1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 20:56:24 ID:1MqClnQU
時は、魔人ブウを倒してからおよそ十ヶ月後──
─ カプセルコーポレーション ─
悟空「よう、ベジータ!」
ベジータ「カカロット……なんの用だ?」
悟空「おめえ、たしか魔人ブウ相手に自爆したことがあったよな?」
ベジータ「ああ、倒せはしなかったがな」
悟空「だったら出場してみねえか? 天下一自爆会に」
ベジータ「天下一自爆会だと!? ……面白い!」
─ カプセルコーポレーション ─
悟空「よう、ベジータ!」
ベジータ「カカロット……なんの用だ?」
悟空「おめえ、たしか魔人ブウ相手に自爆したことがあったよな?」
ベジータ「ああ、倒せはしなかったがな」
悟空「だったら出場してみねえか? 天下一自爆会に」
ベジータ「天下一自爆会だと!? ……面白い!」
2: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 20:59:19 ID:1MqClnQU
悟空「オラも出たかったんだけどさ」
悟空「自爆した経験がなきゃ、加減ができないからダメっていわれちまってよ」
ベジータ「ふん、残念だがキサマの出る幕はないぜ!」
ベジータ「しかし、気になることがある」
ベジータ「自爆をするとなると、当然オレは死ぬことになるが──」
悟空「そのことなら心配すんな!」
悟空「新ナメック星のムーリっちゅう最長老様が」
悟空「ナメック星のドラゴンボールをさらにうんとパワーアップさせて」
悟空「ドラゴンボールは一日に一回使えるようになったし」
悟空「何度死んでも生き返れるのはもちろん、死後一年以内って制限もなくなったんだ」
ベジータ「そいつを聞いて安心したぜ」ニヤ…
悟空「自爆した経験がなきゃ、加減ができないからダメっていわれちまってよ」
ベジータ「ふん、残念だがキサマの出る幕はないぜ!」
ベジータ「しかし、気になることがある」
ベジータ「自爆をするとなると、当然オレは死ぬことになるが──」
悟空「そのことなら心配すんな!」
悟空「新ナメック星のムーリっちゅう最長老様が」
悟空「ナメック星のドラゴンボールをさらにうんとパワーアップさせて」
悟空「ドラゴンボールは一日に一回使えるようになったし」
悟空「何度死んでも生き返れるのはもちろん、死後一年以内って制限もなくなったんだ」
ベジータ「そいつを聞いて安心したぜ」ニヤ…
3: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:02:04 ID:1MqClnQU
ベジータ「カカロット! 大会当日は、オレの自爆っぷりをよ~く見ていやがれ!」
悟空「ちくしょう……いいなぁ」
悟空「オラも出たかったぜ……」
悟空「オラのアニキを倒す時、ピッコロに任すんじゃなく自爆してりゃよかった……」
ベジータ「ふん、今さら後悔してもおそい!」
悟空「じゃあオラはあの世とかも寄って出場選手を集めてくっから!」
ピシュンッ!
ベジータ「ふふふ……腕がなるぜ」
悟空「ちくしょう……いいなぁ」
悟空「オラも出たかったぜ……」
悟空「オラのアニキを倒す時、ピッコロに任すんじゃなく自爆してりゃよかった……」
ベジータ「ふん、今さら後悔してもおそい!」
悟空「じゃあオラはあの世とかも寄って出場選手を集めてくっから!」
ピシュンッ!
ベジータ「ふふふ……腕がなるぜ」
4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:04:41 ID:1MqClnQU
大会当日──
─ 天下一武道会会場 ─
司会『皆さま、大変長らくお待たせいたしました!』
司会『これより、第一回天下一自爆会を開始いたします!』
ワァァァ…… ワァァァ……
司会『ではさっそく、本日の出場選手を紹介いたします!』
─ 天下一武道会会場 ─
司会『皆さま、大変長らくお待たせいたしました!』
司会『これより、第一回天下一自爆会を開始いたします!』
ワァァァ…… ワァァァ……
司会『ではさっそく、本日の出場選手を紹介いたします!』
5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:08:15 ID:1MqClnQU
司会『まず、エントリーNo.1、サイバイマン選手!』
サイバイマン「ギギーッ!」
司会『ナメック星のドラゴンボールとやらで生き返っての出場です!』
司会『正直いって、どういう方なのか存じ上げないのですが……』
司会『はたして、どのような自爆を見せてくれるのでしょうか!?』
ワアァァァァァ……!
クリリン「ありゃあ、ベジータたちが地球に攻めてきた時の……」
18号「気持ち悪いヤツだね」
サイバイマン「ギギーッ!」
司会『ナメック星のドラゴンボールとやらで生き返っての出場です!』
司会『正直いって、どういう方なのか存じ上げないのですが……』
司会『はたして、どのような自爆を見せてくれるのでしょうか!?』
ワアァァァァァ……!
クリリン「ありゃあ、ベジータたちが地球に攻めてきた時の……」
18号「気持ち悪いヤツだね」
6: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:11:12 ID:1MqClnQU
司会『エントリーNo.2、チャオズ選手!』
チャオズ「えへへ……」
司会『天下一武道会にも出場経験のある、チャオズ選手!』
司会『すばらしい自爆が期待できそうです!』
ワアァァァァァ……!
天津飯「がんばれよ……チャオズ!」
チャオズ「えへへ……」
司会『天下一武道会にも出場経験のある、チャオズ選手!』
司会『すばらしい自爆が期待できそうです!』
ワアァァァァァ……!
天津飯「がんばれよ……チャオズ!」
7: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:14:17 ID:1MqClnQU
司会『エントリーNo.3、セル選手!』
セル「ふっふっふ……。甘いマスク姿で登場だ」
司会『かつて、ミスター・サタンに倒されましたが、こちらも生き返っての出場!』
司会『なお、あえて完全体となる前の形態になったとのことです!』
司会『一度は我々人類を恐怖のどん底に叩き落としただけあって』
司会『とてつもない自爆をやってくれることでしょう!』
ワアァァァァァ……!
悟空「オラ、こいつの爆発に巻き込まれちまったんだよな~」
悟飯「あの時はすみませんでした……お父さん」
セル「ふっふっふ……。甘いマスク姿で登場だ」
司会『かつて、ミスター・サタンに倒されましたが、こちらも生き返っての出場!』
司会『なお、あえて完全体となる前の形態になったとのことです!』
司会『一度は我々人類を恐怖のどん底に叩き落としただけあって』
司会『とてつもない自爆をやってくれることでしょう!』
ワアァァァァァ……!
悟空「オラ、こいつの爆発に巻き込まれちまったんだよな~」
悟飯「あの時はすみませんでした……お父さん」
8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:17:03 ID:1MqClnQU
司会『エントリーNo.4、ベジータ選手!』
ベジータ「オレがナンバーワンだ!」
司会『チャオズ選手と同じく、天下一武道会に出場経験があるベジータ選手!』
司会『自爆には自信あり、といった不敵な笑みを浮かべております!』
ワアァァァァァ……!
ブルマ「ベジータ、しっかり~!」
チチ「派手に爆発してけろ~!」
ベジータ「オレがナンバーワンだ!」
司会『チャオズ選手と同じく、天下一武道会に出場経験があるベジータ選手!』
司会『自爆には自信あり、といった不敵な笑みを浮かべております!』
ワアァァァァァ……!
ブルマ「ベジータ、しっかり~!」
チチ「派手に爆発してけろ~!」
9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:20:34 ID:1MqClnQU
司会『以上、4名によって、天下一の座が競われます!』
司会『優勝して、賞金1000万ゼニーを手に入れるのはいったい誰だ!?』
司会『皆さま、出場選手にもう一度拍手をお願い致します!』
ワアァァァァァ……!
パチパチパチパチパチ……!
サイバイマン「ギギギ……」
チャオズ「ボクが勝つ!」
セル「優勝はこの私のものだ」
ベジータ「ふん、キサマらはオレの引き立て役にすぎん……」
司会『優勝して、賞金1000万ゼニーを手に入れるのはいったい誰だ!?』
司会『皆さま、出場選手にもう一度拍手をお願い致します!』
ワアァァァァァ……!
パチパチパチパチパチ……!
サイバイマン「ギギギ……」
チャオズ「ボクが勝つ!」
セル「優勝はこの私のものだ」
ベジータ「ふん、キサマらはオレの引き立て役にすぎん……」
10: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:25:28 ID:1MqClnQU
司会『それでは、天下一自爆会のルールを説明いたします!』
司会『勝敗は、審査員による採点によって決まります!』
司会『採点の内訳は、技術点、芸術点、そして感動点があり』
司会『それぞれ満点は10点、つまり得点は最大30点!』
司会『合計得点が一番高かった選手が、優勝となります!』
司会『そして、それぞれの項目の審査員は、ご覧の方々です!』
司会『私は知らない方々なのですが、皆さまとっても偉いんだそうです!』
<技術点>
デンデ「よろしくお願いします!」
<芸術点>
界王神「界王神として、完璧な審査をしてみせますよ!」
<感動点>
界王「わしは北の界王じゃ。北から、来たんじゃ。 ……ぷぷっ!」
司会『勝敗は、審査員による採点によって決まります!』
司会『採点の内訳は、技術点、芸術点、そして感動点があり』
司会『それぞれ満点は10点、つまり得点は最大30点!』
司会『合計得点が一番高かった選手が、優勝となります!』
司会『そして、それぞれの項目の審査員は、ご覧の方々です!』
司会『私は知らない方々なのですが、皆さまとっても偉いんだそうです!』
<技術点>
デンデ「よろしくお願いします!」
<芸術点>
界王神「界王神として、完璧な審査をしてみせますよ!」
<感動点>
界王「わしは北の界王じゃ。北から、来たんじゃ。 ……ぷぷっ!」
11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:28:40 ID:1MqClnQU
司会『続いて、自爆を行うにあたってのルールを説明いたします!』
司会『自爆はこの武舞台の上で行うことになりますが──』
司会『評価項目に“破壊力”はありません』
司会『ですので、武舞台の外に影響が及ぶような自爆は、即失格となります!』
司会『そして、出場選手は一人だけ“パートナー”をつけることができます!』
司会『パートナーをどう使うかは、出場選手の自由です!』
司会『なお、例外として、パートナーは自爆に巻き込んでもかまいません!』
司会『以上で、天下一自爆会のルール説明を終了いたします!』
ワアァァァァァ……!
司会『ではさっそく始めましょう! サイバイマン選手、どうぞ!』
司会『自爆はこの武舞台の上で行うことになりますが──』
司会『評価項目に“破壊力”はありません』
司会『ですので、武舞台の外に影響が及ぶような自爆は、即失格となります!』
司会『そして、出場選手は一人だけ“パートナー”をつけることができます!』
司会『パートナーをどう使うかは、出場選手の自由です!』
司会『なお、例外として、パートナーは自爆に巻き込んでもかまいません!』
司会『以上で、天下一自爆会のルール説明を終了いたします!』
ワアァァァァァ……!
司会『ではさっそく始めましょう! サイバイマン選手、どうぞ!』
12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:31:14 ID:1MqClnQU
サイバイマン「ギギーッ!」
ヤムチャ「久しぶりだな! オレをパートナーに選んでくれて嬉しいぜ!」
サイバイマン「ギギギ……」
ヤムチャ「オレたちで最高のショーを見せてやろうぜ!」バッ
サイバイマン「ギャウッ!」バッ
ヤムチャ「久しぶりだな! オレをパートナーに選んでくれて嬉しいぜ!」
サイバイマン「ギギギ……」
ヤムチャ「オレたちで最高のショーを見せてやろうぜ!」バッ
サイバイマン「ギャウッ!」バッ
13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:35:20 ID:1MqClnQU
【エントリーNo.1 サイバイマン】
サイバイマン「ギーッ!」スタッ
ヤムチャ「よっと」スタッ
司会『それでは始めて下さい!』
サイバイマン「ギエーッ!」バッ
ヤムチャ「はああああっ!」バッ
ガガガガッ! シャッ! ガッ! ドカッ! ズドドドッ!
ドガガッ! ズガガガッ! バババッ! ズドッ! ドカッ!
司会『いきなり二人が戦い始めた! すさまじいスピードです!』
ブウ「二人とも大したことないな、サタン」
サタン「これはあくまで演技ですから……」
サタン(全然見えないんだけど……)
サイバイマン「ギーッ!」スタッ
ヤムチャ「よっと」スタッ
司会『それでは始めて下さい!』
サイバイマン「ギエーッ!」バッ
ヤムチャ「はああああっ!」バッ
ガガガガッ! シャッ! ガッ! ドカッ! ズドドドッ!
ドガガッ! ズガガガッ! バババッ! ズドッ! ドカッ!
司会『いきなり二人が戦い始めた! すさまじいスピードです!』
ブウ「二人とも大したことないな、サタン」
サタン「これはあくまで演技ですから……」
サタン(全然見えないんだけど……)
14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:38:35 ID:1MqClnQU
ヤムチャ「つあっ!」
ドゴォッ!
サイバイマン「ギエッ……」ドサッ…
司会『ヤムチャ選手の蹴りで、サイバイマン選手ダウーンッ!』
司会『これは決まったか!?』
ヤムチャ「もう終わりか」
ヤムチャ「どうやら、この化物は大して強くなかったようだな」ニヤッ
サイバイマン「…………」ピクッ
ドゴォッ!
サイバイマン「ギエッ……」ドサッ…
司会『ヤムチャ選手の蹴りで、サイバイマン選手ダウーンッ!』
司会『これは決まったか!?』
ヤムチャ「もう終わりか」
ヤムチャ「どうやら、この化物は大して強くなかったようだな」ニヤッ
サイバイマン「…………」ピクッ
15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:41:38 ID:1MqClnQU
ガバッ! ──ガシィッ!
ヤムチャ「し、しまった!」
司会『サイバイマン選手、油断していたヤムチャ選手に抱きついた!』
ヤムチャ「く、くそっ!」ググッ…
サイバイマン「ニヤ……」
ドォォォォォンッ!!!
司会『ここで自爆! 決まったぁぁぁっ!』
ヤムチャ「し、しまった!」
司会『サイバイマン選手、油断していたヤムチャ選手に抱きついた!』
ヤムチャ「く、くそっ!」ググッ…
サイバイマン「ニヤ……」
ドォォォォォンッ!!!
司会『ここで自爆! 決まったぁぁぁっ!』
16: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:44:17 ID:1MqClnQU
ヤムチャ「…………」プスプス…
司会『サイバイマン選手は木端微塵になり、ヤムチャ選手もこんがり焼けました!』
司会『これはみごとな自爆! 高得点が期待できそうです!』
ワアァァァァァ……!
18号「なんであれぐらいの爆発で、ヤムチャが死ぬんだい?」
クリリン「きっと、わざと気を下げて、サイバイマンの自爆を喰らったんだ!」
プーアル「ヤムチャ様、かっこいいです~!」
ウーロン「ヤムチャの奴、やるじゃんか!」
司会『審査員の皆さま、得点をどうぞ!』
司会『サイバイマン選手は木端微塵になり、ヤムチャ選手もこんがり焼けました!』
司会『これはみごとな自爆! 高得点が期待できそうです!』
ワアァァァァァ……!
18号「なんであれぐらいの爆発で、ヤムチャが死ぬんだい?」
クリリン「きっと、わざと気を下げて、サイバイマンの自爆を喰らったんだ!」
プーアル「ヤムチャ様、かっこいいです~!」
ウーロン「ヤムチャの奴、やるじゃんか!」
司会『審査員の皆さま、得点をどうぞ!』
17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:47:06 ID:1MqClnQU
【サイバイマンの得点】
技術点:7点
芸術点:8点
感動点:3点
合計:18点
司会『18点! まずまずの得点が出ました!』
司会『では審査員の方々に意見をうかがいましょう!』
デンデ「ヤムチャさんの油断を突いたという設定の、とてもいい自爆でした!」
界王神「ヤムチャさんのなんともいえない倒れ方が、実に芸術的ですばらしい!」
界王「感動というより滑稽さが目立ったので、低めになってしまった」
技術点:7点
芸術点:8点
感動点:3点
合計:18点
司会『18点! まずまずの得点が出ました!』
司会『では審査員の方々に意見をうかがいましょう!』
デンデ「ヤムチャさんの油断を突いたという設定の、とてもいい自爆でした!」
界王神「ヤムチャさんのなんともいえない倒れ方が、実に芸術的ですばらしい!」
界王「感動というより滑稽さが目立ったので、低めになってしまった」
19: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:50:49 ID:1MqClnQU
~ あの世 ~
ヤムチャ「くそぉ~、18点か……。20点はいきたかったんだがな……」
ヤムチャ「もう少し、お涙ちょうだいな要素を入れるべきだったか……」
サイバイマン「ギィ……」
ヤムチャ「いや、気にするな! お前の自爆はすごかったぞ!」
ヤムチャ「気を下げたオレを、ちょうどいい具合に焼いてくれたしな!」
サイバイマン「ギギーッ!」
ヤムチャ(さて、あとは残り三人の自爆を待つだけか……)
ヤムチャ「くそぉ~、18点か……。20点はいきたかったんだがな……」
ヤムチャ「もう少し、お涙ちょうだいな要素を入れるべきだったか……」
サイバイマン「ギィ……」
ヤムチャ「いや、気にするな! お前の自爆はすごかったぞ!」
ヤムチャ「気を下げたオレを、ちょうどいい具合に焼いてくれたしな!」
サイバイマン「ギギーッ!」
ヤムチャ(さて、あとは残り三人の自爆を待つだけか……)
20: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:53:45 ID:1MqClnQU
【エントリーNo.2 チャオズ】
ナッパ「よぉ~し、やるぞ!」
チャオズ「うんっ!」
司会『チャオズ選手とパートナーが出て参りました!』
司会『パートナーはナッパ選手……という宇宙からいらした方!』
司会『この方も、サイバイマン選手のようにドラゴンボールで生き返ったそうです!』
司会『では始めて下さい!』
ナッパ「どりゃあ!」
ドカッ!
