2: 2014/06/12(木) 20:53:02.13 ID:bumNX28G0
小鳥「…みんなそろったわね?それでは、恒例の実験を開始します!!」
春香「わーわー、どんどんぱふぱふ~」
千早「ぱふぱふ……くっ」
春香「千早ちゃん、敏感に反応しすぎだよぉ…」
小鳥「あのー…話を進めてもいいですか?」
1: 2014/06/07(土) 22:30:21.90 ID:ZSkGOH8F0
このSSは
P「階段から落ちたら」春香「春香と入れ替わってしまった…」
P「美希とキスしてから…」美希「何かおかしいの…///」
の続きになります。先に↑こちらをお読みください。
・某キス漫画の設定をお借りしています。
・知ってる人はネタバレ厳禁でお願いします。
3: 2014/06/12(木) 20:55:38.18 ID:bumNX28G0
小鳥「さて、これから行うのは『魔女の能力は二重にかかるのか』という実験よ!!」
春香「……なるほど、今プロデューサーさんが持ってる虜の能力を使うわけですね」
P「めんどくさいなぁ…」
小鳥「言っとくけどこれはすごく大切な実験ですよ!
あたし達はこれからあらゆる能力を持つ魔女達と向き合っていかなきゃいけない。
そのためにも能力のことをもっと知っておくべきでしょう?」
P「ま、まあな…」
小鳥「じゃあプロデューサーさん、さっそくアタシを虜の状態にして……」チュッ
千早「ずるいです音無さん。私も頼みます…」チュッ
P「いや、千早までする必要ねえだろう!?」
4: 2014/06/12(木) 20:59:22.08 ID:bumNX28G0
小鳥「……」ワクワク
千早「……」ワクテカ
小鳥「キタキター、プロデューサーさんがカッコよく感じてきましたよー」ドキドキ
千早「うーん、やっぱりすごい能力ですねぇ」ドキドキ
P「お前ら慣れてきて効き目が早くなってきてねえか…?」
千早「じゃ、次はいよいよ能力を二重にかけてみましょう。春香、私とキスして!!」
春香「え……私!?」
千早「そ!」ンチュッ
春香「!!」
P「う、うおおおおおおおおおおお!!はるちはわっほい!!!」
小鳥「ぴよおおおおお!?こ、ここが桃源郷だったのね……!!」ハナヂダラダラ
5: 2014/06/12(木) 21:03:19.48 ID:bumNX28G0
千早「……」
春香「……」
千早「……あれ?」
春香「入れ替わってない…!!」
P「なるほど、千早が虜状態だったために入れ替わりが発生しなかった。
つまり『魔女の能力は二重にはかからない』ってことだな」
千早「ふむ、そういうことになりますね…」
小鳥「それじゃあ春香ちゃん。今度はプロデューサーさんと入れ替わってみて!
ちょっと試したいことがあるの……!!」
春香「はあ…」
7: 2014/06/12(木) 21:06:19.80 ID:bumNX28G0
チュッ
春香「よし、ちゃんと入れ替わったぞ」
P「それで……試したいことって何ですか?」
小鳥・千早「……」シラーッ
春香「あれ?どうしたんだお前ら」
小鳥「どういうわけか、プロデューサーさんにまったくドキドキしなくなりましたよ?」
千早「かと言って、春香のことを好きになったわけでもないみたい……」
P「なるほど……つまり体と精神が一致していないと虜の能力は成立しないんですね」
春香「ほうほう」
8: 2014/06/12(木) 21:10:50.96 ID:bumNX28G0
千早「いやー、今回の実験ではいいデータがたくさん得られましたね」
小鳥「春香ちゃんと千早ちゃんのキスが見れただけで満足ピヨ……!!」
春香「さて、実験も終わったし元に戻るか」
P「そうですねー」
チュッ
P「よし、戻れたな」
春香(プロデューサーさん、だんだんキスが上手くなってる…///)
P「さて仕事に戻るか……ってあれ?」
小鳥「プロデューサーさん、今夜あいてますよ…///」
千早「この胸の感度…確かめてみます…?//」
P「oh…」
春香「プロデューサーさん……もしかして、
入れ替わりをコピーしちゃったから2人の虜状態を解除できないんじゃ…」
P「」
9: 2014/06/12(木) 21:13:26.64 ID:bumNX28G0
~1時間後~
美希「ふーん、それでミキを呼んだってことか…」
P「頼む、オレとキスしてくれ!じゃないと、オレの貞操が危ないんだ!!」
小鳥「大丈夫ですよー、ふふふふふ…」
千早「プロデューサー、ずっと大事にしますからね…?」
春香「千早ちゃんなんか怖いよ!?」
美希「…いいよ、キスしてあげる!」
P「おお!!」
美希「ただし、美希も魔女探しに参加していいかな?」
春香「え?」
P「ああ、いいぞ……というかむしろ助かるな」
春香(プロデューサーさん!これは律子さん側のスパイなんじゃ?)ヒソヒソ
P(んー、それでもいいんじゃね?別に情報を隠そうとも思わないしなー)ヒソヒソ
春香(相変わらずテキトーですね…)ヒソヒソ
美希「あはっ!交渉成立なの!」
10: 2014/06/12(木) 21:16:30.31 ID:bumNX28G0
~能力解除中~
(キスの順番:Pと美希、Pと千早、Pと小鳥、Pと美希)
小鳥「あーあ…」ズーン
千早「戻さなくていいのにー」ストーン
美希「さて、さっそく魔女を探すの!」
P「ちょうどもうすぐ真と雪歩が仕事から帰ってくるはずだが…」
美希「そうだ、ちょっと確かめたいことがあったの!春香!」
春香「ん、私?」
チュッ
春香「な、なんでいきなりキスを…!!」
美希「んー、入れ替わってないの」
P(春香も虜状態になっている様子はないな……そして、はるみき万歳!!)
千早「なるほど『魔女同士がキスしても能力は効かない』のね、
しかし美希、誰の許可を得て私の春香にキスしてるのかしら…!?」ゴゴゴゴゴ
春香「私って千早ちゃんのものだったの!?」
P「あ、音無さんが鼻からの大量出血で倒れてる…まあいいか」
11: 2014/06/12(木) 21:20:21.44 ID:bumNX28G0
真「ただいま帰りました……ええ?」
雪歩「お、音無さんが血まみれで死んでますぅ!なんか幸せそうな顔で!!」
春香「あ、おかえりー」
P「今日の仕事どうだった?」
真「あ、小鳥さんはスルーする方針なんですね」
雪歩「よく考えると、いつも通りだしね…」
美希「あ、真クンおかえりなのー。ついでにミキとキスして欲しいのー」
真・雪歩「!!??」
P(美希いったあああああああ!!)
千早(なんという直球…)
12: 2014/06/12(木) 21:23:15.65 ID:bumNX28G0
真「ななな、何言ってるの美希!!」
雪歩「美希ちゃん、それは『宣戦布告』ってことでいいんだよねぇ?」ユラァ
春香「雪歩!?目からハイライトが消えてるよ!?」
雪歩「ふふふ…特訓すれば春香ちゃんでもできるようになるよ?」
千早「ちなみに私もできるわ」
P「春香も結構素質があると思うぞ?」
春香「春香さんは正統派メインヒロインですよ!!病んだりしませんよ!?」
美希「正統派(笑)」
13: 2014/06/12(木) 21:26:31.47 ID:bumNX28G0
P「仕方がない、美希がダメならオレとキスしてくれ、真!!雪歩でもいいぞ!!」
真「はあああ!?プロデューサーまでどうしたんです?」
雪歩「というかなんで私はおまけみたいな扱いなんですかねぇ…?」
小鳥「プロデューサーさんでも駄目でしたか。なら私が2人とキスを…!!」
P「いや音無さんがキスしても意味ないでしょう!?」
千早「ならば私が…」
P「もういいわ!!」
春香(どうします?キスさせてくれませんよ…)ヒソヒソ
P(そうだな、ここはプランBでいくぞ!!)ヒソヒソ
小鳥(了解です!!)ヒソヒソ
15: 2014/06/12(木) 21:30:35.03 ID:bumNX28G0
P「ようし!みんなで王様ゲームをするぞ!!」
春香「やったあ!王様ゲーム大好きです!」
小鳥「ここで参加しない人はマジでKYですよねー」
美希「小鳥……KYはもう死語なの」
千早「これは参加せざるを得ませんね、うん」
真「……」
雪歩「……」
真・雪歩(なんかワザとらしい!!)
18: 2014/06/12(木) 21:33:33.87 ID:bumNX28G0
雪歩(ど、どうするの真ちゃん!?)
真(怪しいけど、参加しないわけには…)
小鳥「ほらほら、早くくじ引いて~」
真「もう始まってた!!」
雪歩「なんかみんな変だよぉ…」
小鳥「さあ、王様は誰!?」
P「おお、オレだ」
小鳥「それでは命令を!!」
小鳥(プロデューサーさん、2と4で)ボソッ
P「よし、2番と4番がキスだ!!」
真「なんでキスにこだわるんです!?」
雪歩(どうしよう…私4番だ…)
19: 2014/06/12(木) 21:36:50.51 ID:bumNX28G0
春香「はいはーい!!わた春香さんが2番ですよ、2番!!」
雪歩「ひぅ……わ、私が4番です…」
小鳥(ふふ……計画通り!!)
P(小鳥さんのイカサマくじすげえ!!)
春香「じゃあ、いくよ雪歩!」
雪歩「え?え?ホントにキスするの…?」
千早「萩原さん、諦めなさい」ガシッ
雪歩「羽交い絞めされたっ!!」
春香「それっ!!」
ンチュッ
春香「はわっ!わ、私の初めてが春香ちゃんに奪われ……あれ?」
雪歩「あ、入れ替わってる」
P(雪歩は魔女じゃなかったってことか…)
20: 2014/06/12(木) 21:40:18.47 ID:bumNX28G0
春香「ええええええぇぇぇ!?春香ちゃんが私で、私がわた春香ちゃんで…?」グルグル
真「ち、ちょっと!どういうことです!?」
雪歩「実はかくかくしかじかまこまこりん…」
小鳥(今日は素晴らしい日ぴよ…神さまありがとう…)ダバダバ
~少女説明中~
真「なるほど、7人の魔女……それであんなにキスしそうとしてたんですね」
雪歩「ううう…あと5人もいるんですか…」(戻った)
P「というわけだ。真、オレとキスしてくれ!!」
真「え、嫌です」
P「即答!?」
真「ボクだって女の子なんですよ?そんな簡単にキスだなんて…」
千早・小鳥「え?」
P「お前らは恥じらいを持て」
21: 2014/06/12(木) 21:43:55.72 ID:bumNX28G0
春香「どうします?プロデューサーさん」
P「うーむ、真がキスしたくないと言ってるんだ。諦めよう」
小鳥「そうですね、無理やりキスするわけにもいきませんし…」
雪歩(無理やりキスされた私の立場は!?)
千早「では次は我那覇さんと四条さんですね…」
小鳥「私は旧765プロについてさらに調べたいと思います」
P「響と貴音か…まあ急ぐ必要はないからなー、あと音無さんは仕事してください」
小鳥「ぴよ!?」
真「……」
雪歩(…真ちゃん?)
24: 2014/06/12(木) 21:46:32.74 ID:bumNX28G0
~次の日~
P「おや?真からメールが……」
『やっぱりキスしてもいいですよ。日曜日10時に事務所近くの公園で待ってます』
小鳥「おやおや~、これはこれは……」ニヤニヤ
P「ちょっ、ひとの携帯覗かないでくださいよ」
小鳥「そうですか~真ちゃんが日曜10時からプロデューサーさんとデートですか~!!
集合場所は事務所近くの公園ですか~」
P「な、なんで大声で言うんです!?」
春香「雪歩……今の聞いたよね?」
雪歩「うん、ばっちりだよ」
春香「……私たち、協力しない?」
雪歩「ふふっ、了解だよ」
春香(真……!!)
雪歩(プロデューサー……!!)
春香・雪歩(そのデート、利用させてもらう!!)キラーン
26: 2014/06/12(木) 21:49:32.86 ID:bumNX28G0
~デート当日~
真「す、すいません。少し遅れちゃいました…!!」
P「おう、別にそんなに待ってねーよ」
真「……」
P「さて、どうすっかなー」
真「……」
P「すげえ人多いし、さすがにここでキスは…」
真「……」
P「やっぱりもっと人のいない場所に…」
真「……」
真「ちょっと気づいてくださいよーーーー!!!!!」
P「ええ!?」ビクッ
真「ボク化粧してみたんですよ!!??スカートだって久々にはいたんですよ!!??」
P「いや、そう言われてもお前の普段とかよく知らないしな…」
真「だからって気づいてくれてもいいでしょう!?」
P「む、無茶言うなって…!」
春香「プロデューサーさんダメダメですね…」
雪歩「穴掘って埋めてやりましょうか、あの男」
春香「ゆ、雪歩、またハイライトが…」
27: 2014/06/12(木) 21:53:37.12 ID:bumNX28G0
P「つーか何なんだよ。キスするだけなのにどうしてめかし込んでくるんだよ!?」
真「そ、それは……別にいいじゃないですか…///」
P「? まあ、いいか。早いとこ済ませよーぜ」
真「待ってください!それならボク、いい所知ってますから……」
P「いい所?」
真「とにかく、ついてきてください!!」
・・・・・・・
真「ここです!!」
P「ここかー、って遊園地じゃねえか!!」
真「プロデューサー早く早くー、何から乗りますー?」
P「よーしオレはやっぱりジェットコースターから……じゃねえだろ!!
何でこんな所に連れてこられたんだぁ!?
人目につかない所に行くんじゃなかったのかよ!?」
真「ぎくっ……だ、だから遊園地の中で人目のつかない所を探そうかなーって」
P「いや、どう見ても公園よりつくだろ!!」
真「そ、そんなことありませんよ!!ほら、あそこのお化け屋敷に行ってみましょう!!」
春香「真め……まさか遊園地デートとは…!!」
雪歩「ん?そういえば春香ちゃんってこの間プロデューサーとデートしたんだっけ?」
春香「うん、ショッピングモールに……くそー、遊園地という手があったか…」
雪歩「あ!!お化け屋敷に入っていったよ!春香ちゃん、プランDでいくよ!!」
春香「ええっ……あの手を使うの!?」
雪歩(説明しよう!!
プランDとは、私とプロデューサーがこっそり入れ替わる作戦である!!
まずお化け屋敷の暗闇の中、春香ちゃんがプロデューサーにキス!!
そしてプロデューサーの体に入った春香ちゃんと私がキス!!
すると、私がプロデューサーの体に入って真ちゃんとデートができるのだ!!
ついでに春香ちゃんもプロデューサーとデートができる!!)
春香「そんなにうまくいくかなぁ……?」
28: 2014/06/12(木) 21:56:02.96 ID:bumNX28G0
・・・・・・・
真「うーん、あんまり怖くありませんでしたねー」
P「まあ遊園地のお化け屋敷なんてこんなもんだろ…
というか結局キスできなかったじゃねーか!!」
真「ま、まあまあ。次はコーヒーカップに…!!」
P「お前絶対早く回すタイプだろ……」
真「ふっふっふ……覚悟しておいてください!」
雪歩「ふええええぇぇぇ……怖かったよぉ!」グスン
春香「あの2人進むの早すぎだよ…
しかも大して暗くなかったからキスなんて無理だったね…」
雪歩「つ、次こそは…あれ?2人は?」
春香「あ、あれれ?見失っちゃた…!!」
29: 2014/06/12(木) 21:59:31.76 ID:bumNX28G0
~夕方~
真「いやー、今日は楽しかったですね!!」
P「そうだな……いやいや!!オレたちキスしに来たんだろ!?
ここのどこに人目のつかない所があったんだよ!!」
真「あ、もう一回ジェットコースター乗ります?」
P「乗らねえよっ!!とにかくもうここから出るぞ?」
真「ま、待ってください!あとひとつだけ!お願いです!!」
P「いいや!もうその手には乗らねえぞ!?」
真「ダメです!!最後にどうしても観覧車に乗らなきゃいけないんですから!!」
P「? 何だよお前……何か目的があってここに来たのか?」
雪歩「や、やっと見つけた!!」
春香「雪歩、もう夕方だよ?」
雪歩「あっ!!観覧車に乗ったよ!!私たちも後に続こう!!」
春香「聞いてないし……」
30: 2014/06/12(木) 22:05:06.35 ID:bumNX28G0
P「理想のファーストキスだぁ!?」
真「……そう。昔からのあこがれだったんです。
こうやって遊園地でデートして、観覧車でキスするの……!!」
P「ふーん、真ってスポーツ少女なのに結構女っぽい所多いよなー」
真「う、うるさいですよ……だから言いたくなかったんです///」
P「じゃあ、ここで……いいな?」スッ
真「……はい///」
チュッ
・・・・・・・
雪歩「ぐぬぬ……あっちの中がよく見えない…!!」
春香「アイドルがぐぬぬとか言っちゃダメだよ…今更だけど」
31: 2014/06/12(木) 22:07:01.07 ID:bumNX28G0
P「……」
真「……」
P「あれ?真……?」
真「ZZZ……」
P「疲れて寝ちゃったのかな?……今は寝かせてやろう」
・・・・・・・
春香「いやー、きれいな夜景だったねー」
雪歩「それより!真ちゃんは…いた!!……え?」
春香「プロデューサーさんのお姫様だっこだとおおお!!??」
雪歩(プロデューサー、そこ変われ!!)
春香(真、そこ変われ!!)
P(その後、目が覚めた真を家に送ってオレも帰宅した。
結局、真は魔女だったのか、そうじゃなかったのか?
……魔女じゃなかったら明日は虜状態になってるはずだが)
32: 2014/06/12(木) 22:11:19.22 ID:bumNX28G0
~次の日~
春香「おはようございまーす!!……ん?」
小鳥「ZZZ…」
千早「ZZZZ……」
美希「ZZZZZ……」
P「ああ、おはよう春香」
春香「ええと、この状況は?」
P「実は昨日、真とキスしてな」
春香「観覧車の中で?」
P「え?」
春香「い、いやいや!続けてください!!」
P「それでさっき音無さんと千早にキスしたら……こうなった」
春香「つまり、これが真の能力…!?」
P「『キスした相手を眠らせる能力』だろうな。
真とキスした時にあいつが寝てしまったのにもそれで説明がつく」
春香「ああ、それでお姫様だっこを……」
P「え!?」
春香「な、何でもありませんよ!!あれ?美希は……」
P「ん、最初から寝てた」
33: 2014/06/12(木) 22:14:58.44 ID:bumNX28G0
P「ちなみに、寝てる2人にもう1度キスしたけど起きる様子はなかった。
どうやらこの能力に『解除』はないようだな」
小鳥「ZZZZ…」
春香「人を眠らせる能力ですか……『真王子』のキスで
『目を覚ます』じゃなくて『眠らせる』って所がなんとも皮肉ですね…」
千早「ZZZ…」
P「なあ、『ZZZ』って何て読んでる?」
春香「私はズズズですかねー」
P「そうか、オレはグーグーグーって読んでたぞ」
美希「ミキ的にはズーズーズーなの」ムニャムニャ
春香「あ、美希起きたんだ」
美希「あふぅ……それにしても真クンの能力面白そうなの」
P「しかしこれで3人目か、まだまだ先は長いな……」
34: 2014/06/12(木) 22:18:01.10 ID:bumNX28G0
・・・・・・・
P(春香の『入れ替わり』、美希の『虜』、真の『眠らせ』……
紙に書いてあった能力は『思念』と『時間…』、とりあえず次は響あたりに…)
響「はいさーい、プロデューサー!!ん?今1人か?」
P「ああ、みんなはもう仕事に行ったよ」
響「そっかー、それは都合がいいぞ」ニヤリ
P「え?」
貴音「あなた様、お覚悟を……」ガシッ
P「うお!?貴音、いつのまに背後に!!」
響「ふっふっふー、洗いざらいしゃべってもらうぞ…?プロデューサー!!」
P(貴音に羽交い絞めさせて動けない…、さてどうしたのものか…)
35: 2014/06/12(木) 22:21:25.41 ID:bumNX28G0
P「なあ、貴音」
貴音「どうしました?」
P「貴音の豊満な胸がオレの背中に押し付けられていて非常に気持ちいいんだが」
貴音「……」
響「……」
貴音「このっ!!痴れ者がっ!!」バシッバシッ
響「うがー!!変態プロデューサーめ、くらえ!!」ゲシッゲシッ
P「いてっ、いてっ!ありがとうございます!!」
響「な、何で喜んでるんだ!?」
貴音「はっ!拘束を解いてしまいました…。……響、ここは一度撤退しましょう」
響「うう……覚えてろよプロデューサー!
先に魔女を集めるのは自分たちなんだからなー!!」ダッシュ
貴音「さらばです、あなた様っ!」シュバッ
P「な、何だったんだ…!?」
P(しかし…魔女を『集める』?集めると何か起きるのか?
7人の魔女……謎は深まるばかりだな…)
ζ*'ヮ')ζ<うっうー!続きますよー!
36: 2014/06/12(木) 22:22:04.28 ID:bumNX28G0
~能力紹介~
Pの「コピーの能力」
キスした魔女の能力をコピー&反射する。ジョーカー的存在。
春香の「入れ替わりの能力」
キスした相手と体を入れ替わる能力。キスした瞬間入れ替わる。
能力は精神に付属してるので、入れ替わった体でも使える。
美希の「虜の能力」
キスした相手を虜にする能力。効き目が出るまで時間がかかる。
もう一度キスすると虜状態は解除される。
真の「眠らせの能力」
キスした相手を眠らせる。キスした瞬間に睡魔が襲ってくる。
もう一度キスしても解除できない。普通に起こしましょう。
37: 2014/06/12(木) 22:22:31.28 ID:bumNX28G0
真・雪歩編、楽しんで頂けましたでしょうか?
元ネタはアニマスの真回と山田くんのつばさ編でした。
次回は響・貴音編……ではなく亜美・真美編です。
ちなみに、このSSは全7回の予定だったりします。
それでは、最後までお付き合いくださってありがとうございました。
38: 2014/06/12(木) 22:30:51.84
おつおつ
コメントは節度を持った内容でお願いします、 荒らし行為や過度な暴言、NG避けを行った場合はBAN 悪質な場合はIPホストの開示、さらにプロバイダに通報する事もあります