ジュペッタ「岩タイプならバンギラス頃してよ」

シャンデラ「バンギラスなんて近寄れねーよ・・・　デスカーンにでも頼めよ格闘なんだし」

ゲンガー「お前そろそろカイリキーとデスカーンぐらい見分けろよ
　　　　　手が多いところ意外共通点ないだろ」

シャンデラ「デスマスクだか知らないけどそんな奴に構ってる暇はない！！」

ジュペッタ「おーこわ」

シャンデラ「決めた　俺絶対強くなるから」

ゲンガー「いい志だな」

シャンデラ「岩タイプ絶滅とか考えたけどやめる
　　　　　　人を蹴落とすより自分を向上させる事の方が何百倍も素晴らしいことに気がついた」

シャンデラ「だから俺は岩タイプの技をなくす」

ストーンエッジと冷凍ビームは覚えられる奴多すぎ

シャンデラは色んな奴のサブウェポンになってる岩技が怖いだけで
岩タイプ自体はそこまで怖くない気がする

ジュペッタ「何お前　意味わかんない」

ゲンガー「第一技なくすとか無理だろ」

シャンデラ「聞け！！俺はエッジさえなければ！！エッジさえなければ！！」

ゲンガー「落ち着けよ」

シャンデラ「くくく・・・岩技狩りを始めるぞ・・・ショーの幕開けだ・・・！！」

ジュペッタ「欝なのかな」

ゲンガー「相手にしない方がいい」

ジュペッタは人の悩みを聞いてられる立場なのか

ごめん先に言っておくけど対戦はあんまり詳しくないから変なとこあると思う


シャンデラ「とりあえず岩タイプの技調べてみた」

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いわおとし 物理 岩 50 90 15 一体選択
いわなだれ 物理 岩 75 90 10 相手全体
がんせきふうじ 物理 岩 50 80 10 一体選択
がんせきほう 物理 岩 150 90 5 一体選択
げんしのちから 特殊 岩 60 100 5 一体選択
ころがる 物理 岩 30 90 20 一体選択
ステルスロック 変化 岩 - - 20 その他
ストーンエッジ 物理 岩 100 80 5 一体選択
すなあらし 変化 岩 - - 10 その他
パワージェム 特殊 岩 70 100 20 一体選択
もろはのずつき 物理 岩 150 80 5 一体選択
ロックカット 物理 岩 3 - 20 自分
ロックブラスト 物理 岩 25 80 10 一体選択

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ゲンガー「意外と少ないな」

ジュペッタ「もっとあると思ってた」

シャンデラ「よし・・・まずは最凶最悪言語道断極悪非道のエッジからだ」

ゲンガー「ボロクソだな」

ジュペッタ「どうやってなくすの？」

シャンデラ「岩技がどれだけ相手を傷つけているか説得する」

ジュペッタ「無理だよ」

ジュペッタ「あまりにも無謀すぎる　説得どうこうでどうにかなるもんじゃないよ」

ゲンガー「確かに」

シャンデラ「まあまあ落ち着け　岩タイプってのはバンギラスを筆頭にまあまあ強い奴が揃ってる半面、
　　　　　　弱い奴はとことん弱いだろ？」

ゲンガー「ああ、サニーゴか」

ジュペッタ「イワークは？」

シャンデラ「イワークは見た目にそぐわず攻撃力が恐ろしいほど低い
　　　　　　だからあいつのエッジはスズメの涙ぐらいしか効かん
　　　　　　第一あいつがエッジを撃ったところを見たことがない」

ジュペッタ「アバゴーラは？」

シャンデラ「バカゴーラは特防がバカほど低いただのバカだ」

ジュペッタ「じゃあ俺のHBDSはバカほど低いってことなの」

シャンデラ「それはそれ　これはこれ」

ジュペッタ「納得いかない」

ゲンガー「それで？サニーゴを説得しにいくのか？」

シャンデラ「まだまだ序章にすぎんがな
　　　　　　まずはサニーゴとやらをブチ頃しにいこう」

サザナミタウン


シャンデラ「うわあ海だ　マジきめえ」

ゲンガー「綺麗じゃないか」

ジュペッタ「濡れると乾かすの大変だから絶対水かけるなよ」

シャンデラ「ちょっと、ゲンガー適当にサニーゴ呼んで来て」

ゲンガー「何で俺が」

シャンデラ「俺水苦手だしジュペッタ人形だから」

ゲンガー「仕方ない」

ゲンガー「ちょっとそこのピンクの」

サニーゴ「？」

ゲンガー「話しあるから来てくれ」

サニーゴ「え？」

ゲンガー「ほら、話しあるから」

サニーゴ「何が？」

ゲンガー「・・・」


シャンデラ「何手ぶらで帰ってきてるんだよ」

ゲンガー「話が通じねえ」

ジュペッタ「サニーゴってそんなにバカなの？」

シャンデラ「困ったな、話しが通じないほどとは」

カブトプス「あんたら何してんの？」

ジュペッタ「わあ強そう　誰？」

シャンデラ「何だお前」

カブトプス「・・・」

ゲンガー「俺と同世代のカブトプス
　　　　　こう見えて水・岩だから気をつけろよ」

シャンデラ「こいつが？水岩？潤い感ゼロなのに？」

カブトプス「失礼すぎやしないかね」

ゲンガー「ちょっと年齢が上だから、ほら
　　　　　お肌の曲がり角って奴だよ　な？」

カブトプス「・・・」

シャンデラ「いや真っ直ぐバックしてるようなもんだろ
　　　　　　カッサカサだなあんた」

カブトプス「ストーンエッジだあああああああああああああ」

シャンデラ「あああああああああああああああああああああ」

シャンデラ「ハァ・・・ハァ・・・襷持ってて助かった・・・
　　　　　　なんとか生きてる・・・」

ジュペッタ「痛そう」

シャンデラ「ああ・・・物凄く痛い・・・」

ゲンガー「やりすぎだろお前」

カブトプス「俺のお肌は全然曲がり角じゃないし
　　　　　　真っ直ぐバックもしてない」

ゲンガー「ごめんって　つやつやだよお前は」

シャンデラ「貴様名前はなんだ・・・」

カブトプス「カブトプスだ」

シャンデラ「カブトプスとやら・・・お前はそれでいいのか・・・？」

カブトプス「あん？」

シャンデラ「お前は今俺にとがった岩を突き刺したんだぞ・・・！！」

ジュペッタ「もしかして説得に入ってるのかな」

ゲンガー「そうかもしれん　よくやるよこいつ」

シャンデラ「今！！その尖った岩！！岩で！！俺を刺したんだぞ・・・！？」

カブトプス「・・・」

シャンデラ「人とは思・・・いやポケモンとは思えん・・・
　　　　　そんなグロテスクな技を、貴様は相手の痛みを考えず！！ただ！！
　　　　　ひたすら撃ってきたんだぞ！！？恥ずべき行為だと思わんのか！！？」

カブトプス「お、俺は・・・」

ゲンガー「HP残り1なのによく喋るなあいつ」

今度から岩雪崩にするわ

カブトプス「俺はただ・・・その・・・」

シャンデラ「もし・・・もし俺が襷を持っていなかったら・・・
　　　　　今頃お陀仏だぜ・・・」

カブトプス「・・・」

シャンデラ「痛い痛い岩を突き刺されて、もがき苦しみながら氏ぬ俺・・・」

カブトプス「・・・」

シャンデラ「今までそうやって、何人ものポケモンを頃してきたんだろ・・・？」

カブトプス「！！」

シャンデラ「そろそろ潮時だぜ・・・
　　　　　　封印してやってもいいんじゃないか？その、悪魔の技を・・・
　　　　　　尖った岩を突き刺すその技を・・・」

カブトプス「俺は今まで・・・なんてことを・・・」

シャンデラ「そうだ・・・その極悪非道な技を封印するだけで、
　　　　　　世のポケモン達が苦しみながら氏ぬことはなくなるんだ・・・」

カブトプス「最低だ・・・俺は最低だ・・・」

シャンデラ「違うよカブトプス・・・最低なのはお前じゃない・・・
　　　　　　岩タイプの技を作り出した奴だ・・・」

カブトプス「うう・・・」

シャンデラ「二度と使わないと約束してくれるか・・・？」

カブトプス「ああ、誓う、誓う・・・！！
　　　　　　もうこんな酷い技は使わない・・・！！
　　　　　　これからはロックカットだけで生きていく・・・！！」

シャンデラ「固くなるも使っていい・・・
　　　　　　相手を傷つける技なんて忘れて、自分を磨く技を使っていくんだ・・・」

カブトプス「ありがとう・・・ありがとう・・・」

シャンデラ「よし・・・じゃあ・・・」



シャンデラ「エナジーボールだ・・・」

まさに外道

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ゲンガー「とりあえずカブトプスはゆっくり海に流したが・・・
　　　　　これでよかったのだろうか・・・」

シャンデラ「よし　これで奴は海の藻屑となったわけだ
　　　　　ちゃんと水タイプらしく水に戻したし大丈夫だろ」

ジュペッタ「悪魔や　悪魔がおる」

シャンデラ「ぐふへへへ　俺の体力を１にした罰だ・・・！！」

ジュペッタ「でも、技封印してくれるって言ってたのに良かったの？」

シャンデラ「岩タイプなんて信用できっか！！
　　　　　　ちょっと肌カサカサって言ったぐらいで人頃そうとする奴だぞ！」

ゲンガー「説得はどこにいったんだ」

シャンデラ「やめだやめ、良く考えたら俺のエナジーボールがあれば
　　　　　岩タイプを抹頃できることに気がついた
　　　　　頃して頃して頃しまくるぞ・・・！！！待ってろ邪道な岩タイプ共め・・・！！」

ジュペッタ「これが快楽頃人者の心境か」

フワライド「あ　いたいた～」

ジュペッタ「あれ？何してんのこんなとこで」

フワライド「探してたんだよ、三人とも」

ゲンガー「ん？もうそんな時間か？」

フワライド「いやあ、時間っていうか・・・」

シャンデラ「何だ何だ　またマルマインが勝手に自爆したとか
　　　　　　くだらないことだったら怒るぞ」

フワライド「そんなことじゃないよ、ちょっとお客さんが来ててね」

シャンデラ「まさかバカゴーラじゃないだろうな」

ジュペッタ「心当たりあるの？」

シャンデラ「ううん、あいつの卵が陸に上がってたから燃やしただけ」

ゲンガー「それ確定だろ　怒られるぞお前」

フワライド「違うよ～　確かにアバゴーラも来てるけどね
　　　　　とりあえず戻ってきて～」

シャンデラ「仕方ねーな」

ジュペッタ「海綺麗だったね」

ゲンガー「友人を一人失ったがな」

フワライド「ただいま、連れてきたよ～
　　　　　　待たせてごめんね～」

アバゴーラ「遅かったな、シャンデラ」

シャンデラ「気安く俺の名前呼ぶんじゃねえよ糞ガメ
　　　　　　何しにきやがった」

アバゴーラ「俺の大事な子供たちを燃やしたな、お前」

シャンデラ「それがどうした」

ゲンガー「まったく悪びれていないところがまたすごいな」

ジュペッタ「何怒ってんのって顔してるね」

シャンデラ「まさかお前ごときが復讐しに来たとか言うなよ」

アバゴーラ「そのまさかだよシャンデラ」

シャンデラ「笑わせてくれるな、身の程知らずの万年発情期が
　　　　　　貴様なんぞエナジーボールで返り討ちにしてくれるわ」

アバゴーラ「でかい口を叩けるのも今のうちだ・・・！！」


ジュペッタ「ねえ、おかしくない？
　　　　　　これ多分シャンデラ勝つよ」

ゲンガー「だろうな」

ジュペッタ「氏にに来たのかな」

ゲンガー「うーん・・・　フワライド、お前何か・・・」

フワライド「知らないよ～」ふわふわ

ジュペッタ「あれ？そういえば他にもお客さん来てるんだよね？」

フワライド「来てるよ　ほら、窓から見てるでしょ」

ゲンガー「窓ってお前・・・わああああああああああ」

ジュペッタ「わわわわわわ　なななななな何で？」

フワライド「アバゴーラのお友達だってさ～
　　　　　　強そうだよね、バンギラスっていうんだって」

ゲンガー「終わった・・・何もかも・・・」


シャンデラ「いくぞおおおおエナジーボ「バンギラスウウウ！！助けてくれえええ！！」

バンギラス「合点承知」

シャンデラ「」

アバゴーラ「ふへへぐぐへええ　俺の友達さ！！」

シャンデラ「卑怯ものが・・・！！」

バンギラス「行きますぞおおおおおおおお」

シャンデラ「ひいいいいいい！！(ヤバイこの一発しか耐えられないどうしよう
　　　　　エナジーボールでも確三でそんな余裕はないし・・・)」

バンギラス「かみくだきまっせえええええ」

シャンデラ「ぎにいいいいいいい」



ジュペッタ「痛そう・・・」

ゲンガー「氏んだら海に流そう・・・」


シャンデラ「あっという間に残り1かよ・・・！！(ヤバイヤバイどうしよう次の攻撃で氏ぬ)」

バンギラス「とどめのストーンエッジをお見舞いｓ「待て！！！！」

バンギラス「何ですの」

シャンデラ「アンタ今・・・俺を噛み砕いたな・・・」

バンギラス「そうですな」

シャンデラ「そしてその上・・・俺にエッジをお見舞いしようとしている・・・
　　　　　　一体何のために？」

バンギラス「バカゴーラの子供のためですわ
　　　　　尊い命を奪うなんて酷いことして・・・」

シャンデラ「だったら・・・！！今あんたがしようとしてることも、同じじゃないのか！？」

バンギラス「な・・・」

シャンデラ「俺はなあ・・・毎日毎日エッジを撃たれ続けてきたんだよ・・・
　　　　　　そう・・・お馴染みの尖った岩を突き刺すグロテスクな攻撃を・・・」

バンギラス「ポ、ポケモンだから仕方ないですぞ」

シャンデラ「今日はもう一回刺されてんだ・・・
　　　　　　挙句の果てには噛み砕かれてさ、痛くて痛くてたまんねーよ・・・」

バンギラス「そ、そんなこと・・・」

シャンデラ「それが当たり前だって言いたいんだろ？でも、おかしいと思わないか？
　　　　　人を傷つけあうのが当たり前の世界だなんて・・・」

バンギラス「・・・」

シャンデラ「アンタの言う尊い命も、大半は戦いで失っていくもんだ・・・
　　　　　　なあ、そうだろ？」

バンギラス「・・・」

シャンデラ「俺はなあ、あいつの子供にこんな思いしてほしくなかったんだよ・・・
　　　　　　戦いの痛みをな・・・」

アバゴーラ「の、乗せられてはいけません！！バンギラス！！」

バンギラス「・・・」

シャンデラ「戦いを通して手に入るものは何だ？経験値、努力値・・・
　　　　　そんなもののために、アンタはポケモンを頃しに頃し、岩タイプの頂点に君臨している・・・」

ジュペッタ「よくもまあ次から次へと嘘が出るね」

ゲンガー「しかしカブトプスやバンギラスが単純なのか
　　　　　シャンデラの言い包め方が上手いのか・・・」

ジュペッタ「どっちだろうね」


シャンデラ「どうだ？友達のために人を頃す気分は・・・
　　　　　　そして、今まで岩を投げたり刺したりしてポケモンを頃してきた気分は・・・！！」

バンギラス「シャ、シャンデラさん・・・私は・・・」

アバゴーラ「ダメですよおおおおおおおおお！！！」

シャンデラ「アンタはもしかしたら・・・利用されてたのかもしれねーな、アバゴーラに」

バンギラス「え・・・？」

シャンデラ「普通、自分の子供のかたきぐらい自分で討つだろう？
　　　　　　こいつは自分の手を血で染めたくなかったんだよ・・・」

バンギラス「ア、アバゴーラ・・・」

アバゴーラ「ちょっとおおおおおおおおお！！」

シャンデラ「アバゴーラ、一旦帰ってくれ　俺はバンギラスと大事な話がしたい」

アバゴーラ「お前はまたそうやって・・・！！」

シャンデラ「バンギラス、どうだ？ここで落ち着いて話をしないか？」

バンギラス「い、いいんですか・・・・？」

シャンデラ「勿論だとも・・・　アバゴーラくん、そういうことだから一旦帰ってくれ」


アバゴーラ「う・・・う・・・ちくしょおおおおおおおおお！！！」

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バンギラス「今まで・・・私は・・・」

シャンデラ「いいんだよ、アンタは騙されてただけなんだ・・・
　　　　　アバゴーラに、そしてこの狂った世界に・・・」

バンギラス「ああ・・・今までなんてことを・・・」

シャンデラ「ゆっくり話そうじゃないか、ジュペッタ お茶を用意してくれ」

ジュペッタ「はーい」

シャンデラ「ゲンガー、さいみんじゅつを頼む」

ゲンガー「よっ」　ﾎﾟﾜﾜﾜﾜ

バンギラス「ｚｚｚｚ・・・」

ゲンガー「ああ・・・つい成り行きでやってしまった」

シャンデラ「よし　今のうちにエナジーボールを5発ほどお見舞いしておこう
　　　　　　念には念をってな」

フワライド「わ～お　まさに鬼だね」

ジュペッタ「倒した後どうするの？」

シャンデラ「それは勿論海の藻屑となってもらうさ」

この日を境に岩タイプのポケモンはどんどん少なくなっていきました
シャンデラは岩で刺されたりすることがなくご機嫌のようです
　　　　　　　
でも・・・

シャンデラ「水タイプ氏ね・・・！！氏ね・・・！！」

ジュペッタ「もしかして、また説得しにいくの？」

シャンデラ「よし・・・まずはサニーゴ辺りから・・・」
　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　終わり

書き溜めもなく行き当たりばったりのSSになってしまった申し訳ない
あとキャラがぶれぶれだったもんでバンギラスの口調がムックみたいになったり
アバゴーラの口調がフリーザみたいになったりと一人でてんやわんやだった

あとバンギラスがアバゴーラのこと一回バカゴーラって言ってるけどミスな

面白かった
乙