1:2019/05/14(火) 19:37:55.646
ココア「きゃーっ!」

リゼ「どうしたココア!?」

ココア「こ、これ…!」

リゼ「うわっ!なんだこの大量のダンゴムシの入ったペットボトルは…」



チノ「あ、それ私のです」



2:2019/05/14(火) 19:38:45.207
リゼ「チノがこれ飼ってるのか…?」

チノ「飼うとかじゃありませんよ。この子たちは私の家族なんです」

リゼ「家族をペットボトルに入れておくなよ…」

ココア「いいから早くそれ捨てて!」

チノ「どうしてですか?こんなにかわいいのに」

ココア「きゃっ!やめて気持ち悪い!」



チノ「うーん…ココアさんにダンゴムシさんのかわいさをわかってもらうにはどうすればいいでしょうか…」
3:2019/05/14(火) 19:40:00.430
~次の日~

ココア「なんでお店の中にダンゴムシが歩いてるのぉ!」

チノ「ココアさんにダンゴムシさんに慣れてもらうにはどうすればいいか、私なりに考えてみました」

チノ「それに、たまにはお散歩させてあげないといけないと思いまして。リゼさんにもああ言われてしまいましたし」

リゼ「そういうつもりで言ったんじゃないぞ…」

リゼ「それにしても…こんなにダンゴムシがいたんじゃラビットハウスじゃなくてダンゴムシハウスだな…」

チノ「それいただきました。お父さんに言ってお店の名前を変えてもらいましょう」

ココア「絶対やめて!」

チノ「冗談ですよ。そんなに怒らないでください」


チノ「ココアさんとダンゴムシさんたちが仲良くなるまでの道のりはまだまだ長そうです」
4:2019/05/14(火) 19:41:44.274
~その日の夜~

ココア「ぎゃぁああああ!!!」

チノ「気に入って貰えましたか?ダンゴムシ風呂」

チノ「この子たちと触れ合えばきっとかわいさをわかって頂けると思いまして…って気を失うほど嬉しかったんですか、それは何よりです」

~1週間後~

ココア「もう無理…もうこんな家住みたくない…」

リゼ「だいぶ参ってるみたいだな」

ココア「なんでリゼちゃんは平気なの…」

リゼ「私は別に虫は苦手じゃないしな」


チノ「今日もかわいいですよ、ダンゴムシさん」


ココア「なんでチノちゃんはあんな風になっちゃったの…」

ココア「アイツらさえいなければ…」
5:2019/05/14(火) 19:42:47.355
ブチブチブチブチィィィ

チノ「うわあぁぁぁ!!何するんですかココアさん!」

ココア「こんなヤツらッ!みんなッ!こうしてやるッ!」

チノ「やめてください!ココアさん!ダンゴムシさん可哀想です!」

ココア「何言ってるのチノちゃん!私はダンゴムシさんと遊んでるだけだよ?!」

チノ「あぁ…ダンゴムシさんたちが…私の家族がぁ…」

ココア「ほら見て!チノちゃん!ダンゴムシさんたち楽しそう!」

チノ「もう…やめてください…」

ココア「あははは!!ぐっちゃぐちゃ!みんなぐちゃぐちゃになっちゃったね!チノちゃん!」
6:2019/05/14(火) 19:43:30.814
~次の日~

ココア「はいチノちゃん♪ できたよ、ダンゴムシジュース!」

チノ「あぁぁ…ダンゴムシさん…」

ココア「おいしいね、チノちゃん♪」

チノ「ダンゴムシさん…ごめんなさい…」

ココア「あ、そうだ!これお客さんにも飲んでもらおうよ!」

ココア「絶対繁盛するよ!前にチノちゃん言ってたよね?」


ココア「ダンゴムシハウス!」


おわり
7:2019/05/14(火) 19:45:39.239 ID:A9wGwi43a.net
病んだ過程が
10:2019/05/14(火) 21:00:01.055 ID:750ZedyUa.net
ヤバすぎでしょw