3: 2011/01/12(水) 20:50:53.70 ID:/ByVgbV80


上条「俺に近づくな、インデックス」

禁書「どうしたの、とうま?」

上条「離れろ、封印が解ける……」

禁書「何言ってるか分からないんだよ」

上条「鎮まってくれ、俺の右手……」

禁書「右手がどうかしたの?」

4: 2011/01/12(水) 20:52:38.14 ID:/ByVgbV80
上条「これ以上刺激しないでくれ、抑えきれない……」

禁書「とうまの様子が変なんだよ」

上条「これ以上俺にかかわるな、危険だ!」スタタタ 

バタン

禁書「出ていっちゃったんだよ……」

5: 2011/01/12(水) 20:53:42.35 ID:/ByVgbV80
上条「外を歩いていても、常に狙われてる気がする……」

上条「そこか!!!」ドス

美琴「きゃ!な、何よ一体?」

上条「こいつは敵じゃない、落ち着いてくれ、俺の右手」

美琴「ちょっと、無視しないでくれる?」

上条「危なかった……」

6: 2011/01/12(水) 20:55:07.86 ID:/ByVgbV80
美琴「ねぇ? ねぇってば?」

上条「…………」

美琴「突然殴りかかっといて無視すんじゃないわよー!!!」 バリバリ

パキーン

上条「くっ、せっかく鎮まったこいつが、また暴れだした……」

美琴「あいつが、おかしくなっちゃった……」

上条「ここにいては周りにも被害が及ぶか……、移動しなくては」

スタタタ

7: 2011/01/12(水) 20:56:20.19 ID:/ByVgbV80
同時刻 窓のないビル

アレイスター「おかしい、このタイミングでの幻想殺しの覚醒などプランには入っていない……」

アレイスター「このままでは計画が……、仕方ない、上条当麻は抹殺する」

8: 2011/01/12(水) 20:58:11.67 ID:/ByVgbV80
一方「三下の抹殺だとォ?」

土御門「信じられないが、アレイスターの命令だ……」

海原「やらなくては僕らが消されるでしょうね」

結標「なんなら私がやるけど?」

土御門「いや、魔術サイドが黙って抹殺されるのを見過ごすはずがない」

海原「それに彼には強力なお友達がたくさんいますしね……」

土御門「科学サイドでいうレベル5クラスが出てくるだろう」

結標「なら抹殺される原因を潰したら?」

9: 2011/01/12(水) 20:59:47.35 ID:/ByVgbV80
土御門「どうやって原因を突き止める?」

海原「誰かが、彼に探りをいれるのは?」

結標「じゃあ私はパスね、知り合いじゃないし」

海原「僕もあまり親しくないもので」

一方「土御門、任せたァ」

土御門「仕方ないか……」

10: 2011/01/12(水) 21:01:35.49 ID:/ByVgbV80
学校にて

土御門「おーい、上やーん」

上条「土御門か、どうした」

土御門「いや、なんとなく話しかけただけにゃー」

土御門「それより……」

上条(まさか、気づいた!?)

12: 2011/01/12(水) 21:03:28.52 ID:/ByVgbV80
土御門「なんで腕に包帯なんか巻いてるんだにゃー?」

上条「」 ヒュン バス

土御門「おっと、突然殴りかかってくるなんてひどいにゃー」

上条「悪いことは言わない、今のことは忘れろ」

上条「おまえまで巻き込みたくない」

土御門(いつもの上やんと違いすぎるぜよ)

土御門(目が……、本気だ……)

土御門「わかったにゃー、だから睨むのはやめてくれにゃー」

13: 2011/01/12(水) 21:05:15.49 ID:/ByVgbV80
上条「早く帰れ!」

土御門「」チラッ

上条「」ギロッ

スタタタ

土御門(久々に命の危険を感じたぜよ……)

土御門(これは魔術の可能性もでてきたな)

土御門(何者かが幻想殺しを回避して、上やんに錯乱の魔法をかけたに違いない)

土御門(インデックスの知恵を借りるか)

16: 2011/01/12(水) 21:07:25.41 ID:/ByVgbV80
上条宅にて

禁書「確かにそういう魔法はあるんだよ」

禁書「『厨二病(オレハエラバレタニンゲンダ)』っていうんだよ」

土御門「でもなぜ上やんが?」

禁書「この魔術の前には幻想殺しでさえも魔術の一部として取り込まれてしまうんだよ」

禁書「だけど本来これは魔術や超能力が存在する世界では使われないはずの魔術なんだよ」

土御門「対処法は?」

17: 2011/01/12(水) 21:08:58.16 ID:/ByVgbV80
禁書「簡単なんだよ。とうまに現実を教えてあげればいいんだよ」

禁書「でもこの魔術の一番恐ろしいのは、周りの人間関係をことごとく破壊することかも」

禁書「なるべく早くとうまを助けてあげて」

土御門「わかってる……」

18: 2011/01/12(水) 21:10:29.66 ID:/ByVgbV80
ガラッ

小萌「授業を始めますですよ~」

上条「!?テ口リストか!」

ドガッ

小萌「ぐっ……」

上条「やったか?」

小萌「上条ちゃん……何、で先生、を殴るん、ですか?」

上条「しぶとい」

ドス、バキ

小萌「…………」

19: 2011/01/12(水) 21:12:23.51 ID:/ByVgbV80
姫神「もう、やめてあげて」

姫神「何でこんなことするの?」

上条「おまえも仲間か……」

ドス、バキ、グシャ

姫神「」

ガラッ

21: 2011/01/12(水) 21:14:27.95 ID:/ByVgbV80
黄泉川「なにやってるじゃん?」

黄泉川「!!」

黄泉川「大丈夫じゃん?小萌先生?」

ドカ

黄泉川「ぐふっ」

上条「後ろ向いてちゃ駄目だろ、テ口リスト」

生徒「おい、やべーぞ、あいつ」

青髪ピアス「どないしたんや、上やん……」

23: 2011/01/12(水) 21:41:53.23 ID:/ByVgbV80
上条「まだ仲間がいるかもしれない」

上条「みんなはここにいてくれ」キリッ

上条「アンチスキルまでテ口リストだったんだ、この町の治安組織は全滅だろう」

上条「俺がみんなを守らないとな」

生徒「ジャッジメントに通報しなきゃ……」

24: 2011/01/12(水) 21:44:54.55 ID:/ByVgbV80
十分後

上条「この学校のテ口リストは全員倒した」

上条「みんな、もう安全だ」

青髪ピアス(全員先生やんか……)

ドス

青髪ピアス「がはぁ」

上条「お前も仲間だろ?俺にはわかるんだよ」

上条「俺には気配が見えるからな」

上条「殺意を纏った独特の気配」

上条「バレバレだ」

上条「残念だったな、テ口リストさん?」

25: 2011/01/12(水) 21:47:19.12 ID:/ByVgbV80
ヒュン

上条「誰だ?」

白井「ジャッジメントですの」

白井「あなたを暴行罪で拘束します」

上条「そうか、アンチスキルまでテ口リストだったんだ」

上条「ジャッジメントにテ口リストがいたって不思議じゃない」

上条「白井、おまえが犯罪者だってんなら」

上条「まずはその幻想をぶち殺す」

26: 2011/01/12(水) 21:49:51.63
上条さんつえーなw

27: 2011/01/12(水) 21:50:39.56 ID:/ByVgbV80
禁書「そういえば、言い忘れてたんだよ」

土御門「何だ?」

禁書「この魔術にかかったものは何か能力を使おうとするんだよ」

土御門「でも本当に使えるわけじゃないはずだが?」

禁書「でもとうまは違うんだよ!超能力といえば何?つっちー」

土御門「自分だけの現実から生み出されるものだが……、まさか!」

禁書「そうなんだよ、この魔術によって自分だけの現実を再構成したとうまは」

禁書「能力が使えるんだよ!」

28: 2011/01/12(水) 22:01:18.14 ID:/ByVgbV80
ヒュン

ドス

上条「ぐはっ」

白井「さっきからどういうつもりですの?」

白井「なにか隠しているようですけど、おとなしく捕まってくださいまし」

上条「くっ、この力は使いたくなかったんだがな……」

上条「使えばもうここにはいられないだろうしな」

上条「わが名の下に封印を解放する」

30: 2011/01/12(水) 22:02:52.74 ID:/ByVgbV80
上条「喰らえ、『虚無共鳴』(ゼロハウリング)」

上条「空気中の無を集め、急激に圧縮。数億もの無を共鳴させ莫大なエネルギーを生み出す」

上条「コレをまともに喰らえば、まず生きていないだろうな」

白井「…………ぐふ」

白井「な、ぜです、の?なぜ手、か、げんを?」

上条「俺はもう、誰も殺さない」

上条「たとえだれであってもだ」キリッ

上条「お前も学園都市の闇から救ってやる」

上条「待ってろ」

33: 2011/01/12(水) 22:05:08.63 ID:/ByVgbV80
土御門「しかし現実を教えるといってもどうやってやるんだ?」

禁書「とうまの現実は幻想だと、教えてあげればいいんだよ」

禁書「そうすれば幻想殺しの力が魔術を打ち消すはずなんだよ」

禁書「でも今の幻想殺しはとうまの幻想に飲まれてるんだよ」

土御門「今現在、上やんの幻想>幻想殺しってわけか……」

禁書「切り離すのは容易じゃないんだよ」

土御門「効果的な策はないのか?」

35: 2011/01/12(水) 22:06:58.85 ID:/ByVgbV80
禁書「無視するんだよ!」

土御門「何故?」

禁書「この魔術にかかった者は周りから、なんらかのリアクションを欲しがるんだよ」

禁書「コレを無視すれば魔術の効力は弱まっていくかも」

土御門「そうすれば後は勝手に、幻想殺しが上やんの幻想を食い殺すということか?」

禁書「そうなんだよ」

土御門「わかった」

36: 2011/01/12(水) 22:08:39.59 ID:/ByVgbV80
窓のないビル

土御門「そういうことだ、アレイスター」

アレイスター「いいだろう、学園都市全域に、上条を無視するよう通達しよう」

37: 2011/01/12(水) 22:12:33.66 ID:/ByVgbV80
一般道路

上条「さっきからみんな俺を無視しやがる…」

上条「この町はもう占拠されてるみたいだな」

上条「インデックスと御坂を助けなくちゃな」

御坂妹「何をしているのですかとミサカは心配そうに問いかけます」

上条「御坂……、じゃないな」

上条「しかも俺を無視しないところをみると」

38: 2011/01/12(水) 22:15:42.29 ID:/ByVgbV80
上条「大方、俺を抹殺するために作られた軍用クローンってとこか……」

御坂妹「何を言っているのですか?とミサカは心の中で傷つきます……」

上条「御坂をどこにやった? この殺人兵器が……」

御坂妹「!?…………」

41: 2011/01/12(水) 22:19:56.83 ID:/ByVgbV80
上条「どうやら本当にお前の仕業らしいな」

御坂妹「ち、違いますとミサカh、ぐっ……」ドス

上条「御坂の居場所を言えよ、この単価18万のクローン人形が!」

御坂妹「」グスン

上条「だんまりか、なら消えr」

43: 2011/01/12(水) 22:26:25.01 ID:/ByVgbV80
バチッ

パキーン

上条「誰だ?俺の邪魔をする奴は?」

美琴「何やってるのよ!?」

上条「御坂、何で俺を?」

上条「お前も、洗脳されて……」

美琴「はぁ?」

46: 2011/01/12(水) 22:31:28.37 ID:/ByVgbV80
美琴「それよりなんでその子いじめてるのよ?」

美琴「答えによっては、許さないわよ」

上条「お前も地獄の底から、引きずり上げてやる」

美琴「人の話を聞け」

48: 2011/01/12(水) 22:36:25.44 ID:/ByVgbV80
上条「覚悟しろ、御坂」

美琴「もういいわ、話し合いが通じないみたいね」

美琴「そっちこそ覚悟しなさい」

美琴「学園都市第三位 超電磁砲(レールガン)をなめんじゃないわよ」

チャリーン

美琴「あんたの腐った根性、叩き直してあげる」

52: 2011/01/12(水) 22:41:58.04 ID:/ByVgbV80
バチッッッ

上条「ふっ」 パキーン

上条「俺にレールガンが通用するとでも?」

美琴「そうね……、でもあんたでも」

バチッ

美琴「全方位からの攻撃は防げない!!」

53: 2011/01/12(水) 22:47:18.82 ID:/ByVgbV80
美琴「コレで終わりよ」

バチッ バチッ バチッッッ

上条「」

美琴「加減はしておいたわ、でも二ヶ月は立てないでしょうね」

57: 2011/01/12(水) 22:52:02.32 ID:/ByVgbV80
上条「何を言ってるんだ、御坂?」

美琴「!?」

上条「『完全守護』(パーフェクトディフェンス)」

上条「俺の半径2mに入った攻撃を全て打ち落とす」

上条「もちろん電撃もな」

美琴「な、なんで能力が?」

59: 2011/01/12(水) 22:55:30.43 ID:/ByVgbV80
上条「俺は選ばれた人間だ」キリッ

上条「さーて、まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」

ダッ

ドカ、ドス、バキ、グシャ、グサッ

美琴「」

上条「手加減はしておいた、でも2年は立てないだろうぜ」

上条「さーて、帰るか」

60: 2011/01/12(水) 22:56:27.14
これ我にかえった後が大変そうだな

71: 2011/01/13(木) 00:02:34.96 ID:8Gs4kVsB0
絹旗「ってそんなに超都合よく帰れると思いましたか?」

フレンダ「結局、噂どおりのキチガイって訳よ」

麦野「さっさと終わらして帰りましょ」

上条「お次は俺の力を狙う闇の組織か……」

73: 2011/01/13(木) 00:07:32.21 ID:8Gs4kVsB0
上条「相手が悪かったな」

絹旗「言ってることが、超わけ分かりませんけど」

フレンダ「結局、麦野なら余裕って訳よ」

麦野「とりあえず喰らっとけ」

ビュン

上条「甘い」パキーン

麦野「はぁー、厄介な能力ね。幻想殺しは」

75: 2011/01/13(木) 00:10:42.17 ID:8Gs4kVsB0
麦野「でも防げるのは所詮右手だけでしょ?」

麦野「笑わせてくれるわね」

麦野「学園都市第四位原子崩し(メルトダウナー)をなめんじゃねーぞ、ガキが!!」

御坂妹「待ってください、とミサカはあなたの死亡フラグを指摘します」

御坂妹「あなたたちのせいでまたターゲット返り咲きです、とミサカはあなたたちを恨みます」

77: 2011/01/13(木) 00:15:46.88 ID:8Gs4kVsB0
絹旗「えっ、超超電磁砲じゃないですか」

フレンダ「クローンでしょ」

麦野「ってか、あんたに恨まれる筋合いはないんだけど」

御坂妹「じゃあ、お姉さまの犠牲はなんだったのですかとミサカは問います」

78: 2011/01/13(木) 00:18:23.34 ID:8Gs4kVsB0
フレンダ「そんなこといってこっそりフェードアウト狙ってたり?」

御坂妹(何でそれを……)

上条「お話会は終わりか?」

上条「悪の組織じゃ仲間割れや裏切りは当たり前だもんな」

麦野「言ってくれるじゃない」

上条「まあ、全員逃がしはしねーけどよ」

79: 2011/01/13(木) 00:23:07.17 ID:8Gs4kVsB0
上条「お前らみたいな奴のせいで御坂は……」

絹旗「超責任転嫁ですね」

麦野「まあいい、吹き飛べ!」

麦野「って、能力が使えない!?」

上条「『能力削除』(アビリティデリート)」

上条「悪いが、能力は全て消させてもらった」

絹旗「窒素装甲が…」

80: 2011/01/13(木) 00:27:35.55 ID:8Gs4kVsB0
麦野「やってくれるわね……、フレンダ!」

フレンダ「分かってる」ダッ

フレンダ「結局そんなの私にはきかn」

ドカーン

麦野「フレンダ!?」

81: 2011/01/13(木) 00:32:52.44 ID:8Gs4kVsB0
上条「『武器操作』(ウェポンコントロール)」

上条「あらゆる武器は俺の支配下にある」

フレ/ンダ「」

上条「まさか俺に二度も能力を使わせるとは……」

上条「だが三度目はない」

83: 2011/01/13(木) 00:38:32.92 ID:8Gs4kVsB0
麦野「くっ…」

絹旗「超逃げてください、麦野!」

麦野「でもあんた能力が…」

絹旗「時間稼ぎぐらいになるはずd……え?」

グシャ

上条「あまりの速さに死んだことすら気づかなかったか……」

上条「後一人」

85: 2011/01/13(木) 00:40:52.55 ID:8Gs4kVsB0
御坂妹(チャンス!とミサカはお姉さまの冥福を祈りながr)グサ

バタ

上条「自分だけ逃げようなんて甘すぎるだろ」

御坂妹「た、しか、にあな、たは後一人と言、ったは、ずで、は」

88: 2011/01/13(木) 00:48:13.44 ID:8Gs4kVsB0
上条「それで自分は安全ってか?笑わせる」

上条「クローンを人として数えるほど俺は悪の思想に浸かっちゃいねーよ」

御坂妹「」

麦野「全員殺したの?」

89: 2011/01/13(木) 00:52:41.25 ID:8Gs4kVsB0
上条「安心しろ、まだ死んでない、まあ、死にかけてるけどな」

上条「人殺しは悪党の役目ってね」

上条「早く病院にでも連れて行ってやるんだな」

麦野(どっちが悪党だよ…)

90: 2011/01/13(木) 00:59:01.76 ID:8Gs4kVsB0
上条「悪党は引き際が肝心だぞ」

麦野「くっ…」

麦野「早くどこへでも行きなさいよ」

上条「そうか、じゃあ…」

92: 2011/01/13(木) 01:01:56.02 ID:8Gs4kVsB0
麦野「!?、なんで……」

上条「悪党を逃がす正義の味方なんてどこにいるんだよ?」

上条「残念だったな」

93: 2011/01/13(木) 01:03:22.69 ID:8Gs4kVsB0
上条「今度こそ帰るか」

自分の部屋前

上条「!?」

張り紙【私、出て行くんだよ。今のとうまとは一緒にいたくないかも】

上条「嘘だよな、インデックス。分かってる」

94: 2011/01/13(木) 01:05:22.29 ID:8Gs4kVsB0
上条「脅されて書いたんだよな」

上条「騙されると思ったか? この俺が」

上条「待ってろ、今救ってやる」

97: 2011/01/13(木) 01:13:13.38 ID:8Gs4kVsB0
プルルル

土御門「病院?」

カエル医者『はやく彼を止めるんだ』

土御門「何故それを?」

カエル医者『理由はどうでもいい』

98: 2011/01/13(木) 01:14:10.51 ID:8Gs4kVsB0
カエル医者『とにかく彼の脳はそこまで演算能力は高くない』

カエル医者『このままでは、分かるね?』

土御門「これは大変なことになったな…」

土御門「急がなければ」

スタタタ

101: 2011/01/13(木) 01:19:50.02 ID:8Gs4kVsB0
一方宅

一方「でェ、なんで俺ンとこに来るんですかねェ?」

禁書「もしかしたら、とうまが攻めてくるかもしれないんだよ」

禁書「もう、この学園都市でとうまに対抗できるのは、あくせられーただけなんだよ」

禁書「それに、こもえは何故か入院してるみたいだし」

102: 2011/01/13(木) 01:27:00.38 ID:8Gs4kVsB0
打ち止め「なんであの人はお姉さまたちにひどい事してるのってミサカはミサカは問いかけてみたり」

一方「お前は俺が守ってやるよォ」

一方「にしてもだァ、本当に来ンのかァ?」

禁書「今のとうまなら必ず来るんだよ」

103: 2011/01/13(木) 01:29:54.86 ID:8Gs4kVsB0
バーン←扉を蹴破る音

上条「待たせたな、インデックス!」

禁書「うわさをすればだよ……」

一方「どういう理由か知らねェが、人ン家のドア蹴破ったんだァ」

一方「覚悟しとけェ、三下」

105: 2011/01/13(木) 01:31:39.17 ID:8Gs4kVsB0
上条「一方通行か……」

上条「やめておけ、真の力を解放した俺には勝てない」

一方「言ってくれるじゃねーかァ」

カチ

上条「電極を……、やるんだな?」

上条「なら手加減はしない」

106: 2011/01/13(木) 01:33:05.07 ID:8Gs4kVsB0
一方「そりゃァこっちのセリフだぜェ」

一方「右手さえ封じればお前はただの人間だろうがァ」

一方「とりあえず死ンどけェ、三s」

バキッ

一方「ぐっ、左手だとォ?」

107: 2011/01/13(木) 01:34:18.75 ID:8Gs4kVsB0
ドス

一方「がはァ、」

一方「!?こいつ反、射を超、えてき、やが、った……」

上条「『空間停止』(スペースストップ)」

上条「この世界の空間と時間に干渉し、停止させる」

上条「いくら一方通行といえども、コレは反射できまい」

108: 2011/01/13(木) 01:35:25.64 ID:8Gs4kVsB0
一方「チクショウが…………」 バタ

打ち止め「大丈夫ってミサカはミサカは、きゃ!」

上条「失せろ、クローン」ドス

打ち止め「」

上条「待たせたな、インデックス」

111: 2011/01/13(木) 01:38:11.70 ID:8Gs4kVsB0
一方「ihbf殺tp」

上条「まだやるってーのか」(頭が、痛い……?)

バキ

一方「」

禁書「あくせられーた……」

112: 2011/01/13(木) 01:41:28.50 ID:8Gs4kVsB0
禁書「ねえ、とうま。正気に戻ってよ、お願いなんだよ」

上条(な、なんだ?)

禁書「家事も少しはするから…………、戻ってきてほしいんだよ」

上条(あ、頭が、い、痛い……)

113: 2011/01/13(木) 01:43:14.32 ID:8Gs4kVsB0
上条(俺は何のために一方通行を倒した?)

上条(それ以前に俺は何をやっていたんだ?)

上条(みんなを傷つけて、なんのために?)

上条(俺は、何を……)

上条(でも今なら能力、で全てをなか、ったこ、とに…)

上条(したら死ん、じまうだろ、うな……)

上条(そ、れでも、俺は…)

上条(俺の、幻、想が消え、ていく、幻想殺し、か…)

上条(頼む、間、に合っ、てくれ)

115: 2011/01/13(木) 01:44:35.34 ID:8Gs4kVsB0
パキーーーン

上条「ま、間、に合、わな、かった……」

上条「ごめ、んな、インデッ、クス、みんなに、も、謝っと、いて、くれ」バタ

禁書「とうま!」

スタタタ

土御門「間に合わなかったか……」

土御門「早く病院に!」

116: 2011/01/13(木) 01:46:34.68 ID:8Gs4kVsB0
病院


カエル医者「脳細胞が全て焼き切れているね」

カエル医者「理由はどうあれレベル5並の演算を何回も」

カエル医者「もう目を覚まさないだろうね」

禁書「そんな……」


117: 2011/01/13(木) 01:47:39.71 ID:8Gs4kVsB0
しかしそんな上条当麻に向けられるのは軽蔑の視線のみであった。

理由はどうあれ多数の教師や生徒に暴行を行ったのだから。

美琴「上条当麻?知らないわね」

御坂妹「なんのことでしょうとミサカはしらを切ります」

小萌「上条?私の生徒にそんな子はいないのです」

黄泉川「犯罪者じゃん、そいつ」

姫神「誰、それ?」

青髪ピアス「あんなやつ死んで当然やろ」

119: 2011/01/13(木) 01:53:16.67 ID:8Gs4kVsB0
白井「存じ上げませんの」

麦野「さあ?」

絹旗「超知らないです」

フレンダ「結局キチガイだったってわけよ」

一方「思い出させンじゃねェ」

打ち止め「知らないってミサカはミサカは嘘ついてみたり」

120: 2011/01/13(木) 01:54:14.04 ID:8Gs4kVsB0
禁書「とうま…………、計画通りなんだよ」

禁書「誰も私が黒幕だったとはきづいてないんだよ」

禁書「厨二病とか真っ赤な嘘なんだよ」

禁書「厨二病であんなのになるはずないんだよ」

禁書「これでとうまは私のものかも……」

END

125: 2011/01/13(木) 01:55:45.16 ID:8Gs4kVsB0
すいません、最近家の息子が厨二病なもんで……
ではみなさんお休みなさい

128: 2011/01/13(木) 02:02:25.25

引用元: 上条「俺は選ばれた人間だ」