1: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:55:27.49 ID:HsX9BQvn0
風間「オイしんのすけ、お前さっきから何やってるんだよ……」

しんのすけ「死にかけのセミごっこ」

まさお「しんちゃんそんなの着て暑くないの?」

しんのすけ「ミーン!ミンミンミーン!」バタバタバタ!

まさお「ヒイイイイイッ!?」

しんのすけ「たまにこうやっていきなり動くよね」

ネネ「暑いんだからひっつかないでよ」ペシッ!

まさお「あうっ!?」

ボー「……ふかい」

2: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:56:28.72 ID:HsX9BQvn0
風間「あーぁ、でもこう暑くちゃ外で遊ぶのも大変だよ。他の子もみんな涼しいところで遊んでるだろうし、この公園だって僕たちしかいない」

ネネ「うーん……あ、そうだ。じゃあ私のうちに来ない?ママが買ってきたケーキがあるからみんなで食べましょ」

ボー「すずしいとこなら、どこでも、かんげい」

まさお「クーラーがあるならどこでも行きます」

ネネ「しんちゃんはどうする?」

しんのすけ「オラはいいや。ここでもうちょっと死にかけのセミごっこしてたいし」

4: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:57:32.03 ID:HsX9BQvn0
ネネ(……まぁ人数的にはそろってるしいっか)

ネネ「じゃあうちで遊びましょ。丁度新しいリアルおままごとの台本が出来たところなのよ」

風間・まさお・ボー「やっぱりえんりょし」

ネネ「はぁい三人さまごあんなーい。しんちゃんまたねー」

しんのすけ「ほほ~い」

風間・まさお・ボー「あああぁぁぁ……」ズルズルズル

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:58:21.71 ID:HsX9BQvn0
ジリジリジリジリジリジリ

しんのすけ「……あっついなぁ!んもう!だれよこんな暑い時に暑苦しいかっこしてるのは!」ヌギヌギ

しんのすけ「ハー、みんないなくなっちゃったゾ。やんねるよね、オラをおいて勝手にどっか行っちゃってさぁ」ヤレヤレ

せつな「……」

しんのすけ「お?」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 01:59:13.08 ID:HsX9BQvn0
せつな「……」

しんのすけ「ヨッ」

せつな「ッ!?」ビクッ!!

しんのすけ「オラのはらしんのすけ」

せつな「……せつなえふせいえい」

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:00:08.12 ID:HsX9BQvn0
しんのすけ(変な名前……あ)

しんのすけ「カンタムだ。その手に持ってるの、カンタムでしょ」

せつな「カンタムを知っているのか」

しんのすけ「とーぜんだゾ!オラ、カンタムロボとアクション仮面はかかさず見てるもん!」

せつな「おれがカンタムだ」

しんのすけ「お?」

せつな「おれがカンタムだ」

9: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:01:05.65 ID:HsX9BQvn0
しんのすけ「ほほぉー、カンタムごっこですな。ならオラはアクション仮面だゾ!ワーッハッハッハッハ!」

せつな「か、カンタムパンチ!」

しんのすけ「アクションビーム!ビビビビビビビ!」

せつな「……?」

しんのすけ「ちょっと、アクションビームをくらったんだから倒れないとダメだゾ」

せつな「カンタムは負けない」

しんのすけ「なんかずる~い」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:02:05.71 ID:HsX9BQvn0
しんのすけ「……あーもう、オラの負けでいいゾ。せっちゃん何回やっても倒れないんだもん」

せつな「せっちゃん?」

しんのすけ「せつなだからせっちゃん」

せつな「……ッ!」タッタッタッ

しんのすけ「あ~、行っちゃった……変な子」

しんのすけ「オラもか~えろ。こういう日は冷やしチョコビに限りますな」

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:02:59.78 ID:HsX9BQvn0
しんのすけ「おかえりぼんのおまけは応募者全員サービスぅ~」

みさえ「ただいまでしょ」

しんのすけ「そうともいう」

みさえ「あーあーこんな暑いのに外で遊ぶから汗まみれになって……お風呂入ってきなさい」

しんのすけ「ほ~い。風呂上りの冷やしチョコビとジュースを忘れるなよ、みさえ」

みさえ「パパのマネをするんじゃありません!」ゲンコツ

ひまわり「キャッキャッ」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:04:15.59 ID:HsX9BQvn0
みさえ「まったくこんなに脱ぎ散らかして」ブツブツ

ひまわり「たい」

みさえ「あらどうしたのひまわり……なにこれ、おもちゃの腕?またしんのすけが何か壊したのかしら」

ひまわり「あーうー」

みさえ「あぁヒマ、そんなの口に入れないの。ばっちぃでしょ」ヒョイ

16: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:05:14.10 ID:HsX9BQvn0
しんのすけ「あ~いい湯だった。ほ~れヒマ、ほかほかぞうさんだぞ~」ゾーウサン、ゾーウサン

ひまわり「たい」ムンズ

しんのすけ「ほう!?」

ひまわり「キャッキャッ!」グニグニ

しんのすけ「ヒイイイイイイ!?お、幼いくせにテクニシャン……」

みさえ「何やってんのよおバカ」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:06:03.08 ID:HsX9BQvn0
みさえ「しんちゃん、ちょっと」

しんのすけ「なに~?」

みさえ「アンタまたおもちゃ壊したでしょ」

しんのすけ「壊してないゾ」

みさえ「嘘いいなさい。ほらコレ、アンタのズボンのポケットに入ってたわよ」

しんのすけ「お?これカンタムの腕だ」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:07:06.84 ID:HsX9BQvn0
みさえ「呆れた。アンタ、カンタムってついこの前買ってもらったばかりじゃないの」

しんのすけ「オラのカンタムじゃないゾ。これせっちゃんのだ」

みさえ「せっちゃん?」

しんのすけ「うん。さっき公園でいっしょ遊んだ子」

みさえ「アンタひとのおもちゃ壊したの?」

しんのすけ「うぅん、一緒に遊んだ時に壊れたんだと思う……ちょっと行ってくるゾ」

みさえ「あ、ちょっとしんのすけ!どこ行くのよ!」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:08:35.52 ID:HsX9BQvn0
しんのすけ「せっちゃーん!せっちゃーん!」

しんのすけ「……いないゾ」

しんのすけ「あちぃ~喉かわいたぁ~」ヘナヘナヘナ


キコキコキコ……キキィーッ


グラハム「……む?公園に子供が一人……オイ、大丈夫か?」

しんのすけ「アンタだれ?」

グラハム「グラハム・エーカーだ」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:09:56.89 ID:HsX9BQvn0
グラハム「なるほど、その少年を探していたのか!しかしカンタム!あぁなんとも痛ましい姿になって!」

しんのすけ「おじさんカンタム好きなの?」

グラハム「お兄さんだ。このグラハム・エーカー、カンタムに心奪われた男だ!」

しんのすけ「おじさん変態だゾ」

グラハム「お兄さんだ。愛は時としてあらゆる壁を超えるということを覚えておくといい!」

23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:10:57.21 ID:HsX9BQvn0
グラハム「ところで少年」

しんのすけ「オラのはらしんのすけだゾ」

グラハム「コホン!……しんのすけ、このカンタムの持ち主だが、私は知っている!」

しんのすけ「え!なんで?」

グラハム「ここを見ろ。カンタムの腕の所に小さな文字で名前が書いてある。刹那・F・セイエイとな!」

しんのすけ「あぁ~、せっちゃんってこんな名前だった気がする」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:11:57.10 ID:HsX9BQvn0
グラハム「彼は私の家のご近所さんだ。同じカンタム好きとして常々交流を持ちたいと思っていたのだが、まさかこんな事になってしまうとは……これも愛ゆえの試練というものか!」

しんのすけ「おじさんどこに向かって話してるの?」

グラハム「お兄さんだ。しんのすけ、これは私が彼に届けておこう」

しんのすけ「……ダメだゾ。これはオラがせっちゃんに渡さないと」

グラハム「なるほど、幼いのに良い心がけだ!ならば私が彼の家まで連れていってやろう!このGNフラッグでな!」ババーン

しんのすけ「おぉ~!かっこい~!」

26: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:12:54.38 ID:HsX9BQvn0
グラハム「そうだろうそうだろう!この色はわざわざ私が塗りなおしたものだからな!これぞまさしく愛!」

しんのすけ「でもママチャリだよね」

グラハム「言うな!本当はMTBが欲しかったのだが、お財布の事情というものがあるのだ。さぁ乗れしんのすけ」

しんのすけ「ほほ~い」

グラハム「GNフラッグ、発進!」

キコキコキコ……

28: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:13:54.63 ID:HsX9BQvn0
グラハム「着いたぞ、ここが刹那・F・セイエイの家だ」

しんのすけ「ほほ~……すっごくでっかいぞ」

グラハム「うむ、私の家とは大違いだ!」

しんのすけ「せっちゃ~ん。い~れ~て~」ピンポーン

???『どちらさまですか?』

しんのすけ「オラのはらしんのすけ。せっちゃんいますか?」

???『せっちゃん……刹那の事かしら』

しんのすけ「そうともいう」

???『ちょっと待って、鍵を開けますね』

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:15:21.66 ID:HsX9BQvn0
マリナ「あら、可愛いお客さま……どうしたのぼく」

しんのすけ「おおぉ!綺麗なおねえさん!」

マリナ「え、えぇ?」

しんのすけ「おねえさん牛乳いけるぅ~?納豆にはネギ入れるほぅ~?」

グラハム「何をしているんだしんのすけ」

しんのすけ「おぉっと、思わず目的を忘れるところだったゾ……おねえさん、オラせっちゃんにこれを返しに来たゾ」

マリナ「これ?」

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:16:22.50 ID:HsX9BQvn0
グラハム「カンタムの腕だ!刹那・F・セイエイのカンタムのな!」

ビクッ!

マリナ「アナタはご近所さんの……」ドキドキ…

グラハム「グラハム・エーカーだ!刹那・F・セイエイに会わせてもらいたい!」

マリナ(ど、どうしようかしら……)

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:17:14.58 ID:HsX9BQvn0
せつな「マリナ?」

マリナ「あら刹那、今あなたに会いたいって子が来てるのよ」

せつな「あっ!お前は!」

しんのすけ「おひさしぶり~」

グラハム「おぉ!少年!」

せつな「それ!カンタムの腕!」ダッ!

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:17:43.57 ID:B88nwgTQ0
傍から見れば危ないお兄さんだなグラハム

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:18:16.08 ID:HsX9BQvn0
しんのすけ「オォ!ごめんねせっちゃん、オラせっちゃんのカンタム壊しちゃった」

せつな「壊れてない」

しんのすけ「お?」

せつな「これは……こうやって……こうはめれば……ホラ!」シャキーン!

しんのすけ「おぉ~!すご~い!」

せつな「これはカンタムパンチが出来るように腕が取り外せるカンタムだから大丈夫」

グラハム「さすがカンタム!子供が遊んでも壊れない丈夫な作りだな!」

せつな「……おじさん誰?」

グラハム「お兄さんだ。悲しいぞ少年。何度か挨拶もしてるではないか」

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:19:20.87 ID:HsX9BQvn0
マリナ「良かったわね刹那」

せつな「うん」

マリナ「ちゃんとお礼言わないとね?」

せつな「……ありがとうしんのすけ。お前のおかげでカンタムの腕が見つかった」

マリナ「ありがとうしんのすけ君」ナデナデ

しんのすけ「いやぁ~それほどでも~」

マリナ(か、変わった子ね……)

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:20:07.07 ID:HsX9BQvn0
せつな「しんのすけ!カンタムで遊ぼう!もっと色々あるんだ!」

しんのすけ「おぉいいゾ!オラもカンタムで遊ぶ~!」

グラハム「では私も」

せつな「おじさんはダメ」

グラハム「お兄さんだ……手厳しいな少年。だがこれも愛の試練の一つ!日を改めて会う事にしよう!さらば!」ダッ!

マリナ「元気な人……」

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:21:28.46 ID:HsX9BQvn0


…………。


せつな「スゥ……スゥ……」

しんのすけ「あれ?オラ寝ちゃってた?」

マリナ「フフッ、おはよう」

しんのすけ「おはようござま~す」

マリナ「いつの間にか二人ともお昼寝してるんだもの。きっと疲れてたのね」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:22:40.89 ID:HsX9BQvn0
マリナ「ねぇしんのすけ君?」

しんのすけ「もぅ水くさいなぁ~、しんちゃんって呼んで?」

マリナ「じゃ、じゃあしんちゃん……刹那と遊んでくれてどうもありがとう」

しんのすけ「お?」

マリナ「今はそうでもないんだけれど、その子ったら体が弱くて昔は病院で過ごす事が多かったの
……おかげで友達と遊んだ事もほとんどなくてね」

しんのすけ「ほぅほぅ、苦労したんですなぁ」ウンウン

マリナ「そ、そうね……その時病院のテレビでカンタムロボを見たのがきっかけでね。
自分はカンタムみたいに強くなるんだって言い始めて、退院した今もまだカンタムになるくせが抜けてないのよ」

42: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:24:41.42 ID:HsX9BQvn0
しんのすけ「せっちゃんってお病気だったのかぁ」

マリナ「ねぇしんのすけ君、刹那とお友達になってもらえないかな。刹那、まだ近い年のお友達がいなくって……
少し口は悪いかもしれないけれど、根はいい子だから……」

しんのすけ「オラもうせっちゃんとは友達だゾ」

マリナ「……」

マリナ「そ、そう……もうお友達なんだ」

しんのすけ「もちろんだゾ!せっちゃんと真夏の汗まみれ男のカンタムごっこをした仲ですから!ワーッハッハッハッハ!」

44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:25:46.17 ID:HsX9BQvn0
しんのすけ「おぉ!もうこんな時間だゾ!早く帰らないとかあちゃんに叱られる!」

マリナ「あらホント、おうちまで送るわ」

しんのすけ「おかまいなく~」スタコラサッサ

マリナ「ちょっとしんのすけくッ……もういない。なんてすばしっこい子なのかしら」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:27:10.68 ID:HsX9BQvn0
マリナ「…………」

マリナ「ねぇ刹那」

せつな「…………」

マリナ「しんのすけ君、刹那の事お友達だって言ってたわよ」

せつな「……うん」

マリナ「良かったね」

せつな「……うん」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:28:30.30 ID:HsX9BQvn0
≪翌日≫

風間「オイしんのすけ、お前さっきから何やってるんだよ……」

しんのすけ「しけったねずみ花火ごっこ」

まさお「しんちゃんそんなの着て暑くないの?」

しんのすけ「シュババババババ!」クルクルクルクル!

まさお「ヒイイイイイッ!?」

しんのすけ「たまにこうやっていきなり動くよね」

ネネ「暑いんだからひっつかないでよ」ペシッ!

まさお「あうっ!?」

ボー「……ふかい」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:29:55.96 ID:HsX9BQvn0
しんのすけ「そういえばみんなはあの後なにしてたの?」

風間「……ネネちゃんが新しく仕入れたリアルおままごとをぶっ続けで三時間もやらされたよ」

まさお「僕ずーっと犬の役で鳴いてばかりだった」

ボー「かんしカメラの、やく」

ネネ「何よだらしないわね。男のくせにあれくらいでへばっちゃってさ」

しんのすけ「ほぅほぅ、災難でしたなぁ」

ネネ「あ?」

しんのすけ「なんでもないです」

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:30:44.12 ID:HsX9BQvn0
風間「そういうお前はどうなんだよ」

ネネ「あの後そのまま帰ったの?」

まさお「いくらしんちゃんでもこの暑さには勝てないでしょ」

ボー「ねっちゅうしょうに、きをつけて」

しんのすけ「オラは新しい友達と遊んでたゾ」

風間・まさお・ネネ・ボー「新しい友達?」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:31:29.74 ID:HsX9BQvn0
しんのすけ「そろそろ来ると思うんだけど……あ!お~いせっちゃん!こっちこっち!」

風間「あの子が新しい友達?」

まさお「なんか目つきが怖いなぁ」

ネネ「でもちょっとかっこいいかも」

ボー「みすてりあす」

せつな「……」

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:32:28.51 ID:HsX9BQvn0
しんのすけ「せっちゃんこっち~!こっちだってばぁ~!」

ネネ「ほんとにあの子なの?」

風間「全然こっちに来ないじゃないか」

まさお「人違いなんじゃあ……」

ボー「たにんの、そらに」

せつな「……」

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:33:26.30 ID:HsX9BQvn0
しんのすけ『オラもうせっちゃんとは友達だゾ』

せつな「……友達」

せつな「……」ギュッ

せつな「……おれがカンタムだ。怖くない……友達もいる……怖くない」

せつな「カンタム……せつなえふせいえい……出る!」タタタタッ!

しんのすけ「おぉ~っ!」



おしまい

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:35:40.64 ID:HsX9BQvn0
たまには鬱じゃないクレしんSSでもと思って書いた

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:35:44.15 ID:B88nwgTQ0
カッコいいよなカンタムロボ
http://www.youtube.com/watch?v=bbiRpMvg6fc&feature=related


60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/08/13(月) 02:37:49.46 ID:GZQWHX3jO
ほんわかした。乙

引用元: せつな「おれがカンタムだ」 しんのすけ「お?」