!?」

16: 2010/07/11(日) 01:44:16.74 ID:KYKlfIOD0
中間「その顔してるってことは聞こえるってことか その正体知りたくない?」

唯「…はい」

中間「決まりや お嬢ちゃんお酒は飲める?僕、いい店知ってるから」

わたしは中間と名乗った男の車で隣町まで行きました

17: 2010/07/11(日) 01:46:17.22 ID:KYKlfIOD0
「ポセイドンの目覚め」と書かれた薄暗い店の中に入ると中間とわたしは
カウンターの席に座りました

中間「バーボンのダブルロック!嬢ちゃんは?」

唯「…カルーアミルクで」

中間「そういや、背負ってるのはギター?LP?」

唯「うん」

18: 2010/07/11(日) 01:48:45.17 ID:KYKlfIOD0
中間「えぇなぁ 僕も昔、音楽やってたんやけどな うん 
アホみたいにうるさいノイズロックや」

バーテン「はい バーボンとカルーアミルク」

中間「ん はい嬢ちゃん せやった、名前まだ聞いてへんやん」

唯「唯です 平沢…唯」

中間「唯ちゃんか よろしくな…まぁ、本題に入るわ」

19: 2010/07/11(日) 01:49:52.72 ID:KYKlfIOD0
中間「今、夕方の17時半くらいかな…
メグマに対抗するジサツ波動が宇宙意思を介して日本全国で流れている」

唯「…へ?」

正直、何を言っているのかわかりません
メグマ?ジサツ波動?宇宙意思?

20: 2010/07/11(日) 01:51:07.83 ID:KYKlfIOD0
中間「僕がこういうとなんや、新興宗教の勧誘に見えると思うけど 
本当のことなんよ」

中間「メグマ…っていうのは誘流メグマ祈呪術ってのでな 
僕らのオモイデ教の選ばれた信者しか使えへんねや」

中間「そのオモイデ教に敵対する組織が僕らに向けて毒電波を流している
それがジサツ波動や その波動は一般人にはノイズに聞こえるんやけどね」

中間「それを聞くと、だんだん中毒になってな 
322回聞くとジサツしてしまう…おっと、一気に喋りすぎたみたいや」

わたしはキョトンとした顔になっていたのでしょう

22: 2010/07/11(日) 01:52:54.79 ID:KYKlfIOD0
こんなのすぐには信じられません
だいたい、オモイデ教なんて聞いた事も無いし毒電波?全く何の事だか…
そして中間はバーボンの影響なのか目は少しずつ虚ろになっています

中間「僕らの教祖トー様が象牙の塔からなんとか押さえているやけど…」

唯「で、わたしは…どうすれば」

23: 2010/07/11(日) 01:54:14.88 ID:KYKlfIOD0
中間「唯ちゃんにはメグマ使う才能がある気がするってことや」

唯「へ?」

中間「それで、毒電波をやっつけるん」

唯「…よくわからない…」

中間「まぁ、急に言ったのもアレやし すぐにどうこうってってわけやないから
とりあえず、今日は遅いし…送ってこか?」

唯「だ、大丈夫です」
飲酒運転になるわけですから

24: 2010/07/11(日) 01:55:37.97 ID:KYKlfIOD0
翌日の学校は突然、休校になりました
どうやら、ついにわたしの学校からも自殺者がでたようです
自宅待機を言われましたが
わたしたち軽音部は紬ちゃんのわたしの家に集まる事にしました

25: 2010/07/11(日) 01:56:10.22 ID:KYKlfIOD0
>>24 訂正
翌日の学校は突然、休校になりました
どうやら、ついにわたしの学校からも自殺者がでたようです
自宅待機を言われましたが
わたしたち軽音部はわたしの家に集まる事にしました

27: 2010/07/11(日) 01:58:59.58 ID:KYKlfIOD0
ピンポーン
唯「はいは~い」ガチャ

律「よ!」

澪「自宅待機じゃなくていいのかなぁ…」

紬「大丈夫よ、お邪魔します」

梓「こんにちわ」

28: 2010/07/11(日) 02:00:30.44 ID:KYKlfIOD0
そこでわたしは昨日ことを話しました

律「そりゃ、宗教の勧誘だ 良かったじゃん」

澪「唯は騙されやすいんだろうな いや、騙しやすいのか」

唯「ひど~い」

紬「でも、なんか正義の味方みたいでかっこいい…」

律・澪「それはない」

29: 2010/07/11(日) 02:03:22.68 ID:KYKlfIOD0
梓「そういえば、誰がジサツしたんですかね…」

律「1年の子っぽいな」

澪「…そうなのか」

梓「…」

紬「どうしたの?梓ちゃん」

梓「な、なんでもないです…早く桃鉄99年やりましょうよ…!」

律「ぶっとびカード買いまくるぞ~」

澪「間違い無く20あたりから飽きるな」

唯「よ~し 今日は徹夜だよ~」

30: 2010/07/11(日) 02:05:36.87 ID:KYKlfIOD0
次の週から学校は何事も無かったかのように始まりました

唯「お外で食べるお弁当もおいしいね!」

和「そうね 今日も天気がいいし」

校舎の影のベンチ、わたしと和は並んでお弁当を食べています

和「なんだか、最近ジサツが多いわね」

31: 2010/07/11(日) 02:07:21.60 ID:KYKlfIOD0
唯「う、うん…そうだね」

和「?」

わたしはお弁当に視線を移します

和「誰かしら?」

唯「ふぇ?」

和「ほら、屋上にだれかがいる」

唯「ホントだ…誰だろう」

わたしにはわかっていました あのツインテールはあずにゃんです

32: 2010/07/11(日) 02:10:08.10 ID:KYKlfIOD0
でも、なんだか嫌な予感がしました

唯「ジサツじゃないよね…」

和「う、うん」

しかし、人影は屋上から何かを落としただけでまた消えて行きました

唯「よかった…」

和「良くないわよ 何を落としたかによって…」

唯「みにいこっか」

和「そうね」

33: 2010/07/11(日) 02:12:14.15 ID:KYKlfIOD0
私たちは落下ポイントに向かいました

唯・和「!?」

あずにゃん?が落としたであろう物は、袋詰めの猫でした

和「げぇえぇえぇ」

落とされた猫の氏体はビニールの中でぐちゃぐちゃになっていました

唯「…あずにゃん、なんで…?」



34: 2010/07/11(日) 02:15:25.32 ID:KYKlfIOD0
放課後、意図なのか

部室にはわたしとあずにゃんの二人だけになりました

わたしは思い切って聞きました

唯「猫を落としたのはあずにゃんだよね…?」

梓「…見てたんですか?」

35: 2010/07/11(日) 02:16:39.41 ID:KYKlfIOD0
唯「う、うん」

梓「わたしですよ」

あっさりと認めました

唯「なんで…ねこちゃんが可哀想だよ…?」

梓「先輩…」

振り向いたあずにゃんの目はナマズのようにどろりとしていました

36: 2010/07/11(日) 02:18:09.22 ID:KYKlfIOD0
唯「あ、あずにゃん?」

梓「猫が落ちていくとき あの自由落下にわたしは生きる意味を見つけました 
この世じゃダメなんだなって フフ」

あずにゃんは笑います

梓「猫は飛べないんですよ 知ってます?」

唯「…?」

何を言っているのかわかりません

37: 2010/07/11(日) 02:21:25.66 ID:KYKlfIOD0
梓「聞きたくない…聞きたくない…聞きたくない」

そう呟きながら、あずにゃんは持っていたハサミで
自分の耳の穴を何度も何度も突き刺します

唯「あずにゃん!もうやめて!」

梓「聞きたくない…聞きたく…な…い」

あずにゃんは顔を血で真っ赤に染めながら氏にました

38: 2010/07/11(日) 02:22:41.46 ID:KYKlfIOD0
あずにゃんのお葬式の日は雨になりました
軽音部のみんなもわたしも泣きながらお焼香をしました
わたしは、中間の言うとおりメグマを使ってみんなを守る事を決めました
そして、泣き続けている憂と帰る途中です 見
覚えのあるボロボロのミニクーパが私たちの前で停まりました

39: 2010/07/11(日) 02:23:46.38 ID:KYKlfIOD0
唯「…憂、ここからは帰れるよね?」

憂「ふぇ?お、お姉ちゃんどっかいくの?」

唯「すぐ戻るから」

憂は振り向きながらミニクーパーの隣を傘をさして通り過ぎて行きます
それを車内の中間はニタニタみつめます

わたしは憂の姿が見えなくなるのを待って車に乗りました

中間「別に妹さんも一緒でよかったのに」

唯「巻き込む訳にはいかないんです」

中間「お友達もついにジサツ波動にやられたか…御愁傷様」

40: 2010/07/11(日) 02:24:55.05 ID:KYKlfIOD0
唯「…」

中間の言い方に腹が立ちます

中間「で、戦ってくれるやろ?」

唯「…はい」

中間「うん!いい返事や!早速、なっちゃんにも報告せなあかんな」

唯「なっちゃん?」

中間「あ~そうそう、僕らオモイデ教のエースの女の子でな 
年は唯ちゃんと同じくらいやったかな…あ、なっちゃん?」

中間は携帯電話でその、なっちゃんと話しています

41: 2010/07/11(日) 02:25:35.38 ID:KYKlfIOD0
中間「なんやて!!ホンマか!?」

中間は急に大きな声を出します

中間「うん!わかった、すぐ行く…悪いけど唯ちゃん、
今日はこのまま帰ってくれへんかな ちょっと緊急事態や」

唯「何があったんですか?」

中間「う~ん、ま、もう唯ちゃんも信者なんやし言うわ ジサツ波動が増幅したらしいんや」

42: 2010/07/11(日) 02:26:07.73 ID:KYKlfIOD0
唯「増幅?」

中間「うん 相手さんも本気ってこと 
オモイデ教のメグマ使いを一同に集めて集中射撃しようって話になってる」

唯「わたしも行って良いですか?」

中間「氏ぬかもよ」

唯「軽音部のみんなを守るためなら」
中間「…ほな」

44: 2010/07/11(日) 02:26:44.43 ID:KYKlfIOD0
象牙の塔という大層な名前と裏腹にそこはただの雑居ビルでした

中間「今日はオモイデ教のメグマ使いが全員来てる、
質量で失神してしまうかもしれへんよ?」

唯「大丈夫」

中間「トー様にはきちんとあいさつしてな」

塔の一番上の階の一室はハーブの香りで満たされていました

信者と思われる人たちが15人くらいます

中間「紹介するわ 唯ちゃん 僕が見込んだメグマ使いや」

45: 2010/07/11(日) 02:27:26.80 ID:KYKlfIOD0
夏美「ま、まさか 信者でもない人にメグマのことを?」

中間「大丈夫や もう唯ちゃんは信者の一人」

夏美「…ふぅ~ん」

なっちゃん…夏美さんはわたしと同じくらいの年でした

なんというか不思議な感じのする美人な人です

そして、その奥にいる初老の老人がトー様らしいのですがあまり威厳はありません

46: 2010/07/11(日) 02:29:15.65 ID:KYKlfIOD0
中間「作戦開始まで…あと3分」

中間は腕時計を見ながらカウントをします

47: 2010/07/11(日) 02:30:40.65 ID:KYKlfIOD0
中間「あと…2分」

夏美「唯ちゃん!メグマは額にもう一つの目があるようなイメージをして、そこから紫色の蝶が出る感じ」

唯「ん…こうですか?」

夏美「う~ん、おしいんだけど もうちょっと邪気を込めて」

唯「うぅ~ん…」

夏美「うまい!うまい!!」

48: 2010/07/11(日) 02:31:18.60 ID:KYKlfIOD0
中間「あと1分…そろそろみんな準備してや」

わたしは目を瞑りました

中間「なに!?敵の波動もくる!!向こうも対抗射撃してくるみたいや!!」

夏美「みんな、思いを一体化させて!」

唯「うぅ~ん」

頭の中のノイズもどんどん大きくなっていきます

49: 2010/07/11(日) 02:32:14.03 ID:KYKlfIOD0
中間「くる…!!」

ドーン!!!!!!!

