1:2018/10/03(水) 20:49:11.497
俺「ああ、覚えてるよ、本当に久しぶりだな。大学どこ行ったんだ?」
後輩「アタシ今〇〇院生なんですよー、センパイは?」
俺(えっ、〇〇ってめっちゃいいところじゃん……)
俺「お、俺は今、その、スーパーの販売員やってるよ」
後輩「は? 大学行かなくてよかったじゃないですかそんなところ……? え、何やってるんですか?」
俺「あ、あははは……」
後輩「あははじゃないっすよ。手取りいくらもらってるんですか? 休みは?」
俺「じゅ、十七万円……」
後輩「はあ!? ひっく、はぁ!? あり得なくないですか?」
後輩「嘘なんですよね? 冗談なんっすよね? ウチの院のOB、一年目で手取りで二十五万円あるって言ってたっすよ?」
俺「……あ、あは、はは」
後輩「はぁ……失礼かもしれないですけど、その、恥ずかしくないんっすか?」
後輩「アタシ今〇〇院生なんですよー、センパイは?」
俺(えっ、〇〇ってめっちゃいいところじゃん……)
俺「お、俺は今、その、スーパーの販売員やってるよ」
後輩「は? 大学行かなくてよかったじゃないですかそんなところ……? え、何やってるんですか?」
俺「あ、あははは……」
後輩「あははじゃないっすよ。手取りいくらもらってるんですか? 休みは?」
俺「じゅ、十七万円……」
後輩「はあ!? ひっく、はぁ!? あり得なくないですか?」
後輩「嘘なんですよね? 冗談なんっすよね? ウチの院のOB、一年目で手取りで二十五万円あるって言ってたっすよ?」
俺「……あ、あは、はは」
後輩「はぁ……失礼かもしれないですけど、その、恥ずかしくないんっすか?」
3:2018/10/03(水) 20:50:45.846 ID:OAqRWSbT0.net
やめろ
4:2018/10/03(水) 20:52:43.139 ID:/zi8FhZa0.net
失礼かもしれないですけどとか言う謎の線引き嫌い
7:2018/10/03(水) 21:13:23.198 ID:pzfMhJEE0.net
俺「いやー……ははは」
後輩「何笑ってんすか? 全然笑えないっすけど」
俺「…………」
後輩「はあ……もういいっすよ」
俺「あ、ああ。それじゃまたいつか」
後輩「何言ってんすか? ほら行きますよ」
俺「え?」
後輩「今たまたまお金持ってるからご飯おごるっすよ! すごい美味しいお店知ってるんで!」
俺「え? え?」
後輩「ほら早く!」
後輩「何笑ってんすか? 全然笑えないっすけど」
俺「…………」
後輩「はあ……もういいっすよ」
俺「あ、ああ。それじゃまたいつか」
後輩「何言ってんすか? ほら行きますよ」
俺「え?」
後輩「今たまたまお金持ってるからご飯おごるっすよ! すごい美味しいお店知ってるんで!」
俺「え? え?」
後輩「ほら早く!」
11:2018/10/03(水) 21:17:46.484 ID:pzfMhJEE0.net
俺「…………」
後輩「何黙ってるんすか? 早く食べないと冷めちゃいますよ」
俺「いや、こんな高そうな店初めてで……」
後輩「えー、月に手取り17万あればたまに贅沢ぐらいできるんじゃないんですか? 普段なに食べてるんです?」
俺「いや手取りじゃなくて……」
後輩「え?」
俺「あ、いや」
後輩「……もうっ、しょうがないっすね!」
俺「え」
後輩「ほら、あーん」
俺「え、え?」
後輩「あーん!」
俺「あ、あー……ん」
後輩「どうっすか? 美味しいでしょ?」
俺「ん……うん」
後輩「にへへ♪」
後輩「何黙ってるんすか? 早く食べないと冷めちゃいますよ」
俺「いや、こんな高そうな店初めてで……」
後輩「えー、月に手取り17万あればたまに贅沢ぐらいできるんじゃないんですか? 普段なに食べてるんです?」
俺「いや手取りじゃなくて……」
後輩「え?」
俺「あ、いや」
後輩「……もうっ、しょうがないっすね!」
俺「え」
後輩「ほら、あーん」
俺「え、え?」
後輩「あーん!」
俺「あ、あー……ん」
後輩「どうっすか? 美味しいでしょ?」
俺「ん……うん」
後輩「にへへ♪」
12:2018/10/03(水) 21:19:05.466 ID:iA/mgiEv0.net
これこのあと知り合い招集されてて全員に笑われるやつやなわかる
13:2018/10/03(水) 21:22:15.930 ID:pzfMhJEE0.net
後輩「だから良いって言ってるじゃないっすか~」
俺「でもさすがに少しぐらい……」
後輩「奢ってあげるって言ったからには一銭も受け取れないっす!」
俺「でも……」
後輩「もうっ! じゃあコンビニ行きましょ」
俺「え?」
後輩「家すぐ近くなんで、宅飲みに付き合ってもらうっすよ!」
俺「た、宅飲み? 家に? 今から?」
後輩「なんすか? あ、変なことはしないっすよ~? お酒飲むだけ♪」
俺「わ、わかってるよ!」
後輩「あやしいな~?」
俺「あやしくねえ!」
後輩「あっ、怒んないでくださいよー! 待ってください~」
俺「でもさすがに少しぐらい……」
後輩「奢ってあげるって言ったからには一銭も受け取れないっす!」
俺「でも……」
後輩「もうっ! じゃあコンビニ行きましょ」
俺「え?」
後輩「家すぐ近くなんで、宅飲みに付き合ってもらうっすよ!」
俺「た、宅飲み? 家に? 今から?」
後輩「なんすか? あ、変なことはしないっすよ~? お酒飲むだけ♪」
俺「わ、わかってるよ!」
後輩「あやしいな~?」
俺「あやしくねえ!」
後輩「あっ、怒んないでくださいよー! 待ってください~」
15:2018/10/03(水) 21:26:29.735 ID:pzfMhJEE0.net
後輩「……ぉえ」
俺「…………」
後輩「……せんぱい……おさけよわすぎ、っす」
俺「お前もな……」
後輩「なんなんすかこの缶ビール……めちゃくちゃ酔うっす……」
俺「え、初めて飲んだの?」
後輩「お酒なんか飲まないっすもん……」
俺「そうなのか? 誘ってきたからてっきり……」
後輩「…………」
俺「…………おい?」
後輩「せんぱい」
俺「え?」
後輩「ごm
俺「…………」
後輩「……せんぱい……おさけよわすぎ、っす」
俺「お前もな……」
後輩「なんなんすかこの缶ビール……めちゃくちゃ酔うっす……」
俺「え、初めて飲んだの?」
後輩「お酒なんか飲まないっすもん……」
俺「そうなのか? 誘ってきたからてっきり……」
後輩「…………」
俺「…………おい?」
後輩「せんぱい」
俺「え?」
後輩「ごm
17:2018/10/03(水) 21:31:58.430 ID:pzfMhJEE0.net
俺「シャワー上がったぞ」
後輩「…………」
俺「おーい、お前がどうしても先入れって言うから入ったんだぞ。お前も早く入れ」
後輩「……ごめんなさい」
俺「もういいって酔ってたんだし。むしろ外じゃなくて良かった」
後輩「…………」
俺「気にすんなって。よくあることだろ」
後輩「……先輩」
俺「ん?」
後輩「先輩って、昔からそうっすよね」
俺「一緒に酒飲んだのは今日が初めてだろ」
後輩「先輩っ」
俺「っ!? な、なに急に抱きついて……!」
後輩「家まで連れ込まれて……わからないんすか?」
俺「!!」
後輩「せんぱい……」
俺「ぅ゛っ!?」
後輩「!?」
後輩「…………」
俺「おーい、お前がどうしても先入れって言うから入ったんだぞ。お前も早く入れ」
後輩「……ごめんなさい」
俺「もういいって酔ってたんだし。むしろ外じゃなくて良かった」
後輩「…………」
俺「気にすんなって。よくあることだろ」
後輩「……先輩」
俺「ん?」
後輩「先輩って、昔からそうっすよね」
俺「一緒に酒飲んだのは今日が初めてだろ」
後輩「先輩っ」
俺「っ!? な、なに急に抱きついて……!」
後輩「家まで連れ込まれて……わからないんすか?」
俺「!!」
後輩「せんぱい……」
俺「ぅ゛っ!?」
後輩「!?」
18:2018/10/03(水) 21:40:29.577 ID:pzfMhJEE0.net
俺「おーい、ごめんて」
後輩「うるさいっす知らないっす話しかけんなっす!!」
俺「そんなずっと裸で風呂にこもってたら風邪引くぞー」
後輩「うるせえっすなんなんすかあの雰囲気で!! ばかばか変態!」
俺「ごめんて、ゲロ臭いは言い過ぎた。な?」
後輩「黙れっすどうせゲロまみれのゲロ以下のゲロ女っす! カエルになるっす!」
俺「もう許してくれよー……」
後輩「くしゅっ! ……うぅ、もう死にたいっす……」
俺「はあ……てかそろそろいい時間だし、俺そろそろ帰らないといけないんだけど」
後輩「!!」
俺「鍵どこにある? ドアの郵便受けに入れておくから早めに回収しておいてくれよ」
後輩「まっ! いだっ! 待ってください! 出る出る今出ますから!」
俺「うわ待て俺が脱衣所から出るまで待て!」
後輩「早くしてくださいっ!」
後輩「うるさいっす知らないっす話しかけんなっす!!」
俺「そんなずっと裸で風呂にこもってたら風邪引くぞー」
後輩「うるせえっすなんなんすかあの雰囲気で!! ばかばか変態!」
俺「ごめんて、ゲロ臭いは言い過ぎた。な?」
後輩「黙れっすどうせゲロまみれのゲロ以下のゲロ女っす! カエルになるっす!」
俺「もう許してくれよー……」
後輩「くしゅっ! ……うぅ、もう死にたいっす……」
俺「はあ……てかそろそろいい時間だし、俺そろそろ帰らないといけないんだけど」
後輩「!!」
俺「鍵どこにある? ドアの郵便受けに入れておくから早めに回収しておいてくれよ」
後輩「まっ! いだっ! 待ってください! 出る出る今出ますから!」
俺「うわ待て俺が脱衣所から出るまで待て!」
後輩「早くしてくださいっ!」
19:2018/10/03(水) 21:49:03.840 ID:xzUCpv7z0.net
観てるぞ
20:2018/10/03(水) 21:54:57.055 ID:zDR2rI5Ia.net
店員「¥5,569になります」
俺「…………」
後輩「はい丁度」
俺「……なあ、やっぱり」
後輩「お詫びに晩ご飯作らせてくれないと家まで押しかけますから」
俺「いいって言ってるのに……」
後輩「先輩は良くてもこっちの気が治らないんですよ! いいから黙って荷物持ってください!」
俺「こんなに大量に食材買ってどうするんだよ……どう見ても一食分じゃないぞ」
後輩「ふつうに足りなくなってるのもまとめて買いましたからね。いや~荷物持ちがいると楽チンで助かります♪」
俺「牛乳3本が地味に重いっての。ちょっとぐらい持てよ」
後輩「牛乳って普通に飲む以外にもいろいろ使うからすーぐ無くなるんすよね~」
俺「あんまり考えたことないな。いつもその日に消費できる分しか買わないし」
後輩「え? じゃあ毎日買い物行くんすか?」
俺「自炊めんどくさいし、家に冷蔵庫が無くて保管できないからコンビニとかだな」
後輩「ふーん……」
俺「…………」
後輩「はい丁度」
俺「……なあ、やっぱり」
後輩「お詫びに晩ご飯作らせてくれないと家まで押しかけますから」
俺「いいって言ってるのに……」
後輩「先輩は良くてもこっちの気が治らないんですよ! いいから黙って荷物持ってください!」
俺「こんなに大量に食材買ってどうするんだよ……どう見ても一食分じゃないぞ」
後輩「ふつうに足りなくなってるのもまとめて買いましたからね。いや~荷物持ちがいると楽チンで助かります♪」
俺「牛乳3本が地味に重いっての。ちょっとぐらい持てよ」
後輩「牛乳って普通に飲む以外にもいろいろ使うからすーぐ無くなるんすよね~」
俺「あんまり考えたことないな。いつもその日に消費できる分しか買わないし」
後輩「え? じゃあ毎日買い物行くんすか?」
俺「自炊めんどくさいし、家に冷蔵庫が無くて保管できないからコンビニとかだな」
後輩「ふーん……」
21:2018/10/03(水) 21:57:15.241 ID:iA/mgiEv0.net
何この後輩欲しい
22:2018/10/03(水) 22:02:46.776 ID:zDR2rI5Ia.net
俺「え、うまっ!?」
後輩「にへへ♪ 先輩、ぶっちゃけ舐めてたっすよね? ね? ざんね~ん、実は料理めっちゃ得意なんすよね~」
俺「いや普通に凄いってレベルじゃないぞ……すげー美味いなんだこれ」
後輩「院に入ってからは忙しいっすけど、学部生の頃はけっこう時間ありましたからね。レパートリーも栄養バランスもばっちりっす!」
俺「はあ……こんな飯お前は毎日食ってんのか……」
後輩「別に毎日じゃないっすよ。暇でどうしようもないときは作るっすけど。普段はもっとテキトーだしお皿もこんなに使わないっす」
俺「そうなのか?」
後輩「今日は……」
俺「?」
後輩「今日は特別な日ですから♪」
後輩「にへへ♪ 先輩、ぶっちゃけ舐めてたっすよね? ね? ざんね~ん、実は料理めっちゃ得意なんすよね~」
俺「いや普通に凄いってレベルじゃないぞ……すげー美味いなんだこれ」
後輩「院に入ってからは忙しいっすけど、学部生の頃はけっこう時間ありましたからね。レパートリーも栄養バランスもばっちりっす!」
俺「はあ……こんな飯お前は毎日食ってんのか……」
後輩「別に毎日じゃないっすよ。暇でどうしようもないときは作るっすけど。普段はもっとテキトーだしお皿もこんなに使わないっす」
俺「そうなのか?」
後輩「今日は……」
俺「?」
後輩「今日は特別な日ですから♪」
24:2018/10/03(水) 22:11:01.345 ID:zDR2rI5Ia.net
俺「いやーめちゃめちゃ美味かったぞ。むしろこっちがお返ししないといけないぐらいだなこれは」
後輩「そんなにおだててもプリンしか出ないっすよ~」
俺「デザートまであるのか。しかもなんか器とかもちゃんとしたやつじゃん」
後輩「まあまあ食べてみてくださいよ。絶対美味しいっすから」
俺「へえ……ん……んん! 美味いなこれ! どこの店のやつなんだ?」
後輩「にへへ♪ 教えないっすよ~」
俺「ええ?」
後輩「ん……んふふ、いつもより美味しく感じますね~」
俺「あ、もう無い……それにしてもいつもこんな高そうなプリン何個も買い置きしてるのか? プリンめっちゃ好きじゃん」
後輩「買ってないっすよ?」
俺「え?」
後輩「普通に考えてくださいよ~。もしそんな高級なプリン買っておいたとしても、普通は一個だけじゃないっすか? でも、今は先輩の分と合わせて二個ありますよね?」
俺「え……あっ! えっこれお前が作ったのか!?」
後輩「そういうことっすよ♪ ほら、あーん♪」
後輩「そんなにおだててもプリンしか出ないっすよ~」
俺「デザートまであるのか。しかもなんか器とかもちゃんとしたやつじゃん」
後輩「まあまあ食べてみてくださいよ。絶対美味しいっすから」
俺「へえ……ん……んん! 美味いなこれ! どこの店のやつなんだ?」
後輩「にへへ♪ 教えないっすよ~」
俺「ええ?」
後輩「ん……んふふ、いつもより美味しく感じますね~」
俺「あ、もう無い……それにしてもいつもこんな高そうなプリン何個も買い置きしてるのか? プリンめっちゃ好きじゃん」
後輩「買ってないっすよ?」
俺「え?」
後輩「普通に考えてくださいよ~。もしそんな高級なプリン買っておいたとしても、普通は一個だけじゃないっすか? でも、今は先輩の分と合わせて二個ありますよね?」
俺「え……あっ! えっこれお前が作ったのか!?」
後輩「そういうことっすよ♪ ほら、あーん♪」
25:2018/10/03(水) 22:20:08.103 ID:zDR2rI5Ia.net
俺「はあ……腹一杯で動けん」
後輩「もりもり食べてくれるから作った身としては気持ちいいっすね~」
俺「いやホントに美味かった。お世辞じゃないぞ神に誓って」
後輩「え~、女神だなんてそんなに褒めてももう何にもないっすよ~」
俺「そんなこと言ってないっての……あーこのまま寝ちゃいそうだ……」
後輩「良いっすよ、寝ちゃっても」
俺「いやいや……さすがにもうこんな時間だし帰らないとな。終電何時だっけ、調べとくか……」
後輩「ていっ!」
俺「あ、おい何すんだよ」
後輩「変な画像が入ってないか調べてやるっす~」
俺「入ってねーよ。いいから返せって、もう帰るんだから」
後輩「でれれれでれれ~れ~、さあ、先輩のスマホはどっちの手に入っているでしょうかっ」
俺「いやお前の拳の中に収まりきるサイズじゃないから。今後ろに落とした音聞こえてるから」
後輩「どっちでしょ~、当てるまで帰れないっすよ!」
俺「なんだよお前俺が帰れなくなっても良いのか?」
後輩「…………」
俺「? おい?」
後輩「……お返し」
俺「は?」
後輩「もりもり食べてくれるから作った身としては気持ちいいっすね~」
俺「いやホントに美味かった。お世辞じゃないぞ神に誓って」
後輩「え~、女神だなんてそんなに褒めてももう何にもないっすよ~」
俺「そんなこと言ってないっての……あーこのまま寝ちゃいそうだ……」
後輩「良いっすよ、寝ちゃっても」
俺「いやいや……さすがにもうこんな時間だし帰らないとな。終電何時だっけ、調べとくか……」
後輩「ていっ!」
俺「あ、おい何すんだよ」
後輩「変な画像が入ってないか調べてやるっす~」
俺「入ってねーよ。いいから返せって、もう帰るんだから」
後輩「でれれれでれれ~れ~、さあ、先輩のスマホはどっちの手に入っているでしょうかっ」
俺「いやお前の拳の中に収まりきるサイズじゃないから。今後ろに落とした音聞こえてるから」
後輩「どっちでしょ~、当てるまで帰れないっすよ!」
俺「なんだよお前俺が帰れなくなっても良いのか?」
後輩「…………」
俺「? おい?」
後輩「……お返し」
俺「は?」
27:2018/10/03(水) 22:28:13.701 ID:zDR2rI5Ia.net
後輩「お返ししなきゃって言ってたじゃないっすか、さっき」
俺「え? ああ、言ったけど……」
後輩「じゃあ、ウチに住んだら良いじゃないっすか?」
俺「え?」
後輩「だからっ……お返しするならウチに住んでくれるのが一番のお返しだって言ってるんですよっ」
俺「お前、何言って……?」
後輩「…………」
俺「……あ、え……そういうこと?」
後輩「……そういうことっす」
俺「いや、でも今日たまたま……」
後輩「そうっすけど……そうじゃないっす」
俺「え? たまたまじゃないの?」
後輩「偶然は偶然ですけどっ……だからそうってことじゃなくて……」
俺「でも……じゃあ、え……いつから?」
後輩「覚えてないっすよぉ……なんでそんな恥ずかしいこと聞くんすか……」
俺「だってお前、全然……あ、え、もしかして」
後輩「……恥ずかしいから、それ以上聞くの禁止」
俺「俺が料理が上手くて頭がいい女が好きって言ったから……?」
後輩「~~~っ!! もうっ、うるさいっ」
俺「え? ああ、言ったけど……」
後輩「じゃあ、ウチに住んだら良いじゃないっすか?」
俺「え?」
後輩「だからっ……お返しするならウチに住んでくれるのが一番のお返しだって言ってるんですよっ」
俺「お前、何言って……?」
後輩「…………」
俺「……あ、え……そういうこと?」
後輩「……そういうことっす」
俺「いや、でも今日たまたま……」
後輩「そうっすけど……そうじゃないっす」
俺「え? たまたまじゃないの?」
後輩「偶然は偶然ですけどっ……だからそうってことじゃなくて……」
俺「でも……じゃあ、え……いつから?」
後輩「覚えてないっすよぉ……なんでそんな恥ずかしいこと聞くんすか……」
俺「だってお前、全然……あ、え、もしかして」
後輩「……恥ずかしいから、それ以上聞くの禁止」
俺「俺が料理が上手くて頭がいい女が好きって言ったから……?」
後輩「~~~っ!! もうっ、うるさいっ」
28:2018/10/03(水) 22:32:23.015 ID:zDR2rI5Ia.net
後輩「…………になってくれますか?」
俺「え……」
後輩「ずっと、ずっと頑張ってきたんすよ? 頑張って……大学も最初判定C以下みたいなとこ受けて……料理も……」
俺「…………」
後輩「だから……わ、わたしのこと――」
俺「ぁ……」
後輩「――好きに……なってくれますか?」
俺「え……」
後輩「ずっと、ずっと頑張ってきたんすよ? 頑張って……大学も最初判定C以下みたいなとこ受けて……料理も……」
俺「…………」
後輩「だから……わ、わたしのこと――」
俺「ぁ……」
後輩「――好きに……なってくれますか?」
30:2018/10/03(水) 22:36:09.337 ID:xgFTDVaEM.net
俺「…好きだよ」
29:2018/10/03(水) 22:35:36.937 ID:d49ew98Bx.net
手取りバカにしてたくせになんで急にデレた
33:2018/10/03(水) 22:41:40.798 ID:zDR2rI5Ia.net
俺「なに? 志望校変えたい?」
「うん。別にいいでしょ?」
俺「どうしたんだ、急に。この前まで行けるとこに取り敢えず行くみたいなこと言ってたくせに」
「別に。まだ1年あるし頑張ろうかなって思っただけ」
俺「ふうん? …………ん? お前まさか、好きな男でもいるのか?」
「は? なにそれ別にカンケー無いじゃんなにそれ」
俺「お前なあ……まあ、血筋ってやつなのか」
「は? どういうこと?」
俺「いや実はな、ママは昔……」
嫁「わああ! なに言おうとしてんすか恥ずかしい!」
俺「いてっ! ママはな、俺が頭いい女が好きって言っただけでK大の大学院まで……いたっ! 事実だろ!」
嫁「ばかっ、誰にも言わないって約束したのにっ!」
娘「……私のバカさはママ譲りなのね」
「うん。別にいいでしょ?」
俺「どうしたんだ、急に。この前まで行けるとこに取り敢えず行くみたいなこと言ってたくせに」
「別に。まだ1年あるし頑張ろうかなって思っただけ」
俺「ふうん? …………ん? お前まさか、好きな男でもいるのか?」
「は? なにそれ別にカンケー無いじゃんなにそれ」
俺「お前なあ……まあ、血筋ってやつなのか」
「は? どういうこと?」
俺「いや実はな、ママは昔……」
嫁「わああ! なに言おうとしてんすか恥ずかしい!」
俺「いてっ! ママはな、俺が頭いい女が好きって言っただけでK大の大学院まで……いたっ! 事実だろ!」
嫁「ばかっ、誰にも言わないって約束したのにっ!」
娘「……私のバカさはママ譲りなのね」
34:2018/10/03(水) 22:41:50.301 ID:zDR2rI5Ia.net
ちゃんちゃん
37:2018/10/03(水) 22:48:16.181 ID:By7gnwasK.net
>>34
おつ!良かった!
おつ!良かった!
35:2018/10/03(水) 22:43:50.608 ID:zDR2rI5Ia.net
もっとドロドロに後輩が男を懐柔して共依存を満たす話にしようと思ってたけどなぜかハッピーエンドになってしまった
眠いから仕方ないね
眠いから仕方ないね
36:2018/10/03(水) 22:46:40.068 ID:iA/mgiEv0.net
よかった
お疲れさまでした
お疲れさまでした
41:2018/10/03(水) 23:16:00.907 ID:3+4Oyh2Gr.net
後輩がいない以外は俺の人生そのものだわ
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります