1: 2012/08/30(木) 15:13:10.08 ID:1yGLgJDsi
~某日、事務所~
伊織「ど、どうしよう……」
小鳥「無問題よ!」
P「ああ! バッチリだ!」
伊織「そういう事じゃない!」
伊織「私、どんどん犬に近付いてる……」
小鳥「確かに…」
P「今更だけど、奇怪だな」
伊織「ど、どうしよう……」
小鳥「無問題よ!」
P「ああ! バッチリだ!」
伊織「そういう事じゃない!」
伊織「私、どんどん犬に近付いてる……」
小鳥「確かに…」
P「今更だけど、奇怪だな」
3: 2012/08/30(木) 15:18:03.98 ID:1yGLgJDsi
P「最初は耳と尻尾だけだったのに」
伊織「その事なんだけど…」
P「うん?」
伊織「初めは、耳だけだったのよ」
P「え」
小鳥「はい?」
伊織「その事なんだけど…」
P「うん?」
伊織「初めは、耳だけだったのよ」
P「え」
小鳥「はい?」
6: 2012/08/30(木) 15:24:18.65 ID:1yGLgJDsi
伊織「事務所に着く前に……お尻がもぞもぞして」
小鳥「もぞもぞ!?」
P「もぞもぞ!?」
伊織「そこには触れないでよ! それで…」
P「事務所に着いた時には生えてたと」
伊織「……」コクッ
小鳥「もぞもぞ!?」
P「もぞもぞ!?」
伊織「そこには触れないでよ! それで…」
P「事務所に着いた時には生えてたと」
伊織「……」コクッ
8: 2012/08/30(木) 15:34:39.97 ID:1yGLgJDsi
小鳥「生えて来た時、どんな事を考えてたの?」
伊織「え……」
P「もしかしたらヒントがあるかも知れないだろ」
伊織「ぅ……」
伊織「……犬になったら、いっぱい甘えられるかなって思って…」
伊織「それで、寝て起きたら…」
小鳥「」
P「」
伊織「え……」
P「もしかしたらヒントがあるかも知れないだろ」
伊織「ぅ……」
伊織「……犬になったら、いっぱい甘えられるかなって思って…」
伊織「それで、寝て起きたら…」
小鳥「」
P「」
11: 2012/08/30(木) 15:40:11.80 ID:1yGLgJDsi
小鳥「うらやましい!」
P「そしてけしからん!」
小鳥「ですよn…」
P「伊織にそこまで想われてる男がいるとは!」
小鳥「……」
伊織「……」
P「な、なんだよ」
小鳥「タラシ」
伊織「スケコマシ」
P「ひどっ!」
P「そしてけしからん!」
小鳥「ですよn…」
P「伊織にそこまで想われてる男がいるとは!」
小鳥「……」
伊織「……」
P「な、なんだよ」
小鳥「タラシ」
伊織「スケコマシ」
P「ひどっ!」
13: 2012/08/30(木) 15:45:41.22 ID:1yGLgJDsi
伊織「……アンタに!」
伊織「アンタに、甘えたくて……」
伊織「いつも素直になれないから…」
P「え?」
伊織「ばか!」
伊織「もう知らないわよ!」
ぷい
伊織「ふん!」
P「え、俺のせい?」
小鳥「概ね、そうだと思います」
伊織「アンタに、甘えたくて……」
伊織「いつも素直になれないから…」
P「え?」
伊織「ばか!」
伊織「もう知らないわよ!」
ぷい
伊織「ふん!」
P「え、俺のせい?」
小鳥「概ね、そうだと思います」
14: 2012/08/30(木) 15:50:38.96 ID:1yGLgJDsi
P「ほーら、おいで! いおりん!」
伊織「……!!」
ててっ
ぽすっ
伊織「ん~~っ♪」スリスリ
P(ちょろい)
小鳥(甘い)
伊織「……はっ!」
伊織「……!!」
ててっ
ぽすっ
伊織「ん~~っ♪」スリスリ
P(ちょろい)
小鳥(甘い)
伊織「……はっ!」
15: 2012/08/30(木) 15:56:06.84 ID:1yGLgJDsi
伊織「やられた…」
P「ふふふ」
小鳥「まだまだね」
伊織(それにしても…)
くんくん
P「ん? どうした?」
伊織「鼻も、敏感になってる…」
P「ああすまん、臭いか?」
伊織「ううん、ずっと嗅いでいたいくらいよ」
P「」
小鳥「その発言はアウト」
伊織「あっ!!」
P「ふふふ」
小鳥「まだまだね」
伊織(それにしても…)
くんくん
P「ん? どうした?」
伊織「鼻も、敏感になってる…」
P「ああすまん、臭いか?」
伊織「ううん、ずっと嗅いでいたいくらいよ」
P「」
小鳥「その発言はアウト」
伊織「あっ!!」
18: 2012/08/30(木) 16:01:30.56 ID:1yGLgJDsi
P「まあ、俺も伊織の匂いならずっと嗅いでいられるからな」
伊織「はひ…?」
小鳥「その発言は逮捕ですよ」
P「お厳しい」
伊織「ぁ……その、ダメよ!」
伊織「汗臭いかも知れないし…恥ずかしい」
伊織「でも、アンタが望むんなら…ちょっとくらい」
小鳥「乙女チックオーラ全開ですね」
P「ブレない可愛さだなぁ」
伊織「はひ…?」
小鳥「その発言は逮捕ですよ」
P「お厳しい」
伊織「ぁ……その、ダメよ!」
伊織「汗臭いかも知れないし…恥ずかしい」
伊織「でも、アンタが望むんなら…ちょっとくらい」
小鳥「乙女チックオーラ全開ですね」
P「ブレない可愛さだなぁ」
20: 2012/08/30(木) 16:08:41.85 ID:1yGLgJDsi
伊織「さあ! 存分に嗅ぎなさい!」
P「……」チラッ
P(どうすれば…?)
小鳥「……」グッ!
小鳥(ヤっちゃって下さい!)
P「やらいでか!」
がばっ
伊織「きゃあ!?」
P「くんかくんか!」
P「……」チラッ
P(どうすれば…?)
小鳥「……」グッ!
小鳥(ヤっちゃって下さい!)
P「やらいでか!」
がばっ
伊織「きゃあ!?」
P「くんかくんか!」
21: 2012/08/30(木) 16:14:35.75 ID:1yGLgJDsi
キャー ヤダァ...
クンカクンカ
ンンッ アァン!!
モフモフ!!
ダメェェェェー!!
小鳥「……完全に手持ち無沙汰だわ」
小鳥「それにしても…ふふっ、楽しそう」
クンカクンカ
ンンッ アァン!!
モフモフ!!
ダメェェェェー!!
小鳥「……完全に手持ち無沙汰だわ」
小鳥「それにしても…ふふっ、楽しそう」
23: 2012/08/30(木) 16:19:27.44 ID:1yGLgJDsi
……
…
伊織「んん……ぁ」
P「っはぁ……良きかな」
小鳥「こんにちは、口リコンさん」
P「もう口リコンでいいや」
小鳥「ブレませんね」
P「愛の成せる業でしょう」
小鳥「ふふっ」
P「ははっ」
…
伊織「んん……ぁ」
P「っはぁ……良きかな」
小鳥「こんにちは、口リコンさん」
P「もう口リコンでいいや」
小鳥「ブレませんね」
P「愛の成せる業でしょう」
小鳥「ふふっ」
P「ははっ」
24: 2012/08/30(木) 16:23:19.57 ID:1yGLgJDsi
にょきにょき
P「あれ?」
小鳥「おヒゲが」
伊織「え……?」
P「いよいよマズいですね」
小鳥「いえ、オイシイですよ」
P「それもそうですね」
P「って、冗談抜きでヤバいですって!」
小鳥「ええ! いったいどうしたら…」
P「あれ?」
小鳥「おヒゲが」
伊織「え……?」
P「いよいよマズいですね」
小鳥「いえ、オイシイですよ」
P「それもそうですね」
P「って、冗談抜きでヤバいですって!」
小鳥「ええ! いったいどうしたら…」
25: 2012/08/30(木) 16:27:09.66 ID:1yGLgJDsi
伊織「ね、ねぇ……」
P「どうした?」
伊織「私が、このまま犬になっても…ずっと愛していてくれる?」
P「な……」
伊織「お願い」
小鳥「伊織ちゃん…!」
P「………わかった」
伊織「ありがと…」
P「どうした?」
伊織「私が、このまま犬になっても…ずっと愛していてくれる?」
P「な……」
伊織「お願い」
小鳥「伊織ちゃん…!」
P「………わかった」
伊織「ありがと…」
27: 2012/08/30(木) 16:29:17.33 ID:1yGLgJDsi
伊織「ねぇ、プロデューサー」
伊織「大好き」
ちゅ
P「伊織?」
小鳥「伊織ちゃん!?」
…
……
………
伊織「大好き」
ちゅ
P「伊織?」
小鳥「伊織ちゃん!?」
…
……
………
29: 2012/08/30(木) 16:33:58.08 ID:1yGLgJDsi
~某日、事務所~
春香「おはようございます……って」
春香「あ、いおりんだ」
P「くっついて離れないんだよ」
律子「本当に、よく懐いてますね」
小鳥「いおりんはプロデューサーさんが大好きですからねぇ」
やよい「いおりん、こんにちは!」
やよい「わっ……くすぐったいよ」
千早「くっ…高槻さんにも懐いてるわね」
真美「千早お姉ちゃんは警戒されてるっぽいね~」
亜美「なんでだろ?」
春香「おはようございます……って」
春香「あ、いおりんだ」
P「くっついて離れないんだよ」
律子「本当に、よく懐いてますね」
小鳥「いおりんはプロデューサーさんが大好きですからねぇ」
やよい「いおりん、こんにちは!」
やよい「わっ……くすぐったいよ」
千早「くっ…高槻さんにも懐いてるわね」
真美「千早お姉ちゃんは警戒されてるっぽいね~」
亜美「なんでだろ?」
31: 2012/08/30(木) 16:40:33.78 ID:1yGLgJDsi
響「いおりん、これ食べるか?」
貴音「なにやら美味しそうですね」
響「ちょ、これは犬のご飯さ!」
美希「貴音なら食べそうなの…」
貴音「ふふ、いおりんのご飯を取り上げるほどいけずではないですよ」
雪歩「なんか心配だなぁ」
真「そういえば、いおりんなら大丈夫なんだね」
雪歩「うん、どうしてかな?」
P「……」
貴音「なにやら美味しそうですね」
響「ちょ、これは犬のご飯さ!」
美希「貴音なら食べそうなの…」
貴音「ふふ、いおりんのご飯を取り上げるほどいけずではないですよ」
雪歩「なんか心配だなぁ」
真「そういえば、いおりんなら大丈夫なんだね」
雪歩「うん、どうしてかな?」
P「……」
32: 2012/08/30(木) 16:44:35.13 ID:1yGLgJDsi
P「いおりんも事務所に馴染んできたなぁ」
P「みんなに好かれてるし」
P「たがしかし! いおりんの事が一番好きなのは俺だ!」
伊織「へえ?」
P「あ」
伊織「じゃあ私はどうなのかしら?」
小鳥「おはよう、伊織ちゃん」
春香「彼氏が浮気ですよ、浮気」
P「ちょ…ちが」
伊織「ふぅん?」
P「みんなに好かれてるし」
P「たがしかし! いおりんの事が一番好きなのは俺だ!」
伊織「へえ?」
P「あ」
伊織「じゃあ私はどうなのかしら?」
小鳥「おはよう、伊織ちゃん」
春香「彼氏が浮気ですよ、浮気」
P「ちょ…ちが」
伊織「ふぅん?」
37: 2012/08/30(木) 16:48:14.45 ID:1yGLgJDsi
伊織「いっぺん死ね!」
ゲシッ
ギャァァァァァ
あずさ「それにしても、どうやって元に戻ったんですか?」
小鳥「ちゅーですよ! ちゅー」
あずさ「あら、ロマンチック」
小鳥「でしょう?」
伊織「アンタに甘えていいのは、私だけなんだから!」
伊織「すりー」
完!
ゲシッ
ギャァァァァァ
あずさ「それにしても、どうやって元に戻ったんですか?」
小鳥「ちゅーですよ! ちゅー」
あずさ「あら、ロマンチック」
小鳥「でしょう?」
伊織「アンタに甘えていいのは、私だけなんだから!」
伊織「すりー」
完!
40: 2012/08/30(木) 16:51:02.45 ID:1yGLgJDsi
これにて完結です
最近保守ssが多かったので箸休めの意味で書きました
じゃあね
最近保守ssが多かったので箸休めの意味で書きました
じゃあね
41: 2012/08/30(木) 16:51:34.96
面白かった
お疲れ様
お疲れ様
引用元: 伊織「すりー」
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります