1: 2012/10/30(火) 20:29:59.93 ID:kVYBtt5R0
P「ああ」

P「このレッスンを受ければ、歌の表現力の幅が広がる」

千早「……」

P「やってみるか?」

千早「はい」

5: 2012/10/30(火) 20:34:01.84 ID:kVYBtt5R0
P「よし、決まりだな」


ぴらっ


P「今夜この場所に来てくれ」

千早「……はい」

P「じゃあ、また後で会おう」

千早「よろしくお願いします」

14: 2012/10/30(火) 20:46:03.24 ID:kVYBtt5R0

~夜~



千早「…ここね」

千早(廃ビルにしか見えないけれど…)


千早(こんな所で何をするのかしら)

千早「これも歌のためね」

16: 2012/10/30(火) 20:50:35.16 ID:kVYBtt5R0
千早「プロデューサーは何処で待っているのかしら」


prrrr


P『も……し………千……?』

千早「プロデューサー、今何処ですか?」

P『すま………電…が………』

P『四階………にいる』



ザー



千早「……」

千早「電波が悪いのかしら」

千早(プロデューサーは四階にいるのね)

19: 2012/10/30(火) 21:04:12.38 ID:kVYBtt5R0
千早「エレベーターは……あそこね」



ウィ...ン


チン


千早「……?」

千早(二階のボタンを押した覚えはないのに……)

千早(誰か乗ってくるわけでもないし)

21: 2012/10/30(火) 21:11:00.55 ID:kVYBtt5R0
チン


千早「……」

千早(三階でも止まった……気味が悪い)




千早「………」

千早「四階に着いたけど……」

千早(暗い……)

23: 2012/10/30(火) 21:19:48.07 ID:kVYBtt5R0
千早「プロデューサーを探さないと」


prrr


P『……か?』

千早「プロデューサー、四階に着きましたけど」


P『そ……タスケテ………に……』

P『……だ……聞こえ……』




『…………タスケテ……』



千早「……っ!!」

26: 2012/10/30(火) 21:27:43.77 ID:kVYBtt5R0
千早「え、プロデューサー!?」


ツー...ツー


千早(今の…プロデューサーの声じゃない)

千早「………」

千早「どういう事?」


千早(とにかくプロデューサーを探さないと……)

27: 2012/10/30(火) 21:32:20.91 ID:kVYBtt5R0
コツコツ


千早「……」

千早(プロデューサー……どうか無事でいて)


コツコツ


カツカツ


千早「……!!」

千早(誰かが着いて来ている……)

30: 2012/10/30(火) 21:46:51.58 ID:kVYBtt5R0
prrrr


千早「っ!!」

千早「プロデューサーから……」


千早「もしもし、プロデューサー?」

P『おーい、千早』

千早「大丈夫ですか?」

P『ん? 千早こそ、今どこにいるんだ?』

千早「今は、ビルの四階に」

32: 2012/10/30(火) 21:52:58.43 ID:kVYBtt5R0
千早「今はエレベーターの前にいます」

P『え……?』

千早「……?」




P『俺も四階のエレベーター前にいるんだが』

P『千早……今いったいどこにいるんだ?』

千早「な……っ!!」

37: 2012/10/30(火) 22:03:05.85
(´・ω・`)・ω・`) キャー
/  つ⊂  \  コワーイ

38: 2012/10/30(火) 22:06:42.44
べ、別に怖くねーけど ちょっとジャージ履き替えてくる

39: 2012/10/30(火) 22:09:24.11 ID:kVYBtt5R0
カツカツ


千早「ひっ……!?」

P『どうした?』

千早「さっきから、誰かが着いて来ているんです」

千早「プロデューサー……」

P『落ち着け千早…………だ…』

千早(また電波が……!)

40: 2012/10/30(火) 22:13:39.91
(のヮの)'ヮ'*)ζ キャー
/  つ⊂  \  うっうー

41: 2012/10/30(火) 22:14:58.45 ID:kVYBtt5R0
P『お………千……』

千早「プロデューサー、助けて……」


トントン


千早「っ!!」

P『今助…に………ツカマエタ………から!』



千早「ぁ…….あ」

42: 2012/10/30(火) 22:22:50.14 ID:kVYBtt5R0
P「よっ」

千早「嫌あぁぁぁぁ!!!」





千早「ぁ………??」

P「ドッキリ大成功!」

千早「……」

P「おーい、千早?」

45: 2012/10/30(火) 22:26:01.45 ID:kVYBtt5R0
ギュー


P「おぅふ!」

千早「ぐすっ……本当に…怖かったんですから!」

P「すまんすまん」

千早「ぜっったい許しませんっ!」

P(涙目千早かわいい)

49: 2012/10/30(火) 22:32:57.60 ID:kVYBtt5R0
P「その後千早は一人では眠れなくなってしまった」

P「責任をとって同居した」



なんちゃってホラー編・完

51: 2012/10/30(火) 22:35:15.91
編と言うからには続きがあるんだな
支援だ

引用元: 千早「秘密のレッスン?」