255: ◆m9tEpcJqyE   2015/03/22(日) 01:07:04.30 ID:gA0MrPZko




前回はこちら



【少し昔の出来事】
(数年前)


英国《軍学校男子寮》

他所提督「おぃーっす! 暇か? パブに飲みに行くぞー!」

提督「む……い、いや、食事なら私は部屋で済ます……」

他所提督「よっしゃ、確保ー!」

メガネ提督「ラジャー!」

オネエ提督「はいはい、観念しちゃいなさいな♪」

提督「ぬおぉぉ……!?」



提督「そ、その、誘いに来てくれるのはありがたいが、あまり気を遣わないでもらえると……」

他所提督「つってもなー。お前ぇ放置してたら、学校の昼休みとか平気で便所飯するだろ?」

提督「い、いくら私でもそこまではしない。ちゃんと、体育倉庫を使わせてもらっているぞ」(遺憾の意

メガネ提督「ダメだからね? それも大概、ダメだからね!?」

提督「しかし、私がグループに混じるのは迷惑だろう……」

オネエ提督「んもぅ、私たちがいいって言ってるんだから遠慮はな~し!」

提督「う、うぬ……」(ムズムズ


<ドンッ

提督「っと、す、すまない」

候補生A「ってーな、ちゃんと前見て歩けよ……ん?」

候補生B「おい、何してんだ、混む前に店に入っちまおうぜ」

候補生A「あ、おう。……どけよ、通んだからさ」

提督「ほ、本当にすまなかった……」



提督「……うぅ」(キリキリ…

メガネ提督「だ、大丈夫かい?」

他所提督「ダッセーなぁ、ちょっとぶつかったぐらいで謝ってんなよ」

提督「し、しかし、ぶつかったのは私……いや、ふ、不快にさせたのなら謝る」

他所提督「だーかーらーさー」(イラッ

提督「っ、す、すまない……」

オネエ提督「……ほらほら、私たちも早くパブ行きましょ! お酒も楽しみだけど、もうお腹ペコペコよォ~」

他所提督「……そだな」

メガネ提督「腹が減ってはなんとやら、ってね」

提督「…………」




※このお話は、個性的な艦娘たちと提督の鎮守府での日常をたんたんと描くだけのものです。
過度な期待はしないでください。

鎮守府での四方山話シリーズ



256: 2015/03/22(日) 01:07:41.71 ID:gA0MrPZko
《英国的大衆酒場》

他所提督「ガツガツ、ハグガブッ……!」

提督「(あ、相変わらず、見ているだけで腹が膨らみそうな食べっぷりだ)」(モソモソ

メガネ提督「もうちょっと落ち着いて食べなよ……」

オネエ提督「酒だ酒だ言ってたくせに、自分が一番食べてるしねえ」

<ギャハハハハッ!!


オネエ提督「なに? うるさいわね~」

他所提督「あれじゃね、あそこのグループ」

メガネ提督「ん……さっきぶつかった奴もいるね」


<そんでさ、ぶつかったらソイツ、すみませんすみませんってペコペコしてんのよwww
<ダッセww、超ダッセww!
<お勉強できたら、あんなのでも元帥先生の特別講義受けられんだなーwww


提督「…………」

他所提督「んだぁ、アイツら?」

メガネ提督「典型的なアレの類だね。ナリはまともだけど、言動のお陰ですっごく見分けやすいよね」


<……そういやさ、お前ら知ってる? その玖珂って奴、大戦初期の艦娘の混血なんだってよ。
<うわ、ウソ、マジで?
<ねえわー、そんなのが提督候補生の代表面してるとかないわー。


提督「う……」(俯き

他所提督「 よ し 、 ち ょ っ と ア イ ツ ら 〆 て く る 」(ガタッ

メガネ提督「アハハ、じゃあ僕も手伝おうかな!」(ガタッ

提督「わ、わざわざ事を荒立てる必要はないだろう……」

他所提督「ウッセー、俺はああいうクソみたいなのが氏ぬほど嫌いなんだよ。言いたいことあんなら、直で言ってきやがれってんだ」

メガネ提督「そうそう。自分たちの無能を棚に上げて、人を貶して盛り上がる連中を庇う必要はないよ~」

提督「し、しかし、酒を楽しんでいる人たちもいるのだから……」

オネエ提督「そーよ、あんなの相手にするたけ時間の無駄よォ」

オネエ提督「だいたい、提督ちゃんが我慢してるのに私たちが騒いだら、余計に提督ちゃんのイメージがダウンしちゃうわ」

他所提督「むぐ……」

オネエ提督「言いたい奴には好きに言わせておけばいいのよ~。どうせ周りのみんなも聞いちゃいないし、あんなの有名税よ、有名税」

他所提督「……チッ、わーったよ」

メガネ提督「……しょうがないな」

提督「(す、すまないな、二人を説得してもらって……)」

オネエ提督「(いーのいーの、気にしないで。提督ちゃんも路傍の石ころの戯言なんて気にしないで、ジャンジャン飲んじゃってよ♪)」

提督「ハ、ハハ……そ、そうさせてもら――――」


<つーかさ、大戦初期の艦娘ってアレだろ? 
<あー、艦船造れなくて、生身で戦わされてたんだよな。
<恐怖心とか取っ払うのに、ちょっと公にはできねーような実験とか薬使われてたらしいぜ。
<ヒエ~、悲惨www


提督「ぁ……」(ビクッ

257: 2015/03/22(日) 01:08:12.43 ID:gA0MrPZko

<氏ぬのが嫌で上官に体使って媚びたり、ストレス溜まりすぎて男に依存する子とかいたりな。
<なにそれ、かなり羨ましくね? 向こうからヤらせてくれるとかパラダイスじゃん!
<そこはほら、上官の命令に絶対服従!な時代だったし? 嫌がろうがなにしようが、輪しまくりの輪されまくりだったらしいぜ~?
<あ、俺はそっちのがいいかも。
<オイオイ、鬼畜かよお前~!
<ゲラゲラゲラッ!!


他所提督「……店、変えようぜ」

メガネ提督「そだねー、あんなのと一緒の学校に通ってるなんて思われたら気分悪いし」

他所提督「ホントならぶっ飛ばしに行きてえけど、オネエに言われたしな」

メガネ提督「オネエもそれでいいよな? あれ、オネエ?」(キョロキョロ


<お、でも待てよ、昔は艦娘ヤりたい放題だったってことはさ、元帥先生のお気に入りさんの親も……なあ?
<あー、あるある、それ十分あり得るっしょ。
<うわー、マジかよ……さっき俺、ぶつかったんだけど。ヤベー、俺の体、穢されちまったよ~。


オネエ提督「人のダチ捕まえて、なに言ってくれてんだア゛ァッ!? テメエらの脳みその方がよっぽど穢れてんだよ、ゴルァ!!」


<う、うわ、なんだテメエ!?
<イッテ!? クソッ、お前らコイツ、ぶっ頃すぞ!

