魔王「今日も平和だ飯がうまい」の後日談です
456: 2009/05/25(月) 08:22:36.73 ID:nivcPvppO
おはようございます。1です
携帯からですが、後日談が出来たので上げていこうかと思います
需要無い?蛇足?知らんな!あとオチとかないよ!
いらない方はスルーして下さい
携帯からですが、後日談が出来たので上げていこうかと思います
需要無い?蛇足?知らんな!あとオチとかないよ!
いらない方はスルーして下さい
457: 2009/05/25(月) 08:25:04.77 ID:nivcPvppO
魔王の部屋―
魔王「………ふああ」
娘「(スゥスゥ)」
魔王「……また、こいつは…」
娘「むにゃ……う」
魔王「こら、起きろ娘」
娘「ん…………おはよー、おとーさん」
魔王「………ふああ」
娘「(スゥスゥ)」
魔王「……また、こいつは…」
娘「むにゃ……う」
魔王「こら、起きろ娘」
娘「ん…………おはよー、おとーさん」
459: 2009/05/25(月) 08:29:38.66 ID:nivcPvppO
魔王「お前、またいつの間に入って来たのだ」
娘「お父さんが寝静まった隙に!気配は殺しました!」
魔王「全く……嫁入り前の娘がはしたない真似をするな」
娘「お父さん、私をお嫁に出したいの?」
魔王「断固拒否する」
娘「じゃあ構わないじゃない♪」
魔王(何か、違うような……)
娘「お父さんが寝静まった隙に!気配は殺しました!」
魔王「全く……嫁入り前の娘がはしたない真似をするな」
娘「お父さん、私をお嫁に出したいの?」
魔王「断固拒否する」
娘「じゃあ構わないじゃない♪」
魔王(何か、違うような……)
461: 2009/05/25(月) 08:36:27.65 ID:nivcPvppO
娘「それでね!並み居る軍隊を一人で蹴散らしたんだ!」
魔王「ほ、ほう……」
娘「凄いでしょ?私すっっっごく強くなったんだよ」
魔王「は…はは……それは、凄いな」
娘「えへへー…あ、そろそろ自主トレの時間だ。また後でね、お父さん」
魔王「お、おう………」
462: 2009/05/25(月) 08:39:44.75 ID:nivcPvppO
魔王「おい、側近」
側近「言いたいことは分かるが、一応聞いてやる。何だ?」
魔王「あの子は………その、たくましくなったな…」
側近「そりゃ、あんたを助け出すために強くなるって努力したからな」
魔王「しかしあれは少々桁外れだろう……」
側近「元々才能あったんだろ、魔王として」
魔王「釈然とせぬな……」
側近「言いたいことは分かるが、一応聞いてやる。何だ?」
魔王「あの子は………その、たくましくなったな…」
側近「そりゃ、あんたを助け出すために強くなるって努力したからな」
魔王「しかしあれは少々桁外れだろう……」
側近「元々才能あったんだろ、魔王として」
魔王「釈然とせぬな……」
464: 2009/05/25(月) 08:44:35.25 ID:nivcPvppO
魔王「ところで、最近気付いたことがあるのだが」
側近「ん?」
魔王「何と言うか、ごく稀に魔物…特に雄の魔物達から妙な殺気を感じるような気がする」
側近「ああ、そりゃ娘ちゃんに惚れてる奴等だろ」
魔王「何?!!」
側近「ん?」
魔王「何と言うか、ごく稀に魔物…特に雄の魔物達から妙な殺気を感じるような気がする」
側近「ああ、そりゃ娘ちゃんに惚れてる奴等だろ」
魔王「何?!!」
465: 2009/05/25(月) 08:49:42.79 ID:nivcPvppO
側近「ああ、心配すんな。あいつらもう、娘ちゃんに手酷く振られてるはずだから」
魔王「な、何だ驚かせるな……しかしそやつらが、何故私を敵視する?」
側近「ああ。娘ちゃん、毎回『好きなタイプはお父さん』って言って振るんだよ」
魔王「…………」
側近「ニヤニヤするんじゃねえよ、気色悪い」
魔王「な、何だ驚かせるな……しかしそやつらが、何故私を敵視する?」
側近「ああ。娘ちゃん、毎回『好きなタイプはお父さん』って言って振るんだよ」
魔王「…………」
側近「ニヤニヤするんじゃねえよ、気色悪い」
470: 2009/05/25(月) 09:14:43.71 ID:nivcPvppO
娘「ふう、終わった……よ」
魔王「おお、お疲れ(モグモグ)」
娘「それ………そのケーキ」
魔王「お前が先ほど残して行った物だ………が」
娘「………楽しみに」
魔王「?!ま、待て!早まるな!!今すぐ代わりの物を用意させる!」
娘「楽しみに取っておいたのにいいい!!」
471: 2009/05/25(月) 09:17:41.23 ID:nivcPvppO
娘 の 渾身の一撃!
魔王「ぐふあ」
魔王 は あっさり 力尽きてしまった!
娘「あ…!ご、ごめんなさいお父さん!ついちょっとだけ本気出しちゃった!!」
側近「うっわあ」
娘「お父さん!お父さーん!!死んでしまうとは情けないよ!」
側近「娘ちゃんが殺ったんだろ」
魔王「ぐふあ」
魔王 は あっさり 力尽きてしまった!
娘「あ…!ご、ごめんなさいお父さん!ついちょっとだけ本気出しちゃった!!」
側近「うっわあ」
娘「お父さん!お父さーん!!死んでしまうとは情けないよ!」
側近「娘ちゃんが殺ったんだろ」
473: 2009/05/25(月) 09:22:01.13 ID:nivcPvppO
夕食―
娘「いただきます!」
魔王「頂きます」
娘「おいしいね、お父さん」
魔王「そうだな」
娘「一緒だと、もっとおいしいね」
魔王「ああ」
娘「でもやっぱり、仕事を終えた後のご飯は格別だね!おいしいね!」
魔王「………そう、だな」
娘「いただきます!」
魔王「頂きます」
娘「おいしいね、お父さん」
魔王「そうだな」
娘「一緒だと、もっとおいしいね」
魔王「ああ」
娘「でもやっぱり、仕事を終えた後のご飯は格別だね!おいしいね!」
魔王「………そう、だな」
474: 2009/05/25(月) 09:26:28.34 ID:nivcPvppO
魔王の部屋―
娘「今夜は堂々と参上しました!」
魔王「仕方ないな………ほら、来い」
娘「うん!」
魔王「全く………」
娘「えへへー…お父さん大好き」
魔王「よしよし……お前は変わらんな(ナデナデ)」
娘「お父さんも昔と変わらないね」
魔王「当たり前だろう」
娘「今夜は堂々と参上しました!」
魔王「仕方ないな………ほら、来い」
娘「うん!」
魔王「全く………」
娘「えへへー…お父さん大好き」
魔王「よしよし……お前は変わらんな(ナデナデ)」
娘「お父さんも昔と変わらないね」
魔王「当たり前だろう」
476: 2009/05/25(月) 09:28:07.51 ID:nivcPvppO
娘「お父さんがいない間ね、ここで一人で寝てたんだよ」
魔王「……ああ」
娘「寂しかったよ。いっぱい泣いたんだよ」
魔王「すまない…」
娘「ぎゅってしてくれたら、許してあげる」
魔王「分かった分かった(ギュッ)」
娘「えへへ」
魔王「……ああ」
娘「寂しかったよ。いっぱい泣いたんだよ」
魔王「すまない…」
娘「ぎゅってしてくれたら、許してあげる」
魔王「分かった分かった(ギュッ)」
娘「えへへ」
477: 2009/05/25(月) 09:30:07.04 ID:nivcPvppO
娘「お休みなさい、お父さん」
魔王「お休み、娘」
娘「明日も明後日も、ずっと、ずーっと一緒だよね」
魔王「勿論だ」
【終】
魔王「お休み、娘」
娘「明日も明後日も、ずっと、ずーっと一緒だよね」
魔王「勿論だ」
【終】
引用元: 魔王「今日も平和だ飯がうまい」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります