770: 2018/05/17(木) 01:19:33.01 ID:BwQGAXzto
書きます


武内P「もっと知ってほしい、ですか」
アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場(12) アイドルマスター シンデレラガールズ シンデレラガールズ劇場 (電撃コミックスEX)
771: 2018/05/17(木) 01:21:34.38 ID:BwQGAXzto
卯月「はいっ!」

武内P「しかし、その……具体的には、どのような事をでしょうか?」

卯月「えっ? えーっと、それは……」

武内P「島村さん?」

卯月「とにかく、色々ですっ!」

武内P「……はぁ」

772: 2018/05/17(木) 01:23:32.20 ID:BwQGAXzto
武内P「あの、何故そのように思われたのでしょうか?」

卯月「ふえっ!?」

武内P「……」

卯月「あの……もっと、プロデューサーさんに……ですね」

武内P「はい」

卯月「……私の事を知って貰えたら、嬉しいなぁ、って……」

武内P「……」

卯月「あ、あははは! な、何言ってるんでしょうね、私ったら!」

武内P「……」

773: 2018/05/17(木) 01:25:41.54 ID:BwQGAXzto
武内P「……わかりました」

卯月「……プロデューサーさん?」

武内P「私に、島村さんの事を教えてくださいますか?」

武内P「その……色々と」

卯月「いっ、良いんですかっ?」

武内P「勿論です」

卯月「……えへへっ///」ニコニコッ

武内P「……良い、笑顔です」

774: 2018/05/17(木) 01:29:13.83 ID:BwQGAXzto
卯月「えっと……何から話したら良いんだろう」

武内P「ちなみにですが……」

卯月「はい?」

武内P「島村さんの基本的なプロフィールは、全て記憶しています」

卯月「すっ、全てですか!?」

武内P「はい、全て」

卯月「えっと……じゃあ、血液型は――」

武内P「O型です」

卯月「そ……即答」

775: 2018/05/17(木) 01:32:55.13 ID:BwQGAXzto
武内P「私は、貴女のプロデューサーですから」

卯月「じゃ、じゃあ、趣味は何でしょうか?」

武内P「ご友人との、長電話ですね」

卯月「あっ、いけない……プロフィールに、書いてあるやつですもんね」

武内P「ここ数週間の傾向では、小日向さんとの通話が多く見られます」

卯月「そんな事まで!?」

武内P「? はい」

卯月「……!?」

776: 2018/05/17(木) 01:36:46.41 ID:BwQGAXzto
武内P「年齢、学年が同じで、共通の話題が多いから、でしょうか」

武内P「勿論、ピンクチェックスクールの関係もあるでしょう」

武内P「プロジェクト外のアイドルの方達とも、交流が多くあるようですね」

武内P「良い、傾向だと思います」

卯月「す、ストップ! 待ってください、プロデューサーさん!」

武内P「? はい、何でしょうか?」

卯月「どうして、そこまで知ってるんですか!?」

武内P「島村さんのお母様からの報告で、ですが……」

卯月「ママから!?」

武内P「あの……何か、問題がありましたか?」

卯月「問題だらけです~っ!」

777: 2018/05/17(木) 01:41:23.98 ID:BwQGAXzto
武内P「す……すみません。まさか、ご存じなかったのですか?」

卯月「初耳です! ママがそんな報告をしてたなんて!」

武内P「っ!? そんな……!?」

卯月「もう……! ママ、どうしてそんな事を……!?」

武内P「その……以前、島村さんのご自宅にお邪魔した時に、ですね」

卯月「それって……私が風邪を引いた時、ですか?」

武内P「その時から……その、ですね……」

卯月「……プロデューサーさん?」


武内P「……毎日、メールで報告を受けています」


卯月「!?」

779: 2018/05/17(木) 01:45:49.03 ID:BwQGAXzto
卯月「毎日って……毎日ですか!?」

武内P「は、はい」

卯月「どっどど、どうして!?」

武内P「その、先程の島村さんと、同じ様に……ですね」


武内P「娘の――島村さんの事をよく知ってもらいたい、と」

武内P「……そう、申し出があったのです」


卯月「そう、なんですか……?」

武内P「はい」

卯月「……なるほど」

780: 2018/05/17(木) 01:49:12.66 ID:BwQGAXzto
武内P「あまりにも詳細なので、島村さん自身も協力されているのかと」

卯月「……そんなに詳しいんですか?」

武内P「島村さん」

卯月「はい?」

武内P「もう、この話は……やめにしましょう」

卯月「へっ?」

武内P「……」


武内P「私も……何とかして、記憶を消そうと、そう、思います」


卯月「!?」

卯月「プロデューサーさん!? どこまで詳しい報告を受けてたんですか!?」

781: 2018/05/17(木) 01:54:27.27 ID:BwQGAXzto
卯月「あっ、あのっ! どんな報告を!?」

武内P「……申し訳、ありません」

卯月「そっ、そうじゃなくてですね!? どんな内容なんですか!?」

武内P「……申し訳、ありません」

卯月「……」


卯月「私の、今日のパンツはどんなやつですか?」


武内P「ピンクのフリルがついた、お気に入りのものですね」


卯月「ママ――っ!?」

782: 2018/05/17(木) 01:59:40.14 ID:BwQGAXzto
卯月「まっ、ママはそんな事まで報告してるんですか!?」

武内P「っ!? いえ、あの、それは……!?」

卯月「答えてくださいっ、プロデューサーさん!」

武内P「……すみません、私の口からは」

卯月「……」


卯月「私の、今日のブラはどんなやつですか?」


武内P「ワコールの、頑張る女性の『頑張らない』がコンセプトの――」


卯月「ママ――ッ!!」

783: 2018/05/17(木) 02:03:32.98 ID:BwQGAXzto
卯月「物凄く詳細な報告じゃないですかぁ!?」

武内P「……申し訳、ありません」

卯月「プロデューサーさん、おかしいと思わなかったんですか!?」

武内P「いえ、私は、そうは思いません」

卯月「へっ?」


武内P「島村さんは、いつも、頑張っていますから」

武内P「その……下着位は、頑張らなくても問題は無い、と」

武内P「……そう、思いました」


卯月「そっちじゃなく!」

784: 2018/05/17(木) 02:08:33.19 ID:BwQGAXzto
卯月「しっ、下着の内容が報告されてくるの、変ですよね!?」

武内P「それは……はい、思いました」

卯月「おかしいと、思いますよね!?」

武内P「……はい、その通りです」

卯月「だったら、どうして!?」


武内P「その……私は、島村さん自身も協力していると思っていたので」

武内P「島村さんは、何かがおかしいのだろう、と」

武内P「何か、大きな闇を抱えている……普通の少女ではないのだろう、と」

武内P「……そう、思っていました」


卯月「……!?」

785: 2018/05/17(木) 02:16:13.49 ID:BwQGAXzto
卯月「そっ……そんな風に思ってたんですか!?」

武内P「し、しかしっ! 闇が濃いと言う事は、光もまた強いと言うことです!」

卯月「あの、ちょっとポエムは……今は」

武内P「……申し訳、ありません」

卯月「……」

武内P「……」


卯月「先週の、ですね……わ、私が一人でその、しちゃった回数は!?」


武内P「八回です。完全オフの休日の時に、二回されていますね」


卯月「!」

卯月「それ、間違ってますっ!」

786: 2018/05/17(木) 02:21:34.29 ID:BwQGAXzto
武内P「……島村さん?」

卯月「確かに、お家でしたのは八回です!」

武内P「いえ、あの……」

卯月「それ以外は、ママも知らなかったみたいですね♪」

武内P「島村さん? あの……島村さん?」


卯月「私、ここでも一人になった時にしちゃいました!」

卯月「木曜日、プロデューサーさんが外に出てる隙にですっ!」


武内P「そ……そう、ですか」

卯月「えへへっ♪ ぶいっ♪」

武内P「……」

787: 2018/05/17(木) 02:26:58.05 ID:BwQGAXzto
卯月「私自身の事ですもん、ママには負けません!」

武内P「そ、う……ですね」

卯月「島村卯月、頑張りますっ♪」

武内P「……やはり、闇が」ボソリ

卯月「? プロデューサーさん?」

武内P「い、いえ……何でも、ありません」

卯月「?」

武内P「……」

卯月「……」


卯月「っ!?」

卯月「いっ、今の! 今の、無しでお願いします!」

卯月「頑張ります! 頑張りますから、お願いしますっ!」


武内P「は……はい、わかりました」

788: 2018/05/17(木) 02:33:28.41 ID:BwQGAXzto
武内P「と、とにかく……報告のメールは、今後は無しにしましょう」

卯月「は……はい///」

武内P「……申し訳ありません、島村さん」

卯月「は……はい?」

武内P「私は、貴女の事を誤解していました」

卯月「い、良いんです! 誤解の原因はママですし――」


武内P「島村さん、貴女は普通などではありません」

武内P「貴女は、とても……とても……」

武内P「……」

武内P「……すみません、今のは、無かったことに」


卯月「なりませんよ!?」

卯月「とても、何ですか!? プロデューサーさん!?」

789: 2018/05/17(木) 02:40:09.12 ID:BwQGAXzto
武内P「……申し訳、ありません」

卯月「いっ、今のは口が滑ったというか、そのですね!?」

武内P「しかし、その……ここで、そういった事をするのは、ですね」

卯月「そっ、それは手が滑ったというか、そのですね!?」

武内P「……島村さん」

卯月「は、はいっ」


武内P「――笑顔です」


卯月「笑顔……?」

武内P「私は、貴女の頑張る姿と、笑顔を」

卯月「あの、誤魔化されませんよ?」

武内P「……」

790: 2018/05/17(木) 02:47:16.42 ID:BwQGAXzto
武内P「……やはり、記憶を消そうと、そう、思います」

卯月「プロデューサーさん?」

武内P「島村さん、申し訳ありませんでした」

卯月「……」

武内P「誤解とは言え、私は、知ってはいけない事を知ってしまいました」

卯月「だけど……記憶を消す、って」

武内P「……幸い、346プロダクションには、そういった事に詳しい方が」

武内P「その……複数、在籍していますから」

卯月「……」


武内P「――本当に、申し訳ありませんでした」


卯月「……」

791: 2018/05/17(木) 02:53:55.83 ID:BwQGAXzto
  ・  ・  ・

ガチャッ!

武内P「――お待たせしました、島村さん」

卯月「大丈夫です! 待ってる間、することがありましたから♪」ニコッ

武内P「……良い、笑顔です」

卯月「それで、あの……今、時間は大丈夫ですか?」

武内P「はい、問題ありません」

卯月「えっと、それじゃあ……LINEでお話した……」

武内P「はい」

武内P「島村さんのことを――」


武内P「もっと知ってほしい、ですか」



おわり

792: 2018/05/17(木) 02:55:19.87 ID:B1RmXTnno
知りすぎていてもいけないし知らなすぎてもいけないとか年頃の娘難しすぎる……

793: 2018/05/17(木) 03:30:48.91 ID:FGiv5NVDO
毎日何を頑張ってるんだ、しまむー…

引用元: 武内P「あだ名を考えてきました」