チャオズ「うわぁっ!」ドサッ
司会『ナッパ選手の一撃で、いきなりチャオズ選手ダウン!』
ナッパ「よぉ~し、やるぞ!」
チャオズ「うんっ!」
司会『チャオズ選手とパートナーが出て参りました!』
司会『パートナーはナッパ選手……という宇宙からいらした方!』
司会『この方も、サイバイマン選手のようにドラゴンボールで生き返ったそうです!』
司会『では始めて下さい!』
ナッパ「どりゃあ!」
ドカッ!
チャオズ「うわぁっ!」ドサッ
司会『ナッパ選手の一撃で、いきなりチャオズ選手ダウン!』
21: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 21:56:11 ID:1MqClnQU
ナッパ「へっ、あっけないチビだぜ!」
ナッパ「さて、次はあの三つ目ヤロウの番だ!」
司会『おーっと、ナッパ選手、観客席にいる天津飯さんに挑むつもりか!?』
チャオズ「させない!」ガバッ
ナッパ「なに!?」
司会『チャオズ選手、ナッパ選手の背中に張りついた!』
ナッパ「は、はなれやがれ!」
チャオズ「さよなら天さん……どうか死なないで……」
ドゴォォォォォンッ!!!
司会『ここで自爆が決まったぁっ!』
ナッパ「さて、次はあの三つ目ヤロウの番だ!」
司会『おーっと、ナッパ選手、観客席にいる天津飯さんに挑むつもりか!?』
チャオズ「させない!」ガバッ
ナッパ「なに!?」
司会『チャオズ選手、ナッパ選手の背中に張りついた!』
ナッパ「は、はなれやがれ!」
チャオズ「さよなら天さん……どうか死なないで……」
ドゴォォォォォンッ!!!
司会『ここで自爆が決まったぁっ!』
22: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:00:08 ID:1MqClnQU
ナッパ「くっくっく、あの程度でオレを倒せるかよ……」モクモク…
司会『なんとーっ! まったく効いていません!』
天津飯「チャオズ……チャオズーッ!!!」
司会『観客席から天津飯さんの悲痛な叫びっ!』
司会『これは高得点が期待できそうだ! 得点をどうぞっ!』
【チャオズの得点】
技術点:8点
芸術点:9点
感動点:8点
合計:25点
司会『これは高得点! サイバイマン選手の得点を抜きました!』
司会『なんとーっ! まったく効いていません!』
天津飯「チャオズ……チャオズーッ!!!」
司会『観客席から天津飯さんの悲痛な叫びっ!』
司会『これは高得点が期待できそうだ! 得点をどうぞっ!』
【チャオズの得点】
技術点:8点
芸術点:9点
感動点:8点
合計:25点
司会『これは高得点! サイバイマン選手の得点を抜きました!』
23: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:03:06 ID:1MqClnQU
デンデ「ナッパという人を傷つけない程度の自爆、すばらしいです!」
界王神「肉片も残らない自爆とは、おみごとです! 実に美しい!」
界王「天津飯の叫びも手伝って、かなり悲壮感が出ておったぞ。よくやった」
天津飯「よし……!」グッ
天津飯(これでセルとベジータに、かなりのプレッシャーがかかったはずだ!)
ナッパ「久しぶりだな、ベジータ。もう一度オレを殺してくれねえか」
ベジータ「なぜだ?」
ナッパ「あのチャオズってガキと一緒に、残りの大会を見物してえからな」
ベジータ「仕方ない奴だ」ボッ
ドォォォンッ!
司会『あーっと、ここでナッパ選手も爆死したあっ!』
界王神「肉片も残らない自爆とは、おみごとです! 実に美しい!」
界王「天津飯の叫びも手伝って、かなり悲壮感が出ておったぞ。よくやった」
天津飯「よし……!」グッ
天津飯(これでセルとベジータに、かなりのプレッシャーがかかったはずだ!)
ナッパ「久しぶりだな、ベジータ。もう一度オレを殺してくれねえか」
ベジータ「なぜだ?」
ナッパ「あのチャオズってガキと一緒に、残りの大会を見物してえからな」
ベジータ「仕方ない奴だ」ボッ
ドォォォンッ!
司会『あーっと、ここでナッパ選手も爆死したあっ!』
24: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:06:14 ID:1MqClnQU
~ あの世 ~
チャオズ「やったぁ、ボクらの勝ち!」
ヤムチャ「ちくしょう、やられたぜ……!」
ヤムチャ「お前の方がもうナッパってサイヤ人よりずっと強いのに」
ヤムチャ「倒さない程度の威力にしたのもすごかった! 完敗だ……!」
チャオズ「へへへ……」
サイバイマン「ギィィ……」ショボン…
ナッパ「ま、これがオレたちの実力ってことだ!」
ヤムチャ(25点……これはセルやベジータでも超えられないんじゃないか……?)
