914: ◆m9tEpcJqyE 2014/06/25(水) 14:54:16.04 ID:XJ5CXKX2o
前回はこちら
《ケッコンカッコカリしりーず》那珂編
《鎮守府》執務室
提督「……」(カリカリカリカリ…
提督「…………む」(カリカリカリカリ
那珂「提督、たっだいまー! 遠征大成功で那珂ちゃん、帰投しました!!」(バーン!
ケッコンカッコカリ指輪<この銀輪が目に入らぬか!
那珂「エヘヘ~、提督のためにもっと頑張っちゃうよ、キラーン☆」
提督「(アイドルに必要なのは話題性、と訳のわからん理屈に押し切られてケッコンカッコカリしてしまった……)」
提督「(ケッコンカッコカリからしばらくの間、鎮守府はスズメバチの巣でフットサルをしたような騒ぎ……ようするに、地獄と言う他なかった)」
提督「(特に神通君だ……神通君が、ダナ……)」(キリキリ
提督「(――ヨソウ、思イ出スノハ)」(ズズズ・・
那珂「(あ、提督が深海棲艦カラーになってる……。嫌なこと思い出しちゃったのかな)」
那珂「えっ、と。お仕事は、次の現場に行かなく、って……あっ、今日はもう上がりなんですね……そっか……」(スケジュール帳チェック
那珂「どうしよっかなー……明日もオフだし、一人だと何するか困っちゃうな~」(チラッ…チラッ…!
提督「……い、今処理している仕事が終わったら、間宮君のところにでも行く……かね?」(おそる
那珂「ホント!? ヤッター! 提督、大好き~!」(抱きつき
提督「」
<な、那珂君、離れてくれないか……!(グイー
<ヤダー、提督どこ触ってるのー? 那珂ちゃんはぁ、みんなのものなんだからー、そんなとこ触っちゃダメなんだよー?(グイグイ
<言動不一致すぎる……! や、やめ、やめたまえ……!!
《鎮守府》執務室
提督「……」(カリカリカリカリ…
提督「…………む」(カリカリカリカリ
那珂「提督、たっだいまー! 遠征大成功で那珂ちゃん、帰投しました!!」(バーン!
ケッコンカッコカリ指輪<この銀輪が目に入らぬか!
那珂「エヘヘ~、提督のためにもっと頑張っちゃうよ、キラーン☆」
提督「(アイドルに必要なのは話題性、と訳のわからん理屈に押し切られてケッコンカッコカリしてしまった……)」
提督「(ケッコンカッコカリからしばらくの間、鎮守府はスズメバチの巣でフットサルをしたような騒ぎ……ようするに、地獄と言う他なかった)」
提督「(特に神通君だ……神通君が、ダナ……)」(キリキリ
提督「(――ヨソウ、思イ出スノハ)」(ズズズ・・
那珂「(あ、提督が深海棲艦カラーになってる……。嫌なこと思い出しちゃったのかな)」
那珂「えっ、と。お仕事は、次の現場に行かなく、って……あっ、今日はもう上がりなんですね……そっか……」(スケジュール帳チェック
那珂「どうしよっかなー……明日もオフだし、一人だと何するか困っちゃうな~」(チラッ…チラッ…!
提督「……い、今処理している仕事が終わったら、間宮君のところにでも行く……かね?」(おそる
那珂「ホント!? ヤッター! 提督、大好き~!」(抱きつき
提督「」
<な、那珂君、離れてくれないか……!(グイー
<ヤダー、提督どこ触ってるのー? 那珂ちゃんはぁ、みんなのものなんだからー、そんなとこ触っちゃダメなんだよー?(グイグイ
<言動不一致すぎる……! や、やめ、やめたまえ……!!
915: 2014/06/25(水) 14:56:31.00 ID:XJ5CXKX2o
ちょっと息抜きです。1ネタだけですが。
次からまた今の展開を終わらせるためのシリアス投下で。予定では2、3日後
次からまた今の展開を終わらせるためのシリアス投下で。予定では2、3日後
922: 2014/06/27(金) 22:18:22.91 ID:z05UCTvBo
(提督拉致7日目)
《鎮守府》母港
金剛「みなさん、出撃の準備はできましたカ?」
<もちろん!
<準備万端です
<いつでも出られるわ!!
漣「……」
鳳翔「漣ちゃん」
漣「鳳翔さん」
鳳翔「万が一の場合は私も出ます。だから、鎮守府のことは気にせずに行ってらっしゃい」
漣「……ハイ!」
羽黒(改二装備)「わ、わわ私も頑張りますからっ、し、しぃぃぃ……心配しないでください……ねッ!?」(ガクガクブルブル
漣「(艤装の重さに潰れかけてる……)」
鳳翔「(逆に不安だわ……)」
曙「なにやってんのよ、漣!?出撃するわよ!」
漣「……じゃ、行って参ります!」(敬礼
鳳翔「ええ、行ってらっしゃい」(フリフリ
羽黒「い……行ってらっ、しゃい……」(疲労:橙
間宮「は、羽黒ちゃん、無理しなくていいから艤装、外しましょ!」(ハラハラ
羽黒「は……はいぃぃ……」
《鎮守府》母港
金剛「みなさん、出撃の準備はできましたカ?」
<もちろん!
<準備万端です
<いつでも出られるわ!!
漣「……」
鳳翔「漣ちゃん」
漣「鳳翔さん」
鳳翔「万が一の場合は私も出ます。だから、鎮守府のことは気にせずに行ってらっしゃい」
漣「……ハイ!」
羽黒(改二装備)「わ、わわ私も頑張りますからっ、し、しぃぃぃ……心配しないでください……ねッ!?」(ガクガクブルブル
漣「(艤装の重さに潰れかけてる……)」
鳳翔「(逆に不安だわ……)」
曙「なにやってんのよ、漣!?出撃するわよ!」
漣「……じゃ、行って参ります!」(敬礼
鳳翔「ええ、行ってらっしゃい」(フリフリ
羽黒「い……行ってらっ、しゃい……」(疲労:橙
間宮「は、羽黒ちゃん、無理しなくていいから艤装、外しましょ!」(ハラハラ
羽黒「は……はいぃぃ……」
923: 2014/06/27(金) 22:19:11.16 ID:z05UCTvBo
(提督拉致9日目)
《南方海域》サーモン海域北方
駆逐イ級(flagship)「ソウイヤ聞イタ?」
雷巡チ級(flagship)「ナニヲ?」
駆逐イ級「ナンカ、離島棲鬼様ガ提督捕マエタンダッテ」
雷巡チ級「マジデ?コレデ俺タチモ提督ノ指揮デ戦エルノカ、胸ガ熱クナルナ」
駆逐イ級「コッチニ引キ込ムノニ、モウチョットカカルッテ話ラシイケド」
雷巡チ級「……提督、壊レンジャネ?」
駆逐イ級「ヘーキヘーキ、離島棲鬼様ガイルジャナイ。キット、レ級様ミタイナ感ジデ超変身サセテクレルッテ」
駆逐イ級「俺ラノ仕事ハ、提督ノレベル調整トチューニングガ終ワルマデ、離島泊地ニ艦娘タチヲ近ヅケナイコトダネ」
雷巡チ級「マー、提督ノタメダケニコンナトコマデ攻メ込ンデクル奴ラナンテ……ン?」
駆逐イ級「ナンダアレ? 鳥?」
烈風改<ヒャッハァー! ビンゴォ!!
紫電改二<漣さんと金剛さんの予想通りの場所で警戒してやがるです
彗星甲一二型<そんなことより、とにかく爆撃だ!
流星改<逃がさんぞぉ、お前に生き地獄を味わわせてやるぅです!
駆逐イ級「」
雷巡チ級「」
戦艦ル級(flagship)「オーイ、ナンカアッター……ッテ、ナァニコレェ」
重巡リ級(flagship)「カ……艦娘タチガ攻メテキタゾー!」
装甲空母姫「オ、落チ着キナサイ、マズハ敵戦力ノ把握ヲ……!!」
加賀「先行部隊より入電。敵艦隊発見セリ……これより航空戦を開始します」
金剛『任せたネー。いっちょ派手にやっちゃってヨー!』
加賀「……了解しました」
加賀「空母のみなさん、派手にいきますよ」
蒼龍『任せて!!』
大鳳『ハイッ!』
瑞鶴『気合いれすぎてミスらないでくださいよー?』
加賀「五航戦の子なんかと一緒にしないで。そちらこそ、艦載機を飛ばし損なったりしないでちょうだいね?」
瑞鶴『好きに言っててください! MVPはいただきよっ!』
加賀「……そこは譲れません」
大鳳『ア、アハハ……』
蒼龍『私も……負けてらんないな』
蒼龍「(いま迎えに行きますからね、提督……。一緒に文月ちゃんと弥生ちゃんのところに帰りましょう!)」
加蒼瑞大「「「「艦載機、全機発艦!!」」」」
艦載機妖精ズ<イィィィヤッホォォォォッ!!