ものすごい音がしてわたしの意識はなくなりました

50: 2010/07/11(日) 02:34:41.66 ID:KYKlfIOD0
わたしが目を覚ますと、自分の部屋にいました

夢…!?どこから…
そう思って、憂のいる筈のリビングに降りる事にしました

唯「憂?いる?憂!」

おかしいな…この時間ならいつもいる筈なのに
家の至るとこを探しましたが憂の声はどこからもしませんでした

唯「…」

夢の続きなら覚めて欲しい…
そう、朝起きて、いつもみたいに慌てて学校に行って
和や軽音部のみんなやさわちゃん先生と楽しくお茶を飲んで
笑いながら帰りたい…

51: 2010/07/11(日) 02:36:54.40 ID:KYKlfIOD0
笑いながら帰りたい…

気がつくと真夜中の学校の屋上にいました

奇麗な星の下です

憂「お姉ちゃん見える?お魚が泳いでいるよ!」

唯「憂?」

憂が指差した星空には何も見えません

唯「憂見えないよ!憂!!」

憂「わかった!とってきてあげるねお姉ちゃん!!」

そう言って憂は屋上から高くジャンプしました

唯「憂!!!」

憂はそのまま、下のグラウンドに落下します

52: 2010/07/11(日) 02:38:47.71 ID:KYKlfIOD0
澪「氏んじゃった」

律「氏んじゃったね」

紬「氏んじゃいました」

後ろにはいつのまにか三人がいました

唯「みんな!!どうしよう、憂が…」

澪「誰のせい?」

律「唯が見えなかったからだよ」

紬「あの魚が見えないんですか?」

唯「魚…?どこ?どこ?」

わたしは必氏で満点の星空を探します

でも、やっぱり見えません

唯「えぐッ…見えないよぉ…」

涙があふれます

53: 2010/07/11(日) 02:40:09.39 ID:KYKlfIOD0
澪「じゃあ仕方ないね」

律「うん、仕方ない」

紬「唯ちゃんには見えないのよ」

唯「どうやって…どうやって見るの…?」

澪「…」

律「…」

紬「…」

わたしは三人に聞きます…でも答えてくれません

三人の首はいつの間にかありませんでした

唯「…」

54: 2010/07/11(日) 02:41:07.65 ID:KYKlfIOD0
途方に暮れて横を見ると血だらけのあずにゃんがいました

梓「先輩にはわたしの苦しみは理解できないんですよ 
必氏で努力したわたしのことが」

唯「そんなことないっ!あずにゃんは…わたしの…ひっぐ…」

梓「いいです わたしはここでずっと自分の耳に
はさみを突き刺し続けるだけですから」

ザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグ
ザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグ
ザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグザグ

55: 2010/07/11(日) 02:42:36.94 ID:KYKlfIOD0
これは、きっと夢なんだ…!
こんな支離滅裂なこと起こる筈が…無い

そうだ、ここからジャンプしよう…
そうすれば、全部元に戻る

わたしは屋上から飛び降りました

56: 2010/07/11(日) 02:47:07.70 ID:KYKlfIOD0

自由落下の途中
あ、わたしはジサツ波動に負けたんだな と思いました
そしてわたしの体はグランドに叩き付けられたのです



Fin


今回の元ネタは「ジサツのための101の方法」と「雫」と「新興宗教オモイデ教」
最後まで見てくれた人は…いるのか?
一人で50近くレスしたとかワロスwwww
今度はもうちょっとハッピーな話にしたいぜ

引用元: 唯「ジサツ波動?」