ほむら「ってスレタイ通りのセリフを言えたらどれだけラクなのかしら…」ﾊﾟﾁ、ﾊﾟﾁ

ほむら「…っとランナーからパーツ切り分け完了っと」

ほむら「ヘビーアームズTV版は何度組んでも飽きないわ…」

ほむら「やっぱり私って重火力好きなのね…」

…

ほむら「よし、完成したわ」

ほむら「流石にまたループするかもしれないんだし素組みしかしないけどね…」

ほむら「…」

ほむら「ﾌﾟｯﾋﾞｶﾞﾝｗｗｗｗｗﾄﾞｭｸｼﾄﾞｭｸｼｗｗｗｗｗ」ｶﾞｼｶﾞｼ

ほむら「早かったな、俺の死も…」

ほむら「なんつってｗｗｗｗｗｗｗ」

ほむら「ふぅ、こういう遊びがガンプラの醍醐味ね…」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

ほむら「だれかしら…？」

ほむら「はい…」ｶﾞﾁｬ

まどか「こんにちわほむらちゃん、遊びにきたんだけどいいかな？」

ほむら「ええ、ちょうど暇にしてたから問題ないわ。どうぞ」

まどか「わぁい！」

まどか「あーヘビーアームズだ！」

ほむら（置きっ放しだった…）

まどか「私も今日ガンプラ持ってきたよ！」

ほむら「え？」

まどか「じゃーん！ライジングガンダム！」ﾊﾞﾊﾞｰﾝ

まどか「弓ってかっこいいよね！」

ほむら「鹿目まどか…」

まどか「ん、どうしたの？」

ほむら「あなたがGガン好きとは思わなかったわ…」

まどか「え？ちょ、ほむらちゃん…」

ほむら「Gガンなんてガンダムでやる必要ないわよね…」

まどか「あー！そんなこと言うんだったらWなんてただのジャニーズじゃん！」ﾑｶ

ほむら「どうやらあなたと口論しても交わることはないようね…」ｽｯ

まどか「ほむらちゃんでも手加減しないよ…！」ｽｯ

ほむら「ﾄﾞﾙﾙｯﾙｯﾙﾙﾙ（ガトリング音）ｗｗｗｗｗｗｗｻﾞｼｭ（ナイフ音）ｗｗｗｗｻﾞｼｭ（ナイフ音）ｗｗｗｗｗ」

まどか「必殺必中ｗｗｗｗライジングアローｗｗｗｗｗｗｗﾄﾞｭｸｼｗｗｗｗｗｗ」

…

ほむら「やるわね…」

まどか「ほむらちゃんこそ…」

ガノタ達もみんなこうなら争いも無いのにな…

ほむら「…やめましょう、ガンダムファイトであなたとは分かり合えた気がするわ」

まどか「うん！私もガンダムW好きだよ！」

ほむら「ふふ…」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

ほむら「また来客？だれかしら、ちょっと出てくるわ」

まどか「うん」

ほむら「はい」ｶﾞﾁｬ

マミ「あ、遊びに来ちゃった…♪」ﾄﾞｷﾞﾏｷﾞ

ほむら「巴マミ…」

ほむら「いいわ、入って…。鹿目まどかもきてるわ」

マミ「鹿目さんが？…おじゃまします」ｳｷｳｷ

…

まどか「あ、マミさん！」

マミ「鹿目さんこんにちわ、ってここに置いてあるのガンダム？」

まどか「はい、私のとほむらちゃんのです！」

ほむら「ヘビーアームズが私のよ」

マミ「ふふ、実は私もガンダム持ってきたのよ…」

まどか「マミさんもですか？気になるなー」

ほむら「さっさと見せなさい…」ｿﾜｿﾜ

マミさんは種死な予感

マミ「これが私のガンダムストライクフリーダムガンダムよ！！」

まどか「」

ほむら「」

マミ「このガンダムすごいのよ！？」

マミ「ドラグーンを搭載してるし、核エンジンで無限に動けるし！」

マミ「極め付けに最終回までほぼ被弾もしなかったのよ！！」

ほむら「へぇ、すごいわね…」

まどか「そんなガンダム尊敬しちゃうなー（棒）」

マミ「早速戦わせましょ？」

ほむら「え」

まどか「え」

…

マミ「当たって！！ハイマットフルバースト！！！ﾄﾞｭｸｼ！！」ｶﾞｼｶﾞｼ

まどか「ちょ、マミさんあんまりこっちの機体にぶつけないで！」

ほむら「まどかのライジングの塗装がはげるわ！」

マミ「覚悟はあるわ！！！」ｶﾞｼｶﾞｼ

まどか「こんなのあんまりだよ…」ﾎﾟｷ

ほむら「つ、角が…」

マミ「ストフリ大勝利！希望の未来へレディーゴー！」

巴マミ！貴様はガンダムではない！

マミさん張り切りすぎです

マミ「あ、あら…？」ｱｾｱｾ

まどか「うう…」マジ泣き

ほむら「元気出してまどか…、ライジング（144分の1）くらい私が買ってあげるわ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

まどか「ありがとうほむらちゃん…」ｸﾞｽ

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

ほむら「また？まどかごめんなさい、ちょっと出てくるわ」

まどか「うん…」

マミ「鹿目さんごめんなさい…」

まどか「…」

ｶﾞﾁｬ

杏子「うーっす」

さやか「杏子と近くまで寄ったから遊びにきたよ」

ほむら「そう、巴マミとまどかもいるから上がりなさい」

杏子「げ、マミもいんのかー」

さやか「まどかとマミさんがあんたの家ってのも珍しいね」

ほむら「そういう日もあるわ…」

マミ「あら二人ともきたのね？」

さやか「マミさんたちもきてたんだね」

まどか「うん…」ｼｮﾝﾎﾞﾘ

杏子「どーした？元気なさそうだけど」

まどか「ちょっとね…はは」

さやか「そういえば来る時ガンプラ？っての買ってきたよ」

さやか「恭介が好きらしくってさ、私も勉強しようかと」

杏子「いーんじゃねーの？そういうの」

杏子「私もガンプラ好きだし」ｽｯ

ほむら「コートから普通にガンプラ出す女の子って…」

杏子「あたしの相棒ムシャガンダムシンだぜ！！」

ほむら「またマイナーなものを…」

まどか「プラモウォーズでしか見たことないよ、それ…」

さやか「え、なにあれ？かわいい」

マミ「ちょっと世代が違うわぁ…」

杏子「こいつすごいんだぜ！1個で3兄弟に変形できるんだ！」ｶﾞｼｶﾞｼ

ほむら（角の角度変えたくらいで変形ねえ…ｗｗｗ）

まどか（第二段のガイのほうが好きだなー）

さやか「SDっていいな、次からそっち買お！」

マミ「でもちょっと幼稚じゃないかしら？やっぱり2頭身じゃねえ…」

「…」

マミ「あら？みんなどうしたの？」

まどか「そ、そういえばさやかちゃんガンプラ買ったって…」

さやか「あ、うん作品自体は知らないけど見た目で決めたよ」

ほむら「気になるわね、見せてもらえるかしら？」

さやか「ほいほい」ｽｯ

まどか「アストレイレッドフレームだね」

ほむら「なかなかいい趣味ね」

杏子「かっこいいよな！」

マミ「これってムラサメじゃないの？」

まどか「マミさん…」

ほむら「巴マミ、あなたSEEDを観たんじゃないの？」

マミ「えっとザクが出てくる作品が最初らしいからデスティニーから観たんだけど…」

マミ「それにレンタル店で運命-デスティニー-なんて見かけたら借りるしかないじゃない！」

杏子（どうなってんだよ！にわかっていうか内容理解する気がないんじゃねーか！？）

ほむら（私に言われても知らないわよ…）

さやか「なぁ転校生ー」

ほむら「ほむらでいいわよ…何かしら？」

さやか「作るから工具かしてー」

ほむら「はいはい、そっちの部屋においてあるわ」

さやか「サンキュ、ちょっと作ってくるわ」ｻｻ

マミ「それじゃあ美樹さんが作ってるあいだにまた遊びましょうか？」ﾆｺ

ほむら「別にかまわないけど…」

まどか「ライジング損傷してるけど開き直って使おう…」

杏子「？なにするんだ？」

マミ「いくわよ！ハイマット・フィナーレ！！ﾁﾞｭｸｼﾃﾞｭｸｼ！！」ｶﾞｼｶﾞｼ

ほむら「ちょｗｗｗ不意打ちは卑怯よｗｗｗｗﾄﾞﾙﾙﾙﾙｯﾙﾙｳｗｗｗｗｗｗ」ｶﾞｼｶﾞｼ

まどか「負けないよ！ﾃﾞｭｸｼｗｗｗｗｗｗｗﾃﾞｭｸｼｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｶﾞｼｶﾞｼ

杏子「え？え？なにこの遊び…」



杏子「おもしれｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」ｶﾞｼｶﾞｼ

マミ「なかなかやるわね、みんな…」

マミ「本気でいくわよストライクフリーダム！！！」

マミ（裏声）「キミはキミだ！！だれでもない！！！」ｶﾞｯｼｬｰﾝ

ほむら「え、ちょ…」ﾎﾞﾛ

まどか「う、そ…」ﾎﾞﾛ

杏子「折角、作ったのに…」ﾎﾞﾛ

マミ「私の勝ちね！！」ﾄﾞﾔ

マミ「…あれ？」

…

マミ「ほんっとーにごめんなさい！」ﾄﾞｹﾞｻﾞ

まどか「うん、もういいから頭あげてよマミさん…」

ほむら「今まで遊ぶ友達がいなかったから加減がわからないだけってのはわかるわ…」

杏子「あんたも可哀想な人生歩んできたんだな…」ｸﾞｽ

ほむら「でも大丈夫よ、私達にはガンプラがあるんだから…！」

まどか「そうだね！」

「おーいみんなー！」

杏子「さやか、できたのか？」

さやか「うん！私のレッドフレームだよ！！」

マミ「じゃあ早速戦わせましょうか？」

ほむら「今度は壊さないでね…？」

まどか「あはは！」

全員「あははは！」

ほむら（この人たちがいれば今度こそワルプルギスを倒せるかもしれない…、いいえ絶対に倒して見せるわ！！）

ほむら（世界に人の心の光を見せなけりゃならないんだから…！！）


おしまい

おつ!