律「なんでこんな５時間も遅刻するのかわからないわ」

唯「あ、逆にねー」ﾄﾞﾝ

律「聞いてるのか？」

唯「聞いてるよーそうだよねぇ。わからないよねぇ」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ

律「・・・」

唯「ごっくん。ぷはぁ」

律「…おい、何飲んでんだよ」

唯「えっ？…おーいお茶だけど…？」

律「そんなんは聞いてねえよ。」

唯「あーあ、今回も駄目だったかぁ…俳句大賞」ｼｮﾎﾞﾝ

梓「応募してたんですか…」

唯「あずにゃんも応募してみなよー」ﾆﾔﾆﾔ

梓「私はいいです！」

唯「え～？あｚ」

律「おい！」

唯「えっ？なあに？りっちゃんも飲みたいの？おーいお茶」

律「ちげえよ。人が怒って説教してるときになんでお茶なんか飲んでんだっつってんだよ」

唯「えっ…？」

律「？」

唯「いや…飲んでない…けど…？」

一同「！？」

律「いや、飲んでないって…お前今―」

唯「いや、飲んでないんけど…」ｱﾚﾚ？

律「ふざけんなよ、お前今自分でおーいお茶飲んだって言ったろ！」

唯「えっ？それ…私じゃない…」

律「はぁ？」

唯「・・・」ﾁﾗｯ

澪「えっ？」

唯「・・・」ｿｫｰ

律「なんで澪を指さしてんだよ。」

唯「えっ？」

律「お前ほんとにいい加減にしろよ…」

唯「・・・」

律「おい。おい聞いて―」

唯「ぐーぐーぐー」

一同「・・・」

律「このっ！」

ゴツン！

唯「あいたー！ちょ、何してんのりっちゃん！」

律「そりゃこっちの台詞だ！！なに寝てんだよ！！」

唯「え？昨日夜ガキの使い見てたら遅くなっちゃってさあー」

唯「そしたらね！面白いんだよ～！まっちゃんがね、珍しくはまちゃんをひっぱたいて、そしたらはまちゃんブチ切れちゃってさー」

律「んなあこたぁどーでもいーんだよ！！」

唯「え？りっちゃんもガキ使面白いって言ってたじゃん」

律「今は関係ねえだろ！」

律「今人が説教してんだから、黙ってちゃんと聞けよ」

唯「・・・」

律「・・・」

唯「・・・」

律「・・・なんだよ」

唯「・・・」

律「おいっ！！」

唯「えっ！りっちゃんが黙って聞けって言うから・・・」

律「お前喧嘩売ってんのか？まぁいい。明日はライブハウスでライブだからな。覚えてんのか？」

唯「うん」

律「だから今日はたくさん練習したかったんだけどな・・・」

唯「したらいいじゃない」

律「・・・」

律「誰のせいで出来なかったんだ！？あ？」

唯「・・・」ﾁﾗｯ

澪「！？」

律「だからなんで澪を見るんだよ！！澪はちゃんと時間通りに来たわ！」

唯「え～？本当に～？」

律「てめえ・・・お前以外ちゃんと来たっつーの」

唯「ほえ～えらいね～あずにゃん」ﾖｼﾖｼ

梓「やっ・・・やめてくださいっ！」

唯「え～？」

律「とにかくだ！明日絶対遅刻すんなよ！！いいな！」

唯「わかったよ～」

律「遅刻したらお前、もう部活来なくていいからな！やめてもらうぞ！」

唯「大丈夫だよ～」

～ライブハウス～

澪「唯…来ないな…」

紬「まさか…また…」

梓「そんな…ライブどうするんですか…？」

律「あの野郎…もし、唯が来なかったら梓、リードギターやってくれ」

梓「わかりました」



～数時間後～

ライブ終了―。

律「ふぅ…」

澪「結局、唯来なかったな…」

紬「一体何を考えてるのかしら…」

～楽屋～

ガチャ―。

唯「ほえ？」

律「唯！！」

唯「みんなお疲れ様～」でへへ

律「てめえ！！こんなところでなにやってんだよ！！」

唯「え？今日ライブだって…」

律「何時に来たんだよ！」

唯「え？1時間くらい前…」

律「こっの…っ！」

澪「り、律…」

律「で、なんでライブ参加しなかった奴が楽屋で寝っ転がってお菓子食ってんだよ！！」

唯「え…？ここにあったから……ぽてちょ…りっちゃんたちも食べる？」

律「いらねえ！！ふざけんな！！」

唯「ちょっ、りっちゃん、落ち着きなよ～」

律「くっ…そもそも、1時間前に来たなら、途中からでも参加できただろうが！！なんで楽屋にいるんだ！」

唯「えっ…いや、盛り上がってたし…なんか途中からそこに入るの悪いなぁって思って…」ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

律「おい」

唯「え？」

律「だからなんで人が説教してるときにお菓子食ってんだよ！！」

唯「…」ﾋﾟﾀ

律「そうだよ。常識ってもんがあるだろ」

唯「………っ」ﾋｮｲ　ﾊﾟｸ

一同「！！」

律「てめえ！」

唯「ごめんごめん！冗談だよぅ…」

律「もう絶対食うなよっ！」

唯「……うん」ﾆﾔﾆﾔ

律「…おい、フリじゃないからな…」

唯「……」ﾆﾔﾆﾔ

律「おいっ！わかってんのか！？絶対食うなよ！」

唯「ササッー！」ﾋｮｲ　ﾊﾟｸ　ﾑｼｬﾑｼｬ

律「この野郎！！」

唯「むぐむぐ」

律「フリじゃねえって言っただろうが！！」

唯「でへへへへ～私の勝ちだねりっちゃん」ｷﾘｯ

律「もう、次食ったら絶交だからな。本当に。フリじゃねえってわかるよな…？」

唯「…」ﾆﾔﾆﾔ

律「だからフリじゃねえって言ってん―あっ！！！」

唯「とおー！」ｻｻｯ

律「コラッ！！」ｻｻｯ

唯「あー！！りっちゃん！！返してよ～！私のぽてちょだよそれ～！！」

律「お前のじゃねえ！！楽屋にあった誰かのだろうが！！」

唯「早いもん勝ちだもんぬー」ﾍﾞｰ

律「…もういい。お前にはもううんざりだ。もう明日から部活来なくていいぞ」

唯「え～！またまた～！りっちゃんったら冗談キツイなぁ～もう」

律「冗談じゃねえよ」

唯「りっちゃ～んもう！なんで私が軽音部やめなきゃいけないのさ～」ﾌﾟﾝｽｶ

律「みんなもううんざりなんだ」

唯「私がいなくなったらギターどうするの！？ど・う・す・る・のっ！」ｷｬｯｷｬｯ♪

律「リードギターは梓がやる。リズムギターはナシだ」

唯「りっちゃんったら！いけずぅ～」ﾑｷﾞｭｰ

律「だから冗談じゃねえっつーのっ！！！」

唯「ぇ………」

律「じゃあな。」

唯「…そんなっ待ってよっ！りっちゃん！嘘ごめん！今度からまじめにやるから！！」ｳﾙｳﾙ

律「…お前何度も何度も言っても直らねえじゃねえか！」

唯「ごめんなさい！本当に今度からはちゃんとやるから！お願いしますふぇええ」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

律「…」

唯「ぶうええええええふぇえええんびゃあああああああんごべんなざいいいいいいいい」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

律「…どうする澪…？」

澪「んー、まかすわ…」

律「…」

唯「ぎゅぶるううぼえええええええええええ」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

律「おい、唯」

唯「ぐっははぶわあああああああああああああんゲホッッゴッホゴホゴホッッ！おうぇえっ！！びやああああああん」ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ

律「唯！」

唯「びえええええええええええええん……ほえ？」

律「今回だけだぞ…もう次はないと思えよ」

唯「許してくれるの！？」ｷﾗｷﾗ

律「次遅刻したら本当にもうやめてもらうからな」

唯「ふうぇえええええんりっちゃんありがとおおおおおおお」

律「じゃあ、明日の練習…絶対遅刻すんなよ！」

唯「おーらい！！！」

―次の日―

唯「おいっすー」

律「唯…」

澪「今日はちゃんと時間通りに来たな。」

紬「お菓子あるわよ！唯ちゃん」

唯「やったー！」

澪「あ、唯、そういえば文化祭の講堂使用申請届だしたか？」

唯「おっかしおっかし♪」

律「おい！唯、出したか？」

唯「ほえ？それってりっちゃんが出すんじゃん」

律「なっ！！あたしは部長会議あったから、代わりに私が出すよって言ったろ！書類書いたの渡しただろ！？」

唯「あーあー。あれかぁ…」

律「おいっっ！！もう〆切りすぎてんだぞ！？」

唯「こういうこともあるよ。たまには。ね、あずにゃん」

律「てめえ…っ！」

澪「おい、どうするんだよ…」

律「仕方ない…和に頼むしか…」

唯「そだね！和ちゃんならきっとなんとかしてくれるよ！」

一同「…」

唯「早くっ！早くしないとっ！」

律「あー？」

唯「早く和ちゃん呼んできてっ！」

律「呼んでくるんじゃねえだろ！お願いしに行くんだ！！！」

唯「じゃあ早く行かないと！！」

律「お前が行けよ」

唯「ええ～！？なんで私！？そんなの不公平だよ！！」

律「お前が忘れたんだろうが！！」

唯「あ！じゃさじゃさ、これで決めよう」ｼｭｯ

律「なんでだよ！！！！！早く行け」ﾊﾞｼﾝ！

唯「あいた！ちぇっ」ﾌﾞｰﾌﾞｰ

生徒会室

和「なあに？唯」

唯「なんかりっちゃんが書類出し忘れちゃったんだって」

和「ええ！？また！？そういえば軽音部だけ出てなかったわね…」

唯「りっちゃんひどくない？」

和「それに、今回担当私じゃないから2年の佐久間って子に言ってみてもらえるかしら」

唯「えー？和ちゃんじゃないの？？」

和「あー今、席外してるから、戻ってきたら軽音部の部室に行くように伝えておくわ」

唯「わかったー！じゃあねー和ちゃん」

和「まったく…律ったら」

部室

唯「だってさ！」

律「そうか…まだわからんのか…」

梓「どうします？ライブ出来なかったら…皆さん最後のライブなのに」

澪「…」

律「きっと大丈夫だ！な！」

～数十分後～

コンコン

澪「はーい」

佐久間「あ、こんにちわ…生徒会の佐久間です…あの、講堂の使用届出し忘れたとかで…」

唯「遅いよ！！」

一同「！？」

唯「なんでこんなに来るのが遅いの！めっ！！もうかれこれ3時間は待ってるよ！！」

律「おいっ！！」

佐久間「あっ…すみません…」

律「あー…いや、ごめんね…そんなことはないんだけど…」

唯「ほら！座って！！」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

佐久間「はい…」

唯「で！？」ﾌﾝｽ

佐久間「あ、あのー…もう講堂がいっぱいで…軽音楽部さんの演奏する時間は余ってないんです…」

一同「！！」

律「なんだって！！」

佐久間「どこかの部に譲ってもらうしか…方法が…」

唯「ちょ！！困るよ！そんなの！！私たち3年生最後のライブなんだよ！？」

佐久間「あっ…はい…」

唯「そんなのだーめ！絶対だめ！！」

澪「おい、唯！」

唯「なんとかしてよぉ！使わなそうな部に頼んでみてよ～！！ね！！お願い！！」

律「こら！ずうずうしいぞ唯！」

佐久間「はい…できるかぎり当たってみます……」ｳﾙｳﾙ

唯「よし。」ﾌﾝｽ

ゴツン！

唯「あいたた！！何するのりっちゃん！！」

律「なんだ！今の態度は！！下級生とはいえ、こっちはお願いしてる身なんだぞっ！」

唯「だってあの子ダメダメだよ～。大人しそうな子だったし、ああ言って結局何もやらないタイプだね！」ｷﾘｯ

律「お前…」

紬「私たちも、他の部にあたってみましょう！」

澪「そうだな…」

律「よし、電話とかかけて交渉してみようぜ！」

唯「…」

律「なんだよ…」

唯「みんな行動力あるね～」

律「お前っ！さっき最後のライブだ！とか言ってたじゃねえか！！そもそもお前のせいなんだからな！」

唯「え～」

律「お前も知り合いの子にあたってみろ！」

唯「ほほ～い」


律「あーもしもし？」

澪「―お願いできないかな…？」

紬「―駄目ですか…」

梓「お願いします！そこをなんとか！」



唯「あ～もしもし～？エリちゃん？」

唯「今部活中なんだけどね～、みんな電話しだしたから私もエリちゃんにかけてみた～でへへ」

一同「！？」

唯「あ～こないだの！？うん！うまく行ったよ！！イワヤマトンネルはフラッシュを使えばいいんだね！」

律「おいっ！」ｺｿｺｿ

唯「でさ、いあいぎりってどこで手に入るの？？」ｻｯｻｯ

律「おいっつーの！」ｺｿｺｿ

唯「今電話中っ！！！」ｷﾞﾘｯ

律「！？」

律「おまっ！何様だっ！」ﾊﾞｼﾝ！

唯「あっ！ｺﾞﾒﾝｺﾞﾒﾝ」

律「早くっ！講堂の事聞けっての」

唯「うんうん、サンタクロス号？ああ、アンヌ号ね。え？サントアンヌ号？ふむふむ」ﾒﾓﾒﾓ

律「おいっ！！いい加減にっ」

唯「あっ、エリちゃんさ～、文化祭の講堂使う～？」

唯「あ～そう、じゃあね～」

律「…なんだって？」

唯「エリちゃん講堂使わないんだって！」

律「この野郎！なんで電話したんだよっ！じゃあ！」

唯「だって、ポケモン全然進まないんだもん…」

コンコン

紬「はーい！」

佐久間「あのー、失礼します…」

澪「あっ！佐久間さん」

佐久間「あのー、オカルト研の方たちが講堂の使用権利を軽音楽部に譲ってもいいと…」

律「え！！本当！？」

佐久間「はい…あっでも、オカルト研はテーマ発表の予定だったので、15分しか時間がないですけど…それでもいいなら…」

律「本当に！？ぜんぜｎ」

唯「駄目！！」

一同「！？」

唯「駄目に決まってるでしょ！そんなの！」

佐久間「あ、いやでも…他に…」

唯「15分で何をやれって言うの！？ふわふわとホッチキスとふでペンで終わっちゃうじゃん！！」

律「おい、唯！」

唯「カレーは？ぴゅあぴゅあは？新曲は？最後の文化祭なんだよ！全曲やろうって決めたのに！！ね！」

澪「そんなっ！だって仕方ないだろ！」

律「唯！いい加減にしろ！」

律「あはは…すいません…」

佐久間「よっよろしいですか…？」

律「あ！はい！もう全然！」

佐久間「じゃぁ、そういうことで…」

澪「ありがとうね！佐久間さん」

佐久間「いえ…」

バタン

律「唯！！てめえっ！！」

唯「なんなの！あの子！駄目だよ！あれは！生徒会をやめさせるべきだ！失望した！！」

紬「しかたないわ。ライブ出来るだけでもよかったじゃない！」

律「そうだぞ！せっかく探してきてくれたんだ！礼くらい言えよったく」

唯「ギー太、文化祭は頑張ろうね！」

一同「ﾋﾟｷﾋﾟｷ」

律「おいっ」ﾄﾞﾝ

唯「ちょ」ｻｻｯ

律「なっ…なに避けてんだよ」

唯「えっいや…避けてないけど…」

律「ああいうのやめろよ。軽音部の評価が悪くなるだろ！」ﾊﾞｼｯ

唯「っ！」ｻｻｯ

律「なんだよ、その手は…」

唯「えっ？いや…」

律「聞いてんのかよ…」ｻｯ!

唯「しゅしゅしゅしゅー」ﾍﾟｼﾍﾟｼﾍﾟｼ

律「痛っ！」

律「今、お前攻撃したな！」

唯「いや、」

律「お前反省してないだろ」

唯「してます！」ｷﾘｯ

律「じゃあなんだよ、そのファイティングポーズは」

唯「しゅしゅしゅ」

律「おいっ！！」

唯「へへへ～りっちゃんに私の攻撃が見えるかな…？」

律「おいっ！！」

唯「・・・」

律「もうやめだ。お前、もう文化祭でなくていいから。もう部活も来なくていい。さわちゃんにも言っとく」

唯「ええ！？またまた～その話は昨日で終わったでしょ！りっちゃん♪」

律「冗談じゃねえ！もう取り消さねえ。絶対の絶対だ！もうお前なんかけいおん部にいらない」

唯「そんな…澪ちゃん…？」

澪「…」

唯「むぎちゃん…」

紬「…」

唯「あずにゃん…」

梓「…」

律「ほらな。もうお前なんか誰も必要としてないんだよ。ギターなら梓がいるんだ。お前なんかいらねえ！もう来るな」

唯「そんなっ…しどいよみんな…ふっ…うっ…うええええええええええええええええええええええええええん」

唯「おううううううわあああああああああああああああああんがはっ！！げほっげほっ！！うえふぇ・・・」

律「だーうるせえな！！」

唯「ごおえっ！！おえっ！うっひっくひっく！！」

唯「見捨てないでよおおおおおおおおおおん！！私にはここしか居場所がないんだよおおおおおお」

唯「うわああああああああああああああああああああん」

律「…」

梓「（なんか可愛そう…）」

紬「（唯ちゃん…）」

律「ど…どうする…澪？」

澪「んー、任すわ…」

澪ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

律「おい！唯！！」

唯「私はもう家で憂と2人きりの寂しい生活をずっと送っていくんだあああああああああああああああああああん」

律「唯！」ﾕｻﾕｻ

唯「うわあああああああああああああああああんアルベルトおおおおおおおおおおおお！！」

律「おい！唯ってば」

唯「えっ？」ｷﾗｯ

律「今回だけだぞ…いいな！」

唯「ほえ！？許してくれるの！？」

律「本当に今回だけだぞ…次なんかやったら本当にやめてもらうからな！！」

唯「やったー！！ありがとりっちゃん♪」




END

ごめんｗｗもうネタ切れｗｗｗｗ

もうちょい唯に可愛げを残してくれよｗｗｗｗｗ

無限ループって怖くね

俺がすっきりしねえええｗｗ

ネタ切れなんだよｗｗ本当にごめんｗｗ本当は>>20で終わるつもりだったのｗｗ

おつ！！