1: 2011/06/13(月) 21:56:35.17 ID:hvzFi/sS0
唯「きゅうりはすごいよ!ごはんにあうよ!」ポリポリ
紬「唯ちゃん、なんだかいい音♪何食べているの?」
唯「きゅうりの浅漬けだよー、とっても美味しくて、ごはんにぴったりなんだよ」ポリポリ
紬「浅……漬け……?」
唯「うん、あさづけ!おいしいよー、とまらないよー」ポリポリ
紬「そう……」
3: 2011/06/13(月) 21:59:50.82 ID:Ri6YHwFb0
唯「浅漬けCYOPPiRi!ごはんTAPPURi!でお願いね澪ちゃん!おかわり!」
澪「唯たべすぎちゃうぞ、そんなに食べたら指もお腹もぷにぷにになっちゃうんだぞ」
唯「大丈夫だよ!浅漬けそんなにカ口リーないし!」
澪「そうだね唯の言うとおりだね、はい、ごはん大盛りだよ、ゆ~い♪」
唯「おほぉ♪澪ちゃんありがとー♪いただいまぁーっす!」ぱくむしゃポリポリ
紬「浅漬け……かぁ……」
澪「唯たべすぎちゃうぞ、そんなに食べたら指もお腹もぷにぷにになっちゃうんだぞ」
唯「大丈夫だよ!浅漬けそんなにカ口リーないし!」
澪「そうだね唯の言うとおりだね、はい、ごはん大盛りだよ、ゆ~い♪」
唯「おほぉ♪澪ちゃんありがとー♪いただいまぁーっす!」ぱくむしゃポリポリ
紬「浅漬け……かぁ……」
4: 2011/06/13(月) 22:05:22.17 ID:Ri6YHwFb0
……
唯「おしいいね!澪ちゃん!」ポリポリ
澪「そうだね、唯♪ほら、おにぎりもたくさんにぎってあるから遠慮しないで食べていいからな」ポリポリ
紬「二人とも、いい音立てて何食べているのかな♪もしかして」
唯「今日は奈良漬けだよ!このちょっと強い香りと味がおにぎりにぴったりなんだよー」ポリポリ
紬「奈良漬け……なの?」
唯「そうだよー、奈良漬おいしいんだよ?ねー、澪ちゃん」ポリポリ
澪「ねー、ゆ~い♪」ポリポリ
唯「おしいいね!澪ちゃん!」ポリポリ
澪「そうだね、唯♪ほら、おにぎりもたくさんにぎってあるから遠慮しないで食べていいからな」ポリポリ
紬「二人とも、いい音立てて何食べているのかな♪もしかして」
唯「今日は奈良漬けだよ!このちょっと強い香りと味がおにぎりにぴったりなんだよー」ポリポリ
紬「奈良漬け……なの?」
唯「そうだよー、奈良漬おいしいんだよ?ねー、澪ちゃん」ポリポリ
澪「ねー、ゆ~い♪」ポリポリ
5: 2011/06/13(月) 22:13:52.48 ID:Ri6YHwFb0
唯「澪ちゃん、おにぎりもう一個ちょうだい!」ポリポリ
澪「急いで食べると喉つかえちゃうぞ、しっかりお茶も飲まないとダメだからな」
唯「大丈夫だよ!しっかり噛んでたべているから!」
澪「そっか、はい、おにぎり一番大きいのにしたよ、ゆ~い♪」
唯「うわぁ♪澪ちゃんのおにぎりおっきくて食べごたえあって大好き!いただきまぁーっす」ぱくむしゃポリポリ
紬「……」
澪「急いで食べると喉つかえちゃうぞ、しっかりお茶も飲まないとダメだからな」
唯「大丈夫だよ!しっかり噛んでたべているから!」
澪「そっか、はい、おにぎり一番大きいのにしたよ、ゆ~い♪」
唯「うわぁ♪澪ちゃんのおにぎりおっきくて食べごたえあって大好き!いただきまぁーっす」ぱくむしゃポリポリ
紬「……」
6: 2011/06/13(月) 22:26:36.17 ID:Ri6YHwFb0
……
唯「一秒あれば!それで十分!恋に、お・ち・ちゃ・うっ!」ポリポリ
紬「なんだかすごい機嫌がいいみたいだけど、何食べているのかな?もしかして、たく」
唯「あっ、ムギちゃん!今日とっても美味しいピクルスが売ってたんだよー」ポリポリ
紬「えっ?ピクルス?」
唯「ちょっと酸っぱいけど、でもこのなんとも言えない味が癖になりそうだよ」ポリポリ
澪「唯、こっちの人参とか大根のピクルスも美味しいよ」ポリポリ
唯「ほんと?じゃあ澪ちゃんの咥えている美味しそうな人参も、いただきまぁーっす!はむっ!」
澪「ふぁ!? ゆ、唯!そこにまだ人参あるんだから自分の取れって!」
唯「んー♪これはまたきゅうりと違って美味ですなー♪」ポリポリ
唯「一秒あれば!それで十分!恋に、お・ち・ちゃ・うっ!」ポリポリ
紬「なんだかすごい機嫌がいいみたいだけど、何食べているのかな?もしかして、たく」
唯「あっ、ムギちゃん!今日とっても美味しいピクルスが売ってたんだよー」ポリポリ
紬「えっ?ピクルス?」
唯「ちょっと酸っぱいけど、でもこのなんとも言えない味が癖になりそうだよ」ポリポリ
澪「唯、こっちの人参とか大根のピクルスも美味しいよ」ポリポリ
唯「ほんと?じゃあ澪ちゃんの咥えている美味しそうな人参も、いただきまぁーっす!はむっ!」
澪「ふぁ!? ゆ、唯!そこにまだ人参あるんだから自分の取れって!」
唯「んー♪これはまたきゅうりと違って美味ですなー♪」ポリポリ
7: 2011/06/13(月) 22:32:17.64 ID:Ri6YHwFb0
紬「大根なら……」
唯「えっ?奈良漬けがどうしたのムギちゃん?」
紬「大根なら、ピクルスなんかより……」
唯「あっ、わかった!ムギちゃん昨日食べていた奈良漬けたべたかったんだね!澪ちゃん、まだあったっけ?」
澪「昨日唯が全部食べちゃったじゃないか、もうないよ、ゆーい」
唯「そっかー、残念……、ごめんねムギちゃん、奈良漬けもうないんだよ……」
紬「違う、奈良漬けじゃないの」
唯「違う?じゃあ一昨日の浅漬け?それとも、明日の為に取ってある醤油漬けの事?」
澪「明日は醤油漬けかぁー、またたくさんおにぎりにぎるからね」
唯「わぁ♪楽しみだよ澪ちゃん!でもなんでムギちゃんは何で私の家にある醤油漬けの事しってるの?
もしかして……のぞき?」
紬「違う!そうじゃないの!!」
唯「えっ?奈良漬けがどうしたのムギちゃん?」
紬「大根なら、ピクルスなんかより……」
唯「あっ、わかった!ムギちゃん昨日食べていた奈良漬けたべたかったんだね!澪ちゃん、まだあったっけ?」
澪「昨日唯が全部食べちゃったじゃないか、もうないよ、ゆーい」
唯「そっかー、残念……、ごめんねムギちゃん、奈良漬けもうないんだよ……」
紬「違う、奈良漬けじゃないの」
唯「違う?じゃあ一昨日の浅漬け?それとも、明日の為に取ってある醤油漬けの事?」
澪「明日は醤油漬けかぁー、またたくさんおにぎりにぎるからね」
唯「わぁ♪楽しみだよ澪ちゃん!でもなんでムギちゃんは何で私の家にある醤油漬けの事しってるの?
もしかして……のぞき?」
紬「違う!そうじゃないの!!」
9: 2011/06/13(月) 22:40:40.55 ID:Ri6YHwFb0
唯「ご、ごめんムギちゃん……その、のぞきなんてムギちゃんしないよね、冗談でもごめんね……」
紬「だから違うの!!」
澪「ひぁうっ!」ビクゥ!
唯「澪ちゃん?ど、どうしたの?」
澪「む、ムギが怒った……怖いよ、怖いよ……」
唯「大丈夫だよ澪ちゃん、ムギちゃん澪ちゃんのことを怒っているわけじゃないんだから、怖がらなくて大丈夫だよ?」
澪「うう……」ガクガク
紬「……」
唯「ねえムギちゃん、ムギちゃんもどうしたの?変なこと言ったのは謝るから……」
紬「そんなのどうでもいいの!!唯ちゃんのわからず屋!」ダッ
唯「あっ、む、ムギちゃん!?待ってよう!」
紬「だから違うの!!」
澪「ひぁうっ!」ビクゥ!
唯「澪ちゃん?ど、どうしたの?」
澪「む、ムギが怒った……怖いよ、怖いよ……」
唯「大丈夫だよ澪ちゃん、ムギちゃん澪ちゃんのことを怒っているわけじゃないんだから、怖がらなくて大丈夫だよ?」
澪「うう……」ガクガク
紬「……」
唯「ねえムギちゃん、ムギちゃんもどうしたの?変なこと言ったのは謝るから……」
紬「そんなのどうでもいいの!!唯ちゃんのわからず屋!」ダッ
唯「あっ、む、ムギちゃん!?待ってよう!」
11: 2011/06/13(月) 22:46:38.89 ID:Ri6YHwFb0
紬「泣きたいのは私の方なのに……!!」
紬「うう……んっく……」
紬「唯ちゃん、もう飽きちゃったのかなぁ……」
紬「前は、あんなに美味しそうに沢庵食べてくれたのに……」
紬「うう……どうして……?」
紬「ねえ、唯ちゃん……どうしてなの……」
紬「うう……んっく……」
紬「唯ちゃん、もう飽きちゃったのかなぁ……」
紬「前は、あんなに美味しそうに沢庵食べてくれたのに……」
紬「うう……どうして……?」
紬「ねえ、唯ちゃん……どうしてなの……」
12: 2011/06/13(月) 22:55:17.26 ID:Ri6YHwFb0
律「あんれムギ?階段の踊場の隅なんかで体育座りしちゃって、なーにしてんのさ」
紬「……」プルプル
律「むーぎ、どしたの?てかムギだよな?顔あげてくんないとわっかんないぞー?」
紬「ぃっく……り゛、り゛っぢぢゃんっ……いっく」
律「ってむ、ムギ!?どうしちゃったんだよ!?てか何こんなとこで泣いているんだよ!?」
紬「ひっく、だ、だって……ゆい、ぢゃんが……」
律「いやムギがこんなに号泣してんのなんて滅多に見れないから驚いたけどさ……って、ん?唯?」
紬「ゆい、ちゃんが……ゆいちゃんが……たく、たくあんを……うう、ううう」
律「な、泣いてばかりじゃわかんないって!唯?たくあん?なあムギ、どうしたんだよ?ムギ、大丈夫?」
紬「……」プルプル
律「むーぎ、どしたの?てかムギだよな?顔あげてくんないとわっかんないぞー?」
紬「ぃっく……り゛、り゛っぢぢゃんっ……いっく」
律「ってむ、ムギ!?どうしちゃったんだよ!?てか何こんなとこで泣いているんだよ!?」
紬「ひっく、だ、だって……ゆい、ぢゃんが……」
律「いやムギがこんなに号泣してんのなんて滅多に見れないから驚いたけどさ……って、ん?唯?」
紬「ゆい、ちゃんが……ゆいちゃんが……たく、たくあんを……うう、ううう」
