1：2018/09/28(金) 01:25:53.748
＜家＞
男（俺の嫁は今時珍しい純和風な女性だ。いつも和服で、清楚で、夫を立ててくれて……）
嫁「あなた、朝食の用意ができております」
男「お、ありがとう」
男（毎朝、朝食にはご飯にみそ汁、おかずが用意してくれてある。全くできた嫁だよ）
嫁「！」ﾊｯ
嫁「あなた……動かないで」ﾁｬｷｯ
男（え、日本刀！？）
男（俺の嫁は今時珍しい純和風な女性だ。いつも和服で、清楚で、夫を立ててくれて……）
嫁「あなた、朝食の用意ができております」
男「お、ありがとう」
男（毎朝、朝食にはご飯にみそ汁、おかずが用意してくれてある。全くできた嫁だよ）
嫁「！」ﾊｯ
嫁「あなた……動かないで」ﾁｬｷｯ
男（え、日本刀！？）
4：2018/09/28(金) 01:28:51.469
嫁「はっ！」ｼｭﾊﾞｯ
男「ぎょえっ！！！」
ﾊﾗ…
嫁「鼻毛が出ておりましたので……」
男「あ、ありがと……」
男（危うく漏らすとこだった……）
男「ぎょえっ！！！」
ﾊﾗ…
嫁「鼻毛が出ておりましたので……」
男「あ、ありがと……」
男（危うく漏らすとこだった……）
6：2018/09/28(金) 01:30:21.213 ID:ZtNg8d9w0.net
和風とは一体………
7：2018/09/28(金) 01:30:47.306 ID:SiDqTsF+0.net
それ和風とは別のナニかだろ
9：2018/09/28(金) 01:40:08.305
男「行ってきます」
嫁「行ってらっしゃいませ」ｶﾁｯｶﾁｯ
男「いつも火打石をカチカチしてくれるけど、これどういう意味があるの？」
嫁「これは“切り火”と申しまして、厄除けの効果があるといわれております」
男「へぇ～」
男「一度、スーツに火がついて、大変なことになったけどね」
嫁「あれは……一生の不覚でございました……」
嫁「行ってらっしゃいませ」ｶﾁｯｶﾁｯ
男「いつも火打石をカチカチしてくれるけど、これどういう意味があるの？」
嫁「これは“切り火”と申しまして、厄除けの効果があるといわれております」
男「へぇ～」
男「一度、スーツに火がついて、大変なことになったけどね」
嫁「あれは……一生の不覚でございました……」
10：2018/09/28(金) 01:41:23.391
ｽﾀｽﾀ…
男「……あ。忘れ物しちゃった」
男（どうしても必要ってわけじゃないけど、まだ時間あるし、取りに戻るか）ｸﾙｯ
嫁「ふん！ ふん！ ふんっ！」ﾜｼｬﾜｼｬﾜｼｬﾜｼｬﾜｼｬ
男（洗濯板ですげえスピードで洗濯してらっしゃる！）
男（……見なかったことにしよう）ｸﾙｯ
男「……あ。忘れ物しちゃった」
男（どうしても必要ってわけじゃないけど、まだ時間あるし、取りに戻るか）ｸﾙｯ
嫁「ふん！ ふん！ ふんっ！」ﾜｼｬﾜｼｬﾜｼｬﾜｼｬﾜｼｬ
男（洗濯板ですげえスピードで洗濯してらっしゃる！）
男（……見なかったことにしよう）ｸﾙｯ
11：2018/09/28(金) 01:43:35.298
＜会社＞
男「おはようございまーす！」
ﾎｶﾎｶ…
男（あれ？ 椅子があったかい……）
男「机にメモが置いてある……」
『温めておきました 妻より』
男（……どうやって！？）
男「おはようございまーす！」
ﾎｶﾎｶ…
男（あれ？ 椅子があったかい……）
男「机にメモが置いてある……」
『温めておきました 妻より』
男（……どうやって！？）
12：2018/09/28(金) 01:45:06.359
昼休み――
男「お昼だー、お弁当食べよう」
同僚「おっ、愛妻弁当か。いいよなぁ、こちとらコンビニ弁当だぜ」
男「しかも……」
ドンッ！
同僚「重箱ときたか……！」
男「お昼だー、お弁当食べよう」
同僚「おっ、愛妻弁当か。いいよなぁ、こちとらコンビニ弁当だぜ」
男「しかも……」
ドンッ！
同僚「重箱ときたか……！」
13：2018/09/28(金) 01:46:33.272
男「ただし中身は――」ﾊﾟｶｯ
同僚「あれ、意外と質素……」
男「このところ、出費がかさんでたし、給料前だからな」
同僚「それでも重箱に入れるあたり、夫への愛情を感じさせるな……」
男「そして、爪楊枝だけはどんな時でも高級品だ」
男「…………」ｼｰｼｰ
同僚「“武士は食わねど高楊枝”ってやつか……」
同僚「あれ、意外と質素……」
男「このところ、出費がかさんでたし、給料前だからな」
同僚「それでも重箱に入れるあたり、夫への愛情を感じさせるな……」
男「そして、爪楊枝だけはどんな時でも高級品だ」
男「…………」ｼｰｼｰ
同僚「“武士は食わねど高楊枝”ってやつか……」
14：2018/09/28(金) 01:48:29.872
男（そういや、今度正式発表する新製品の資料、もらっておかないとな）
男（技術部にメール入れておこう）ｶﾀｶﾀ…
シュコンッ！
ﾋﾞｨｨｨｨﾝ…
男「！？」
男（矢……！？ 矢文！？ いったいどこから――）
男（技術部にメール入れておこう）ｶﾀｶﾀ…
シュコンッ！
ﾋﾞｨｨｨｨﾝ…
男「！？」
男（矢……！？ 矢文！？ いったいどこから――）
15：2018/09/28(金) 01:49:33.710 ID:4avIrBnPr.net
矢文ｗ
16：2018/09/28(金) 01:51:05.748
男（えぇっと……）ｶﾞｻｺﾞｿ…
『お夕飯は何がよろしいですか？ 妻より』
男（う～ん、達筆だなぁ）
男「晩飯は焼き魚がいいかなぁ」
男「って、これどう返事したらいいんだ……？」
『お夕飯は何がよろしいですか？ 妻より』
男（う～ん、達筆だなぁ）
男「晩飯は焼き魚がいいかなぁ」
男「って、これどう返事したらいいんだ……？」
17：2018/09/28(金) 01:53:17.622
シュコンッ！
ﾋﾞｨｨｨｨﾝ…
男「また！？」
ｶﾞｻｶﾞｻ…
『焼き魚、承りました』
男「どこ！？ どこにいるの！？」ｷｮﾛｷｮﾛ
ﾋﾞｨｨｨｨﾝ…
男「また！？」
ｶﾞｻｶﾞｻ…
『焼き魚、承りました』
男「どこ！？ どこにいるの！？」ｷｮﾛｷｮﾛ
19：2018/09/28(金) 01:56:31.006
＜家＞
男「ただいまー」
嫁「お帰りなさいませ」ｼｽﾞｼｽﾞ…
男「あのさ、あの矢文はどこから撃ってたの？」
嫁「お風呂になさいます？ それともご飯？」
男「矢文は……」
嫁「お風呂？ それともご飯？」
男「矢文……」
嫁「お風呂？ ご飯？」
男（どうやら答えるつもりはないようだ……）
男「ただいまー」
嫁「お帰りなさいませ」ｼｽﾞｼｽﾞ…
男「あのさ、あの矢文はどこから撃ってたの？」
嫁「お風呂になさいます？ それともご飯？」
男「矢文は……」
嫁「お風呂？ それともご飯？」
男「矢文……」
嫁「お風呂？ ご飯？」
男（どうやら答えるつもりはないようだ……）
20：2018/09/28(金) 01:59:06.238
嫁「耳掃除でもいかがです？」
男「ありがとう……」
男「すぅ、すぅ……」
嫁「あらあら、眠ってしまわれて」ﾎｼﾞﾎｼﾞ…
ﾁｭﾝﾁｭﾝ…
男「朝までやってたの！？」
嫁「はい……どうせやるなら徹底的にやろうと……」
男（――ん！？）
ｺﾗｵｷﾅｻｰｲ… ｱﾄｺﾞﾌｰﾝ…
男（隣の家の声が聞こえる……どんだけ俺、耳よくなってんだ……！？）
男「ありがとう……」
男「すぅ、すぅ……」
嫁「あらあら、眠ってしまわれて」ﾎｼﾞﾎｼﾞ…
ﾁｭﾝﾁｭﾝ…
男「朝までやってたの！？」
嫁「はい……どうせやるなら徹底的にやろうと……」
男（――ん！？）
ｺﾗｵｷﾅｻｰｲ… ｱﾄｺﾞﾌｰﾝ…
男（隣の家の声が聞こえる……どんだけ俺、耳よくなってんだ……！？）
21：2018/09/28(金) 02:01:04.203
休日――
＜家＞
男（休みの日、俺の嫁はさまざまな“道”に取り組む）
男「あれ、今日は茶道かい？」
嫁「はい」ｼｬｶｼｬｶｼｬｶ
男「じゃあ、俺は軽くジョギングしてくるよ」
嫁「行ってらっしゃいませ」
＜家＞
男（休みの日、俺の嫁はさまざまな“道”に取り組む）
男「あれ、今日は茶道かい？」
嫁「はい」ｼｬｶｼｬｶｼｬｶ
男「じゃあ、俺は軽くジョギングしてくるよ」
嫁「行ってらっしゃいませ」
23：2018/09/28(金) 02:03:56.287
男「ただいまー」
男「今日は思ったより暑くて、いっぱい汗かいちゃった」
嫁「こちらをどうぞ」ｽｯ
男（今はお茶よりスポーツドリンクが飲みたいんだけどな……）ｺﾞｸｯ
男「！」
男「ポカリだこれ！」
嫁「ポカリスエッ茶でございます」
男「ポカリスエッ茶！？」
男「今日は思ったより暑くて、いっぱい汗かいちゃった」
嫁「こちらをどうぞ」ｽｯ
男（今はお茶よりスポーツドリンクが飲みたいんだけどな……）ｺﾞｸｯ
男「！」
男「ポカリだこれ！」
嫁「ポカリスエッ茶でございます」
男「ポカリスエッ茶！？」
24：2018/09/28(金) 02:06:12.133
ﾌﾟｰﾝ…
男「あっ、どこからか蝿が入り込んだな」
嫁「お任せ下さい」ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ
男（花を活けてる！？）
食虫植物「キシャァァァァァッ！！！」ﾊﾞｸﾝｯ
嫁「うふふ、よくできました」
男（華道も極めてやがる！）
男「あっ、どこからか蝿が入り込んだな」
嫁「お任せ下さい」ｼｭﾊﾞﾊﾞﾊﾞｯ
男（花を活けてる！？）
食虫植物「キシャァァァァァッ！！！」ﾊﾞｸﾝｯ
嫁「うふふ、よくできました」
男（華道も極めてやがる！）
25：2018/09/28(金) 02:08:11.576 ID:4avIrBnPr.net
すげえ
26：2018/09/28(金) 02:10:13.628
……
＜家＞
男「三日ほど出張してくるよ」
嫁「行ってらっしゃいませ」
嫁「あなたの無事を祈って、冷や水を浴びて祈願いたします」
男「そこまでしなくても、といいたいところだけど、それで君の気が済むなら……」
＜家＞
男「三日ほど出張してくるよ」
嫁「行ってらっしゃいませ」
嫁「あなたの無事を祈って、冷や水を浴びて祈願いたします」
男「そこまでしなくても、といいたいところだけど、それで君の気が済むなら……」
27：2018/09/28(金) 02:12:09.256
男「ただいまー」
嫁「あー……なー……たー……」ﾋﾞｯｼｮﾘ…
男「おわっ！？」
嫁「お帰りな、さ……」ﾄﾞｼｬｯ…
男（体が冷えきってる……どんだけ水浴びしたんだ！？）
男「きゅ、救急車！ 救急車ァ！」
嫁「あー……なー……たー……」ﾋﾞｯｼｮﾘ…
男「おわっ！？」
嫁「お帰りな、さ……」ﾄﾞｼｬｯ…
男（体が冷えきってる……どんだけ水浴びしたんだ！？）
男「きゅ、救急車！ 救急車ァ！」
28：2018/09/28(金) 02:15:04.437
そんなある日――
＜電車＞
ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ…
男（今カバンの中には新製品の極秘資料が入ってる……）
男（絶対なくさないようにしなくちゃ……）
ドンッ！
男「わっ！」
乗客「すみません！」
男「こちらこそ、すみません！」
男（あー……ビックリした！）
＜電車＞
ｶﾞﾀﾝｺﾞﾄﾝ…
男（今カバンの中には新製品の極秘資料が入ってる……）
男（絶対なくさないようにしなくちゃ……）
ドンッ！
男「わっ！」
乗客「すみません！」
男「こちらこそ、すみません！」
男（あー……ビックリした！）
29：2018/09/28(金) 02:17:18.507
＜会社＞
男「――あれ！？ ない！ ない！」
男「資料がなくなってる！ ちゃんとカバンの中に入れておいたのに！」
課長「資料がない？ 何をやっておるんだ！」
課長「あの資料がもしライバル社の手に渡りでもしたら、大変なことになるぞ！」
男「な、なんとか探し出しますっ！」
男（とはいえ、あてなんかあるわけない……どうしよう……）
男「――あれ！？ ない！ ない！」
男「資料がなくなってる！ ちゃんとカバンの中に入れておいたのに！」
課長「資料がない？ 何をやっておるんだ！」
課長「あの資料がもしライバル社の手に渡りでもしたら、大変なことになるぞ！」
男「な、なんとか探し出しますっ！」
男（とはいえ、あてなんかあるわけない……どうしよう……）
30：2018/09/28(金) 02:19:48.340
＜家＞
男「ああ、このままじゃクビだ……」ｶﾞｸｯ
嫁「…………」
男「ダメな夫ですまない……」
嫁「諦めないで下さい、あなた」
男「しかし……」
嫁「機密資料、この私が見つけ出してみせますわ！」
男（見つかるわけないけど、励ましてくれてありがとう……）
男「ああ、このままじゃクビだ……」ｶﾞｸｯ
嫁「…………」
男「ダメな夫ですまない……」
嫁「諦めないで下さい、あなた」
男「しかし……」
嫁「機密資料、この私が見つけ出してみせますわ！」
男（見つかるわけないけど、励ましてくれてありがとう……）
31：2018/09/28(金) 02:22:39.019
嫁「…………」ｶﾞﾗｯ
嫁「何年ぶりかしら、この装束を着るのは……」
嫁「鎖帷子を身につけると、なんだか闘志が湧いてくるわ……」ﾁｬﾗ…
嫁「いざ！」
嫁「何年ぶりかしら、この装束を着るのは……」
嫁「鎖帷子を身につけると、なんだか闘志が湧いてくるわ……」ﾁｬﾗ…
嫁「いざ！」
32：2018/09/28(金) 02:24:12.047 ID:JZxYYq6Wr.net
なん・・・だと
33：2018/09/28(金) 02:25:24.212 ID:rOrSOQvH0.net
いい展開
34：2018/09/28(金) 02:26:01.801
ｼｭﾀﾀﾀﾀﾀｯ
嫁（あの人に限って、置き忘れたりなんてミスをするはずがない）
嫁（誰かに盗まれたに違いない）
嫁（となると、犯人は見えてくる……！）
ﾋﾟｮﾝｯ ﾋﾟｮﾝｯ ﾋﾟｮｰﾝｯ
通行人A「な、なんだ！？ 屋根の上を誰かが走ってるぞ！」
通行人B「なにいってんだ？ 忍者じゃあるまいし……」
通行人A「本当に見たんだって！」
嫁（あの人に限って、置き忘れたりなんてミスをするはずがない）
嫁（誰かに盗まれたに違いない）
嫁（となると、犯人は見えてくる……！）
ﾋﾟｮﾝｯ ﾋﾟｮﾝｯ ﾋﾟｮｰﾝｯ
通行人A「な、なんだ！？ 屋根の上を誰かが走ってるぞ！」
通行人B「なにいってんだ？ 忍者じゃあるまいし……」
通行人A「本当に見たんだって！」
35：2018/09/28(金) 02:29:09.977
＜ライバル社＞
上司「……よくやった」
産業スパイ「楽勝でしたよ。重要な資料を持っているというのに、スキだらけでした」
産業スパイ「電車の乗客に扮して、スリ取ってやりましたよ」
上司「あとはこの資料から、奴らの製品の情報を盗み取り、奴ら以上のものを作れば……」
「そこまでよ」
上司「……よくやった」
産業スパイ「楽勝でしたよ。重要な資料を持っているというのに、スキだらけでした」
産業スパイ「電車の乗客に扮して、スリ取ってやりましたよ」
上司「あとはこの資料から、奴らの製品の情報を盗み取り、奴ら以上のものを作れば……」
「そこまでよ」
36：2018/09/28(金) 02:31:09.203
産業スパイ「だ、誰だ！？」
ｼｭｺｺｺｺﾝｯ
産業スパイ「手裏剣！？」
嫁「…………」ｼｭﾀｯ
上司「部外者がどうやってここまで入った！？」
嫁「重要な資料を盗んだっていうのに、スキだらけなセキュリティだったわね」
嫁「あなたたちが盗み取った資料……返してもらうわ」
ｼｭｺｺｺｺﾝｯ
産業スパイ「手裏剣！？」
嫁「…………」ｼｭﾀｯ
上司「部外者がどうやってここまで入った！？」
嫁「重要な資料を盗んだっていうのに、スキだらけなセキュリティだったわね」
嫁「あなたたちが盗み取った資料……返してもらうわ」
37：2018/09/28(金) 02:32:01.170 ID:JZxYYq6Wr.net
嫁さんかっこよすぎ
39：2018/09/28(金) 02:34:19.768
産業スパイ「誰が返すか……。それより自分が無事に帰れるかどうかの心配をした方がいいぞ」ﾊﾟｷﾎﾟｷ
産業スパイ「俺はこう見えて、肉体派なんでなァ！」ﾀﾞｯ
シュッ！ ブンッ！ ブオンッ！
嫁「たしかにいい動きだわ……。でも私から見れば」
嫁「素人（アマチュア）だわ」ｼｭﾊﾞｯ
ドガッ！
産業スパイ「ぐ、ぐえぇ……」ﾄﾞｻｯ
嫁「安心なさい、峰打ちよ」ﾁｬｷｯ
産業スパイ「俺はこう見えて、肉体派なんでなァ！」ﾀﾞｯ
シュッ！ ブンッ！ ブオンッ！
嫁「たしかにいい動きだわ……。でも私から見れば」
嫁「素人（アマチュア）だわ」ｼｭﾊﾞｯ
ドガッ！
産業スパイ「ぐ、ぐえぇ……」ﾄﾞｻｯ
嫁「安心なさい、峰打ちよ」ﾁｬｷｯ
40：2018/09/28(金) 02:36:08.100
上司「あわわわ……！」
嫁「あなたたちは何も盗まなかった。私もここには来なかった。全てを忘れなさい」
嫁「死にたくなかったら、ね」
上司「は、はい……」
上司（はうう……忍者怖いよぉ……）ｼﾞｮﾎﾞﾎﾞ…
嫁「あなたたちは何も盗まなかった。私もここには来なかった。全てを忘れなさい」
嫁「死にたくなかったら、ね」
上司「は、はい……」
上司（はうう……忍者怖いよぉ……）ｼﾞｮﾎﾞﾎﾞ…
42：2018/09/28(金) 02:40:13.188
＜家＞
嫁「あなた、資料を見つけましたよ」
男「ホント！？ どこにあった！？」
嫁「えーと……家の中にございました。冷蔵庫の裏に落ちておりました」
男「あんなところに……。どうりで見つからないわけだ」
男「どうもありがとう！ おかげでクビにならずに済むよ！」
嫁（私もおかげで久々にハッスルできました……）
嫁「あなた、資料を見つけましたよ」
男「ホント！？ どこにあった！？」
嫁「えーと……家の中にございました。冷蔵庫の裏に落ちておりました」
男「あんなところに……。どうりで見つからないわけだ」
男「どうもありがとう！ おかげでクビにならずに済むよ！」
嫁（私もおかげで久々にハッスルできました……）
43：2018/09/28(金) 02:43:09.374
数ヶ月後――
男（新製品は無事発売できたし、おかげでボーナスもたんまり出た！）
男（明細見たら、きっと喜ぶ――）
ﾋｭﾙﾙﾙﾙ…
ﾊﾟｧｧｧｧﾝ… ﾊﾟｧｧｧｧﾝ…
男（俺の家から花火！？）
男（新製品は無事発売できたし、おかげでボーナスもたんまり出た！）
男（明細見たら、きっと喜ぶ――）
ﾋｭﾙﾙﾙﾙ…
ﾊﾟｧｧｧｧﾝ… ﾊﾟｧｧｧｧﾝ…
男（俺の家から花火！？）
44：2018/09/28(金) 02:45:08.052
嫁「お帰りなさいませ」ﾍﾞﾝﾍﾞﾝﾍﾞﾍﾞﾝﾍﾞﾝﾍﾞﾍﾞﾝ
嫁「賞与を祝して、三味線を弾かせていただいております」ﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾝﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾝ
嫁「半年間、お疲れ様でございました」ﾍﾞﾝﾍﾞﾝﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾝﾍﾞﾝﾍﾞﾝ
ﾍﾞﾝﾍﾞﾝﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾝ ﾍﾞﾝﾍﾞﾍﾞﾝ
男「あ、ありがとう……」
嫁「賞与を祝して、三味線を弾かせていただいております」ﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾝﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾝ
嫁「半年間、お疲れ様でございました」ﾍﾞﾝﾍﾞﾝﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾝﾍﾞﾝﾍﾞﾝ
ﾍﾞﾝﾍﾞﾝﾍﾞﾍﾞﾍﾞﾝ ﾍﾞﾝﾍﾞﾍﾞﾝ
男「あ、ありがとう……」
45：2018/09/28(金) 02:48:03.416
男「ふぅ～、ビールがうまい！」ﾌﾟﾊｯ
嫁「今夜はご一緒させて頂きます」
男「あれ、珍しい。君も飲むのかい。いつもは俺が誘っても遠慮するのに」
嫁「たまにはよろしいかと思いまして。日本酒を……」ﾁﾋﾞｯ
嫁「……おいし」
男（飲んでる姿も色っぽいなぁ、オイ）
嫁「今夜はご一緒させて頂きます」
男「あれ、珍しい。君も飲むのかい。いつもは俺が誘っても遠慮するのに」
嫁「たまにはよろしいかと思いまして。日本酒を……」ﾁﾋﾞｯ
嫁「……おいし」
男（飲んでる姿も色っぽいなぁ、オイ）
46：2018/09/28(金) 02:51:38.500
嫁「…………」ﾎﾜｧﾝ…
嫁「あら……体が火照ってきちゃった」
男「無理ないよ。めったに飲まないから」
嫁「ううん……」
男「…………」ﾄﾞｷｯ
嫁「ねえ、あなた、今夜は一緒に寝ましょう」
男「え、それってまさか――」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ…
嫁「あら……体が火照ってきちゃった」
男「無理ないよ。めったに飲まないから」
嫁「ううん……」
男「…………」ﾄﾞｷｯ
嫁「ねえ、あなた、今夜は一緒に寝ましょう」
男「え、それってまさか――」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ…
47：2018/09/28(金) 02:52:17.820 ID:e+qWhz6xr.net
キター！
48：2018/09/28(金) 02:54:16.088
嫁「寝技でございます！」
男「わぁーっ、やっぱりィ！」
嫁「えーいっ！ 片羽絞め！」ｶﾞｼｯ
男「わーっ、絞まってる絞まってる！ タップタップ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ
嫁「うふふふ、次はもっとすごい技を……」
男「ひぃええええっ！！！」
ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ
おわり
男「わぁーっ、やっぱりィ！」
嫁「えーいっ！ 片羽絞め！」ｶﾞｼｯ
男「わーっ、絞まってる絞まってる！ タップタップ！」ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ
嫁「うふふふ、次はもっとすごい技を……」
男「ひぃええええっ！！！」
ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ
おわり
49：2018/09/28(金) 02:56:54.634 ID:e+qWhz6xr.net
乙
激しいプレイすぎるぜ
激しいプレイすぎるぜ
41：2018/09/28(金) 02:39:48.136 ID:Uh5G7KOyp.net
和風とは？
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります