1:2015/03/25(水) 03:08:30.93 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「油揚げもっと持って来い」

村人「しかし…最近の日照りで作物は育たずわしらにはもう生贄位しか…」

狐娘「しょうがないのう…雨降らせてやるから金が入ったら必ず油揚げ持ってくるんじゃぞ」

村人「有難うごぜえやす!」

狐娘「貸しじゃぞ。忘れるでないぞ」

狐娘「それと次にまた童を贄に寄越す様な下らん真似してみろ、今度はワシの祟りが待っているぞ」ギロリ

村人「ははーっ」
6:2015/03/25(水) 03:16:15.25 ID:AM6RfCfK0.net
‐数年後‐
狐娘「そろそろ油揚げが献上されても良い頃じゃろ」

狐娘「ちょっと村に催促に行くかの」

狐娘「…なんじゃ?やけに道が荒れとるのぅ」テクテク

狐娘「むっ?地蔵が倒れとるじゃないかバチ当たりな連中め…よいしょ」

狐娘「催促ついでに説教しないといかんの」テクテク
8:2015/03/25(水) 03:23:03.54 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「そろっと村に着くはずなんじゃがな…」テクテク

狐娘「はて…この辺に見張り矢倉があったはずじゃが…まぁ良いか」キョロキョロ

狐娘「……」テクテク

狐娘「廃墟…じゃな」

狐娘「なんじゃ…戦でもあったのかのう?」テクテク
9:2015/03/25(水) 03:27:32.40 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「む?人間の臭い…」スンスン

狐娘「結構近いの」テクテク

狐娘「この家じゃな」

狐娘「邪魔するぞ!誰ぞ居らぬか?」ガラッ
11:2015/03/25(水) 03:36:12.02 ID:AM6RfCfK0.net
弟「兄ちゃん!死んじゃやだよう!」

兄「…ごめんなぁ…ゲホッ」

弟「!…血が…兄ちゃん…兄ちゃん…」グスッ

狐娘「邪魔するぞ!誰ぞ居らぬか?」ガラッ

弟「!」ビクッ

兄「…だれ…?」

狐娘「童が二人だけか…親はどうした」

弟「も、もしかして神様!?」

狐娘「ん、んー…まぁ似たようなもんじゃ」

弟「お願いします!兄ちゃんを助けて!」
12:2015/03/25(水) 03:43:49.08 ID:AM6RfCfK0.net
弟「お願いだよぅ…兄ちゃんが死んじゃうよぉ…」グスグス

狐娘「どれ…見せてみろ…」スッ

狐娘 (結核の末期か…村もこれでダメになったんじゃな)

狐娘「オイ、落ち着いてよく聞くんじゃ」

狐娘「お主の兄はもう助からん」
13:2015/03/25(水) 03:52:51.70 ID:AM6RfCfK0.net
弟「ウッ…うわぁぁ…うぇぇ…」メソメソ

狐娘「泣くな!!!」ギロリ

弟「ひっ」

狐娘「お前がそんなんでコイツは安心して逝けるか?あまりグズグスやかましいならワシが食い殺すぞ?苦しまずに兄と同じとこに行けるぞ」

弟「うぐぐ…ひっく…」

狐娘 (ワシにあと尻尾が三本あれば助けてやれたんじゃがのう…すまぬ…)
15:2015/03/25(水) 04:00:14.65 ID:AM6RfCfK0.net
兄「…神様」

狐娘「なんじゃ」

兄「アイツの…面倒…見てもらえませんか…」

狐娘「ワシがか…」

兄「後生です…!どうか…ゲホッゴホ」

狐娘「…わかった…もう喋るな…」

弟「ヒック…グスッ…兄ちゃん…」

兄「強く…生きろ…」ガクッ
16:2015/03/25(水) 04:09:31.57 ID:AM6RfCfK0.net
‐数時間後‐

狐娘「最後の別れは済んだか?」

少年「うん…」

狐娘「なら帰るぞ じきに日が暮れる」

少年「……」グスッ

狐娘「…ここに居たいなら止めはせんがの、童一人残った所で妖の飯になるだけじゃぞ」ザッザッザッ

少年「グスッグスッ」

少年「グスッ…スン」トコトコ
17:2015/03/25(水) 04:17:55.04 ID:AM6RfCfK0.net
‐一時間後‐

少年「ハァ…ハァ…」フラフラ

少年「…」ドサッ

少年「…」

狐娘 (ドサ?足音が止んだ?)ミミピクリ

狐娘「…」チラリ

狐娘「!?」ギョッ
19:2015/03/25(水) 04:26:54.41 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「オイ!しっかりせい!」

