1: 2015/04/16(木) 16:15:45.14 ID:i4SRRQpB0

都内某所 



黒井「健康の為に早朝のサイクリングを始めてみたが…」

黒井「なんという清々しい朝だ!心が洗われていくようだな!」




4: 2015/04/16(木) 16:19:11.22 ID:i4SRRQpB0

黒井「む?あれはなんだ?」

???「……」

黒井「モモンガだと!?なぜこんな所にいるのだ!」

https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1429014179


2: 2015/04/16(木) 16:16:22.60 ID:i4SRRQpB0

5: 2015/04/16(木) 16:22:13.02 ID:bFpyuZaAO
この黒ちゃんなら動物と会話くらいはやりそう

6: 2015/04/16(木) 16:22:22.34 ID:i4SRRQpB0

???「モモ次郎ー!ちょっと待ってよー!」

黒井「あれは!高木の所の三流はいさい娘ではないか!」

響「あ!お前は961プロの!」

黒井「ウィ。ここで何をしている?」


8: 2015/04/16(木) 16:27:20.74 ID:i4SRRQpB0

響「何って朝の散歩だぞ!それでモモ次郎が飛んで行っちゃったんだ!」

黒井「そ、そうか…」

響「そっちこそママチャリなんか乗って何をしているんだ?」

黒井「早朝サイクリングだ。この黒い滑らかなフレーム!最高であろう?」

響「う、うん…」


9: 2015/04/16(木) 16:28:30.17 ID:EUU/ffDAO
マウンテンバイクじゃないのか……

10: 2015/04/16(木) 16:31:19.49 ID:i4SRRQpB0

ハム蔵「ジュ!」

響「なになに?お腹が空いたって?」

ハム蔵「ジュイ!」

響「もう!しょうがないなー!それじゃあみんな帰るさー!」


12: 2015/04/16(木) 16:35:47.26 ID:i4SRRQpB0

響「それじゃあ自分達はもう行くぞ!」

黒井「うむ。道中気を付けるのだな」

響「うん!じゃあねー!」

黒井「アデュー」



黒井「ワニまでいるのか……」

黒井「さて、今日のプティ・デジュネはセレブに卵雑炊にでもするとしよう」




13: 2015/04/16(木) 16:41:18.15 ID:i4SRRQpB0

───


都内某所 ○Kストア



黒井「今日は何にするか…」

黒井「魚…鯵…なめろうにするとしよう!」

黒井「後は豚汁で完璧だな!はーはははっ!」

おばさん「……」

黒井「あ、どうも」




14: 2015/04/16(木) 16:44:16.33 ID:i4SRRQpB0

黒井「おや?我那覇響ではないか。奇遇だな」

響「あ!黒井社長!」

黒井「ウィ。買い物か?」

響「うん!」

黒井「ほう。自炊か?」

響「当然だぞ!料理は得意だからな!」

黒井「それは素晴らしいな!」




16: 2015/04/16(木) 16:50:42.84 ID:i4SRRQpB0

黒井「得意料理はなんなのだ?」

響「う~ん、大抵のものは作れるけど」

響「やっぱり沖縄料理が得意さー!」

黒井「沖縄料理か……」





17: 2015/04/16(木) 16:53:11.73 ID:i4SRRQpB0

響「ん?嫌いなのか?」

黒井「嫌いというかだな…」

響「?」

黒井「泡盛の調味料があるだろう。唐辛子の入った」

響「コーレーグースか?」

黒井「うむ!それだ!」


18: 2015/04/16(木) 16:55:34.56 ID:i4SRRQpB0

黒井「幼少の頃にソーキソバを食べたのだが」

黒井「その…横に置いてあるだろう?」

響「お店では絶対おいてあるぞ」

黒井「それで…酒とは知らずに大量に入れてしまったのだ」

響「あ~……」


19: 2015/04/16(木) 16:58:42.29 ID:i4SRRQpB0

黒井「それ以来沖縄料理はどちらかというと苦手なのだ」

響「う~ん、沖縄あるあるネタだなぁ」

響「でも他に美味しいものもいっぱいあるから勿体ないぞ!」

黒井「食べれないわけではないのだがな」


20: 2015/04/16(木) 17:02:30.10 ID:i4SRRQpB0

響「あっ!そうだ!今度自分が沖縄料理を作ってあげるさー!」

黒井「なに?」

響「大丈夫!自分完璧だからな!」

響「これを機会に沖縄料理の魅力を知ってもらうぞ!」

黒井「う、うむ。そこまで言うのであれば…」





21: 2015/04/16(木) 17:04:44.18 ID:i4SRRQpB0

響「うーん、いつがいいかなぁ」

黒井「む!良い事を思いついたぞ!」

響「?」

黒井「ちょっと失礼!」ポパピプペ

黒井「私だ。実は今週の日曜日なのだが……」



───
──



22: 2015/04/16(木) 17:10:30.00 ID:i4SRRQpB0

赤坂 ブーブーエス 



美希「今週の差し入れは貴音が行った”赤べこ”さんから牛鍋きゃんでぃなの!」

春香「うーん、独特の風味だね…」

千早「お、美味しいです!」


23: 2015/04/16(木) 17:11:53.66 ID:i4SRRQpB0

春香「えっと、次のコーナーは響チャレンジ!」

美希「響ーっ!」


24: 2015/04/16(木) 17:15:20.89 ID:i4SRRQpB0

響「はいさーい!自分今日は料理対決をするぞ!」



P「あれ?内容違くないか!?」

律子「どういう事ですかプロデューサー殿!?」

P「俺も何も聞いてないぞ!」


25: 2015/04/16(木) 17:17:09.82 ID:i4SRRQpB0

響「では対戦相手の登場だぞ!」



???「料理で俺に挑もうとは100年早いぜ!」




26: 2015/04/16(木) 17:20:29.09 ID:i4SRRQpB0

響「お前は!一十木音也!」

冬馬「天ヶ瀬冬馬だ!なんか色々惜しいけど間違えるな!」

響「次は審査員の登場だぞ!」

冬馬「スルーすんな!」


27: 2015/04/16(木) 17:24:20.78 ID:i4SRRQpB0

黒井「アイドル業界ナンバー1のナイスミドル貴公子 黒井崇男です」

響「もう一人は律子ー!」



律子「え?私?」

律子「なんですか貴方達!え?隣のスタジオ?聞いてませんよ!」

律子「ちょっとー!!」




28: 2015/04/16(木) 17:26:15.01 ID:i4SRRQpB0

響「じゃあ早速スタートするぞ!」

冬馬「おう!」



黒井「それでは響チャレンジ!スタート!!」

律子「なんで私まで…」


29: 2015/04/16(木) 17:32:08.51 ID:i4SRRQpB0

律子「え?レポーターまで!?」

律子「わかりましたよ…響は何を作るの?」

響「自分は得意の沖縄料理だぞ!」



律子「音也君は何を?」

冬馬「冬馬だ!俺は自慢のカレーを作るぜ!」

律子「なるほど…」



律子「それではいったんスタジオにお返しします!」


30: 2015/04/16(木) 17:34:18.43 ID:i4SRRQpB0

春香「あははっ、盛り上がってるね…」

千早「一体どっちが勝つのかしら」

美希「では次のコーナーは、やよいー!!」


──



31: 2015/04/16(木) 17:43:44.94 ID:i4SRRQpB0

律子「3.2.1 終了ー!!」

冬馬「素晴らしい出来だぜ!」

響「自分も完璧さー!」




32: 2015/04/16(木) 17:46:02.38 ID:i4SRRQpB0

黒井「それではいただくとしよう」

冬馬「まずは俺のキーマカレーからだ!」



黒井「これは!」

律子「お、おいしい!」

ハム蔵「ジュイ!」



冬馬「当然だぜ!」

響「ぐぬぬ…」


33: 2015/04/16(木) 17:49:31.16 ID:i4SRRQpB0

響「それじゃあ次は自分の番さー!」

響「特製ゴーヤチャンプルーだぞ!」



律子「うん!これも美味しい!」

ハム蔵「ジュ!」

黒井「……」

黒井(これが沖縄料理か…美味いっ!)



響「む~気になるぞ~」

冬馬「勝ちは貰ったぜ!」


34: 2015/04/16(木) 17:51:38.65 ID:i4SRRQpB0

律子「それでは結果発表です!」

律子「各自どちらかに一票入れてください」

律子「ではどうぞ!」




響 2 : 冬馬 1




35: 2015/04/16(木) 17:53:20.81 ID:i4SRRQpB0

律子「結果は響の勝利です!」

響「やったぞー!」

冬馬「負けたぜ…」

律子「では理由を聞いてみましょう!」




36: 2015/04/16(木) 17:58:08.89 ID:i4SRRQpB0

律子「私は響ね!カレーは昨日食べたのよ」

冬馬「そんな理由かよ!」

響「律子~…」



ハム蔵「ジュ!ジュイ!」

黒井「ハム蔵君は冬馬に一票だ。カレーにおいては響ちゃんより数段上だったそうだ」

冬馬「わかってるじゃねーか!」

響「ハム蔵!ひどいさー!」


37: 2015/04/16(木) 18:02:47.10 ID:i4SRRQpB0

黒井「そして私は響ちゃんだな!」

黒井「正直沖縄料理は苦手だったが…考えを改めたよ」

響「黒井社長はただ泡盛に酔っただけだろ…」

黒井「ま、まぁその通りだが」

響「他にもいっぱいあるから今度また教えるぞ!」

黒井「ウィ。頼むよ」


38: 2015/04/16(木) 18:04:07.02 ID:i4SRRQpB0

律子「今週の響チャレンジは成功!」

響「やったさー!!」

律子「それではスタジオにお返しします!」



───
──



39: 2015/04/16(木) 18:13:09.01 ID:i4SRRQpB0

765プロ



P「おはようございます!いやぁ、先日は大変でしたよ~!」



???「これはこれは、仕事が出来なさそうな男ランキングでナンバー1の三流プロデューサー君ではないか!」






40: 2015/04/16(木) 18:16:13.96 ID:i4SRRQpB0

P「そんなランキングありませんよ!ってこの声は!」

黒井「ウィ」

P「今日も観光ですか?」

黒井「いや、単純にサーターアンダギーを作ってみたのだが作りすぎてしまってな」

P「は、はぁ」


41: 2015/04/16(木) 18:18:32.31 ID:i4SRRQpB0

黒井「勘違いするんではないぞ!捨てるのが勿体ないだけだ!」

小鳥「おほほっ、先に頂いてます」

P「音無さん!?」

小鳥「美味しいですよコレ!」

黒井「当然であろう!はーはははっ!」




42: 2015/04/16(木) 18:21:02.94 ID:i4SRRQpB0

黒井「それでは私は失礼するよ!」

黒井「ああ、これを響ちゃんに私と渡しといてくれたまえ」

P「ん?レシピですか?」

黒井「あと高木にはサーターアンダギーを渡すんではないぞ!」

黒井「アデュー!!」



おわり


44: 2015/04/16(木) 18:25:50.05 ID:i4SRRQpB0

ありがとうございました

46: 2015/04/16(木) 18:42:15.22 ID:Ti5WzOF/O
残ったアイドルは春香と律子か…
感慨深いなー

48: 2015/04/16(木) 19:48:03.14 ID:URivTNIAO

もはや妨害工作の事も考えなくなった黒ちゃん

引用元: 黒井「ウィ」響「はいさーい!」