まどか「ポケモンにはね種族値、努力値、固体値っていう通称『3値』っていう隠しステータスがあるの！」

ＱＢ（え、そこまで聞いてない…）

まどか「種族値はポケモンそれぞれに決まった数値があるの」

まどか「サンダースは素早かったり、カイリキーは攻撃が高かったり…」

ＱＢ「へぇ…」

まどか「努力値っていうのはポケモンを倒すと、倒したポケモンに応じてもらえるんだよ」

まどか「野生ポケモンを倒して育てたポケモンのほうが強いのにはそういった理由があるの！」

ＱＢ「奥が深いね…」

まどか「最後に固体値！廃人を作り出す一番の原因だよ！！」ｽﾞｲ

ＱＢ「は、廃人…（魔女みたいなものかな？）」

まどか「固体値はＨＰ、こうげき、ぼうぎょ、とくこう、とくぼう、すばやさに存在してね？」

ＱＢ「ふむふむ」

まどか「0～31まであって高ければ高いほど強いんだよ」

まどか「最高値である31はVって言われて廃人たちはたくさんVをもったポケモンを求めるんだ！」

まどか「わたしも5Vならいるの！クラスのみんなには内緒だよ？」

ＱＢ（まどかは廃人だったのか……ん？）

ＱＢ「ちょ、ちょっとまってくれ」

まどか「どうしたの？」

ＱＢ「単純に計算してみたら5Vのポケモンが出る確率は極端に低いんだけど…」

まどか「…まぁ、そうだね」

ＱＢ「32の5乗で33554432分の1と出たんだが…」

まどか「配達員や固定シンボルだとそんなもんか…」ﾎﾞｿ

ＱＢ「ん？」

まどか「なんでもないよ？」

ＱＢ「…さっきからタマゴを割るのに数分かかってるんだけど、一生かけてもほとんど出ないんじゃないかな？」

まどか「そういうのをラクにするために固体値遺伝ってのがあるんだよ」

ＱＢ「こ、固体値遺伝…」ｺﾞｸﾘ


間違いあったら突っ込んでね
最近やってないし

まどか「さっきから育て屋さんに話しかけつつタマゴ割ってるでしょ？」

ＱＢ「うん、そうだね」

まどか「実は育て屋からもらったタマゴは両親の固体値をランダムで3つ引き継ぐんだ」

ＱＢ「ということは？」

まどか「野生とか捕まえるよりはたくさんのVを持ったポケモンを手に入れやすいの！」

ＱＢ「なるほど…」

ＱＢ「でもそれでもやっぱり時間かかるよね？」

まどか「まぁね…、それが廃人の宿命だよ」

まどか「…」

まどか「とある方法を使えばすぐに5V6Vが手に入るんだけど…」

ほむホーム

ほむら「時計合わせ…」ﾎﾟﾁｯ

ほむら「ペラップX回鳴かせる…」ﾎﾟﾁｯ

ほむら「育て屋出た瞬間左＋Ａ連打…」ｶﾀｶﾀｶﾀ…

…

ほむら「産まれたわね、6V陽気フカマル…」

ほむら「…この子ならワルプルギスにも勝てるかも」ﾆﾔﾆﾔ

ＱＢ「乱数調整？」

まどか「うん、サイコロで出したい目を狙って出すような卑劣な行いなの！」

まどか「高固体も作りやすいんだよ…」

ＱＢ「ゲームの仕様じゃないのかい」

まどか「…そうかもしれないけど！」

まどか「廃人のわたしたちからしたら今までの時間はなんだったの！？こんなの絶対おかしいよ！」

まどか「…という意見の平行状態がずっと続いてるのがポケモンなんだよねー」

ＱＢ「わりと肯定的なのかい？」

まどか「ほむらちゃんもしてるからね…、あまり悪くいいたくないかな」

ＱＢ「ふぅん」

ＱＢ「でも対戦するときまどかが不利だよね？」

まどか「こっちも対戦するときは相手が理想固体っての想定してるし…」

まどか「それに苦労して育てた子は可愛いんだよ！」

ＱＢ「えらいね、まどかは」

ＱＢ（苦労か…）

ＱＢ（…）

ＱＢ（キミから営業とれないボクにはちょっと理解できる感情かもね）

まどか「ﾃｨﾋﾋﾋ…、ありがとう」

まどか「それにしても早く採用固体産まれないかなぁ」

まどか「…マッギョ」

マッギョ…だと…！？

マミホーム

マミ「学校のお昼休みは一人で暇だし厳選できて助かるわ」

マミ「おかげで家に帰ってすぐ努力値振りできるし…」

…

マミ「よし終わったわ、ランダムもぐりましょう…」

マミ「最近は外国人をカモにできてうれしいわね」

マミ「あ、マッチング…」

マミ「…」

マミ「砂パなんてきたら切断するしかないじゃない！！」ﾌﾟﾁｯ

切断厨だったああああああああああああ

ＱＢ「切断厨？」

まどか「うん、WiFi対戦中に形勢が不利になると電源切って勝敗をつかなくさせる人たちなの」

ＱＢ「それはひどいね」

まどか「こればっかりはわたしでも許せないよ！」

まどか「切断されるたびに晒しスレに晒してるんだよ！ﾃｨﾋﾋﾋ」

ＱＢ「勇ましいなぁ」

まどか「よく変なマイナーパの『ティロコ』って人に切断されてたんだけど」

まどか「最近じゃ見せ合いで切断されるんだよね…」

ＱＢ［ひどい…］

ティロコ、一体何者なんだ・・・

ＱＢ「まどかってほむら以外にポケモン仲間いるのかい？」

まどか「えっとさやかちゃんに仁美ちゃんでしょ、あと杏子ちゃんも！」

まどか「パパもやってるんだけど家事の合間だから対戦は弱いんだよね」

ＱＢ「けっこういるね」

まどか「人気シリーズだしね！」

ＱＢ「…マミはどうなんだろ」

まどか「さぁ、最近学校終わったらすぐ帰宅してるし…」

まどか「やってるって話は聞かないなぁ」

ＱＢ（まさか…）

マミホーム

マミ「鹿目さんたちのポケモンの輪に入るためには少しでも強くなるしかないのよ…」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

マミ「…」ﾎﾟﾁ

マミ「は？そこで急所？？」

マミ「ありえないわね…」ﾌﾟﾁｯ

マミ「急所ゲーで勝って嬉しいのかしら…」


※ポケモン廃人は目的と過程が逆になったり、支離滅裂な発言が多いよ！ﾃｨﾋﾋﾋ！

ネットカフェ

杏子「えっとPCにWiFiルータ繋げてっと…」ｶﾁｯ

杏子「…」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

杏子「パソコン欲しい…」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

杏子「今日もGTS乞食でもするかね」

杏子「…」ﾋﾟｺﾋﾟｺ

杏子「ヒコザル欲しいけど図鑑にいない…」ｼｮﾎﾞﾝ

ＱＢ「GTS乞食？」

まどか「うん、GTSっていう自分のポケモンをネットに預けて交換できるってシステムなんだけど…」

まどか「目に余る行為があるんだよ」

ＱＢ「へぇ」

まどか「たとえばだけど…、そこらへんにある石ころとダイヤモンドの交換が成立すると思う？」

ＱＢ「無理なんじゃないかな？ちょっと価値がわかりにくいけど」

まどか「ポケモンのGTSでそういうことが行われてるんだよ」

まどか「野生のミネズミでゲーム中1匹だけ手に入るポケモン要求してきたり…」

ＱＢ「問題あるのかい？」

まどか「大有り！検索結果表示がそういう乞食で埋まっちゃうんだよ！そんなのあんまりだよ！」

杏子「やっぱり乞食ってめんどくせえからやめるか…」

杏子「ネゴ※でも青顔連発されるわ、預けてても交換されないしな…」

※ネゴ…ネゴシエーションの略だよ！ＤＳを使って交換交渉するんだ！青顔連発はダメ絶対！ﾌｪﾋﾋﾋ

杏子「赤くてかっこいい奴育てるか…」ｶﾀｶﾀ

杏子「…」ｶﾀｶﾀ

杏子「ペンドラーって赤…だよな？こいつにしよ」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

杏子「…」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

杏子「ＤＳ２台目欲しい…」ｸﾞｽ

…

ＱＢ「そういえばまどかはどうしてＤＳを5台持ってるんだい？」

まどか「普通は1個でいいんだけどね…」

まどか「ハイリンクのデルパワー使うのに本体とソフトが2個ずついるんだよ」

ＱＢ「デルパワー？」

まどか「うん、無線を通じて近くのプレイヤーに提供できるんだ（時間制限あり）」

ＱＢ「どういった恩恵があるのかな」

まどか「もらえるお金や経験地が2倍になったり、孵化にかかる歩数が半分になるんだ！」

まどか「廃人御用達だよ！」

ＱＢ「複数買い推奨してるみたいでなんか嫌だな」

まどか「わたしもそう思う」

ＱＢ「…それで、2台でいいのに5台持ってる理由は？」

まどか「うっ…あまりいい思い出じゃないんだよね」

ＱＢ「？」

まどか「努力値ってあるでしょ？」

ＱＢ「うん」

まどか「あれって一箇所最大252まで振れて全箇所合計で510まで溜めれるんだ」

まどか「それでポケモンのステータスを調整するんだけど…」

まどか「努力値を振り間違えたらレアな相手もを使わないと減らせないんだ」

ＱＢ「へぇ」

まどか「本来はＤＳ５台通信してじゃないと手に入らなかったんだけど…」

ＱＢ（だから5台か…廃人すぎるよ）

まどか「4月からもっと簡単な方法で入手できるようになったんだ」

さやルーム

さやか「よし、ザロクの実ゲットだぜ！」

さやか「夢ニョロコンゲット後はやめてたけど…」

さやか「努力値減少実手に入るなら毎日ログインしないとねー」

さやか「…」ｶﾁｶﾁ

さやか「空島はホント、生息ポケモンが微妙だなー」ｶﾁｶﾁ

…

ＱＢ「ＰＧＬ？」

まどか「正式名：ポケモングローバルリンクだよ」

まどか「パソコンを使って世界中のプレイヤーのプレイ状況を見たり、ネット対戦の成績が上げられたりしてるんだ！」

まどか「その中でPDW：ポケモンドリームワールドっていうポケモンの夢の世界で遊ぶゲームがあるんだけど…」

まどか「単調なミニゲームが3種類だけで正直飽きるんだ…」

まどか「だけどそこでしか手に入らない能力をもったポケモンもいるし…」

まどか「さっき言った努力値を下げるアイテムも手に入るようになったんだ！」

ＱＢ「ＤＳのゲームなのにＰＣを使うなんてわけがわからないよ…」

シーウィードルーム

仁美「ふふ…」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

仁美「お稽古をやってる私に厳選も乱数も無理ですわ…」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

仁美「…」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

仁美「改造万歳ですわね♪」

…

ＱＢ「改造厨って？」

まどか「これだけはほんとに許しちゃダメな人たちだよ！」

まどか「自分で厳選やアイテムの入手ができない人たちがセーブデータ改竄や改造コードで理想条件を作ってるんだ！」

まどか「スレの上でもあったけどリスとバンドに7カード仕込んでるようなもんだよ！バンデット・キースだよ！」

ＱＢ「随分熱くなってるね…」

まどか「以前ＧＴＳで改造ポケモン送られてきたんだ…」

ＱＢ「すぐ逃がせばいいんじゃないの？」

まどか「『かいぞう』ってニックネームの色違いで図鑑にも登録されちゃった…」

ＱＢ「…それは気の毒に」

まどホーム・リビング

パパ「ふぅ…ようやくイッシュ図鑑が埋まったよ…」

パパ「まどかに色々交換してもらったおかげでスムーズにすんだかな」

パパ「…」

パパ「なぜかＤＳ買ってあげるハメになったけど…」

たっくん「ぴかちゅーみたいー」

パパ「ごめんね、まだピカチュウ持ってないんだ…」

ＱＢ「そういえばまどかはポケモン図鑑完成してるかい？」

まどか「え？完成させる気なんてないよ」

ＱＢ「え」

まどか「わたしにとってのポケモンは対戦ツールだよ？」

ＱＢ「ふぅん…」

まどか「魔法少女でもないわたしが唯一ほむらちゃん達と対等に戦える場所なんだ…」

まどか「ポケモンってね特別な才能は必要ないの…」

まどか「努力、研究さえすれば結果は必ずついてくるんだよ！」※

まどか「…ほむらちゃんはちょっとアレだけど、ね」

ＱＢ「流石イレギュラー」

※あくまで廃人レベルにやりこめばです

ＱＢ「…ポケモンで充実してるキミには魔法少女の契約は必要ないのかもね」

まどか「うん…」

まどか「ポケモン廃人の厳選が時間の無駄だなんていわれたら、私、そんなのは違うって、何度でも言い返す」

まどか「きっと、いつまでも言い張れるよ」

ＱＢ「…いいんじゃないのかな、そういうの」

まどか「ありがとうＱＢ…」

まどか「…」

まどか「じゃあマッギョ厳選続けるかな！」


おしまい…？

なんか気になるシステムとかあったら適当にＳＳで説明する

ＱＢ「そういえば、なんでマッギョなのかな？」

まどか「震災以来久しぶりにアニポケ見たらエンディングが変ってたんだよ」

ＱＢ「ポケモン言えるかな？のＢＷ版だよね」

まどか「ギアル・ギギアル」

ＱＢ「ギギギアル！」

まどか「そのＥＤラストでオチ的な扱いでマッギョが出てきて吹いちゃったんだよね」

まどか「公式でネタポケなのかなぁって、ﾃｨﾋﾋﾋ」

まどか「よく見たら可愛いし育ててるんだ」

ＱＢ「まぁたしかに愛嬌があるね、口とか」

…

まどか「……マスボ」

まどか「……個体確認」ﾌﾟﾁｯ

まどか「……マスボ」

まどか「……個体個体」ﾌﾟﾁｯ

ＱＢ「何をやってるんだい？」

まどか「臆病最速めざ氷70ボルトロスの厳選だよ！」

ＱＢ「…厳選なら育て屋を利用すればいいんじゃないのかな？」

まどか「甘いよＱＢ…」

まどか「大多数の伝説・幻ポケモンはタマゴを作れないんだよ！！」※

ＱＢ「なんだって！？」

※マナフィ・フィオネといった例外もいるよ！

ＱＢ「つまりそれらの厳選をするなら…」

まどか「それこそ生涯をかけないと理想とする個体値は出ないだろうね…」

ＱＢ「しかも野生の場合かわらずの石を使っての性格固定もできないじゃないか！」

まどか「あ、テラキオンとかの固定シンボルなら性格を固定する方法があるんだよ」

ＱＢ「ほぅ、興味深いね」

まどか「特性シンクロで目的の性格のポケモンを先頭にすると、2分の1の確率で同じ性格の子が出るよ」

ＱＢ「それは安心だね」

まどか「でもね、ボルトロスのような通称徘徊準伝は別だよ？」

ＱＢ「え」

まどか「徘徊準伝は徘徊し始めるとその時点で性格、個体値が固定されちゃうんだ…」

ＱＢ「え、つまりそれって…」

まどか「徘徊する直前でセーブ、捕獲後に個体チェックで気に入らなかったらリセットを何度も繰り返すんだよ」

まどか「しかもシンクロは無効！」

ＱＢ「性格って25種類あるよね？」

まどか「うん」

ＱＢ「手に入りそうかい？」

まどか「ハードル高めにしといたほうが後悔が少ないんだよ…」

ＱＢ「なにかあったの？」

まどか「…水晶ラティ妥協しちゃった苦い思い出がね、ﾌｪﾋﾋﾋ」

ＱＢ「それじゃあＩＤも変りそうだしお開きにしようか？」

まどか「うん、そうだね！みんなお疲れ様！」」

まどか「ちなみに久々にブラック起動してＰＴみたら割りと中堅～強ポケばかりだったよ！」

ＱＢ「それじゃあおやすみ」