律「な、泣いてばかりじゃわかんないって!唯?たくあん?なあムギ、どうしたんだよ?ムギ、大丈夫?」
14: 2011/06/13(月) 23:04:15.25 ID:Ri6YHwFb0
……
律「少しは落ち着いた?」
紬「うん」ぱくもしゃぱくもしゃ
律「……もう一個頼もっか?」
紬「あっ!それとファンタのLサイズも」
律「いいけどさ、それにしてもポテト食い過ぎじゃね?それLサイズなんだけど私1、2本しか食べてないよ?」
紬「もう今日はやけ食いしたい気分なの」ぱくもしゃぱくもしゃ
律「……食べ終わったら、何があったかはなしてよね?」
紬「うん……本当にありがとう、律っちゃん」ぱくもしゃぱくもしゃ
律「どういたしまして……」
律「少しは落ち着いた?」
紬「うん」ぱくもしゃぱくもしゃ
律「……もう一個頼もっか?」
紬「あっ!それとファンタのLサイズも」
律「いいけどさ、それにしてもポテト食い過ぎじゃね?それLサイズなんだけど私1、2本しか食べてないよ?」
紬「もう今日はやけ食いしたい気分なの」ぱくもしゃぱくもしゃ
律「……食べ終わったら、何があったかはなしてよね?」
紬「うん……本当にありがとう、律っちゃん」ぱくもしゃぱくもしゃ
律「どういたしまして……」
15: 2011/06/13(月) 23:10:21.46 ID:Ri6YHwFb0
律「なーるほどね、で、沢庵以外の漬物、それもきゅうりばっかり唯が食べている、と」
紬「前まではすぐ、うまい!って沢庵食べてくれたのに……」
律「味が落ちたとか?」
紬「それは無いと思いたいんだけど……唯ちゃんの舌には何か違いが出たのかな」
律「うーん、どれどれ?」ひょいパク
紬「んあっ……!」
律「んー」ぽりぽりぽりぽり
紬「久しぶりに取られちゃった……」
律「うまい!……うん、大丈夫、味は全然変わってないよ?」
紬「じゃあ、なんでなんだろう……」
紬「前まではすぐ、うまい!って沢庵食べてくれたのに……」
律「味が落ちたとか?」
紬「それは無いと思いたいんだけど……唯ちゃんの舌には何か違いが出たのかな」
律「うーん、どれどれ?」ひょいパク
紬「んあっ……!」
律「んー」ぽりぽりぽりぽり
紬「久しぶりに取られちゃった……」
律「うまい!……うん、大丈夫、味は全然変わってないよ?」
紬「じゃあ、なんでなんだろう……」
16: 2011/06/13(月) 23:18:57.83 ID:Ri6YHwFb0
律「……じゃあ、やっぱり」
紬「やっぱり?」
律「食べ過ぎだよ、唯は食べ過ぎて沢庵飽きちゃったのかもな」
紬「そう、なのかな」
律「美味しいけど、やっぱり毎日食べるとなるとね……特に唯のことだから、ごはんと沢庵だろ?」
紬「うん……沢庵食べる時はいつもご飯持ってたと思う……」
律「毎日同じ味だと、そりゃやっぱり飽きるよ」
紬「で、でも……でもっ、うう、うう……」
律「って待った待った!泣くなってば!大丈夫、飽きただけなら大丈夫なんじゃないか?」
紬「……う?大丈夫?」
律「そう、大丈夫だよ、飽きただけなら簡単な事だと思わない?」
紬「やっぱり?」
律「食べ過ぎだよ、唯は食べ過ぎて沢庵飽きちゃったのかもな」
紬「そう、なのかな」
律「美味しいけど、やっぱり毎日食べるとなるとね……特に唯のことだから、ごはんと沢庵だろ?」
紬「うん……沢庵食べる時はいつもご飯持ってたと思う……」
律「毎日同じ味だと、そりゃやっぱり飽きるよ」
紬「で、でも……でもっ、うう、うう……」
律「って待った待った!泣くなってば!大丈夫、飽きただけなら大丈夫なんじゃないか?」
紬「……う?大丈夫?」
律「そう、大丈夫だよ、飽きただけなら簡単な事だと思わない?」
18: 2011/06/13(月) 23:36:56.05 ID:Ri6YHwFb0
紬「簡単?」
律「そう、簡単だろ?だってこれってただのマンネリだもの」
紬「でもどうすれば……?」
律「ん?そんなの一つに決まってるじゃん?」
紬「……?」
律「唯と合わない事、それだけだろ?」
紬「えっ!?で、でもそれは……」
律「ムギ、時には我慢も必要だよ」
紬「でも……!」
律「ムギ!お前は我慢できるだろ?お前は相手のことを考えず、毎日毎日おにぎりを作るような人か?違うだろ?
ムギが誰よりも好奇心旺盛なのは分かる、そのムギに好きな事に対する我慢は本当に辛いかもしれないけど」
紬「……」
律「今は、我慢だよ、大丈夫、唯だってそのうち沢庵が食べたくなる……絶対に」ひょいパク
紬「んぁっ!」
律「だってこんなに美味しい沢庵を知ったら……他の沢庵なんて、絶対、食べられなくなるんだから……」
律「そう、簡単だろ?だってこれってただのマンネリだもの」
紬「でもどうすれば……?」
律「ん?そんなの一つに決まってるじゃん?」
紬「……?」
律「唯と合わない事、それだけだろ?」
紬「えっ!?で、でもそれは……」
律「ムギ、時には我慢も必要だよ」
紬「でも……!」
律「ムギ!お前は我慢できるだろ?お前は相手のことを考えず、毎日毎日おにぎりを作るような人か?違うだろ?
ムギが誰よりも好奇心旺盛なのは分かる、そのムギに好きな事に対する我慢は本当に辛いかもしれないけど」
紬「……」
律「今は、我慢だよ、大丈夫、唯だってそのうち沢庵が食べたくなる……絶対に」ひょいパク
紬「んぁっ!」
律「だってこんなに美味しい沢庵を知ったら……他の沢庵なんて、絶対、食べられなくなるんだから……」
19: 2011/06/13(月) 23:42:32.44 ID:Ri6YHwFb0
……
梓「た・だっ!一人きりじゃ知ること無かったグルーヴへー!じゃじゃ馬連れてー!」
憂(えっと、L・O・V・E・R・Y・S……)ピッピッピッピッ
梓「ひっかきまわすよ!だってうれしくてたのしぃー!言葉じゃ言えない!」
純「梓ー、ちょっと音程外れてるー」
梓「まっすぐにとどっけ!ピュアでピーキーなマイサーウンッ!!」
紬「梓ちゃん、かっこいいー!」
憂(でもなんで、ここにムギ先輩がいるんだろう……)
純(でもなんで、ここに紬先輩がいるんだろう……)
紬「あ、すいませーん!204号室なんですけど、この105番の『きゅうりとなすの浅漬け』一つお願いしまーす!」
梓(ムギ先輩、もし唯先輩にこのまま飽きられて捨てられても私が毎日ご飯炊きますからね
それで毎日朝はムギ先輩の美味しい沢庵で最高の朝食……それもありですね、大有りです)
純「梓ー、なに笑ってんの?もう歌始まってるよ?」
梓「た・だっ!一人きりじゃ知ること無かったグルーヴへー!じゃじゃ馬連れてー!」
憂(えっと、L・O・V・E・R・Y・S……)ピッピッピッピッ
梓「ひっかきまわすよ!だってうれしくてたのしぃー!言葉じゃ言えない!」
純「梓ー、ちょっと音程外れてるー」
梓「まっすぐにとどっけ!ピュアでピーキーなマイサーウンッ!!」
紬「梓ちゃん、かっこいいー!」
憂(でもなんで、ここにムギ先輩がいるんだろう……)
純(でもなんで、ここに紬先輩がいるんだろう……)
紬「あ、すいませーん!204号室なんですけど、この105番の『きゅうりとなすの浅漬け』一つお願いしまーす!」
梓(ムギ先輩、もし唯先輩にこのまま飽きられて捨てられても私が毎日ご飯炊きますからね
それで毎日朝はムギ先輩の美味しい沢庵で最高の朝食……それもありですね、大有りです)
純「梓ー、なに笑ってんの?もう歌始まってるよ?」
21: 2011/06/13(月) 23:51:01.80 ID:Ri6YHwFb0
……
唯「……」
澪「ん?どうしたのゆーい?お箸進んでないみたいだけど……」
唯「う、うーん……ちょっと食欲が……」
澪「ほら唯、今日は百貨店でフェアやってたんだよ!そこで本場の奈良漬けが売ってたから買ってみたよ」
唯「奈良漬け、かあ……」
澪「今日はおにぎりだから丁度いいだろ?ほら」カパッ!
唯「ん、う……」
澪「ほら、すっごく美味しそうな匂いだろ?もう匂いだけで酔っちゃいそうだね、唯?」
唯「そ、そう、だね……でも……ごめんね」
澪「えっ!?だっ、大丈夫だよ唯?私わざと唯を酔わせようとか思っていないし、もし酔っ払っても家まで送って行くよ?」
唯「ごめんね、澪ちゃん、ちょっと今は……奈良漬け、食べたくないの」
澪「えっ……」
唯「……」
澪「ん?どうしたのゆーい?お箸進んでないみたいだけど……」
唯「う、うーん……ちょっと食欲が……」
澪「ほら唯、今日は百貨店でフェアやってたんだよ!そこで本場の奈良漬けが売ってたから買ってみたよ」
唯「奈良漬け、かあ……」
澪「今日はおにぎりだから丁度いいだろ?ほら」カパッ!
唯「ん、う……」
澪「ほら、すっごく美味しそうな匂いだろ?もう匂いだけで酔っちゃいそうだね、唯?」
唯「そ、そう、だね……でも……ごめんね」
澪「えっ!?だっ、大丈夫だよ唯?私わざと唯を酔わせようとか思っていないし、もし酔っ払っても家まで送って行くよ?」
唯「ごめんね、澪ちゃん、ちょっと今は……奈良漬け、食べたくないの」
澪「えっ……」
23: 2011/06/13(月) 23:58:33.70 ID:Ri6YHwFb0
澪「で、でもっ!おにぎりだって唯のためにたくさん握ったんだよ?」
唯「……ごめんね、澪ちゃん」
澪「ほら!前に唯が大きなおにぎり食べたいって言うから、今日は特別大きなおにぎりも作ったんだよ?」
唯「ありがとう……でも」
澪「奈良漬けだって食べなくても大丈夫だよ!きっと唯の口にあうように頑張って、頑張って作ったおにぎりだから!」
唯「ねえ、澪ち」
澪「ほら唯!食後にはアイスも買ってあるんだから!ね?だからおにぎり食べよう?ね?ゆーい?」
唯「澪ちゃん」
澪「アイスは食後だぞ!で、でも今日は特別に前に食べてもいいから!だからお願いだよ唯!
私の作った唯、おにぎりを食べて!!」
唯「……私、ムギちゃん探してくるよ、おにぎりは……その後で食べるから」
澪「待って!待ってよ唯!ゆいーーー!!」
澪「ゆ……い……う、ううう……うわああああああん!!」
唯「……ごめんね、澪ちゃん」
澪「ほら!前に唯が大きなおにぎり食べたいって言うから、今日は特別大きなおにぎりも作ったんだよ?」
唯「ありがとう……でも」
澪「奈良漬けだって食べなくても大丈夫だよ!きっと唯の口にあうように頑張って、頑張って作ったおにぎりだから!」
唯「ねえ、澪ち」
澪「ほら唯!食後にはアイスも買ってあるんだから!ね?だからおにぎり食べよう?ね?ゆーい?」
唯「澪ちゃん」
澪「アイスは食後だぞ!で、でも今日は特別に前に食べてもいいから!だからお願いだよ唯!
私の作った唯、おにぎりを食べて!!」
唯「……私、ムギちゃん探してくるよ、おにぎりは……その後で食べるから」
澪「待って!待ってよ唯!ゆいーーー!!」
澪「ゆ……い……う、ううう……うわああああああん!!」
26: 2011/06/14(火) 00:09:20.89
……
梓「ムギ先輩、今日はゲームセンターに行きましょう」
純「お、いいじゃん梓!V8も出たしやりに行こう!行こう!」
紬「私、ゲームセンターに行ったらキーボードマニアやるのが夢なの♪」
梓・純「そう、なんだ……」
憂「私、おねえちゃんのぬいぐるみたくさん取るんだぁ♪」
梓「憂は本当に唯先輩の事しか考えていないね……この前だって5千円かけても取れなかったのに……」
紬「……ゆい、ちゃん」
梓(しまっ……!ムギ先輩の前でこのフレーズは不味かったかもしれない……!)
紬「唯ちゃん……」
梓「む、ムギ先輩!さあ早くゲームセンターに行きましょう!ね?ほらプリクラとか一緒に撮りましょう?」
梓「ムギ先輩、今日はゲームセンターに行きましょう」
純「お、いいじゃん梓!V8も出たしやりに行こう!行こう!」
紬「私、ゲームセンターに行ったらキーボードマニアやるのが夢なの♪」
梓・純「そう、なんだ……」
憂「私、おねえちゃんのぬいぐるみたくさん取るんだぁ♪」
梓「憂は本当に唯先輩の事しか考えていないね……この前だって5千円かけても取れなかったのに……」
紬「……ゆい、ちゃん」
梓(しまっ……!ムギ先輩の前でこのフレーズは不味かったかもしれない……!)
紬「唯ちゃん……」
梓「む、ムギ先輩!さあ早くゲームセンターに行きましょう!ね?ほらプリクラとか一緒に撮りましょう?」
28: 2011/06/14(火) 00:16:38.54 ID:G8cfoyNs0
紬「う、うん……そうだね、うん!一緒に遊んでくれたのに梓ちゃんたちとはまだ撮っていなかったよね」
梓「そうです!だから一緒に撮りましょう!皆で撮って、その後一人ずつムギ先輩と一緒に撮るんです」
紬「へえ……そういう撮り方が流行っているの?」
梓「私たちの学年では友達と一緒に撮るときはそんな感じです」
純「そうなの?憂?」
憂「え?ああ、ごめんね純ちゃん、ちょっと今他の事考えていて話聞いていなかったよ」
梓「さあさあ早く行かないとプリクラ終わっちゃいますから!ムギ先輩、レッツゴー、レッツゴーゴーゴーです!」
紬「う、うん、じゃあ行きましょうか」
『――待って!ムギちゃんっ!』
梓「そうです!だから一緒に撮りましょう!皆で撮って、その後一人ずつムギ先輩と一緒に撮るんです」
紬「へえ……そういう撮り方が流行っているの?」
梓「私たちの学年では友達と一緒に撮るときはそんな感じです」
純「そうなの?憂?」
憂「え?ああ、ごめんね純ちゃん、ちょっと今他の事考えていて話聞いていなかったよ」
梓「さあさあ早く行かないとプリクラ終わっちゃいますから!ムギ先輩、レッツゴー、レッツゴーゴーゴーです!」
紬「う、うん、じゃあ行きましょうか」
『――待って!ムギちゃんっ!』
29: 2011/06/14(火) 00:27:41.71 ID:G8cfoyNs0
紬「唯ち」
憂「お姉ちゃん!!お姉ちゃんも一緒にプリクラ取りに来たの?すごい!私今丁度お姉ちゃんの事考えていて」
唯「ムギちゃんっ、はぁっ、はぁ……、さがっ、探した、よっ……はぁ、はぁ」
憂「大丈夫お姉ちゃん?すごい息上がっているよ?辛くない?横にならなくて大丈夫?」
唯「ありが、とう……うい、でも、大丈夫、だんだん落ち着いてきたから……だい、丈夫だよ……」
憂「でも……、お姉ちゃん普段こんなに運動しないから心配だよ」
唯「大丈夫、たまには体動かさないと……たっ、体力つくり、しておかないと……武道館での長時間ライブなん、て、できないよ」
だから憂、すこしの間だけ、ムギちゃんとおはなしさせて……」
憂「うん!分かったよ!私静かにしているね!」
唯「ありがとう、うい……それより……ムギ、ちゃん、に、頼みたい事が……はぁ、あるの」
憂「お姉ちゃん!!お姉ちゃんも一緒にプリクラ取りに来たの?すごい!私今丁度お姉ちゃんの事考えていて」
唯「ムギちゃんっ、はぁっ、はぁ……、さがっ、探した、よっ……はぁ、はぁ」
憂「大丈夫お姉ちゃん?すごい息上がっているよ?辛くない?横にならなくて大丈夫?」
唯「ありが、とう……うい、でも、大丈夫、だんだん落ち着いてきたから……だい、丈夫だよ……」
憂「でも……、お姉ちゃん普段こんなに運動しないから心配だよ」
唯「大丈夫、たまには体動かさないと……たっ、体力つくり、しておかないと……武道館での長時間ライブなん、て、できないよ」
だから憂、すこしの間だけ、ムギちゃんとおはなしさせて……」
憂「うん!分かったよ!私静かにしているね!」
唯「ありがとう、うい……それより……ムギ、ちゃん、に、頼みたい事が……はぁ、あるの」
30: 2011/06/14(火) 00:36:19.26 ID:G8cfoyNs0
紬「……なあに、唯ちゃん?」
唯「あのね、走ってきたら……お腹、減っちゃった」
紬「うん」
憂「……」
唯「それでね、私、今すっごく食べたいものがあるんだよ」
紬「うん、うん……」
憂「……………………」
唯「最近、瓜類ばかりだったからムギちゃんにも会えなくて……すごく、すごく恋しくて、ムギちゃんに会いたくて……」
紬「うん、うん……私も、わたしもだよ」
憂「………………………………………」
唯「えへへ……♪ムギちゃん、ムギちゃんの美味しい沢庵、食べたいな」
紬「唯ちゃん……!もちろん、どうぞ」
唯「ありがとう、ムギちゃん♪」ひょいパク
憂「………………………………………………………………………………」
唯「うまい!」
唯「あのね、走ってきたら……お腹、減っちゃった」
紬「うん」
憂「……」
唯「それでね、私、今すっごく食べたいものがあるんだよ」
紬「うん、うん……」
憂「……………………」
唯「最近、瓜類ばかりだったからムギちゃんにも会えなくて……すごく、すごく恋しくて、ムギちゃんに会いたくて……」
紬「うん、うん……私も、わたしもだよ」
憂「………………………………………」
唯「えへへ……♪ムギちゃん、ムギちゃんの美味しい沢庵、食べたいな」
紬「唯ちゃん……!もちろん、どうぞ」
唯「ありがとう、ムギちゃん♪」ひょいパク
憂「………………………………………………………………………………」
唯「うまい!」
33: 2011/06/14(火) 00:45:42.17 ID:G8cfoyNs0
唯「浅漬けみたいな塩気だけじゃなく、ん……奈良漬けみたいに濃すぎなくて」ぽりぽり
紬「ひっく、ううっ……唯、ちゃん」
唯「でも今日はちょっとだけ……しょっぱいかも」ぽりぽり
唯「でも……すごく、すごく、美味しいよ、ムギちゃん」ごくん
紬「ん、ありが、とう……それと、唯ちゃん、これも一緒がいいでしょう?」
唯「わぁ……♪白いご飯!やっぱりムギちゃんはよく分かってるね!いただきまぁーっす♪」
紬「いっぱい、いっぱい食べてね、唯ちゃん♪」
唯「うん!」ひょいパク
紬「ふぁあん!」
唯「うまい!」
紬「ふふっ♪どういたしまして♪」
紬(二つとも、取られちゃったけど、今日はゲル状になってもいいかな♪)
紬「ひっく、ううっ……唯、ちゃん」
唯「でも今日はちょっとだけ……しょっぱいかも」ぽりぽり
唯「でも……すごく、すごく、美味しいよ、ムギちゃん」ごくん
紬「ん、ありが、とう……それと、唯ちゃん、これも一緒がいいでしょう?」
唯「わぁ……♪白いご飯!やっぱりムギちゃんはよく分かってるね!いただきまぁーっす♪」
紬「いっぱい、いっぱい食べてね、唯ちゃん♪」
唯「うん!」ひょいパク
紬「ふぁあん!」
唯「うまい!」
紬「ふふっ♪どういたしまして♪」
紬(二つとも、取られちゃったけど、今日はゲル状になってもいいかな♪)
35: 2011/06/14(火) 00:55:33.61 ID:G8cfoyNs0
……
私が目を覚ましたのは――毎日私たちが放課後に通っていたあの部室でした
見慣れた天井を見上げるように、私はいつの間にかソファーで横になってたみたい
「ん、目、覚めた?」
その声に答えるように体を起き上がらせると
「まったく、ムギはいくらなんでも無理しすぎだぞ?ゲル状になった時はどうなるかと思ったよ」
ソファーの隣には、笑顔律っちゃん
「ごめんなさい……」
唯ちゃんに二つ目の沢庵をあげてからは何も覚えてはいないけど
きっと律っちゃんがここまで看病してくれたんだよね
「ん?あたしの顔になんか付いてる?」
「ううん、ありがとう、律っちゃん……本当に、ありがとう」
だから律っちゃんにはそのお礼を
それともう一つ、迷っている私の事を導いてくれた事の、二つのお礼
「いやいやあたしよりさ、ほらそこに幸せそうに寝ているのに言ってやってよ」
私が目を覚ましたのは――毎日私たちが放課後に通っていたあの部室でした
見慣れた天井を見上げるように、私はいつの間にかソファーで横になってたみたい
「ん、目、覚めた?」
その声に答えるように体を起き上がらせると
「まったく、ムギはいくらなんでも無理しすぎだぞ?ゲル状になった時はどうなるかと思ったよ」
ソファーの隣には、笑顔律っちゃん
「ごめんなさい……」
唯ちゃんに二つ目の沢庵をあげてからは何も覚えてはいないけど
きっと律っちゃんがここまで看病してくれたんだよね
「ん?あたしの顔になんか付いてる?」
「ううん、ありがとう、律っちゃん……本当に、ありがとう」
だから律っちゃんにはそのお礼を
それともう一つ、迷っている私の事を導いてくれた事の、二つのお礼
「いやいやあたしよりさ、ほらそこに幸せそうに寝ているのに言ってやってよ」
37: 2011/06/14(火) 01:03:07.76 ID:G8cfoyNs0
律っちゃんが指を差した場所、私の足元……
私のふとももを枕のようにして寄りかかって寝ているのは唯ちゃんでした
「いつも気を付けていたのに、つい二つとも取ったのは私のせいだー、って言って
ゲル状になったムギの額に付ける、何か半円状の物が無いかかけずり回ってくれたんだよ」
私が起きたことにも気づかず、すやすやと寝息を立てて眠る唯ちゃん
私はその唯ちゃんの頭をそっと撫でました
太陽のような柔らかで暖かい髪の毛が、私の指を伝い唯ちゃんの温もりを感じさせてくれます
「ありがとう、唯ちゃん」
唯ちゃんの頭を撫でる手とは逆の手で自分の額を触ると、そこにはきちんと半円状の物がふたつありました
唯ちゃんが私のために付けてくれた物……それに触れるだけで、唯ちゃんの優しさが心に染み入るようでした
私のふとももを枕のようにして寄りかかって寝ているのは唯ちゃんでした
「いつも気を付けていたのに、つい二つとも取ったのは私のせいだー、って言って
ゲル状になったムギの額に付ける、何か半円状の物が無いかかけずり回ってくれたんだよ」
私が起きたことにも気づかず、すやすやと寝息を立てて眠る唯ちゃん
私はその唯ちゃんの頭をそっと撫でました
太陽のような柔らかで暖かい髪の毛が、私の指を伝い唯ちゃんの温もりを感じさせてくれます
「ありがとう、唯ちゃん」
唯ちゃんの頭を撫でる手とは逆の手で自分の額を触ると、そこにはきちんと半円状の物がふたつありました
唯ちゃんが私のために付けてくれた物……それに触れるだけで、唯ちゃんの優しさが心に染み入るようでした
38: 2011/06/14(火) 01:13:00.53 ID:G8cfoyNs0
「ねえ、律っちゃん」
「ん?どしたムギ?」
でも今回の事で、私も一つ勉強になりました
ずっと変わらないでいることを求めるには、変わらないといけない事もあると言う事
私が新しい探求をするように、それは必要不可欠なのかもしれません
「私、今度からヴァリエーションを増やしてみようと思うの」
「へえ……いいんじゃないの、そういうのもさ」
私は携帯を取り出し、一通のメールを送りました
「ん?どしたムギ?」
でも今回の事で、私も一つ勉強になりました
ずっと変わらないでいることを求めるには、変わらないといけない事もあると言う事
私が新しい探求をするように、それは必要不可欠なのかもしれません
「私、今度からヴァリエーションを増やしてみようと思うの」
「へえ……いいんじゃないの、そういうのもさ」
私は携帯を取り出し、一通のメールを送りました
40: 2011/06/14(火) 01:31:31.18 ID:G8cfoyNs0
唯「ほらほら、澪ちゃんも入ってこないと!」
澪「で、でも……ムギ、本当にもう怒っていない?」
紬「うん、本当に本当、だから澪ちゃんも一緒に、ね?」
澪「う、うん……おじゃま、します……」
紬「じゃあ唯ちゃんが真ん中で、澪ちゃんがこっちで、私がこっち」
唯「おほぉ♪私両手に花だね!」
澪「で、でもムギってこんなにプリクラ手馴れていたんだ……」
紬「梓ちゃんたちと何度も来ているから、いつの間にかできるようになりましたー♪」
唯「あっ!じゃあこんな感じで大丈夫かな?ここだよ?まずはここに合わせて――」
画面に写るのはお茶碗を持った澪ちゃんと笑顔の唯ちゃん、ちょっと高めの奈良漬を二枚額に付けた私
ごはんがおにぎりになっても、おにぎりがごはんになってもいい
沢庵が他の漬物になっても、大根がきゅうりになってもいい
唯ちゃんが美味しく笑顔でごはんを食べてくれるのが、私たちの幸せなんですから
……でも、沢庵だと、もっと嬉しいかも♪
おわり
澪「で、でも……ムギ、本当にもう怒っていない?」
紬「うん、本当に本当、だから澪ちゃんも一緒に、ね?」
澪「う、うん……おじゃま、します……」
紬「じゃあ唯ちゃんが真ん中で、澪ちゃんがこっちで、私がこっち」
唯「おほぉ♪私両手に花だね!」
澪「で、でもムギってこんなにプリクラ手馴れていたんだ……」
紬「梓ちゃんたちと何度も来ているから、いつの間にかできるようになりましたー♪」
唯「あっ!じゃあこんな感じで大丈夫かな?ここだよ?まずはここに合わせて――」
画面に写るのはお茶碗を持った澪ちゃんと笑顔の唯ちゃん、ちょっと高めの奈良漬を二枚額に付けた私
ごはんがおにぎりになっても、おにぎりがごはんになってもいい
沢庵が他の漬物になっても、大根がきゅうりになってもいい
唯ちゃんが美味しく笑顔でごはんを食べてくれるのが、私たちの幸せなんですから
……でも、沢庵だと、もっと嬉しいかも♪
おわり
41: 2011/06/14(火) 01:34:29.78
乙
地味に感動した
地味に感動した
42: 2011/06/14(火) 01:35:16.93
お疲れ
44: 2011/06/14(火) 01:38:11.14
じわじわきた
乙
乙
47: 2011/06/14(火) 01:49:43.80 ID:G8cfoyNs0
――
律「梓、そこに隠れてやってんの」
梓「いやいや、なんとも微笑ましい光景だなぁと思ってたんですよ」
律「……そこに居るとバスペダル踏めないんだよ」
梓「オート演奏にすればいいじゃないですか、私だって律先輩に私の幸せな時間を邪魔されたくありません」
律「ほぅ……」
梓「おっと、チョークスリーパーは厳禁ですよ?ゲームセンター内であんなことしたら喧嘩だと思ってつまみ出されます
投入した100円無駄にしてもいいんですかって痛っ!痛いです!」
律「ごめんごめーん♪梓の頭とタムと間違えた♪」
梓「ああそうですか……わかりましたよ、ええわかりました、戦争ですか、やってやるです」
純「……あの二人なにやってんの?」
憂「ほら、ほら純ちゃん!偶然紐に引っかかったよ!お姉ちゃんもうすぐ取れそうだよ!もうすぐ!クレーン頑張って!
ああもう、そのまま、そのまま!これでお姉ちゃん可愛いぬいぐるみ抱いて眠れるよー♪」
純「……そう、そりゃよかった」
終
律「梓、そこに隠れてやってんの」
梓「いやいや、なんとも微笑ましい光景だなぁと思ってたんですよ」
律「……そこに居るとバスペダル踏めないんだよ」
梓「オート演奏にすればいいじゃないですか、私だって律先輩に私の幸せな時間を邪魔されたくありません」
律「ほぅ……」
梓「おっと、チョークスリーパーは厳禁ですよ?ゲームセンター内であんなことしたら喧嘩だと思ってつまみ出されます
投入した100円無駄にしてもいいんですかって痛っ!痛いです!」
律「ごめんごめーん♪梓の頭とタムと間違えた♪」
梓「ああそうですか……わかりましたよ、ええわかりました、戦争ですか、やってやるです」
純「……あの二人なにやってんの?」
憂「ほら、ほら純ちゃん!偶然紐に引っかかったよ!お姉ちゃんもうすぐ取れそうだよ!もうすぐ!クレーン頑張って!
ああもう、そのまま、そのまま!これでお姉ちゃん可愛いぬいぐるみ抱いて眠れるよー♪」
純「……そう、そりゃよかった」
終
50: 2011/06/14(火) 02:12:56.25
あの憂は俺のイメージするヤンデレ像に一番近い
51: 2011/06/14(火) 02:35:22.33
乙乙
腹減った
腹減った
引用元: 唯「きゅうり!」
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