5: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:20:49.56 ID:vGy5n7D60


母「もうゆうちゃん、宿題やったの?」

ユウスケ「これからやるよ」

母「そうやってやらないんでしょ?今日で30日終わるのよ?」

ユウスケ「うっせえよババア!!出てけよ!!」

母「お母さん知らないからね‥」

ユウスケ「ちくしょう‥なんなんだよ‥」

8月30日 22時 この時ユウスケは宿題に全く手をつけていないのだ
レポートや感想文もあるので今からやっても間に合わないものもある‥
ユウスケは中学1年生 小学生の時からこれなのだ

ユウスケ(別に9月1日に出す必要なんてどこにも無い、確かに俺は忘れたが
俺だけのはずがないんだ!俺以外の全員が宿題提出なんてことがあるはずがない!
当日怒られはするだろうけどそれはあくまで集団!俺達忘れた集団を怒っているわけで
俺個人が単体で怒られるわけではない。ましてや反省文や面接なんてことがあるはずがない!)

ユウスケはこの時、この発想がいかに馬鹿げているかに気づけなかった

6: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:23:23.54 ID:vGy5n7D60
母「ゆうちゃーん!電話よー!」

ユウスケ「っ!誰だよこんな時に」

ユウスケ「はい、もしもし?」

ヒロシ「ようユウスケ」

ユウスケ「ヒロシじゃん、どうしたの?」

ヒロシ「実はさ‥俺夏休みの宿題全く手つけてねぇのよ‥」

ユウスケ(!!!!!)

ユウスケ「本当かよそれ!?」

ヒロシ「やっぱおかしいよな‥でさ‥」

ユウスケ「俺もなんだよ!」

ヒロシ「え、マジで!?」

ユウスケ「マジだよ!俺も手つけてねぇの!」

ヒロシ「これで仲間が増えた!」

ユウスケ「え?俺以外にいるの?」

ヒロシ「あぁタカシもやってないんだってよ」

7: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:24:59.21 ID:vGy5n7D60

ユウスケ「それで話ってなんだよ」

ヒロシ「いや終わってるなら明日俺の家に来てもらって手伝ってほしかったんだけど」

ヒロシ「終わってないなら俺達と一緒に夏休みの宿題しようぜ!」

ユウスケ「えぇ?うん‥いいけど」

ヒロシ「じゃあ明日俺の家に来てくれ、なるべく早くな」

ユウスケ「おう!」

ヒロシ「じゃあな」ガチャツーツーツー

ユウスケ(まぁ宿題は確かにやった方がいいよな)

8: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:27:02.45 ID:vGy5n7D60

タカシ「みっみんな真面目にやれよっ!‥」

タカシ「い、いいのかよ‥これで‥」ガタガタブルブル

タカシ「き、危機感とかないのかよ‥」ガタガタ

ヒロシ「いきなりどうしたんだよお前‥」

ユウスケ「さっきから大丈夫か?」

タカシ「た、大変なんだ‥終わらせないと‥」ガタガタ

ヒロシ「な。なんだよ‥何が大変なんだよ‥」

タカシ「今年の学年主任って宮内でしょ?‥」

ユウスケ「う、うん‥」

タカシ「ヤバいんだよ‥やんないと‥」

ヒロシ「何がヤバいのかちゃんと説明してれくよ」

ユウスケ「じゃなきゃわかんねえよ」

タカシ「先輩に聞いた話なんだけど‥」

タカシ「宮内先生って一年前に入ってきた先生なんだけど夏休みの宿題を忘れた生徒にはかなり厳しかったらしい‥」

11: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:28:28.08 ID:vGy5n7D60

ヒロシ「どう厳しかったんだよ」

タカシ「先輩は‥他にも宿題を忘れた人はいっぱいいたんだけど一人一人理由をきかれて
怒鳴りながら怒ったらしい」

ヒロシ「それくらいは覚悟してるよ‥」

タカシ「しかもそれだけじゃなくて親を入れた面接に反省文を書かされて
その反省文を名前つきで全校生徒の前で読まされたんだって‥」

ヒロシ「え‥」

ユウスケ(!!!!!!)

タカシ「しかもそれだけの為にわざわざ全校集会を開いたんだよ‥」

ユウスケ(冗談じゃねぇ‥そんなのは絶対嫌だ‥)

12: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:29:37.95 ID:vGy5n7D60

ヒロシ「ゆ、ユウスケ!!や、やろうぜ宿題!!」

ユウスケ「あ、ああ‥」

ヒロシ「こんなんじゃ駄目だ!」

ヒロシ「まともにやっても終わりはしねぇよ!」

ユウスケ「ヒロシ負けず嫌いだからなー」

ユウスケ「役割分担とかしないとな」

ヒロシ「そ、そう!役割分担しよう!それにちゃんと作戦を考えて効率的に終わらせよう!」

ユウスケ「まず宿題がどれくらいあるかの確認をしよう」

タカシ「そういえばまともになんの宿題があるか知らないや‥」

14: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:30:26.25 ID:vGy5n7D60
宿題の種類

・数学
ただ量で攻めてくる単純な作業だが地味に辛い
答え合わせもついてて答えあわせしなければいけない

・国語
教科書の文章を読んで問題に答えて行く、単語の意味などを調べたり面倒なのが多い。
答えはついてないので間違える(適当に答える)ことができる。

・美術
美術館に行き気に入った作品についての感想などを書くレポート
実際に移動したりと手間ではトップクラス

・英語
「自分の夏」をテーマに英文を作る
今までの授業をフルで活用しなければいけない
その気になればすぐ終わらせることができるかも‥

・社会
日本地図暗記、日本地図の都道府県の空白に埋めていく暗記ということだが宿題という点では暗記しなくてもOK ただしちゃんと覚えないと夏休み明けテストでつまずくことになる。

・総合
現代社会についてのテーマを決めてレポートを書く
新聞や本などを利用しなければならない 参考文献を書く欄があったりと自分の想像で書くことは不可能
さらに明確なテーマが決められていないので難易度は最高

15: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:31:51.05 ID:vGy5n7D60

ユウスケ「数学の表紙にこんなことが書いてある」

写してもなんの意味もないです
自分のためにはなりません

ユウスケ「ただ『写すな』と書いても完全に写しを防止できない‥だからこうやって
写したら罪悪感が残るような書き方をしたんだ‥」

タカシ「き、汚い‥」

ヒロシ「数学は‥写そう」

タカシ「えっ!!そんなっ!」

18: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:32:58.53 ID:vGy5n7D60
ヒロシ「お前今なんていった?」

タカシ「え?だって写すなんて‥」

ヒロシ「じゃあお前、写さないで地道にやるか36ページ」

タカシ「そ、それは‥」

ヒロシ「だったら黙ってろ!」

ヒロシ「もう時間がないんだよ!俺達は追いつめられてるんだ!手段なんて選ばねえ!」

ヒロシ「それとも、なにかお前いい人間、普通の人間でいたいと思ってるのか?
ましてや親に迷惑はかけたく無いとか抜かすのか?」

タカシ「だ、だって‥」ポロポロ

ヒロシ「なめてんのかよ!散々宿題を今になるまで放置しておきながら
今になって写したくないなんて馬鹿な事いってんじゃねえ!」

ヒロシ「捨てろ!自分の中での善悪、罪悪感なんて捨てるんだ!」

ヒロシ「この1日で宿題突破という厚い壁はそれらを捨てて初めて越えられる!!」

19: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:34:07.70 ID:vGy5n7D60
タカシ「で、でも駄目なんだ‥あの優しい数学の先生、笑顔で僕に数学を教えてくれてる先生の作った問題を写すなんて‥」ボロボロ

ユウスケ「タカシ、大丈夫だ‥」

タカシ「え?」ボロボロ

ユウスケ「他人からどう思われたって、他人からどんな目で見られたってどんな事を言われたって俺達は仲間だろっ!」

タカシ(!!!!)

ユウスケ「だから大丈夫」

タカシ「う、うぅぅ‥」ボロボロ

ヒロシ「時間が無い、早く始めよう」

ユウスケ「あぁ、俺は3人分の数学をやる」

ヒロシ「そうか、俺達は答えが無いから多少キツい国語を2人でやる」

タカシ「うん」

ユウスケ「よし!絶対に終わらせるぞ!」

21: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:35:17.05 ID:vGy5n7D60

2時間後 11時30分

ユウスケ「3人分の数学、答え合わせまで終わったぜ」

ヒロシ「こっちも全問できた、後はお前のプリントに写すだけだ」

ユウスケ「おお!頼んだ」

タカシ「いいペースだね!」

タカシ「これで2つ突破かぁ」

ヒロシ「2つって言っても一番簡単な2つだよ」

ユウスケ「次は何をやる?」

ヒロシ「美術館レポート‥」

タカシ「え!?」

ヒロシ「タカシ、言ったろ捨てるって」

タカシ「うん!捨てるよ」

ユウスケ「ネットでそれっぽい美術館とその作品、3人同じ奴にすると怪しまれるから別々の3つの美術館と作品か」

22: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:36:33.63 ID:vGy5n7D60

タカシ「感想もかかなきゃだからその作品についての詳しい情報も必要だね」

ヒロシ「誰がやる?」

タカシ「僕がやるよ!パソコン得意だし!」

ユウスケ「頼んだタカシ」

ヒロシ「じゃあお父さんの部屋にパソコンがあるから来てくれ」

タカシ「うん」

ユウスケ「俺は英文作成か‥」


23: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:38:33.80 ID:vGy5n7D60

ヒロシ「戻って来たよ」

ユウスケ「おう、じゃあ英文やろうぜ」

ヒロシ「あ、その前にどっちがタカシの分やるか決めようよ」

ユウスケ「そうだな、ここは公平にジャンケンでいいか」

ヒロシ「あ」

ユウスケ「どうしたヒロシ」

ヒロシ「ジャンケンなら面白いゲームがあるんだよ」

ユウスケ「ゲーム?」

24: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:39:46.08 ID:vGy5n7D60
ヒロシ「トランプ使ったゲームなんだけど」

ユウスケが渡されたのは3枚のトランプカードJ、Q、K

ユウスケ「これどう使うの?」

ヒロシ「簡単に説明するとカード式のジャンケンってわけJはQに強くてQはKに強い
KはJに強い」

図で表すと     
      K 
     ↓  ↑
    J→ →Q
こんな感じ

ユウスケ「普通のジャンケンとどう違うんだよ」

25: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:41:04.13 ID:vGy5n7D60

練習試合

ユウスケ(追加するカードはQでいいか)

ヒロシ(追加カードはKでいいか)

ユウスケ(最初は運だよな)

お互いカード提出
そしてオープン
ユウスケ Q
ヒロシ  Q

ユウスケ「おっあいこ」

ユウスケ(これで相手の残りカードはK、J 何か)

ユウスケ(これはKが安定かなお互いQを失ってるんだからKは通りやすい)

ヒロシ(これはKが安定)

27: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:41:56.72 ID:vGy5n7D60

オープン
ユウスケ K
ヒロシ  K

ユウスケ(またあいこ、これでカードは絞られた‥互いに2枚目は見せてない‥)

ヒロシ(Jしかない)

ちなみに互いのカードは  ユウスケ Q J
             ヒロシ  J J である
つまりどうあがいてもユウスケの負けは確定である

29: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:42:55.56 ID:vGy5n7D60

ユウスケ(ここでもJは通りやすい!)

互いカード提出&オープン
ユウスケ J
ヒロシ  J

ユウスケ(これで決まる)

残り1枚なので考えずにお互いカード提出
ユウスケ Q
ヒロシ  J

ユウスケ「負けた~最初から2枚目がJってことは最初から不利だったのかぁ」

ヒロシ「そう、最初の時点でジャンケンが発生するんだけどお互いカードを見てないわけだから
不利有利は分からないんだ、だから途中手違いで不利な方が勝てたりもする。」

ユウスケ「でもヒロシは手違いしなかったってわけか」

ヒロシ「そういうわけだね、じゃあ本番やろうか」

30: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:43:53.05 ID:vGy5n7D60
ユウスケ「ちょっと待ってくれこの勝負慣れてるヒロシに急に勝てる気がしない」

ヒロシ「じゃあどうする?」

ユウスケ「5回勝負3本とりっていうのは?」

ヒロシ「いいね!慣れながら勝敗がつく」

ヒロシ(実は負けないんだけどね)

実はこの時ヒロシには秘中の策があった。

31: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:44:42.09 ID:vGy5n7D60

ヒロシ「じゃあ一回目」

ユウスケ「うん」

ユウスケ(選ぶのは運、ここからジャンケン勝負!Jだ!)

ユウスケ「ヒロシ運だろ何悩んでんだ?」

ヒロシ「あぁ、ごめんごめん」

ヒロシ(ここは適当でいいや)

32: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:45:43.67 ID:vGy5n7D60
一回戦目

ユウスケ(最初も運)
ユウスケ、カード提出

ヒロシ(あの跡はJ‥ほいK)

オープン!!
ユウスケ J
ヒロシ  K

ユウスケ(!!!!!)

ユウスケ「負けた‥」

ヒロシ「はは、まぁ基本はジャンケンだからなぁ」

33: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:46:35.13 ID:vGy5n7D60
2回戦目

ユウスケ(次はQ‥)

ヒロシ(選んだのはQか)

ユウスケ(ここも運、頼む!K)

ヒロシ(提出されたのはKか)

カードオープン

ユウスケ K
ヒロシ  J

ユウスケ「え‥?」ぐにゃあぁぁ

ヒロシ「まぁジャンケンだしな」

ユウスケはこの時謎の違和感があった。
この違和感はすぐに疑念に変わることになった

ユウスケ(なんなんだ‥これは‥)

34: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:47:42.40 ID:vGy5n7D60
ユウスケ「ちょっと休憩をとらせてくれ」

ヒロシ「次が最後の勝負だしな」

ユウスケ「最後?」

ヒロシ「あ、お前にとっては最後になる可能性もあるじゃんあ」

ユウスケ「そ、それもそうだな」

35: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:49:46.95 ID:vGy5n7D60
ユウスケ(これで確信した‥やっぱり何か裏がある‥勝負をしている時もあの勝ったような自信のある表情、やたらとカード選ぶのが遅かったり)

疑念が確信へと変わった

ユウスケ(手口はなんだ‥?)

ユウスケ(元からヒロシの家にあるヒロシが使い込んでるトランプ‥)

ユウスケ(使うカードも限られてるし跡を見て判別するのはそれほど難しい話じゃない‥)

ユウスケ(跡で確定かな‥これをどうやって突破するか)

このイカサマを防ぐ事は簡単である。
トランプのカードを変えればいい、お互いのカードを交代したりすればいい
ただユウスケはそれをしようとはしない
答えは簡単、そんな事をしたら台無しだからである。
今の状況でイカサマを封じてもそこからは運否天賦、今負けたら終わりのユウスケは
そんな危険な事はしたくない

36: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:51:46.41 ID:vGy5n7D60
ユウスケはもう一度自分のカードの裏面を確認する

ユウスケ(もとからあるカードJ、Q、KかJには端の方が少し崩れている‥Qにはひっかき傷のような跡、Kはきれいだ‥)

ユウスケ(選ぶカードにもそれぞれ特徴となる跡があった)

ユウスケ(ふぅ‥どうするか‥)

この時ユウスケはある発想が浮かんだ‥!!

ユウスケ(!!!!思いついた‥だけどこの方法が通用するのは1回限りだ‥)

ユウスケ(どうにか交渉して次の1回で決めたい)

ユウスケ(!!!戻ってくる!!)

38: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:53:01.09 ID:vGy5n7D60

ヒロシ「そろそろ再開するか」

ユウスケ「その事で話があるんだ」

ヒロシ「ん?」

ユウスケ「勝負を次の一回で決めないか?」

ヒロシ「というと?」

ユウスケ「次で負けた方がタカシの宿題を引き受ける‥!」

ヒロシ「それじゃ俺には何のメリットもないだろ」

ヒロシ「ただ追いつめられるだけだ」

ユウスケ「分かってるだから別条件だ」

ヒロシ「うん」

39: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:54:18.72 ID:vGy5n7D60
ユウスケ「次俺が勝ったらお前がタカシの英文を引き受ける、だけど俺が負けたらタカシの英文とお前の英文も俺がやる!」

ヒロシ(!!!!!!)

ヒロシ(バレたか‥?あのイカサマ‥)

ヒロシ(いやだけど考えてみろあの跡から俺へと情報いっていた事は証明できない
だからあいつは俺のイカサマを暴く事は不可能なはず‥)

ヒロシ(それかカードの入れ替えなどを申し込んで運勝負に持ち込むか‥)

ヒロシ(まぁ明らかに俺に利が多い状態で断ると疑われかねない‥)

ヒロシ「分かった受けよう!」

ユウスケ「そうか」(よし‥!!!)

40: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:55:18.07 ID:vGy5n7D60
勝負開始!

ユウスケ(ここで選ぶカードはなんでもいい!)

ヒロシ(何の申し込みも無し!?ということは俺の勝ちじゃないか!)

ヒロシ(カードを一カ所に束ねてる‥だけど提出する時に分かるな)

ユウスケ、カード提出

ヒロシ(跡無し、あれはKか‥このQで勝ちだな)

ヒロシ、カード提出

ヒロシ、カードオープン!!!

ヒロシ「Qだ!」

ユウスケ「‥‥‥‥」

41: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:56:25.31 ID:vGy5n7D60
ヒロシ「早く開いてくれよ」

ユウスケ「ああ」

ユウスケ、カードオープン!!!

カードはJ!!!

ヒロシ(!!!!???)

ユウスケ「俺の勝ちだな」

ヒロシ(何が起きた‥?)

ユウスケ「じゃあタカシの分頼んだぜ、俺はちょっとトイレに行ってくる」

43: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:57:58.99 ID:vGy5n7D60
ヒロシ(カード!!!この裏面はどう見てもKのはず!!!)

ヒロシ(!?このカード、少し厚い!?)

この時ヒロシ、すべての謎が解ける

ヒロシ(2枚重ねてある!!!)ペリペリ

ヒロシ「下(絵の見える方)はJ!上はKになってる‥」

ヒロシ(やられた‥)



44: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 18:59:12.30 ID:vGy5n7D60

こうして英文の宿題もなんとか終わらせて時刻は3時を回っていた‥

ユウスケ「英文は終わったな」

ヒロシ「後はタカシだな‥」

タカシ「調べてきたよー!」

ヒロシ「遅いぞタカシ!!」

タカシ「ごめん結構違う美術館調べるの大変でさ」(実はyoutube見てたなんて言えないけど)

タカシ「はい、詳しい事までメモしてきたよ」

ユウスケ「さっそく美術館レポートやろう!」

ヒロシ「おお!」

45: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:00:42.00 ID:vGy5n7D60


3時20分

ヒロシ「美術館レポート終わったな‥」

ユウスケ「あとは‥」

タカシ「個人レポートだね‥」

ヒロシ「どうするんだよ?」

タカシ「どうしましょうかねぇ?」

ユウスケ「今から図書館とか新聞とか読んだりで時間は奪われいく‥」

ヒロシ「かなりキツいよな‥」

タカシ「でも!これさえ終われば!」

ユウスケ「そう、クラスのガリ勉達と同じ地位に立てる」
(社会は日本地図写すだけなので一分くらいで終わりました)

46: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:01:43.39 ID:vGy5n7D60
ヒロシ「宮内の説教、面接、反省文公開も防げる!」

ドラえもん「すげえ!」

ユウスケ「実をいうとあてがあるんだ‥」

タカシ「本当!?」

ヒロシ「マジかよユウスケ」

ユウスケ「ああ‥でも確証は無い」

タカシ「話してよユウスケ」

47: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:02:46.86 ID:vGy5n7D60

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
4時30分
なかよし公園

ユウスケ「来たか‥」

ガリ勉1「何の用かな?」

ガリ勉2「我になんのようですかな?www」

ガリ勉3「夏休みの宿題終わってんのか?wwww」

ヒロシ「ユウスケ、どうするつもりだ?」

タカシ「うん、どうするの?」

ユウスケ「実をいうとまだ夏休みの宿題が終わってないんだ」

ガリ勉3「やっぱ終わってねえんじゃんwwwwww」

ユウスケ「終わってないのは個人レポート3人分」

48: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:03:37.03 ID:vGy5n7D60

ガリ勉1「ふうん、それで?」

ユウスケ「勝負してほしい‥!」

ガリ勉2「意味が分かりませんぞwwww」

ユウスケ「簡潔にいうと、勝負して勝ったらお前らのレポートの名前を書き換えて俺達に渡してくれ」

ガリ勉3「おいおい勝負として成立してねぇぞwwww俺達が勝ってもなんにもねえじゃんかwww」

ガリ勉1「3の言う通りだ、俺達には勝ったら何があるんだ?」

ユウスケ「‥‥‥‥‥‥‥‥‥」ドサドサッ

ガリ勉達「!!!!!!!」

ユウスケ「このゲームソフト類、合計で36個、値段で言えば17万以上!」

49: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:05:33.43 ID:2GtRxQD80
なんだこの無駄なクオリティ

50: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:05:51.57 ID:vGy5n7D60

ヒロシ「まぁ中古だけどな」

タカシ(本当に勝てるのかなぁ?)ガクガク

ユウスケ「勝ったら17万を山分け、負けてもお前達ならレポートくらいやり直せるだろ」

ガリ勉1「ふん、どうするお前ら」

ガリ勉2「我らがこんな雑魚どもに負けるわけないですぞwwwww」

ガリ勉3「そそwww俺達が負けるわけないってwwwww」

ガリ勉1「勝負の内容が決まってないのに承諾するのはよくないな」

ガリ勉1「ユウスケ、勝負の内容は?」

ユウスケ「ダウトだ‥」

ガリ勉1「ふん面白いじゃないか」

ヒロシ「お前達の3人の内誰かか、俺達の内3人の誰かが一番最初にあがったチームの勝ちだ」

ガリ勉1「いいだろう、受けよう」

51: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:07:07.47 ID:vGy5n7D60
こうしてユウスケ達の夏休み最後の最終決戦が始まるのだった

順番 ユウスケ→1→ヒロシ→2→タカシ→3→ユウスケ‥
ダウトに関してのルールはダウトした人からの番となりダウト成功した人は好き
なカードを提示して出せます
それと味方内でのダウトは禁止です。(カードを一方的に送れば勝てるから)

52: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:08:01.24 ID:vGy5n7D60
ユウスケ「A」

ガリ勉1(ここで奴らの考える事は一回目ならダウトされても問題無いという浅
知恵‥)

ガリ勉1(ガリ勉3‥サインだ‥ダウトしろ‥)

ガリ勉3(おっ1からサインだ‥)

ガリ勉3「それダウトなwwwww」

ユウスケ「ッ!」ペラッ
カードはハートの2 ダウト成立
ユウスケは2を自分の手札に戻す

53: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:09:22.75 ID:vGy5n7D60
ガリ勉1(地獄はここからだぜ‥)

ガリ勉3「じゃあ俺の番からなwwほいKから」

ユウスケ(!!!!!)

ユウスケ「A」

ガリ勉3「ダウト!!」

ユウスケ「ぐっ‥」(今は耐えるんだ‥)ペラッ
またしてもカードは一度見せたハートの2 ダウト成立

ヒロシ(ユウスケ‥)

ユウスケは2枚のカードを手札に戻す

54: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:10:18.87 ID:vGy5n7D60
ユウスケ(これでカードは+1‥しかも来たカードはクラブの3‥全然違うカー
ドだ)

ガリ勉3「じゃあ、7で」

タカシ(!!なぜ7?Kがもう無いのかな?)

ユウスケ「8だ」(来る‥)

ガリ勉1「9だね」

ヒロシ「10」

ガリ勉2「Jですぞwww」

タカシ「じゅうに(!!!!!)」

タカシ(もしかして!!!!)

55: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:11:21.53 ID:vGy5n7D60
ガリ勉3「ほいK!」

ヒロシ(ユウスケ‥ユウスケはもうだめか‥俺かタカシかあがるしかない)

ユウスケ「A‥」

ガリ勉3「はーいダウト!wwwwwwww」

ユウスケ「‥‥‥」ペラッ

カードはスペードのA!!!! ダウト不成立!!!

ガリ勉3「何っ!?」

ガリ勉1(クソッ!1枚隠してやがったか‥)

56: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:12:32.03 ID:FHLpdJOr0
ガリ勉3(8枚も来ちまった‥これで+7か畜生‥)

ヒロシ「ユウスケ!!お前はやっぱ天才だ!!」

タカシ「よくここまで耐えられるもんだよ!!」

ガリ勉2「雑魚共うるさいですぞwwwまた決着は全然ですぞwww」

57: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:13:46.99 ID:FHLpdJOr0
ガリ勉1「2だ‥」

ヒロシ「3」

下痢便2「4ですなwww」

タカシ「5‥」

ガリ勉2「ダウトですぞwwww」ペラッ

タカシ「!!」
カードはクラブの4 ダウト成立!!

ガリ勉2(我は偶然5を4枚もっていたんですなwww)

ヒロシ(あの自信を持った表情‥4枚持っているんだな‥)

58: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:14:45.98 ID:d4Ie6xDw0
>>57
変なやついるぞ

59: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:15:19.12 ID:FHLpdJOr0
ガリ勉2「ほい4ですぞwww」

タカシ「くっ‥5」

ガリ勉2「ダウトですなwww」

タカシ「うぐぐ‥」

ガリ勉2(これからもいたぶりたい所ですがもう4がありませんぞwwwまぁ4を出
さなくてもいいですかなww)

ガリ勉2「4ですぞwww」

タカシ「え‥」ぐにゃああああ

ガリ勉1(ふっやっぱこいつらは雑魚だ‥)

60: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:16:09.35 ID:FHLpdJOr0
ヒロシ「ダウトだ!」ペラッ

ガリ勉2「ありえないwwwwwww」

カードはダイヤの10、ダウト成立!!

ヒロシ(この特別ルールのダウト‥2みたいに調子に乗りすぎるとこうなる‥4
が無くなったのなら別のを提示すればいいだけの話‥)

ヒロシ(今度はお前をいたぶってやるぜ!)

ヒロシ「3だ」

ガリ勉2「んんwwwwww4ですなwwww」

61: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:17:03.26 ID:FHLpdJOr0
ヒロシ「ダウト!」ペラッ カードはスペードの7!!ダウト成立!!

ヒロシ「じゃあ6で」

ガリ勉2「7ですぞ‥」

タカシ「8」(ヒロシありがとう‥)

ガリ勉3「9じゃねこれは」

ユウスケ「10だ」

ガリ勉1「J」

ヒロシ「Q」

ガリ勉2「Kですぞ‥」

63: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:18:29.99 ID:FHLpdJOr0
こうして過酷極めるダウトは続いていった‥
タカシはカードを溜める係になり有利に進めていった
そして一番あがりに近づいたのは

ヒロシ(ユウスケ!後一歩だ)

ユウスケ「Aだ‥」

ガリ勉1(残念だがお前の最後の一枚は割れてる!残りは7!つまりこのままい
けばお前はあがる‥)

ガリ勉1「2だ‥」(だけど運命とは残念なものだな‥俺の残りはQ、そして次
のヒロシは3を持っていない!!)

ガリ勉1(つまり3がダウトしてJを提示、次ユウスケが出してももう一回ガリ勉3が
ダウト‥そしたら次はユウスケのダウトを見送って俺の勝ち‥)

ヒロシ「3だ!」

ガリ勉3「ダーウトwwwww」

カードはスペードのJ ダウト成立!!

ヒロシ(ユウスケ‥ごめん‥負けちゃうよ)

タカシ(ユウスケ‥どうするんだよ‥)

64: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:19:28.69 ID:FHLpdJOr0
ガリ勉3「はい10wwwww」

ユウスケ「‥‥‥‥」ササッ

ガリ勉1(!!!!!!!!!!)

下痢便2(!!!!!!!!!!!!)

ヒロシ(!!!!!!!!!!!!)

タカシ(!!!!!!!!!!!!)

ガリ勉3(!!!!!!!!!!)

ガリ勉1(すり替えたっ!!!!!!)

ガリ勉2「これは流石にいけませんぞwwwww」

ガリ勉1「おい!てめぇ今すりかえたろっ!!いくら負けが濃厚だからってふざ
けんなっ!!」

ガリ勉3「そうだっ!公平な勝負というかこんなものは!!!」

65: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:20:46.10 ID:FHLpdJOr0
ユウスケ「どうかな‥?」

ガリ勉1「どうって置いておいたヒロシの手札から抜いただろうがっ!!」

ガリ勉2「見れば分かることですぞwwww」パシイッ!!

ガリ勉2「何をするんですかな!?」

ユウスケ「見るな!それはヒロシの手札だろ!」

ガリ勉1「何いってやがるこいつ!」

ユウスケ「交渉だ!!!」

ガリ勉1「どういうことだよ!」

69: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:27:09.80 ID:FHLpdJOr0
ユウスケ「お前らがすり替えたっていいがかりをつけてきたんだろっ!!」

ガリ勉1「すり替えただろうが!!!」

ユウスケ「じゃあ!じゃあじゃあもしすり替えていなかったらこの勝負俺達の勝
ちでいいか?」

ガリ勉1「え‥?」

ユウスケ「どうなんだ!ガリ勉1!」

ガリ勉1「そ、それは‥」

ユウスケ「それ見ろよ、お前ら確証はないんじゃねえか」

ユウスケ「確証があるなら自信を持って、たとえ勝敗を賭けようと言い切れるは
ずだぜ!?」

ガリ勉1「あるっ!!!」

ユウスケ「!!!!?」

70: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:28:31.00 ID:FHLpdJOr0

ガリ勉1「あるっ!!お前らは絶対にすり替えた!!」

ユウスケ「じゃあ賭けようぜ7とJをすり替えたかどうか!!」

ガリ勉1「上等だ!!」

ユウスケ「まぁお前らには無理だろうけどな‥すり替えてるはずがないんだから
‥」

ガリ勉1「それはヒロシの手札の捲れば分かることだ!!!!」

ガリ勉1「お前のスペードの7!!あれがヒロシの手札に絶対ある!!」

ユウスケ「本当に勝敗を賭けるんだな?」

ガリ勉1「ああ!!さっきからなんなんだ!!さっさと見せろっ!!」

71: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:29:21.13 ID:FHLpdJOr0
ガリ勉3「めくるぞっ!」ペラッ

めくられたヒロシの手札のカードはスペードの7!!!!

ヒロシ(うわああああああ)

ガリ勉1「ほらみろおおおお!!!!!」

ガリ勉1「俺達の言ってる事は正しかった!!!そしてお前らの負けだ!!!」

下痢便2「自ら墓穴を掘りましたなwwwww」

ガリ勉3「まぁすり替えなくてもこっちは勝ってたけどなwwww」

ガリ勉1「やったああああ2、3ソフトを持って来てくれ!」

72: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:30:11.78 ID:FHLpdJOr0
ユウスケ「まだだ‥」

ガリ勉達「はぁ!?」

ガリ勉1「まだ何があるっていうんだよ!往生際が悪いぞ!!」

ユウスケ「まだ終わってないよ」

ユウスケ「最初に言ったはず7とJをすり替えたかどうかって」

ガリ勉1「だから7が!」ヒロシ「まだJの確認が終わってない!!!」

ガリ勉1「え?」

73: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:31:02.69 ID:FHLpdJOr0
ユウスケ「そういうこと」パラッ

ガリ勉1「まさか‥」

ユウスケの最後の手札はスペードの5!!!! Jではない!!!!

ヒロシ「うおおおおおおおお!!!!!!」

タカシ「ユウスケええええええ!!!!」

ガリ勉1「なあああああああああ」ぐにゃあああああ

ガリ勉2「ありえない‥」

74: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:32:07.51 ID:FHLpdJOr0
ガリ勉1(どういうことだ‥何が起きた‥やつの最後の手札はJのはず!!!)

ガリ勉1「ああああああっ!!!!」

ガリ勉1(すり替えたんだ‥俺達が7を見て勝った気で喜んでる隙に!!完全に
勝利を確信してたからまったくノーマークだった!!!その隙に入れ替えたのか
!!!)

ガリ勉1「ううううう‥」

ユウスケ「じゃあ約束通りこの個人レポート3枚はもらっていくぜ」

ヒロシ「やったなユウスケ!!」

タカシ「あの‥これ一応僕たちの白紙の個人レポート3枚‥」

75: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:32:21.46 ID:3h54QmV/0
くだらねぇwwww

77: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:33:51.20 ID:FHLpdJOr0

6時30分

ユウスケ「名前を書き換えてっとこれで完全終わったな」

ヒロシ「ああ!!たった一日で夏休みの宿題は完全に終わったんだ!」

タカシ「宮内先生に怒られる事もないね!」

ヒロシ「ユウスケ!!お前は間違いなく今回のMVPだ!!」

タカシ「うん!!ユウスケがいなきゃ個人レポートは無理だったよ」

ユウスケ「えへへそんなことないって」

ユウスケ「とにかく宿題は終わった!明日学校で胸をはれるぞ!」

ヒロシ「ああ、最高の気分だな!」

タカシ「じゃあ僕はもう帰るよ。また明日」

ユウスケ「俺も、また明日な」

ヒロシ「また明日」

~~~~~~~~~~~~~~~~

ユウスケ「やったぜ‥うへへ」

おわり

78: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:34:57.67 ID:FHLpdJOr0
一応これで終わりです。
こういう追い詰められた子供達の意地の張り合いというか頭脳戦を書きたかったんですよ
機会があればもっとこういうのを書きたいと思っています

79: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:36:18.96 ID:PM98ey2y0

80: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2011/08/31(水) 19:36:43.79 ID:d4Ie6xDw0

引用元: ユウスケ「夏休みの宿題終わってねえ…」