狐娘「熱は…無いの」オデコクッツケ

狐娘「童にこの山道はきつかったか…」

狐娘「仕方がない奴じゃ…よっこいせっと」オンブ

少年「すう…すう…」

狐娘「くく、呑気なもんじゃな」

少年「すう…グスッ」

狐娘「しかしのう…この年で天涯孤独か…ありふれた話じゃが…憐れじゃなぁ」
21:2015/03/25(水) 04:37:11.69 ID:AM6RfCfK0.net
‐狐娘宅‐

狐娘「コレ、起きんか 着いたぞ」ユッサユッサ

少年「…?」

少年「!?ごっごめんなさい!ボクいつの間に…」アタフタ

狐娘「構わん、それより寝るんなら飯を食ってからじゃ。童を腹っぺかしで寝かせる訳にはいかん」

少年「あの…」

狐娘「なんじゃ?早く降りんか」

少年「一旦屈んでください…」

狐娘「あっ」
22:2015/03/25(水) 04:44:51.82 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「朝の雑炊の残りじゃ。多目に作っといて正解じゃったわ」

狐娘「直に温まる、しばし待て」グツグツ

少年「……」

狐娘「なんじゃシケた面じゃな」

少年「こんなごちそう…良いんですか?」オドオド

狐娘「ごちそうて…油揚げも入ってない山菜雑炊じゃぞ…」グツグツ
24:2015/03/25(水) 04:52:28.31 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「……今まで何を食っておった?」

少年「木の皮とか…柔らかい草を煮て食べてました」

少年「兄ちゃんが動ける日はネズミを捕ったり…」

狐娘「…………」

狐娘「ホレ…雑炊…腹一杯食え」グスッ

少年「いただきます…」ゴクリ
26:2015/03/25(水) 04:58:03.83 ID:AM6RfCfK0.net
少年「おいしい…おいしいよぉ…」パクパク

少年「………」

狐娘「どうした遠慮するでないわ」

狐娘「そうじゃ、ぬか漬けも出してやろうかの!今度漬け方を教えてやろう」

少年「いいのかな…?」グスッ

狐娘「なんじゃ漬物くらいで大袈裟な」
27:2015/03/25(水) 05:01:52.94 ID:AM6RfCfK0.net
少年「ぼくだけこんな…ごはん食べたり…」グスッ

少年「兄ちゃんを差し置いて…」グスッ

少年「幸せになっていいのかなぁ…?」メソメソ

狐娘「!」

狐娘「そんなもん…」フルフル
28:2015/03/25(水) 05:12:01.73 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「いいに決まっとるじゃろうがァ!!!」ガタッ

少年「」ビクッ

狐娘「お主の兄貴は何よりも先ずお主の幸せを考えとったわ!」

少年「でも…ぼくが居ると神様にめいわ」

狐娘「迷惑じゃと?お主はもうワシの子じゃあ!子を迷惑に思う親など何処の国にも居らんわァ!このたわけが!!」

少年「!」

狐娘「子の幸せを願わん親など居はせんのじゃ…」ナデナデ
31:2015/03/25(水) 05:23:05.45 ID:AM6RfCfK0.net
少年「うぐぅぅ…」

狐娘「よしよし…我慢せんでもよい食ったりせんわ」ギュッ

少年「うわぁぁぁぁん!」

狐娘「お主の兄貴の霊は何時もお主と共にある。それに何より、ワシも居る。」

少年「グスッ ヒック」

狐娘「お主は独りでは無い。忘れるでないぞ」

少年「……スゥ」

狐娘「泣き疲れて寝おったか…」ナデナデ

狐娘「布団敷いてやるかの…」
32:2015/03/25(水) 05:30:50.95 ID:AM6RfCfK0.net
‐翌日AM5時‐

少年 (…?いい匂い…母ちゃん…?)

少年「はっ!?」ガバッ

少年「……」キョロキョロ

少年「神様…?どこ…?」キョロキョロ
34:2015/03/25(水) 05:37:41.15 ID:AM6RfCfK0.net
少年「家の中には誰も居ない…」

少年「外に居るのかな…」トコトコ ガラッ

少年「うわ…まだ暗いや…」

少年「神様ー!どこですかー!」

シーン

少年 (もしかしてぼく捨てられたんじゃ…?)

少年「兄ちゃん…一人はこわいよ…神様…!」
36:2015/03/25(水) 05:45:06.81 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「おーずいぶん早いの」フワフワ

少年「神様!どこですか!?」キョロキョロ

狐娘「上じゃ、上」フワフワ

少年「浮いてる…!すごいや…!」パアァァ

狐娘「そ、そうか?」フワフワ

少年「かっこいいです!」

狐娘「ふふん、妖狐にとってこの程度朝飯前じゃ、もっと誉めてよいぞ!」フンス
37:2015/03/25(水) 05:55:03.59 ID:AM6RfCfK0.net
少年「スゴイ!!さすが神様!」

狐娘「あー…ずっと言おうと思っとったんじゃが…」

少年「?」

狐娘「神様はよせ、そんな大層なモンじゃない」フワフワ

狐娘「実際、お主の前に現れたのがワシでなく神だったら…」フワフワ

狐娘「お前の兄貴は死んどらん」フワフワ

少年「…」

狐娘「そうじゃな…ワシの事は"狐娘様"と呼べ」フワフワ

狐娘「ワシは妖狐じゃ」
38:2015/03/25(水) 06:03:46.74 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「それも…尾の数も九に満たない半端者じゃ」フワフワ

狐娘「…どうじゃ、幻滅したか…?」スタッ

少年「そ…そんなこと無い…!」

狐娘「!」

少年「狐娘様は…ぼくを助けてくれました!」

少年「神様と違って…ぼく達の前に来てくれた!」

少年「ぼくは神様より狐娘様の方が好きです!!」
39:2015/03/25(水) 06:10:25.63 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「くくく…かかかかっ!」

狐娘「こやつめ!嬉しい事を言ってくれるわ!かっかっか!」グリグリ

少年「うぅー痛いですよ、狐娘様!」

少年「所で…その大きな風呂敷は…」

狐娘「おお!よくぞ聞いてくれたの!」

狐娘「まぁ中で見せてやる!」フンス
41:2015/03/25(水) 06:28:56.01 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「お主はここで暮らしていく事になるからの、色々仕入れに行っておったのじゃ」

少年「そうだったんですか…」

狐娘「まずは布団じゃ。コイツは結構奮発したんじゃ!一番いい綿じゃ。ワシの布団より寝心地はよいと思うぞ」

狐娘「次に着物じゃ。流石にいつまでもそのボロを着させて置くわけにもいかんからの。」

狐娘「それと茶碗、湯飲み、箸じゃ。ついでに皿も何枚か買った」

狐娘「まぁこんな所じゃな」
42:2015/03/25(水) 06:39:13.06 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「あとは雑貨やらワシの日用品やら何やら…」

少年「日用品?」

狐娘「…お主にひとつ良いことを教えてやろう」ジト

少年「はい?何でしょう?」

狐娘「女子が何を買ったか深く詮索するのはあまり賢いとは言えん」

少年「…?何でですか?」キョトン

狐娘「…何でもじゃ」

少年「わかりました、狐娘様が何をお買いになったのかちょっぴり気になりますけど…」

狐娘「お…お主にはまだ早いわ!」

少年「?」
43:2015/03/25(水) 06:42:24.22 ID:f/YqTtiu0.net
世話焼き狐娘ちゃんかわいい
44:2015/03/25(水) 06:46:01.74 ID:f2abhXGR0.net
かわいい
45:2015/03/25(水) 06:48:41.05 ID:AM6RfCfK0.net
少年「あ…そうだ、このお布団は狐娘様がお使い下さい!」

狐娘「なにを言うか、遠慮など必要無いのじゃぞ」

少年「そうじゃなくて…ぼく狐娘様が使っていたお布団で寝たいです」

狐娘「あんなボロ布団でよいのか?」

少年「何だかあのお布団、いい匂いがして落ち着くんです」

狐娘「そうか?まぁ悪い気はせんの。」

狐娘「ならばワシは今日からこっちで寝るが…換えたくなったらいつでも言うんじゃぞ?」

少年「はい!」
46:2015/03/25(水) 06:49:32.76 ID:f2abhXGR0.net
坊主変われ
49:2015/03/25(水) 06:57:46.27 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「さて、そろそろいい時間じゃし飯にするかの」ヨッコラセ

少年「あ、ぼく釜戸に火を起こして来ますね」

狐娘「出来るのか?」

少年「はい、それくらいなら!」

狐娘「そうか、なら頼むぞ。気を付けるんじゃぞワシは畑から野菜を取ってくるからの」

少年「はい!」トテトテ
50:2015/03/25(水) 07:01:55.48 ID:hRU+0/s80.net
ほっこりする
53:2015/03/25(水) 07:09:18.03 ID:AM6RfCfK0.net
少年「フーッフーッ」パチパチ メラメラ

狐娘「ほう、もう火が大きくなったのか?なかなか手際が良いではないか」

少年「へへ、ありがとうございます」

狐娘「せっかくじゃし包丁の扱い方を教えてやろうか?」

少年「はい!教えて下さい!」

狐娘「ようし!じゃあまず包丁を持ってみい」
55:2015/03/25(水) 07:15:14.93 ID:AM6RfCfK0.net
少年「はい!」ニギリ

狐娘「それでは力が入らんぞ」

狐娘「包丁は…この辺を…こうして…持つんじゃ」スッ ニギッ クイッ

少年「ん…」(狐娘様の手…温かくて柔らかいな…)

狐娘「その状態で…大根菜を切り落としてみろ」

少年「はい!」ザクッザクッ
56:2015/03/25(水) 07:23:24.00 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「よし、まぁこんなモンじゃろ」

狐娘「お主はこのオロシガネで大根おろしをすってくれ」

狐娘「ワシは味噌汁に入れる分を切るからの」

少年「はい!」ジャリジャリ

少年「」ジャリジャリジャリジャリ

狐娘「楽しそうじゃな?」トントン
57:2015/03/25(水) 07:31:24.61 ID:AM6RfCfK0.net
少年「」ジャリジャリガリッ

狐娘「あ」

少年「っつ…」ポタポタ

狐娘「あー…ちょっと見せてみい」スッ

狐娘「」チュパ

少年「!?狐娘様!そんな、舐めちゃ汚いですから!」

狐娘「」チュパチュパ
59:2015/03/25(水) 07:36:30.66 ID:AM6RfCfK0.net
少年「あっ…」ゾクゾク

狐娘「」チュポン

狐娘「男の癖に変な声出すでないわ」

狐娘「血は止まったじゃろ?」

少年「ほんとだ…」

狐娘「まぁ止血しただけじゃから包帯は巻くぞ、こっちじゃ」
61:2015/03/25(水) 07:43:51.81 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「消毒用の酒じゃ、ちとしみるぞ」トクトクトク

少年「いい゛っ!?うぅぅ」ビクッ

狐娘「泣くな!我慢せい」フキフキ

少年「くうっ…」

狐娘「ようし、よく耐えた」クルクル

狐娘「これでよし、後の飯支度はワシがやるからお主ここで休んでおれ」ポンポン

少年「すいません…」
63:2015/03/25(水) 07:54:02.80 ID:AM6RfCfK0.net
ー数分後ー

狐娘「おーい飯が出来たぞ」

少年「あっ運ぶの手伝います」

狐娘「熱いぞ、気を付けるんじゃ」

少年「はい!」ソロ-リソロ-リ

狐娘「くくっ猿回しの猿みたいな動きじゃ」トコトコ

狐娘「今度お盆を買ってやろう」
64:2015/03/25(水) 08:01:52.45 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「頂きつかまつる」スッ

少年「いただき…つかまつる!」スッ

狐娘「マネするでないわ」モグモグ

少年「えへへ」モグモグ

少年「ご飯食べたら何かお手伝いすることありませんか?」パクパク

狐娘「まぁそう急くな…そうじゃな、食休みしたら畑仕事を手伝って貰おうかの」パリパリ

少年「はい!」パリパリ
66:2015/03/25(水) 08:12:04.77 ID:AM6RfCfK0.net
ー食後ー

狐娘「フー 食ったのぅ」

少年「…」ブルッ

狐娘「ん?寒いか?」

少年「はい…少し」

狐娘「ふむ…じゃあ囲炉裏に薪を足すか…ちょっと待っとれ」

少年「すみません…」
67:2015/03/25(水) 08:18:23.23 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「あれ…薪が切れとる」


狐娘「すまん…忘れとった」

少年「あはは…じゃあ午後は薪割りですね」ブルッ

狐娘「あ、そうじゃ」ピーン

狐娘「おう、もっと近う寄れ」

少年「?はい」スッ
68:2015/03/25(水) 08:24:18.93 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「そーれ」ブワッ

少年「わぷっ」モフ

狐娘「どうじゃ?なかなか温いじゃろ」モフモフ

少年「ふわぁ…暖かくてモフモフだぁ…」モフモフ

狐娘「くく、誉めても何も出んぞ」モフモフ
70:2015/03/25(水) 08:35:57.69 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「よし、気温も上がって来たの」

少年「頑張ります!」フンス

狐娘「まぁお主は怪我もあるし今日はそこまでの力仕事は無いんじゃがな」

少年「あ、そうなんですか」

狐娘「残ってる大根全部抜いてくれ」

狐娘「全部と言っても十数本じゃ、大した事は無い」

狐娘「ワシは隣の畑で新しいウネを作っとるから何かあったら呼ぶんじゃぞ」

少年「はい!」
71:2015/03/25(水) 08:42:06.29 ID:AM6RfCfK0.net
少年「結構広いなぁ」トコトコ

少年「あ、これかな?」

少年「ふんっ!んんんん!」ズボッ

少年「うわぁ!?」ドサッ

少年「いてて…」

少年「楽しい…」
72:2015/03/25(水) 08:48:58.03 ID:AM6RfCfK0.net
少年「…そういえば狐娘様ってあんまり神通力使わないよね…」ズボッ

少年「なんでだろ?」

少年「神通力があれば多分色々一瞬で終わっちゃうのに」ズボッ

少年「あっこれで最後か」

少年「狐娘様ー!終わりましたー!」
73:2015/03/25(水) 08:58:23.19 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「おっ、ご苦労じゃったな」

少年「大根どこに置きます?」

狐娘「そうじゃな、とりあえず台所に運ぶかのう…手伝ってくれ」

少年「はい!」

狐娘「お主、泥だらけじゃな」ククク

少年「あ、本当だ」

狐娘「薪割りが終わったら風呂を沸かしてやろうかの」

少年「良いんですか!?ありがとうございます!」
74:2015/03/25(水) 09:03:52.62 ID:AM6RfCfK0.net
少年「あっ、そういえば狐娘様はあまり神通力とか使わないんですね?」

狐娘「そうじゃなー」

少年「どうして使わないんですか?畑仕事なんて一瞬で終わりそうじゃないですか」

狐娘「んー」

狐娘「お主大根抜いてみてどうじゃった?」

少年「すごく楽しかったです!時間がたつのがあっという間で…」
77:2015/03/25(水) 09:12:07.22 ID:/0X6oR5qd.net
狐娘「じゃろ?楽しかったじゃろ?」

狐娘「そんな楽しい事を力使って一瞬って勿体無いとは思わんか?」

少年「はいボクもそう思います。」

狐娘「お主なら解ってくれると思っとったぞ」

狐娘「何でもかんでも妖力におんぶに抱っこじゃいかんのじゃ」

狐娘「そういう奴は 必ず 手痛いしっぺ返しを食らうはめになるのじゃ」

狐娘「必ずな…」
80:2015/03/25(水) 09:17:43.74 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「まぁ偉そうな事言ってもワシだって妖力使うぞ」

少年「あ、そうなんですか?」

狐娘「うむ、食材の保冷とかにな」

少年「やっぱり便利ですね」

狐娘「くくく、そうじゃな」
83:2015/03/25(水) 09:29:56.53 ID:AM6RfCfK0.net
ー夕方ー

少年「薪割り疲れました~」

狐娘「薪割り勝負なんか言い出すからじゃ…ワシに勝とうなんざ八千年早いわ」

少年「…指の怪我が無ければ解りませんでしたよ」

狐娘「ハハハ、たわけめ」

少年「狐娘様容赦無い!しっぽ使うのはさすがにずるいですよ!」

狐娘「真剣勝負で手抜きはワシの信念に反するわ」

狐娘「まぁワシがちろっと本気だしたら薪が勝手に割れていくぞ」
84:2015/03/25(水) 09:41:39.68 ID:AM6RfCfK0.net
ー数時間後ー

狐娘「おう風呂が沸いたぞ」

少年「あ、狐娘様お先どうぞ」

狐娘「何を言っとる親子なんじゃから一緒に入るぞ。背中を流して貰おうかの」

少年「え?ええ一人で入れますよ!」

狐娘「恥ずかしがるでないわ!ホレいくぞ!」グイグイ

少年「ひぇぇ~」
86:2015/03/25(水) 09:55:14.31 ID:AM6RfCfK0.net
ー風呂場ー

狐娘「ホレお湯掛けるぞ、耳塞げ」

少年「」ザバァ

狐娘「背中流してやろうかのう」

狐娘「その椅子に座るのじゃ」

狐娘「お主…まるで骨と皮じゃ…」スッ

狐娘「これから沢山食ってちっと肉を着けんといかんな」ゴシゴシ
87:2015/03/25(水) 10:04:12.42 ID:AM6RfCfK0.net
狐娘「よし、次はワシの背中流してくれ」

少年「はい!」ゴシゴシ

狐娘「そら!もっと力込めて!」

少年「はい!」ゴッシゴッシ

狐娘「あ~いいぞ~上手いじゃないか」

少年 (しっぽも洗った方が良いのかな?)

少年「しっぽも洗います?」

狐娘「おー頼むぞ」
89:2015/03/25(水) 10:09:05.39 ID:AM6RfCfK0.net
少年 (じゃあ根本から…)クイ

狐娘「ただし根!?きゅいっ!?」ビクッ

少年「!?どうしました!?」ビクッ

狐娘「根本は…その…感じるから…」

少年「感じる?」

狐娘「あー…くすぐったいから…」

少年「わかりました。根本は触らないよう気を付けますね」
125:2015/03/25(水) 15:20:50.29 ID:z3Zg3xDG0.net


狐娘「はー…びっくりしたぞ」カポーン

少年「すいません…気を付けてはいたんですけど…」カポーン

狐娘「構わん…わざとでは無いのじゃろ?」

少年「手拭いの端が触れただけでもくすぐったいんですね…」

狐娘「うむ…まあな…」

狐娘「それはそうと…ちゃんと百まで数えるのだぞ」
127:2015/03/25(水) 15:30:35.69 ID:z3Zg3xDG0.net
少年「………」

狐娘「なんじゃ黙りこくって」

少年「…ボク数は十までしかわかんなくて…その…ひゃく…とか…せん…が凄く大きい数って事はわかるんですけど…」

狐娘「そうかそうか…じゃあワシと一緒に数えればよいぞ。一からな」

狐娘「いーち…」

少年「いーち」
128:2015/03/25(水) 15:34:40.22 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「きゅうじゅはーち」

少年「きゅうじゅはーち」

狐娘「きゅうじゅきゅーう」

少年「きゅうじゅきゅーう」

狐娘「ひゃーくっと」

少年「ひゃーくっ」

狐娘「よし、あがるかの」ザバァ

少年「はい!」ザバァ
131:2015/03/25(水) 15:40:04.47 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「ホレ、体拭いてやろう」

狐娘「バンザーイしろ、バンザーイ」

少年「」バンザーイ

狐娘「いやーいい湯じゃった」フキフキ

少年「」

狐娘「そら、又ひらけ」

少年「」カイキャク

狐娘「明日はヨモギでも取ってきてヨモギ風呂何てのもよいな~」フキフキ
132:2015/03/25(水) 15:45:24.53 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「これでよし」ペシッ

狐娘「着替えはそこにまとめてあるからの、好きなの着るがよいぞ」

少年「」コクコク

少年「」トコトコ

狐娘「何か反応が虚ろじゃが大丈夫か」

少年「」フラッ

狐娘「!?イカンっ」ヒュバッ
133:2015/03/25(水) 15:49:46.16 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「フゥ…間一髪…じゃ」オヒメサマダッコ

少年「」ポー

狐娘「すっかりのぼせおって」

狐娘「とりあえず居間に寝かせておくかの」テクテク

狐娘「…すーすーするわ」テクテク

少年「」
135:2015/03/25(水) 15:58:11.25 ID:z3Zg3xDG0.net
‐一時間後ー

少年「ウーン…」

狐娘「お、気付いたか」ヒザマクラ

少年「確か…お風呂で…」

狐娘「うむ、見事にのぼせとった」

狐娘「所でお主随分と耳の中が汚れてるようじゃな」

狐娘「ちょうど膝枕じゃしワシが耳かきしてやる」
136:2015/03/25(水) 16:00:02.68 ID:2kGnVw6r0.net
耳かきして欲しい
137:2015/03/25(水) 16:03:55.50 ID:z3Zg3xDG0.net
少年「そういえば耳かき何てしたこと無いかも…」

狐娘「そうであろう?中耳炎なんぞになったら大事じゃ」

狐娘「ホレ横向け」

少年「痛くしないで下さいね?」ゴソゴソ

狐娘「任せておくがよい」(股ぐらの上でごそごそされると何かこそばゆいのう)ミミピクピク
138:2015/03/25(水) 16:08:49.89 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「じゃ、入れるぞ」スッ

少年「ん…」ビクッ

狐娘「これ、動いちゃイカン」

狐娘「痛かったら言うんじゃぞー」コリコリ

少年「ふぁい…」ゾクゾク

狐娘「むっ…これは大物じゃな…」クリクリ

少年「ふぁぁ…」ゾクゾク
140:2015/03/25(水) 16:20:00.68 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「よし、両方綺麗になったな」フーッ

少年「おぉ…何かいつもより音が大きい気がします…!」

狐娘「これからは定期的にしてやろう」

狐娘「さて…まだ晩飯には時間があるのう…」

狐娘「晩のおかずを調達に行くか…」

少年「畑ですか?」

狐娘「いや、山じゃ」
143:2015/03/25(水) 16:26:23.65 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「とかくお主は痩せすぎじゃ」

狐娘「米や野菜も大事じゃが肉や魚を食わねばイカン」

狐娘「一緒に来るか?」

少年「はい!」

狐娘「そう来なくてはの」ニッ
144:2015/03/25(水) 16:35:03.34 ID:z3Zg3xDG0.net
‐山中、川前‐

狐娘「お主にはここで魚を釣って貰うぞ」

少年「何かコツとか…」

狐娘「慣れろ」

狐娘「ワシは獣を狩ってくるからしばらくここを離れるが何かあったら思いきり叫べ、すぐに戻る。」

狐娘「半刻後にここで落ち合おうぞ」ザッザッザッ
145:2015/03/25(水) 16:40:01.07 ID:z3Zg3xDG0.net
少年「行っちゃった…」ポツン

少年「まだ日はあるから恐くは無いけど…」ソワソワ

少年「……」

少年「よし…頑張って狐娘様にお魚食べて貰おう!」

少年「餌を付けて…」

少年「よっ」ヒュッ

チャプン
146:2015/03/25(水) 16:46:37.70 ID:z3Zg3xDG0.net
少年「そういえば狐娘様武器とか持ってなかったよね…」

少年「大丈夫…なのかな…」

少年「いや…大丈夫か…」ピクッ ビクビクビク

少年「うわっ!?かかった!」グイッ

パシャ

魚「」ビチビチビチ

少年「やった…!この調子で沢山つるぞ…!」
150:2015/03/25(水) 16:51:56.55 ID:z3Zg3xDG0.net
‐半刻後‐

狐娘「おーい戻ったぞ」ノシノシ

少年「凄いでかいイノシシですね…」

狐娘「いやー途中で火縄銃を忘れた事に気づいてなちょっと取りに戻ろうとしたんじゃが…」

少年「やっぱり忘れてたんですか…」

狐娘「いやー完全に油断しとったわ
藪からいきなりこいつが飛び出して来てな」
151:2015/03/25(水) 17:02:56.91 ID:z3Zg3xDG0.net
少年「油断って…お怪我とかされたんですか!?」

狐娘「ちょっと肝を冷やしただけじゃ」

少年「そうですか」ホッ

少年「所でそんな大きいイノシシどうやって倒したんですか?」

狐娘「突進してきたからちょっと軽く蹴っただけなんじゃが…」

イノシシ「」チミドロ

狐娘「やはりどうも加減がわからぬな。火縄銃が一番じゃ」
152:2015/03/25(水) 17:10:11.70 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「そっちはどうじゃった?」

少年「三匹釣りましたよ!」ミテミテ

狐娘「ニジマス二匹に…ほう、カジカを釣ったのか!でかしたぞ」

少年「カジカ?このちっこいのですか?」

狐娘「流石ワシの子じゃ!」ナデナデ
156:2015/03/25(水) 17:18:39.54 ID:z3Zg3xDG0.net
‐狐娘宅‐

狐娘「飯じゃ!」ウキウキ

狐娘「ぼたん鍋に焼いたニジマス!」

狐娘「それに加え焼き油揚げ!」

狐娘「おまけにカジカ酒!」

狐娘「まさに究極の献立じゃ!」
158:2015/03/25(水) 17:24:00.88 ID:z3Zg3xDG0.net
少年「カジカ酒…ってお酒に入れたんですか?」

狐娘「うむ、見た目はアレじゃが極めて美味」

狐娘「ちっと飲んでみるかの?」

少年「じゃあ…ちょっと」

狐娘「ちょっとじゃぞ」

少年「!」ペロッ

少年「からい!」
163:2015/03/25(水) 17:31:12.21 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「かっかっか!お前にはまだこのうまさはわからんかな?」チビリ

少年「多分一生わかりません…」ヒリヒリ

狐娘「酒と食う焼き油揚げがまた最高に…」ハフハフ

狐娘「くぅ~っ うまい!」パアアア

少年「イノシシの肉って歯応えがあって美味しいです!」モグモグ

狐娘「ほう、ボタン肉のうまさがわかるとはお主 酒呑みの素質あるぞ」
165:2015/03/25(水) 17:37:55.66 ID:z3Zg3xDG0.net
少年「えー?本当ですかぁ?」ジト

狐娘「うむ、ワシの知り合いでボタン肉好きに下戸はおらんな」

少年「じゃあきっとボクが下戸1号ですね!」ニコッ

狐娘「かかか、言いよるわ」チビリ

少年「あ、お酌します」スッ

狐娘「おっすまんな」スッ
167:2015/03/25(水) 17:44:58.12 ID:z3Zg3xDG0.net
‐一時間後‐

狐娘「いやー食ったのう!」マンプク

少年「もう食べられません」マンプク

狐娘「残ったボタン鍋は明日の朝雑炊にでもするかの」

少年「良いですね、美味しそうですね!」

狐娘「そうじゃ、ひとつ腹ごなしにお主に読み書きを教えてやろうかの」
169:2015/03/25(水) 17:51:21.98 ID:z3Zg3xDG0.net
少年「えっ良いんですか!?」ガバッ

狐娘「うむ、これからの時代、読み書きソロバンぐらい出来んとな」

少年「すごいや!まさか狐娘様から勉強まで教えて貰えるなんて!」

狐娘「この辺に寺子屋なんてないからのう、ワシが直々に手解きしてやる」
170:2015/03/25(水) 17:56:27.98 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「では早速始めるかの」

少年「はい!お願いします!」

狐娘「とりあえず今日はかな文字から初めてみるかの」

少年「かな文字?」

狐娘「まぁ見ておれ…」スラスラ
172:2015/03/25(水) 18:03:03.02 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「…」スラスラ

狐娘「コレ何と書いてあるか読めるかの?」

[いろはにほへ]

少年「う…ん、わかりません…」

狐娘「これは上から下へ、[いろはにほへ] と読むのじゃ」

狐娘「いろは歌、という歌の一節じゃな」
173:2015/03/25(水) 18:12:51.66 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「取り敢えず、ワシの手本を見ながらでよいから声に出して十回書いてみい」

少年「はい!」

少年「い…ろ…は…」カキカキ

[ レ) 3 レ£]

狐娘「そうじゃ、少しずつ文字の特徴を捉えてゆけばよい」
175:2015/03/25(水) 18:20:06.37 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「よし、今日はここまでじゃ」

少年「ふぅ…なかなか狐娘様みたいにかっこよくスラスラ書くのは難しいです」

狐娘「初めから上手く出来る者などそう居りはせんのじゃ」

狐娘「これから毎日寝る前に少しずつ練習していくのじゃ」

狐娘「功を焦ってもロクな事には成らん、ただし毎日コツコツと。よいな?」

少年「はい!」
176:2015/03/25(水) 18:26:27.53 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「さて、布団も敷いたし、寝るかの」

少年「はい」

狐娘「火を消すぞ~」

少年「はーい」

狐娘「」フッ

少年「うわ、真っ暗…」

狐娘「寝てしまえば暗さなど…ふわぁぁ…関係無いのじゃ…むにゃ」

少年「あ…おやすみなさい…」

狐娘「ん~おやすみ」
179:2015/03/25(水) 18:31:02.76 ID:z3Zg3xDG0.net
‐深夜‐

少年 (眠れないや…)

狐娘「スーッスーッ アブラケ…」

少年 (母ちゃんや兄ちゃんが居たときは子守唄を歌って貰ったっけ…)

少年「うぅ…母ちゃん…兄ちゃん…」グスッ

少年「ウグッ エグッ うぇぇぇん」
181:2015/03/25(水) 18:36:32.73 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「」ミミピク

狐娘 (なんじゃ…泣いとるのか…気丈に振る舞っていてもやはりまだ母や兄が恋しいのか…)

狐娘「なんじゃ…男がメソメソと情けないのう…」

少年「ひっく、狐、娘、さま…」

狐娘「はぁーしょうがないのう…近う寄れ」

少年「ひっく、ひっく」ゴソゴソ
183:2015/03/25(水) 18:41:09.36 ID:z3Zg3xDG0.net
少年「うぇぇぇぇん」ギューッ

狐娘「泣くな…お主がそんなでは…兄貴が心配するぞ…?」

少年「ひっく、ぐすっ」

狐娘「どれ…子守唄でも歌ってやろうな…」
185:2015/03/25(水) 18:46:54.12 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「ねんねんころりよ おころりよ」

少年「グスッ」

狐娘「ぼうやはよい子だ ねんねしな」

狐娘「ぼうやのお守りは どこへ行った
あの山こえて 里へ行った」

少年「」ウツラウツラ

狐娘「里のみやげに 何もろうた」

狐娘「でんでん太鼓に 笙の笛」

少年「すう…すう…」
187:2015/03/25(水) 18:52:39.68 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「なんじゃ…?もう寝たか…」

狐娘「くく…無邪気な寝顔じゃな…」

狐娘「いくら春先と言ってもまだまだ肌寒かろう」

狐娘「ワシの尾で包んでやろう」シュルシュルモフモフ

少年「すう…すう…」ヌクヌク
188:2015/03/25(水) 18:55:34.99 ID:z3Zg3xDG0.net
狐娘「昔はワシの尾も九本あったんじゃがな…」

狐娘「今はまぁ…色々あってたったの六本じゃ」

狐娘「じゃが…それだけあればこうしてお主をすっぽり包んでやれるのじゃ」

狐娘「ワシはそれだけで満足じゃ」
189:2015/03/25(水) 18:57:24.64 ID:z3Zg3xDG0.net
少年「むにゃ…狐娘さま…」

狐娘「ん…?」

少年「だいすき…」ムニャムニャ

狐娘「くく…ワシもじゃよ…」

おしまい
192:2015/03/25(水) 19:00:42.09 ID:z3Zg3xDG0.net
くぅ疲これ完
195:2015/03/25(水) 19:08:50.99 ID:PxzQV/bC0.net
乙でいいのか
197:2015/03/25(水) 19:31:29.68 ID:z3Zg3xDG0.net
>>195
乙でいい
199:2015/03/25(水) 19:51:03.67 ID:OOU+WNEX0.net
ホロの声と姿で全て脳内再生された
200:2015/03/25(水) 19:54:36.09 ID:dCGHvK8Ga.net
乙乙
203:2015/03/25(水) 20:20:42.41 ID:2kGnVw6r0.net
尻尾が6本の理由が語られてないぞ
狐娘「いや、生贄とかいらんから」
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1427220510