1: 2010/04/02(金) 01:08:30.65 
ジャギ「俺、とうとう免許とったんだ!ケンシロウ抜きで海いこうぜ!海!」

トキ「仕方あるまい…」

ラオウ「後悔せぬか」

2: 2010/04/02(金) 01:15:31.66 ID:P3crxLXF0
(ラジカセから流れるWINDING ROAD)

ジャギ「潮風が気持ちいいな兄者~」

トキ「お前少し黙ってろ」

ジャギ「今日の兄者冷たいな、一体何が有った?」

トキ「…」

ジャギ(やっぱケンシロウを省いたのがいけなかったか…)

ジャギ「ほら浜辺に着いたぞ」

3: 2010/04/02(金) 01:20:06.62 ID:P3crxLXF0
モヒカンA「ヒャッハー!海だー!

モヒカンB「この海は全部俺等のだー!」

ジャギ「いやぁ皆楽しそうだな」

服を脱ぎだすジャギ

トキ「服の下に水着か…準備万端だな」

ハイレグジャギ

ジャギ「俺も混ぜてくれーい!」

モヒカンA「何だ貴様は!」

モヒカンB「汚物は消毒せねばならんな!」

放たれる火炎放射器

5: 2010/04/02(金) 01:23:24.78 ID:PfkopSdZ0
たった3レスでジャギが可愛すぎる

6: 2010/04/02(金) 01:24:04.68 ID:k6TVMiU/O
なんかしらんがワロタw

8: 2010/04/02(金) 01:24:33.84 ID:P3crxLXF0
ジャギ「馬鹿め!海の中で火炎放射器が効くか!」

ケンシロウ「楽しそうだなジャギ」

ジャギ「げげぇケンシロウ何故ここに!」

ケンシロウ「ユリアと幼なじみのシン君と海に行こうって話になったんでな」

ジャギ(何故コイツはスク水なんだ…?股間のモッコリに目が行ってしまう)

ジャギ「そ…そうか海岸に兄者達がいるぞ」

ケンシロウ「ほぅ…」

10: 2010/04/02(金) 01:28:13.94 ID:P3crxLXF0
ケンシロウ「ならば挨拶して来ねばならんな」

ジャギ「ふぅ危なかった…さぁモヒカン君、遊びの続きだ」

モヒカンA「コイツどうする?」

モヒカンB「関わっちゃ駄目だぜ、見たかよ弟スク水だぜスク水」

モヒカンA「だよな」

ジャギ「ああっ待ってモヒカン君!行かないで~!」

11: 2010/04/02(金) 01:35:31.87 ID:P3crxLXF0
(焼きそばの屋台を出してるアミバ)

ケンシロウ「兄さん、お久しぶりです」

アミバ「ケンシロウ!焼きそばは良いぞ!」

ケンシロウ「いつから焼きそば屋なんて始めたんですか」

アミバ「俺はな新しい焼きそばを究明するためにここで屋台出してんだ!」

レイ「騙されるな!ソイツはアミバだ」

ケンシロウ「誰だお前」

13: 2010/04/02(金) 01:38:26.68 ID:P3crxLXF0
アミバ「ぬぅ…そうだ!お前のいう通り俺はアミバだ!」

ケンシロウ「考えてみればそうだ、トキ兄さんは昔から麺類は好きじゃなかった」

アミバ「ケンシロウお前では俺には勝てん!このドーピングコンソメ焼きそばさえあれば!」

ムキムキになるアミバ

ケンシロウ「かかったな、その焼きそばには下剤が含まれている」

アミバ「何ぃ!腹下しぃ!…うぐっ腹が…!」

ケンシロウ「早くトイレに行かないと間に合わんぞ」

アミバ「そ…そうだ、って全部使用中ぅ~!?」

ブリブリブリブリブリ

アミバ「うわらば!」

14: 2010/04/02(金) 01:44:36.90 ID:P3crxLXF0
通行人「オイ見ろよ、アイツ海岸であぐらかいてるぜ」

ケンシロウ「止めて下さい兄さん、他人が見てますよ」

トキ「ケンシロウか、奇遇だな」

ケンシロウ「焼けたなトキ…」

トキ「日焼け止め塗り忘れた…」

15: 2010/04/02(金) 01:48:59.15 ID:P3crxLXF0
ケンシロウ「ラオウ兄さんは?」

トキ「散歩するといったきり帰ってきてないが」

ケンシロウ「そうか、また後で来る」




ジャギ「一人で犬神家ごっこも飽きたな…そろそろ女の群衆に特攻してみるか…」

16: 2010/04/02(金) 01:51:43.71 ID:P3crxLXF0
ジャギ「おっ!あそこなんか美人揃いで…誘ってんのか?」

ジャギ「ヒャッハー!お前等ー!俺の名を言ってみろー!」

女「キャアアアアア!!何よコイツーー!」

ユダ「どうやら一人汚れた者が入ってきたようだな」

ジャギ「ああん?何だテメェは!?」

20: 2010/04/02(金) 01:58:47.84 ID:P3crxLXF0
ユダ「フッ今なら見逃してやる、さっさと消えろ」

ジャギ「言わせておけば~!北斗羅漢撃!」

ユダ「北斗神拳か…恐るに足らんわ!南斗紅鶴拳奥義!血粧嘴!」

このまま突っ込んではマズい、ジャギはそう感じた

ジャギ「はぁぁぁ!!」

飛び上がるジャギ

ユダ「そんなバナナ!」

21: 2010/04/02(金) 02:01:31.21 ID:0DvNBmST0
「焼けたなトキ…」

↑ワラタ

22: 2010/04/02(金) 02:02:47.05 ID:P3crxLXF0
ジャギ「南斗邪狼撃!!」

ユダ「がはぁ!」

ジャギ「衰えたなユダ」

ユダ「初対面です…ガハッ!」

女「キャアアア!!ユダ様がこんな醜男にやられたあああ!!」

ジャギ「何だ…その目は…」

23: 2010/04/02(金) 02:08:51.22 ID:P3crxLXF0
ケンシロウ「待たせたなユリア」

ユリア「ケン、お兄さんに挨拶は出来たの?」

ケンシロウ「ああ、ところでシンは?」

ユリア「あの人ったら可笑しいのよ、タオル一枚で泳ぎにいっちゃうんですもの」

ケンシロウ「アイツらしいな…」

ユリア「ところでお腹空かない?海の家にでもいきましょうか?

ケンシロウ「はい」

25: 2010/04/02(金) 02:11:14.50 ID:P3crxLXF0
ユリア「おかしいわね、たしかこの辺の筈なんだけど」

ケンシロウ「通行人に聞いてみよう」

ケンシロウ「おい、海の家はどこだ」

アル男「し…知らないアルよ~」

26: 2010/04/02(金) 02:11:55.70 ID:YnhfsuEn0
ケンシロウのしゃべり方がハチャメチャなのが逆におもしろい

28: 2010/04/02(金) 02:17:27.24 ID:P3crxLXF0
ケンシロウ「イラッ、あるのかないのかどっちなんだ」

アル男「だから知らないアルよ~」

ケンシロウ「真面目に答えないと死ぬぞ」

ユリア「待ってケン、この人はこういう喋り方なのよ」

ケンシロウ「ほぅ…語尾にアルを付けるとはおかしなヤツだ」

アル男「そういうことアル~だから知らないアル~」

ケンシロウ「海の家が何処か知らないだと…テメェに海に来る資格は無ぇ!!」

アル男「アンタも知らないんだろ!!」

29: 2010/04/02(金) 02:23:29.29 ID:P3crxLXF0
ケンシロウ「語尾にアルが付いてないぞ」

アル男「しまっ!」

ユリア「キャラを作っていたのね…」

アル男「ぐぬぬ…こうなったら逃げるが勝ちアル!」

逃げるアル男

ケンシロウ「…これか」

看板に書かれた文字
海のりはく

30: 2010/04/02(金) 02:25:02.61 ID:1kA7qg9d0
リハクwwwwwwwwwwww

31: 2010/04/02(金) 02:27:53.72 ID:P3crxLXF0
リハク「いらっしゃい、ご注文は?」(ほーこりゃマブイお嬢ちゃんじゃの~)

ケンシロウ「メロンソーダ」

ユリア「じゃあ同じので」

リハク「はいメロンソーダ二つですね」(ったく暑苦しい、男の方トイレでも行かんかな)

34: 2010/04/02(金) 02:37:29.97 ID:P3crxLXF0
メロンソーダを飲み終える二人

リハク(くっやむを得ん、アレを決行するか)

リハク「お会計300円になりまs…あっ」

ケンシロウ「?」

リハク「いけねお金を落としてしまった」

ユリア「大丈夫ですか?」

リハク「ああ、すまんがお嬢さん拾ってはくれぬか…いやこの歳になると腰を屈めるのがつらくて…」

ユリア「あら構いませんよ」

リハク(さぁ~屈めぇそして拝ませろそのた・に・ま!そう谷間よ谷間ぁ!)

ケンシロウ「…爺さん俺が拾おう」

リハク「へっ?」

ケンシロウ「体は大事にな爺さん、さあ行こうかユリア」

ユリア「え…ええ」

リハク「この海のリハクの目を持ってしても谷間を拝むことは出来なかった…」

36: 2010/04/02(金) 02:42:15.87 ID:P3crxLXF0
シン「ふはははは!!実にいい気持ちだ!」

ジャギ「あそこで金髪ロングの好青年がはしゃいでおるわ、話しかけてみるか…」

シン「誰ですかアンタ?」

ジャギ「よく聞けぇ~俺は北斗神拳伝承者になる予定の男、ジャギ様だ」

シン「ジャギ?ああケンシロウから聞いてます、何でも中学校までおねしょしてたとか」

ジャギ(何故知ってる…)

38: 2010/04/02(金) 02:46:07.68 ID:P3crxLXF0
ジャギ「勘違いするなよケンシロウのお友達君、それはケンシロウの事で…って聞いてねぇし」

シン「んで~結局アンタは何がしたいわけ?」

ジャギ「俺と遊ばないか?」

シン「嫌です」

ジャギ「即答…」

39: 2010/04/02(金) 02:51:21.06 ID:P3crxLXF0
シン「どうやって切り抜けよっかなこのオッサン…ん、何だコレは?」

シンの前にふよふよとある物が…

ジャギ「こ…これは!」

シン「女性の水着!」

ジャギ「おいケンシロウのお友達君、これどうするつもりだ…」

シン「くっ…いやここはやはり人として見なかった事に…」

ジャギ「何を迷う事がある奪い取れ! 今は変態が微笑む時代なんだ!」

41: 2010/04/02(金) 02:54:50.91 ID:P3crxLXF0
シン「…」

ジャギ「…」

シン「だよなー!ここは男だったらこうだよな」

股間に水着を挟むシン

シン「欲望が足りん!」

ジャギ「性的な方でかよ!」

42: 2010/04/02(金) 02:59:42.93 ID:P3crxLXF0
ジャギ「ちょっと俺にも貸せよっ!」

シン「あーどうぞどうぞ!いいっすよ!」

ジャギ「ハハハハ!」

アイリ「兄さん、アレよ私の水着」

レイ「おい貴様、それを返せ」

ジャギ「ギクッ!い…いやー違うんスよそこの金髪の…アレ居ない」

レイ「貴様ぁ!!」

ジャギ「こういう時は逃げろーい!」

逃げるジャギ

レイ「胸に七つの傷の男…許さん」

43: 2010/04/02(金) 03:05:18.85 ID:P3crxLXF0
ジャギ「まったく酷い目にあった…ん?あそこで水泳教室やってる」

サウザー「水泳の時に大事なのは退かぬ媚びぬ省みぬです」

ジャギ「いやぁ良い事言いますね先生」

サウザー「誰だ貴様は」

ジャギ「いやぁ是非先生に水泳を習いたいと思いました」

サウザー「よかろう、貴様に相応しい泳ぎ方を用意してある」






ラオウ「おいトキ!船見つけたぞ船!」

トキ「それがどうかしました?」

ラオウ「航海せぬか?」

トキ「駄洒落かよ…」

44: 2010/04/02(金) 03:09:52.07 ID:P3crxLXF0
ジャギ「して、私に相応しい泳ぎ方とは?」

サウザー「このピラミッドを持って太平洋横断だ」

ジャギ「えええ!!ムリだこんなのがはっ!」

サウザー「いいからやれーい!」

ジャギ「がばばば!誰か助けええええ!!」

……

ジャギ「ああああああ!!」

ジャギ「ん?何だ夢か~良かった~」

ジャギ(しかし何だこの変な感じは)

ケンシロウ「ジャギ、この歳になっておもらしか」

fin

45: 2010/04/02(金) 03:11:01.05 ID:tkQqiPGV0
夢オチかよwwwwwwwwwwww

46: 2010/04/02(金) 03:12:09.27 ID:P3crxLXF0
というわけで最後まで読んでくれた人(居るか分からんけど)ありがとうございます!
まだ書きたかったけど眠いんで終わらせました
それじゃノシ

47: 2010/04/02(金) 03:12:51.64 ID:0DvNBmST0
おわりかよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお



51: 2010/04/02(金) 03:18:34.88 ID:w2p46AVm0

面白かった

引用元: ジャギ「兄者~海へいこうぜ」