太宰治記念館

姪「うーん、太宰治記念館とか？」

俺「え？太宰治記念館か…」

姪「うん！」

俺「太宰治記念館って青森にあるのか…」

姪「ふーん、そうなんだ」

俺「知らねぇのかよ！」

姪「えへへ」

俺「いやでもなぁ…太宰治は人間失格しか読んだことないしなぁ」

姪「私は一冊も読んだことないよ」

俺「じゃあなんで太宰治記念館って言ったんだよ…」

姪「又吉がテレビで太宰治どうこうって言ってたから…」

俺「なるほどな…」

姪「だから行きたいの！」

俺「でも青森はなぁ…他に行くとこないだろ」

姪「うーん、わかんないけど…」

俺「太宰治記念館は保留だな、他にいきたいとこないのか？」

姪「あとは…>>16とか！」

新郷村キリストの墓

姪「新郷村キリストの墓！！」

俺「また青森かよwいいよ連れていっていいか許可とってみるわw」

姪「（戸ぴしゃり）あのねあのね、おじちゃんきいて」ﾋｿﾋｿ

俺「ん？なーに？ヒミツの話？」ﾋｿﾋｿ

姪「あのね、わたしおじちゃんとケッコンしてあげてもいいよ」ﾋｿﾋｿ

俺「ええ…いいの？こんなダメなおじちゃんでも」ﾋｿﾋｿ

姪「うん。おじちゃんやさしいし、かわいいもん！だーいすき！」ぎゅうっ！

俺「う、嬉しいなあ。こんな若くて可愛い女の子が好きって言ってくれるなんて」ぎゅっ…

姪「でもおしごとはちゃんとしてね？パートつとめなんてイヤなんだからね」

俺「わかってる！俺頑張って正社員に就職して裕福な暮らしさせてあげる！！」

姪「やったあ♪それじゃあユビキリしよっ」

俺「うん！(スカッ)あれ？」

俺「あれ？あれあれ…？」キョロキョロ

俺「あ、そうだ……最初から俺に姪なんていなかったんだ……」

俺「はあ…連休明けたらハロワ行かなきゃ」

姪（ふぁいとー！）

俺「ん？」クルッ

姪「新郷村キリストの墓とか！」

俺「え？どこだよそこ」

姪「青森にあるんだよ」

俺「青森好きなのかお前」

姪「うーん、好きかは分かんない！♪」

俺「お、おう…で、なんでキリストの墓が青森にあるんだ…」

姪「キリストは日本に来て神学を学んでたんだって！それでいろいろやったあと日本に来て余生を過ごしたんだって！遺書とかも見つかったらしいよ」

俺「え！キリストってそんなに日本に縁があったのか！」

姪「いいでしょ！？」

俺「う、うーん…でもまあ青森方面で決まりかなぁ」

姪「それなら>>29にも行きたい！」

オランダ村

姪「オランダ村も行きたい！」

俺「オラ…ンダ村って…青森だったか？」

姪「うーん知らないけど」

俺「まて！長崎じゃないか！」

姪「長崎って青森？？」

俺「長崎は青森じゃない…かなり遠い」

姪「でもいいでしょ…？私オランダ村にも行きたい！」

俺「う…うーん…オランダ村に行きたいんだったら青森は無理だ」

姪「えー！」

俺「まあ…まだ案だからな…西側の案も考えとくか」

姪「西ってどっち？」

俺「…左だ」

姪「左か！」

俺「西のほうで行きたいとこはないか？」

姪「うーん…>>37で！」

北方領土

姪「北方領土！」

俺「西じゃないよな…北って言っちゃってるじゃないか」

姪「？」

俺「北方領土領土は無理だ！手続きとかしなきゃいけないだろうし」

姪「えー…さっきから文句ばっかり」

俺「いや、もう決めた、北だな」

姪「北？」

俺「上の方だ、青森とか北海道とか」

姪「北海道もいくの！？」

俺「北方領土が見えるかもしれないしな、見るぐらいならいいだろう」

姪「じゃあ…北海道と青森にする！」

俺「よし！わかった！」

姪「わーい！ねえねえ友達の>>45も連れていって良い？」

安倍晋三

なんだこの姪・・・

姪「安倍晋三も連れていって良い？」

俺「安倍晋三！？首相の？」

姪「そうだよ？それ以外誰がいるの？」

俺「え、友達なのか？」

姪「うーん…友達って言うと嘘になるかな」

俺「…無理だ！行こうって言って一緒に来てくれる相手じゃない！」

姪「電話してみようよ！」

俺「ダメだー！安倍さんは忙しいんだぞ！」

姪「ええ…なんでおじさん否定ばっかりするの？」

俺「姪ちゃんが無茶いうから…」

姪「ひどい！」

俺「まあまて、学校のお友達とかなら一人ぐらい一緒に連れていけると思うぞ」

姪「仕方ないなぁ…じゃあ親友の>>56ちゃん！」

マルガリータ

姪「マルガリータちゃん！」

俺「…外国の子か？」

姪「うん！ヨーロッパから来たの」

俺「ま、まあいいんだけど…中学英語しかできないぞ俺」

姪「ﾌﾟﾌﾟﾌﾟおじさんダサｗ」

俺「じゃ、じゃあ姪ちゃんはさぞ英語がお上手なんでしょうな」

姪「……」

俺「そら見たことか」

姪「で、でもマルガリータちゃん日本語できるし！」

俺「それを先に言えよ！」

姪「マルガリータちゃんも一緒でいいよね！」

俺「いいけど…親御さんに許可取らなきゃいけないよな」

姪「頑張ってね」

俺「まて！英語出来ないってば」

姪「マルガリータちゃんのお父さん日本人だから大丈夫だよ」

俺「そういうことは先に言えってば…」

姪「ふふーんマルガリータちゃんと北海道旅行だー！♪」

俺「まあいいけど…何日ぐらい行けるの？」

姪「うーん、マルガリータちゃんとも調整しなきゃいけないし…それはまた決めようよ」

俺「よし、わかった」

1週間後

俺「よし、今日集まってもらったのは他でもない！北海道旅行計画だ！」

姪「わーい！」

マルガリータちゃん「ワーイ！」

俺「マルガリータちゃんはお父さんとお母さんに許可貰ったんだよね」

マルガリータちゃん「ハイ！バッチリです！」

俺「よーし、マルガリータちゃんは北海道でいきたい場所とかあるの？」

マルガリータちゃん「>>69デス！」

すすきの

マルガリータちゃん「すすきのデス！」

俺「…すすきの？」

マルガリータちゃん「ハイ！」

姪「どんなとこなの？」

マルガリータちゃん「パパが楽しいところって言ってました！」

姪「へー！私も行きたい！」

俺「まて、すすきのは…ご飯を食べるところだ…」

マルガリータちゃん「そうなんですか？」

姪「じゃあご飯はすすきのだね」

俺「そうだな…とりあえず納沙布岬を目指しつつ…所々観光しながら初日は十勝辺りに泊まって…3日目の帰りに札幌寄るか、初日に空港から札幌行くか」

姪「うーん、どっちでもいいよ」

マルガリータちゃん「納沙布岬って北方領土が見えるところですよね！」

俺「ああ、晴れたら見えるらしい」

姪「わーい！北方領土！」

俺「…ま、まあとりあえず北海道で３日だな」

姪「青森は？」

俺「帰りに寄って帰る感じかな」

マルガリータちゃん「リンゴ！」

俺「お、よく知ってるな」

マルガリータちゃん「リンゴ大好きです♪」

俺「夏の品種もあるらしいし、リンゴも買おうな」

マルガリータちゃん「わーい！」

マルガリータちゃん完全にかわいいだろこれ

3日後
俺「姪ちゃんとの旅行楽しみだなぁ、あんまり小遣い渡しすぎるなよ」

妹(姪の母)「え？」

俺「なんだよ」

妹「いや、マジで旅行行くの？」

俺「え？姪から聞いてないの？」

妹「え、いつか行きたいなーって話だと思ってたんだけど」

俺「え…」

妹「え！マジでマジなの！？」

俺「うん…マジだけど」

妹「ええ…あの子去年も旅行連れてってあげたんだけどね」

俺「うん」

妹「宿題終わらせとけって約束だったのよ」

俺「ほう」

妹「夏休み開け、先生に何て言われたと思う？」

俺「さ、さあ？」

妹「あの子ほとんど空白で出してたのよ！」

俺「そうなんだ…」(いや何て言われたのか言えよ…)

妹「ちゃんと旅行までに終わらせるならいいけど…」

俺「姪ちゃんも言ったら分かってくれるよ…」

妹「まあ厳しく言っとくけど…」

次回

始まる夏休み！姪とマルガリータちゃんの宿題戦争


乞うご期待

いいじゃんこんな姪
賢い子は好き

子供がすすきのに何しに行くんだ

飯食いに行くんだよなあ

乙