1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 18:52:52.97 ID:JJNI+25TO
ピッコロ「なんだわざわざそんなことを言うためにここまできたのか……」

悟飯「なんだって酷いなあ、まあ相変わらずお元気そうで安心しましたが」

ピッコロ「日付が変わると同時に叩き起こしやがったチビ共よりはましだがな」

悟飯「なんだー悟天たちに先こされちゃいましたか」

ピッコロ「オレには誕生日なんてたいした意味はないんだ」

悟飯「そんなこと言わないで下さいよ、はいこれ」ガサッ

ピッコロ「……?なんだこれは」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 18:55:59.18 ID:JJNI+25TO
悟飯「プレゼントですよ、プレゼント!」

ピッコロ「プレゼント……?」

悟飯「さあ、開けてください!きっと似合うと思うんですよね」

ピッコロ「わ、わかった……」

ガサガサ

ピッコロ「……なんだこの派手な服は」

悟飯「グレートサイヤマンの衣装に決まってるじゃないですか!」

ピッコロ「……」

悟飯「どうせなら戦隊物みたいにしようと思って……僕はリーダーのレッド、ビーデルさんはピンク、ピッコロさんはブルーです!」

悟飯「ここにドラゴンボールをつけたのは龍玉戦隊としての連帯感を高めるためで、七人の戦士が集まると……ピッコロさん?」

ピッコロ「……」

悟飯「瞑想してる……」

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 18:59:46.39 ID:JJNI+25TO
悟飯「ピッコロさーん!ちゃんと聞いて下さいよー」

ピッコロ「ちゃんとするのはお前の方だ!こんな下らんことを考えて……」

悟飯「下らないなんて酷い!僕はピッコロさんのためを思って……うぅ」

ピッコロ「わ、わかったからそんなデカい図体して泣くな!」

悟飯「じゃあ着てくれるんですね!」

ピッコロ「着るとは言っていないがありがたく受け取っておこう」

悟飯「着て下さいよ」

ピッコロ「嫌だ」

悟飯「着て下さい」

ピッコロ「嫌だといっている!」

10: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:03:44.67 ID:JJNI+25TO
悟飯「これすごい便利なんですよ、なんとこれを押すと一瞬で装着することが出来……」

デンデ「へえー、それは凄いですねえ」

悟飯「やっぱり!デンデはわかってくれるんだ」

デンデ「ねえピッコロさん、着てみて下さいよ」

ピッコロ「そんなに見たいのならお前が着てみればいいだろう」

デンデ「だって僕が着たら袖や裾が大分余ってしまいますから」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:07:39.37 ID:JJNI+25TO
悟飯「だからほらピッコロさん、僕とデンデのためにこれを……!」

ピッコロ「オレは絶対に着ないからなっ!」

ヒューン

悟飯「ああっ!待って下さいよ!!」

ヒューン

デンデ「行っちゃった……」


デンデ「ピッコロさんも頑固だなぁ、ちょっと着て見せれば悟飯さんも満足するだろうに」

ミスターポポ「まあ確かにあれは酷い」

13: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:10:14.62 ID:JJNI+25TO
ピッコロ「くそっ、なんだって悟飯の奴めおかしなものを……」

悟飯「ピッコロさーん!!待ってくださいよー!!」

ピッコロ「げっ!追い掛けてきやがる」

悟飯「ほら、これ忘れてますよー!!」

ブンブン

ピッコロ「くっ、このままじゃ追いつかれる……」

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:13:45.87 ID:JJNI+25TO
悟飯「捕まえましたよー」グイッ

ピッコロ「わ、わかったからマントを離せ、首が締まって苦しい」

悟飯「じゃあこれ着てくれるんですね、はいどうぞ!」

ピッコロ「……」

ポイッ

ヒュウウウウ

悟飯「ああああー!!!」

ピッコロ「よし、今のうちに逃げるか……」

ピッコロ「あれを作ったのはブルマだろうからな、とりあえずあいつの所に行くか」

17: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:16:22.86 ID:JJNI+25TO
コンコン

ブルマ「あらーピッコロじゃない」

ピッコロ「突然すまんな、聞きたいことがある」

ブルマ「まあまあ上がっていきなさいよ、水くらいだすからさ」

ピッコロ「わかった」


ベジータ「なんだ貴様、うちに何の用だ」

ピッコロ「いやお前に用はない」

スタスタ

ベジータ「……」

ブルマ「ピッコローこっちにきて座っててー」

ピッコロ「ああ」

スタスタ

バタン

ベジータ「二人でなんの話をしようっていうんだ……?くそっ!」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:20:31.60 ID:JJNI+25TO
ピッコロ「というわけで悟飯があの服をオレに着させようとしつこいんだ」

ブルマ「なんだそんなこと、着てあげればいいじゃない」

ピッコロ「だ、誰があんな恥ずかしい服を!」

ブルマ「じゃあ壊して捨てちゃえば?そうすれば悟飯くんも諦めがつくんじゃない」

ピッコロ「だ、だがせっかく悟飯がオレのために用意したものだから……」

ブルマ「あーもうはっきりしない奴ね!あんたたちでなんとかしなさいよ、私は作ったっていうだけで無関係なんだから!」

ピッコロ「そうだな、すまん……邪魔したな」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:24:49.87 ID:JJNI+25TO
ベジータ「おい貴様、俺の妻と二人で一体何を話していたんだ」

ピッコロ「何でもない」

ベジータ「何でもないとはなんだ!何か言えないような後ろめたいことでもあるのか!?」

ピッコロ「そ、それは……」

ベジータ「どうした?言ってみろ!!!」

ピッコロ「ベジータ、後ろ!!!」

ベジータ「!!?」

ドゴオオオン

ベジータ「な、なんだ!?」

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:29:35.97 ID:JJNI+25TO
ピッコロ「来たか……」

悟飯「やっぱりここだったんですね」

ベジータ「貴様っ……我が家が……!」

悟飯「まったくピッコロさんってばおっちょこちょいなんだから、はいプレゼント」

ガサッ

ピッコロ「ほらベジータ」

ガサッ

ベジータ「なんだこんなもの!家をぶっ壊しやがって!」

ベシッ

悟飯「あ」

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:30:37.52 ID:JJNI+25TO
悟飯「ピッコロさんのプレゼントを……よくも……!」

ドゴオオオン

ベジータ「ぐはぁっ!きっさま……!!」

ズギャアアン

ピッコロ「……頼んだぞ、ベジータ」

ヒューン

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:34:20.16 ID:JJNI+25TO
チチ「お、あれはピッコロさでねえべか」

悟空「本当だ、おーいピッコロー!」

ヒューン

タッ

チチ「久しぶりだな、そういや悟飯ちゃんがピッコロさの誕生日だーって飛び出して行ったどもあったべか?」

ピッコロ「あ、ああまあな……」

悟空「なんか包みもってたけど、ありゃなんだったんだ?食い物だったんか?」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:37:32.92 ID:JJNI+25TO
ピッコロ「え、えーとな……まだ見ていないんだ」

悟空「なんだー食い物だったらおらにも一口わけてくれよ」

チチ「まったく悟空さは意地きたねえだ!」

悟空「へへっ、だっておら腹が減っちまってよー」

チチ「そろそろ昼飯にするだか、ちょうど悟飯ちゃんも帰って来たことだし」

ピッコロ「な、なに!?」

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:40:58.05 ID:JJNI+25TO
悟飯「ただいまー、もうピッコロさんったらまたプレゼントを忘れて行くなんて、はい」

ガサッ

ピッコロ「あ、ああ……すまないな……」

悟飯「早く着てみてくださ」

スッ

悟空「なあこれうまいもんなんだろ?ピッコロは食えねーんだし、おらにくれよ」

ピッコロ「!」

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:43:31.61 ID:JJNI+25TO
悟飯「ああお父さん!返して下さいよお!」

悟空「へっへー!いやだもんねー!」

ヒューン

チチ「ああもう二人とも昼飯だってのに……ピッコロさも一緒に食ってくだか?」

ピッコロ「いや、オレは遠慮しておく」

チチ「せっかく誕生日だってのに料理が食えねえとなると残念だな、またゆっくり遊びにきてけれ」

ピッコロ「すまんな」

ヒューン

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:47:05.67 ID:JJNI+25TO
ピッコロ「舞空術での移動は気を探られる、歩いて行こう」

ピッコロ「次はどこに行けばいいだろう……」

ピッコロ「その辺の洞窟にでも隠れてやり過ごすか?」

ピッコロ「そんなことで悟飯が諦めるとは思えんな……」

ピッコロ「チッ、どうすれば……」

ピッコロ「……」

ピッコロ「……!」

ピッコロ「あれは」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:50:21.04 ID:JJNI+25TO
クリリン「なんだ、誰かと思ったらピッコロじゃないか」

ピッコロ「こんなところで何をしているんだ」

クリリン「俺はこの新しいエアカーを悟空たちに見せに行こうと思って……」

ピッコロ「ほう、いい車だな」

クリリン「へへへ、だろー?」

ピッコロ「よし、俺を乗せろ」

クリリン「へ?」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:55:20.84 ID:JJNI+25TO
ピッコロ「孫の家は親子喧嘩の真っ最中だ、巻き込まれては事だろう」

クリリン「そ、それもそうだな……所でお前はなんだってあんなところを歩いてたんだよ」

ピッコロ「……それは後から話そう、とりあえず出来るだけここから離れてくれ」

クリリン「わ、わかった」

ヒューン

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 19:58:28.41 ID:JJNI+25TO
クリリン「ただいまー」

18号「やけに早かったな……ピッコロ?」

クリリン「ああちょっと会ってさ、ところでどうしたんだよピッコロ、車にでも酔ったか?顔色わりいぞ」

ピッコロ「それは元からだ」

18号「あんたでもそんな冗談いうんだ、何があったのあたしらで役に立てるなら手伝うよ」

ピッコロ「すまんな」

18号「ピッコロにはよくマーロンの面倒を見てもらってるからね」

クリリン「そうだ、話して見ろよ」

ピッコロ「じ、実はだな……」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 20:02:10.76 ID:JJNI+25TO
クリリン「……」

18号「……」

ピッコロ「……という訳でな」

クリリン「つまりは悟飯の持っているプレゼントを着るのが嫌だというわけか」

18号「クリリン、ちょっとそのプレゼント奪ってきな」

クリリン「俺がぁ!?いやいやいや無理だろ!」

18号「だよなあ、じゃあ後は……」

クリリン「……」

ピッコロ「……すまんな」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 20:06:46.43 ID:JJNI+25TO
18号「プレゼントを着るのは嫌、かといって壊すのも嫌だ、それなら初めからプレゼントなんてなかったことにすればいいじゃない」

ピッコロ「しかしどうやって」

クリリン「ドラゴンボールを使えばいいんだ」

ピッコロ「そうか!」

18号「そういうこと、……あ、もしもし?あたしだけどー……」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 20:11:23.43 ID:JJNI+25TO
18号「ちょっと待っててピッコロ、いまくるから」

ピッコロ「一体誰が……?」

18号「おとーと」

クリリン「そういやあいつ何日か前にドラゴンボールを集めるってレーダー借りにきてたっけな」

ピッコロ「17号……!」

18号「たしか新しいエアカーが欲しいとかそんなことを言ってたからね、そんな下らない願いは後回しにすればいいんだよ」

17号「何が下らない願いだって18号」

18号「あら早かったじゃない」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 20:12:38.14 ID:JJNI+25TO
17号「たまたまこの辺りにいたからな、ところで何の用?俺、忙しーんだけど」

18号「ただ放浪してるだけのどこが忙しいのよ」

クリリン「実はかくかくしかじかでさ……」

17号「はあ?なんで俺がぐはっ」

18号「文句を言わない」

17号「ちっ、仕方ねーなあ、じゃあそのクリリンさんの車ちょーだいよ」

クリリン「いいっ!?あ、あれは……その……」

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 20:18:21.65 ID:JJNI+25TO
17号「よっしゃ決まり!ほらピッコロ行くぞ」

ピッコロ「あ、ああ……すまんな、クリリン」

クリリン「は、は……いいよ、別に……はあ」

18号「あんたもいつまでもクヨクヨしてんじゃないよ」

クリリン「ぐふっ!」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 20:19:55.29 ID:JJNI+25TO
17号「さすが最新式のエアカー!スピードが違うな、ピッコロ!」

ピッコロ「おい、それより早くドラゴンボールを……」

17号「ああ、それならもう四つは俺がもってるし、レーダーによると残りの三つもどっかの誰かが持っているみたいだからそいつから後は奪うだけ」

ピッコロ「……誰か?」

17号「それもこっちにむかってきてる」

ピッコロ「こっちに……ドラゴンボール……あ!」

17号「?どうした、ピッコロ」

ピッコロ「ま、まずい……その三つを持っているのは……悟飯だ……!」

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 20:23:13.06 ID:JJNI+25TO
ピッコロ「三人の衣装にドラゴンボールを付けたと言っていた、急いで逆方向に飛べ!!」

17号「わ、わかった」

ビューン

ピッコロ「おい貴様ドラゴンボールを俺に渡せ、後は自分でなんとかしよう」

17号「だめだめ、そんなことしたら途中で放棄したからとかでこの車とられちゃ」

ドカアアアン

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 20:25:12.26 ID:JJNI+25TO
ピッコロ「ちっ、間に合わなかったか!」

17号「お、俺の車……!?」

悟飯「ドラゴンボールを探していたら……ピッコロさんまで見つけちゃいましたね、……気が見つけられなくて心配したんですよ」

ピッコロ「お、お前は何のためにドラゴンボールを集めているんだ」

悟飯「決まってるじゃないですか、言っても駄目だからピッコロさんにこれを着ぐふぁあ!」

ピッコロ「17号!?」

17号「ドラゴンボールを寄越せ!願いを叶えるのは俺だ!」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 20:25:55.94 ID:JJNI+25TO
悟飯「久しぶりですね……17号さん、不意打ちだなんてずるいなあ……はあっ」

ズギャアン

17号「くっ……!」

ピッコロ「しめた、あの二人が戦っているうちにドラゴンボールを……!」

ピッコロ「いでよ、神龍!」

悟飯「あ!」

17号「!!」

62: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 20:27:09.08 ID:JJNI+25TO
神龍「願いを言え、どんな願いでも一つだけ叶えてやろう……」

17号「 悟飯「 ピッコロ「てくれ!」

神龍「た、たやすいことだ……」

17号「……」

悟飯「……」

神龍「願いは叶えた、さらばだ」

ヒューン

ピッコロ「……」

67: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 20:32:38.75 ID:JJNI+25TO
悟飯「ちょっとあの17号さん、もっとそっちに寄ってくださいよ……」

17号「仕方ないだろ、俺の車狭いんだからさ」

悟飯「俺の車ってなんですか」

17号「だって俺は神龍に俺の車を直してくれって願ったんだ」

悟飯「だけど結果はこうなったんですから、17号さんのものとは限らないじゃないですか」

ピッコロ『お前ら、人の中でごちゃごちゃと騒ぐな!喧しい』

17号「ちょっとピコちゃんステレオから怒鳴らないでよ」

ピッコロ『だれがピコちゃんだ貴様!』

70: 2009/05/09(土) 20:38:11.74 ID:JJNI+25TO BE:1418175195-2BP(2626)
悟飯「僕はピッコロさんをグレートサイヤマンブルーの格好にさせてくださいって願っただけなのに……」

ピッコロ『オレは悟飯のプレゼントを消してくれといったんだ』

悟飯「一気に喋ったから神龍が混乱しちゃったのかなあ」

17号「まあいいんじゃない、俺は車が手に入ったし」
悟飯「だからピッコロさん車は17号さんのものじゃないですってば」

ピッコロ『だれが車だ!早くドラゴンボールを集めろ!!』



おわる

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 20:40:52.25 ID:JLWh70+eO
状況が分からないから絵に描いて説明してくれ

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/05/09(土) 20:44:44.14 ID:76B9SSLrP
乙乙!

「ピッコロ」が「車」になって「プレゼントが消えた」でおkなのか

引用元: 悟飯「ピッコロさん!お誕生日おめでとうございます」