ガヴリール「もうすぐタプリスの誕生日か」 : SSまにあっくす！

ラフィエル「私はガヴちゃんの抜け羽で作ったアクセサリーをあげようと思ってます」

ガヴリール「そんなの喜ばないでしょ。私は適当でも、せめてラフィだけはちゃんとしたの送れよ」

ヴィーネ「いや、すっっごく喜ぶと思うわ。それもどうかとは思うけど」

サターニャ「泣いて感謝するんじゃないの」

ラフィエル「やっぱり送る相手を考えたプレゼントが最適ですから」

ガヴリール「ていうかラフィ私の抜け羽どうやって集めたの？」

ヴィーネ「それで、どんな誕生日会にする？」

サターニャ「もちろんドクロや生き血や十字架を用意して、さいっこうに悪魔的な演出で飾るのよ！」

サターニャ「私が考えた魔方陣を壁に描いて天使を恐怖に陥れるわ！んなーっはっはっは！！」

ガヴリール「ふざけんなお前。私の家で開催つってんだろラクガキしたらぶん殴るぞ」

ラフィエル「なによりも、まずはガヴちゃんの部屋を掃除しないといけませんね」

ガヴリール「そういやなんでここでやるの？タプリスがそのまま泊まっていくにしても誰の家でもよくない？」

ラフィエル「タプちゃんが一番喜ぶ相手はガヴちゃんだと思うので」

ヴィーネ「せっかくの誕生日だからね。あんなに好いて貰ってるんだからちゃんと面倒見なさいよ、ガヴ」

ガヴリール「まあ別にいいけどさ」

サターニャ「んふふ、私の家に来たら恐怖で一晩中震えることになるわよ！」

ラフィエル「それはそれで見てみたいです。ほんとに」

ヴィーネ「じゃあケーキはサターニャに用意してもらうってことでいい？」

ガヴリール「こいつで大丈夫なの？」

サターニャ「洋菓子店の娘を舐めんじゃないわよ。あんたの舌をドロッドロにとろけさせてやるわ」

ガヴリール「こっわ。硫酸でも仕込むのか」

ヴィーネ「もう、ガヴったら……」

ラフィエル「お料理は私とヴィーネさんでいいですか？」

ヴィーネ「ええ、私の家で作ったらガヴの家に運びましょう」

ラフィエル「神足通で冷める前に運んじゃいますねー」

ヴィーネ「ほんと便利ね。天使」

ガヴリール「んで、結局タプリスの誕生日っていつなの？」

ヴィーネ「なっ、あんた知らないまま平然と話聞いてたの！？」

ガヴリール「まあヴィーネがソワソワしてるし、そろそろなんだなぁって認識はしてた」

サターニャ「じゃあ今しっかり心に刻みなさいガヴリール！後輩天使の誕生日は6月4日よ！！」

ヴィーネ「6月4日だからね！」

ラフィエル「6月4日の日曜日ですよ！」

ガヴリール「わかったよもう……アピール激しいわ」

ヴィーネ「それじゃ、ガヴが招待状を持ってタプちゃんを誘うって事でいい？」

ガヴリール「ん、わかった」

ラフィエル「素晴らしいお誕生会にしましょうね！」

サターニャ「特大ブラックスペシャルサタニキアケーキを作るわ！」

ヴィーネ「全部決まったところで、ガヴの部屋の掃除に入りましょうか！」

ガヴリール「ふぁいとー」

ヴィーネ「お前も動け！！！！！」

完

タプちゃんの誕生日は6月4日ですよ！！

乙

肝心のタプちゃん出てなくて草