律子「場所は、ここ巨大ショッピングモール・ミナセ。ファッションや雑貨はもちろん、植物園や水族館もあるんですよ」

小鳥「制限時間は二時間。その間にアイドル達を探してもらうメンバーを紹介しましょう！」ｼﾞｬｰﾝ

愛「日高愛でーーーーーーーーーーす！！頑張ってーーーーー、春香さん達を探すよーーーーー！！」ｷｰﾝ

絵理「水谷…絵理です？」

凉「秋月凉です！
えっと、頑張ります！」

凉「ちょっと始まる前に質問、良いですか？」ｽｯ

律子「はい、何かしら凉？」ﾆﾔﾆﾔ

凉「さすがに二時間で７６５プロのメンバー全員は厳しいような…」

絵理「無理ゲー？」

愛「うーーん。確かにヒントが欲しいです！ヒントをくださーーーーい！」


小鳥「大丈夫よ。アイドルを一人見つけたら、その人からヒントが貰えるわ」ﾆｯｺﾘ

律子「た・だ・し、隠れてる人の中にはハズレの人がいるから、その人を見つけたら失格よ！」
「それでは
《アイドルを探せ》スタートです！」ﾌｧｰﾝ

小鳥「確か律子さんが、皆が隠れてる場所を把握しているんでしたね」

律子「そうです。しっかり考えましたからね。ところで小鳥さん、このフロアに銅像があったのを覚えていますか？」

小鳥「大天使の像、でしたね。それが何か？」ﾊﾟﾝﾌﾚｯﾄﾊﾟﾗﾊﾟﾗ



律子「あれ、あずささんです」

小鳥「え！？」

律子「いやー我ながら良い作戦ですよ。あずささんは迷ったら困りますし、あ、メイクは一時間かかったんですよー。これで、次の舞台にも推薦がきますね！」ｷﾘｯ

小鳥「えーと、律子さん？
その あずささんですが持ち場にいないようなんですが…」ｷｮﾛｷｮﾛ

律子「ええええぇ！？」



店員「さあ、この硬いパイナップルが、なんと７切れの輪切りに！」ﾄﾞｬｱ

あずさ(大天使)「まぁ、凄いんですね～」

愛「あずささん見つけたよーーーーー！！」



小鳥「店の実演販売が気になったみたいですね…」

律子「開始二分で見つかっちゃった…」ｶﾞｰﾝ

あずさ「あらあら～、見つかっちゃったわ」

絵理「凄いメイク…」

愛「でも解っちゃいました！！」
凉「えーと、あずささんヒントを下さい」


あずさ「フードコートがヒントよ～。多分、貴音ちゃんあたりいるんじゃないかしら～？」ｱﾗｰ

愛「解りました！ありがとうございます！！」ﾀﾀﾀ

{フードコート}
<ワー！ガヤガヤ オカーサンハンバーグタベタイ イヤー！ ガヤガヤ タマネギキラーイ


凉「こ、子供連れの人が…」

絵理「沢山…」

愛「この中から探すんですかー！？」



小鳥「凄いエキストラの数ですね～」

律子「３０組、呼びました。この中から一人を探すのは難しいですよー」ﾌﾌﾌ

絵理「美味しそうな…香り」ｽﾀｽﾀ

愛「う、まだ昼には早いのに」ｽﾀｽﾀ

凉「僕が適当に何か買おうか？ほらこの店なんかバイキングだよ」ｽﾀｽﾀ

子供？「うー、どれを食べても良いなんて…持ち帰りとかできないですかね…」

愛「それ解ります！私もママに持って帰りたいなー」

子供？「そう？愛さんもそう思いますか？」

凉「……やよいちゃん？」

子供？「はわわ！？」

子供？「わ、私はやよいじゃないです。えきすとら？で呼ばれて朝からご飯を我慢して、お母さんから沢山食べても良いのよ？って言われた子供Aなんです！」ｳｯｳｰ!

凉「無駄に設定が深いね」ｱﾊﾊ

絵理「高槻さん…見つけた」



律子「嘘でしょ！！まだ１５分くらいしかたって無いわ！皆上手くかくれなさいよ！」ｶﾞﾐｶﾞﾐ

小鳥「り、律子さん、落ち着いて…」



やよい「見つかっちゃいました…」

凉「早速で悪いんだけど、ヒントくれる？」

やよい「ヒントは１００円ショップです！頑張って下さい」ｶﾞﾙｰﾝ
愛「まっかせて下さーーーい！カタキは必ず取ります！！」ﾌﾝｽ

絵理「愛ちゃん…使い方違うよ？」

{１００円ショップ}

客？「こ、これも１００円なの！？安い、これも買うわ」ﾄﾞｻﾄﾞｻ


愛凉絵理「……」

客？「え？オレンジジュース…二本で１００円！！これは大事件だわ！箱ごと貰うわね？」



律子「伊織ぃいいい！名にしてんのよ！バレバレじゃないの！」

小鳥「ファッションショップの方が良かったかもしれませんね」



愛「伊織さん見つけたたよーーーーー！！」

伊織「ふん、
ヒントは水族館よ、少し遠いから走った方が良いかもよ？」

絵理「水瀬さん…ありがとう」ﾆｺｯ

{二階イベントスペース}

絵理「ふ、二人とも…待って」ﾊｧﾊｧ

涼「ゴメンね！走らないと間に合わないから…」ﾀﾀﾀ

愛「水族館は、まだ先みたいですね！大きすぎます！ココ！」



<ｿﾚﾃﾞﾊ、ヒーローヲヨビマショー
<ヒーロータスケテー！

忍緑「悪事を働く悪いやつ！」ﾋﾞｼｯ
忍青「そんなやつらを影から倒す！」ｷｬﾋﾟﾋﾟﾋﾟーﾝ
忍赤「我らヒーロー・シノビマン参上つかまつる！」ｼﾞｬｰﾝ



愛「ヒーローショーなんてしてるんですね」ﾍｰ

絵理「中の人…熱そう？」

涼「……ちょっと休憩してて」ｽﾀｽﾀ

<シノビマンｶﾞﾝﾊﾞｯﾃー

忍緑「風の術」ﾀｧｰ
忍赤「火の術」ｱｲｴｰ
忍青「水の術」ｷｬﾋﾟﾋﾟﾋﾟーﾝ



涼「忍青さん、あなた真さんですね」ｷﾘｯ

忍青「っ！？」ｷﾞｸｯ

絵理「本当に真さん…なの？」

愛「声も全然違いますよ？」

涼「声は多分ボイスチェンジャーとかじゃないかな？
ですよね？」ｼﾞｰ

忍青？「ち、違う！？私はただのヒーロー。断じて真という人物ではない」ｱﾜｱﾜ

愛「…」ｿﾛｰﾘｿﾛｰﾘ

絵理（愛ちゃん何を？）

涼「まだ耐えますか？子供達の前でマスクとりますよ？」ﾆｯｺﾘ

忍青？「や、やめるんだ！！子供の夢を壊したry」
愛「やっほーーーーーーーーーーーーーーーーーー！！！」ｷｰﾝ

忍青？「ひゃあああん！？」ﾊﾞﾀｰﾝ


律子「真、よくやったわ。これで時間が稼げたわ」ﾌﾌﾌ

小鳥「でもヒント２つもあげちゃいますが？」

律子「あ」



絵理「愛ちゃん…お手柄♪」

愛「えへへ」

真「僕のヒントは家具売り場だよ。頑張って！」ｸﾞｯ

すみません 今日はここまで

明日には完結させたいです

あと涼君の漢字 素で間違えてしまい申し訳ない…

{４５分経過・水族館}

愛「うわー大きい水槽ですねー」ﾀﾀﾀ

絵理「愛ちゃん、あまり走らない」ｽﾀｽﾀ

涼「えーと、一番人気は…」ﾊﾟﾝﾌﾚｯﾄﾊﾟﾗﾊﾟﾗ


千早（ペンギン）「クェー！クェー！クェー！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾞ



小鳥「ち、千早ちゃんww着ぐるみとクチバシつけただけってww」ﾌﾟｸｸ

律子「千早は捨て駒というか、距離と時間稼ぎ役ですから、本人は本気で演技してますよ？」

愛「千はry」ﾑｸﾞｯ

絵理「涼さんはどこにいると…思う？」ｸｳｷﾖﾑ

涼「そ、そうだねー、クジラの後ろとかに隠れてるんじゃないかなー」ﾎﾞｳﾖﾐｰ


千早（ペンギン）（ふふっバレていないようね。昨日徹夜してDVDを見て勉強したおかげかしら）



律子「むしろ空気読んで、見つけてないフリしてますね…」

小鳥「千早ちゃん可哀想……」

{一時間経過}

絵理「千早さん…見つけた」ﾋﾞｼｯ
千早「くっ！さすがに見つかったわ」ｸﾁﾊﾞｼﾊｽﾞｼ

涼（あれからアシカショーなんか見て時間潰しちゃったな…）

愛（カニ美味しそうだったなー）
千早「ヒントは植物園よ」

涼「植物園！？ここからだと反対側だ！」ｷﾞｬｵｰｰﾝ

絵理「休憩しながら行くと…３０分くらいかかる」

愛「ま、間に合わないかもしれませんね！！」



律子「フフ、これでタイムロス、そして７６５プロの勝ちですよ！」

小鳥「律子さんが輝いてるわ…」ｵﾁｬｽﾞｽｰ

律子「あ、もしもし？はい予約したいんですが……」ﾌﾑﾌﾑ

小鳥「あれ？何か来ますね」ﾁﾗｯ

愛「楽チンだよーーーーーー！」ﾌｫｰﾝ

絵理「これ…楽しい」ﾌｫｰﾝ

涼「あ、律子姉ちゃーん行くねーー！」ﾌｫｰﾝ




小鳥「あれはセ○ウェイ！？」ｶﾞﾀｯ

律子「そういえば、試乗イベントやってたわ…」ﾂｰﾂｰ

{家具売り場}

絵理「到着」ﾌｩ

愛「植物園の途中にあるから良かったですね！」

涼「多分…星井さんがいると思うんだけど…」ｽﾀｽﾀ


美希？「うーん、もう食べられないの…」


絵理「あ、二段ベッドの上に金髪…」

涼「待って！ハズレの人かもしれないよ？」

愛「あ、そうですね！？」ｱﾌﾞﾅｶｯﾀ

美希（雪歩）（フフ、三人とも騙してゴメンね。でもこうしないと穴掘って隠れたら怒られちゃうもん）

愛「あ、ワンちゃんだー」

涼「大きいね～」

絵理「確か…ドーベルマン？」



美希（雪歩）（いいいい犬ぅううううう！？）ｶﾞﾀｶﾞﾀ



律子「雪歩！耐えるのよ！頑張って！」

小鳥「ベッドがガタガタ揺れてて危ないですね」ﾊﾗﾊﾗ

絵理「あ、犬がベッドの下に」


雪歩「犬だけはダメですぅうううう！」ﾊﾞｻｯ


愛「雪歩先輩見つけたよーーーーー!!」

涼「ゴメンね？犬は嘘だったんだ…」

雪歩「うぅ…逆に騙されましたぁ。あ、ヒントは書店だよ。頑張って」ｷｭｯ



律子「なかなかやりますね。でも間に合うかしら？」ﾆﾔﾘ

小鳥「まだ何か用意してるんですか？」

律子「そうですね～特に亜美、真美は要注意ですね」ﾄｹｲﾁﾗｯ

{一時間１５分経過}

{植物園}
響（大丈夫、大丈夫さ。自分完璧だから仮装だってやってやるさ）（そう、今の自分は響じゃない
「ひび木」なんだぞ！）ｷﾘｯ


小鳥「響ちゃん、凄い本格的な衣装ですね…」ｳﾜｰ

律子「うちなーちゅ から伝わる衣装だそうです」ｵﾁｬｽﾞｽｰ


響（ひび木）（お？三人が来たみたいさー、よし！自分絶対に動かないぞ）
（あ！？じ、自分の鼻に蝶が！や…やめろ…くすぐったいぞ……あん）



響（ひび木）「は、ぬっくしゅん！！」ﾌﾞﾙｯ


絵理「響さん？」ｸﾙﾘ

響「まさかクシャミでバレるなんて、なさけないぞ…」

涼「あの、ヒントは…」

響「自分、納得しないからヒントは出さないぞ！」ﾌﾝﾀﾞ

愛「えーーーー、教えて下さーーーいよ！」

絵理「どうしても駄目？」

響「あぁ、口が避けても貴音が惣菜コーナーの試食売り場にいるなんて言わないからな！」ｷﾘｯ

響「あ」

{惣菜コーナー・一時間２５分経過}

貴音「響……口は災いの元、ですよ？」ﾊﾑﾊﾑ

響「うぅ、ゴメンな貴音ぇ」ﾂｲﾃｷﾀ

涼「えーと、あと残ってるのが」ｳｰﾝ

愛「春香さんに星井さん」

絵理「亜美ちゃん、真美ちゃん……だよね」

貴音「亜美、真美なら先ほど隠れた場所を移動して、げぇむせんたぁの方へ向かいましたよ？」ﾊﾑﾊﾑﾊﾑﾊﾑ



律子「え！？亜美！真美！何やってんのよ…」ｱﾁｬｰ

小鳥「このままだと全員見つかっちゃいそうですね」ｳｰﾝ

{ゲームセンター}

亜美『んふっふー、我ながら良いアイデアですな真美隊員』

真美『そうですなー、このゲームは外からは誰が入ってるか解りにくいし、おまけにインカムもついてるからね～』

亜美『まさに一式千鳥だよ。あ、そっちに瀕死のジ○頭行ったからヨロー』ｶﾞｺﾝ

真美『了解！真美のカレーな三連撃をご覧あれ』ｶﾁｶﾁｶﾁ

涼「楽しそうだね」ﾆｺｯ

亜美『あー、涼ちん待って！今、タンク狩るから～』ﾊﾞﾊﾞﾊﾞ

<ﾃｷﾀﾝｸｹﾞｷﾊ！

亜美真美『『涼ちん……だと！？』』

絵理「二人とも…見つけた」ｶﾞﾁｬ

{一時間３５分経過}

真美『り、律ちゃんにバレたーー！』ｱﾜﾜ

亜美『ノゾミガタタレター！』ｳﾜｰﾝ

絵理「涼さん、よくこのゲームだって解ったね？」

涼「うん。オフの時、男子に人気だったから、僕も経験あるし」

愛「ヒント下さーーーーーい！」
亜美「もうこうなりゃヤケだ！なあ真美の兄貴ぃ！」

真美「おうさ！ミキミキの隠れる所を教えてやんよ！」


律子「あとで裏へ呼ぶからね…」ｷﾞﾘｷﾞﾘ

小鳥「あとは、春香ちゃんだけですね…」

{書店}

美希「う～ん。おにぎりが一杯なの～」ﾑﾆｬﾑｬ

涼「ふ、普通に机で寝てる…」

絵理「自分の写真集で隠れてるなんて…大胆」

愛「星井さーーーーーん。起きて下さーーーーーい！！」

美希「う～ん…あふぅ、おはようなの」

愛「春香さんが隠れてる所を教えて下さーーーーーい！！」


美希「春香？知らないの」ｱﾌｩ


愛絵理涼「「えええええぇ！？」」

{一時間４５分経過・残り１５分}

愛「どどどうしましょう？」ｱﾜｱﾜ
涼「盲点だったね…最後の人がヒント無しなんて…」

絵理「……」ｽｲﾘﾅｳ


<ｲﾂﾓｱﾘｶﾞﾄｳｺﾞｻﾞｲﾏｽ
<ﾋﾟﾖﾍﾍ ｼﾝｶﾝｹﾞｯﾄﾋﾟﾖ！

美希「あれ？あそこにいるのは……」

{一階特設ステージ・残り１０分}
律子「さあさあ、どうなるんでしょうか？」ﾜｸﾜｸ

小鳥「あら？三人がここに来ましたね」

<<フォーン


絵理「事務員の…音無さん」ｽﾀｯ
涼「貴女は本人じゃないですね」ｽﾀｯ

愛「春香さん見つけたよーーーーー!!」ﾊﾞｧｰﾝ

律子「え！？」

小鳥？「なんで私が偽物なのかしら？」

涼「さっき書店で本物の貴女と会いましたから」

絵理「天海春香さんは転倒しやすい。でも誰もこけてない。つまり、転倒しない場所にいる」ｷﾘｯ

愛「見た目も似てますし、間違いありません！正体を表して下さい！！」



小鳥？「中々の推理だったわ。
でも・・・」ﾋﾞﾘ…ﾋﾞﾘ、ﾊﾞｻｯ

日高舞「詰めが甘かったわね。愛♪」ﾆｯｺﾘ


絵理涼「「」」

愛「ママ！？」ｶﾞｰﾝ


こうしてハズレを見つけてしまい。イベントは７６５プロの勝利で、幕が閉じた。
ちなみに日高舞が登場した最後は今年の視聴率ランキング二位になったとか

{アナウンス席}
春香(リボン無し)「早く見つけに来てくれないかなー？」ｿﾜｿﾜ

=おわり=

無事完結しました。最後までグダグダで申し訳ない
当初はアイドル達がホームセンターで買い物をする話でしたが、需要が無いと言われ断念。

おつ！　なかなか楽しかったよ
ところで律っちゃんがしてた電話って……？