1: 2012/01/31(火) 23:29:48.59 ID:uebjIFwn0
伊織「どうしたのよ、急に」

真「いや、ボクってどちらかというと女の子から人気があるじゃない?」

伊織「確かにそうね」

真「でもやっぱり男の人からの人気が欲しいじゃない?」

伊織「じゃない?って言われても」

真「だから765プロのみんなを観察することにしたんじゃない?」

伊織「とりあえずその口調どうにかならない?」

11: 2012/01/31(火) 23:41:46.69 ID:uebjIFwn0
真「今のアイドル業界を生き抜くには分析も必要だと思ったんだよ」

伊織「口調戻ったわね、それで?」

真「男の人から人気のあるみんなを観察すれば、なにか分かるかと思って」

伊織「ああ、なるほどね」

真「だからちょっと僕の話に付きあってくれないじゃない?」

伊織「さっきから何なのそれ?

13: 2012/01/31(火) 23:45:30.73 ID:uebjIFwn0
真「まずは春香」

伊織「私のツッコミは無視なのね」

真「春香の人気はやっぱり女の子らしさだと思うんだよね」

伊織「それはその通りだと思うわ」

真「料理上手なところ、健気で一途そうなところ!」

伊織「男から見たら魅力的でしょうね」

15: 2012/01/31(火) 23:48:48.70 ID:uebjIFwn0
真「だからボクがそれを参考にしたらどうなるかというと」

伊織「えっ?」

真「『ほらアナタ、晩ごはんできたわよ!』」

真「『今日はあなたのために健康なメニューにしたんだから!』」

真「『ほーら、ほっぺにご飯つぶついてるわよ!ヒョイパク!』」

伊織「急に寸劇始まったんだけど」

20: 2012/01/31(火) 23:53:14.86 ID:uebjIFwn0
真「『え?今日のポイント?』」

真「『そりゃあもちろん高タンパク低カ口リーで筋トレ後に最適な』」

真「『さ、さ、み☆』」

真「『うー……』」

真「『まっこまっこりーん!!!!!』」

真「…」

伊織「ドヤ顔でこっち見るのやめてくれないかしら」

21: 2012/01/31(火) 23:53:16.32
なんだかんだで付き合ういおりんマジ菩薩のよう

29: 2012/01/31(火) 23:58:49.31 ID:uebjIFwn0
伊織「いろいろと言いたいことがあるわ」

真「どうぞ」

伊織「ささみってのは別に悪くないのよ、おいしいし」

真「だよねだよねっ!へへっ、やーりぃ!」

伊織「やってないわよ、何よ筋トレって」

真「筋トレは筋トレだよ、伊織…大丈夫?」

伊織「筋トレそのものの意味を聞いたんじゃないわよ」

33: 2012/02/01(水) 00:02:34.33 ID:f5xRtMzm0
伊織「私が言いたいのは、女の子は筋トレなんてなかなか言わないってことよ」

真「うーん、そうかなあ」

伊織「だって考えてもみなさい、たとえば春香から部活後に」

真「うん」

伊織「『先輩!これ…ささみのソテーとプロテインです!』って渡されたらどう?」

真「そそるね」

伊織「私が間違ってたわ」

41: 2012/02/01(水) 00:07:44.82 ID:f5xRtMzm0
真「チョコ味ならなおいいね」

伊織「普通は『スポーツドリンクです』とか『タオルです』とかよ」

真「ボクは伊織の言った例のほうがいいけどなー」

伊織「男からしたらあんまり詳しくないほうがグッとくるんじゃないの?」

真「ねえ伊織」

伊織「なによ」

真「ドリンクはちゃんと3倍に薄めてあるよね?」

伊織「知らないわよ」

49: 2012/02/01(水) 00:13:51.71 ID:f5xRtMzm0
真「次に千早」

伊織「意外にさらっと行くのね」

真「千早はストイックなところかなぁ、歌も上手いし」

伊織「ファンに媚びすぎないのも人気のひとつかもね」

真「…」

伊織「無言で腕立ての姿勢をとるのはやめてもらえるかしら」

52: 2012/02/01(水) 00:17:31.20 ID:f5xRtMzm0
真「ストイックって言ったらこれしか思いつかなかったんだ…」

伊織「なんですぐに筋トレに結びつけるのよ、アンタは」

真「でも最近の千早は笑顔も増えたよね」

伊織「それも一種のギャップかしらね」

真「腕立てをしたあとにポーズを決めて笑顔を見せるというのは」

伊織「それはただのボディービルダーよ」

59: 2012/02/01(水) 00:21:42.35 ID:f5xRtMzm0
真「難しいなー千早は!なんだよもう!」

伊織「逆ギレもいいとこね」

真「次は美希」

伊織「テンションの差についていけない私がいるわ」

真「やっぱり美希の『なの!』はかわいいじゃない?」

伊織「もしかしてそれ口癖みたいにしようと思ってたの?」

63: 2012/02/01(水) 00:25:47.71 ID:f5xRtMzm0
真「まっこまっこりーん!なの!」

伊織「10倍増しくらいでくどくなったわね」

真「へへっ!やーりぃ!なの!」

伊織「胃もたれがするわ」

真「続いて雪歩」

伊織「美希終わりなの!?」

67: 2012/02/01(水) 00:30:16.55 ID:f5xRtMzm0
伊織「思わず勢いのあるツッコミをしてしまったわ」

真「雪歩はやっぱり守ってあげたくなる感じかな」

伊織「相変わらずマイペースねアンタ」

真「犬が苦手とか男の人が苦手とか…ずるいよね!」

伊織「じゃあアンタも苦手アピールすればいいじゃない」

真「バニラ味は苦手だね」

伊織「まったくそそらないわね」

75: 2012/02/01(水) 00:35:22.71 ID:f5xRtMzm0
真「そそれよ!」

伊織「初めて聞いたわそんなツッコミ」

真「あとはアレかな」

伊織「アレ?」

真「穴掘って、埋まってまーっす!」

伊織「アンタが言うとすごい前向きね」

79: 2012/02/01(水) 00:40:04.14 ID:f5xRtMzm0
真「まあ雪歩の魅力はボクには出せないや」

伊織「じゃあ最初から検討しなくていいじゃない」

真「次は亜美」

伊織「ああ、亜美真美ね」

真「伊織」

伊織「なによ」

真「亜美と真美は分けて考えなきゃダメだろ」

伊織「なかなかの上級者ねアンタ」

84: 2012/02/01(水) 00:45:44.18 ID:f5xRtMzm0
真「亜美は無邪気さが魅力だよね」

伊織「まあ一番年下なわけだしね」

真「兄ちゃん兄ちゃーん!」

伊織「なによ急に」

真「続いて真美」

伊織「アンタ亜美のこと嫌いなの?」

87: 2012/02/01(水) 00:50:46.66 ID:f5xRtMzm0
真「真美は最近思春期だからね!」

伊織「髪も伸ばし始めたしね」

真「ボクだって伸ばしたよ!」

伊織「そうね」

真「ねえねえ伊織」

伊織「?」

真「ボクも髪伸ばしたよ!」

伊織「はいはいかわいいかわいい」

92: 2012/02/01(水) 00:55:39.28 ID:f5xRtMzm0
真「次はやよい」

伊織「やよいとアンタは似てるんじゃない?」

真「どこらへんが?」

伊織「元気なところとか、一生懸命なところとか」

真「ボクが『うっうー!』って言ったらどう思う?」

伊織「かけ声かと思う」

95: 2012/02/01(水) 01:00:43.83 ID:f5xRtMzm0
真「ハイ、ターッチ!」

伊織「得点が入ったのかと思う」

真「今日の晩ごはんはもやしですー!」

伊織「体絞ってるのかと思う」

真「おはようございますー!」ガルーン

伊織「風圧で死人が出る気がする」

真「おい!」

97: 2012/02/01(水) 01:02:45.26
いおりんのツッコミwww

99: 2012/02/01(水) 01:05:56.49 ID:f5xRtMzm0
伊織「まあアンタにやよいの真似は無理ね」

真「なんだか意味深だね」

伊織「いいから早く次にいきなさいよ」

真「じゃああずささん」

伊織「…」

真「…」

伊織「おっぱ」

真「黙れ」

102: 2012/02/01(水) 01:10:00.52 ID:f5xRtMzm0
真「あずささんの雰囲気は真似できないなー」

伊織「もういろいろと違うもの」

真「思ったんだけどさ」

伊織「うん」

真「あずささんと結婚したくない?」

伊織「否定しないわ」

106: 2012/02/01(水) 01:15:34.27 ID:f5xRtMzm0
真「家に帰ったらさ」

伊織「うん」

真「食べきれないくらい晩ごはん作っててさ」

伊織「ええ」

真「おなかいっぱいでソファーに二人並んで座ってさ」

伊織「…」

真「『ちょっと休ませてくださいね』って肩に頭乗せられたくない?」

伊織「たまんないわね」

111: 2012/02/01(水) 01:19:46.60 ID:f5xRtMzm0
真「それじゃあ律子にいこう」

伊織「ここまで来たら付き合うわよ」

真「律子もギャップ萌えだと思うんだ」

伊織「萌えて」

真「一見キャリアウーマンな律子がたまーに見せる弱い部分」

伊織「あー」

113: 2012/02/01(水) 01:23:33.96 ID:f5xRtMzm0
真「仕事がうまくいってなくて落ち込んでる律子に」

伊織「うん」

真「後ろから缶コーヒーをほっぺにつけてあげたい」

伊織「私やったことあるわよ」

真「どうだった?」

伊織「『ひんっ!』ってなってた」

真「かわいすぎるだろっ…!」

118: 2012/02/01(水) 01:29:02.85 ID:f5xRtMzm0
伊織「まあアレは律子ならではって感じね」

真「ボクには無理かなー」

伊織「普段のキャラが大事なのかしらね」

真「次は響かな」

伊織「響もアンタと似てるわよね」

真「そうかな?」

122: 2012/02/01(水) 01:34:52.13 ID:f5xRtMzm0
伊織「元気なところもそうだし、ダンス好きスポーツ好きとか」

真「そう言われればそうかもしれないけど」

伊織「何がひっかかるのよ」

真「いや、響ってああ見えて女の子らしいんだよ?」

伊織「それアンタが女の子らしくないって言ってるのと同義よ?」

126: 2012/02/01(水) 01:39:47.68 ID:f5xRtMzm0
真「料理も得意だし、編み物もできるし」

伊織「そういえば女子力高いわね」

真「女子力(笑)」

伊織「女がその反応するのはどうかと思う」

真「でも響が意外と女の子らしいのは事実だしなー」

伊織「アンタはそういう部分無いの?」

129: 2012/02/01(水) 01:44:05.70 ID:f5xRtMzm0
真「ぼ、ボクだってクッキーとか作るよ!」

伊織「うまくいったの?」

真「…」

伊織「…」

真「…プロデューサーが倒れた」

伊織「次は貴音ね」

131: 2012/02/01(水) 01:48:35.10 ID:f5xRtMzm0
真「貴音さんはなんかもう…」

伊織「次元が違う感じがするわね」

真「あなた様…?」

伊織「あ、ちょっとキュンときた」

真「らぁめん…?」

伊織「替え玉4、5杯は頼みそう」

真「それ貴音さんも一緒じゃない?」

133: 2012/02/01(水) 01:53:31.32 ID:f5xRtMzm0
伊織「言われてみればそうね」

真「貴音さんって実は子どもみたいなところあるしね」

伊織「あれは世間知らずって言うんじゃないの?」

真「そこらへんもかわいさの要因だよ」

伊織「まあ天然お嬢様は定番っちゃ定番よね」

真「…げろっぱ!」

伊織「ビーム出しそう」

真「おい!」

136: 2012/02/01(水) 01:58:50.44 ID:f5xRtMzm0
伊織「まあ貴音は私でも真似できると思わないもの」

真「じゃあ最後は伊織だね」

伊織「わ、私は別にいいじゃない」

真「ダメだよ!765プロのみんなを分析するって決めたんだから!」

伊織「…じゃあアンタ的に伊織ちゃんはどうかわいいのよ」

真「…」

伊織「すぐ言いなさいよ!」

139: 2012/02/01(水) 02:02:59.64 ID:f5xRtMzm0
真「そうやってツッコんでくれるところとかいいよね」

伊織「はあ?」

真「結局みんなのことを気遣ってくれるところとか」

伊織「…アンタたちが馬鹿ばっかやってるからよ」

真「そういうツンデレもたまんないよね!」

伊織「本人目の前なんだからちょっと遠慮しなさいよ」

141: 2012/02/01(水) 02:08:00.43 ID:f5xRtMzm0
真「ツンデレならボクもすぐ出来そうだなあ!」

伊織「別にしなくてもいいんじゃない?」

真「へ?なんで?」

伊織「真はそのままが一番かわいいからよ」

真「!」

真「…ば、ばか……///」

伊織(あ、ツンデレ)


おっわおっわりーん!

143: 2012/02/01(水) 02:12:07.99
真はかわいいなぁ!

144: 2012/02/01(水) 02:12:22.17
おっつおっつりーん!

引用元: 真「765プロのみんなってかわいいよね」