1:2017/05/01(月) 20:57:38.852 ID:GrKB0Pmu0.net
ガヴの部屋
ガヴ「ぐがーぐがー…ががががが。ぐがーぐがー」zzz
??「…きなさい」ユサユサ
ガヴ「zzz」
??「起きなさいよ!」ユサユサ
ガヴ「ん?あ…って、まだ11時だぞ。休日くらい寝かせろって」
??「そんな場合じゃないわよ!早くしないと頃し屋が来ちゃう」
ガヴ「頃し屋???……ってお前誰だ!?勝手に人の家に上がり込んで!!」
??「私?我が名は胡桃沢・サタニエル・ホワイト。魔界と天界を統べる者!」
ガヴ「??ええ……?」
サタニエル「両親の名は胡桃沢・サタニキア・マクドウェルと胡桃沢・ガヴリール・ホワイト!つまり!!」
サタニエル「私はあなたの子よ。お母さま」
ガヴ「え………!えーーーーーーーー!!!!!!!!!」
ガヴ「ぐがーぐがー…ががががが。ぐがーぐがー」zzz
??「…きなさい」ユサユサ
ガヴ「zzz」
??「起きなさいよ!」ユサユサ
ガヴ「ん?あ…って、まだ11時だぞ。休日くらい寝かせろって」
??「そんな場合じゃないわよ!早くしないと頃し屋が来ちゃう」
ガヴ「頃し屋???……ってお前誰だ!?勝手に人の家に上がり込んで!!」
??「私?我が名は胡桃沢・サタニエル・ホワイト。魔界と天界を統べる者!」
ガヴ「??ええ……?」
サタニエル「両親の名は胡桃沢・サタニキア・マクドウェルと胡桃沢・ガヴリール・ホワイト!つまり!!」
サタニエル「私はあなたの子よ。お母さま」
ガヴ「え………!えーーーーーーーー!!!!!!!!!」
13:2017/05/01(月) 21:17:47.452 ID:GrKB0Pmu0.net
サターニャの部屋
サターニャ「ガヴリール譲りのこの悪い目つき、私譲りの赤い髪の毛、そして頭に天使の輪と悪魔の角……確かに私とガヴリールの子だわ!!」
ガヴ「私も初めは信じられなかったけど、この顔を見た時には信じるしかなかったよ。しかも私とサターニャの間に子供なんて……」
サターニャ「一番の問題はそこよね……」
サタニエル「お母さまとママの愛に神様と大魔王様が答えてくれたのよ!」
ガヴ「神様も残酷なことをしてくれたよな」
サターニャ「ああ、大魔王様。私が何かしましたでしょうか」
サタニエル「ひどい!」泣
ガヴ「それより何でサタニエルは未来から来たんだ。頃し屋がどうこう言っていたけど」
サターニャ「え!頃し屋?何それ面白そう」
サタニエル「あ!忘れてたあぁぁぁぁ!!未来では原因不明の病が流行っていて、その原因のお母さまを頃すために未来から頃し屋がやってくるのよ!」
ガヴ「原因不明の病の原因が私って……馬鹿なとこはサターニャに似たんだな!」笑
サターニャ「失礼ね!忘れっぽいのはガヴリールに似たんじゃない!!?」
ガヴ「私がいつ忘れぽかったっていうんだよ!」
サターニャ「いつも宿題忘れてるでしょ!」
ガヴ「あれはワザとやってないだけだ!!」
サターニャ「あんたはいつもそうやってA級悪魔行為を軽々と!」
サタニエル「夫婦喧嘩はやめて!」
サターニャ「ガヴリール譲りのこの悪い目つき、私譲りの赤い髪の毛、そして頭に天使の輪と悪魔の角……確かに私とガヴリールの子だわ!!」
ガヴ「私も初めは信じられなかったけど、この顔を見た時には信じるしかなかったよ。しかも私とサターニャの間に子供なんて……」
サターニャ「一番の問題はそこよね……」
サタニエル「お母さまとママの愛に神様と大魔王様が答えてくれたのよ!」
ガヴ「神様も残酷なことをしてくれたよな」
サターニャ「ああ、大魔王様。私が何かしましたでしょうか」
サタニエル「ひどい!」泣
ガヴ「それより何でサタニエルは未来から来たんだ。頃し屋がどうこう言っていたけど」
サターニャ「え!頃し屋?何それ面白そう」
サタニエル「あ!忘れてたあぁぁぁぁ!!未来では原因不明の病が流行っていて、その原因のお母さまを頃すために未来から頃し屋がやってくるのよ!」
ガヴ「原因不明の病の原因が私って……馬鹿なとこはサターニャに似たんだな!」笑
サターニャ「失礼ね!忘れっぽいのはガヴリールに似たんじゃない!!?」
ガヴ「私がいつ忘れぽかったっていうんだよ!」
サターニャ「いつも宿題忘れてるでしょ!」
ガヴ「あれはワザとやってないだけだ!!」
サターニャ「あんたはいつもそうやってA級悪魔行為を軽々と!」
サタニエル「夫婦喧嘩はやめて!」
14:2017/05/01(月) 21:18:09.071 ID:GrKB0Pmu0.net
ガヴ「誰が夫婦だ!!んん………それはそうとどうして私が原因の病が流行ったからって未来から私を頃しに来るんだ?」
サタニエル「頃し屋は『最初に病気になったガヴリールを発病前に殺せば病気自体なくなってしまう』と考えているのよ」
ガヴ「迷惑な話だな、特効薬はないわけ?」
サタニエル「残念ながら…天使たちも死力を尽くして作ろうとしているらしいんだけど……」
ガヴ「『死力を尽くして』か……サタニエルは難しい言葉を使うな!私に似て賢くなるんだぞ!」
サターニャ「失礼ね!私も死力くらい知ってるわよ!サタニエル、私に似て賢くなるのよ!」
サタニエル「だから夫婦喧嘩はやめて!!そんなことより頃し屋から逃げないと!!」
ガヴ「大丈夫だよ。ゼルエル姉さんに『頃し屋が来るから助けて』ってメールしたから。神の腕にかかれば頃し屋なんてイチコロだ」
サターニャ「あんたもたまには頭いいわね。ほめてあげる」
ガヴ「まーな。あ、メールが帰ってきた。えーと何々?『ふざけたこと言ってる暇があったら人間界でもっと修業を積め』」
サターニャ「まあ………、信じてもらえないわよね……」
ガヴ「こうなったら電話で直接話してやる!」
ガヴ『あ、もしもし姉さん。本当なんだって!未来から私とサターニャの子供が来て、頃し屋が……。』ツーツーツー
ガヴ「切られた」
サタニエル「こうなったらとにかく逃げるしかないわね。頃し屋が実際に現れればゼルエル伯母さんも来てくれるわ。それまで逃げるのよ!」
ガヴ「まあ、そうだな。早くどこか安全な場所に逃げるとするか。それにしても姉さんも薄情だよな。実の妹が頃し屋に狙われているっていうのに疑うなんて、酷いよ」
サターニャ「そうよ!わたしだったら弟が大変な時に見捨てるなんてできないわ!」
ガヴ「お前もたまにはいい奴なんだな」
サターニャ「まあね」フン
サタニエル「頃し屋は『最初に病気になったガヴリールを発病前に殺せば病気自体なくなってしまう』と考えているのよ」
ガヴ「迷惑な話だな、特効薬はないわけ?」
サタニエル「残念ながら…天使たちも死力を尽くして作ろうとしているらしいんだけど……」
ガヴ「『死力を尽くして』か……サタニエルは難しい言葉を使うな!私に似て賢くなるんだぞ!」
サターニャ「失礼ね!私も死力くらい知ってるわよ!サタニエル、私に似て賢くなるのよ!」
サタニエル「だから夫婦喧嘩はやめて!!そんなことより頃し屋から逃げないと!!」
ガヴ「大丈夫だよ。ゼルエル姉さんに『頃し屋が来るから助けて』ってメールしたから。神の腕にかかれば頃し屋なんてイチコロだ」
サターニャ「あんたもたまには頭いいわね。ほめてあげる」
ガヴ「まーな。あ、メールが帰ってきた。えーと何々?『ふざけたこと言ってる暇があったら人間界でもっと修業を積め』」
サターニャ「まあ………、信じてもらえないわよね……」
ガヴ「こうなったら電話で直接話してやる!」
ガヴ『あ、もしもし姉さん。本当なんだって!未来から私とサターニャの子供が来て、頃し屋が……。』ツーツーツー
ガヴ「切られた」
サタニエル「こうなったらとにかく逃げるしかないわね。頃し屋が実際に現れればゼルエル伯母さんも来てくれるわ。それまで逃げるのよ!」
ガヴ「まあ、そうだな。早くどこか安全な場所に逃げるとするか。それにしても姉さんも薄情だよな。実の妹が頃し屋に狙われているっていうのに疑うなんて、酷いよ」
サターニャ「そうよ!わたしだったら弟が大変な時に見捨てるなんてできないわ!」
ガヴ「お前もたまにはいい奴なんだな」
サターニャ「まあね」フン
15:2017/05/01(月) 21:20:28.047 ID:GrKB0Pmu0.net
ガヴ「誰が夫婦だ!!んん………それはそうとどうして私が原因の病が流行ったからって未来から私を頃しに来るんだ?」
サタニエル「頃し屋は『最初に病気になったガヴリールを発病前に殺せば病気自体なくなってしまう』と考えているのよ」
ガヴ「迷惑な話だな、特効薬はないわけ?」
サタニエル「残念ながら…天使たちも死力を尽くして作ろうとしているらしいんだけど……」
ガヴ「『死力を尽くして』か……サタニエルは難しい言葉を使うな!私に似て賢くなるんだぞ!」
サターニャ「失礼ね!私も死力くらい知ってるわよ!サタニエル、私に似て賢くなるのよ!」
サタニエル「だから夫婦喧嘩はやめて!!そんなことより頃し屋から逃げないと!!」
ガヴ「大丈夫だよ。ゼルエル姉さんに『頃し屋が来るから助けて』ってメールしたから。神の腕にかかれば頃し屋なんてイチコロだ」
サターニャ「あんたもたまには頭いいわね。ほめてあげる」
ガヴ「まーな。あ、メールが帰ってきた。えーと何々?『ふざけたこと言ってる暇があったら人間界でもっと修業を積め』」
サターニャ「まあ………、信じてもらえないわよね……」
ガヴ「こうなったら電話で直接話してやる!」
ガヴ『あ、もしもし姉さん。本当なんだって!未来から私とサターニャの子供が来て、頃し屋が……。』ツーツーツー
ガヴ「切られた」
サタニエル「こうなったらとにかく逃げるしかないわね。頃し屋が実際に現れればゼルエル伯母さんも来てくれるわ。それまで逃げるのよ!」
ガヴ「まあ、そうだな。早くどこか安全な場所に逃げるとするか。それにしても姉さんも薄情だよな。実の妹が頃し屋に狙われているっていうのに疑うなんて、酷いよ」
サターニャ「そうよ!わたしだったら弟が大変な時に見捨てるなんてできないわ!」
ガヴ「お前もたまにはいい奴なんだな」
サターニャ「まあね」フン
サタニエル「頃し屋は『最初に病気になったガヴリールを発病前に殺せば病気自体なくなってしまう』と考えているのよ」
ガヴ「迷惑な話だな、特効薬はないわけ?」
サタニエル「残念ながら…天使たちも死力を尽くして作ろうとしているらしいんだけど……」
ガヴ「『死力を尽くして』か……サタニエルは難しい言葉を使うな!私に似て賢くなるんだぞ!」
サターニャ「失礼ね!私も死力くらい知ってるわよ!サタニエル、私に似て賢くなるのよ!」
サタニエル「だから夫婦喧嘩はやめて!!そんなことより頃し屋から逃げないと!!」
ガヴ「大丈夫だよ。ゼルエル姉さんに『頃し屋が来るから助けて』ってメールしたから。神の腕にかかれば頃し屋なんてイチコロだ」
サターニャ「あんたもたまには頭いいわね。ほめてあげる」
ガヴ「まーな。あ、メールが帰ってきた。えーと何々?『ふざけたこと言ってる暇があったら人間界でもっと修業を積め』」
サターニャ「まあ………、信じてもらえないわよね……」
ガヴ「こうなったら電話で直接話してやる!」
ガヴ『あ、もしもし姉さん。本当なんだって!未来から私とサターニャの子供が来て、頃し屋が……。』ツーツーツー
ガヴ「切られた」
サタニエル「こうなったらとにかく逃げるしかないわね。頃し屋が実際に現れればゼルエル伯母さんも来てくれるわ。それまで逃げるのよ!」
ガヴ「まあ、そうだな。早くどこか安全な場所に逃げるとするか。それにしても姉さんも薄情だよな。実の妹が頃し屋に狙われているっていうのに疑うなんて、酷いよ」
サターニャ「そうよ!わたしだったら弟が大変な時に見捨てるなんてできないわ!」
ガヴ「お前もたまにはいい奴なんだな」
サターニャ「まあね」フン
22:2017/05/01(月) 21:33:12.243 ID:GrKB0Pmu0.net
サターニャ「それにしてもどこに逃げようかしら。ヴィネットやラフィエルにかくまってもらうってことも、うぎゃ!眩しい…こんな時に光らないでよ。ガヴリール」
ガヴ「私はこんなに光れないから。何だこの光は!?」
頃し屋「てりゃあ!」
ガヴ「うわぁ!」
サタニエル「とうとう来たわね、頃し屋!二人はこのサングラスを!」
サターニャ「ああ、まともに見えるわ。ってこのマフラー、そして悪い目つきは……」
頃し屋「そう!私の名前はタプリエル。ガヴリールとタプリスの子です!」
サターニャ「それにしてもどうしてこんなに光ってるのよ!うっとおしいから抑えなさい!!」
タプリエル「それが出来れば苦労はしません!それにこのうっとおしい光を抑えるために過去へ来たんです!!」
ガヴ「え?それってどういう……」
サタニエル「あ、言い忘れていたけど奇病っていうのは天使の輪が蛍光灯になってしまうのよ」
ガヴ「そんなグラサンかければいいような病気で私は殺されなきゃいけないのか!!そんなの嫌だ!私にはやり残したネトゲイベントが山ほどあるんだぞ!」
タプリエル「てりゃー!!って天使ってどうやって殺せばいいのでしょうか!?」
サタニエル「隙有り!今のうちに三人で押さえつけるわよ!かかれー!」
タプリエル「うああ!!」
ガヴ「私はこんなに光れないから。何だこの光は!?」
頃し屋「てりゃあ!」
ガヴ「うわぁ!」
サタニエル「とうとう来たわね、頃し屋!二人はこのサングラスを!」
サターニャ「ああ、まともに見えるわ。ってこのマフラー、そして悪い目つきは……」
頃し屋「そう!私の名前はタプリエル。ガヴリールとタプリスの子です!」
サターニャ「それにしてもどうしてこんなに光ってるのよ!うっとおしいから抑えなさい!!」
タプリエル「それが出来れば苦労はしません!それにこのうっとおしい光を抑えるために過去へ来たんです!!」
ガヴ「え?それってどういう……」
サタニエル「あ、言い忘れていたけど奇病っていうのは天使の輪が蛍光灯になってしまうのよ」
ガヴ「そんなグラサンかければいいような病気で私は殺されなきゃいけないのか!!そんなの嫌だ!私にはやり残したネトゲイベントが山ほどあるんだぞ!」
タプリエル「てりゃー!!って天使ってどうやって殺せばいいのでしょうか!?」
サタニエル「隙有り!今のうちに三人で押さえつけるわよ!かかれー!」
タプリエル「うああ!!」
25:2017/05/01(月) 21:48:13.710 ID:GrKB0Pmu0.net
タプリエル「ふん、私を捕まえても頃し屋はまだまだいるのです。私が氏んでも第二第三の私が現れるでしょう」
ガヴ「そんな、殺さないって。それにしても驚いたな。私がサターニャ以外との間に子供がいるなんて……」
サターニャ「あんたも意外とやるじゃない」ニヤニヤ
タプリエル「あ、いえ、別にガヴリールさんとお母さんが愛し合って私が出来たとかではありません」
ガヴ「え?」
タプリエル「はい、神様と大魔王がサタニキアさんとガヴリールさんにだけ子供を与えたのでは他が寂しいだろうということで私とお姉ちゃんをつくりました。」
サターニャ「お姉ちゃん?」
??「あ、いた。もうあんたはいつも一人で突っ走って」
タプリエル「ごめんなさい、お姉ちゃん。」
サターニャ「その髪型、そして悪い目つきは…」
??「そう、私の名前はヴィニエル、ガヴリールさんとお母さん、ヴィネットとの子よ」
サターニャ「やっぱり!」
ガヴ「今度はヴィーネとの子かよ!もう何なんだよ!訳分かんねーよ!いい加減にしろよ神様この野郎!!」
サタニエル「お母さま、落ち着いて!!」
ガヴ「こんな時に落ち着いていられるかよ!!自分の子供が三人も現れたんだぞ!それも親が別々の!!しかも女同士の!!!!」ピュン
サターニャ、サタニエル「え?」
サターニャ「何?今のレーザー??」
ガヴ「……」
サターニャ「はっ!ガ、ガヴリール!」
サタニエル「お母さま!!」
サターニャ「ガヴリールが……ガヴリールが死んだあぁ!」
ガヴ「そんな、殺さないって。それにしても驚いたな。私がサターニャ以外との間に子供がいるなんて……」
サターニャ「あんたも意外とやるじゃない」ニヤニヤ
タプリエル「あ、いえ、別にガヴリールさんとお母さんが愛し合って私が出来たとかではありません」
ガヴ「え?」
タプリエル「はい、神様と大魔王がサタニキアさんとガヴリールさんにだけ子供を与えたのでは他が寂しいだろうということで私とお姉ちゃんをつくりました。」
サターニャ「お姉ちゃん?」
??「あ、いた。もうあんたはいつも一人で突っ走って」
タプリエル「ごめんなさい、お姉ちゃん。」
サターニャ「その髪型、そして悪い目つきは…」
??「そう、私の名前はヴィニエル、ガヴリールさんとお母さん、ヴィネットとの子よ」
サターニャ「やっぱり!」
ガヴ「今度はヴィーネとの子かよ!もう何なんだよ!訳分かんねーよ!いい加減にしろよ神様この野郎!!」
サタニエル「お母さま、落ち着いて!!」
ガヴ「こんな時に落ち着いていられるかよ!!自分の子供が三人も現れたんだぞ!それも親が別々の!!しかも女同士の!!!!」ピュン
サターニャ、サタニエル「え?」
サターニャ「何?今のレーザー??」
ガヴ「……」
サターニャ「はっ!ガ、ガヴリール!」
サタニエル「お母さま!!」
サターニャ「ガヴリールが……ガヴリールが死んだあぁ!」
26:2017/05/01(月) 21:50:33.445 ID:GrKB0Pmu0.net
ガヴ「い、生きてるぞ」
サターニャ「ガヴリールが生き返ったわ!!」
サタニエル「今の攻撃は……まさか………」
??「外しましたか、頃し損ねちゃいましたね」
サターニャ「その銀髪、そして悪い目つきは……」
??「残念でしたね。私はガヴリール叔母さんの子供ではないですよ。私の名前はラフィルエル。親はラフィエルとゼルエルです」
ガヴリール「そんな……姉さんとラフィエルとがなんて嘘だ!」
ラフィニエル「本当ですよ。夜なんてもう、寝室の窓なんて開けられないくらい激しくて……」
ガヴリール「聞きたくない!聞きたい!!姉と友人の夜の行為のことなんて聞きたくないよ!」
ラフィルエル「まあ、嘘なんですけどね。それはそうと氏んでください」ピュン
タプニエル「うああぁぁ!!!当たります!!私たちにも当ります!」
サターニャ「私まだ死にたくない」グスゥ
ガヴリール「私だってまだ死にたくない!!誰か助けてくれ!」ピカァ
サターニャ「天使の輪が……光った……」
ラフィニエル「ああ、発病しちゃいましたか。眩しいので早く死んじゃってください」ピュン
ガヴ「うわああぁぁ!!」
サターニャ「ガヴリールが生き返ったわ!!」
サタニエル「今の攻撃は……まさか………」
??「外しましたか、頃し損ねちゃいましたね」
サターニャ「その銀髪、そして悪い目つきは……」
??「残念でしたね。私はガヴリール叔母さんの子供ではないですよ。私の名前はラフィルエル。親はラフィエルとゼルエルです」
ガヴリール「そんな……姉さんとラフィエルとがなんて嘘だ!」
ラフィニエル「本当ですよ。夜なんてもう、寝室の窓なんて開けられないくらい激しくて……」
ガヴリール「聞きたくない!聞きたい!!姉と友人の夜の行為のことなんて聞きたくないよ!」
ラフィルエル「まあ、嘘なんですけどね。それはそうと氏んでください」ピュン
タプニエル「うああぁぁ!!!当たります!!私たちにも当ります!」
サターニャ「私まだ死にたくない」グスゥ
ガヴリール「私だってまだ死にたくない!!誰か助けてくれ!」ピカァ
サターニャ「天使の輪が……光った……」
ラフィニエル「ああ、発病しちゃいましたか。眩しいので早く死んじゃってください」ピュン
ガヴ「うわああぁぁ!!」
28:2017/05/01(月) 21:59:38.792 ID:GrKB0Pmu0.net
魔界通販「どうも悪魔の皆さん、こんにちわ!!悪い事をしていますか?」
サターニャ「何でこんな時にテレビなんて付いているのよ!今はテレビなんて見ていられ……」
魔界通販「今日の商品はこれ!どんな病気でも治る万能薬。その名も―『お医者さんデビルRX」」
サターニャ「え?これって…」
魔界通販「これを使って万全な体調で天使どもを困らせましょう!」
サターニャ「これよ!無能な天使どもは治せない病気も悪魔の薬なら治せるかもしれないわ!!」
サターニャ『もしもし魔界通販、今テレビでやってる商品今すぐ届けて!』
サターニャ「何でこんな時にテレビなんて付いているのよ!今はテレビなんて見ていられ……」
魔界通販「今日の商品はこれ!どんな病気でも治る万能薬。その名も―『お医者さんデビルRX」」
サターニャ「え?これって…」
魔界通販「これを使って万全な体調で天使どもを困らせましょう!」
サターニャ「これよ!無能な天使どもは治せない病気も悪魔の薬なら治せるかもしれないわ!!」
サターニャ『もしもし魔界通販、今テレビでやってる商品今すぐ届けて!』
30:2017/05/01(月) 22:02:30.988 ID:jUwfYSg60.net
しっちゃかめっちゃかでワロタ
31:2017/05/01(月) 22:13:56.608 ID:GrKB0Pmu0.net
数分後
サターニャ「届いた!!!ガヴリール!これを使いなさい!」
ガヴリール「え?なんだこれ?」
サターニャ「これは悪魔が作りし万能薬、その名も『お医者さんデビルRX」よ!これを使えば変な病気も治ってその眩しい光も抑えられるはずよ!早くして!」
ガヴリール「悪魔が作ったものなんて信用できんが、今だけは信じてやる!えい!」ゴクン
サタニエル「光が…消えていく」
サターニャ「病気が治ったわ!!流石は悪魔の万能薬!」
タプリエル「ぎゃああああああああああああぁぁぁぁぁぁ」
ラフィルエル「いやあああああああああああぁぁぁぁぁぁ」
サターニャ「え?どういうこと?二人が消えかけてる!?」
ヴィニエル「えーとね、この天使の輪が光る病気―『ガヴリール病』は輪が光るだけじゃなくて、他の症状として感染した天使のクローンが生まれちゃうのよ」
サターニャ「え?」
ヴィニエル「だからね、私たちヴィニエル、タプニエル、ラフィルエルは神様が作ったガヴリールさんの子供でもなんでもなくてね、ただのガヴリール病だったって事」
サターニャ「あんたら嘘吐いてたって事!?」
ヴィニエル「うん……ごめんなさい。私たち親がいないから羨ましくなっちゃって……」
サターニャ「消えるのはどうして?」
ヴィニエル「ガヴリールさんの病気が治ってもう広がらなくなっちゃたから、病気が消えて未来では私たちが生まれなくなっちゃうの」
サターニャ「だからあんたらは消えちゃうっていうの?」
ヴィニエル「そういうこと。悪魔には感染しないはずなんだけどなー、どうしてかヴィネットさんには感染しちゃった」
サタニエル「どうりであんたら見たことも聞いたこともないと思ったわ」
ガヴ「おい!」
サターニャ「届いた!!!ガヴリール!これを使いなさい!」
ガヴリール「え?なんだこれ?」
サターニャ「これは悪魔が作りし万能薬、その名も『お医者さんデビルRX」よ!これを使えば変な病気も治ってその眩しい光も抑えられるはずよ!早くして!」
ガヴリール「悪魔が作ったものなんて信用できんが、今だけは信じてやる!えい!」ゴクン
サタニエル「光が…消えていく」
サターニャ「病気が治ったわ!!流石は悪魔の万能薬!」
タプリエル「ぎゃああああああああああああぁぁぁぁぁぁ」
ラフィルエル「いやあああああああああああぁぁぁぁぁぁ」
サターニャ「え?どういうこと?二人が消えかけてる!?」
ヴィニエル「えーとね、この天使の輪が光る病気―『ガヴリール病』は輪が光るだけじゃなくて、他の症状として感染した天使のクローンが生まれちゃうのよ」
サターニャ「え?」
ヴィニエル「だからね、私たちヴィニエル、タプニエル、ラフィルエルは神様が作ったガヴリールさんの子供でもなんでもなくてね、ただのガヴリール病だったって事」
サターニャ「あんたら嘘吐いてたって事!?」
ヴィニエル「うん……ごめんなさい。私たち親がいないから羨ましくなっちゃって……」
サターニャ「消えるのはどうして?」
ヴィニエル「ガヴリールさんの病気が治ってもう広がらなくなっちゃたから、病気が消えて未来では私たちが生まれなくなっちゃうの」
サターニャ「だからあんたらは消えちゃうっていうの?」
ヴィニエル「そういうこと。悪魔には感染しないはずなんだけどなー、どうしてかヴィネットさんには感染しちゃった」
サタニエル「どうりであんたら見たことも聞いたこともないと思ったわ」
ガヴ「おい!」
33:2017/05/01(月) 22:36:24.204 ID:GrKB0Pmu0.net
サターニャ「それじゃあサタニエルも……」
ヴィニエル「あ、それは大丈夫よ。サタニエルだけは紛れもないガヴリールさんとサタニキアさんとの子供だから。消えないわ。あと、ガヴリールさん」
ガヴ「なんだ」
ヴィニエル「殺そうとしちゃってごめんなさい。二人に代わって謝るわ。でも二人も自分達が消えてしまったとしても天界を救おうと必死だったのよ、それだけは分かってあげて」
ガヴ「そんな謝らなくてもいいよ、そんなちょっと怖かったけど怪我もないし……」
ヴィニエル「許してくれてありがとう。あ、もう時間だわ。私たちは消えます、さようなら」ピカァン
ガヴ「消えてったな」
サターニャ「……消えちゃったわね」
ガヴ「さようならタプニエル、ヴィニエル、ラフィルエル……」
ヴィニエル「あ、それは大丈夫よ。サタニエルだけは紛れもないガヴリールさんとサタニキアさんとの子供だから。消えないわ。あと、ガヴリールさん」
ガヴ「なんだ」
ヴィニエル「殺そうとしちゃってごめんなさい。二人に代わって謝るわ。でも二人も自分達が消えてしまったとしても天界を救おうと必死だったのよ、それだけは分かってあげて」
ガヴ「そんな謝らなくてもいいよ、そんなちょっと怖かったけど怪我もないし……」
ヴィニエル「許してくれてありがとう。あ、もう時間だわ。私たちは消えます、さようなら」ピカァン
ガヴ「消えてったな」
サターニャ「……消えちゃったわね」
ガヴ「さようならタプニエル、ヴィニエル、ラフィルエル……」
34:2017/05/01(月) 22:46:23.354 ID:GrKB0Pmu0.net
後日
サタニエル「お母さま、ママ、私は未来へ帰るわ!」
ガヴ「元気でな!」
サターニャ「風邪なんて引くんじゃないわよ!私の子なんだから頑丈でいなさい!!」
サタニエル「うん!さようなら!!お母さま、ママ!!!」
サタニエル「お母さま、ママ、私は未来へ帰るわ!」
ガヴ「元気でな!」
サターニャ「風邪なんて引くんじゃないわよ!私の子なんだから頑丈でいなさい!!」
サタニエル「うん!さようなら!!お母さま、ママ!!!」
36:2017/05/01(月) 22:56:00.390 ID:GrKB0Pmu0.net
サターニャ「帰っちゃたわね」
ガヴ「帰ったな」
サターニャ「なんだか夢みたいだったわ、私たちの子供が現れて、ガヴリールの命を救ってくれて」
ガヴ「私の病気を治してくれて、命を救ってくれたのはサターニャだろ」
サターニャ「ガヴリール……」
ガヴ「ま、結果的に天界も救った事にもなったから大悪魔からは遠ざかったけどな」
サターニャ「もー素直にほめないわね」
??「……リー…!」
ガヴ「ん?サターニャ、今なんか聞こえなかったか?」
サターニャ「いいえ、ガヴリールの声以外聞こえなかったけど」
ガヴ「おかしいな?幻聴か?」
??「…ウリー…!」
ガヴ「やっぱり何か聞こえる」
??「ガヴリール!!」
ガヴ「んにゃ」
サターニャ「ガヴリール!!起きてよガヴリール!!今はクリスマスシーズンでケーキ作りが忙しいんだから早く手伝いなさいよ!」
ガヴ「え?あ、ああ」
サターニャ「もう、起こしても起こしても全然起きないんだから」
ガヴ「あ、うん。ごめん」
サターニャ「……ん?なんかあったの?なんか良く分からないけどいつものガヴリールらしくないわよ?」
ガヴ「いや、昔の夢を思い出していただけだよ。先に厨房に行っていて。私も準備してすぐ行くから」
サターニャ「早くしなさいよねー!今年はサタニエルの分まで稼がないといけないんだから気合い入れるわよ!」
サタニエル「ばぶ」
ガヴ「そうだな。それじゃあお母さまは行ってくるよ、サタニエル」
完
ガヴ「帰ったな」
サターニャ「なんだか夢みたいだったわ、私たちの子供が現れて、ガヴリールの命を救ってくれて」
ガヴ「私の病気を治してくれて、命を救ってくれたのはサターニャだろ」
サターニャ「ガヴリール……」
ガヴ「ま、結果的に天界も救った事にもなったから大悪魔からは遠ざかったけどな」
サターニャ「もー素直にほめないわね」
??「……リー…!」
ガヴ「ん?サターニャ、今なんか聞こえなかったか?」
サターニャ「いいえ、ガヴリールの声以外聞こえなかったけど」
ガヴ「おかしいな?幻聴か?」
??「…ウリー…!」
ガヴ「やっぱり何か聞こえる」
??「ガヴリール!!」
ガヴ「んにゃ」
サターニャ「ガヴリール!!起きてよガヴリール!!今はクリスマスシーズンでケーキ作りが忙しいんだから早く手伝いなさいよ!」
ガヴ「え?あ、ああ」
サターニャ「もう、起こしても起こしても全然起きないんだから」
ガヴ「あ、うん。ごめん」
サターニャ「……ん?なんかあったの?なんか良く分からないけどいつものガヴリールらしくないわよ?」
ガヴ「いや、昔の夢を思い出していただけだよ。先に厨房に行っていて。私も準備してすぐ行くから」
サターニャ「早くしなさいよねー!今年はサタニエルの分まで稼がないといけないんだから気合い入れるわよ!」
サタニエル「ばぶ」
ガヴ「そうだな。それじゃあお母さまは行ってくるよ、サタニエル」
完
38:2017/05/01(月) 23:01:12.176 ID:VBYFULYh0.net
乙
40:2017/05/01(月) 23:04:08.541 ID:GrKB0Pmu0.net
最近ガヴドロのSSが減ってきたから書いた。最初はターミネーター的なものを書こうと思ったんだけどどうしてこうなったのかなぁ?
42:2017/05/01(月) 23:07:55.883 ID:1J+eDzWs0.net
産まれた子供がどうなるかは親には分からないんだ
43:2017/05/01(月) 23:08:30.998 ID:tWLSSTl80.net
とりあえずサターニャとガヴが幸せならいいや(困惑)
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1493639858
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