《南方海域》サーモン海域北方
駆逐イ級(flagship)「ソウイヤ聞イタ?」
雷巡チ級(flagship)「ナニヲ?」
駆逐イ級「ナンカ、離島棲鬼様ガ提督捕マエタンダッテ」
雷巡チ級「マジデ?コレデ俺タチモ提督ノ指揮デ戦エルノカ、胸ガ熱クナルナ」
駆逐イ級「コッチニ引キ込ムノニ、モウチョットカカルッテ話ラシイケド」
雷巡チ級「……提督、壊レンジャネ?」
駆逐イ級「ヘーキヘーキ、離島棲鬼様ガイルジャナイ。キット、レ級様ミタイナ感ジデ超変身サセテクレルッテ」
駆逐イ級「俺ラノ仕事ハ、提督ノレベル調整トチューニングガ終ワルマデ、離島泊地ニ艦娘タチヲ近ヅケナイコトダネ」
雷巡チ級「マー、提督ノタメダケニコンナトコマデ攻メ込ンデクル奴ラナンテ……ン?」
駆逐イ級「ナンダアレ? 鳥?」
烈風改<ヒャッハァー! ビンゴォ!!
紫電改二<漣さんと金剛さんの予想通りの場所で警戒してやがるです
彗星甲一二型<そんなことより、とにかく爆撃だ!
流星改<逃がさんぞぉ、お前に生き地獄を味わわせてやるぅです!
駆逐イ級「」
雷巡チ級「」
戦艦ル級(flagship)「オーイ、ナンカアッター……ッテ、ナァニコレェ」
重巡リ級(flagship)「カ……艦娘タチガ攻メテキタゾー!」
装甲空母姫「オ、落チ着キナサイ、マズハ敵戦力ノ把握ヲ……!!」
加賀「先行部隊より入電。敵艦隊発見セリ……これより航空戦を開始します」
金剛『任せたネー。いっちょ派手にやっちゃってヨー!』
加賀「……了解しました」
加賀「空母のみなさん、派手にいきますよ」
蒼龍『任せて!!』
大鳳『ハイッ!』
瑞鶴『気合いれすぎてミスらないでくださいよー?』
加賀「五航戦の子なんかと一緒にしないで。そちらこそ、艦載機を飛ばし損なったりしないでちょうだいね?」
瑞鶴『好きに言っててください! MVPはいただきよっ!』
加賀「……そこは譲れません」
大鳳『ア、アハハ……』
蒼龍『私も……負けてらんないな』
蒼龍「(いま迎えに行きますからね、提督……。一緒に文月ちゃんと弥生ちゃんのところに帰りましょう!)」
加蒼瑞大「「「「艦載機、全機発艦!!」」」」
艦載機妖精ズ<イィィィヤッホォォォォッ!!
929: 2014/06/28(土) 01:00:08.03 ID:P2OsAIqqo
駆逐ハ級(flagship)「――――艦娘ノ艦隊、接近! 艦載機、来マス!!」
戦艦棲姫「来タワネ……全艦、撃ッテ撃ッテ撃チマクルノヨ!」
戦艦タ級(flagship)「ヤラレハセン、ヤラレハセンゾォ!」
重巡リ級(flagship)「ドラドラドラドラドラドラ……ドラァ!!」
軽巡へ級(flagship)「ヤッタカ!?」
駆逐ハ級「ア、ソンナコト言ッタラ……」
戦艦棲姫「―――ウワアァァァァッ!?」
戦艦タ級「戦艦棲姫様!? ハッ……キャアァァァァッ!」
軽巡ヘ級「ソンナ、戦艦クラスガ2隻同時に!?」
駆逐ハ級「フラグ立テルカラ……」
重巡リ級「オ喋リハソコマデダ、来ルゾ!」
加賀「艦載機、帰還……未帰還機、あり。さすがに弾幕も厚くなってきたわね」
瑞鶴『まだ敵の本丸が残ってるんだから、温存しておきたいとこですよね』
蒼龍『例の新型がいるもんね』
大鳳『どうしましょう、追撃かけますか!?』
加賀「――いいえ、必要ないわ。私たちでダメなら、次は彼女たちの出番よ」
重巡リ級「ナントォ!」
駆逐ハ級「コノママヤラレルカヨォ!」
軽巡ヘ級「間合イガ甘……イィィッ!?」
駆逐ハ級「ヘ級ゥゥゥッ!?」
重巡リ級「ギョ、魚雷多数接近――ウワァァァァァァァッ!!」(メイトリックvoice
駆逐ハ級「イ、一体ナニガ……」
930: 2014/06/28(土) 01:01:48.49 ID:P2OsAIqqo
青葉『敵はまだコチラに気づいてないよ!』
木曾『フッ、本当の戦闘ってヤツを教えてやるよ!!』(酸素魚雷発射
北上『ギッタギタにしてあげましょうかね!』(酸素魚雷発射
大井『提督を連れてったのがムカツクので20発、撃っていいですか?』(酸素魚雷連射
瑞鳳「ま、まだ先は長いから温存して欲しいんだけどなあ……」
瑞鳳「(何気にこの中だと大井さんが一番、提督のこと心配してたりして?)」
大井『なに? 海の藻屑となりたいの?』(主砲向け
瑞鳳「な、なんでもありませーん」
漣『いまのとこ順調みたいですねー』
金剛「そうですネ。でも、それも新型が出てくるまで」
潮『そ、そこからが本番……』
朧『やっぱり、ウチの鎮守府だけじゃ艦娘が足りないね』
朧『しょうがないじゃない、いまさらグチグチ言っても艦娘は増えないんだから!』
金剛「まったくデス……。この作戦が終わったら、提督にはたっぷり建造でもしてもらいマスカ?」
漣曙朧潮『『『『…………』』』』
金剛「オヤ?」
漣『それはちょっと……』
曙『氏人に鞭打つとじゃないけど、さすがに躊躇われるわ』
朧『トドメを刺しちゃう』
潮『わ、私はいまのままでも……』
金剛「(まあ、私も今以上に艦娘が増えるのは勘弁なのデス……あえて理由は言いませんケド)」
金剛「そういう問題も、提督がいればこそデス。さあ、みなさん! 提督奪還のために気合いれていきマスヨー!!」
漣曙朧潮『『『『了解!!』』』』
931: 2014/06/28(土) 01:03:05.75 ID:P2OsAIqqo
《南方海域》離島基地
港湾棲姫「艦娘ノ艦隊ガ接近シテル…止メラレナイ」
離島棲鬼「流石ト言ッタトコロカシラ? 来ルノガ遅カッタノハ、一気ニ勝負ヲ決メルタメカ」
港湾棲姫「目的…ヤッパリ提督?」
離島棲鬼「デショウネェ」
港湾棲姫「出ル……?」
離島棲鬼「必要ナイワ……アナタガ出ナクテモ、アノ子ガイルジャナイ」(クスクス
離島棲鬼「提督ヲ取リ戻シニ来タ艦娘タチト、提督ヲ返シタクナイレ級……勝ツノハドチラカシラ? アナタハドウ思ウ、港湾?」
港湾棲姫「……ワカラナイ」
離島棲鬼「私モ、ワカラナイワ。ダカラ……トッテモ楽シミナノ」(ニッコリ
レ級(flagship)「提督ヲ奪イニ、艦娘タチガ攻メテキタ?」
戦艦タ級「ハイ、今怒涛ノ勢イデ基地ノスグ近クマデ……」
レ級「レ級ノ……レ級タチノ提督ヲ奪イニ来タンダ? ソッカ、ジャア……ヤッツケナイトイケナイヨネ!!」(ギラッ
レ級「ミンナニ出撃サセトイテ! レ級モスグニ出ルカラ」
戦艦タ級「ハ、ハイ!」
レ級「――――渡サナイ……提督ハ、レ級タチノ提督ダモン。レ級タチノコト指揮シテクレルンダモン、ダカラ絶対ニ渡スモンカ……!!」
港湾棲姫「艦娘ノ艦隊ガ接近シテル…止メラレナイ」
離島棲鬼「流石ト言ッタトコロカシラ? 来ルノガ遅カッタノハ、一気ニ勝負ヲ決メルタメカ」
港湾棲姫「目的…ヤッパリ提督?」
離島棲鬼「デショウネェ」
港湾棲姫「出ル……?」
離島棲鬼「必要ナイワ……アナタガ出ナクテモ、アノ子ガイルジャナイ」(クスクス
離島棲鬼「提督ヲ取リ戻シニ来タ艦娘タチト、提督ヲ返シタクナイレ級……勝ツノハドチラカシラ? アナタハドウ思ウ、港湾?」
港湾棲姫「……ワカラナイ」
離島棲鬼「私モ、ワカラナイワ。ダカラ……トッテモ楽シミナノ」(ニッコリ
レ級(flagship)「提督ヲ奪イニ、艦娘タチガ攻メテキタ?」
戦艦タ級「ハイ、今怒涛ノ勢イデ基地ノスグ近クマデ……」