チャオズ「やったぁ、ボクらの勝ち!」
ヤムチャ「ちくしょう、やられたぜ……!」
ヤムチャ「お前の方がもうナッパってサイヤ人よりずっと強いのに」
ヤムチャ「倒さない程度の威力にしたのもすごかった! 完敗だ……!」
チャオズ「へへへ……」
サイバイマン「ギィィ……」ショボン…
ナッパ「ま、これがオレたちの実力ってことだ!」
ヤムチャ(25点……これはセルやベジータでも超えられないんじゃないか……?)
25: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:10:03 ID:1MqClnQU
【エントリーNo.3 セル】
司会『セル選手、始めて下さい!』
セル「さて、私の番か……」
セル「私はパートナーなどなくても、自爆できる」
グググ……
司会『セル選手の体がふくらんでいきます!』
司会『これは、このまま破裂してしまうんでしょうか!?』
セル「うぐぐ……むむむ……」グググ…
司会『お~っと、どんどんふくらんでいく! まるで風船です!』
司会『セル選手、始めて下さい!』
セル「さて、私の番か……」
セル「私はパートナーなどなくても、自爆できる」
グググ……
司会『セル選手の体がふくらんでいきます!』
司会『これは、このまま破裂してしまうんでしょうか!?』
セル「うぐぐ……むむむ……」グググ…
司会『お~っと、どんどんふくらんでいく! まるで風船です!』
26: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:12:23 ID:1MqClnQU
セル「見せてやろう……究極の自爆というものを!」ググ…
セル「うっ!」
ズドォォォォォンッ!!!
司会『ここでセル選手、自爆!』
司会『セル選手の肉片が、武舞台に飛び散っている!』
司会『サイバイマン選手やチャオズ選手同様、死んでしまったのでしょうか!?』
セル「うっ!」
ズドォォォォォンッ!!!
司会『ここでセル選手、自爆!』
司会『セル選手の肉片が、武舞台に飛び散っている!』
司会『サイバイマン選手やチャオズ選手同様、死んでしまったのでしょうか!?』
27: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:16:05 ID:1MqClnQU
核「…………」グググ…
司会『おや?』
核「…………」ググググググ…
司会『これは、まさか──』
ギュバッ!
セル「はああああっ!」ボウッ
司会『これはすごい! 粉々になったセル選手、復活いたしましたーっ!』
司会『しかも、先ほどよりハンサムになっております!』
司会『かつてセルゲームを開催した時の形態です!』
セル「死の淵からよみがえったことで、完全体となったのだ」
司会『なるほどーっ! よく分かりませんが、すばらしい!』
司会『では、得点をどうぞ!』
司会『おや?』
核「…………」ググググググ…
司会『これは、まさか──』
ギュバッ!
セル「はああああっ!」ボウッ
司会『これはすごい! 粉々になったセル選手、復活いたしましたーっ!』
司会『しかも、先ほどよりハンサムになっております!』
司会『かつてセルゲームを開催した時の形態です!』
セル「死の淵からよみがえったことで、完全体となったのだ」
司会『なるほどーっ! よく分かりませんが、すばらしい!』
司会『では、得点をどうぞ!』
28: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:20:10 ID:1MqClnQU
【セルの得点】
技術点:10点
芸術点:9点
感動点:1点
合計:20点
司会『20点です! 現在のところ、第二位! 感動点が伸びませんでした!』
セル「バ、バカな……」
デンデ「あの状態から復活するなんて、ボクの能力でも無理ですよ! すごい!」
界王神「あのふくらみ方、実に芸術的でした! 文句なしです!」
界王「やっぱり……自爆ってやった者が死んでナンボじゃろ」
界王「それにワシ、お前に殺されとるしな。その恨みもこめといた」
セル「ち、ちくしょおおおおお……!」
技術点:10点
芸術点:9点
感動点:1点
合計:20点
司会『20点です! 現在のところ、第二位! 感動点が伸びませんでした!』
セル「バ、バカな……」
デンデ「あの状態から復活するなんて、ボクの能力でも無理ですよ! すごい!」
界王神「あのふくらみ方、実に芸術的でした! 文句なしです!」
界王「やっぱり……自爆ってやった者が死んでナンボじゃろ」
界王「それにワシ、お前に殺されとるしな。その恨みもこめといた」
セル「ち、ちくしょおおおおお……!」
29: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:23:09 ID:1MqClnQU
~ あの世 ~
ナッパ「よっしゃ! あのセルってヤロウはオレたちより下だ!」
チャオズ「うんっ!」
ヤムチャ「まぁ……やっぱ自爆したら死ななきゃダメだよな」
サイバイマン「ギィーッ!」
ナッパ「さて残るはベジータか……」
ナッパ「ベジータ……。オレたちの得点、25点を超えられるかな?」
ナッパ「よっしゃ! あのセルってヤロウはオレたちより下だ!」
チャオズ「うんっ!」
ヤムチャ「まぁ……やっぱ自爆したら死ななきゃダメだよな」
サイバイマン「ギィーッ!」
ナッパ「さて残るはベジータか……」
ナッパ「ベジータ……。オレたちの得点、25点を超えられるかな?」
30: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:26:05 ID:1MqClnQU
─ 天下一武道会会場 ─
ベジータ「セルはチャオズとナッパの得点を超えられなかったようだ」
ベジータ「いくぞ、トランクス!」
トランクス「うんっ!」
ベジータ「オレたち親子が真の自爆というものを思い知らせてやるんだ!」
トランクス「オレもパートナーとしてがんばるから、パパもがんばってね!」
ベジータ「任せておけ」
ベジータ「セルはチャオズとナッパの得点を超えられなかったようだ」
ベジータ「いくぞ、トランクス!」
トランクス「うんっ!」
ベジータ「オレたち親子が真の自爆というものを思い知らせてやるんだ!」
トランクス「オレもパートナーとしてがんばるから、パパもがんばってね!」
ベジータ「任せておけ」
31: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:30:08 ID:1MqClnQU
【エントリーNo.4 ベジータ】
司会『いよいよ天下一自爆会、最後の選手です! ベジータ選手、どうぞっ!』
ベジータ「…………」ジッ…
トランクス「…………」ジッ…
司会『ベジータ選手とパートナーのトランクス君……』
司会『武舞台の中央で、なにやらしんみりと見つめ合っていますが……?』
ブルマ「ベジータ! 派手に散りなさいよ~!」
悟飯「ベジータさん、しっかり~!」
悟空(見せてもらうぞ、ベジータ……おめえの自爆を!)
司会『いよいよ天下一自爆会、最後の選手です! ベジータ選手、どうぞっ!』
ベジータ「…………」ジッ…
トランクス「…………」ジッ…
司会『ベジータ選手とパートナーのトランクス君……』
司会『武舞台の中央で、なにやらしんみりと見つめ合っていますが……?』
ブルマ「ベジータ! 派手に散りなさいよ~!」
悟飯「ベジータさん、しっかり~!」
悟空(見せてもらうぞ、ベジータ……おめえの自爆を!)
32: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:33:02 ID:1MqClnQU
ベジータ「トランクス……」
ベジータ「ママを……ブルマを大切にしろよ……」
トランクス「え?」
ベジータ「トランクス、抱かせてくれ……」ギュッ…
トランクス「パパ、恥ずかしいよ!」
司会『お~っと、父と子のスキンシップ! これは感動的場面です!』
ブルマ「いいわよ~!」
悟空「やるじゃねえか、ベジータ!」
チチ「悟空さも、もっとああいうことをして欲しいだ!」
ベジータ「ママを……ブルマを大切にしろよ……」
トランクス「え?」
ベジータ「トランクス、抱かせてくれ……」ギュッ…
トランクス「パパ、恥ずかしいよ!」
司会『お~っと、父と子のスキンシップ! これは感動的場面です!』
ブルマ「いいわよ~!」
悟空「やるじゃねえか、ベジータ!」
チチ「悟空さも、もっとああいうことをして欲しいだ!」
33: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:36:42 ID:1MqClnQU
ベジータ「逃げろ、トランクス!」
トランクス「でっ、でも!」
ベジータ「早くしろ!」
トランクス「う、うんっ!」バシュッ
司会『トランクス君、飛んで逃げた!』
司会『どうやら、トランクス君をかばって自爆をするというストーリーのようです!』
ベジータ「さらばだ、ブルマ、トランクス……。そして、カカロット……」
ブルマ「じゃあね~!」
トランクス「バイバ~イ!」
悟空「おう、またな!」
トランクス「でっ、でも!」
ベジータ「早くしろ!」
トランクス「う、うんっ!」バシュッ
司会『トランクス君、飛んで逃げた!』
司会『どうやら、トランクス君をかばって自爆をするというストーリーのようです!』
ベジータ「さらばだ、ブルマ、トランクス……。そして、カカロット……」
ブルマ「じゃあね~!」
トランクス「バイバ~イ!」
悟空「おう、またな!」
34: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:39:05 ID:1MqClnQU
ベジータ「うおおおおおおおおおおっ!!!」
ドズォォォォォンッ!!!!!
司会『おおおおおっ!?』
司会『すごい自爆です! ですが、かろうじて武舞台内に収まっているのでセーフ!』
司会『失格にはなりません!』
ドズォォォォォンッ!!!!!
司会『おおおおおっ!?』
司会『すごい自爆です! ですが、かろうじて武舞台内に収まっているのでセーフ!』
司会『失格にはなりません!』
35: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:43:08 ID:1MqClnQU
ベジータ「…………」シュゥゥ…
ザンッ……
司会『力を使い果たし、灰になってしまったベジータ選手!』
司会『武舞台の中央に落下し、肉体が空しく散りました! なんとも切ない光景だ!』
司会『さぁ、得点をどうぞ!』
トランクス「さすがパパ!」
ブルマ「やったわ!」
悟空「やるなぁ、ベジータ!」
悟飯「チャオズさんの得点を超えられるでしょうか……?」
ザンッ……
司会『力を使い果たし、灰になってしまったベジータ選手!』
司会『武舞台の中央に落下し、肉体が空しく散りました! なんとも切ない光景だ!』
司会『さぁ、得点をどうぞ!』
トランクス「さすがパパ!」
ブルマ「やったわ!」
悟空「やるなぁ、ベジータ!」
悟飯「チャオズさんの得点を超えられるでしょうか……?」
36: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:46:09 ID:1MqClnQU
【ベジータの得点】
技術点:9点
芸術点:10点
感動点:9点
合計:28点
司会『これはすばらしい! すばらしい得点が出ました!』
ワアァァァァァ……!
デンデ「さすがベジータさん、爆発の規模をみごとにコントロールしましたね!」
界王神「灰になったベジータさんが散るシーンが最高ですね! 私もやってみたい!」
界王「うむ、みごとなもんじゃ。ベジータとやら、なかなかやりおる」
技術点:9点
芸術点:10点
感動点:9点
合計:28点
司会『これはすばらしい! すばらしい得点が出ました!』
ワアァァァァァ……!
デンデ「さすがベジータさん、爆発の規模をみごとにコントロールしましたね!」
界王神「灰になったベジータさんが散るシーンが最高ですね! 私もやってみたい!」
界王「うむ、みごとなもんじゃ。ベジータとやら、なかなかやりおる」
37: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:48:52 ID:1MqClnQU
~ あの世 ~
ベジータ「ふん、当然だ」ニヤッ
ヤムチャ「ちくしょ~、さすがだな! とてもかなわねえよ!」
ナッパ「うぐぐ……完敗だ。やっぱりベジータはとんでもねえぜ」
チャオズ「ごめんね、天さん……」
サイバイマン「ギィーッ!」
ベジータ「さて、優勝はオレに決まっ──」
ベジータ「な、なんだ、アイツは!?」
ベジータ「ふん、当然だ」ニヤッ
ヤムチャ「ちくしょ~、さすがだな! とてもかなわねえよ!」
ナッパ「うぐぐ……完敗だ。やっぱりベジータはとんでもねえぜ」
チャオズ「ごめんね、天さん……」
サイバイマン「ギィーッ!」
ベジータ「さて、優勝はオレに決まっ──」
ベジータ「な、なんだ、アイツは!?」
38: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:52:23 ID:1MqClnQU
─ 天下一武道会会場 ─
16号「オレも参加させてくれ……」
司会『あ、あなたは……!?』
16号「自爆の経験はないが、未遂になったことはある」
16号「頼む……」
クリリン「16号……! いつの間にか復活してたのか、アイツ!」
18号「へぇ、懐かしいじゃないか」
司会『う~ん、どうしましょう? 今から飛び入りを認めるというのは……』
界王「ワシがあの世にいるベジータと会話をしてみよう」
16号「オレも参加させてくれ……」
司会『あ、あなたは……!?』
16号「自爆の経験はないが、未遂になったことはある」
16号「頼む……」
クリリン「16号……! いつの間にか復活してたのか、アイツ!」
18号「へぇ、懐かしいじゃないか」
司会『う~ん、どうしましょう? 今から飛び入りを認めるというのは……』
界王「ワシがあの世にいるベジータと会話をしてみよう」
39: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:55:02 ID:1MqClnQU
界王≪どうする、ベジータ?≫
界王≪16号の参加を認めるか?≫
ベジータ≪当然だ!≫
ベジータ≪ここで逃げたらベジータ様の名がすたるってもんだぜ!≫
界王「──というわけじゃ。16号とやらの参加を認めよう」
16号「ありがとう」
司会『それでは、飛び入り参加となった16号選手、お願いします!』
クリリン(多分、自分で体内に新しい爆弾を仕込んだんだろうけど……)
クリリン(いったいどんな自爆をするつもりなんだ……?)
界王≪16号の参加を認めるか?≫
ベジータ≪当然だ!≫
ベジータ≪ここで逃げたらベジータ様の名がすたるってもんだぜ!≫
界王「──というわけじゃ。16号とやらの参加を認めよう」
16号「ありがとう」
司会『それでは、飛び入り参加となった16号選手、お願いします!』
クリリン(多分、自分で体内に新しい爆弾を仕込んだんだろうけど……)
クリリン(いったいどんな自爆をするつもりなんだ……?)
40: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 22:58:04 ID:1MqClnQU
【エントリーNo.5 16号】
司会『始めて下さい!』
16号「俺の好きだった……自然や動物たちを……」
16号「守る!」キッ
16号「だあああああああああっ!!!」
バゴォォォォォンッ!!!
司会『16号選手、いきなり自爆! それでは審査員の皆さま──』
司会『おや……これは?』
司会『始めて下さい!』
16号「俺の好きだった……自然や動物たちを……」
16号「守る!」キッ
16号「だあああああああああっ!!!」
バゴォォォォォンッ!!!
司会『16号選手、いきなり自爆! それでは審査員の皆さま──』
司会『おや……これは?』
41: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 23:02:02 ID:1MqClnQU
フワァァァ……
司会『大量の花びらが、花吹雪となって会場中を包み込んでいます!』
司会『16号選手の体内に仕込まれていたのでしょう! 実にキレイです!』
悟空「すっげぇ~!」
悟飯「キレイだなぁ~」
チチ「オラ、こんなの見るの初めてだべ!」
ワァァァァ……! ワァァァァ……!
ボトッ!
司会『おっとここで、16号選手の生首が武舞台に落ちてきた!』
16号「セル、今だーっ!」ゴロン…
セル「分かった!」バシュッ
司会『大量の花びらが、花吹雪となって会場中を包み込んでいます!』
司会『16号選手の体内に仕込まれていたのでしょう! 実にキレイです!』
悟空「すっげぇ~!」
悟飯「キレイだなぁ~」
チチ「オラ、こんなの見るの初めてだべ!」
ワァァァァ……! ワァァァァ……!
ボトッ!
司会『おっとここで、16号選手の生首が武舞台に落ちてきた!』
16号「セル、今だーっ!」ゴロン…
セル「分かった!」バシュッ
42: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 23:06:00 ID:1MqClnQU
セル「余計なお世話だ。できそこないめ!」
グシャッ!
司会『セル選手、16号選手の首を踏みつぶしたぁ!』
悟飯「許さないぞーっ!!!」ボウッ!
司会『観客席の悟飯さん、怒ったぁーっ!』
司会『みごとな三段オチが決まりました! さぁ、得点をどうぞ!』
【16号の得点】
技術点:10点
芸術点:10点
感動点:10点
合計:30点
司会『出ましたぁーっ! 満点です! 満点が出たぁーっ!』
グシャッ!
司会『セル選手、16号選手の首を踏みつぶしたぁ!』
悟飯「許さないぞーっ!!!」ボウッ!
