1: 2013/05/06(月) 19:56:33 ID:Hv8KSfYY
未来を変える為に来てくれた猫型ロボット
金持ちの道楽息子
音痴と暴力の申し子
美肌風呂の女の子
天才のできすぎた子
そして
なんにもない、ただの僕。
ドラえもん「メガネの劣等生の優等生」金持ちの道楽息子
音痴と暴力の申し子
美肌風呂の女の子
天才のできすぎた子
そして
なんにもない、ただの僕。
ドラえもん「金持ちの劣等と優越」
ドラえもん「優等生の劣等と優越」
ドラえもん「音痴の劣等と優越」
2: 2013/05/06(月) 21:07:42 ID:Hv8KSfYY
いつも夢見ていた
急に魔法が使える世界
急に頭がよくなる薬
強盗が来て好きな子を守って退治
そんな都合のいい夢物語
急に魔法が使える世界
急に頭がよくなる薬
強盗が来て好きな子を守って退治
そんな都合のいい夢物語
4: 2013/05/06(月) 21:10:51 ID:Hv8KSfYY
中学の頃に、僕はスネ夫とジャイアンとテストで勝負した
誰のものでもないけど
静香ちゃんを賭けて
僕達は、小学校の頃からの暗黙の了解を破った
「総合点数の高い人が、静香ちゃんに告白できる権利を得る」
そんなどうしようもない
その時の僕には絶望なんてものじゃなかった
誰のものでもないけど
静香ちゃんを賭けて
僕達は、小学校の頃からの暗黙の了解を破った
「総合点数の高い人が、静香ちゃんに告白できる権利を得る」
そんなどうしようもない
その時の僕には絶望なんてものじゃなかった
5: 2013/05/06(月) 21:24:32 ID:Hv8KSfYY
どうやったら毎回0点をとれるのか?
先生にそう聞かれたことがあったっけ
そんな僕が、テストの点数で勝負するなんて
あー、やっちゃったなぁ
ドラえもんに頼もうかな、、、。
先生にそう聞かれたことがあったっけ
そんな僕が、テストの点数で勝負するなんて
あー、やっちゃったなぁ
ドラえもんに頼もうかな、、、。
6: 2013/05/06(月) 21:25:02 ID:Hv8KSfYY
のび太「ドラえもーん!!」
ドラえもん「どうしたののび太君?」
のび太「実はね、、、」
僕はその時思った
これでいいのか?って
ドラえもん「どうしたののび太君?」
のび太「実はね、、、」
僕はその時思った
これでいいのか?って
7: 2013/05/06(月) 21:25:41 ID:Hv8KSfYY
いつも甘え
いつも頼り
いつもそれに乗じて
それで結果を得る
僕は、それで静香ちゃんに、告白して
それで、結婚できるのか?
どうする?
どうすればいい?
いつも頼り
いつもそれに乗じて
それで結果を得る
僕は、それで静香ちゃんに、告白して
それで、結婚できるのか?
どうする?
どうすればいい?
8: 2013/05/06(月) 21:26:29 ID:Hv8KSfYY
ドラえもん「のび太君?」
のび太「あ、、、ど、ドラえもん、、」
僕は、何もとりえのない、ただの僕だ
ドラえもん「、、、、、。」
僕は、また、ここで甘えるのか?
のび太「僕は、、」
ドラえもん「、、、、、。」
まるで、全てを知っているかのように、ドラえもんは僕の手に触れた
ドラえもん「のび太君ならできるよ」
そう、僕に言った
のび太「あ、、、ど、ドラえもん、、」
僕は、何もとりえのない、ただの僕だ
ドラえもん「、、、、、。」
僕は、また、ここで甘えるのか?
のび太「僕は、、」
ドラえもん「、、、、、。」
まるで、全てを知っているかのように、ドラえもんは僕の手に触れた
ドラえもん「のび太君ならできるよ」
そう、僕に言った
9: 2013/05/06(月) 21:26:59 ID:Hv8KSfYY
そうか、ドラえもんは待っていたんだ
この時を、この瞬間を
未来を知っているからじゃない
未来から来たからじゃない
僕を、ずっと
信じてくれてたんだ
この時を、この瞬間を
未来を知っているからじゃない
未来から来たからじゃない
僕を、ずっと
信じてくれてたんだ
10: 2013/05/06(月) 21:31:06 ID:Hv8KSfYY
僕が自分で気づき
ドラえもんを頼らずに
ただ一歩
小さな、ほんとに小さなただの一歩を
ずっと、待っていてくれたんだ。
ドラえもんを頼らずに
ただ一歩
小さな、ほんとに小さなただの一歩を
ずっと、待っていてくれたんだ。
11: 2013/05/06(月) 21:31:54 ID:Hv8KSfYY
のび太「ドラえもん、ごめんね」
ドラえもん「ううん、のび太君は自分で気づいてくれた」
泣いていた、まだ何もやっていていない
まだ、進んでもいない
これからのはずなのに
もう、一つのゴールを切ったかのように
僕を応援してくれる「一人のロボット」は
僕の為に泣いてくれた
ドラえもん「ううん、のび太君は自分で気づいてくれた」
泣いていた、まだ何もやっていていない
まだ、進んでもいない
これからのはずなのに
もう、一つのゴールを切ったかのように
僕を応援してくれる「一人のロボット」は
僕の為に泣いてくれた
12: 2013/05/06(月) 21:32:24 ID:Hv8KSfYY
ドラえもん「君は、ひねくれ者だ」
ドラえもん「でも真っ直ぐに育ってくれた」
のび太「ドラえもん、、、」
ドラえもん「僕の一番大切な友達だよ」
兄弟のように育ち、住食を共にして
僕を支え、守ってくれた
「今度は、僕の番だね」
ドラえもん「でも真っ直ぐに育ってくれた」
のび太「ドラえもん、、、」
ドラえもん「僕の一番大切な友達だよ」
兄弟のように育ち、住食を共にして
僕を支え、守ってくれた
「今度は、僕の番だね」
14: 2013/05/06(月) 21:33:48 ID:Hv8KSfYY
僕は勉強した
まだ、まだ間に合う
小学1年生からでも
2、3、4年生でもいい
どこからでも初めてやる
もう、悲しませないように
「またか、」そんな風に思わせないように
まだ、まだ間に合う
小学1年生からでも
2、3、4年生でもいい
どこからでも初めてやる
もう、悲しませないように
「またか、」そんな風に思わせないように
16: 2013/05/06(月) 21:35:42 ID:Hv8KSfYY
1時間で切れた
そりゃそうだ、勉強なんて一度も
ただの一度もしたことなんてない
集中なんて、そう簡単なモノじゃない
悔しかった、でもペンは進まない
全身が嫌がっている
「やりたくない」と
僕は、また怠けるのか?
ドラえもん「休んでいいんだよ」
のび太「え?」
そりゃそうだ、勉強なんて一度も
ただの一度もしたことなんてない
集中なんて、そう簡単なモノじゃない
悔しかった、でもペンは進まない
全身が嫌がっている
「やりたくない」と
僕は、また怠けるのか?
ドラえもん「休んでいいんだよ」
のび太「え?」
17: 2013/05/06(月) 21:36:14 ID:Hv8KSfYY
ドラえもん「君のやる気はすごい」
ドラえもん「いつ切れるかなんて思わない、君はそれだけ今やる気に満ちているからね」
ドラえもん「でも急にやる必要なんてない、期末テストまで1ヵ月」
ドラえもん「大丈夫、のび太君ならもう大丈夫」
いつも僕の背中を押してくれる
休んでいいって言葉でさえも
「君なら進んでいける、まだ歩けるよ」なんて
そんな風に聞こえる
ドラえもん「いつ切れるかなんて思わない、君はそれだけ今やる気に満ちているからね」
ドラえもん「でも急にやる必要なんてない、期末テストまで1ヵ月」
ドラえもん「大丈夫、のび太君ならもう大丈夫」
いつも僕の背中を押してくれる
休んでいいって言葉でさえも
「君なら進んでいける、まだ歩けるよ」なんて
そんな風に聞こえる
18: 2013/05/06(月) 21:44:12 ID:Hv8KSfYY
授業を真面目に受けるというのは思ったより大変だった
ノート取るだけならいいんだけど
先生の言葉まで聞いてるとノートが取れない
しかも寝てしまう
これは中々難しい
ノート取るだけならいいんだけど
先生の言葉まで聞いてるとノートが取れない
しかも寝てしまう
これは中々難しい
19: 2013/05/06(月) 21:50:10 ID:Hv8KSfYY
遊ぶのを極端に減らした
なぜかママが先生に相談して
「のび、どうした?何かあったのか?」と優しく声をかけてくれた
嬉しかったが、少し笑ってしまった
ドラえもんは遊びは必要だといい
少しは遊んだ
ジャイアンたちとサッカーしたり
野球、プロレスもどき
日に日に思った
僕は、一人じゃない
なぜかママが先生に相談して
「のび、どうした?何かあったのか?」と優しく声をかけてくれた
嬉しかったが、少し笑ってしまった
ドラえもんは遊びは必要だといい
少しは遊んだ
ジャイアンたちとサッカーしたり
野球、プロレスもどき
日に日に思った
僕は、一人じゃない
20: 2013/05/06(月) 21:52:06 ID:Hv8KSfYY
駄目な僕のそばにいてくれて
からかい、ふざけながらも
僕を心の友と呼んでくれる
僕は、そう
安っぽくていい
何度言っても恥ずかしくて
それでも、僕らは友達なんだ
からかい、ふざけながらも
僕を心の友と呼んでくれる
僕は、そう
安っぽくていい
何度言っても恥ずかしくて
それでも、僕らは友達なんだ
21: 2013/05/06(月) 21:57:54 ID:Hv8KSfYY
テスト先日
ドラえもんが急に変な話をしだした
ドラえもん「もしさ、のび太君の友達がイカサマで勝ったとするじゃない?」
のび太「何に?」
ドラえもん「それはなんでもいいんだけどね、それで、そのイカサマを君が知ったら」
ドラえもん「君は、どうする?」
のび太「、、、、僕は」
ドラえもんが急に変な話をしだした
ドラえもん「もしさ、のび太君の友達がイカサマで勝ったとするじゃない?」
のび太「何に?」
ドラえもん「それはなんでもいいんだけどね、それで、そのイカサマを君が知ったら」
ドラえもん「君は、どうする?」
のび太「、、、、僕は」
22: 2013/05/06(月) 21:58:50 ID:Hv8KSfYY
テスト当日
眠い
今まで類を見ない勉強をしたからだろうか
前日緊張して寝れなかったからだろうか
どちらにしろ
のび太「今日で決まるんだ」
僕は学校までの道を、軽い足取りで歩いて行った
眠い
今まで類を見ない勉強をしたからだろうか
前日緊張して寝れなかったからだろうか
どちらにしろ
のび太「今日で決まるんだ」
僕は学校までの道を、軽い足取りで歩いて行った
23: 2013/05/06(月) 22:00:19 ID:Hv8KSfYY
そして順調にテストは進み
僕はまだ終わってもいないのに達成感に満ちていた
のび太「すっごい調子がいいよ!これなら負けないかもしれない!」
ジャイアン「おー?w、のび太のくせに生意気言うな!w俺なんか教科書とノートの内容大体暗記してあるぞ!」
スネ夫「ジャイアンノートなんて取ってないじゃないか」
のび太「教科書も落書きだらけだし」
ジャイアン「なんだと!それでもテストは良好だったからいいんだ!」
そんないつもの笑い話をして、スネ夫はトイレに向かった
僕はまだ終わってもいないのに達成感に満ちていた
のび太「すっごい調子がいいよ!これなら負けないかもしれない!」
ジャイアン「おー?w、のび太のくせに生意気言うな!w俺なんか教科書とノートの内容大体暗記してあるぞ!」
スネ夫「ジャイアンノートなんて取ってないじゃないか」
のび太「教科書も落書きだらけだし」
ジャイアン「なんだと!それでもテストは良好だったからいいんだ!」
そんないつもの笑い話をして、スネ夫はトイレに向かった
24: 2013/05/06(月) 22:12:47 ID:Hv8KSfYY
のび太「あ、僕もトイレに行こう」
トイレで用をたす
後1科目か、がんばろう
そう意気込んでいると
個室から嗚咽が聞こえた
トイレで用をたす
後1科目か、がんばろう
そう意気込んでいると
個室から嗚咽が聞こえた
25: 2013/05/06(月) 22:13:23 ID:Hv8KSfYY
のび太「どうしたの?だれかいるの?」
スネ夫「うぐ、、、のび太か、、」
のび太「スネ夫かぁ、どうしたの?」
スネ夫「なんでも、、、おえぇ、、」
トイレの隙間から流れてきた汚物
スネ夫「うぐ、、、のび太か、、」
のび太「スネ夫かぁ、どうしたの?」
スネ夫「なんでも、、、おえぇ、、」
トイレの隙間から流れてきた汚物
26: 2013/05/06(月) 22:14:47 ID:Hv8KSfYY
「それで、そのイカサマを君が知ったら」
スネ夫が吐いたのか、その消化途中の欠片は知っている
「君は、どうする?」
個室が開き、僕を見るスネ夫
スネ夫「なんだよ、、、、」
僕はトイレを後にして教室に戻った
、、、、暗記パン、、か
スネ夫が吐いたのか、その消化途中の欠片は知っている
「君は、どうする?」
個室が開き、僕を見るスネ夫
スネ夫「なんだよ、、、、」
僕はトイレを後にして教室に戻った
、、、、暗記パン、、か
27: 2013/05/06(月) 22:16:31 ID:Hv8KSfYY
ジャイアン「スネ夫、戻ってきたか」
スネ夫「あ、いや、えっとあれは」
のび太「スネ夫こっちきてよ」
スネ夫「違う、いや、そうじゃなくて」
のび太「さっき出たこの問題がどうしても解けなくてさ、スネ夫わかる?」
いいじゃないか、ばれなければイカサマじゃない、
勉強頑張って同じ好きな人を追いかける友達しか、僕は見ていない
スネ夫「あ、いや、えっとあれは」
のび太「スネ夫こっちきてよ」
スネ夫「違う、いや、そうじゃなくて」
のび太「さっき出たこの問題がどうしても解けなくてさ、スネ夫わかる?」
いいじゃないか、ばれなければイカサマじゃない、
勉強頑張って同じ好きな人を追いかける友達しか、僕は見ていない
28: 2013/05/06(月) 22:19:29 ID:Hv8KSfYY
テストが終わり
結果が出た。
僕は2位だった
スネ夫は、静香ちゃんに告白して、振られた
今の僕の心境は
喜んでいる
友達が振られたのに
僕は、喜んでいる
結果が出た。
僕は2位だった
スネ夫は、静香ちゃんに告白して、振られた
今の僕の心境は
喜んでいる
友達が振られたのに
僕は、喜んでいる
29: 2013/05/06(月) 22:20:15 ID:Hv8KSfYY
2週間後
僕の番が回ってきた
気持ちの整理が完璧かと言われたら怪しいけど
迷いはない
のび太「静香ちゃん!」
まずい、いきなり裏返っちゃった、落ち着け、落ち着くんだ
静香「どうしたの?、のび太さん」
きっとわかっているだろう、校舎裏に呼び出されたんだから
のび太「あの、僕は、し、静香ちゃんがっ、、、!」
大丈夫かな?変な顔してないかな?
僕の思い伝わるかな、一生懸命告白するから
大好きだって想い、伝わってほしい
のび太「しゅきです!僕と付き合ってください!あ、待って!もう一回!」
やっちゃった!!!!
もう勘弁して!!!!
僕の番が回ってきた
気持ちの整理が完璧かと言われたら怪しいけど
迷いはない
のび太「静香ちゃん!」
まずい、いきなり裏返っちゃった、落ち着け、落ち着くんだ
静香「どうしたの?、のび太さん」
きっとわかっているだろう、校舎裏に呼び出されたんだから
のび太「あの、僕は、し、静香ちゃんがっ、、、!」
大丈夫かな?変な顔してないかな?
僕の思い伝わるかな、一生懸命告白するから
大好きだって想い、伝わってほしい
のび太「しゅきです!僕と付き合ってください!あ、待って!もう一回!」
やっちゃった!!!!
もう勘弁して!!!!
30: 2013/05/06(月) 22:21:57 ID:Hv8KSfYY
僕達は付き合うことになった
夢のような
でも、そう
こんな未来にならなくてもわかっていたこと
僕達3人の関係はきっと崩れる
どんなに繕っても
なにかぎこちない
戻れない
僕達は、一歩ずつ
嫌な未来でも、好きな未来でも
先に進んでしまう
夢のような
でも、そう
こんな未来にならなくてもわかっていたこと
僕達3人の関係はきっと崩れる
どんなに繕っても
なにかぎこちない
戻れない
僕達は、一歩ずつ
嫌な未来でも、好きな未来でも
先に進んでしまう
31: 2013/05/07(火) 01:38:52 ID:0mBkas0M
当然静香ちゃんに振られたくなんてなかった
だから、静香ちゃんの隣にいられるように一生懸命勉強した
高校に進学したころ
周りの見る目が変わるのがわかった
やってよかったと思った
だから、静香ちゃんの隣にいられるように一生懸命勉強した
高校に進学したころ
周りの見る目が変わるのがわかった
やってよかったと思った
32: 2013/05/07(火) 17:42:46 ID:0mBkas0M
自慢かもしれないが
弓道部での全国大会に行った頃から
女の子たちに告白されるようになった
でも、僕はなぜか揺れなかった
どうしようもなく、静香ちゃんが好きだった
弓道部での全国大会に行った頃から
女の子たちに告白されるようになった
でも、僕はなぜか揺れなかった
どうしようもなく、静香ちゃんが好きだった
33: 2013/05/07(火) 18:22:21 ID:0mBkas0M
そんなある日出木杉君が家に来た
「なぜ君は僕の前に立つ!」
いきなりの事でなんのことかわからなかった
「え?!あれ?出木杉君?!」
「のび太君!君は自分のしたことが分かっているのか?」
正直全然わからない
「僕は君よりも遥かに物を知っている、なのに、こんな事で君に負けてしまうのか、、?」
出木杉君が僕に負けてる?!
「出木杉君の何が僕に負けてるの?」
「なぜ君は僕の前に立つ!」
いきなりの事でなんのことかわからなかった
「え?!あれ?出木杉君?!」
「のび太君!君は自分のしたことが分かっているのか?」
正直全然わからない
「僕は君よりも遥かに物を知っている、なのに、こんな事で君に負けてしまうのか、、?」
出木杉君が僕に負けてる?!
「出木杉君の何が僕に負けてるの?」
34: 2013/05/07(火) 18:29:03 ID:0mBkas0M
どうしよう
僕がかっている事なんて射撃ぐらいじゃないか
なにをそんなに怒ってるんだろう
のび太「僕が出木杉君に勝てるものなんて射撃ぐらいだよw」
出木杉「うるさい!!僕は、何も欲を出さなかった!今回の一つぐらいくれてもいいじゃないか!」
のび太「、、、、。」
出木杉「静香ちゃんは、、、僕は、、、ずっと、、、」
静香ちゃん?欲?
静香ちゃんは誰にも渡さない
それに、
「、、、、、出木杉君、静香ちゃんは、モノじゃないよ?」
僕がかっている事なんて射撃ぐらいじゃないか
なにをそんなに怒ってるんだろう
のび太「僕が出木杉君に勝てるものなんて射撃ぐらいだよw」
出木杉「うるさい!!僕は、何も欲を出さなかった!今回の一つぐらいくれてもいいじゃないか!」
のび太「、、、、。」
出木杉「静香ちゃんは、、、僕は、、、ずっと、、、」
静香ちゃん?欲?
静香ちゃんは誰にも渡さない
それに、
「、、、、、出木杉君、静香ちゃんは、モノじゃないよ?」
35: 2013/05/07(火) 19:14:49 ID:0mBkas0M
出木杉「!!」
のび太「くれるって、誰からもらうの?」
僕は絶対あげないよ!
出木杉「違うんだ、、、今のは、、」
のび太「僕は好きな子がいるけど、見てて思うよ、、、、」
のび太「伝えたら、触ったらきっといなくなっちゃう、でもそのぎりぎりの目の前までいかないと」
のび太「それがなんなのか、相手にはわからないよ」
だから、僕は伝えたんだ
消えちゃう前に、伝わるように
のび太「くれるって、誰からもらうの?」
僕は絶対あげないよ!
出木杉「違うんだ、、、今のは、、」
のび太「僕は好きな子がいるけど、見てて思うよ、、、、」
のび太「伝えたら、触ったらきっといなくなっちゃう、でもそのぎりぎりの目の前までいかないと」
のび太「それがなんなのか、相手にはわからないよ」
だから、僕は伝えたんだ
消えちゃう前に、伝わるように
36: 2013/05/07(火) 20:20:27 ID:0mBkas0M
出木杉君が家に帰り、僕は横になった
僕が変わって、みんな変わって
僕達は、もうあの時みたいに遊べないのかな?
小学生の
あの事みたいに
「それでも、僕は変わることを選んだんだ」
僕は眠りについた
僕が変わって、みんな変わって
僕達は、もうあの時みたいに遊べないのかな?
小学生の
あの事みたいに
「それでも、僕は変わることを選んだんだ」
僕は眠りについた
37: 2013/05/07(火) 20:21:27 ID:0mBkas0M
次の日の放課後
僕は不良に絡まれた
ジャイアンとスネ夫が助けに来てくれた
人を傷つけるのは好きじゃない
僕が殴られるだけならまだ良い
でも
のび太「僕の友達に、今何をした?」
戻れなくても、変わってしまっても
それが大切なものに変わりはないんだ
僕は不良に絡まれた
ジャイアンとスネ夫が助けに来てくれた
人を傷つけるのは好きじゃない
僕が殴られるだけならまだ良い
でも
のび太「僕の友達に、今何をした?」
戻れなくても、変わってしまっても
それが大切なものに変わりはないんだ
38: 2013/05/07(火) 20:24:55 ID:0mBkas0M
話はとても飛躍して結婚前夜
ジャイアンとの会話を思い出していた
のび太「後悔してるんでしょ?」
ジャイアン「、、、、あぁ」
のび太「でも、大ジョブだよ」
ジャイアン「え?」
のび太「まだ間に合うから」
あれはジャイアンに言った言葉なのか
それとも、、、、
自分自身に言った言葉なのか
ジャイアンとの会話を思い出していた
のび太「後悔してるんでしょ?」
ジャイアン「、、、、あぁ」
のび太「でも、大ジョブだよ」
ジャイアン「え?」
のび太「まだ間に合うから」
あれはジャイアンに言った言葉なのか
それとも、、、、
自分自身に言った言葉なのか
39: 2013/05/07(火) 20:29:41 ID:0mBkas0M
間に合ったのかな?
僕は、変われたのかな?
ドラえもん
僕は、
僕には、なにがある?
僕は、変われたのかな?
ドラえもん
僕は、
僕には、なにがある?
40: 2013/05/07(火) 21:29:29 ID:0mBkas0M
ドラえもん「今、だよ」
のび太「ど、ドラえもん!?」
のび太「ど、ドラえもん!?」
41: 2013/05/07(火) 21:30:35 ID:0mBkas0M
ドラえもん「やーのび太君」
のび太「ドラえもん、寝たんじゃなかったの?」
ドラえもん「のび太君の事だから、寝れないんじゃないかと思って」
のび太「はは、なんでもお見通しだね」
のび太「ねぇドラえもん」
ドラえもん「なんだいのび太君」
のび太「ドラえもん、寝たんじゃなかったの?」
ドラえもん「のび太君の事だから、寝れないんじゃないかと思って」
のび太「はは、なんでもお見通しだね」
のび太「ねぇドラえもん」
ドラえもん「なんだいのび太君」
42: 2013/05/07(火) 21:31:12 ID:0mBkas0M
のび太「僕は、あの日から強くなれたかな?」
ドラえもん「うん、君は強くなったよ」
のび太「ドラえもんのおかげだね」
ドラえもん「違うよのび太君」
のび太「え?」
ドラえもん「うん、君は強くなったよ」
のび太「ドラえもんのおかげだね」
ドラえもん「違うよのび太君」
のび太「え?」
43: 2013/05/07(火) 21:43:21 ID:0mBkas0M
ドラえもん「道具に頼って、怠けてばかりの君はあの日からいなくなった」
ドラえもん「自分から解決策を探して、迷って失敗もして、でも諦めない」
ドラえもん「君は本当に強くなったよのび太君」
のび太「、、、、ドラえもん、、、」
ドラえもん「今の君にはたくさんのモノがある」
友達、知識、
強さ、優しさ、
そしてお嫁さん
ドラえもん「よく頑張ったね」
のび太「ドラえもん、、、うわーん!」
ドラえもん「自分から解決策を探して、迷って失敗もして、でも諦めない」
ドラえもん「君は本当に強くなったよのび太君」
のび太「、、、、ドラえもん、、、」
ドラえもん「今の君にはたくさんのモノがある」
友達、知識、
強さ、優しさ、
そしてお嫁さん
ドラえもん「よく頑張ったね」
のび太「ドラえもん、、、うわーん!」
44: 2013/05/07(火) 21:46:49 ID:0mBkas0M
ドラえもん「いつになっても子供で、でも、あの時とは全く違う」
ドラえもん「頼るだけじゃない、苦しくても耐えて」
ドラえもん「それを乗り越えて先に進むことを覚えて」
ドラえもん「意志薄弱な君はもういない」
ドラえもん「劣等も知ってるから、君は優越に浸らずに進めたんだ」
ドラえもん「頼るだけじゃない、苦しくても耐えて」
ドラえもん「それを乗り越えて先に進むことを覚えて」
ドラえもん「意志薄弱な君はもういない」
ドラえもん「劣等も知ってるから、君は優越に浸らずに進めたんだ」
45: 2013/05/07(火) 23:03:35 ID:0mBkas0M
結婚式
スピーチでかっこいいことなんて言えない
上ずって、噛んで
やっぱりかっこ悪いね、
それでも、人生で一番
胸を張って言えた
君を絶対に幸せにするから!
てね。
スピーチでかっこいいことなんて言えない
上ずって、噛んで
やっぱりかっこ悪いね、
それでも、人生で一番
胸を張って言えた
君を絶対に幸せにするから!
てね。
46: 2013/05/07(火) 23:04:09 ID:0mBkas0M
5作目になります
のび太編でした。
矛盾がある?気にしなーいの
みんなの視点とのび太の視線を混ぜてみました
特定意志薄弱児童監視指導員だったかな?その任を果たす時、それはこんな感じじゃないでしょうか
ドラえもん大好きです!
見てくれた方ありがとう!
※ところどころ繋がっています。
次回作がまたありましたら、よろしくお願いします
では。
のび太編でした。
矛盾がある?気にしなーいの
みんなの視点とのび太の視線を混ぜてみました
特定意志薄弱児童監視指導員だったかな?その任を果たす時、それはこんな感じじゃないでしょうか
ドラえもん大好きです!
見てくれた方ありがとう!
※ところどころ繋がっています。
次回作がまたありましたら、よろしくお願いします
では。
47: 2013/05/07(火) 23:06:20 ID:NMGT/Qx2
次は先生やって(ムチャ振り)
乙!
乙!
48: 2013/05/07(火) 23:42:52 ID:ExjXQ1mA
そんな役だったなドラえもんwwww
引用元: ドラえもん「メガネの劣等と優越」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります