1:2014/06/20(金) 22:22:59.38
魔王「ふっ、いつもの席は空けてあるか。感心な奴だ」
マスター「どうも…で、今日は何にする?」
魔王「適当に出してくれ。ツマミもな」
マスター「…今日は思いっきり酔い潰れたいって顔だな」
魔王「私の顔はそんなに分かりやすいか?」
マスター「職業柄、そういう能力に長けてるだけさ」
マスター「どうも…で、今日は何にする?」
魔王「適当に出してくれ。ツマミもな」
マスター「…今日は思いっきり酔い潰れたいって顔だな」
魔王「私の顔はそんなに分かりやすいか?」
マスター「職業柄、そういう能力に長けてるだけさ」
2:2014/06/20(金) 22:25:27.64
魔王「ふぅ…」ガタン
マスター「随分と疲れてるじゃないか」
魔王「私は美人で人気者だからな。毎日のように不届き者が現れるんだ」
マスター「ははっそうかい」
魔王「…何とも思わないのか?同じ人間がやられているというのに」
マスター「ここに店を構えてから、久しく人と会ってないからな」
マスター「随分と疲れてるじゃないか」
魔王「私は美人で人気者だからな。毎日のように不届き者が現れるんだ」
マスター「ははっそうかい」
魔王「…何とも思わないのか?同じ人間がやられているというのに」
マスター「ここに店を構えてから、久しく人と会ってないからな」
5:2014/06/20(金) 22:28:42.89
魔王「全く、物好きな奴だ。なぜ人間界に店を建てなかった?」
マスター「人間、若い時には無茶をしたくなるものさ」
魔王「お前はもう良い歳だろう?」
マスター「…歳をとっても変わらなかった。それだけの話だ」
魔王「人間にしては良い根性をしていると思ったが。ただの変わり者だということか」
マスター「魔王なんてモンよりはよっぽどまともで退屈だよ」
魔王「クク…心外な評価だ」
マスター「人間、若い時には無茶をしたくなるものさ」
魔王「お前はもう良い歳だろう?」
マスター「…歳をとっても変わらなかった。それだけの話だ」
魔王「人間にしては良い根性をしていると思ったが。ただの変わり者だということか」
マスター「魔王なんてモンよりはよっぽどまともで退屈だよ」
魔王「クク…心外な評価だ」
7:2014/06/20(金) 22:34:14.39
マスター「さ、ツマミもできたぞ」
魔王「ふむ…これは人間界の食い物か?」
マスター「揚げ物だよ」
魔王「先ほどからやかましい音を立てていたのはそのせいか」
マスター「ああ、魔界ではないものだろう?」
魔王「そうだな、食い物と言えば普通は生でしか食わん」
魔王「ふむ…これは人間界の食い物か?」
マスター「揚げ物だよ」
魔王「先ほどからやかましい音を立てていたのはそのせいか」
マスター「ああ、魔界ではないものだろう?」
魔王「そうだな、食い物と言えば普通は生でしか食わん」
8:2014/06/20(金) 22:37:18.75
マスター「魔界の住人の口に合うかは分からないが…」
マスター「まあ物は試しだ、食べてみな」
魔王「…どう食べればいいんだ?」
マスター「そのままかぶり付けばいい」
魔王「ふむ…」ガブッ
魔王「……」ムグムグ
マスター「どうだい?」
魔王「…褒めてやらんこともない」
マスター「あぁ、充分だ」
マスター「まあ物は試しだ、食べてみな」
魔王「…どう食べればいいんだ?」
マスター「そのままかぶり付けばいい」
魔王「ふむ…」ガブッ
魔王「……」ムグムグ
マスター「どうだい?」
魔王「…褒めてやらんこともない」
マスター「あぁ、充分だ」
9:2014/06/20(金) 22:40:31.98
魔王「ん?」
マスター「よっ…と」スッ
魔王「どうした、お前は向こう側に立っているのが商売だろう」
マスター「お客さんとの交流も商売だ。横、失礼するぞ」
魔王「ふっ…好きにしろ」
マスター「よっ…と」スッ
魔王「どうした、お前は向こう側に立っているのが商売だろう」
マスター「お客さんとの交流も商売だ。横、失礼するぞ」
魔王「ふっ…好きにしろ」
10:2014/06/20(金) 22:42:28.71 ID:VP+HB9e10.net
このまったりした感じなんか良いな
11:2014/06/20(金) 22:44:10.87
魔王「そういえばお前、家族はいるのか?」
マスター「人間界に妻と息子がいる」
魔王「…戻ってやらんのか」
マスター「些細なことで喧嘩をしてしまってな。一人家を出て行ったわけだ」
魔王「また若さゆえの無茶か?」
マスター「あぁ、後は分かるだろう?」
魔王「…その歳まで変わらなかったわけか。バカな男だな」
マスター「言うな、百も二百も自分に言ってきたことだ」
マスター「人間界に妻と息子がいる」
魔王「…戻ってやらんのか」
マスター「些細なことで喧嘩をしてしまってな。一人家を出て行ったわけだ」
魔王「また若さゆえの無茶か?」
マスター「あぁ、後は分かるだろう?」
魔王「…その歳まで変わらなかったわけか。バカな男だな」
マスター「言うな、百も二百も自分に言ってきたことだ」
12:2014/06/20(金) 22:46:53.77
魔王「む…」
魔王「そろそろ酔いが回り始めてきたな…」
マスター「もう酔いに任せて魔法を乱発するのはやめてくれよ」
魔王「安心しろ、昼間の戦いのせいで魔力はスッカラカンだ」
マスター「そこまで苦戦するとは珍しいな」
魔王「たまには暴れるのもいいと思っただけだ」
マスター「あぁ、そういうことにしておこう」グビッ
魔王「そろそろ酔いが回り始めてきたな…」
マスター「もう酔いに任せて魔法を乱発するのはやめてくれよ」
魔王「安心しろ、昼間の戦いのせいで魔力はスッカラカンだ」
マスター「そこまで苦戦するとは珍しいな」
魔王「たまには暴れるのもいいと思っただけだ」
マスター「あぁ、そういうことにしておこう」グビッ
14:2014/06/20(金) 22:49:20.04
魔王「……でな!私はそこでこう言ってやったんだ!」
魔王「『私を倒したくば人生を百回はやり直せ』とな!」
マスター「はははっ」
魔王「その時の人間の悔しそうな顔ときたらなーひっく…」
魔王「おーいマスター!もっと飲め!ぜーんぜん減ってないぞぉー!」
マスター「酔い潰れたら商売にならんだろう」
魔王「ばかお前ーそーいうのも含めてだな!商売というものは…」
魔王「んー…」パタッ
マスター「おやおや…しょうがない、ソファで寝かせておいてやるか…」
魔王「『私を倒したくば人生を百回はやり直せ』とな!」
マスター「はははっ」
魔王「その時の人間の悔しそうな顔ときたらなーひっく…」
魔王「おーいマスター!もっと飲め!ぜーんぜん減ってないぞぉー!」
マスター「酔い潰れたら商売にならんだろう」
魔王「ばかお前ーそーいうのも含めてだな!商売というものは…」
魔王「んー…」パタッ
マスター「おやおや…しょうがない、ソファで寝かせておいてやるか…」
16:2014/06/20(金) 22:52:29.11
カランカラン…
マスター「いらっしゃ…あぁ、執事さん」
執事「魔王様は?」
マスター「酔い潰れたからソファで寝かせておいたんだ」
執事「いつもすみませんな」
マスター「ははっ構わんよ」
マスター「いらっしゃ…あぁ、執事さん」
執事「魔王様は?」
マスター「酔い潰れたからソファで寝かせておいたんだ」
執事「いつもすみませんな」
マスター「ははっ構わんよ」
17:2014/06/20(金) 22:55:35.51
魔王「……むぅ…」スースー
執事「…本当に、お幸せそうな寝顔だ」
マスター「随分とご機嫌に話してたからな」
執事「城でもずっと気を張り続けていて…本当に安らげるのはこの店だけなのです」
マスター「だろうな。毎日毎日戦い漬けなのだから」
執事「それに加えてこの殺伐とした時代。臣下達もいつ誰が謀反を起こすかも分からぬ状況で…」
マスター「そしてあなたは魔王のお付き…苦労するな」
執事「いえ、私は…」
マスター「…気晴らしに、少し飲んでいくかい?」
執事「……えぇ、ではお言葉に甘えて」
執事「…本当に、お幸せそうな寝顔だ」
マスター「随分とご機嫌に話してたからな」
執事「城でもずっと気を張り続けていて…本当に安らげるのはこの店だけなのです」
マスター「だろうな。毎日毎日戦い漬けなのだから」
執事「それに加えてこの殺伐とした時代。臣下達もいつ誰が謀反を起こすかも分からぬ状況で…」
マスター「そしてあなたは魔王のお付き…苦労するな」
執事「いえ、私は…」
マスター「…気晴らしに、少し飲んでいくかい?」
執事「……えぇ、ではお言葉に甘えて」
18:2014/06/20(金) 22:58:45.61
マスター「魔王は今日、相当苦戦していたようだが…」
執事「ご存知なのですか?」
マスター「向こうから聞いた」
執事「資源も食糧も、無限にはありませんからな…」
執事「我々の不手際のせいで、少しずつ魔王様の負担が重くなってしまう」
執事「…歯痒い状況です、実に」
マスター「…そうか」
マスター「私は既に俗世を離れた身だ……何も、言わんよ」
執事「そうして頂くと嬉しいですな…」
執事「ご存知なのですか?」
マスター「向こうから聞いた」
執事「資源も食糧も、無限にはありませんからな…」
執事「我々の不手際のせいで、少しずつ魔王様の負担が重くなってしまう」
執事「…歯痒い状況です、実に」
マスター「…そうか」
マスター「私は既に俗世を離れた身だ……何も、言わんよ」
執事「そうして頂くと嬉しいですな…」
19:2014/06/20(金) 23:01:36.88
魔王「ん…んん?」
マスター「お目覚めか」
執事「魔王様、私です」
魔王「あぁ…来ていたか、執事」
執事「帰りましょう、臣下共が待っております」
魔王「馬鹿を言うな。今頃全員夢の世界に旅立っているだろう」
執事「大人の世界では建前は重要でしてな」
魔王「ふ…厄介なものだ、大人というのは」
魔王「では失礼するぞ、マスター。金はここに置いておく」
マスター「あぁ、また来るといい」
マスター「お目覚めか」
執事「魔王様、私です」
魔王「あぁ…来ていたか、執事」
執事「帰りましょう、臣下共が待っております」
魔王「馬鹿を言うな。今頃全員夢の世界に旅立っているだろう」
執事「大人の世界では建前は重要でしてな」
魔王「ふ…厄介なものだ、大人というのは」
魔王「では失礼するぞ、マスター。金はここに置いておく」
マスター「あぁ、また来るといい」
21:2014/06/20(金) 23:04:12.83
「…ん?」
「な、なんでこんな所に店が…?」
「誰かいるのか…?入ってみるか」ガチャッ
マスター「おや、今日は早…」
マスター「っ!」
「……え?」
マスター「お前…」
「………おや、じ……?」
「な、なんでこんな所に店が…?」
「誰かいるのか…?入ってみるか」ガチャッ
マスター「おや、今日は早…」
マスター「っ!」
「……え?」
マスター「お前…」
「………おや、じ……?」
23:2014/06/20(金) 23:07:53.31
マスター「お前、討伐隊に入っていたのか…」
「おっ俺のことなんかより!なんで親父がここにいんだよ!」
「母さんと俺をほったらかして!一人勝手に家を出て行って!」
マスター「…すまん」
「どれだけ…俺達がツラかったか…!」
マスター「…………すまん、本当に…」
「おっ俺のことなんかより!なんで親父がここにいんだよ!」
「母さんと俺をほったらかして!一人勝手に家を出て行って!」
マスター「…すまん」
「どれだけ…俺達がツラかったか…!」
マスター「…………すまん、本当に…」
24:2014/06/20(金) 23:10:34.44
―――――――
―――
―
「…で、親父はここで何をしてるんだ?」
マスター「見ての通りだ、店を経営してる」
「魔物が酒なんて飲むのかよ」
マスター「あまり飲む奴はいないが…」
マスター「…一人、とびっきりの酒好きがいてな」
―――
―
「…で、親父はここで何をしてるんだ?」
マスター「見ての通りだ、店を経営してる」
「魔物が酒なんて飲むのかよ」
マスター「あまり飲む奴はいないが…」
マスター「…一人、とびっきりの酒好きがいてな」
25:2014/06/20(金) 23:13:31.58
マスター「ところでお前はどうしたんだ?」
「さっき親父が言った通りだよ」
マスター「魔王を討伐しに来たというわけか…」
「あぁ、近い内に奇襲をかける。今日は偵察だ」
マスター「…そうか…」
「何か魔王について知らないか?どんなことでもいいんだ」
マスター「……」
マスター「…知らないな、会ったこともない」
「さっき親父が言った通りだよ」
マスター「魔王を討伐しに来たというわけか…」
「あぁ、近い内に奇襲をかける。今日は偵察だ」
マスター「…そうか…」
「何か魔王について知らないか?どんなことでもいいんだ」
マスター「……」
マスター「…知らないな、会ったこともない」
26:2014/06/20(金) 23:16:52.00
「…さて、昔話の一つでもしたいけど」
「仲間が待ってるんだ。そろそろ帰る」
マスター「…あぁ」
「じゃあ、な…」スッ…
マスター「……待て」
「なんだよ?」
マスター「お前が故郷に戻ったら…」
マスター「母さんに伝えてくれ…『お前のことは一日も忘れたことはない』と」
「……伝えておくよ、約束する」
マスター「…ありがとう」
「…元気でな、親父。全部終わったら…酒、飲みに来るよ」ガチャッ
マスター「あぁ、待ってる」
カランカラン…
マスター「……」
「仲間が待ってるんだ。そろそろ帰る」
マスター「…あぁ」
「じゃあ、な…」スッ…
マスター「……待て」
「なんだよ?」
マスター「お前が故郷に戻ったら…」
マスター「母さんに伝えてくれ…『お前のことは一日も忘れたことはない』と」
「……伝えておくよ、約束する」
マスター「…ありがとう」
「…元気でな、親父。全部終わったら…酒、飲みに来るよ」ガチャッ
マスター「あぁ、待ってる」
カランカラン…
マスター「……」
27:2014/06/20(金) 23:20:38.05
数日後
魔王「ふむふむ、やはりこの揚げ物とやらは褒めてやるに値すると認めてやっても…」ムグムグ
マスター「今日はどうしてこんな昼間から?」
魔王「不届き者の気配が全くなかったからな。たまには昼に行ってもいいだろうと」
魔王「ま、お前も客がいなくて寂しいからちょうど良かっただろう?感謝しろよ?」
マスター「ははっ、光栄だ」
ガチャッ!
魔物「魔王様!!!!」
魔王「なんだ、騒々しい」
魔物「大変です!敵が奇襲を仕掛けてきました!!」
魔王「なに?」
マスター「…奇襲…?」
魔王「ふむふむ、やはりこの揚げ物とやらは褒めてやるに値すると認めてやっても…」ムグムグ
マスター「今日はどうしてこんな昼間から?」
魔王「不届き者の気配が全くなかったからな。たまには昼に行ってもいいだろうと」
魔王「ま、お前も客がいなくて寂しいからちょうど良かっただろう?感謝しろよ?」
マスター「ははっ、光栄だ」
ガチャッ!
魔物「魔王様!!!!」
魔王「なんだ、騒々しい」
魔物「大変です!敵が奇襲を仕掛けてきました!!」
魔王「なに?」
マスター「…奇襲…?」
29:2014/06/20(金) 23:23:38.67
魔王「どうした、マスター」
マスター「……その敵」
マスター「おそらく、私の息子だ…」
魔王「なっ…お前の息子…!?」
マスター「数日前に店に来た」
魔王「なんだと…クソッ…!」
マスター「……魔王」
マスター「私は、お前側にも息子側にもつかん」
マスター「だから…気にするな」
魔王「…しかし…」
マスター「…いいんだ」
魔王「…分かった」
マスター「……その敵」
マスター「おそらく、私の息子だ…」
魔王「なっ…お前の息子…!?」
マスター「数日前に店に来た」
魔王「なんだと…クソッ…!」
マスター「……魔王」
マスター「私は、お前側にも息子側にもつかん」
マスター「だから…気にするな」
魔王「…しかし…」
マスター「…いいんだ」
魔王「…分かった」
33:2014/06/20(金) 23:27:12.32
魔物「魔王様!早くお戻りになってください!」
魔王「分かっている!すぐに行くから先に帰っていろ!」
魔物「はっ…!」ガチャッ
魔王「…マスター」
マスター「…なんだ?」
魔王「我々は、今非常に厳しい戦況にある」
魔王「さらに今回は奇襲を受けた…正直、生き延びる自信はない」
魔王「だから…今日で一応の別れとさせt…」
マスター「…………おく」
魔王「え?」
マスター「また…揚げ物を用意して待っておく」
魔王「…マス、ター…」
魔王「分かっている!すぐに行くから先に帰っていろ!」
魔物「はっ…!」ガチャッ
魔王「…マスター」
マスター「…なんだ?」
魔王「我々は、今非常に厳しい戦況にある」
魔王「さらに今回は奇襲を受けた…正直、生き延びる自信はない」
魔王「だから…今日で一応の別れとさせt…」
マスター「…………おく」
魔王「え?」
マスター「また…揚げ物を用意して待っておく」
魔王「…マス、ター…」
35:2014/06/20(金) 23:30:31.73
マスター「私はここのマスターで、お前は客だ」
マスター「それ以上でもそれ以下でもない」
マスター「そうだろう?」
魔王「…ふっ、その通りだな」
魔王「じゃあ…行って来る」
マスター「あぁ、またの来店を待っている」
魔王「…マスター」
マスター「ん?」
魔王「……揚げ物、美味かったぞ」
マスター「…どうも」
ガチャッ バタン
マスター「それ以上でもそれ以下でもない」
マスター「そうだろう?」
魔王「…ふっ、その通りだな」
魔王「じゃあ…行って来る」
マスター「あぁ、またの来店を待っている」
魔王「…マスター」
マスター「ん?」
魔王「……揚げ物、美味かったぞ」
マスター「…どうも」
ガチャッ バタン
36:2014/06/20(金) 23:34:32.48
数週間後
マスター「……ふぅ、これくらい掃除したら充分か」
マスター「…ん?」
スタスタスタ…ザッ
マスター「おや…お客さんか…」
ガチャッ
カランカラン…
マスター「いらっしゃい」
マスター「あぁ…お前か」
マスター「…ちゃんと用意しておいたぞ」
…さあ、食べな
Fin
マスター「……ふぅ、これくらい掃除したら充分か」
マスター「…ん?」
スタスタスタ…ザッ
マスター「おや…お客さんか…」
ガチャッ
カランカラン…
マスター「いらっしゃい」
マスター「あぁ…お前か」
マスター「…ちゃんと用意しておいたぞ」
…さあ、食べな
Fin
37:2014/06/20(金) 23:35:23.06 ID:DWJMpONe0.net
乙
38:2014/06/20(金) 23:39:01.03 ID:/bSSNevx0.net
この終わり方好きだわ乙
44:2014/06/20(金) 23:50:40.47 ID:g6i0wSp30.net
「ご想像にお任せします」エンドは嫌いだけど
これはなんか好きだわ
乙
これはなんか好きだわ
乙
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