1:2015/04/06(月) 20:05:08.576 ID:WPq5mp9O0.net
俺「こうも雨が続くと、気が滅入っちゃいますよねぇ」
俺「でも雨の匂いは好きなんです」
俺「なんだかこう、ふわっとした感じで」
俺「ふふっ、分かりませんよね」
俺「でも雨の匂いは好きなんです」
俺「なんだかこう、ふわっとした感じで」
俺「ふふっ、分かりませんよね」
4:2015/04/06(月) 20:05:57.196 ID:WPq5mp9O0.net
俺「お酒、お注ぎいたしましょうか」
俺「雨空を眺めながら晩酌というのも、乙なものですねぇ」
俺「雨の日はやっぱり部屋の中でごろごろするのが一番です」
俺「おつまみもお持ちいたしましょう」
俺「雨空を眺めながら晩酌というのも、乙なものですねぇ」
俺「雨の日はやっぱり部屋の中でごろごろするのが一番です」
俺「おつまみもお持ちいたしましょう」
5:2015/04/06(月) 20:06:33.641 ID:WPq5mp9O0.net
俺「はい、柿ピーです」
俺「これ病みつきになっちゃうんですよねぇ」
俺「柿の種の方を3、ピーナッツを1の割合で食べると丁度いいんです」
俺「お客様もいかがです?」
俺「はい、あーん」
俺「これ病みつきになっちゃうんですよねぇ」
俺「柿の種の方を3、ピーナッツを1の割合で食べると丁度いいんです」
俺「お客様もいかがです?」
俺「はい、あーん」
6:2015/04/06(月) 20:06:59.504 ID:WPq5mp9O0.net
俺「ふふ、お客様ったら、もう酔ってらっしゃるんですか?」
俺「お顔真っ赤ですよ?」
俺「ほっぺたにほんのり紅味が指して」
俺「可愛らしいですねぇ」
俺「お顔真っ赤ですよ?」
俺「ほっぺたにほんのり紅味が指して」
俺「可愛らしいですねぇ」
7:2015/04/06(月) 20:07:12.659 ID:WPq5mp9O0.net
俺「ちょっと興に乗ってきましたので、サービスでもお一ついかがです?」
俺「お手手のマッサージ。意外と気持ちいいんですよ?」
俺「任せてくださいな。それなりに経験はありますから」
俺「では、右手をお借りいたしますね」
俺「お手手のマッサージ。意外と気持ちいいんですよ?」
俺「任せてくださいな。それなりに経験はありますから」
俺「では、右手をお借りいたしますね」
8:2015/04/06(月) 20:07:31.556 ID:WPq5mp9O0.net
俺「知ってます? 手のひらって、人の体全体を表すんだそうです」
俺「ツボを押した時に感じる感覚で体のどこが悪いのかも分かったり」
俺「それに右手と左手で効くツボも違うんですよ。面白いですよねぇ」
俺「ではまずは指先から始めさせてもらいますね」
俺「まずは優しくもみもみと」
俺「ツボを押した時に感じる感覚で体のどこが悪いのかも分かったり」
俺「それに右手と左手で効くツボも違うんですよ。面白いですよねぇ」
俺「ではまずは指先から始めさせてもらいますね」
俺「まずは優しくもみもみと」
9:2015/04/06(月) 20:07:46.038 ID:WPq5mp9O0.net
俺「こうやって手を揉まれていると、じんわりと頭が暖かくなってきませんか?」
俺「この感じ、好きなんです。『あぁ、今マッサージされてるんだなぁ』って感じで」
俺「なんと言いますか、そういう実感が沸いてくるんです」
俺「お酒も入ると尚更ですよね?」
俺「この感じ、好きなんです。『あぁ、今マッサージされてるんだなぁ』って感じで」
俺「なんと言いますか、そういう実感が沸いてくるんです」
俺「お酒も入ると尚更ですよね?」
10:2015/04/06(月) 20:08:27.452 ID:WPq5mp9O0.net
俺「手のひらの上から、ゆっくり下の方へ……」
俺「上から……下へ……上から……下へ……っと」
俺「今度はさっきよりも少しだけ強めに」
俺「ぎゅっ……ぎゅっ……っと」
俺「上から……下へ……上から……下へ……っと」
俺「今度はさっきよりも少しだけ強めに」
俺「ぎゅっ……ぎゅっ……っと」
13:2015/04/06(月) 20:09:06.509 ID:WPq5mp9O0.net
俺「次は左手、お借りしますね」
俺「さっきと同じように指先から……もみ、もみ」
俺「……今更なんですけど」
俺「こうやって向かい合ってしていると、なんだか少し恥ずかしいですね」
俺「たまに目が合っちゃったりする時なんかは特に」
俺「さっきと同じように指先から……もみ、もみ」
俺「……今更なんですけど」
俺「こうやって向かい合ってしていると、なんだか少し恥ずかしいですね」
俺「たまに目が合っちゃったりする時なんかは特に」
14:2015/04/06(月) 20:09:13.837 ID:WPq5mp9O0.net
俺「今まで色々してきましたけど、実はちょーっと恥ずかしがり屋さんだったりするんです」
俺「えへへ、自分でも何言ってるんだとは思いますけど……」
俺「……マ、マッサージ続けますね!」
俺「えへへ、自分でも何言ってるんだとは思いますけど……」
俺「……マ、マッサージ続けますね!」
16:2015/04/06(月) 20:09:42.832 ID:WPq5mp9O0.net
俺「ゆっくり、きゅっ……きゅっ……」
俺「手のひらもぎゅう、ぎゅう」
俺「はい、大体は終わりましたよ」
俺「どうです? 軽くなった感じします?」
俺「……ふふふっ、それは何よりです」
俺「手のひらもぎゅう、ぎゅう」
俺「はい、大体は終わりましたよ」
俺「どうです? 軽くなった感じします?」
俺「……ふふふっ、それは何よりです」
18:2015/04/06(月) 20:10:20.718 ID:WPq5mp9O0.net
俺「……お肩、お借りしてもよろしいでしょうか?」
俺「……では、失礼します」
俺「ん、しょ……」
俺「うふふ。誰かの方に寄りかかってお酒だなんて、初めてです」
俺「……では、失礼します」
俺「ん、しょ……」
俺「うふふ。誰かの方に寄りかかってお酒だなんて、初めてです」
19:2015/04/06(月) 20:10:38.353 ID:WPq5mp9O0.net
俺「お酒の続き、しましょうか」
俺「お注ぎしますね」
俺「……おっとっと」
俺「では改めて、乾杯です」
俺「お注ぎしますね」
俺「……おっとっと」
俺「では改めて、乾杯です」
20:2015/04/06(月) 20:10:58.062 ID:WPq5mp9O0.net
俺「こうやってお酒を呑みながら、ただただ時間が過ぎていくのを眺めているのも、悪くはありませんね」
俺「雨音とお客様の心音が子守唄みたいに聞こえてきて」
俺「……まだ時間はたっぷりとありますし、もう少しだけこのままで」
俺「はい、お客様も今日くらいはゆっくりしていって下さいな」
~fin~
俺「雨音とお客様の心音が子守唄みたいに聞こえてきて」
俺「……まだ時間はたっぷりとありますし、もう少しだけこのままで」
俺「はい、お客様も今日くらいはゆっくりしていって下さいな」
~fin~
21:2015/04/06(月) 20:11:08.699 ID:WPq5mp9O0.net
以上
CV:雁庵うずめ
CV:雁庵うずめ
23:2015/04/06(月) 20:14:43.337 ID:UGHuy1Q8d.net
これって道草屋か?
31:2015/04/06(月) 20:22:24.206 ID:xnezL/7+0.net
道草屋好き
俺「雨、止みませんね……」
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1428318308
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1428318308
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