司会『観客席の悟飯さん、怒ったぁーっ!』
司会『みごとな三段オチが決まりました! さぁ、得点をどうぞ!』
【16号の得点】
技術点:10点
芸術点:10点
感動点:10点
合計:30点
司会『出ましたぁーっ! 満点です! 満点が出たぁーっ!』
43: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 23:10:27 ID:1MqClnQU
デンデ「生首だけ残すという自爆、技術点は文句なしの満点です!」
界王神「花吹雪は美しいし、セルさんに踏みつぶされるところもすばらしかったです!」
界王「孫悟飯が怒るタイミングもバッチリで、感動したわい」
司会『決まりましたーっ! 第一回天下一自爆会、優勝は──』
司会『16号選手です!!!』
ワァァァァ……! ワァァァァ……!
セル「フッ、私としたことが、対戦相手に協力してしまったようだ」
ブルマ「あ~、惜しかったわ~」
チチ「ベジータさんもトランクスもよくやっただよ!」
悟飯「ところで、踏みつぶされた16号はどうなっちゃうんでしょう?」
悟空「心配すんな、ドラゴンボールがある!」
界王神「花吹雪は美しいし、セルさんに踏みつぶされるところもすばらしかったです!」
界王「孫悟飯が怒るタイミングもバッチリで、感動したわい」
司会『決まりましたーっ! 第一回天下一自爆会、優勝は──』
司会『16号選手です!!!』
ワァァァァ……! ワァァァァ……!
セル「フッ、私としたことが、対戦相手に協力してしまったようだ」
ブルマ「あ~、惜しかったわ~」
チチ「ベジータさんもトランクスもよくやっただよ!」
悟飯「ところで、踏みつぶされた16号はどうなっちゃうんでしょう?」
悟空「心配すんな、ドラゴンボールがある!」
44: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 23:13:05 ID:1MqClnQU
~ あの世 ~
ヤムチャ「くっそぉ~、セルや悟飯までうまく利用するとは……やりやがるぜ!」
チャオズ「ボクたちの負けだね」
サイバイマン「ギィィィッ!」
ナッパ「……惜しかったな、ベジータ」
ベジータ「どこが惜しいものか」
ベジータ「30点満点と28点じゃ、天と地ほどの差がありやがるぜ……」
ベジータ「アタマにくるぜ……自然と動物が大好きな人造人間なんてよ」
ベジータ「16号……お前がナンバーワンだ!」
ヤムチャ「くっそぉ~、セルや悟飯までうまく利用するとは……やりやがるぜ!」
チャオズ「ボクたちの負けだね」
サイバイマン「ギィィィッ!」
ナッパ「……惜しかったな、ベジータ」
ベジータ「どこが惜しいものか」
ベジータ「30点満点と28点じゃ、天と地ほどの差がありやがるぜ……」
ベジータ「アタマにくるぜ……自然と動物が大好きな人造人間なんてよ」
ベジータ「16号……お前がナンバーワンだ!」
45: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 23:17:09 ID:1MqClnQU
──
────
──────
ポルンガ『では願いは叶えたぞ、さらばだ』
バシュゥゥゥゥゥ……
悟空「お、みんな生き返ったな!」
悟空「惜しかったな~、ベジータ!」
ベジータ「ふん……あそこまで完敗したら、素直に認めるほかないだろう」
トランクス「また次の大会でがんばろうよ!」
ブルマ「そうよ!」
ベジータ「……そうだな。次はもっととんでもない自爆を披露してやるぜ!」
クリリン「ところで16号、賞金はなにに使うんだ?」
16号「自然や動物を守るために使おうと思っている」
18号「ふふっ、アンタらしいね」
────
──────
ポルンガ『では願いは叶えたぞ、さらばだ』
バシュゥゥゥゥゥ……
悟空「お、みんな生き返ったな!」
悟空「惜しかったな~、ベジータ!」
ベジータ「ふん……あそこまで完敗したら、素直に認めるほかないだろう」
トランクス「また次の大会でがんばろうよ!」
ブルマ「そうよ!」
ベジータ「……そうだな。次はもっととんでもない自爆を披露してやるぜ!」
クリリン「ところで16号、賞金はなにに使うんだ?」
16号「自然や動物を守るために使おうと思っている」
18号「ふふっ、アンタらしいね」
46: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 23:20:56 ID:1MqClnQU
ヤムチャ「次こそはオレたちが優勝してみせるぜ! なぁ、サイバイマン?」
サイバイマン「ギーッ!」
ナッパ「ふん、次こそオレとチャオズのコンビで優勝してみせるぜ!」
チャオズ「うん!」
天津飯「オレも次回は出場してみるか……」
セル「なんの! 次の大会では完全なる自爆を見せてやろう」
ワイワイ…… ガヤガヤ……
司会『大変名残惜しいですが……』
司会『これにて第一回天下一自爆会はお開き! 第二回をお楽しみに!』
─ 完 ─
サイバイマン「ギーッ!」
ナッパ「ふん、次こそオレとチャオズのコンビで優勝してみせるぜ!」
チャオズ「うん!」
天津飯「オレも次回は出場してみるか……」
セル「なんの! 次の大会では完全なる自爆を見せてやろう」
ワイワイ…… ガヤガヤ……
司会『大変名残惜しいですが……』
司会『これにて第一回天下一自爆会はお開き! 第二回をお楽しみに!』
─ 完 ─
47: ◆ifO8V7tNgc 2014/10/15(水) 23:22:51 ID:1MqClnQU
これにて終わりです
悪ブウも自爆っぽいことをしてましたが今回は除外しました
他にもまだ自爆キャラがいたかも…
悪ブウも自爆っぽいことをしてましたが今回は除外しました
他にもまだ自爆キャラがいたかも…
48: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 23:27:20 ID:Yb2QXnYw
おつ
49: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/15(水) 23:27:22 ID:Jv2OhNiI
乙
確かにDBは自爆キャラ多かったなw
確かにDBは自爆キャラ多かったなw
52: 以下、名無しが深夜にお送りします 2014/10/16(木) 11:19:09 ID:UVvnt1p2
乙
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります