1:2017/03/16(木) 21:58:26.598
サターニャ「よーし!今日は変装してガヴリールを尾行するわ!」
サターニャ「ただ変装といってもバレると困るからね……服装は考えないと……」
サターニャ「私が普段着ないような服……うーん……」
サターニャ「あ、いつの間にかメンズもののコーナーに来ちゃった」
サターニャ「ん……そうだ!男に変装するとかいいじゃない!バレなさそうだし!」
サターニャ「そうと決まれば……これなかなかカッコイイじゃない!」
サターニャ「すみませーんこれくださーい!」
サターニャ「ただ変装といってもバレると困るからね……服装は考えないと……」
サターニャ「私が普段着ないような服……うーん……」
サターニャ「あ、いつの間にかメンズもののコーナーに来ちゃった」
サターニャ「ん……そうだ!男に変装するとかいいじゃない!バレなさそうだし!」
サターニャ「そうと決まれば……これなかなかカッコイイじゃない!」
サターニャ「すみませーんこれくださーい!」
3:2017/03/16(木) 22:00:29.197
サターニャ宅
サターニャ「髪型はシンプルに束ねたほうがよさそうね……帽子で隠して……ヘアピンもバレるし外して……」
サターニャ「うんうん……服も胸が目立たないのを選んだからなかなか男っぽく見えるんじゃないかしら」
サターニャ「更に魔界通販で買った悪魔の力を抑える薬で悪魔と見抜かれないようにしたし……完璧ね!」
サターニャ「よし!早速街に繰り出すわよ!」
サターニャ「待ってなさいガヴリール……あんたの弱みを握ってやるわ!なーはっはっはっは!!」
サターニャ「まずは……あいつが働いている喫茶店に向かうわ!」
サターニャ「髪型はシンプルに束ねたほうがよさそうね……帽子で隠して……ヘアピンもバレるし外して……」
サターニャ「うんうん……服も胸が目立たないのを選んだからなかなか男っぽく見えるんじゃないかしら」
サターニャ「更に魔界通販で買った悪魔の力を抑える薬で悪魔と見抜かれないようにしたし……完璧ね!」
サターニャ「よし!早速街に繰り出すわよ!」
サターニャ「待ってなさいガヴリール……あんたの弱みを握ってやるわ!なーはっはっはっは!!」
サターニャ「まずは……あいつが働いている喫茶店に向かうわ!」
5:2017/03/16(木) 22:03:15.214
エンジェル喫茶
カランカラン
ガヴリール「へいらっしゃ……」
サターニャ「一人なんですが大丈夫ですか?」(イケボ)
ガヴリール「え、あっ……」
サターニャ(や、やばいっバレた……!?」
ガヴリール(か、カッコイイ……やばい、私の好みド直球じゃないか……!!)
ガヴリール「い、いらっしゃいませ……!こ、こちらのお席へどうぞ……///」
サターニャ(……?何、この反応は……?)
カランカラン
ガヴリール「へいらっしゃ……」
サターニャ「一人なんですが大丈夫ですか?」(イケボ)
ガヴリール「え、あっ……」
サターニャ(や、やばいっバレた……!?」
ガヴリール(か、カッコイイ……やばい、私の好みド直球じゃないか……!!)
ガヴリール「い、いらっしゃいませ……!こ、こちらのお席へどうぞ……///」
サターニャ(……?何、この反応は……?)
12:2017/03/16(木) 22:05:32.941
サターニャ(閉店まであと一時間……そこそこ暇ね)
ガヴリール「……」チラチラ
サターニャ(それにマークされてる気がする……流石に気づいた……?)
サターニャ(……とりあえず本でも読んで時間を潰しましょう)ペラ
ガヴリール「っ!」シュバババババ
ガヴリール「そっそれ!○○先生の新作ですね!?あなたも好きなんですか!?」
サターニャ「えっ、うん。そうだけど……」
ガヴリール「私もです!」
サターニャ(な、なんか調子狂うわね……)
ガヴリール「……」チラチラ
サターニャ(それにマークされてる気がする……流石に気づいた……?)
サターニャ(……とりあえず本でも読んで時間を潰しましょう)ペラ
ガヴリール「っ!」シュバババババ
ガヴリール「そっそれ!○○先生の新作ですね!?あなたも好きなんですか!?」
サターニャ「えっ、うん。そうだけど……」
ガヴリール「私もです!」
サターニャ(な、なんか調子狂うわね……)
15:2017/03/16(木) 22:09:06.062
サターニャ(あの後好きな漫画やラノベの話をしてたらあっという間に1時間が過ぎてしまった。しかし弱みらしい弱みは掴めなかったわね)
サターニャ「さてと……じゃあ僕はこれで」
ガヴリール「ま、待って……!あ、あのっもしよろしければ……れ、連絡先っ教えてくれませんか!?」
サターニャ(えっなっ……ちょっそれは困るわね……!でも……色々気になるし……アマゾンで使ってるメールアドレスでいいか)
サターニャ「じゃあ特別に……~~~@gmail.com……これでいいかな」
ガヴリール(うぅ……スマホの連絡先がいいんだけどな……フリーのメールアドレスってことはまだ早いってことか……)
ガヴリール「あ、ありがとうございますっ!瀧さんっ!」
サタニキア(それに男装時の偽名が朝仁 瀧になった……一応年齢までごまかすのはだるいから同じ高1ってことにしたけど……うーんバレるかもしれない……?でもまだ気付いてないっぽいし大丈夫よね)
サターニャ「さてと……じゃあ僕はこれで」
ガヴリール「ま、待って……!あ、あのっもしよろしければ……れ、連絡先っ教えてくれませんか!?」
サターニャ(えっなっ……ちょっそれは困るわね……!でも……色々気になるし……アマゾンで使ってるメールアドレスでいいか)
サターニャ「じゃあ特別に……~~~@gmail.com……これでいいかな」
ガヴリール(うぅ……スマホの連絡先がいいんだけどな……フリーのメールアドレスってことはまだ早いってことか……)
ガヴリール「あ、ありがとうございますっ!瀧さんっ!」
サタニキア(それに男装時の偽名が朝仁 瀧になった……一応年齢までごまかすのはだるいから同じ高1ってことにしたけど……うーんバレるかもしれない……?でもまだ気付いてないっぽいし大丈夫よね)
20:2017/03/16(木) 22:13:03.681
夜 サターニャ宅
サターニャ「ん……メールが来てる。早速ガヴリールから……」
ガヴリール『瀧さんへ。 今日は楽しいお話ありがとうございました。ぜひまたいらしてください。お待ちしています。 PS.お店以外でも大歓迎です(絵文字略)』
サターニャ「……ぅわっ。寝る前にズドンとすんごいものを送ってきたわね……」
サターニャ「もしかしてガヴリールの奴私に惚れちゃった~?まあ、無理もないわね……隠しきれない大悪魔のオーラに感化されるのは当然……って悪魔の力は漏れてないのよね」
サターニャ「ふふふ……このままガヴリールを堕としてやるわ!なーはっはっはっは!!」
サターニャ「とりあえず返信……うーん……なんて書こう……別に普通でいいわよね」
サターニャ『じゃあ明日会おうか』
サターニャ「……こんなんでいいや」ピッ
サターニャ「ん……メールが来てる。早速ガヴリールから……」
ガヴリール『瀧さんへ。 今日は楽しいお話ありがとうございました。ぜひまたいらしてください。お待ちしています。 PS.お店以外でも大歓迎です(絵文字略)』
サターニャ「……ぅわっ。寝る前にズドンとすんごいものを送ってきたわね……」
サターニャ「もしかしてガヴリールの奴私に惚れちゃった~?まあ、無理もないわね……隠しきれない大悪魔のオーラに感化されるのは当然……って悪魔の力は漏れてないのよね」
サターニャ「ふふふ……このままガヴリールを堕としてやるわ!なーはっはっはっは!!」
サターニャ「とりあえず返信……うーん……なんて書こう……別に普通でいいわよね」
サターニャ『じゃあ明日会おうか』
サターニャ「……こんなんでいいや」ピッ
22:2017/03/16(木) 22:15:49.667
ガヴリール宅
ガヴリール「……かっこよかったな。また会いたいな……」ゴロンゴロン
ピロリンッ
ガヴリール「っ!返信来た!?」
サターニャ『じゃあ明日会おうか』
ガヴリール「わっわぁあああ!やったっ!やった!」
ガヴリール「じゃあ……時間は……待ち合わせ場所は……でどうですか……っと!」
サターニャ『いいよ。ガヴリールちゃんにお任せするよ』
ガヴリール「あぁぁっ……明日が楽しみ……!こりゃ徹夜して寝不足になるわけにはいかないっ……もう寝るぞっ」
ガヴリール「……かっこよかったな。また会いたいな……」ゴロンゴロン
ピロリンッ
ガヴリール「っ!返信来た!?」
サターニャ『じゃあ明日会おうか』
ガヴリール「わっわぁあああ!やったっ!やった!」
ガヴリール「じゃあ……時間は……待ち合わせ場所は……でどうですか……っと!」
サターニャ『いいよ。ガヴリールちゃんにお任せするよ』
ガヴリール「あぁぁっ……明日が楽しみ……!こりゃ徹夜して寝不足になるわけにはいかないっ……もう寝るぞっ」
25:2017/03/16(木) 22:19:19.274
翌朝 学校
ガヴリール「おはよう」シャキッ
サターニャ「お、おはよう……今日は随分と元気ね」
ヴィーネ「そうなの……私が家に行ったら珍しく朝ごはんまで食べ終えてて……」
サターニャ「へえ……」
サターニャ(そこまでの影響力が……!?)
ガヴリール(あ~早く学校終わらないかな)
ガヴリール「おはよう」シャキッ
サターニャ「お、おはよう……今日は随分と元気ね」
ヴィーネ「そうなの……私が家に行ったら珍しく朝ごはんまで食べ終えてて……」
サターニャ「へえ……」
サターニャ(そこまでの影響力が……!?)
ガヴリール(あ~早く学校終わらないかな)
29:2017/03/16(木) 22:22:23.021
放課後
ガヴリール(よしっやっと終わった!)
ヴィーネ「じゃあガヴ帰りまし――」
ガヴリール「ごめんヴィーネ!今日は用事があるんだ!また今度!」ダッ
ヴィーネ「え、ええ……?」
サターニャ「ごめんヴィネット!私も今日は急がないとだからもう帰るわね!」
ヴィーネ「え、ええ……」
ラフィエル「あ、あら?今日はお二人はお急ぎのようで……?」
ガヴリール(よしっやっと終わった!)
ヴィーネ「じゃあガヴ帰りまし――」
ガヴリール「ごめんヴィーネ!今日は用事があるんだ!また今度!」ダッ
ヴィーネ「え、ええ……?」
サターニャ「ごめんヴィネット!私も今日は急がないとだからもう帰るわね!」
ヴィーネ「え、ええ……」
ラフィエル「あ、あら?今日はお二人はお急ぎのようで……?」
30:2017/03/16(木) 22:25:19.367
ガヴリール(早く家に帰って髪型を整えないと!)
サターニャ(早く家に帰って男装しないと!)
ガヴリール(あー忙しい忙しい……くそっ癖っ毛すごいな……!)
サターニャ(えっとこの服はどうやって……あー胸邪魔っ!!)
ガヴリール(よしっ……!これでオッケー。大分天界時代の私の容姿に近づいたな)
サターニャ(よしっ……これでいいかしら。バッチリ決まってるわね)キリ
サターニャ(早く家に帰って男装しないと!)
ガヴリール(あー忙しい忙しい……くそっ癖っ毛すごいな……!)
サターニャ(えっとこの服はどうやって……あー胸邪魔っ!!)
ガヴリール(よしっ……!これでオッケー。大分天界時代の私の容姿に近づいたな)
サターニャ(よしっ……これでいいかしら。バッチリ決まってるわね)キリ
31:2017/03/16(木) 22:27:45.555
数十分後 とある公園
サターニャ(先についちゃったわね……どうせガヴリールのことだし遅れてくるでしょ。本でも読んで待ってよ)
ガヴリール(はぁっ……はぁっ……いたっ!来てくれたっ……!うわー……かっこいい……イケメンがベンチで本を読む姿ってやっぱり様になる……!)
ガヴリール「あ、あの……」
サターニャ「ん、もう来たん……だっ!?」
サターニャ(なにこの美少女!?まさかガヴリール!?天界にいた頃とはまるで別人と聞いてはいたけど……ここまでか!?)
ガヴリール「あ、あはは。驚いちゃいましたか?これが本当の私なんですっ」
サターニャ(嘘ついてんじゃないわよ!!)
サターニャ(先についちゃったわね……どうせガヴリールのことだし遅れてくるでしょ。本でも読んで待ってよ)
ガヴリール(はぁっ……はぁっ……いたっ!来てくれたっ……!うわー……かっこいい……イケメンがベンチで本を読む姿ってやっぱり様になる……!)
ガヴリール「あ、あの……」
サターニャ「ん、もう来たん……だっ!?」
サターニャ(なにこの美少女!?まさかガヴリール!?天界にいた頃とはまるで別人と聞いてはいたけど……ここまでか!?)
ガヴリール「あ、あはは。驚いちゃいましたか?これが本当の私なんですっ」
サターニャ(嘘ついてんじゃないわよ!!)
38:2017/03/16(木) 22:30:21.184
ガヴリール(やっぱり昨日とのギャップが大きすぎたか……?)
ガヴリール(しかしボサボサ駄目女よりは清楚な女の子のほうが好まれるはずだ。今はだめになったとは言え元々ああだったんだ……演じられるはず!!)
ガヴリール(徹底して美少女を演じ続けてやる!)
サターニャ(ここまでして好かれようと思ってるってことね……まさかこうなるとは……!)
サターニャ(ふふふ……ガヴリールを服従させる日は近い……!)
サターニャ「じゃあ行こうか」
ガヴリール「はいっ!」
ガヴリール(しかしボサボサ駄目女よりは清楚な女の子のほうが好まれるはずだ。今はだめになったとは言え元々ああだったんだ……演じられるはず!!)
ガヴリール(徹底して美少女を演じ続けてやる!)
サターニャ(ここまでして好かれようと思ってるってことね……まさかこうなるとは……!)
サターニャ(ふふふ……ガヴリールを服従させる日は近い……!)
サターニャ「じゃあ行こうか」
ガヴリール「はいっ!」
41:2017/03/16(木) 22:32:23.800
サターニャ(といってもプランとか何にも考えてないのよねぇ……というか男になりきるとか初めてだし)
ガヴリール「あ、あの……瀧さんは好きな食べ物ってなにかありますか?」
サターニャ「んー大抵なんでも好きだけど……強いて言うならメロンパン……」
サターニャ(はっ!?やばっ!ばれる!?)
ガヴリール「メロンパンですか!私いいお店知ってるんですよ!こっちです!」
サターニャ(セーフっ!ってこっちの方向……私がこの前ガヴリール達に教えた店のことね)
サターニャ(あそこ結構並ぶんだけど……まあ美味しいからいいけど)
ガヴリール「あ、あの……瀧さんは好きな食べ物ってなにかありますか?」
サターニャ「んー大抵なんでも好きだけど……強いて言うならメロンパン……」
サターニャ(はっ!?やばっ!ばれる!?)
ガヴリール「メロンパンですか!私いいお店知ってるんですよ!こっちです!」
サターニャ(セーフっ!ってこっちの方向……私がこの前ガヴリール達に教えた店のことね)
サターニャ(あそこ結構並ぶんだけど……まあ美味しいからいいけど)
43:2017/03/16(木) 22:35:33.934
ガヴリール「ここですっ。友達が教えてくれたんですけどとっても美味しくて!」
サターニャ(あのときは『普通だな』とか言ってたくせに……)
サターニャ「そうなんだ。こんなに行列できてるしね」
サターニャ(にしても暇ね。こういうときはお話とかするものよね)
ガヴリール「あ、あの……」モジモジ
サターニャ「どうかした?」
ガヴリール「いっいえ!なんでもないです!」
ガヴリール(あぁ~……手つなぎたい……!)
サターニャ(あのときは『普通だな』とか言ってたくせに……)
サターニャ「そうなんだ。こんなに行列できてるしね」
サターニャ(にしても暇ね。こういうときはお話とかするものよね)
ガヴリール「あ、あの……」モジモジ
サターニャ「どうかした?」
ガヴリール「いっいえ!なんでもないです!」
ガヴリール(あぁ~……手つなぎたい……!)
45:2017/03/16(木) 22:37:42.233
ガヴリール「……」ツンツン
サターニャ「さっきからどうしたの?」
ガヴリール「えっ、あっそのぉ……手を……」
サターニャ「手?」
ガヴリール「つ、つないでも……いいですか……///」
サターニャ「なんだそんなこと。いいよ」ギュッ
ガヴリール(うぉおおおお!!)
サターニャ「さっきからどうしたの?」
ガヴリール「えっ、あっそのぉ……手を……」
サターニャ「手?」
ガヴリール「つ、つないでも……いいですか……///」
サターニャ「なんだそんなこと。いいよ」ギュッ
ガヴリール(うぉおおおお!!)
47:2017/03/16(木) 22:40:14.039
ガヴリール「あ、ありがとうございます……///」
ガヴリール(こ、これ傍から見ればカップルに見えるんじゃないだろうか……!?)
ガヴリール(あーどうしようっこんな所ヴィーネやサターニャ、ラフィエルにも見られたくない……!)
ガヴリール(いや……むしろ魅せつけてもいいかもしれないな……!)