オネエ提督「下のマイク(意味深)チェックの時間だオラァ!! 艦娘ちゃんたちに手ぇ出す前に去勢してやるよォ!!」



他所提督「ああ、キレちまったか……ま、しょーがねえわな」

メガネ提督「普段怒らない分、弾けると荒れるんだよねえ」

提督「と、止めなくては……!」(オロオロ

他所提督「おっしゃあ! 俺も混ぜろォ!!」

メガネ提督「僕も!!」

提督「!!?」

258: 2015/03/22(日) 01:10:28.95 ID:gA0MrPZko
(深夜)
英国《軍学校男子寮》


オネエ提督「ゴメンね~、あれだけ言ってたのに私が一番最初にキレちゃってー」

メガネ提督「他所の奴は部屋に放り込んでおいたし、君もゆっくり眠りなよー」

オネエ提督「ねえ、顔色悪いけど大丈夫?」

提督「へ、平気だ、少し……飲みすぎたようだな」

オネエ提督「あー、周りのお客さん、私たちのこと気に入ったって、たくさんお酒奢ってくれたしねえ」

メガネ提督「結果、あそこの常連さんたちの役に立てたみたいで助かったよね。通報とかもされなかったし!」

オネエ提督「じゃ、提督ちゃんおやすみ~」

メガネ提督「明日も先生の講義があるし、寝坊しちゃダメだからね」

オネエ提督「他所ちゃんは確実に寝過ごすでしょうけどね♪」

提督「あ、ああ。その……あ、ありがとう」

オネエ提督「……いいのよ、私たちが勝手にアイツらに喧嘩売っただけだし」

メガネ提督「そうそう。じゃ、僕たちも部屋に戻るから」

提督「お、おやすみ」




<パタン




提督「―――――――――」



『パパが言ってたぞ、お前の母親はせーよく処理人形だったってー』

『うわ、くつ汚れちゃったじゃん、ふ~こおっと……おりゃ!』

『艦娘はバケツの水かけたら、どんなに痛めつけても平気なんだって』

『ホント? みたいみた~い!』

『じゃあ、今日の実験はあいのこのたいきゅー力をしらべるのに決定~!』

『 ほ ら は や く お ち ろ よ ~ 』


提督「う……ぅ……」((ガタガタガタ…

284: 2015/03/24(火) 01:06:18.49 ID:t9jjJHYqo
【EPISODE20 笑顔】

《鎮守府》


文月「えへへ、司令官、司令官~♪」(ニッコニコ

弥生「司令…官♪」(ニコニコ

提督「…………」


球磨「クマー、提督だクマー♪ 元気してるかクマー?」(ニコニコ

木曾「よお、どした? 散歩か? なら丁度いい、俺たちと間宮さん行こうぜ!」(ニッ

多摩「もちろん、木曾の奢りでニャ」(ニヤッ

提督「…………」



祥鳳「あら、提督お出かけですか?」(ニコッ

瑞鳳「グッドタイミング! これから祥鳳姉とお買い物なんだけど、提督も一緒に行くぅ?」(ニコーッ

提督「…………」



《鎮守府》執務室

那珂「え……みんなみたいに笑うにはどーすればいいかって?」

提督「べ、別に常に笑顔でいたいというわけではないのだが……みんなが笑っているのを見ると、少し思うところが……な」

那珂「はえ~……那珂ちゃん、ビックリ……」

提督「え、笑顔のことはアイドルに聞くのが一番いいと、知り合いのそのまた知り合いのプロデューサーから聞いて……その」

提督「……どうすれば、ちゃんとした笑顔というものを浮かべられるのだろう?」

那珂「(漣ちゃんとか神通ちゃんたち相手なら、たまに微笑むようになったけど……気づいてないんだねー、提督)」

那珂「提督もそーいうことで悩むようになったんだね~、那珂ちゃん感激♪」

那珂「いいよっ、一緒に練習しよ! いっくよー……那珂ちゃんスマーイル、ニコッ♪」

提督「ニ……ニコッ」(悪鬼スマイル

那珂「うん……うん……やっぱり、指を使って口の両端を持ち上げるとこから始めよっか」(カタカタ…

提督「すまない……こ、こうかね?」(むにっ

那珂「ププッ、そうそう、そんな感じ♪」

<ガチャッ


大和「提督、大本営からのお手紙をお持ち……しまし……た」

那珂「あ」

285: 2015/03/24(火) 01:07:16.08 ID:t9jjJHYqo

提督「ぬ?」(むにっこにこ

大和「…………」(ガチャンッ!

提督「む……や、大和君、何故部屋の鍵を……?」

大和「なんと言うのでしたっけ、こういう大切な人の意外な一面を見て、自分を押さえきれなくなる衝動」(顎に指あて

大和「――――ああ、そう、思い出しました♪」(手ポン

大和「即ハボです」(超弩級戦艦の眼光

提督「!?」

那珂「提督、逃げてぇ! ここは那珂ちゃんに任せて、提督は早く逃げてぇー!!」(立ち塞がり

提督「な、那珂君!?」

大和「邪魔なんですけど?」(ゴゴゴ…

那珂「邪魔してるんだよ~♪」



那珂「……これ以上神通ちゃんの(ハイライトの消えた)悲しい顔を見たくないから! 提督たちに笑顔でいてほしいから! だから、聞いて下さい! 那珂ちゃんの……歌!!」(2000番目の三水戦のポーズ

提督「那珂君……那珂くーーーーんっ!!!」



《那珂ちゃんの勇気が提督の笑顔を守ると信じて!! 完》

309: 2015/03/25(水) 07:56:53.55 ID:3Wt5mF5dO
【艦娘たちがコミュニケーション】

旬彩《鳳翔》


漣「それではー、恒例の第一艦隊レギュラー親睦会を始めたいと思いま~す」

金剛「イエーイ♪」

神通「わ、わーい……」(拍手

漣「といっても参加者、いつぞやと同じく、三人だけなんですけどねー」

金剛「みんな用事があったからネー、残念デース」

神通「私たちだけ楽しんでるみたいで、少し申し訳ないです……」

漣「いいんですよー、こうやって時々ガス抜きしなきゃ、ストレスに潰されちゃいますし」

漣「と・く・に! 神通さんみたいなタイプは、知らず知らずの内にいろいろ溜め込んじゃうんですから、パーッといきましょ、パーッと♪」

神通「……そ、そうですね。それじゃ、お言葉に甘えて」(ニコッ

漣「んじゃ、気を取り直して……カンパーイ♪」

金剛「カンパーイ!」

神通「カ、カンパーイ!」



(数時間後)

漣「うぃ~……ヒック、鳳翔さん、お酒おかわりです~!」

<ハーイ、ちょっと待っててね~

金剛「アハハハハハッ、いい気分デ~ス!」

神通「フフ……私も、なんだか楽しくなってきちゃいました」

漣「…………」(チラッ

漣「ウィック……さて、みなさんいい感じにお酒が回ってきたと思うのですがー」(チビチビ…

金剛神通「「??」」(クピクピ

漣「実は前から密かに聞いてみたかったのですがー……」


漣「 ぶっちゃけ、この中でご主人様と一番、夜戦(意味深)の相性がいい人って誰なんですかねー? 」

金剛「ブフゥーッ!?」

神通「ッッ、ケホッ、ゴホッ!?」

310: 2015/03/25(水) 07:57:36.80 ID:3Wt5mF5dO
金剛「HEY、いいいきなり何を言い出すネー!?」

神通「そっ、そうです、いくらお酒の席だからって……は、破廉恥です……!」

漣「いやいやー、こうあうのはお酒の席だからこそですって。ご主人様もいないですし、オープンにさらけ出していきまっしょい!」

神通「で、でも……いきなり、や、夜戦(意味深)の相性なんて……」

漣「いや、だってね、単純に誰が一番やらしーかって話だと神通さん無双ですし?」

金剛「わかるわ」

神通「ひ、ひどいですっ!?」

漣「ンッフッフッ、今日のために漣、妖精さんにお願いしてオモローなもの作ってもらったのですよ」

神通「あの、む、無視しないでください」

漣「テケテテーン! 携帯型夢見長屋(実現可能な夢を見せる程度の能力)~」(あえてワサビ声

神通「うぅ……」(ホ口リ

金剛「元気出すネー」(肩ポン

漣「ここの呼び鈴を押すと、押した人の意中の相手とのアレやコレやな映像が障子スクリーンに映し出されるって寸法」

漣「というわけで、ハイ。神通さん、トップバッターよろです」

神通「うぅ……」(渋々

漣「あ、ちなみに再生終わったら自動でDVDに焼いてくれるのでー、後で差し上げますね♪」

神通「い、いらないです……」(ポチッとな

夢見長屋<イメージしろ!!


311: 2015/03/25(水) 07:58:11.95 ID:3Wt5mF5dO
(深夜)
《鎮守府》執務室

提督「…………ふぅ」(カタッ

神通「提督、お仕事お疲れ様です」

提督「あ、ああ、前から掛かりきりだったものが終わって、ようやく一息つけそうだよ」

神通「よかったです。ここ数日、提督、ずっと気を張りつめていたから」

提督「む、し、心配させてしまったか、すまない」

神通「い、いえ」

神通「あの、提督、せっかくお仕事も終わったことですし、よろしければ……その、お酒でもいかがでしょうか?」

提督「……神通君から誘ってくれるとは、珍しいな」

神通「先日、鳳翔さんから提督と飲んでくださいと、いいお酒をいただいて……。今、持ってきますね」

提督「ああ、お願いしよう」


(提督&神通、酒盛り中・・・)


提督「ふぅ……鳳翔君の目利きだけあって美味しい酒だ」

神通「はい、本当に美味しいです」

提督「…………」(チビチビ

神通「ぁ……あの」(しなだれかかり

提督「――――も、もう酔ったのかね?」

神通「提督……」(潤んだ瞳

提督「う、うぬぬ」

提督「……め、目を瞑ってくれるか」

神通「はい――――ふ、ぅ……ン……」


<提督……最初は私が……き、気持ちよくしてあげますね(ゴソ…
<なっ……じ、神通君!?
<ん、んぐ……ジュルル―――!!
<どこでこんなこ、ことを……ふっ、ううッ……!
<ケホッ、ゲホ……!! その、女性誌とか、て、提督これくしょんで……あむ……ンンッ


<……今更言うのもなんだが、これはすごい眺めだな
<ッッ、い、言わないでください……この体勢、す、凄く恥ずかしいですから……
<うぬ、すまない
<うぅ、あまりコッチは見ないでくださいね……?
<そ、そんな風に隠されると余計……い、いや、なんでもない


<神通、君……!
<ヒャッ!? ヤぁ……そ、そんな急に動かれたら、私……混乱しちゃいます……!
<ぐ、うぅ……!


<ふ、ぅ……すまない……まるでケダモノだな、私は
<ハ……ハァ……提督……こんなにたくさん、私……嬉しいです




漣「お、おう」(ドン引き

金剛「エ~ット、ま、まあ、男と女だし? ヤることヤるのは当然ネー」(擁護

漣「でも、だからって神聖な執務室でチュッチュクチュクチュ、飽きずに何度もまあ……」

漣「漣、えOちぃのはいけないと思います!」

神通「はわぁぁぁあああ……」(プシュゥゥ…

312: 2015/03/25(水) 07:59:08.27 ID:3Wt5mF5dO
神通「…………」(ハイライトOFF

漣「(ちょ~っとからかい過ぎましたかね)」

金剛「ア、アハハ、お酒の席のオフザケだカラ! みんな楽しくいきましょう、楽しく!」

神通「はい、神通は大丈夫です……大丈…夫」

金剛「あまり大丈夫そうに見えないけど……OK! 次は漣の番デース!」

漣「あー、やっぱりやんなきゃダメですかー」

漣「(ちょっと、いやかなり恥ずかしいけど……ま、まあ、神通さんのよりはプラトニックでしょうし?)」

漣「それじゃあ……漣、いっきまーす!」(ポチッとな


夢見長屋<異常なほどのイメージ推し

313: 2015/03/25(水) 07:59:45.57 ID:3Wt5mF5dO

(深夜)
《鎮守府》執務室


提督「……ふぅ」(コキコキッ

漣「今日も一日お疲れ様でした、ご主人様!」

提督「あ、ああ、ありがとう」

漣「はあ~、それにしても疲れましたねえ」(ポスン

提督「さ、漣君、いきなり膝に座るのはやめてくれないか?」

漣「え~、たまには漣にもご褒美、くれてもいいんじゃないですか?」(スリスリ

提督「ッ……さ、漣君、あまり膝の上で体を動かすのは……」

漣「ん~、ご主人様ァ? なんだか体の一部が『凝ってる』みたいなのですがー」

漣「漣がマッサージ(意味深)、してあげましょうか~?」(ニンマリ

提督「そ、それは……」

漣「えー……ここんところ、お仕事ばかりでご無沙汰でしたしー、ぶっちゃけ漣も欲求不満なのでー」

漣「かまってもいいよ~、ご主人様?」

提督「ぬ、うぬ……」



<あふ……ン、ひゃう……!
<……どうすればいいのだろうな、この背徳感は
<そ、それって、漣がイロイロ貧相だからですかねえ?
<い、いや、そういう訳ではないが……
<ひぅ……! ハァ、ハッ……く、口では殊勝なこと言ってますけど、ご主人様の手つき……やっらしぃ~♪
<……情けない提督ですまない



<漣君、そ、そろそろ……
<んもぅ、しょうがないニャア。んしょ……コッチは準備万端、いつでもいいですよ~
<漣君……その、無理して明るく振る舞わなくていいんだぞ?
<は、はぁ? さ、漣、別に無理してませんし!
<あ、あまり肩に爪を立てられると痛いのだが……
<ハテ、ナンノコトヤラ(棒読み



<ア、アハッ、ご主人様Ktkr……!!
<ぬ……くっ……
<ひゃう……やッ!? くふっ、スゴ……アッ、あぅ……!
<だ、大丈夫かね、漣君?
<はひ……は、はいぃ……
<もし辛いようなら、もう少しゆっくり動こう……
<ふぁ……!? あっ、ダメです、急にそんな優しくされたら―――うっっくぅ~!!?



<……い、いい歳して、まさかこんな醜態を晒すとはー
<き、綺麗に掃除はできたし……あの、漣君、あまり気に病まなくていい……ぞ?
<うぅ、なんもいえねぇ……
<そ、それより、そろそろ服を――
<恥をかかされたままじゃ終われないし……こうなったら徹底的にやっちまうのね(ボソッ
<!?
<ま・ず・は、ご主人様のをキレイキレイしてあげますね~♪



<ンッ、ふッ……ふぁ、あ、あぁっ……!
<ぐ、ぅ……うぬ、う……!
<ご主人様……そ、そろそろですか……!?
<あ、ああ……だから漣君、外に……
<そ、ですか……じゃあ―――出しちゃえ♪(ホールド!
<さ、漣く……ぐううぅ!!?

314: 2015/03/25(水) 08:00:39.43 ID:3Wt5mF5dO



漣「はにゃあぁぁぁああああああああっ!!?」(大破

神通「漣さん……」(畏怖の眼差し

漣「殺せよォ! いっそ殺せよォ!!」

金剛「アハハ……御無沙汰なら仕方ない、仕方ないネー」

漣「グスッ……そーやって余裕ぶっこいてるけど、次は金剛さんの番ですからね」

神通「わ、私たちもやりましたから……」

金剛「―――やっぱり、やらなきゃダメ?」

漣&神通「「ダメ……です」」

金剛「(ま、まあ、いくら何でもこの二人より過激なものはない……ないよね?)」

金剛「わかりましタ! 毒を食らわば皿まで……スイッチONデース!!」


夢見長屋<あんた、セーラー服は無理がねーか?

金剛「!?」

315: 2015/03/25(水) 08:01:27.25 ID:3Wt5mF5dO


《鎮守府》提督自宅

提督「も、戻ったぞ」

金剛「おかえりネー、お仕事お疲れ様デース♪」(ハグッ

提督「ま、待て、抱きつくのはやめてくれないか」

金剛「ンフフ、や~だ♪」

提督「ぬ、ぬう……」

金剛「ご飯、食べるデショ? 準備、できてマース」

提督「い、いただこう……ところでだな、金剛」

金剛「ン……なんですカー?」

提督「食事の準備や出迎えは、あ、ありがたいのだが……その格好はどうにかならなかったのかね?」

金剛(E:エプロンonly)「……エット、男の人はこういうのがグッと来るって本に書いてたネー」

金剛「エヘヘ、ど、どうかしら……興奮、する?」(裾ちょい上げ

提督「…………金剛」(グイッ

金剛「キャッ!? ア、アノ、先にご飯……」

提督「す、すまない……さすがに、ここまでされて手を出さずにいられるほど、人間はできていない」

金剛「やぁん……♪」(計画通り


<金剛……ここに手をついて
<ハ、ハイ……ウ゛~、シてくれるのは嬉しいケド、実はこの体勢、嫌いデース……
<そ、そうなのか?
<だ、だって、後ろからされたら……アナタの顔が見れないし……(ゴニョゴニョ
<そ、そうか
<ンヒッ……ア、アァッ!? ちょ、ちょっと、入れたまま向き、か、変えるのダメ……!
<……だ、だが、これでちゃんと顔が見れる……だろう?
<あ……ッ……あんまり、見つめないでよ……照れちゃうじゃない


<そういえば、玄関の鍵を閉め忘れていたな
<ヒッ……!!?
<っ、こ、金剛、いきなりキツく……どうかしたのか?
<ハッ……はふ……ナ、ナンデモナイ
<そ、そうか? ……誰か訪ねてきても困るし、鍵を閉めてくるか
<ャッ……ダメ、と、途中でヤメないで
<い、いや、鍵を閉めに行くだけなのだが……
<い、いいから……このまま続けて。ちゃんと最後まで……シて?
<ど、どうなっても知らんからな
<そ、その時は……責任とってもらうんだから
<……相変わらず、言うことが無茶苦茶だな君は



<あ、ああっ……!? そ、そんなに激しくしないでよ、バカ……ううっ、ンンゥッ!
<金剛……そろそろ……!
<う、うん、いいよ……来て、来て……うぁ、アァァン……!!

316: 2015/03/25(水) 08:06:07.87 ID:3Wt5mF5dO

金剛「アウアウアウアウ……!」(ジタバタ

漣「裸エプロンて、日本に毒されすぎじゃないですかね?」

神通「提督、私たちの時より少し積極的でした……」(ショボリ

漣「あー、それ、漣も気になりました。いいなー、金剛さんいいなー」

金剛「シミュレーション……シミュレーションだから!」

漣「そですねー」

漣「とりあえず、これで全員見終わったわけですがー……」

漣「……DVD、欲しい人~」(ヒソッ

神通「あ、その……」(目泳ぎ

金剛「ンー、ンッン~……」(咳払い

漣「ア、アハハ、漣はどうしよっかなー……」ほ



鳳翔「なんだったらそのDVD、提督にあげちゃえばいいんじゃないかしら♪」(ずっと見てた

漣神通金剛「「「ひゃあぁぁ↑ああぁ↓!!?」」」

鳳翔「みんな、そーいうのに興味があるのはわかるけどひど程々にね?」(生温かい眼差し

《この後、滅茶苦茶気まずかった》

317: 2015/03/25(水) 08:16:21.76 ID:3aWU5rnpO
鳳翔さんと大和蒼龍のも気になります!

318: 2015/03/25(水) 08:20:57.80 ID:etAkoA//O
大和は常時夢妄想してんじゃねーかw



次回はこちら


引用元: 【艦これ】提督と艦むすの鎮守府での四方山話7