レ級「レ級ノ……レ級タチノ提督ヲ奪イニ来タンダ? ソッカ、ジャア……ヤッツケナイトイケナイヨネ!!」(ギラッ
レ級「ミンナニ出撃サセトイテ! レ級モスグニ出ルカラ」
戦艦タ級「ハ、ハイ!」
レ級「――――渡サナイ……提督ハ、レ級タチノ提督ダモン。レ級タチノコト指揮シテクレルンダモン、ダカラ絶対ニ渡スモンカ……!!」
942: 2014/07/01(火) 02:02:29.03 ID:b3IP7JbXo
戦艦《金剛》
妖精A「敵、増援きます!」
妖精B「次から次に、鬱陶しいったらありゃしないです」
金剛「それでも、目的地には近づいていマス。この調子で進軍するデース」
妖精C「日が傾いてきたです」
金剛「good timingネー」
金剛「夜は『彼女たち』の時間ヨ」(ニヤッ
木曾「弱すぎる!!」(主砲発射
駆逐イ級(flagship)「ウボァー!?」
北上『うーん、そろそろ面倒臭くなってきたなー』
大井『まだ本命がいるから、魚雷は残しておきたいわね』
木曾「そろそろ日没か……そろそろ、アイツらの出番だな。俺たちはここらで一旦後退するぞ!」
北上『ほいほーい』
大井『わかったわ!』
瑞鳳『牽制の艦載機、発艦するね!』
青葉『殿は青葉にお任せ!』
妖精A「敵、増援きます!」
妖精B「次から次に、鬱陶しいったらありゃしないです」
金剛「それでも、目的地には近づいていマス。この調子で進軍するデース」
妖精C「日が傾いてきたです」
金剛「good timingネー」
金剛「夜は『彼女たち』の時間ヨ」(ニヤッ
木曾「弱すぎる!!」(主砲発射
駆逐イ級(flagship)「ウボァー!?」
北上『うーん、そろそろ面倒臭くなってきたなー』
大井『まだ本命がいるから、魚雷は残しておきたいわね』
木曾「そろそろ日没か……そろそろ、アイツらの出番だな。俺たちはここらで一旦後退するぞ!」
北上『ほいほーい』
大井『わかったわ!』
瑞鳳『牽制の艦載機、発艦するね!』
青葉『殿は青葉にお任せ!』
943: 2014/07/01(火) 02:03:13.71 ID:b3IP7JbXo
軽巡洋艦《川内》
川内「……そろそろか。那珂、そっちの準備はどう?」
那珂『ライブの準備は完璧! いつでもいけるよー♪』
川内「オッケー」(ニヤッ
川内「さあ、みんな! 楽しい夜戦の時間だよ!!」
川内「最大戦速! 目標、増援の深海棲艦!!」
川内「そいつらぶっ飛ばして、神通の仇の新型を引っ張り出す!!」
那珂『氏んでない! 神通ちゃん氏んでないよ!?』
川内「細かいことはいーの! 遅れる奴は置いていくから覚悟してね!!」
不知火『了解。不知火、戦闘を開始します』
綾波『綾波、いつでも出れます!』
雷『雷に任せていいんだからね!!』
川内「いい返事だね! それじゃ――川内! 水雷戦隊! 出撃します!」(カッ!
軽巡洋艦《那珂》
那珂「みんなー! 準備オッケー!?」
陽炎『陽炎、いつでも行けるわ!』
敷波『いつでもいいよー』
吹雪『こっちも大丈夫です!』
那珂「みんな、元気いーっぱい! 川内ちゃんたちに負けないようにー、那珂ちゃんたちもガンバロー、オー♪」
陽炎『……おー(棒読み)』
敷波『えーっと』
吹雪『あ、あはは……』
那珂「もー、みんなノリ悪ーい!」(プンスカ
那珂「まあいいや、そろそろライブを始めるよー」
那珂「――那珂ちゃんセンター、一番の見せ場です!」(キラッ☆
川内「……そろそろか。那珂、そっちの準備はどう?」
那珂『ライブの準備は完璧! いつでもいけるよー♪』
川内「オッケー」(ニヤッ
川内「さあ、みんな! 楽しい夜戦の時間だよ!!」
川内「最大戦速! 目標、増援の深海棲艦!!」
川内「そいつらぶっ飛ばして、神通の仇の新型を引っ張り出す!!」
那珂『氏んでない! 神通ちゃん氏んでないよ!?』
川内「細かいことはいーの! 遅れる奴は置いていくから覚悟してね!!」
不知火『了解。不知火、戦闘を開始します』
綾波『綾波、いつでも出れます!』
雷『雷に任せていいんだからね!!』
川内「いい返事だね! それじゃ――川内! 水雷戦隊! 出撃します!」(カッ!
軽巡洋艦《那珂》
那珂「みんなー! 準備オッケー!?」
陽炎『陽炎、いつでも行けるわ!』
敷波『いつでもいいよー』
吹雪『こっちも大丈夫です!』
那珂「みんな、元気いーっぱい! 川内ちゃんたちに負けないようにー、那珂ちゃんたちもガンバロー、オー♪」
陽炎『……おー(棒読み)』
敷波『えーっと』
吹雪『あ、あはは……』
那珂「もー、みんなノリ悪ーい!」(プンスカ
那珂「まあいいや、そろそろライブを始めるよー」
那珂「――那珂ちゃんセンター、一番の見せ場です!」(キラッ☆
944: 2014/07/01(火) 02:05:15.16 ID:b3IP7JbXo
装甲空母姫「来タワヨ! ミンナ、好キナダケ撃チナサイ!!」
戦艦ル級(flagship)「出テコナケレバヤラレナカッタノニ!!」
重巡リ級(flagship)「落チロ、カトンボ!!」
雷巡チ級(flagship)「ボラボラボラボラッ!!」
駆逐イ級(flagship)「コノ弾幕ナラ!!」
駆逐イ級(flagship)「オ、オイ、アレ見ロ……!!」
川内「怯むな、進めぇ!!」(ズザザザザッ!
綾波『はい!!』
雷『こ、このくらいヘッチャラよ!』
不知火『(最大戦速での回避と、そこからの再加速の連続……神通さんとの訓練を思い出します)』(嘔吐感
駆逐イ級「ダ、弾幕ノ中ヲ躱シナガラ突ッ込ンデクルダト!?」
那珂「~~♪ ~♪」(ズザザ、ザザザッ!!
戦艦ル級「コノ……コノッ!! 当タレヨ……当タレ……当タレェッ!!」
那珂「カーニバルだよー♪」
敷波『スゲー、歌いながら弾幕回避してる』
吹雪『(忘れがちだけど、やっぱ水雷戦隊旗艦はパないや……私、っていうか《吹雪》もそこ所属だったけど)』
陽炎『水雷戦隊旗艦の人たちって、なんで普段からは想像できないくらい武闘派なのかなぁ……、てか、川内さんも那珂ちゃんさんもどうやって回避してんのよ』
那珂「えー? どうやってって――」
川内「夜戦っていうのはね、ザーッと見渡してビビッと来たとこに突っ込んでドババーッて主砲と魚雷を撃ちこんでやればいいのよ!!」(ドヤァ
那珂「ラララ~、って感じで動いて、ルルル~って回避してドッカーン♪」(キャハ
綾雷不敷吹陽『(まるで意味がわからんぞ!!)』
※実際の水雷戦とは異なる可能性があるので決して真似しないでください
レ級「ソウ、押サレテルンダネ」
レ級(金眼)「オ前タチハズット提督ト一緒ニイタノニ……ソンナニ、レ級タチカラ提督ヲ奪イタイノカ」(ズズズ・・
レ級「提督ハ渡サナイ……提督ハ、レ級タチノ提督ニナッテモラウンダ!!」
レ級「――――重力子エンジンオンライン! 戦艦《レ級》、出ルヨ!!」
戦艦ル級(flagship)「出テコナケレバヤラレナカッタノニ!!」
重巡リ級(flagship)「落チロ、カトンボ!!」
雷巡チ級(flagship)「ボラボラボラボラッ!!」
駆逐イ級(flagship)「コノ弾幕ナラ!!」
駆逐イ級(flagship)「オ、オイ、アレ見ロ……!!」
川内「怯むな、進めぇ!!」(ズザザザザッ!
綾波『はい!!』
雷『こ、このくらいヘッチャラよ!』
不知火『(最大戦速での回避と、そこからの再加速の連続……神通さんとの訓練を思い出します)』(嘔吐感
駆逐イ級「ダ、弾幕ノ中ヲ躱シナガラ突ッ込ンデクルダト!?」
那珂「~~♪ ~♪」(ズザザ、ザザザッ!!
戦艦ル級「コノ……コノッ!! 当タレヨ……当タレ……当タレェッ!!」
那珂「カーニバルだよー♪」
敷波『スゲー、歌いながら弾幕回避してる』
吹雪『(忘れがちだけど、やっぱ水雷戦隊旗艦はパないや……私、っていうか《吹雪》もそこ所属だったけど)』
陽炎『水雷戦隊旗艦の人たちって、なんで普段からは想像できないくらい武闘派なのかなぁ……、てか、川内さんも那珂ちゃんさんもどうやって回避してんのよ』
那珂「えー? どうやってって――」
川内「夜戦っていうのはね、ザーッと見渡してビビッと来たとこに突っ込んでドババーッて主砲と魚雷を撃ちこんでやればいいのよ!!」(ドヤァ
那珂「ラララ~、って感じで動いて、ルルル~って回避してドッカーン♪」(キャハ
綾雷不敷吹陽『(まるで意味がわからんぞ!!)』
※実際の水雷戦とは異なる可能性があるので決して真似しないでください
レ級「ソウ、押サレテルンダネ」
レ級(金眼)「オ前タチハズット提督ト一緒ニイタノニ……ソンナニ、レ級タチカラ提督ヲ奪イタイノカ」(ズズズ・・
レ級「提督ハ渡サナイ……提督ハ、レ級タチノ提督ニナッテモラウンダ!!」
レ級「――――重力子エンジンオンライン! 戦艦《レ級》、出ルヨ!!」
970: 2014/07/06(日) 23:31:14.68 ID:zJCfhBZvo
戦艦《金剛》
妖精A「前方より高速で接近する物体あり!」
妖精B「この速度……間違いない、奴です!」
金剛「……来ましたネ」
妖精C「敵艦載機、多数接近!!」
金剛「後方の空母たちに通信!ありったけの艦載機で迎え撃つデース!」
加賀「金剛より通信……新型深海棲艦、接近。艦載機、全機発艦してください「」
瑞鶴『りょーかい!』
蒼龍『艦載機のみんな、頼んだわよ!』
大鳳『装甲空母の力、証明してみせますっ!』
烈風改妖精<いくぞぉ、野郎ども!
彗星一二型甲妖精<その可愛い面を吹っ飛ばしてやるです
流星改妖精<やられたらやり返す……倍返しだ!
レ級「艦載機? 羽虫ミタイニワラワラ……落チロォ!!」
レ級艦載機ズ<悲シイケドコレ戦争ナノヨネ
妖精A「前方より高速で接近する物体あり!」
妖精B「この速度……間違いない、奴です!」
金剛「……来ましたネ」
妖精C「敵艦載機、多数接近!!」
金剛「後方の空母たちに通信!ありったけの艦載機で迎え撃つデース!」
加賀「金剛より通信……新型深海棲艦、接近。艦載機、全機発艦してください「」
瑞鶴『りょーかい!』
蒼龍『艦載機のみんな、頼んだわよ!』
大鳳『装甲空母の力、証明してみせますっ!』
烈風改妖精<いくぞぉ、野郎ども!
彗星一二型甲妖精<その可愛い面を吹っ飛ばしてやるです
流星改妖精<やられたらやり返す……倍返しだ!
レ級「艦載機? 羽虫ミタイニワラワラ……落チロォ!!」
レ級艦載機ズ<悲シイケドコレ戦争ナノヨネ
971: 2014/07/06(日) 23:33:54.70 ID:zJCfhBZvo
戦艦《金剛》
妖精C「戦闘機部隊、敵艦載機と接触! ――――せ、制空有利……です」
金剛「What!? ウチの正規空母たち総掛かりデスヨ!?」
妖精A「アチラさんの艦載機、この間よりも数、質共に向上してるっぽいですー」
妖精B「そですねー、全体的に金色のオーラっぽいものが見えるです」
金剛「(まさか、flagship化してる? この短期間でそんなバカな!)」
妖精A「コレは……対象の新型深海棲艦より通信です!」
金剛「……繋げて」
レ級『オ前ガ旗艦?』
金剛「答える義務はないネー」
レ級『フーン……マア、ドウデモイイケド』
レ級『オ前タチ、提督ノコト奪イニ来タンダロ? ソウハサセナイヨ。オ前ラミンナヤッツケテ、提督ニハレ級タチノ提督ニナッテモラウンダカラナ!』
妖精A「通信、切れました」
金剛「……なんですか、アレは。いったい何が言いたかったのやら」(困惑
妖精B「お゛め゛ーの゛提督もらったから! って言いたかったんですー、たぶん」
金剛「」(プチッ
金剛『訳:上等よ、人の男に手ぇ出したらどうなるか、骨の髄までわからせてあげるわ!!』(ガォー!
妖精C「オウ、ワタシ英語ワッカリマセーン」
妖精B「さりげなく所有権を主張していくスタイル……」
金剛「コ、コホン! みんな、敵は想定していたよりも強敵ヨ! 十分に気をつけてネ!!」
漣『……りょーかいです』
大和『大和、主砲いいですか?』(ガションッ
潮『ダ、ダメェー!?』
曙『これから大一番だってのに、仲間割れしてんじゃないわよ!』
朧『そもそも提督は所有物じゃない……たぶん』
《南方海域》離島基地
離島棲鬼「サテ…始マッタヨウネ…」
提督「……あの子は、一体なんなのだ」
離島棲鬼「ナンナノダッテ、教エテアゲタデショ? 私ト、《霧》ノ連中ノ技術デ育テタ、メンタルモデルミタイナ子ッテ」(呆れ
離島棲鬼「苦労シタワ、アナタタチガ沈メタ《霧》ノ《ナガラ級》ヤ戦艦クラスノ残骸ヲ回収シテ、戦艦《レ級》トシテ再構築サセルノハ」
提督「……いかに《霧》とはいえ、ベースが軽巡洋艦クラスではコアが無事だったとしても、演算処理能力の問題でメンタルモデルを形成する余裕はなかったはずだ」
離島棲鬼「演算処理能力ガ足リナイ? 逆ニ考エレバイイノヨ、ソノ演算処理能力ヲ補ッテアゲル子ヲ用意スレバイイッテ」
離島棲鬼「艦娘ノタメノ艦ト、艦ノタメノ艦娘。違イハソレダケ……ソウデショ?」
離島棲鬼「アナタタチガ艦娘ヲドウ扱ッテルカデ、ドチラノ意味ニナルカハ知ラナイケド……ネ」
妖精C「戦闘機部隊、敵艦載機と接触! ――――せ、制空有利……です」
金剛「What!? ウチの正規空母たち総掛かりデスヨ!?」
妖精A「アチラさんの艦載機、この間よりも数、質共に向上してるっぽいですー」
妖精B「そですねー、全体的に金色のオーラっぽいものが見えるです」
金剛「(まさか、flagship化してる? この短期間でそんなバカな!)」
妖精A「コレは……対象の新型深海棲艦より通信です!」
金剛「……繋げて」
レ級『オ前ガ旗艦?』
金剛「答える義務はないネー」
レ級『フーン……マア、ドウデモイイケド』
レ級『オ前タチ、提督ノコト奪イニ来タンダロ? ソウハサセナイヨ。オ前ラミンナヤッツケテ、提督ニハレ級タチノ提督ニナッテモラウンダカラナ!』
妖精A「通信、切れました」
金剛「……なんですか、アレは。いったい何が言いたかったのやら」(困惑
妖精B「お゛め゛ーの゛提督もらったから! って言いたかったんですー、たぶん」
金剛「」(プチッ
金剛『訳:上等よ、人の男に手ぇ出したらどうなるか、骨の髄までわからせてあげるわ!!』(ガォー!
妖精C「オウ、ワタシ英語ワッカリマセーン」
妖精B「さりげなく所有権を主張していくスタイル……」
金剛「コ、コホン! みんな、敵は想定していたよりも強敵ヨ! 十分に気をつけてネ!!」
漣『……りょーかいです』
大和『大和、主砲いいですか?』(ガションッ
潮『ダ、ダメェー!?』
曙『これから大一番だってのに、仲間割れしてんじゃないわよ!』
朧『そもそも提督は所有物じゃない……たぶん』
《南方海域》離島基地
離島棲鬼「サテ…始マッタヨウネ…」
提督「……あの子は、一体なんなのだ」
離島棲鬼「ナンナノダッテ、教エテアゲタデショ? 私ト、《霧》ノ連中ノ技術デ育テタ、メンタルモデルミタイナ子ッテ」(呆れ
離島棲鬼「苦労シタワ、アナタタチガ沈メタ《霧》ノ《ナガラ級》ヤ戦艦クラスノ残骸ヲ回収シテ、戦艦《レ級》トシテ再構築サセルノハ」
提督「……いかに《霧》とはいえ、ベースが軽巡洋艦クラスではコアが無事だったとしても、演算処理能力の問題でメンタルモデルを形成する余裕はなかったはずだ」
離島棲鬼「演算処理能力ガ足リナイ? 逆ニ考エレバイイノヨ、ソノ演算処理能力ヲ補ッテアゲル子ヲ用意スレバイイッテ」
離島棲鬼「艦娘ノタメノ艦ト、艦ノタメノ艦娘。違イハソレダケ……ソウデショ?」
離島棲鬼「アナタタチガ艦娘ヲドウ扱ッテルカデ、ドチラノ意味ニナルカハ知ラナイケド……ネ」
973: 2014/07/06(日) 23:39:38.27 ID:zJCfhBZvo
レ級「艦載機タチッ、空母ドモノ足ヲ止メテ! 主砲……斉射ァ!!」
レ級艦載機ズ<出テコナケレバ、ヤラレナカッタノニ!
加賀「くっ……飛行甲板に火の手が?そんな……」
瑞鶴『ちょっと、なにやってんですか!? 艦載機のみんなっ、加賀さんの船のフォローに回って!!』
彗星一二甲型妖精<合点承知の助ですー!
流星改妖精<ヴァナァァジィッ!
大鳳『強いです……!』
蒼龍『そうね。しかも、ただ強いってだけじゃなくて……こう、鬼気迫るっていうか、絶対に私たちを提督のとこに行かせないって感じ』
<ポタ…ポタタ…
レ級「……鼻血? 情報ノ処理ガ追イツカナクナッテ……グッ、頭…イタ…」(ズキズキ
漣「くのっ……もう魚雷10発目ですよ!? どんだけ頑丈なんですか!」
金剛「焦る必要はないわ! 妙なバリアはあるけど、突破できないレベルじゃないデス!」
曙「取り巻きを潰してる川内さんたちも、そろそろコッチ戻ってこれそうだって!」
潮「それでも無理だったら……」
朧「その時は……奥の手」
レ級「痛イ……痛イヨ……ケド、提督ノタメダ……負ケルカ…負ケルモンカァ!!」(鼻血ぬぐい
離島棲鬼「……頑張ッテルワネ、レ級。軽イ実験目的デ刷リ込ミシタ『提督』ノタメニ、アソコマデ戦力向上スルナンテ」(クスクス
離島棲鬼「マア…コノ調子ダト、ソノ奮闘モ無駄ニ終ワリソウダケドネ」
提督「…………」(ギリッ
レ級「イイ加減……消工口ォ!!」
レ級主砲<ターゲットロック!
曙『ヤ……ッバ!?』(ゾワッ
潮『曙ちゃん……!』
朧『……!!』(ザザッ
漣『朧、なにやってんの!? あなたが庇っても、駆逐艦の装甲じゃ……!!』
金剛「……なら、戦艦の装甲ならどうデスカ?」(ドンッ
朧『え……』
曙『ちょっと!なんで旗艦が駆逐艦なんて庇ってんの!?』
金剛『訳:……誰かが沈んだらあいつが泣いちゃうじゃない』(ニコッ
レ級「グ、グゥ……マトメテ吹キ飛ンジャエ……!!」
レ級主砲<氏ヌホド痛イゾ!
レ級艦載機ズ<出テコナケレバ、ヤラレナカッタノニ!
加賀「くっ……飛行甲板に火の手が?そんな……」
瑞鶴『ちょっと、なにやってんですか!? 艦載機のみんなっ、加賀さんの船のフォローに回って!!』
彗星一二甲型妖精<合点承知の助ですー!
流星改妖精<ヴァナァァジィッ!
大鳳『強いです……!』
蒼龍『そうね。しかも、ただ強いってだけじゃなくて……こう、鬼気迫るっていうか、絶対に私たちを提督のとこに行かせないって感じ』
<ポタ…ポタタ…
レ級「……鼻血? 情報ノ処理ガ追イツカナクナッテ……グッ、頭…イタ…」(ズキズキ
漣「くのっ……もう魚雷10発目ですよ!? どんだけ頑丈なんですか!」
金剛「焦る必要はないわ! 妙なバリアはあるけど、突破できないレベルじゃないデス!」
曙「取り巻きを潰してる川内さんたちも、そろそろコッチ戻ってこれそうだって!」
潮「それでも無理だったら……」
朧「その時は……奥の手」
レ級「痛イ……痛イヨ……ケド、提督ノタメダ……負ケルカ…負ケルモンカァ!!」(鼻血ぬぐい
離島棲鬼「……頑張ッテルワネ、レ級。軽イ実験目的デ刷リ込ミシタ『提督』ノタメニ、アソコマデ戦力向上スルナンテ」(クスクス
離島棲鬼「マア…コノ調子ダト、ソノ奮闘モ無駄ニ終ワリソウダケドネ」
提督「…………」(ギリッ
レ級「イイ加減……消工口ォ!!」
レ級主砲<ターゲットロック!
曙『ヤ……ッバ!?』(ゾワッ
潮『曙ちゃん……!』
朧『……!!』(ザザッ
漣『朧、なにやってんの!? あなたが庇っても、駆逐艦の装甲じゃ……!!』
金剛「……なら、戦艦の装甲ならどうデスカ?」(ドンッ
朧『え……』
曙『ちょっと!なんで旗艦が駆逐艦なんて庇ってんの!?』
金剛『訳:……誰かが沈んだらあいつが泣いちゃうじゃない』(ニコッ
レ級「グ、グゥ……マトメテ吹キ飛ンジャエ……!!」
レ級主砲<氏ヌホド痛イゾ!
974: 2014/07/06(日) 23:40:22.13 ID:zJCfhBZvo
金剛「ッ……アァッ!!?」(ドサッ…!
妖精A「戦艦《金剛》大破! 機関部損傷!」
妖精B「艦内火災発生! 隔壁閉鎖、消火にあたれ!」
妖精C「こ、金剛さん、大丈夫ですー?」
金剛「っ、な、なん…………ぅぶっ!」
<バシャ…ボタタ……!
朧『……!?』
曙『こ、金剛さん!』
漣『すぐに後退してください……! 潮っ、援護射撃!』
潮『う、うん!』
妖精A「きゅ、救護班! すぐブリッジに来るです!!」
金剛「(リ、リンクを切るのが間に、合わなかった。艤装は……8割方ダメになってるわね。さすがにこうなると、反映されるダメージも大きい、か)」
金剛「フ、フフ、必要経費にしては高くついたみたいデ…ス」(グ…ググ…
金剛「けど……コレで、勝利の方程式は全て揃いマシタ!」
金剛「――――今よ、イムヤ!!」
イムヤ『無茶しすぎよ、あんまりハラハラさせないで欲しいわ!』
レ級「! 急ニ艦船ノ反応ガ増エタ……? ウウン、違ウ、最初カラアノ戦艦ノ下ニ……!?」
イムヤ『目には目を、歯には歯を……《霧》にはウチの虎の子よ、受け取りなさい!!』
魚雷<これが私の全力全開……シューーートッ!
レ級「アハハッ! 魚雷1本程度デ、レ級ノフィールドヲ破レルワケ……」
――――ガオンッ!!
レ級「…………エ?」
<ゴボッ……ポタ、ボタタ…
レ級「ァ…………ガ」(ドシャッ…
レ級「(ド……シテ? クラインフィールドゴト、艦ガ……エ、抉ラレ…)」
戦艦《金剛》
妖精A「虎の子……命中!」
妖精B「敵新型深海棲艦、船体の3割消失! ……よかったのでしょうか? アレ、研究用に譲ってもらった1本しかなかったのに」
妖精C「相手が《霧》なら侵食魚雷を使わざるを得ないですー」
レ級「(痛イ……イタイッ、痛イ……!!)」(ギリッ
レ級「ドウシテ……邪魔スルノサ。レ級タチハただ……提督と一緒にいたいだけなのにィィィッ…!!」
戦艦《レ級》<マダダ……マダ終ワランヨ……!
妖精A「戦艦《金剛》大破! 機関部損傷!」
妖精B「艦内火災発生! 隔壁閉鎖、消火にあたれ!」
妖精C「こ、金剛さん、大丈夫ですー?」
金剛「っ、な、なん…………ぅぶっ!」
<バシャ…ボタタ……!
朧『……!?』
曙『こ、金剛さん!』
漣『すぐに後退してください……! 潮っ、援護射撃!』
潮『う、うん!』
妖精A「きゅ、救護班! すぐブリッジに来るです!!」
金剛「(リ、リンクを切るのが間に、合わなかった。艤装は……8割方ダメになってるわね。さすがにこうなると、反映されるダメージも大きい、か)」
金剛「フ、フフ、必要経費にしては高くついたみたいデ…ス」(グ…ググ…
金剛「けど……コレで、勝利の方程式は全て揃いマシタ!」
金剛「――――今よ、イムヤ!!」
イムヤ『無茶しすぎよ、あんまりハラハラさせないで欲しいわ!』
レ級「! 急ニ艦船ノ反応ガ増エタ……? ウウン、違ウ、最初カラアノ戦艦ノ下ニ……!?」
イムヤ『目には目を、歯には歯を……《霧》にはウチの虎の子よ、受け取りなさい!!』
魚雷<これが私の全力全開……シューーートッ!
レ級「アハハッ! 魚雷1本程度デ、レ級ノフィールドヲ破レルワケ……」
――――ガオンッ!!
レ級「…………エ?」
<ゴボッ……ポタ、ボタタ…
レ級「ァ…………ガ」(ドシャッ…
レ級「(ド……シテ? クラインフィールドゴト、艦ガ……エ、抉ラレ…)」
戦艦《金剛》
妖精A「虎の子……命中!」
妖精B「敵新型深海棲艦、船体の3割消失! ……よかったのでしょうか? アレ、研究用に譲ってもらった1本しかなかったのに」
妖精C「相手が《霧》なら侵食魚雷を使わざるを得ないですー」
レ級「(痛イ……イタイッ、痛イ……!!)」(ギリッ
レ級「ドウシテ……邪魔スルノサ。レ級タチハただ……提督と一緒にいたいだけなのにィィィッ…!!」
戦艦《レ級》<マダダ……マダ終ワランヨ……!
975: 2014/07/06(日) 23:40:51.64 ID:zJCfhBZvo
戦艦《金剛》
妖精A「て、敵新型から高エネルギー反応……! 船体、修復が始まったです!?」
妖精B「ええい、深海棲艦の戦艦は化け物かっ、です」
妖精C「放っておいたら、ここまでの努力が水の泡ですー」
金剛「問題ないデス、この戦い、すでにコチラがcheckmateしてマス」
戦艦《大和》
大和「……提督への想い、敵ながら天晴れと申しておきます」
大和「ですが……あなたたち深海棲艦に大和の提督を渡すわけにはいきません」
大和「だから」(ガシャンッ
大和砲<……俺の前に立つな
大和「――存分に大和のことをお恨みなさい」
大和「第1、第2主砲斉射…………てェッ!!!」
大和砲<薙ぎ払え!!
レ級「ア、ハハ……提督の指揮があったら、絶対に勝ってたのになぁ」
レ級「(そうだよね、提督)」(ニコッ
戦艦《金剛》
妖精A「……目標、沈黙したです」
金剛「終わり…ましたネ……ゴホッ!」(ボタポタ…
妖精B「金剛さん、動いちゃダメですー」
妖精C「すぐに医務室へ運ばれるです」
金剛「そ……ですネ、提督の救出が終わるまで頑張るつもりだったけど、少し、格好つけ過ぎたみたい……」(ドサッ
<メディーック! メディーック!!
<医療班、さっさと担架持って来いでーす!
戦艦《大和》
大和「…………」
漣『潮、朧、曙は戦艦《金剛》を後方まで曳航!』
潮『りょ、了解!』
朧『任せて』
曙『もう準備はじめてるわよっ!』
漣『船体にも大きな損害を受けてるから、慎重に運ぶんですよ!』
大和「……あなたの捨て身の戦い、この目でしっかりと見させてもらいました。少し癪ですが……提督の3分、いえ、4分の1くらい尊敬させてもらいますよ、金剛さん」
妖精A「て、敵新型から高エネルギー反応……! 船体、修復が始まったです!?」
妖精B「ええい、深海棲艦の戦艦は化け物かっ、です」
妖精C「放っておいたら、ここまでの努力が水の泡ですー」
金剛「問題ないデス、この戦い、すでにコチラがcheckmateしてマス」
戦艦《大和》
大和「……提督への想い、敵ながら天晴れと申しておきます」
大和「ですが……あなたたち深海棲艦に大和の提督を渡すわけにはいきません」
大和「だから」(ガシャンッ
大和砲<……俺の前に立つな
大和「――存分に大和のことをお恨みなさい」
大和「第1、第2主砲斉射…………てェッ!!!」
大和砲<薙ぎ払え!!
レ級「ア、ハハ……提督の指揮があったら、絶対に勝ってたのになぁ」
レ級「(そうだよね、提督)」(ニコッ
戦艦《金剛》
妖精A「……目標、沈黙したです」
金剛「終わり…ましたネ……ゴホッ!」(ボタポタ…
妖精B「金剛さん、動いちゃダメですー」
妖精C「すぐに医務室へ運ばれるです」
金剛「そ……ですネ、提督の救出が終わるまで頑張るつもりだったけど、少し、格好つけ過ぎたみたい……」(ドサッ
<メディーック! メディーック!!
<医療班、さっさと担架持って来いでーす!
戦艦《大和》
大和「…………」
漣『潮、朧、曙は戦艦《金剛》を後方まで曳航!』
潮『りょ、了解!』
朧『任せて』
曙『もう準備はじめてるわよっ!』
漣『船体にも大きな損害を受けてるから、慎重に運ぶんですよ!』
大和「……あなたの捨て身の戦い、この目でしっかりと見させてもらいました。少し癪ですが……提督の3分、いえ、4分の1くらい尊敬させてもらいますよ、金剛さん」
976: 2014/07/06(日) 23:41:38.01 ID:zJCfhBZvo
離島棲鬼「終ワッタ…ヨウネ」
離島棲鬼「隠シ球ガアッタトハイエ、アソコマデ進化シタレ級ガ負ケルナンテ、ビックリ」(クスクス
提督「……」
港湾棲姫「離島棲鬼……コチラヘ、艦娘タチガ攻メテ…キタ」
離島棲鬼「アラ……少シ早クナイカシラ」
港湾棲姫「オソラク…別ノ鎮守府…」
離島棲鬼「……ナルホド、アナタノ艦娘タチハ陽動ダッタトイウワケネ」
戦艦《長門》
他所提督「ハーッハッハッハ! 正義の味方、参上ゥッ!」
他所提督「待ってろよッ、ライバル! 助けに来てやったぜー!!」
長門『おい、バカ! 艦首で腕組んで仁王立ちしてないで、さっさと艦橋に戻ってこい! 砲撃を浴びたいのか!?』
他所提督「俺には当たらん!!」
天龍「なんで断言できんだよ……」
他所提督『お前らが側にいるのに被弾の心配なんて必要なしっ!』(ビシッ
日向「やれやれ、買い被られたものだな」
龍田「……さぁ~、氏にたい船はどこかしらぁ?」(キラキラ
天龍「(龍田って意外と現金っつーか、安いとこあるよなァ)」
港湾棲姫「レ級ヲ倒シタ艦娘タチモ…コチラヘ接近ヲ開始…。ココノ放棄ヲ提案…」
離島棲鬼「ソウ…ソウネ。見タイモノハ見レタシ、帰リマショウカ」
港湾棲姫「……ソノ…提督ハ、ドウスル…?」(チラッ
離島棲鬼「連レテイキタイノハ…ヤマヤマダケド、ソウスルト水平線ノ果テマデ追イカケラレソウ…ナノヨネ」
離島棲鬼「始末シタラ、モット酷イ目ニ遭ワサレソウダシ」
離島棲鬼「ダカラ…今回ハココデオ別レニスルワ…」
離島棲鬼「(ホントハ…コウナル前ニ落トシタカッタンダケド…残念ネ)」
<アイツはどこだァァァァッ!?
<バカ野郎!? 提督が先陣切ってんじゃねー!
港湾棲姫「離島棲鬼…」
離島棲鬼「エエ、ワカッテル。……ネエ、提督」
提督「……」(ノロ…
離島棲鬼「レ級ノ最期ノ言葉ハナンダッタ?」(ニッコリ
提督「―――」(ピクッ
離島棲鬼「フフ、マタネ、テ・イ・ト・ク」
離島棲鬼「隠シ球ガアッタトハイエ、アソコマデ進化シタレ級ガ負ケルナンテ、ビックリ」(クスクス
提督「……」
港湾棲姫「離島棲鬼……コチラヘ、艦娘タチガ攻メテ…キタ」
離島棲鬼「アラ……少シ早クナイカシラ」
港湾棲姫「オソラク…別ノ鎮守府…」
離島棲鬼「……ナルホド、アナタノ艦娘タチハ陽動ダッタトイウワケネ」
戦艦《長門》
他所提督「ハーッハッハッハ! 正義の味方、参上ゥッ!」
他所提督「待ってろよッ、ライバル! 助けに来てやったぜー!!」
長門『おい、バカ! 艦首で腕組んで仁王立ちしてないで、さっさと艦橋に戻ってこい! 砲撃を浴びたいのか!?』
他所提督「俺には当たらん!!」
天龍「なんで断言できんだよ……」
他所提督『お前らが側にいるのに被弾の心配なんて必要なしっ!』(ビシッ
日向「やれやれ、買い被られたものだな」
龍田「……さぁ~、氏にたい船はどこかしらぁ?」(キラキラ
天龍「(龍田って意外と現金っつーか、安いとこあるよなァ)」
港湾棲姫「レ級ヲ倒シタ艦娘タチモ…コチラヘ接近ヲ開始…。ココノ放棄ヲ提案…」
離島棲鬼「ソウ…ソウネ。見タイモノハ見レタシ、帰リマショウカ」
港湾棲姫「……ソノ…提督ハ、ドウスル…?」(チラッ
離島棲鬼「連レテイキタイノハ…ヤマヤマダケド、ソウスルト水平線ノ果テマデ追イカケラレソウ…ナノヨネ」
離島棲鬼「始末シタラ、モット酷イ目ニ遭ワサレソウダシ」
離島棲鬼「ダカラ…今回ハココデオ別レニスルワ…」
離島棲鬼「(ホントハ…コウナル前ニ落トシタカッタンダケド…残念ネ)」
<アイツはどこだァァァァッ!?
<バカ野郎!? 提督が先陣切ってんじゃねー!
港湾棲姫「離島棲鬼…」
離島棲鬼「エエ、ワカッテル。……ネエ、提督」
提督「……」(ノロ…
離島棲鬼「レ級ノ最期ノ言葉ハナンダッタ?」(ニッコリ
提督「―――」(ピクッ
離島棲鬼「フフ、マタネ、テ・イ・ト・ク」
977: 2014/07/06(日) 23:42:07.45 ID:zJCfhBZvo
他所提督「ココかァァァァッ!?」
天龍「だからっ、真っ先に突っ込むなって……!」
龍田「あらぁ? でも、ビンゴみたいよ~」
提督「…………」
他所提督「おおっ、いたいた! お前のことだから大丈夫だろーとは思ってたけど、やっぱ無事……だった…」
他所提督「――――あー、お前ら、全員部屋の外へ。これはお願いじゃない、命令だ」(キリッ
天龍「へ? あ、お、おう……じゃねえ、ハッ!」(敬礼
龍田「了解しました!」(敬礼
他所提督「……なに泣いてんだよ」
提督「泣いてなどいない……。ただ、作られた感情から来る好意を受け止めるか、最初から切り捨てるか……選ぶことさえしなかった自分を…不甲斐なく思っているだけだ」(ヨロ…
他所提督「……そっか。お前がそう言うなら、そうなんだろうな」
他所提督「おら、帰るぞ。お前んとこの艦娘たちが待ってんだ」(肩貸し
提督「……ああ」
提督「(もう私は……二度と、『艦娘』を沈めるような過ちは犯さない。繰り返して、たまるか)」(ギリッ
<てかお前、帰ったら即入院な
<右目と右腕と左足が潰れているだけだ、問題ない
<問題大ありだっつーの! つーか、お前髪の毛が白くなってんぞ、気づいてるか?
<……うぬ?(驚愕)
(部屋の外)扉の隙間
天龍「ウチの提督、シリアスになるとカッケーのな」(ビックリ
龍田「ウフフ、知らなかったの天龍ちゃん~?」(ポッ
天龍「だからっ、真っ先に突っ込むなって……!」
龍田「あらぁ? でも、ビンゴみたいよ~」
提督「…………」
他所提督「おおっ、いたいた! お前のことだから大丈夫だろーとは思ってたけど、やっぱ無事……だった…」
他所提督「――――あー、お前ら、全員部屋の外へ。これはお願いじゃない、命令だ」(キリッ
天龍「へ? あ、お、おう……じゃねえ、ハッ!」(敬礼
龍田「了解しました!」(敬礼
他所提督「……なに泣いてんだよ」
提督「泣いてなどいない……。ただ、作られた感情から来る好意を受け止めるか、最初から切り捨てるか……選ぶことさえしなかった自分を…不甲斐なく思っているだけだ」(ヨロ…
他所提督「……そっか。お前がそう言うなら、そうなんだろうな」
他所提督「おら、帰るぞ。お前んとこの艦娘たちが待ってんだ」(肩貸し
提督「……ああ」
提督「(もう私は……二度と、『艦娘』を沈めるような過ちは犯さない。繰り返して、たまるか)」(ギリッ
<てかお前、帰ったら即入院な
<右目と右腕と左足が潰れているだけだ、問題ない
<問題大ありだっつーの! つーか、お前髪の毛が白くなってんぞ、気づいてるか?
<……うぬ?(驚愕)
(部屋の外)扉の隙間
天龍「ウチの提督、シリアスになるとカッケーのな」(ビックリ
龍田「ウフフ、知らなかったの天龍ちゃん~?」(ポッ
978: 2014/07/06(日) 23:42:35.54 ID:zJCfhBZvo
(提督拉致14日目)
《鎮守府》母港
神通「…………」(フラッ
羽黒「じ、神通さん? あの、お怪我は……」
神通「平気、です」
文月(艤装装着)「あ、神通ちゃんだ~」(トテテテ
弥生(艤装装着)「休んでなくて…いいの?」(カチャカチャ…
神通「はい……。お医者様には、もう少し寝ているように言われたのですけど……じっとしていられなくて」(ニコ…
神通「文月ちゃんと弥生ちゃんは警備のお仕事中?」
文月「そうだよぉ~、鎮守府を巡回してるの。司令官が帰ってくるまで鎮守府は文月が守るんだからね~!」(フンスッ
弥生「弥生も…頑張ります…」(ムンッ
神通「――――フフ、とっても頼もしいですね」
神通「(そう……私なんかより、ずっと)」(俯き
鳳翔「あらあら……こんなところにいたのね、神通ちゃん」
神通「鳳翔さん?」(フラ…
鳳翔「一番最初に教えてあげようと思ったのに、病室にいないから心配したわ」
神通「?」
鳳翔「――帰ってきましたよ。もう間もなく、みんなと一緒に母港へ帰投するみたいです」(ニッコリ
神通「…………!!」(ダッ
文月「ほえ?」
弥生「みんな、帰ってきたの……?」
鳳翔「ええ……提督と一緒に、ね」(ウインク
《鎮守府》母港
神通「ハアッ……ハァッ……!!」(ダッ
球磨「おや、神通さんだクマー」
赤城「まだ怪我も治りきっていないのに……。まあ、気持はわかりますけど」(イソイソ
多摩「タマたちもお迎えに行くのニャ」
満潮「しょうがないわねー」(渋々
伊勢「はいはい、そういうこと言わない」
衣笠「そうそう、やっぱり提督がいてこその鎮守府だしね!」
祥鳳「その通りです!」
《鎮守府》母港埠頭
神通「ケホッ……ゼッ…ハァ……!」(キョロキョロ
神通「――――あ、あぁ……」(グスッ
《鎮守府》母港
神通「…………」(フラッ
羽黒「じ、神通さん? あの、お怪我は……」
神通「平気、です」
文月(艤装装着)「あ、神通ちゃんだ~」(トテテテ
弥生(艤装装着)「休んでなくて…いいの?」(カチャカチャ…
神通「はい……。お医者様には、もう少し寝ているように言われたのですけど……じっとしていられなくて」(ニコ…
神通「文月ちゃんと弥生ちゃんは警備のお仕事中?」
文月「そうだよぉ~、鎮守府を巡回してるの。司令官が帰ってくるまで鎮守府は文月が守るんだからね~!」(フンスッ
弥生「弥生も…頑張ります…」(ムンッ
神通「――――フフ、とっても頼もしいですね」
神通「(そう……私なんかより、ずっと)」(俯き
鳳翔「あらあら……こんなところにいたのね、神通ちゃん」
神通「鳳翔さん?」(フラ…
鳳翔「一番最初に教えてあげようと思ったのに、病室にいないから心配したわ」
神通「?」
鳳翔「――帰ってきましたよ。もう間もなく、みんなと一緒に母港へ帰投するみたいです」(ニッコリ
神通「…………!!」(ダッ
文月「ほえ?」
弥生「みんな、帰ってきたの……?」
鳳翔「ええ……提督と一緒に、ね」(ウインク
《鎮守府》母港
神通「ハアッ……ハァッ……!!」(ダッ
球磨「おや、神通さんだクマー」
赤城「まだ怪我も治りきっていないのに……。まあ、気持はわかりますけど」(イソイソ
多摩「タマたちもお迎えに行くのニャ」
満潮「しょうがないわねー」(渋々
伊勢「はいはい、そういうこと言わない」
衣笠「そうそう、やっぱり提督がいてこその鎮守府だしね!」
祥鳳「その通りです!」
《鎮守府》母港埠頭
神通「ケホッ……ゼッ…ハァ……!」(キョロキョロ
神通「――――あ、あぁ……」(グスッ
979: 2014/07/06(日) 23:44:41.30 ID:zJCfhBZvo
駆逐艦《漣》艦首
漣「おや、あそこにいるのは神通さんですねー……」(細目
提督「出歩いて……大丈夫なのか、神通君は」(ヒョコヒョコ
漣「ご主人様には言われたくないと思いますけどねー。ま、帰還の報せを聞いたんでしょう」
漣「(提督が捕まったせいで少し病みかけな感じでしたけど、これでなんとかなりそうですねー)」
漣「とりあえず、みんなで任務達成の合図を送っておきますかね」
《鎮守府》母港埠頭
伊勢「お、あそこにいるのは漣さんだね」
満潮「提督も一緒に立ってるわね」
衣笠「なんか手を振ってるよ」
球磨「ホントだクマー」
駆逐艦《漣》艦首
漣「よーし、気づいた気づいた」
漣「みんなー、準備はいいですかー?」
曙『ちょ、ちょっと、ホントにやるの?』
潮『少し、恥ずかしいな……』
朧『その場のノリと空気…』
大和『どうして提督は大和の艦でお休みになられないのですか……。居住性№1なのに……』(ブツクサ
金剛『身の安全が保障されてないからネー。私も鎮守府のみんなに合図送りたかったデス……』
蒼龍『アハハ、金剛さんは安静にしててください』
川内『疲れた~!! 帰ったらお風呂はいって寝るぞー!』
那珂『徹夜続きでお肌荒れちゃいそうだもんね~』
不知火『……』(コックリコックリ…
陽炎『ホラそこ、立ったまま寝ない』
雷『風邪ひいちゃうわよ!』
吹雪『不知火さん、ここ数日ずっと寝てなかったですからね……』
綾波『これはしばらく起きないですね~』
敷波『まあ、いいんじゃない? アタシらもしばらくお休みが欲しいとこだし』
加賀『さすがに……お腹が空きました』
瑞鶴『鳳翔さんのご飯と間宮さんの甘味が食べたいですよねー』
瑞鳳『あ、私も~』
青葉『帰ったら今回の作戦の記事を書かなきゃです!』
漣「おや、あそこにいるのは神通さんですねー……」(細目
提督「出歩いて……大丈夫なのか、神通君は」(ヒョコヒョコ
漣「ご主人様には言われたくないと思いますけどねー。ま、帰還の報せを聞いたんでしょう」
漣「(提督が捕まったせいで少し病みかけな感じでしたけど、これでなんとかなりそうですねー)」
漣「とりあえず、みんなで任務達成の合図を送っておきますかね」
《鎮守府》母港埠頭
伊勢「お、あそこにいるのは漣さんだね」
満潮「提督も一緒に立ってるわね」
衣笠「なんか手を振ってるよ」
球磨「ホントだクマー」
駆逐艦《漣》艦首
漣「よーし、気づいた気づいた」
漣「みんなー、準備はいいですかー?」
曙『ちょ、ちょっと、ホントにやるの?』
潮『少し、恥ずかしいな……』
朧『その場のノリと空気…』
大和『どうして提督は大和の艦でお休みになられないのですか……。居住性№1なのに……』(ブツクサ
金剛『身の安全が保障されてないからネー。私も鎮守府のみんなに合図送りたかったデス……』
蒼龍『アハハ、金剛さんは安静にしててください』
川内『疲れた~!! 帰ったらお風呂はいって寝るぞー!』
那珂『徹夜続きでお肌荒れちゃいそうだもんね~』
不知火『……』(コックリコックリ…
陽炎『ホラそこ、立ったまま寝ない』
雷『風邪ひいちゃうわよ!』
吹雪『不知火さん、ここ数日ずっと寝てなかったですからね……』
綾波『これはしばらく起きないですね~』
敷波『まあ、いいんじゃない? アタシらもしばらくお休みが欲しいとこだし』
加賀『さすがに……お腹が空きました』
瑞鶴『鳳翔さんのご飯と間宮さんの甘味が食べたいですよねー』
瑞鳳『あ、私も~』
青葉『帰ったら今回の作戦の記事を書かなきゃです!』
980: 2014/07/06(日) 23:45:13.38 ID:zJCfhBZvo
漣「みなさーん、いきますよ~!」
漣「せ~のっ――――ブイにゃのだぁ~!!」(Vサイン
艦娘一同『ただいまー!』
漣「えぇ~……空気読みましょうよ、ねえ」
提督「フッ……」(ポンッ
漣「ご主人様?」
提督「……ただいま」(微笑
漣「(そんな泣きそうな顔で言われても困るんですけどねえ)」
漣「……」(手ギュッ
提督「漣君?」
漣「――おかえりなさい、ご主人様」(ニッコリ
漣「(たぶん、心が折れそうになるぐらい厳しいことがあったんでしょうね……。だから、とりあえず今はコレでよしとしておきましょうか)」(苦笑
981: 2014/07/06(日) 23:51:31.76 ID:zJCfhBZvo
やけに長く続いたシリアス、これにて終了。いろいろはしょる羽目に。
感想:シリアスなんて二度と書くものか
次スレ立てます。そこではもう、提督や艦娘との日常onlyです。
できればですが、どうぞよろしくお願いします。
感想:シリアスなんて二度と書くものか
次スレ立てます。そこではもう、提督や艦娘との日常onlyです。
できればですが、どうぞよろしくお願いします。
982: 2014/07/06(日) 23:52:55.27 ID:6FTdu+BJo
乙です
985: 2014/07/07(月) 00:05:34.33 ID:4y/w9WMM0
乙です。待ってます!
986: 2014/07/07(月) 00:06:44.33 ID:DkS6HCRwO
乙です
漣のいつもの言葉がここまで響くものになるなんて…
漣のいつもの言葉がここまで響くものになるなんて…
997: 2014/07/07(月) 15:12:37.53 ID:FQ3gQhddO
乙!
シリアス展開も面白かったよ!
シリアス展開も面白かったよ!
次回はこちら
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