1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/22(火) 06:57:31 ID:te2xhpk2
黒「そろそろ誰が引退するか決めよう」

赤「引退も何も短くなったら放置されるし」

黒「だけど中には使いきられるやついるだろ」

赤「お前みたことあんの?」

青「というかアレだよ、混合するのやめて欲しい」

紫「俺いるのにな」

赤「まぁ使われてるだけマシだろ」


白「……」

2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/22(火) 07:01:09 ID:te2xhpk2
塗り絵

赤「いやまずさ、俺使うのやめてほしい」

青「いやぁ夕焼けとか必要でしょ」

赤「背景ばっかでつまらん」

黒「俺なんか服とかだぞ」

赤「お前グラデーションされるからいいじゃん」

肌色「人物ならまかせろ!」

青「で、出たーww目立たないくせに存在感奴ーwwwwww」

黒「それぞれ個性あるしそんなこと言うな」


白「……」

3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/22(火) 07:04:04 ID:te2xhpk2
風景画

ねずみ色「ウス」

黒「お前使いどころないだろ」

赤「字のごとくねずみくらいだよな」

青「雲とかな」

ねずみ色「つってもアレっすよ、目を話したらいなくなる奴1位」

赤「なんの自慢だよ」

黒「まぁでも使われてるだけマシ」


白「……」

4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/22(火) 07:07:02 ID:te2xhpk2
赤「そもそも風景画とか俺らじゃないよな」

黒「クレヨンのシュール絵とか抽象画もあっていいと思うが」

赤「ないない、ガキの「こんなの見ました!」くらいが妥当」

青「ある意味シュールだけどな」

黒「ガキに限って俺の使用頻度低いわ」

青「身が擦りきれるくらい酷使される」

赤「複雑骨折なんて茶飯事だしな」


白「……」

5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/22(火) 07:10:57 ID:te2xhpk2
後輩

黒「おい知ってるか」

黒「世の中にはクーピーと名乗る俺らの後輩がいるらしい」

赤「クレヨンって総称だろ?」

黒「でも俺らクレヨンって商品名だし」

黄「ねー」

青「お前どっから出てきた」

黄「あのねー、噂のクーピーと合コンしてきた」

赤「裏切り者め」

黒「出番がなきゃそういうことしてもいいだろ別に」

青「結果配合色が多くなる」


白「……!」

6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/22(火) 07:14:54 ID:te2xhpk2
敵対心

黒「……」

赤「不機嫌だな」

青「ガキの力加減を交渉しにいったら門前払いだったみたい」

赤「どこにあんだよ」

緑「そのようなことも知らないとは……浅はかなり」

青「なんだこいつ」

緑「絵の具協会ですよ」

赤「あー、筆を経由しないと書けない情弱どもか」

緑「知り合いがいるんであまり悪口言わないでください」


白「……知り合い……」

7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/22(火) 07:18:58 ID:te2xhpk2
カチコミ

黒「遊んだろやないかアホンダラァ!!」

赤「アカンキレた」

青「おい! 落ち着け!」

黒「ダラッシャオラァ!」

赤「手がつけられんな」

青「あーいっちゃった」

赤「恋人でもいればな」

青「あいつに釣り合うのなんていないって、対色の白ちゃんくらいしか」

赤「あのこ内気だし目立たないからなぁ」


白「……」

8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/22(火) 07:22:57 ID:te2xhpk2
白色回想

白「今日も使ってくれなかった……」

黒「おい新入り」

白「ひゃっ!」

黒「使われないことはないから気にするな」

白「黒さん……」

黒「俺はお前と一緒に仕事するの楽しみだ」

黒「夜景が俺で雪がお前、ロマンチックだろ?」

白「……」

黒「お前は必要なんだ、お前がいれば助かるし、嬉しい」

黒「どこにもいくなよ」

赤「飯だぞー」

黒「おう」

白「……もう少し頑張ろ」

9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/22(火) 07:28:35 ID:te2xhpk2
病院

黒「くそ……」

赤「絵の具には叶わねぇよ、諦めろ」

青「今連絡とれたけどお前が殴り込みにいったところって……」

赤「ボンボンに買われた絵の具だな」

赤「メンテ行き届いてるしな」

黒「まぁいいさ、ガキの力に我慢するだけ」

青「……おい赤行くぞ」

赤「なんで……あぁ、じゃあな」

黒「おいもう行くのか」

赤「可愛い方がいいだろ?」

黒「?」


白「黒さん!」

10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/22(火) 07:33:08 ID:te2xhpk2
コンクール

赤「あのあとうまくいったらしいな」

青「盗み聞きして録音たんだが歯の浮くようなセリフでああああああ!」

赤「相思相愛だったんだな」

赤「でもなんで普段一緒に異なんだろうな」

青「録音聞く?」

赤「聞く」

ボイレコ「しーろにゃんにゃん! 可愛いにゃあペロペロしたいにゃあ」

ボイレコ「くーろにゃん! お預けだにゃん♪」


赤「聞きたくなかった」

青「硬派気取りだから二人きりになるとリミッター外れるみたいだな」

11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/22(火) 07:37:35 ID:te2xhpk2
赤「と、それよりも俺らの持ち主が金賞だってな」

青「まぁ力加減さえまともなら才能ある使い方だし当然だ」

黒「どうだ、結果は」

白「……」

青「金賞だにゃん」

白「///」

黒「なにバカなことしてんだ、行くぞ」

赤「少しくらい見てようや」

黒「違う、俺ら表彰されるらしい」

白「最優秀クレヨン賞みたいです……」

黒「光栄だにゃ」

赤「え?」

黒「ん?」

赤「……え?」

黒「ん?」

12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/22(火) 07:40:14 ID:te2xhpk2
それから10年後、持ち主は最年少で画伯となった

不思議なことに彼の使うのはクレヨン
黒と白のみを使った画は1枚5億の値がついた

終わり

13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/22(火) 09:23:54 ID:A6YuOXMU
面白かった乙

14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/22(火) 14:35:18 ID:JJG5btl.
乙、

まぁでもクレヨンの白はまだいいよな
色鉛筆の白の不憫さと言えばもう…

15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2013/10/22(火) 23:01:27 ID:XH914Lsk
なんやかんやで一番出番が少ないのはパレットクリーナーだと思う。

引用元: クレヨン達が会話してるそうです