一般モブ「わぁ~……すごい美少女。相手も超カッコイイ……!」「お似合い~……!」
ガヴリール「~~~っ///」
サターニャ(ガヴリールの弱みが着実に増えていってるわね……!)
ガヴリール(こ、これ傍から見ればカップルに見えるんじゃないだろうか……!?)
ガヴリール(あーどうしようっこんな所ヴィーネやサターニャ、ラフィエルにも見られたくない……!)
ガヴリール(いや……むしろ魅せつけてもいいかもしれないな……!)
一般モブ「わぁ~……すごい美少女。相手も超カッコイイ……!」「お似合い~……!」
ガヴリール「~~~っ///」
サターニャ(ガヴリールの弱みが着実に増えていってるわね……!)
49:2017/03/16(木) 22:43:14.714
サターニャ「次僕たちだよ。ガヴリールちゃんは何にするの?」
ガヴリール「え、ええとじゃあ……プレーンで」
サターニャ「じゃあ僕はメープルで」
ガヴリール「あ、お金」
サターニャ「いいよ僕が出すから」
サターニャ(課金?とかいうので金欠って言ってたしね。まあいたずらに付き合ってもらってる分このくらいおごってあげるわ)
ガヴリール「でも……」
サターニャ「大丈夫。気にしないで」ポンポン
ガヴリール「は、はぃ……///」
ガヴリール「え、ええとじゃあ……プレーンで」
サターニャ「じゃあ僕はメープルで」
ガヴリール「あ、お金」
サターニャ「いいよ僕が出すから」
サターニャ(課金?とかいうので金欠って言ってたしね。まあいたずらに付き合ってもらってる分このくらいおごってあげるわ)
ガヴリール「でも……」
サターニャ「大丈夫。気にしないで」ポンポン
ガヴリール「は、はぃ……///」
53:2017/03/16(木) 22:46:08.964
サターニャ「そこに座ろっか」
ガヴリール「はいっ」
サターニャ(うん……やっぱりここのメロンパンは美味しいわね)モグモグ
サターニャ「うん、美味しいっ」ニコッ
ガヴリール(喜んでもらえた……!サターニャには感謝だな……!)
ガヴリール「よかったです……///」
サターニャ「ねえ、一口交換しない?」
ガヴリール「えっ……!あ、はいっ……どうぞ……///」
ガヴリール(わーっ!わーっ///)
ガヴリール「はいっ」
サターニャ(うん……やっぱりここのメロンパンは美味しいわね)モグモグ
サターニャ「うん、美味しいっ」ニコッ
ガヴリール(喜んでもらえた……!サターニャには感謝だな……!)
ガヴリール「よかったです……///」
サターニャ「ねえ、一口交換しない?」
ガヴリール「えっ……!あ、はいっ……どうぞ……///」
ガヴリール(わーっ!わーっ///)
56:2017/03/16(木) 22:48:24.233
ラフィエル「今日はサターニャさん見かけませんね~お家にもいなかったですし……」
ラフィエル「一体どこにいるんでしょう……?あら、あれはガヴちゃん……それも身なりを整えた」
ラフィエル「……隣りにいる殿方は誰でしょう?」
ラフィエル「まさか……ガヴちゃんの彼氏さん!?」
ラフィエル「これは……これはとてもおもしろそうです……!」
ラフィエル「ガヴちゃーん♪」
サターニャ(げっ!ラフィエル!!!やばい、バレるか……!?)
ラフィエル「一体どこにいるんでしょう……?あら、あれはガヴちゃん……それも身なりを整えた」
ラフィエル「……隣りにいる殿方は誰でしょう?」
ラフィエル「まさか……ガヴちゃんの彼氏さん!?」
ラフィエル「これは……これはとてもおもしろそうです……!」
ラフィエル「ガヴちゃーん♪」
サターニャ(げっ!ラフィエル!!!やばい、バレるか……!?)
57:2017/03/16(木) 22:52:20.153
ガヴリール「ら、ラフィ……こんにちは♪」
ガヴリール(話を合わせろ話を合わせろ話を合わせろ……)ゴゴゴゴ
ラフィエル(天使の笑顔なのにすっごい殺意を感じます♪)
ラフィエル「こんにちは♪あの、お隣の殿方は……?」
ガヴリール「な、なんでもないですよぅ~」
サターニャ(ここは平常心っ)
サターニャ「ガヴリールちゃんのお友達?」
ガヴリール「は、はいっ。同じ学校の友達で……」
ガヴリール(話を合わせろ話を合わせろ話を合わせろ……)ゴゴゴゴ
ラフィエル(天使の笑顔なのにすっごい殺意を感じます♪)
ラフィエル「こんにちは♪あの、お隣の殿方は……?」
ガヴリール「な、なんでもないですよぅ~」
サターニャ(ここは平常心っ)
サターニャ「ガヴリールちゃんのお友達?」
ガヴリール「は、はいっ。同じ学校の友達で……」
58:2017/03/16(木) 22:54:09.727
サターニャ「そうなんだ。よろしくね」
ラフィエル(なるほどぉ~……確かにガヴちゃんが惚れるのも納得なくらいかっこいい方ですね)
ラフィエル(しかしどこかで見たような……まさかサターニャさんのお兄さん!?いや、この人からは魔力を感じないですし……)
ラフィエル「ふふふ、ガヴちゃんをよろしくお願いしますね♪ではでは」
サターニャ(バレずに済んだようね)
ガヴリール(ふぅ……あいつも空気を読んでくれたか……)
ラフィエル(なるほどぉ~……確かにガヴちゃんが惚れるのも納得なくらいかっこいい方ですね)
ラフィエル(しかしどこかで見たような……まさかサターニャさんのお兄さん!?いや、この人からは魔力を感じないですし……)
ラフィエル「ふふふ、ガヴちゃんをよろしくお願いしますね♪ではでは」
サターニャ(バレずに済んだようね)
ガヴリール(ふぅ……あいつも空気を読んでくれたか……)
63:2017/03/16(木) 22:56:52.365
サターニャ「さて、と。次はどこにいこうか」
ガヴリール「ええと」
ガヴリール(家は汚いし……というかいきなり家に入れるのも飛びすぎだろ……)
ガヴリール(ええとなにかなにか……)チラ
ガヴリール「えと……そこのゲームセンターとかどうでしょう」
サターニャ(ゲーセン……行ったことなかったしいいかも)
サターニャ「いいよ。じゃあ入ろっか」
ヴィーネ(ガヴが……知らない男の人とゲーセンに入ってった……!?)
ラフィエル(うふふ……ヴィーネさんを呼んで正解でした♪)
ガヴリール「ええと」
ガヴリール(家は汚いし……というかいきなり家に入れるのも飛びすぎだろ……)
ガヴリール(ええとなにかなにか……)チラ
ガヴリール「えと……そこのゲームセンターとかどうでしょう」
サターニャ(ゲーセン……行ったことなかったしいいかも)
サターニャ「いいよ。じゃあ入ろっか」
ヴィーネ(ガヴが……知らない男の人とゲーセンに入ってった……!?)
ラフィエル(うふふ……ヴィーネさんを呼んで正解でした♪)
65:2017/03/16(木) 22:59:19.951
ヴィーネ「ちょっとラフィ!あの人誰!?」
ラフィエル「私も今日初めて見たのでわからないですが……彼氏とか、それに近い人かと~」
ヴィーネ「かっかかっ彼氏ぃぃぃい!?」
ラフィエル「ヴィーネさん、抑えてくださいーバレますー」
ヴィーネ「ごっごめん……嘘でしょ……ガヴに彼氏なんて……!」
ラフィエル「ガヴちゃんの反応を見る限り彼氏というよりは意中の相手ってところですかね。ガヴちゃん好き好きアピールがんがん飛ばしてますねー」
ヴィーネ「ど、どうなっちゃうのよー……!」
…………
……
ラフィエル「私も今日初めて見たのでわからないですが……彼氏とか、それに近い人かと~」
ヴィーネ「かっかかっ彼氏ぃぃぃい!?」
ラフィエル「ヴィーネさん、抑えてくださいーバレますー」
ヴィーネ「ごっごめん……嘘でしょ……ガヴに彼氏なんて……!」
ラフィエル「ガヴちゃんの反応を見る限り彼氏というよりは意中の相手ってところですかね。ガヴちゃん好き好きアピールがんがん飛ばしてますねー」
ヴィーネ「ど、どうなっちゃうのよー……!」
…………
……
66:2017/03/16(木) 23:02:18.731
サターニャ(ゲーセンって初めて入ったけど……よくわからないものがたくさん)
サターニャ(でも結構楽しいわね!あっという間に時間が潰れちゃったわ!)
サターニャ「次は……」
ガヴリール「あ、あの……プリクラ……撮りませんか?」
サターニャ「プリクラ……」
サターニャ(聞いたことある!クラスの人達みんなもってた!友達と写真を撮るみたいなものよね!)
サターニャ(撮る機会ないと思ってたけど……いいかも!)
サターニャ(でも結構楽しいわね!あっという間に時間が潰れちゃったわ!)
サターニャ「次は……」
ガヴリール「あ、あの……プリクラ……撮りませんか?」
サターニャ「プリクラ……」
サターニャ(聞いたことある!クラスの人達みんなもってた!友達と写真を撮るみたいなものよね!)
サターニャ(撮る機会ないと思ってたけど……いいかも!)
68:2017/03/16(木) 23:04:50.447
ガヴリール(プリクラ撮るとか……カップルみたいなものじゃんっこれ……!)
サターニャ「うーん初めてだから操作がよくわからない……」
ガヴリール「私も初めてで……こんな感じ……でしょうか?」
ガヴリール「あっ撮影開始みたいです!」
サターニャ(悪魔らしいポーズは控えめに……でも少しかっこよく)スッ
ガヴリール(幸せ……っ!)
サターニャ「うーん初めてだから操作がよくわからない……」
ガヴリール「私も初めてで……こんな感じ……でしょうか?」
ガヴリール「あっ撮影開始みたいです!」
サターニャ(悪魔らしいポーズは控えめに……でも少しかっこよく)スッ
ガヴリール(幸せ……っ!)
70:2017/03/16(木) 23:08:14.608
ヴィーネ「うぅぅぅ!!私もプリクラ撮りたい……!!」ダッ
ラフィエル「ヴィーネさん落ち着いてくださっ……ああもう……」
サターニャ「なかなか良く撮れた……」
ドンッ
ヴィーネ「きゃっ!!」
サターニャ「おっとっと……大丈夫?」
サターニャ(なんでヴィネットがここにいるのよ!?というかラフィエルまでいるじゃない!!あいつが呼んだのね!!)
ラフィエル「ヴィーネさん落ち着いてくださっ……ああもう……」
サターニャ「なかなか良く撮れた……」
ドンッ
ヴィーネ「きゃっ!!」
サターニャ「おっとっと……大丈夫?」
サターニャ(なんでヴィネットがここにいるのよ!?というかラフィエルまでいるじゃない!!あいつが呼んだのね!!)
71:2017/03/16(木) 23:11:53.287
ヴィーネ「あ、ありがとうございます……」ドキドキ
ガヴリール「ちょっ……なんでお前らが……!」
ガヴリール「ハッ!?え、ええと……どうしてあなた達がっ!」
ガヴリール(話を合わせろ話を合わせろ話を合わせろ……)ギロ
ヴィーネ(うっ。なんというプレッシャー……本当にこの人のことが好きなのね……)
ヴィーネ「あ、あの!!あなたはガヴリールのなんなんですか!?」
ガヴリール「ちょっ、ヴィーネ!!」
ラフィエル「あらあら~!」ワクワク
ガヴリール「ちょっ……なんでお前らが……!」
ガヴリール「ハッ!?え、ええと……どうしてあなた達がっ!」
ガヴリール(話を合わせろ話を合わせろ話を合わせろ……)ギロ
ヴィーネ(うっ。なんというプレッシャー……本当にこの人のことが好きなのね……)
ヴィーネ「あ、あの!!あなたはガヴリールのなんなんですか!?」
ガヴリール「ちょっ、ヴィーネ!!」
ラフィエル「あらあら~!」ワクワク
73:2017/03/16(木) 23:14:35.177
サターニャ(なにって言われても……ねぇ……彼氏っていきなり言うのはあれだし、友達っていうのも失望させちゃうし……)
ガヴリール「と、友達です!そうですよね!?」
サターニャ「ん、友達でいいの?」
ガヴリール(そ、それって……それ以上の関係でもいいってこと……なのか……!?)ドキッ
ヴィーネ「なっななななっ……///」
ラフィエル「これはこれは……♪」
サターニャ「ところで……君は?」
サターニャ(あれ?なんでみんな顔真っ赤にしてるの……?)
ガヴリール「と、友達です!そうですよね!?」
サターニャ「ん、友達でいいの?」
ガヴリール(そ、それって……それ以上の関係でもいいってこと……なのか……!?)ドキッ
ヴィーネ「なっななななっ……///」
ラフィエル「これはこれは……♪」
サターニャ「ところで……君は?」
サターニャ(あれ?なんでみんな顔真っ赤にしてるの……?)
77:2017/03/16(木) 23:18:13.721
ヴィーネ「ヴィネットです……ガヴリールのクラスメイトです……」
サターニャ(まあ知ってるけど)
ヴィーネ「と、とにかくっ私はあなたがガヴの彼氏なんてまだ認めてません……!」
ガヴリール「ちょっと……勝手なこと言わないで……!」
ヴィーネ「惑わされないでガヴリール!この人が本当にいい人なのか……確かめさせて!!」
ガヴリール(めんどくせえなおい……)
サターニャ(まあ知ってるけど)
ヴィーネ「と、とにかくっ私はあなたがガヴの彼氏なんてまだ認めてません……!」
ガヴリール「ちょっと……勝手なこと言わないで……!」
ヴィーネ「惑わされないでガヴリール!この人が本当にいい人なのか……確かめさせて!!」
ガヴリール(めんどくせえなおい……)
79:2017/03/16(木) 23:20:49.531
サターニャ(それにしてもみんなでゲームセンターに来るなんて夢見たい!一度こういうところでみんなと遊んでみたかったし……)
サターニャ「そっか、みんな同じ学校のお友達なんだ。これもいい機会だし、みんなで遊ばない?」
ラフィエル「賛成です~♪楽しそうですし♪」
ガヴリール「えっえええ~……!?」
ヴィーネ「……わかったわ。あなたがガヴに相応しいか……この目で確かめる……!」
ガヴリール(うぅぅぅせっかくのデートが……いや、デートじゃないけど……でもデートみたいなものだったのにっ!)
サターニャ「そっか、みんな同じ学校のお友達なんだ。これもいい機会だし、みんなで遊ばない?」
ラフィエル「賛成です~♪楽しそうですし♪」
ガヴリール「えっえええ~……!?」
ヴィーネ「……わかったわ。あなたがガヴに相応しいか……この目で確かめる……!」
ガヴリール(うぅぅぅせっかくのデートが……いや、デートじゃないけど……でもデートみたいなものだったのにっ!)
80:2017/03/16(木) 23:22:08.787
サターニャ(その後みんなでホッケーやレースゲーム、いろいろなゲームを遊んだ。今度は瀧ではなくサタニキアとして、4人で遊びたいな……)
サターニャ「最後に4人でプリクラ撮ろっか」
ラフィエル「はーい♪」
ヴィーネ「はいっ!」
ガヴリール「わかりました」
ガヴリール(なんだよーヴィーネもラフィエルもデレデレしやがって……!まさかこいつらも瀧のことが……!?ゆ、許さないぞ!)
サターニャ「最後に4人でプリクラ撮ろっか」
ラフィエル「はーい♪」
ヴィーネ「はいっ!」
ガヴリール「わかりました」
ガヴリール(なんだよーヴィーネもラフィエルもデレデレしやがって……!まさかこいつらも瀧のことが……!?ゆ、許さないぞ!)
83:2017/03/16(木) 23:23:25.433
ガヴリール宅
ガヴリール「うぅ……なんど見てもこのプリクラ攻めすぎたよな……抱きついたりラブって書いたり……」
ガヴリール「でもこのくらいアピールしないと……」
ガヴリール「ラフィエルはスタイル抜群だし……ヴィーネは世話好きだし……」
ガヴリール「対して私はちんちくりんだ……早く行動しないと……二人に取られる……!」
ガヴリール「それだけはっ……それだけは認めないぞ!」
ガヴリール「うぅ……なんど見てもこのプリクラ攻めすぎたよな……抱きついたりラブって書いたり……」
ガヴリール「でもこのくらいアピールしないと……」
ガヴリール「ラフィエルはスタイル抜群だし……ヴィーネは世話好きだし……」
ガヴリール「対して私はちんちくりんだ……早く行動しないと……二人に取られる……!」
ガヴリール「それだけはっ……それだけは認めないぞ!」
87:2017/03/16(木) 23:25:02.308
翌週
サターニャ(最近はガヴリールとずっと遊んでるわね~普段のガヴリールからは想像できない姿を見れて大満足)
サターニャ(でも……なんだかこれを利用してガヴリールを弄ぶのは、正直悪い気がする……)
サターニャ(なんというか……本当に好きなんだなぁって……)
サターニャ(恋心をいたずらに利用するなんて……魔界から追放されるレベル……悪魔失格ね……)
ピロリンッ
サターニャ「……メールだ」
ガヴリール『明日、お話があります。―――にてお待ちしています。』
サターニャ「……正直に話そう」
サターニャ(最近はガヴリールとずっと遊んでるわね~普段のガヴリールからは想像できない姿を見れて大満足)
サターニャ(でも……なんだかこれを利用してガヴリールを弄ぶのは、正直悪い気がする……)
サターニャ(なんというか……本当に好きなんだなぁって……)
サターニャ(恋心をいたずらに利用するなんて……魔界から追放されるレベル……悪魔失格ね……)
ピロリンッ
サターニャ「……メールだ」
ガヴリール『明日、お話があります。―――にてお待ちしています。』
サターニャ「……正直に話そう」
93:2017/03/16(木) 23:27:40.614
翌日
ガヴリール「……」ソワソワ
ラフィエル(ワクワクっ)
ヴィーネ(ちょっとラフィ……こんなことしちゃいけないんじゃ)
ラフィエル(ガヴちゃんの人生初告白ですよ!?見逃せませんよ)ヒソヒソ
ヴィーネ(そ、それはそうだけど……でも、でもでも~……!)ドキドキ
ラフィエル(嫌ならお一人で帰ってもいいんですよ?)
ヴィーネ(……見る)
ガヴリール「……」ソワソワ
ラフィエル(ワクワクっ)
ヴィーネ(ちょっとラフィ……こんなことしちゃいけないんじゃ)
ラフィエル(ガヴちゃんの人生初告白ですよ!?見逃せませんよ)ヒソヒソ
ヴィーネ(そ、それはそうだけど……でも、でもでも~……!)ドキドキ
ラフィエル(嫌ならお一人で帰ってもいいんですよ?)
ヴィーネ(……見る)
96:2017/03/16(木) 23:30:18.659
サターニャ「おまたせ……」
ガヴリール「いえ、私もいま来たところです」
ラフィエル(30分前からいましたが♪)
サターニャ「そ、そう……。話があるそうなんだけど……その、僕……」
ガヴリール「はい……あなたに告白をしたくて」
サターニャ「あ、ええと」
ガヴリール「私とお付き合いしてもらえませんか。あなたのことが……大好きなんです」
ヴィーネ(きゃー!!!!)
サターニャ(覚悟を決めないと……ね)
ガヴリール「いえ、私もいま来たところです」
ラフィエル(30分前からいましたが♪)
サターニャ「そ、そう……。話があるそうなんだけど……その、僕……」
ガヴリール「はい……あなたに告白をしたくて」
サターニャ「あ、ええと」
ガヴリール「私とお付き合いしてもらえませんか。あなたのことが……大好きなんです」
ヴィーネ(きゃー!!!!)
サターニャ(覚悟を決めないと……ね)
101:2017/03/16(木) 23:33:52.435
サターニャ「……わかった。ただ君に隠していた秘密がある。それを受け入れてくれるのなら……」
ガヴリール「受け入れます!どんなことだろうと――――」
サターニャ「目をつむって」
ガヴリール「……?はい」
サターニャ(はぁ……殴られる覚悟はしておかないと……ね)ヌギヌギ
ラフィエル(……え?)
ヴィーネ(……は!?)
サターニャ「目を開けてもいいわよ」
ガヴリール(……わよ?)パチッ
サターニャ「僕は……いや、私は胡桃沢=サタニキア=マクドウェル……今まで隠していてごめんなさい」
ガヴリール「受け入れます!どんなことだろうと――――」
サターニャ「目をつむって」
ガヴリール「……?はい」
サターニャ(はぁ……殴られる覚悟はしておかないと……ね)ヌギヌギ
ラフィエル(……え?)
ヴィーネ(……は!?)
サターニャ「目を開けてもいいわよ」
ガヴリール(……わよ?)パチッ
サターニャ「僕は……いや、私は胡桃沢=サタニキア=マクドウェル……今まで隠していてごめんなさい」
107:2017/03/16(木) 23:35:50.645
ガヴリール「……?」
サターニャ「その、ここまでやるつもりはなかったの……でも引き下がれなくなって……!」
ガヴリール「え……ど、どういう……こと……?」ポロポロ
サターニャ「本当にごめんなさい……!ガヴリールの……その、心を弄んで……!!」
ガヴリール「う……うぅうぅぅぅぅっぅうう…………!!!!」ポロポロ
ヴィーネ「ちょっとサターニャ!!!!」
ラフィエル「サターニャさん!!!!」
サターニャ「げっ……あいつらも見てたの……!!」
サターニャ「その、ここまでやるつもりはなかったの……でも引き下がれなくなって……!」
ガヴリール「え……ど、どういう……こと……?」ポロポロ
サターニャ「本当にごめんなさい……!ガヴリールの……その、心を弄んで……!!」
ガヴリール「う……うぅうぅぅぅぅっぅうう…………!!!!」ポロポロ
ヴィーネ「ちょっとサターニャ!!!!」
ラフィエル「サターニャさん!!!!」
サターニャ「げっ……あいつらも見てたの……!!」
115:2017/03/16(木) 23:37:40.717
ヴィーネ「ちょっとどういうことなのこれ!?」
ラフィエル「そうですよ!!流石にこれはやりすぎだと思います!!」
サターニャ「わ、私もそう思ってるわよ……でも、その……ひけなくなって……」
ガヴリール「サターニャ……!このぉ……」ギロ
サターニャ「ひっ……ご、ごめんなさ――」
ガヴリール「バカ!ばかばかばかぁあああああ!!!!」ポカポカ
サターニャ「ご、ごめん……本当に……その、なんでもするから……」ナデナデ
ヴィーネ「これはサターニャが悪いわよ……(私も結構本気で惚れかけたんだから……)」
ラフィエル「そうですよ……(私まで恋に落ちそうだったんですから……)」
ラフィエル「そうですよ!!流石にこれはやりすぎだと思います!!」
サターニャ「わ、私もそう思ってるわよ……でも、その……ひけなくなって……」
ガヴリール「サターニャ……!このぉ……」ギロ
サターニャ「ひっ……ご、ごめんなさ――」
ガヴリール「バカ!ばかばかばかぁあああああ!!!!」ポカポカ
サターニャ「ご、ごめん……本当に……その、なんでもするから……」ナデナデ
ヴィーネ「これはサターニャが悪いわよ……(私も結構本気で惚れかけたんだから……)」
ラフィエル「そうですよ……(私まで恋に落ちそうだったんですから……)」
124:2017/03/16(木) 23:41:37.525
ガヴリール「う゛う゛う゛ぅぅぅぅ……!私のっ……初恋……」
サターニャ「が、ガヴリール……」
ガヴリール「あのときのお前はなんだったんだ……」
ガヴリール「私の純情を弄ぶだけの……ただの、ただの演技だったのか……?」
ガヴリール「悪戯目的の……いつもの仕返しのっ……!!」
サターニャ「……最初はそうだったわ。でも……ほんと最初だけ」
ガヴリール「……じゃあ最初以外は」
サターニャ「今まで私に見せてきたガヴリールと同じ」
ガヴリール「同じ……?」
サターニャ「が、ガヴリール……」
ガヴリール「あのときのお前はなんだったんだ……」
ガヴリール「私の純情を弄ぶだけの……ただの、ただの演技だったのか……?」
ガヴリール「悪戯目的の……いつもの仕返しのっ……!!」
サターニャ「……最初はそうだったわ。でも……ほんと最初だけ」
ガヴリール「……じゃあ最初以外は」
サターニャ「今まで私に見せてきたガヴリールと同じ」
ガヴリール「同じ……?」
128:2017/03/16(木) 23:49:04.647
サターニャ「最初は……変装してガヴリールの弱みを握ろうとしてた。普段見せない顔を見れて喜んでいた」
サターニャ「でも次第にガヴリールの好意を受けていく内に……私もガヴリールに好かれようと思って頑張って演じてた」
ガヴリール「サターニャ……嘘じゃないだろうな……」
サターニャ「でもやっぱり……演技はよくないと思った。いつまでも頑張って演じ続けるのも、頑張って演じ続けるガヴリールを見るのも……」
サターニャ「だから本当のことを全部話したわ。本当にいけないことをしたと思ってる。その責任は取るつもりよ」
ガヴリール「本当だろうな……」
サターニャ「悪魔に二言はないわ」
サターニャ「でも次第にガヴリールの好意を受けていく内に……私もガヴリールに好かれようと思って頑張って演じてた」
ガヴリール「サターニャ……嘘じゃないだろうな……」
サターニャ「でもやっぱり……演技はよくないと思った。いつまでも頑張って演じ続けるのも、頑張って演じ続けるガヴリールを見るのも……」
サターニャ「だから本当のことを全部話したわ。本当にいけないことをしたと思ってる。その責任は取るつもりよ」
ガヴリール「本当だろうな……」
サターニャ「悪魔に二言はないわ」
133:2017/03/16(木) 23:53:11.571
ヴィーネ「まっまさか」
ラフィエル「これは……///」
ガヴリール「責任取れ……」グスッ
サターニャ「うん……何をすれば……」
ガヴリール「私と付き合え……」
サターニャ「……え、それはどういう?」
ガヴリール「もう彼氏じゃなくて彼女でいいから……付き合え。私だって嘘はついてない。私が惚れた瀧がサターニャであることに変わりない。それを私は受け入れる」」
ガヴリール「だからこれからも一緒に遊べ、私に構え。それで許してやる……」ギューッ
サターニャ「そ、それって……」
ラフィエル「これは……///」
ガヴリール「責任取れ……」グスッ
サターニャ「うん……何をすれば……」
ガヴリール「私と付き合え……」
サターニャ「……え、それはどういう?」
ガヴリール「もう彼氏じゃなくて彼女でいいから……付き合え。私だって嘘はついてない。私が惚れた瀧がサターニャであることに変わりない。それを私は受け入れる」」
ガヴリール「だからこれからも一緒に遊べ、私に構え。それで許してやる……」ギューッ
サターニャ「そ、それって……」
135:2017/03/16(木) 23:55:02.415 ID:fe1Zsryp0.net
やりましたわ
136:2017/03/16(木) 23:55:55.906 ID:Ctrl336v0.net
尊い
140:2017/03/16(木) 23:56:24.483
ヴィーネ「ガヴ……!」
ラフィエル「あらあら……!」
サターニャ「ふふっ……やっぱりガヴリールはこうでないとね」ナデナデ
サターニャ「変装は疲れるし……私のままでいいのなら……お付き合いするわ」ギュッ
ガヴリール「……同感だ。やっぱり……私たちは私たちのままが一番だな」ギュッ
ヴィーネ「これは……なんだかんだで告白大成功?」
ラフィエル「当初の予定よりもずっとずーっといい結果になったと思います♪」
サターニャ(はぁ……)
サターニャ(男装したらガヴリールに告白された……♪)
END
ラフィエル「あらあら……!」
サターニャ「ふふっ……やっぱりガヴリールはこうでないとね」ナデナデ
サターニャ「変装は疲れるし……私のままでいいのなら……お付き合いするわ」ギュッ
ガヴリール「……同感だ。やっぱり……私たちは私たちのままが一番だな」ギュッ
ヴィーネ「これは……なんだかんだで告白大成功?」
ラフィエル「当初の予定よりもずっとずーっといい結果になったと思います♪」
サターニャ(はぁ……)
サターニャ(男装したらガヴリールに告白された……♪)
END
142:2017/03/16(木) 23:57:12.209 ID:fivN7U960.net
乙
141:2017/03/16(木) 23:56:53.143 ID:fe1Zsryp0.net
乙良かった
148:2017/03/16(木) 23:58:37.103
本当はガヴリールの心壊して廃人化BAD ENDにするつもりだったけどたまには普通にということで
150:2017/03/16(木) 23:59:22.222 ID:Ctrl336v0.net
>>148
恐ろしいこと考えやがって
恐ろしいこと考えやがって
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