1: 2011/05/01(日) 18:06:09.26 ID:uPXBJAHe0
まどほむ「…………」キャッキャウフフ
杏さや 「…………」イチャイチャチュッチュ
マミ 「…………」
QB 「…………」
マミ 「ちょっと。……ちょっと!!」
ほむら「…………」
まどか「……?」
杏子 「なんだよ?」
さやか「どうしたんですか」
マミ 「皆さんに大事なお話があります」
杏さや 「…………」イチャイチャチュッチュ
マミ 「…………」
QB 「…………」
マミ 「ちょっと。……ちょっと!!」
ほむら「…………」
まどか「……?」
杏子 「なんだよ?」
さやか「どうしたんですか」
マミ 「皆さんに大事なお話があります」
3: 2011/05/01(日) 18:07:28.51 ID:uPXBJAHe0
マミ 「話というのは、他でもない……二人組に分けた途端、私ばかりがはぶられがちになるこの風潮についてよ」
マミ 「私だけ早々に退場して、偶数になったのをいい事に……カッチリイメージが固まってしまって!」
まどか「はぶられがち、って……そんなことは」
さやか「考えすぎですよお」
杏子 「そうだよ、現に今も五人で仲良くやってるじゃんか」
マミ 「遊び方に問題があるのよっ!どれもこれも四人用のゲームばかりで……悪意があるとしか思えない!」
さやか「ビリケツはちゃんと交代のルールにしてるじゃないですか」
マミ 「それでも一人あぶれる時間があるのは確実じゃないの!人生ゲームとかモノポリーとか持ってきなさい!」
杏子 「ええー……文句言うなよなー」
まどか「あはは……」
ほむら「負けなければいいのよ」
さやか「イヤミか、こいつー」
マミ 「私だけ早々に退場して、偶数になったのをいい事に……カッチリイメージが固まってしまって!」
まどか「はぶられがち、って……そんなことは」
さやか「考えすぎですよお」
杏子 「そうだよ、現に今も五人で仲良くやってるじゃんか」
マミ 「遊び方に問題があるのよっ!どれもこれも四人用のゲームばかりで……悪意があるとしか思えない!」
さやか「ビリケツはちゃんと交代のルールにしてるじゃないですか」
マミ 「それでも一人あぶれる時間があるのは確実じゃないの!人生ゲームとかモノポリーとか持ってきなさい!」
杏子 「ええー……文句言うなよなー」
まどか「あはは……」
ほむら「負けなければいいのよ」
さやか「イヤミか、こいつー」
4: 2011/05/01(日) 18:09:14.72 ID:uPXBJAHe0
マミ 「……ほーら、また皆して私をのけ者にして!」
まどか「え、ええー?」
杏子 「さすがに敏感に反応しすぎだよ……」
さやか「そうですよ、のけ者になんてしてないですよ」
マミ 「…………」
マミ 「……確かに、皆で集まってる時なんかはいいかもしれない。私の考えすぎかもしれない……
でも、ふとした拍子にこう、あなたたちが二人組で甘い雰囲気になってるのを感じたりして……」
マミ 「そういうのとってもやりきれないわ」
マミ 「非常に妬ましい!私もそんなパートナーの存在を要求します!」
まどか「え、ええー?」
杏子 「さすがに敏感に反応しすぎだよ……」
さやか「そうですよ、のけ者になんてしてないですよ」
マミ 「…………」
マミ 「……確かに、皆で集まってる時なんかはいいかもしれない。私の考えすぎかもしれない……
でも、ふとした拍子にこう、あなたたちが二人組で甘い雰囲気になってるのを感じたりして……」
マミ 「そういうのとってもやりきれないわ」
マミ 「非常に妬ましい!私もそんなパートナーの存在を要求します!」
6: 2011/05/01(日) 18:10:28.74 ID:uPXBJAHe0
杏子 「まーた面倒なこと言いだしたよ」
さやか「ええと……ほら、マミさんには、キュゥべえがいるじゃないですか」
QB 「ここで僕に振るのかい?」
マミ 「友達としてならもちろんアリだけど……私の求めているのはそういうのじゃないのよ!」
マミ 「あなたたちのようなカップリング的関係を求めているの」
マミ 「どろどろ爽やかくんずほぐれつな青春……」
マミ 「つまり私も女の子といちゃいちゃしたい!」
杏子 「女の子って言いきったぞ、こいつ……」
QB 「わけがわからないよ」
さやか「ええと……ほら、マミさんには、キュゥべえがいるじゃないですか」
QB 「ここで僕に振るのかい?」
マミ 「友達としてならもちろんアリだけど……私の求めているのはそういうのじゃないのよ!」
マミ 「あなたたちのようなカップリング的関係を求めているの」
マミ 「どろどろ爽やかくんずほぐれつな青春……」
マミ 「つまり私も女の子といちゃいちゃしたい!」
杏子 「女の子って言いきったぞ、こいつ……」
QB 「わけがわからないよ」
10: 2011/05/01(日) 18:11:40.34 ID:uPXBJAHe0
マミ 「ふ、感情を持たぬ者にはわかるまい……この疎外感!孤独が!」
まどか「でも、マミさんは一歩引いた所から見守るお姉さんって雰囲気が一番合ってますよ」
さやか「そうですよ、私達には逆立ちしたって手に入らないオーラがあるじゃないですか!」
マミ 「暖かく見守るお姉さんポジション、って……私も中学生なのよ!確かに最年長だけど、一年しか違わないの!」壁ドン!
まどか「ひゃっ」
マミ 「だのに、なーんで私一人だけこんな地位に追いやられているのよ!体のいい厄介払いじゃない!」壁フィナーレ!
QB 「ぎゅっぷい!巻き添えなんてひどいや!」
杏子 「おい暴れるな」
さやか「あわわ……マミさんがお怒りだ……」
まどか「でも、マミさんは一歩引いた所から見守るお姉さんって雰囲気が一番合ってますよ」
さやか「そうですよ、私達には逆立ちしたって手に入らないオーラがあるじゃないですか!」
マミ 「暖かく見守るお姉さんポジション、って……私も中学生なのよ!確かに最年長だけど、一年しか違わないの!」壁ドン!
まどか「ひゃっ」
マミ 「だのに、なーんで私一人だけこんな地位に追いやられているのよ!体のいい厄介払いじゃない!」壁フィナーレ!
QB 「ぎゅっぷい!巻き添えなんてひどいや!」
杏子 「おい暴れるな」
さやか「あわわ……マミさんがお怒りだ……」
14: 2011/05/01(日) 18:13:02.01 ID:uPXBJAHe0
ほむら「…………」
まどか「ほむらちゃん、なんとかしてあげられないかな……?」
ほむら「……巴マミに、パートナーを見つけてあげればいいのよね」
マミ 「心当たりが!?」
杏子 「食いつき早いなあ」
ほむら「ないこともないわ……ちょっと待ってなさい」ゴソゴソ
まどか「ええっ、その盾の中に入ってるの……?」
杏子 「干物になってんじゃないの」
ほむら「自動温度調節機能付きよ、問題無いわ」
杏子 「なんだと、心底うらやましいな」
さやか「食いつくな、文字通り」
まどか「ほむらちゃん、なんとかしてあげられないかな……?」
ほむら「……巴マミに、パートナーを見つけてあげればいいのよね」
マミ 「心当たりが!?」
杏子 「食いつき早いなあ」
ほむら「ないこともないわ……ちょっと待ってなさい」ゴソゴソ
まどか「ええっ、その盾の中に入ってるの……?」
杏子 「干物になってんじゃないの」
ほむら「自動温度調節機能付きよ、問題無いわ」
杏子 「なんだと、心底うらやましいな」
さやか「食いつくな、文字通り」
16: 2011/05/01(日) 18:14:35.68 ID:uPXBJAHe0
ほむら「このあたりのハズだけど……」
ほむら「……ああ、いたわ」ジュルポン
さやか「うわ、なんか出てきた!」
マミ 「ほう?どれどれ……」
シャルロッテ「…………」
マミ 「…………」
マミ 「…………」
マミ 「馬鹿にしてるのかしら!!!」壁シュート!
まどか「きゃっ」
QB 「ぎゅえっ!戻ってきた途端にこれだよ!」
さやか「ひええ……マミさんがより一層お怒りだ……」
杏子 「あーあ、向かいの壁壊したから風が吹き抜けるよ」
ほむら「……ああ、いたわ」ジュルポン
さやか「うわ、なんか出てきた!」
マミ 「ほう?どれどれ……」
シャルロッテ「…………」
マミ 「…………」
マミ 「…………」
マミ 「馬鹿にしてるのかしら!!!」壁シュート!
まどか「きゃっ」
QB 「ぎゅえっ!戻ってきた途端にこれだよ!」
さやか「ひええ……マミさんがより一層お怒りだ……」
杏子 「あーあ、向かいの壁壊したから風が吹き抜けるよ」
17: 2011/05/01(日) 18:16:01.78 ID:uPXBJAHe0
マミ 「馬鹿にしてるのかしら!!馬鹿にしてるのかしら!!」
マミ 「百歩、いや二百歩譲って魔女っていうのはいいとしましょう」
杏子 「そこは譲れちゃうのか」
マミ 「でもよりによってなーんでコイツなのよ!?」
マミ 「人のトラウマ掘り返して楽しいの!?いじめてるの?馬鹿なの?」
マミ 「マミったろか!!しまいには自分から首を差し出したろか!!!」
まどか「マミさん、落ちついて……!」
さやか「ど、どうどう」
マミ 「ふーしゅるるるる」
マミ 「百歩、いや二百歩譲って魔女っていうのはいいとしましょう」
杏子 「そこは譲れちゃうのか」
マミ 「でもよりによってなーんでコイツなのよ!?」
マミ 「人のトラウマ掘り返して楽しいの!?いじめてるの?馬鹿なの?」
マミ 「マミったろか!!しまいには自分から首を差し出したろか!!!」
まどか「マミさん、落ちついて……!」
さやか「ど、どうどう」
マミ 「ふーしゅるるるる」
20: 2011/05/01(日) 18:17:19.06 ID:uPXBJAHe0
ほむら「そう言ったって、この子以外の魔女なんてほとんどまともな見た目じゃないでしょう」
ほむら「これでも気をつかったつもりなのだけど」
マミ 「う!確かにそうね……」
シャル「…………」
マミ 「う、うーん……中身さえ出なければ結構かわいらしいわね……」
まどか「ええっ、いけちゃうんですか」
杏子 「見た目はキュゥべえと大して変わらないと思うけどなあ」
さやか「元魔法少女、といってもさすがに無理があるんじゃ」
杏子 「私はさやかが魔女になっても愛せる自信があるぞ」
さやか「杏子……」
ほむら「これでも気をつかったつもりなのだけど」
マミ 「う!確かにそうね……」
シャル「…………」
マミ 「う、うーん……中身さえ出なければ結構かわいらしいわね……」
まどか「ええっ、いけちゃうんですか」
杏子 「見た目はキュゥべえと大して変わらないと思うけどなあ」
さやか「元魔法少女、といってもさすがに無理があるんじゃ」
杏子 「私はさやかが魔女になっても愛せる自信があるぞ」
さやか「杏子……」
25: 2011/05/01(日) 18:19:40.14 ID:uPXBJAHe0
マミ 「くっ、ちょっと目を離した隙にまーたいちゃいちゃして……」
マミ 「でも!これからは私だって一人じゃない!」
マミ 「病める時も健やかなる時も、ずっと一緒にいてくれる……そんな相手をついに見つけたのだから……!」
シャル「…………」
シャル「私はほむほむ派です」
マミ 「!!?」
シャル「…………」ピョコン
ほむら「…………」頭の上にシャルロッテ
マミ 「…………」
マミ 「でも!これからは私だって一人じゃない!」
マミ 「病める時も健やかなる時も、ずっと一緒にいてくれる……そんな相手をついに見つけたのだから……!」
シャル「…………」
シャル「私はほむほむ派です」
マミ 「!!?」
シャル「…………」ピョコン
ほむら「…………」頭の上にシャルロッテ
マミ 「…………」
27: 2011/05/01(日) 18:21:27.08 ID:uPXBJAHe0
さやか「ふ……振られてしまった……魔女にまで……!」
杏子 「ああ……かける言葉もないや」
まどか「ま、マミさん……」
ほむら「…………」
シャル「…………」モグモグ
ほむら「人の頭の上でお菓子を食べないで頂戴」
シャル「…………」
マミ 「…………」
マミ 「こうなったら……誰か一人……消して……」
マミ 「偶数に落ちつけるしかないじゃない!!!」ジャキッ
さやか「マミさんご乱心だ!」
杏子 「伏せろーっ」
杏子 「ああ……かける言葉もないや」
まどか「ま、マミさん……」
ほむら「…………」
シャル「…………」モグモグ
ほむら「人の頭の上でお菓子を食べないで頂戴」
シャル「…………」
マミ 「…………」
マミ 「こうなったら……誰か一人……消して……」
マミ 「偶数に落ちつけるしかないじゃない!!!」ジャキッ
さやか「マミさんご乱心だ!」
杏子 「伏せろーっ」
32: 2011/05/01(日) 18:24:07.77 ID:uPXBJAHe0
ほむら「落ちつきなさい」ドスッ
マミ 「うぐぅ」
ほむら「…………」
マミ 「い、痛いわ」グスッ
ほむら「取り乱さないで。まだ手は残っているから」
マミ 「本当!?魔女とかじゃなくて!?ちゃんと話の通じる子よね!?」
ほむら「ええ、ええ……だからちょっと待ってなさい」
マミ 「きゃっほう!私待つわ!」
ほむら「あなたも今日のところは帰りなさい」
シャル「…………」
マミ 「うぐぅ」
ほむら「…………」
マミ 「い、痛いわ」グスッ
ほむら「取り乱さないで。まだ手は残っているから」
マミ 「本当!?魔女とかじゃなくて!?ちゃんと話の通じる子よね!?」
ほむら「ええ、ええ……だからちょっと待ってなさい」
マミ 「きゃっほう!私待つわ!」
ほむら「あなたも今日のところは帰りなさい」
シャル「…………」
34: 2011/05/01(日) 18:26:29.99 ID:uPXBJAHe0
QB 「上げて落とすだけで終わらず、アフターケアもこなして残らず搾り取るつもりだね。
暁美ほむら、なかなかやり手のようだ……彼女なら契約を迫る側にまわってもいい働きができそうだよ」
杏子 「おい滅多な事を言うな」
ほむら「確かこのあたりに……」ゴソゴソ
ほむら「ああ、見つけたわ」ニュルスポン
まどか「えっ?」
杏子 「おいおい」
さやか「わあ」
「こ、ここどこですかあ……?なんで私こんなところにいるんですかぁ……」
おさげにメガネ装備の暁美ほむら……通称メガほむ……!
暁美ほむら、なかなかやり手のようだ……彼女なら契約を迫る側にまわってもいい働きができそうだよ」
杏子 「おい滅多な事を言うな」
ほむら「確かこのあたりに……」ゴソゴソ
ほむら「ああ、見つけたわ」ニュルスポン
まどか「えっ?」
杏子 「おいおい」
さやか「わあ」
「こ、ここどこですかあ……?なんで私こんなところにいるんですかぁ……」
おさげにメガネ装備の暁美ほむら……通称メガほむ……!
38: 2011/05/01(日) 18:28:16.75 ID:uPXBJAHe0
マミ 「…………」
メガほむ「え、巴さん……?鹿目さんに美樹さん、佐倉さんまで……それに……」
ほむら「…………」
メガほむ「え、ええ……?」
マミ 「暁美さん、この子……?」
ほむら「ええ……あなたにあげるわ、どうぞお好きなように」
メガほむ「あ、あげるって、え……なんなんですか……?」
マミ 「…………」
メガほむ「と、巴さん」
メガほむ「え、巴さん……?鹿目さんに美樹さん、佐倉さんまで……それに……」
ほむら「…………」
メガほむ「え、ええ……?」
マミ 「暁美さん、この子……?」
ほむら「ええ……あなたにあげるわ、どうぞお好きなように」
メガほむ「あ、あげるって、え……なんなんですか……?」
マミ 「…………」
メガほむ「と、巴さん」
41: 2011/05/01(日) 18:30:17.53 ID:uPXBJAHe0
マミ 「…………」
マミ 「…………」
マミ 「…………」ニコッ
メガほむ「ひゃっ、な、なんですか……」
ほむら「……どうやら、お気に召してもらえたようね」
杏子 「おいおい、いいのかよ……あいつも一応アンタ自身じゃないか」
さやか「そもそも、どーやって出したのよ……」
ほむら「別に、どうでも……正直、あまり見ていたくないものだから、気は進まなかったけど……」
丸く収まってくれるならそれでいいわ」
まどか「ほむらちゃん……」
マミ 「…………」
マミ 「…………」ニコッ
メガほむ「ひゃっ、な、なんですか……」
ほむら「……どうやら、お気に召してもらえたようね」
杏子 「おいおい、いいのかよ……あいつも一応アンタ自身じゃないか」
さやか「そもそも、どーやって出したのよ……」
ほむら「別に、どうでも……正直、あまり見ていたくないものだから、気は進まなかったけど……」
丸く収まってくれるならそれでいいわ」
まどか「ほむらちゃん……」
43: 2011/05/01(日) 18:31:18.91 ID:uPXBJAHe0
マミ 「暁美さん……いえ、こう呼ばせてもらうわ……ほむら」
メガほむ「は、はいっ?」
マミ 「緊張しているの……?」
メガほむ「え、いや、緊張というか、なにがなんだか……」
マミ 「大丈夫、初めてはみんなそうだから……」
メガほむ「は、初めて!?なんの……」
マミ 「お姉さんに全部任せておきなさい、ね……?」
メガほむ「え……?あ、う……ちょ、ちょっとま……」
メガほむ「は、はいっ?」
マミ 「緊張しているの……?」
メガほむ「え、いや、緊張というか、なにがなんだか……」
マミ 「大丈夫、初めてはみんなそうだから……」
メガほむ「は、初めて!?なんの……」
マミ 「お姉さんに全部任せておきなさい、ね……?」
メガほむ「え……?あ、う……ちょ、ちょっとま……」
44: 2011/05/01(日) 18:32:45.40 ID:uPXBJAHe0
杏子 「おーい、いいの?このままじゃあいつヤられちまうぞ」
さやか「セックル言うな」
杏子 「言ってねーよ」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「弱くてみっともない、過去の私はもう捨てたのよ。どうでもいいわ」
まどか「…………」
「ちょっと待ったーっ!!」
さやか「セックル言うな」
杏子 「言ってねーよ」
まどか「ほむらちゃん……」
ほむら「弱くてみっともない、過去の私はもう捨てたのよ。どうでもいいわ」
まどか「…………」
「ちょっと待ったーっ!!」
46: 2011/05/01(日) 18:34:07.85 ID:uPXBJAHe0
ほむら「……?」
まどか「……!」
さやか「!?」
マミ 「!!!」
メガほむ「えっ……」
杏子 「あ、あいつは……」
新米魔法少女まどか……否……まどかさん!
マドカサン「私、参上!!」キャルルーン
まどか「……!」
さやか「!?」
マミ 「!!!」
メガほむ「えっ……」
杏子 「あ、あいつは……」
新米魔法少女まどか……否……まどかさん!
マドカサン「私、参上!!」キャルルーン
47: 2011/05/01(日) 18:36:33.29 ID:uPXBJAHe0
まどか「…………」アングリ
ほむら「…………」
マドカサン「突然だけど、ほむらちゃんは貰っていくよっ!」ダキッ
メガほむ「きゃっ」
マミ 「あっ、ちょっと!?」
マドカサン「ゴメンね、マミさん☆」
マドカサン「おっとそうだ、落っこちないようにお姫様だっこにしよっと」
メガほむ「ひゃ……」
さやか「ヒューッ、まどかかっこいーっ!」
杏子 「ずいぶん変わるもんだなあ」
まどか「…………」
ほむら「…………」
ほむら「…………」
マドカサン「突然だけど、ほむらちゃんは貰っていくよっ!」ダキッ
メガほむ「きゃっ」
マミ 「あっ、ちょっと!?」
マドカサン「ゴメンね、マミさん☆」
マドカサン「おっとそうだ、落っこちないようにお姫様だっこにしよっと」
メガほむ「ひゃ……」
さやか「ヒューッ、まどかかっこいーっ!」
杏子 「ずいぶん変わるもんだなあ」
まどか「…………」
ほむら「…………」
50: 2011/05/01(日) 18:38:19.54 ID:uPXBJAHe0
マドカサン「……ねえ、そっちのほむらちゃん」
ほむら「…………」
マドカサン「みっともないだなんて、いらないだなんて、もう絶対に言っちゃだめだよ。私ならわかると思う……
どっちのほむらちゃんでも変わらない、大事な所」
まどか「あ、え……」
メガほむ「…………」
ほむら「…………」
マドカサン「私のために、頑張って変わってくれようとしたんだよね?嬉しいよ。でも、その人の根っこになってる大事な、変えちゃ駄目ってところもあると思うんだ……
えへへ、自分でも何言ってるかよくわからないや」
ほむら「…………」
マドカサン「ごめんね、変な事言っちゃって。
自信を持って!変わらないって事は、こっちのほむらちゃんにもバッチリ、胸を張れるところがあるんだってことなんだから!」
ほむら「…………」
メガほむ「…………」
さやか「まあどっちも胸は無いんですけどね」ボソッ
杏子 「おい空気読め」ペシッ
ほむら「…………」
マドカサン「みっともないだなんて、いらないだなんて、もう絶対に言っちゃだめだよ。私ならわかると思う……
どっちのほむらちゃんでも変わらない、大事な所」
まどか「あ、え……」
メガほむ「…………」
ほむら「…………」
マドカサン「私のために、頑張って変わってくれようとしたんだよね?嬉しいよ。でも、その人の根っこになってる大事な、変えちゃ駄目ってところもあると思うんだ……
えへへ、自分でも何言ってるかよくわからないや」
ほむら「…………」
マドカサン「ごめんね、変な事言っちゃって。
自信を持って!変わらないって事は、こっちのほむらちゃんにもバッチリ、胸を張れるところがあるんだってことなんだから!」
ほむら「…………」
メガほむ「…………」
さやか「まあどっちも胸は無いんですけどね」ボソッ
杏子 「おい空気読め」ペシッ
53: 2011/05/01(日) 18:39:58.41 ID:uPXBJAHe0
マドカサン「それじゃあ、私達はそろそろ行くね」
メガほむ「え?行くってどこに……」
マドカサン「しっかり掴まっててよ、ほむらちゃん!それじゃあみんな、元気でねー☆」
メガほむ「え、あ、きゃあああああぁぁぁぁぁぁ……」
ほむら「…………」
まどか「…………」
ほむら「……捨てられるわけなかったわ」
まどか「え?」
ほむら「弱くて、かっこわるい私。一人じゃ何もできなくて、いつもまどかに引っ張られていた私。
情けない思い出ばかりだけど、それがあったからこそ今の私があるのだし……」
ほむら「私にとっては、あなたと初めて出会った時の大切な記憶だもの」
まどか「……ほむらちゃん」
メガほむ「え?行くってどこに……」
マドカサン「しっかり掴まっててよ、ほむらちゃん!それじゃあみんな、元気でねー☆」
メガほむ「え、あ、きゃあああああぁぁぁぁぁぁ……」
ほむら「…………」
まどか「…………」
ほむら「……捨てられるわけなかったわ」
まどか「え?」
ほむら「弱くて、かっこわるい私。一人じゃ何もできなくて、いつもまどかに引っ張られていた私。
情けない思い出ばかりだけど、それがあったからこそ今の私があるのだし……」
ほむら「私にとっては、あなたと初めて出会った時の大切な記憶だもの」
まどか「……ほむらちゃん」
55: 2011/05/01(日) 18:42:03.85 ID:uPXBJAHe0
ほむら「幻滅した?偉そうなことばかり言っていたけど、元はみんなあなたに貰ったものなのよ」
まどか「ううん、そんなことない。……でも、ちょっとだけ妬けちゃうかな」
ほむら「?」
まどか「私、あんなふうに、自分に自信を持てることなんてあるのかわからなくて……魔法少女の私って、全然違う人みたい。
だからね、ほむらちゃんに色んなものをあげることができたあの子が羨ましいの。私は、ほむらちゃんに守ってもらってばかりだから……」
ほむら「…………」
まどか「ねえ。ひょっとして、ほむらちゃんが好きなのは……」
ほむら「まどか。魔法少女のあなたがさっき言っていたこと、覚えてる?」
まどか「……?」
ほむら「心の奥の、本当に大事なものは変わらないわ。私だけじゃなくて、きっとあなたもね」
まどか「……そうかな。本当にそうかな……私もいつか、あんなふうになれるのかな。
ほむらちゃんに守ってもらってばかりの私じゃなくて、自信を持って隣に並べる私になれるのかな」
ほむら「ええ、きっとね」
まどか「……うん」
マミ 「なーに私をほったらかしていい話で終わらせようとしてるの!?」
まどか「ううん、そんなことない。……でも、ちょっとだけ妬けちゃうかな」
ほむら「?」
まどか「私、あんなふうに、自分に自信を持てることなんてあるのかわからなくて……魔法少女の私って、全然違う人みたい。
だからね、ほむらちゃんに色んなものをあげることができたあの子が羨ましいの。私は、ほむらちゃんに守ってもらってばかりだから……」
ほむら「…………」
まどか「ねえ。ひょっとして、ほむらちゃんが好きなのは……」
ほむら「まどか。魔法少女のあなたがさっき言っていたこと、覚えてる?」
まどか「……?」
ほむら「心の奥の、本当に大事なものは変わらないわ。私だけじゃなくて、きっとあなたもね」
まどか「……そうかな。本当にそうかな……私もいつか、あんなふうになれるのかな。
ほむらちゃんに守ってもらってばかりの私じゃなくて、自信を持って隣に並べる私になれるのかな」
ほむら「ええ、きっとね」
まどか「……うん」
マミ 「なーに私をほったらかしていい話で終わらせようとしてるの!?」
58: 2011/05/01(日) 18:45:36.48 ID:uPXBJAHe0
さやか「マミさん、そこは空気を読みましょうよお」
杏子 「さやかが言うなっ」
マミ 「あーあーあ、どうするのよ!あの暁美さんは連れていかれちゃったし!
どストライクだったのに!好みど真ん中だったのに!」
ほむら「…………」
マミ 「他に誰かいないの!?」
ほむら「これ以上は……」
マミ 「…………」
マミ 「だったら……だったら……」
マミ 「やっぱり、一人死ぬしかないじゃない!」ジャキッ
さやか「ひえっ、マミさんがまたしてもお怒りだ!」
杏子 「そーやって乱暴に偶数にしようとするのやめろよっ」
まどか「あ、あわわ……」
「その必要はないわ」
杏子 「さやかが言うなっ」
マミ 「あーあーあ、どうするのよ!あの暁美さんは連れていかれちゃったし!
どストライクだったのに!好みど真ん中だったのに!」
ほむら「…………」
マミ 「他に誰かいないの!?」
ほむら「これ以上は……」
マミ 「…………」
マミ 「だったら……だったら……」
マミ 「やっぱり、一人死ぬしかないじゃない!」ジャキッ
さやか「ひえっ、マミさんがまたしてもお怒りだ!」
杏子 「そーやって乱暴に偶数にしようとするのやめろよっ」
まどか「あ、あわわ……」
「その必要はないわ」
60: 2011/05/01(日) 18:47:58.84 ID:uPXBJAHe0
マミ 「!?」
まどか「え、ほむらちゃん?」
ほむら「……私じゃないわ」
さやか「じゃ、一体誰が……」
杏子 「……!!……おい、あっちだ!」
「……私、参上」
まどかのリボン装備のほむら……通称リボほむ……!
まどか「え、ほむらちゃん?」
ほむら「……私じゃないわ」
さやか「じゃ、一体誰が……」
杏子 「……!!……おい、あっちだ!」
「……私、参上」
まどかのリボン装備のほむら……通称リボほむ……!
62: 2011/05/01(日) 18:50:25.59 ID:uPXBJAHe0
リボほむ「何も心配はいらないわ、マミ。私が来たからにはね……」
マミ 「え……?」
さやか「あれも転校生?」
杏子 「にしては、なんか雰囲気が丸くなったな」
まどか「すごい、ほむらちゃんに羽が生えてるよほむらちゃん!」
ほむら「…………」
マミ 「…………」
リボほむ「さあ、こっちへ……」
マミ 「…………」フラフラ
さやか「あのマミさんを、あんなあっさり……!」
杏子 「丸くなったというより、なんだか神々しさまで感じるな」
まどか「わあ、カッコいいなあ……」
ほむら「…………」
マミ 「え……?」
さやか「あれも転校生?」
杏子 「にしては、なんか雰囲気が丸くなったな」
まどか「すごい、ほむらちゃんに羽が生えてるよほむらちゃん!」
ほむら「…………」
マミ 「…………」
リボほむ「さあ、こっちへ……」
マミ 「…………」フラフラ
さやか「あのマミさんを、あんなあっさり……!」
杏子 「丸くなったというより、なんだか神々しさまで感じるな」
まどか「わあ、カッコいいなあ……」
ほむら「…………」
64: 2011/05/01(日) 18:53:18.77 ID:uPXBJAHe0
マミ 「あの、あなたは……?暁美さん、なのよね……?」
リボほむ「追われるような魔女との戦いから解放され、心に新たな決意を宿し、ひたすらに戦い続け、やがて魔法少女の枠をも越えた……」
リボほむ「今の私に、時空間の一つや二つを飛ぶことなど造作もないわ」
さやか「わあ、なんかスケールが違うよ……」
杏子 「どう考えても矛盾するしありえないけど、あまり深く考えることはなさそうだな」
まどか「わあ……!わあ……!」
ほむら「…………」
リボほむ「追われるような魔女との戦いから解放され、心に新たな決意を宿し、ひたすらに戦い続け、やがて魔法少女の枠をも越えた……」
リボほむ「今の私に、時空間の一つや二つを飛ぶことなど造作もないわ」
さやか「わあ、なんかスケールが違うよ……」
杏子 「どう考えても矛盾するしありえないけど、あまり深く考えることはなさそうだな」
まどか「わあ……!わあ……!」
ほむら「…………」
66: 2011/05/01(日) 18:55:02.43 ID:uPXBJAHe0
リボほむ「そして、今の私にはあらゆる意味での『余裕』がある……
マミ。あなたの全てを受け止めましょう……あなたがそれを望むなら……」
マミ 「いいの……?本当に?」
リボほむ「ええ……」
杏子 「すごい器の広さだ、マミの全てを受け入れる、なんて……並の奴にできることじゃない」
まどか「いいなあ……」
ほむら「…………」
さやか「…………」
さやか「でも、あのリボン致命的なほど似合ってないわよね」
リボほむ「…………」ピクッ
マミ。あなたの全てを受け止めましょう……あなたがそれを望むなら……」
マミ 「いいの……?本当に?」
リボほむ「ええ……」
杏子 「すごい器の広さだ、マミの全てを受け入れる、なんて……並の奴にできることじゃない」
まどか「いいなあ……」
ほむら「…………」
さやか「…………」
さやか「でも、あのリボン致命的なほど似合ってないわよね」
リボほむ「…………」ピクッ
69: 2011/05/01(日) 18:58:07.73 ID:uPXBJAHe0
リボほむ「…………」
リボほむ「おい……美樹さやか」
さやか「……へっ!?」
杏子 「な、なんだ?いきなり雰囲気が真逆になったぞ」
まどか「ほ……ほむらちゃん?」
リボほむ「あなた……今私のヘアアクセサリの事をなんて言った?」
さやか「……え?ええ?」
杏子 「さ、さやか。なんだか知らないけど、謝った方がよさそうだ、今すぐに」
さやか「ま、まってよ!私は別に何も……」
リボほむ「私のリボンの巻き方にケチつけてムカつかせたヤツぁ何モンだろうーーーとゆるさねえ!
これが千鳥足に酔っぱらったサラリーマンのネクタイ結びみてェーだとォ!?」
さやか「言ってない!そんなこと言ってない!」
リボほむ「おい……美樹さやか」
さやか「……へっ!?」
杏子 「な、なんだ?いきなり雰囲気が真逆になったぞ」
まどか「ほ……ほむらちゃん?」
リボほむ「あなた……今私のヘアアクセサリの事をなんて言った?」
さやか「……え?ええ?」
杏子 「さ、さやか。なんだか知らないけど、謝った方がよさそうだ、今すぐに」
さやか「ま、まってよ!私は別に何も……」
リボほむ「私のリボンの巻き方にケチつけてムカつかせたヤツぁ何モンだろうーーーとゆるさねえ!
これが千鳥足に酔っぱらったサラリーマンのネクタイ結びみてェーだとォ!?」
さやか「言ってない!そんなこと言ってない!」
74: 2011/05/01(日) 19:01:43.12 ID:uPXBJAHe0
杏子 「口調までチンピラみたいになったな……というか器 せまいな」
さやか「一人冷静に何言ってんのよ!こ、殺される!
プリーズ!例の慈愛に溢れたセリフをプリーズ!」
杏子 「うぜー ちょーうぜぇ」
さやか「う、裏切ったな!?私の気持ちを裏切ったんだ!!」
リボほむ「…………」
さやか「ひい!」
リボほむ「あなた……『覚悟して来てる人』……よね?人を馬鹿にするってことは、逆に
“始末”されるかもしれないということを常に『覚悟して来ている人』ってわけよね……」
さやか「なーんでそうなる!?お、オーボーよ!!おまけに誤解だし!」
さやか「一人冷静に何言ってんのよ!こ、殺される!
プリーズ!例の慈愛に溢れたセリフをプリーズ!」
杏子 「うぜー ちょーうぜぇ」
さやか「う、裏切ったな!?私の気持ちを裏切ったんだ!!」
リボほむ「…………」
さやか「ひい!」
リボほむ「あなた……『覚悟して来てる人』……よね?人を馬鹿にするってことは、逆に
“始末”されるかもしれないということを常に『覚悟して来ている人』ってわけよね……」
さやか「なーんでそうなる!?お、オーボーよ!!おまけに誤解だし!」
75: 2011/05/01(日) 19:04:49.23 ID:uPXBJAHe0
リボほむ「…………」
さやか「テンコーセーッ!!こいつも一応アンタなんでしょう!?なんとかしてよーっ!」
ほむら「…………」
まどか「あ、ゴメン、さやかちゃん……なんでかほむらちゃん拗ねちゃって、今慰めてるところだから……」
さやか「まどかまで、友達の命の危機だってのに……なあんて薄情な!!くそう、恋の前には女の友情なんてそんなもんだわっ!
あれ、でもここにいるの全員女じゃないの、どういうことなの……」
杏子 「いい世界になったなあ、おい」
さやか「あんたは黙ってなさいっ!!」
さやか「テンコーセーッ!!こいつも一応アンタなんでしょう!?なんとかしてよーっ!」
ほむら「…………」
まどか「あ、ゴメン、さやかちゃん……なんでかほむらちゃん拗ねちゃって、今慰めてるところだから……」
さやか「まどかまで、友達の命の危機だってのに……なあんて薄情な!!くそう、恋の前には女の友情なんてそんなもんだわっ!
あれ、でもここにいるの全員女じゃないの、どういうことなの……」
杏子 「いい世界になったなあ、おい」
さやか「あんたは黙ってなさいっ!!」
78: 2011/05/01(日) 19:09:51.14 ID:uPXBJAHe0
リボほむ「…………」
さやか「……!!!」
さやか「ま、マズイ……このままでは確実に殺されるわ……あまりにもくだらないことで……
そこで唐突に安価よ!この切羽詰まった状況をどうやって打破するか?」
3択――1つだけ選びなさい
① 美人のさやかちゃんは突如新たな力に目覚める
② 見かねた仲間がやっぱり助けてくれる
③ 殺される。現実は非情である
>>80
さやか「……!!!」
さやか「ま、マズイ……このままでは確実に殺されるわ……あまりにもくだらないことで……
そこで唐突に安価よ!この切羽詰まった状況をどうやって打破するか?」
3択――1つだけ選びなさい
① 美人のさやかちゃんは突如新たな力に目覚める
② 見かねた仲間がやっぱり助けてくれる
③ 殺される。現実は非情である
>>80
80: 2011/05/01(日) 19:10:47.94
2
82: 2011/05/01(日) 19:14:19.23 ID:uPXBJAHe0
杏子 「がんばれーさやかーっ がんばれっ さやかー」
まどか「どうしたのほむらちゃん?元気だしてよお」
ほむら「…………」
さやか(こ……こいつら……っ!!全く危機感というものが足りていないわ……私の命はその程度ってことかい!)
答え―③ 答え③ 答え③
さやか「もう駄目だわ……おしまいだ……どうこうしようなんて所詮私には無理だったのよ……」
さやか「ふふ……死ぬ時って案外あっけないものね……」
さやか「私に残された手は這いつくばって靴を舐めるくらいだけど、さすがにプライドが許さない……
そもそもあいつ浮いてるから届かない」
さやか「ははは……だめだこりゃ……死んだ」
「ティロ・フィナーレ!」
ドォン!
QB 「ぷぎゃぁっ、なんで僕のセリフは死ぬときにしか出ないんだ」
まどか「どうしたのほむらちゃん?元気だしてよお」
ほむら「…………」
さやか(こ……こいつら……っ!!全く危機感というものが足りていないわ……私の命はその程度ってことかい!)
答え―③ 答え③ 答え③
さやか「もう駄目だわ……おしまいだ……どうこうしようなんて所詮私には無理だったのよ……」
さやか「ふふ……死ぬ時って案外あっけないものね……」
さやか「私に残された手は這いつくばって靴を舐めるくらいだけど、さすがにプライドが許さない……
そもそもあいつ浮いてるから届かない」
さやか「ははは……だめだこりゃ……死んだ」
「ティロ・フィナーレ!」
ドォン!
QB 「ぷぎゃぁっ、なんで僕のセリフは死ぬときにしか出ないんだ」
84: 2011/05/01(日) 19:18:48.30 ID:uPXBJAHe0
リボほむ「……?」
マミ 「…………」
さやか「ま、マミさん!」
マミ 「なーんでまた私はほったらかされて少年漫画みたいな展開になってんのよっ!!」
さやか「あ、助けてくれたわけじゃなさそう……」
マミ 「ううーっ!」
リボほむ「…………」
ぎゅっ
マミ 「……!」
リボほむ「ごめんなさい、すこし取り乱して……」
さやか「少しってレベルかーっ?」ボソッ
杏子 「おいちょっと黙ってろ」ビシッ
マミ 「…………」
リボほむ「大丈夫よ、もう心配することはない……だって……これからは、あなたのそばには私がいるのだから……」
マミ 「……暁美さん……」
マミ 「…………」
さやか「ま、マミさん!」
マミ 「なーんでまた私はほったらかされて少年漫画みたいな展開になってんのよっ!!」
さやか「あ、助けてくれたわけじゃなさそう……」
マミ 「ううーっ!」
リボほむ「…………」
ぎゅっ
マミ 「……!」
リボほむ「ごめんなさい、すこし取り乱して……」
さやか「少しってレベルかーっ?」ボソッ
杏子 「おいちょっと黙ってろ」ビシッ
マミ 「…………」
リボほむ「大丈夫よ、もう心配することはない……だって……これからは、あなたのそばには私がいるのだから……」
マミ 「……暁美さん……」
86: 2011/05/01(日) 19:22:34.52 ID:uPXBJAHe0
リボほむ「もう、水臭いわよ、マミ」
マミ 「……ほむらさん」
リボほむ「…………」
さやか「…………(イイハナシカナー?)」
杏子 「…………(これでマミもちょっとは落ちつくかな)」
まどか「…………(かっこいいなー、ほむらちゃん)」
ほむら「…………」
マドカサマ「…………」
ほむら「………?」チラッ
マドカサマ「…………」
ほむら「……!?」
マミ 「……ほむらさん」
リボほむ「…………」
さやか「…………(イイハナシカナー?)」
杏子 「…………(これでマミもちょっとは落ちつくかな)」
まどか「…………(かっこいいなー、ほむらちゃん)」
ほむら「…………」
マドカサマ「…………」
ほむら「………?」チラッ
マドカサマ「…………」
ほむら「……!?」
88: 2011/05/01(日) 19:26:39.28 ID:uPXBJAHe0
リボほむ「病める時も健やかなる時もげぶふぅっ」
マミ 「!?!?」ベチャア
さやか「うわあっ、何、い、いきなり吐血したわよ!?全然健やかじゃない!病んでる!」
杏子 「新手の魔法少女か!?」
まどか「ど、どうしたの……!」
リボほむ「ごふっ……!しまった……っ……バレたわ……っ!」
さやか「ば、ばれたぁ?」
杏子 「おい、大丈夫か……?口から蛇口を捻るみたいに血が流れてきてるけど……」
まどか「わ、わ……」
ほむら(……さっきのは……見間違いかしら?)
マミ 「!?!?」ベチャア
さやか「うわあっ、何、い、いきなり吐血したわよ!?全然健やかじゃない!病んでる!」
杏子 「新手の魔法少女か!?」
まどか「ど、どうしたの……!」
リボほむ「ごふっ……!しまった……っ……バレたわ……っ!」
さやか「ば、ばれたぁ?」
杏子 「おい、大丈夫か……?口から蛇口を捻るみたいに血が流れてきてるけど……」
まどか「わ、わ……」
ほむら(……さっきのは……見間違いかしら?)
90: 2011/05/01(日) 19:30:41.45 ID:uPXBJAHe0
リボほむ「ええ、ちょっと私の嫁がお昼寝してる隙に、こっそり遊びに来たのだけど……うぐっ!?
ご、ごめんなさい!私が嫁です!いや奴隷です、家畜です、ペットです、気軽にポイと捨てれる程度のゴミカスです!!」
さやか「あんたさっきからキャラがコロコロ変わりすぎよ!?」
杏子 「最初の神々しさの欠片も残ってねーな……うわっ、靴に血がついた」
まどか「…………」
ほむら「…………」
リボほむ「げほげほ……そういうわけなので、私は……そろそろ、おいとまするわね……」ファサッ
さやか「えー?ちょっと、なにしにきたのよ……」
杏子 「おい、せめて私の靴を綺麗にしてから行けよ!」
リボほむ「あー?こっちはそれどころじゃないのよ!帰ったら一体何されるか!!」
杏子 「お、おう」
さやか「自業自得じゃないの……」
ご、ごめんなさい!私が嫁です!いや奴隷です、家畜です、ペットです、気軽にポイと捨てれる程度のゴミカスです!!」
さやか「あんたさっきからキャラがコロコロ変わりすぎよ!?」
杏子 「最初の神々しさの欠片も残ってねーな……うわっ、靴に血がついた」
まどか「…………」
ほむら「…………」
リボほむ「げほげほ……そういうわけなので、私は……そろそろ、おいとまするわね……」ファサッ
さやか「えー?ちょっと、なにしにきたのよ……」
杏子 「おい、せめて私の靴を綺麗にしてから行けよ!」
リボほむ「あー?こっちはそれどころじゃないのよ!帰ったら一体何されるか!!」
杏子 「お、おう」
さやか「自業自得じゃないの……」
92: 2011/05/01(日) 19:36:13.29 ID:uPXBJAHe0
リボほむ「はぁ……気が重いわ……死にたい……いや、むしろご褒美と考えることもできなくは……いやいや、さすがに……」バサッ
杏子 「……行っちまった」
まどか「…………」
ほむら「…………」
さやか「にしても、さっきのホントに転校生?なんか色々はっちゃけすぎててイコールで結べないんだけど」
ほむら「……私に聞かれても困るわ」
さやか「ま、そうよね……」
杏子 「しかし、上には上がいるもんだなあ。あいつをあそこまで従えられる奴って誰なんだ?」
さやか「神様とか?」
杏子 「ははは、そーかもね!」
ほむら「…………」チラッ
まどか「……?」
ほむら(まさかね……)
マミ 「……結局……こうなって……」
マミ 「やっぱり私は仲間外れになるのね!!」ジャキッ
杏子 「……行っちまった」
まどか「…………」
ほむら「…………」
さやか「にしても、さっきのホントに転校生?なんか色々はっちゃけすぎててイコールで結べないんだけど」
ほむら「……私に聞かれても困るわ」
さやか「ま、そうよね……」
杏子 「しかし、上には上がいるもんだなあ。あいつをあそこまで従えられる奴って誰なんだ?」
さやか「神様とか?」
杏子 「ははは、そーかもね!」
ほむら「…………」チラッ
まどか「……?」
ほむら(まさかね……)
マミ 「……結局……こうなって……」
マミ 「やっぱり私は仲間外れになるのね!!」ジャキッ
95: 2011/05/01(日) 19:40:28.29 ID:uPXBJAHe0
まどか「あ、マミさん……!」
さやか「わあ、血みどろで銃を構えないでください!」
杏子 「おい待て、まてまてまて落ちつけ」
さやか「どうしたのよ、そんなに慌てて……いや緊急事態だけど、さすがに慣れたというか……」
杏子 「落ちついて周りをよく見てみろ……!」
さやか「え……?……あ……っ!」
杏子 「わかっただろ……?今のこの状況、とてもヤバい……
これまでにマミの放った2ティロフィナーレ1シュートによって、この部屋の壁3箇所がすでに消し飛んでいるんだ」
さやか「壁は……あと一枚……!どおりで寒いと思ったわ……」
さやか「わあ、血みどろで銃を構えないでください!」
杏子 「おい待て、まてまてまて落ちつけ」
さやか「どうしたのよ、そんなに慌てて……いや緊急事態だけど、さすがに慣れたというか……」
杏子 「落ちついて周りをよく見てみろ……!」
さやか「え……?……あ……っ!」
杏子 「わかっただろ……?今のこの状況、とてもヤバい……
これまでにマミの放った2ティロフィナーレ1シュートによって、この部屋の壁3箇所がすでに消し飛んでいるんだ」
さやか「壁は……あと一枚……!どおりで寒いと思ったわ……」
97: 2011/05/01(日) 19:45:55.69 ID:uPXBJAHe0
杏子 「そう、物理法則を無視するかのような奇跡的バランスによってここの屋根は支えられてる」
さやか「銃口は、これまた都合よく残り一枚に向いているわ……」
杏子 「ああ、あれが無くなったら間違いなく屋根が落ちてくる……ていうか私達のいる部屋っていったいなんなんだ?」
さやか「さあ……それはわからないけど、とにかく今はマミさんを止めないと!」
杏子 「そうだね、細かいことを気にしている場合じゃない……!早くマミを止めねぇと……!」
さやか「マミさんっ!」ダキッ
杏子 「マミっ!」ガバッ
マミ 「!?」
さやか「マミさんは……マミさんは一人ぼっちじゃないですよ!」
杏子 「私達は……仲間だろ?誰一人だって欠けちゃいけないはずだ……もちろんアンタも!」
マミ 「美樹さん……佐倉さん……」
さやか「銃口は、これまた都合よく残り一枚に向いているわ……」
杏子 「ああ、あれが無くなったら間違いなく屋根が落ちてくる……ていうか私達のいる部屋っていったいなんなんだ?」
さやか「さあ……それはわからないけど、とにかく今はマミさんを止めないと!」
杏子 「そうだね、細かいことを気にしている場合じゃない……!早くマミを止めねぇと……!」
さやか「マミさんっ!」ダキッ
杏子 「マミっ!」ガバッ
マミ 「!?」
さやか「マミさんは……マミさんは一人ぼっちじゃないですよ!」
杏子 「私達は……仲間だろ?誰一人だって欠けちゃいけないはずだ……もちろんアンタも!」
マミ 「美樹さん……佐倉さん……」
98: 2011/05/01(日) 19:48:51.86 ID:uPXBJAHe0
まどか「私もいますよ」
マミ 「鹿目さん」
ほむら「あなた達だけにいいカッコさせないわよ」
マミ 「暁美さん……」
杏子 「魔法少女は、お前だけじゃないんだ」
QB 「きゅっぷい」
マミ 「みんな……」
壁 「こ、これが友情パワーか」
バキッ!
さやか「えっ」
杏子 「あっ」
おわり
お察しの通りスレタイがやりたかっただけ
マミ 「鹿目さん」
ほむら「あなた達だけにいいカッコさせないわよ」
マミ 「暁美さん……」
杏子 「魔法少女は、お前だけじゃないんだ」
QB 「きゅっぷい」
マミ 「みんな……」
壁 「こ、これが友情パワーか」
バキッ!
さやか「えっ」
杏子 「あっ」
おわり
お察しの通りスレタイがやりたかっただけ
99: 2011/05/01(日) 19:52:36.65
壁よ、もうちょっとがんべれよ!
乙
乙
100: 2011/05/01(日) 19:54:47.11
乙
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