1:2019/12/08(日) 23:11:05.404
桃「あ、今日のゴミ拾い終わったんですかリリスさん」

リリス「ああ、もう始めて2週間、落ちてるルートや時間帯を掴めてきたぞ」

桃「等身大の依代に魂を移したリリスさんはシャミ子を救うためにお山の神様にその身を捧げたせいで毎日9キロのゴミ拾いをしなくちゃいけないんでしたよね」

リリス「アニメ組にもわかりやすい説明感謝するぞ魔法少女よ、それでシャミ子は今は杏里から誘われたバイトに行って外出中だ」

桃「そうですか、休日なのに偉いなあシャミ子」


シャミ子「いらっしゃいませー!おいしいおいしいベーコンはいかがですかー!」

杏里「おー、シャミ子その調子だぞー!」



3:2019/12/08(日) 23:13:09.892
リリス「しかしこう2人きりというのも久々だな、一緒に風呂に行ったとき以来か」

桃「3巻ですね、あの日は停電とかいろいろトラブルもありましたけどね」

リリス「あれなー…急に暗くなって怖すぎてちびりそうだった…」

桃「リリスさん、闇の支配者とか自称してるくせに完全な闇は苦手ってどうなんですか一族の長みたいな立場なのに」

リリス「言うな、エビの見た目は嫌いなのにエビは食べるの好きみたいな奴だっておるだろう?」

桃「どんな理論ですかそれ」


杏里母「それでねー、こう焼くとベーコンがさらにカリッカリになるのよ」

シャミ子「ま、魔法ですか…!」
4:2019/12/08(日) 23:15:20.473
リリス「暇だしなんかゲームでもするか、シャミ子のコレクションでも漁ろう」

桃「リリスさんひょっとして1人で寂しかったんじゃ」

リリス「断じてそんなことはないぞ!」

桃「あ、スト2がありますね」

リリス「よし、手始めにこれで遊ぶとするか!」


シャミ子「あ、リコさん!ベーコンいかがですか?」

リコ「シャミ子はん、マスター見んかった?ちょっとあるもの作りたくて少しだけマスターの血が欲しいんやけど」
5:2019/12/08(日) 23:15:54.537 ID:JqihjbLs0.net
意外と相性良さそうな二人
6:2019/12/08(日) 23:17:40.052
桃「私はディージェイ使いますね」

リリス「…お前迷わず行ったな、女性のかわいいキャラもおるだろうに」

桃「何を言ってるんですか、このディージェイの無駄のない筋肉、鋼鉄のような二の腕、攻めて攻め続けるスタイル、これこそ格闘家として理想のフォルムですよ」

リリス「そういえばお前そういう奴だったな…じゃあ余はバルログで」

桃「リリスさんも男キャラ選んでるじゃないですか」

リリス「こいつの見た目をよく見ろ!仮面に鉤爪って、いかにも魔属性っぽい感じではないか!」

桃(ブランカとかの方がよっぽど魔族っぽい見た目のような気がするけど)

リリス「5ラウンド勝負だ!さあ余の華麗なるプレイをとくと見よ!」


シャミ子「あ、店長!さっきリコさんが探してましたよ」

白澤「しゃ、シャミ子くん!もし次にリコくんと会ったら旅に出たと言っておいてくれ!!」
7:2019/12/08(日) 23:20:03.102
ディージェイ『ニョーーーン…』
バルログ『ヨーレイヒー!』

リリス「どーだ魔法少女よ!ご先像時代に夢空間で鍛え抜いた余の強さは!」

リリス「くっ、まさか全敗だなんて…やっぱりやり込んでるニート相手にはキツかった…」

リリス「その評価酷くない!?」

桃「なら今度はこっちで勝負しましょう、これこそ私の実力が発揮されるゲームです!」

リリス「スーパーマリオカートか、良いぞ」

桃「私はノコノコを使います」

リリス「…躊躇無くスピードとコーナリング両立した奴選んだな…」


シャミ子「今日はありがとうございました!」

杏里「シャミ子ありがとねー、これお土産のベーコン」
8:2019/12/08(日) 23:22:24.757
ノコノコWIN!

桃「よっしゃあ!」

リリス「お前目がマジすぎて怖かったぞ…」

桃「しかしシャミ子遅いですね、夕飯までに帰ってくるのかな…」

リリス「お前相変わらずシャミ子に飯作らせているのか?」

桃「だ、だってシャミ子のご飯美味しいですし、それに私の料理は兵器ですし…」

リリス「お前はお前で女子力というものを磨いた方が良いと思うぞ、余のようにな!」

桃「は?」

リリス「へ?」


シャミ子「あ!ミカンさん!」

ミカン「あら、シャミ子」
9:2019/12/08(日) 23:25:06.026 ID:JqihjbLs0.net
シャミ子はこんなに働き者だというのに
10:2019/12/08(日) 23:25:25.194
リリス「それはそうとずっと気になっていたことがあるのだが…お前、シャミ子のどこが好きなのだ」

桃「ば!?な、何言ってるんですか!」

リリス「あんだけ過保護に執着してたら誰でもわかるぞ」

桃「それは…その…」

リリス「はは~ん、わかったぞズバリ…」

桃「な、何を…」

リリス「シャミ子の胸にいやらしさを感じてるのだな!」

桃「」


ミカン「だ、大丈夫シャミ子!?」

シャミ子「いたた、転けちゃいました…」

ミカン「待ってて、おんぶしてあげるから」
11:2019/12/08(日) 23:25:50.325 ID:xbpAqSOm0.net
桃とご先祖は完全にニート体質だな
13:2019/12/08(日) 23:27:36.105
リリス「いやわかる、わかるぞ魔法少女よ!」

リリス「持たざる者が持て余してる者に劣情なりを感じてしまう、余にも経験があるぞ」

リリス「しかしシャミ子はいつも無意識にたわわな胸を揺らして、尻尾をフリフリしながらお前を誘っているもんな」

リリス「あれは男女関係なく惚れかねんとんでもない兵器だ!特に思考が童O臭いお前には刺激が強すg」

缶チューハイ ドンッ!

桃「リリスさん、話も長引きそうですしとりあえず一杯」

リリス「お、おう…」


シャミ子「ミカンさんの背中…あったかい…」

ミカン(シャミ子の胸が当たってる…お尻柔らかい…)ドキドキ

ミカン(いやだわ…いろいろとこう考えちゃうと…)ムラムラ
15:2019/12/08(日) 23:30:08.802
リリス「ういー、ひっく!」

桃「依代でも酔うんだ…」

リリス「うー、これで勝ったとおもうなよ~」

桃「しかしシャミ子も、吉田家の皆さんも遅いですね」

リリス「んあ~?清子は同窓会で今日は夜遅くになって、良子は友達の家にお泊まりだって言ってたぞ~」

桃「それを早く言ってくださいよ…」

リリス「おいまほーしょーじょー、次の酒をくれ~い」

桃「…酔わせたのは失敗だったな」


ミカン「ねえ、シャミ子…あそこで少しだけ休んでいかない?」

シャミ子「はわ~お城みたいな建物ですね」

ミカン「うふふ、ちょっとだけ休めるホテルなのよ…」
16:2019/12/08(日) 23:34:05.757
桃「ところでリリスさんこそシャミ子のことどう思っているんですか」

リリス「あいつは…あいつは余のかわいい子孫だ…だからあいつのやりたいことを存分にさせてやりたい」

リリス「あいつは元々ドジだし抜けているところもある…けど変にガマンして他人のために行動してしまうからな…もっと自分の体に気を使って欲しい…」

リリス「余のせいで魔族の運命に巻き込んでしまったからこそ…」

桃「リリスさん…」


シャミ子「ミ、ミカンさん!なんで私をベッドに押し倒して…」

ミカン「…シャミ子が悪いんだからね…かわいいとは思ってたけど、こう近くで感じちゃうと…」ハアハア

シャミ子「ミカンさん怖い!目が超怖い!」
19:2019/12/08(日) 23:36:47.620
リリス「もんも~、シャミ子を頼むぞ~」

桃「ちょ、からみ酒ですか」

リリス「あいつはお前のこと気に入っているのだからなあ~」

桃「そんな…」ニマニマ

リリス「この前も『桃のお腹を触りたい』って寝言で言っていたぞお~」

桃「…そんなに気になるんだ」


ミカン「ウガルンは私とシャミ子の愛の結晶のようなものだし…私、次は男の子が欲しいな…」ヌギヌギ

シャミ子「ミカンさん!服脱がないで!正気に戻って!」

ミカン「ほらシャミ子の服もみかんの皮みたいに脱がしてあげる…」

シャミ子「全然うまいこと言ってないですよ!
23:2019/12/08(日) 23:40:21.638
桃「ほら、リリスさんしっかり…」

リリス「う~シャミ子~シャミ子や~」

桃「私は桃ですよ」

リリス「う~いつもみたいにその胸で抱いて慰めてくれ~」

桃「!?そんなうらやま、酔っ払ってしてるんですか!?」


ミカン「ん…ぷはぁ…キスだけで下の方もこんなにしちゃって…いけない子…」

シャミ子「ミカン…さん…やめ…て…」

ミカン「………本当は?」

シャミ子「………優しくしてください…」

ミカン「了解!」ガバ!
27:2019/12/08(日) 23:46:43.477
………
……

ミカン「たっだいまー!」ツヤツヤ

桃「あ、ミカン、それにシャミ子もお帰り」

シャミ子「た、ただいまです…」ホケ-

桃「シャミ子なんか上の空な表情だけど大丈夫?」

ミカン「急に熱が出ちゃったんですって、だから今日のご飯は私が作るわ、このベーコン使わせてもらうわね」ツヤツヤ

リリス「シャミ子~その胸枕で癒してくれ~」

シャミ子「ご、ご先祖…私今日疲れたんで少し休ませてください…」

桃(シャミ子バイトで疲れてるのか…眷属として何かできることは…)
28:2019/12/08(日) 23:48:54.839
桃「シャミ子」

シャミ子「な、なんですか桃…」

桃「疲れてるならマッサージしてあげようか?こう見えて私マッサージとか得意なんだよ」ワキワキ

シャミ子「……第6ラウンド目ですか……?今のところどれもKO負けなんですが……」

桃(なんでスト2の結果知ってるんだろう…)


がんばれ桃さん!
まずは女子力を磨いて、好きな子のちょっとした変化に気付ける眷属になるんだ!
29:2019/12/08(日) 23:51:45.623 ID:+GTNgmXv0.net
ミカンさんが攻めるSSは初めて見た気がする
気のせいかもしれないけど
31:2019/12/08(日) 23:55:04.891 ID:JqihjbLs0.net
気づいたら気づいたでえらいことに…ごせんぞ慰めてあげて