1:2017/04/16(日) 20:46:17.622 ID:DruTEkYY0.net
サターニャ「クチャクチャクチャクチャ…」

ラフィエル「そのガム、味がしなくなったらここに出してくれませんか…?私が捨てておきますので…」

サターニャ「わかった…」

ヴィーネ「待って…」

サターニャ「何よ…」

ヴィーネ「サターニャ、これ食べて…」

サターニャ「いや、ガム噛んでるし…」

ヴィーネ「いいからそのまま食べて…」

サターニャ「クチャクチャ…」
6:2017/04/16(日) 20:48:20.468 ID:DruTEkYY0.net
サターニャ「あれ…?」

ラフィエル「まさか…」

サターニャ「ガムが…消えた…」

ヴィーネ「ガムとチョコを一緒に食べるとガムが溶けるの…」

サターニャ「すごーい…」

ラフィエル「なんてことを…」
19:2017/04/16(日) 20:51:55.183 ID:DruTEkYY0.net
ガヴリール「バイトの金が入り私の懐は少々暖かかった…」

サターニャ「知ってるわよ…」

ガヴリール「姉の件では皆に世話になったからな…。今日は私の奢りだから好きに食ってくれ…」

ラフィエル「ステーキとパフェにしましょうかね…」

ガヴリール「千円以内で…」

ヴィーネ「まあそんなとこよね…」
22:2017/04/16(日) 20:56:35.529 ID:DruTEkYY0.net
サターニャ「私は…このマカロニグラタンってやつにするわ…」

ヴィーネ「私はドリアとハンバーグ…」

ラフィエル「ではエビフライセットをライスで…」

ガヴリール「わかった…」

サターニャ「ガヴリールは何にするのよ…」

ガヴリール「私はミックスピザ…」

ヴィーネ「ピザは満腹感あるしね…」
23:2017/04/16(日) 21:00:03.325 ID:DruTEkYY0.net
サターニャ「これがマカロニグラタン…」

ヴィーネ「魔界には無いもんね…」

ラフィエル「美味しそうです…」

ガヴリール「天界もろくな飯が無いからな…。うちのおやつなんか炒った豆だぞ…」

サターニャ「…」

ヴィーネ「…」

ラフィエル「…」

ガヴリール「そんな可哀想なものを見る目で見るなよ…」

ヴィーネ「ごめん…」
24:2017/04/16(日) 21:05:42.974 ID:DruTEkYY0.net
サターニャ「熱っ…熱っ…」

ヴィーネ「そういえばガヴ、バイトはうまくやれてる…?」

ガヴリール「まあ…それなりに…」

ヴィーネ「マスターさんに迷惑かけちゃダメよ…?」

ガヴリール「わかってるよ…。お前は私の母親か…」

ラフィエル「はぁ…」

ガヴリール「どうした…」

ラフィエル「エビフライセットをライスで頼んだのですが、食べる配分を間違えてご飯が足りなくなりました…」

ガヴリール「じゃあ追加でご飯を頼めよ…」

ラフィエル「すみません、ガヴちゃんの奢りなのに…」

ガヴリール「気にすんなよ…」
26:2017/04/16(日) 21:11:07.158 ID:DruTEkYY0.net
ガヴリール「サターニャ、ミックスピザにはこうやってタバスコをかけて食べるんだ…」

サターニャ「ごくり…」

ガヴリール「一切れやるから食えよ…」

サターニャ「いいの…?」

ガヴリール「ああ…。私は少食だからな…」

サターニャ「そこまで言うなら…」パクッ

ヴィーネ「あぁっ、そんなにタバスコで赤くなったピザを…」

サターニャ「美味しい…」ムシャムシャ

ヴィーネ「もう…。見てられないったら…」

ガヴリール「まあまあ…。美味しく食べてんだからいいじゃん…」

ラフィエル「はぁ…」

ガヴリール「ん…?」
27:2017/04/16(日) 21:16:45.121 ID:DruTEkYY0.net
ラフィエル「追加でライスを頼んでもらったはいいのですが、今度はエビフライがなくなってライスが余る事態に…」

サターニャ「そのまま食べなさいよ…」

ラフィエル「それしかないですよね…」

ガヴリール「待てよ…」

ラフィエル「えっ…」

ガヴリール「追加でおかずを頼めよ…」

ラフィエル「いいんですか…?」

ガヴリール「ああ、いいぞ…」

ヴィーネ「でも、ガヴ…」

ガヴリール「いいんだ…。世話になったからな…。これくらいしなきゃ…」

ラフィエル「では、豚カツを単品で…」

ヴィーネ「豚カツ…」
29:2017/04/16(日) 21:20:34.600 ID:DruTEkYY0.net
サターニャ「ガヴリール、マカロニグラタンって食べた事ある…?」

ガヴリール「ない…」

サターニャ「一口食べていいわよ…」

ガヴリール「やだよ…。お前のそれ、冷めてかたくなってんじゃん…」

ヴィーネ「ガヴにピザを貰ったからお腹いっぱいになっちゃったんでしょ…」

サターニャ「だって…」

ラフィエル「むむ…」

ヴィーネ「ラフィ…?」

ガヴリール「どうかしたのか…?」
30:2017/04/16(日) 21:25:09.735 ID:DruTEkYY0.net
ラフィエル「微妙に残っていたライスで豚カツを食べていたのですが、ボリューミーな豚カツに対しては圧倒的に足りませんでした…」

サターニャ「そんなの当たり前じゃない…」

ヴィーネ「あちゃー…」

ラフィエル「豚カツだけで食べてもいいのですが、そうなると胸焼けをしてしまいそうで…」

ガヴリール「だったらラージライス頼んじゃえよ…」

ラフィエル「ガヴちゃん…」

ガヴリール「豚カツを食べきるならそんくらい必要だろ…?」

ラフィエル「はい…!」
34:2017/04/16(日) 21:34:40.907 ID:DruTEkYY0.net
ヴィーネ「ガヴ、人間界のお料理って作るのも楽しいのよ…」

ガヴリール「えぇ…。カップ麺とかでいいじゃん…」

サターニャ「コンビニごはんならすぐ食べれるのに…」

ヴィーネ「やれやれ…。自分で作るからいいんじゃない…」

ラフィエル「ぐぬぬ…」

サターニャ「ラフィエル、あんたまさか…!?」

ラフィエル「すみません…。ラージライスでは豚カツを食べるのに量が多すぎたみたいで…」

ヴィーネ「ご飯だけ残った、と…」

ラフィエル「申し訳ありません…。責任をもってこのライスは私がそのまま…」

ガヴリール「ラフィ…」

ラフィエル「大丈夫です…。おかずがなくたって私は…このくらい…」

ヴィーネ「無理しないで…!」

ラフィエル「ですが…」

ガヴリール「またおかず頼め…。な…?」

ラフィエル「ガヴちゃん…。わかりました、それではグリルチキンを単品で…」
37:2017/04/16(日) 21:40:05.773 ID:DruTEkYY0.net
サターニャ「…」

ヴィーネ「…」

ガヴリール「…」

ラフィエル「むしゃむしゃ…もぐもぐ…」

サターニャ「ちょ、ちょっと…。このままじゃ…」

ヴィーネ「まだ結論を出すには早いわ…」

ガヴリール「オイオイオイ…」

ラフィエル「しまった…。まさかまたご飯が足りなくなってしまうとは…。ラフィエル一生の不覚です…」

ヴィーネ「やっぱり…」

ラフィエル「こうなったら残ったグリルチキンをそのまま食べるしか…」

ガヴリール「ラフィ…お前…」
38:2017/04/16(日) 21:44:46.729 ID:DruTEkYY0.net
サターニャ「ちょっと待った…」

ラフィエル「サターニャさん…?」

サターニャ「ちょっと貸して…」

ラフィエル「えっ…?私のグリルチキンを…?えっ…?」

サターニャ「がつがつもぐもぐぱくぱく…」

ヴィーネ「ちょっ、何してんのよサターニャ…」

サターニャ「気持ち悪…。吐きそう…」

ガヴリール「お前、お腹いっぱいなのになんでこんな無茶を…」

ラフィエル「そうですよ…。何故こんな事を…」

サターニャ「私が無茶をする事で、終わりのない永遠を終わらせたかった…。それだけよ…」

ガヴリール「無茶しやがって…」
42:2017/04/16(日) 21:52:08.754 ID:DruTEkYY0.net
結局、会計総額の半分以上がラフィエルの食べた分だった…

ガヴリール「やれやれ…。何か今日は疲れたよ…」

サターニャ「私が家まで送ってあげたんだから感謝しなさいよね…」

ガヴリール「はいはい…」

サターニャ「通路で横になってないで、せめてベッドで倒れ込みなさいよ…」

ガヴリール「無理、サポシ…」

サターニャ「さぽし…?とにかく、ほら、立ちなさいよ…」

ガヴリール「そんなにベッドで寝せたいなら私を運べよ…だ、抱っこして…///」

サターニャ「しょうがないわねー…」グイッ

どさっ

ガヴリール「あっ…///」

サターニャ「うぇっ…。ガヴリールを抱っこしたときの振動でお腹が…」

ガヴリール「ちょっ、待て、せめてトイレで…!」

サターニャ「無理、さぽし…」

ガヴリール「あっー…」

えろえろえろえろえろ… -完-
43:2017/04/16(日) 21:56:13.535 ID:IdgChOhp0.net
スレタイ詐欺かと思ったら回収しやがった
44:2017/04/16(日) 22:52:44.320 ID:LjfQhXBRd.net
40:2017/04/16(日) 21:47:01.432 ID:Ui7V8ubi0.net
みんなテンション低くてワロタ・・・
引用元:http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1492343177