1: 2017/06/22(木) 23:51:32.381 ID:POQB26+D0
ヴィーネ「……はい?」
ガヴリール「百合力発電は感情エネルギーの中でも女の子同士が触れ合う際に生まれる"キマシパワー"を電力に変換するというものでさ」
ガヴリール「CO2も出なければ地球の資源を使うこともない!とても環境にも社会にも優しい尊いエネルギーなんだ!」
ヴィーネ「ごめん……話がまったく掴めない……」
ガヴリール「いやーある科学者?みたいな人から発電機のテストの依頼を受けてさ」
ガヴリール「百合力発電は感情エネルギーの中でも女の子同士が触れ合う際に生まれる"キマシパワー"を電力に変換するというものでさ」
ガヴリール「CO2も出なければ地球の資源を使うこともない!とても環境にも社会にも優しい尊いエネルギーなんだ!」
ヴィーネ「ごめん……話がまったく掴めない……」
ガヴリール「いやーある科学者?みたいな人から発電機のテストの依頼を受けてさ」
3: 2017/06/22(木) 23:52:05.875 ID:POQB26+D0
ヴィーネ「それ大丈夫なの……?めっちゃくちゃ胡散臭くない……?」
ガヴリール「今朝ヴィーネが朝起こしに来てくれただろ?そのときにちゃんとキマシパワーが生まれて発電されたんだよ!」
ヴィーネ「……」
ガヴリール「とにかく放課後一度うちに来てくれ!」
ガヴリール「これでオール電化にすれば光熱費が実質タダだぞ!!」
ヴィーネ(う、それは魅力的……)
ガヴリール「今朝ヴィーネが朝起こしに来てくれただろ?そのときにちゃんとキマシパワーが生まれて発電されたんだよ!」
ヴィーネ「……」
ガヴリール「とにかく放課後一度うちに来てくれ!」
ガヴリール「これでオール電化にすれば光熱費が実質タダだぞ!!」
ヴィーネ(う、それは魅力的……)
7: 2017/06/22(木) 23:53:24.673 ID:POQB26+D0
放課後
ヴィーネ(それで勢いに負けて来ちゃったけど……)
ヴィーネ「これが発電機?」
ガヴリール「ああ。こいつが生じたキマシパワーで発電し、このキマシタンクという蓄電池に貯められる」
ヴィーネ「ふーん……」
ガヴリール「まあ一旦見てみればわかるだろ。ヴィーネ、手繋いで」
ヴィーネ(それで勢いに負けて来ちゃったけど……)
ヴィーネ「これが発電機?」
ガヴリール「ああ。こいつが生じたキマシパワーで発電し、このキマシタンクという蓄電池に貯められる」
ヴィーネ「ふーん……」
ガヴリール「まあ一旦見てみればわかるだろ。ヴィーネ、手繋いで」
9: 2017/06/22(木) 23:54:18.838 ID:POQB26+D0
ヴィーネ「手?」
ガヴリール「ああ。女の子が触れ合うだけでキマシパワーは生じるらしい」
ヴィーネ「……別にいいけど」ギュッ
キマシッ!
ガヴリール「ほら!早速キマシパワーが発生したぞ!」
ヴィーネ「本当に電気が……これだけで……!」
ガヴリール「ああ。女の子が触れ合うだけでキマシパワーは生じるらしい」
ヴィーネ「……別にいいけど」ギュッ
キマシッ!
ガヴリール「ほら!早速キマシパワーが発生したぞ!」
ヴィーネ「本当に電気が……これだけで……!」
10: 2017/06/22(木) 23:54:56.470 ID:POQB26+D0
ガヴリール「ただ触れ合うだけで発電ができる……」
ガヴリール「しかも余った電力は売ることもできるんだ!」
ヴィーネ「す、すごい……!」
ガヴリール「どうだ!百合力発電に協力してくれないか!?」
ヴィーネ「協力って……どうすれば」
ガヴリール「一緒に住んで欲しい!」
キマシッ!
ガヴリール「しかも余った電力は売ることもできるんだ!」
ヴィーネ「す、すごい……!」
ガヴリール「どうだ!百合力発電に協力してくれないか!?」
ヴィーネ「協力って……どうすれば」
ガヴリール「一緒に住んで欲しい!」
キマシッ!
11: 2017/06/22(木) 23:55:39.632 ID:POQB26+D0
ヴィーネ「そ、それって……ど、どどっ同棲!?」
ガヴリール「そうそう。発電機のあるここじゃないと発電できないしさ」
ガヴリール「毎日うちに来るのも大変だろうし、それじゃヴィーネにはあんまり恩恵ないしさ」
ガヴリール「ルームシェアすればその分家賃とかも減るし、キマシパワーの発生する回数も多くなるぞ!」
ヴィーネ「う、うぅ……ちょっちょっと考えさせて……!」ドキドキ
キマシッ!
ガヴリール「そうそう。発電機のあるここじゃないと発電できないしさ」
ガヴリール「毎日うちに来るのも大変だろうし、それじゃヴィーネにはあんまり恩恵ないしさ」
ガヴリール「ルームシェアすればその分家賃とかも減るし、キマシパワーの発生する回数も多くなるぞ!」
ヴィーネ「う、うぅ……ちょっちょっと考えさせて……!」ドキドキ
キマシッ!
13: 2017/06/22(木) 23:56:26.024 ID:POQB26+D0
ガヴリール「できればいい返事を聞きたいな」
ヴィーネ「え、ええ……」
ヴィーネ(同棲って……ガヴと一つ屋根の下で……それってそれって……)ドキドキ
キマシッ!
ガヴリール(おーなんかどんどん発電してるなぁ)
ヴィーネ「……」ドキドキ
キマシッ!
ヴィーネ「え、ええ……」
ヴィーネ(同棲って……ガヴと一つ屋根の下で……それってそれって……)ドキドキ
キマシッ!
ガヴリール(おーなんかどんどん発電してるなぁ)
ヴィーネ「……」ドキドキ
キマシッ!
15: 2017/06/22(木) 23:57:14.153 ID:POQB26+D0
ヴィーネ(そ、そうよ……これは節約!生活費の大幅節約につながるわ!)
ヴィーネ(ただでさえ仕送りが少なくてカツカツだったから……むしろいい機会じゃない!)
ヴィーネ(それにこれでお小遣いも手に入るならなおさら……そう、それが目的)
ヴィーネ(決してガヴと一緒に暮らしたいとかじゃない……)
キマシッ!
ヴィーネ「わ、わかった……」
ガヴリール「おお!ヴィーネならそういうと思った!」
ヴィーネ(ただでさえ仕送りが少なくてカツカツだったから……むしろいい機会じゃない!)
ヴィーネ(それにこれでお小遣いも手に入るならなおさら……そう、それが目的)
ヴィーネ(決してガヴと一緒に暮らしたいとかじゃない……)
キマシッ!
ヴィーネ「わ、わかった……」
ガヴリール「おお!ヴィーネならそういうと思った!」
18: 2017/06/22(木) 23:58:32.065 ID:POQB26+D0
ガヴリール「じゃあ解約とか引っ越しとかの手続きが済んだらうちに来て!」
ガヴリール「こっちもオール電化に切り替えておくからさ!」
ヴィーネ「え、ええ……!」
ガヴリール「じゃあそういうことで……早速だけど晩御飯食べたいなー」
ヴィーネ「……もう、しょうがないんだから」
キマシッ!
ガヴリール「こっちもオール電化に切り替えておくからさ!」
ヴィーネ「え、ええ……!」
ガヴリール「じゃあそういうことで……早速だけど晩御飯食べたいなー」
ヴィーネ「……もう、しょうがないんだから」
キマシッ!
19: 2017/06/23(金) 00:00:33.368 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ(ガヴと同棲かぁ……そうなったらきっと毎日私がガヴの料理を作ることになるのよね)
ヴィーネ(まるでお嫁さん……って何考えてんのよ!!)
キマシッ!
ガヴリール(なんかどんどん発電してるなぁ。今はオール電化じゃないし、じゃんじゃん売ってこ)
ガヴリール(課金できる金が増えるぞ―)
ヴィーネ「できたわよー……」
ガヴリール「待ってました」
ヴィーネ(まるでお嫁さん……って何考えてんのよ!!)
キマシッ!
ガヴリール(なんかどんどん発電してるなぁ。今はオール電化じゃないし、じゃんじゃん売ってこ)
ガヴリール(課金できる金が増えるぞ―)
ヴィーネ「できたわよー……」
ガヴリール「待ってました」
22: 2017/06/23(金) 00:02:09.684 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「はー……美味かった♪これからは毎日ヴィーネの手料理が食えるんだな」
ヴィーネ「そっ……そういうことに……なる、のかな……」
ガヴリール「光熱費が浮くだけでなくお金まで稼げてヴィーネの手料理まで食べられる……」
ガヴリール「キマシパワーバンザイだな」
ヴィーネ(そんなに私の料理うれしいんだ……)ドキドキ
キマシッ!
ヴィーネ「そっ……そういうことに……なる、のかな……」
ガヴリール「光熱費が浮くだけでなくお金まで稼げてヴィーネの手料理まで食べられる……」
ガヴリール「キマシパワーバンザイだな」
ヴィーネ(そんなに私の料理うれしいんだ……)ドキドキ
キマシッ!
24: 2017/06/23(金) 00:03:26.778 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「じゃあ……今日はもう帰るわね?」
ガヴリール「ん。ヴィーネが来る日楽しみにしてるぞ」
ヴィーネ「……ん」
キマシッ!
ガヴリール「さてと……ゲームゲーム……っと」
ガヴリール「ああ、その前にヴィーネが同棲することをラボに伝えておかないと」
ガヴリール「ん。ヴィーネが来る日楽しみにしてるぞ」
ヴィーネ「……ん」
キマシッ!
ガヴリール「さてと……ゲームゲーム……っと」
ガヴリール「ああ、その前にヴィーネが同棲することをラボに伝えておかないと」
26: 2017/06/23(金) 00:05:43.254 ID:zbTvT9BE0
prrrrr...
「もしもし。ガヴリールさんですね」
ガヴリール「うん。友達と同棲することになったぞ」
「それは喜ばしいことです。では予定通りオール電化の工事費用を負担させていただきますね」
ガヴリール「よろしく」
ピッ
ガヴリール「これで電気代やらガス代が浮くからその分まるまる課金に回せるぞ……へへへ……」
「もしもし。ガヴリールさんですね」
ガヴリール「うん。友達と同棲することになったぞ」
「それは喜ばしいことです。では予定通りオール電化の工事費用を負担させていただきますね」
ガヴリール「よろしく」
ピッ
ガヴリール「これで電気代やらガス代が浮くからその分まるまる課金に回せるぞ……へへへ……」
27: 2017/06/23(金) 00:07:14.030 ID:zbTvT9BE0
数日後
ヴィーネ(あぁ……荷物は全部引越し業者に引き渡しちゃったし、それに今日で部屋から立ち退かないと……)
ヴィーネ(もうあの部屋には戻れないから……私はガヴの部屋に行くしかない)
ヴィーネ(そしたら……一緒に……)ドキドキ
ヴィーネ(あ~ガヴの家が近づいてきた……緊張するぅ……)ドキドキ
ヴィーネ(あの曲がり角を曲がったらガヴの家が見える……そしたら……もう……)ドキドキ
ヴィーネ(あぁ……荷物は全部引越し業者に引き渡しちゃったし、それに今日で部屋から立ち退かないと……)
ヴィーネ(もうあの部屋には戻れないから……私はガヴの部屋に行くしかない)
ヴィーネ(そしたら……一緒に……)ドキドキ
ヴィーネ(あ~ガヴの家が近づいてきた……緊張するぅ……)ドキドキ
ヴィーネ(あの曲がり角を曲がったらガヴの家が見える……そしたら……もう……)ドキドキ
28: 2017/06/23(金) 00:09:26.219 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール宅
ピンポーン
ヴィーネ(ついに来ちゃった……!)
ガヴリール「お、ヴィーネー!」
ヴィーネ「ガヴ……」ドキドキ
キッキキキッキマシッ!!
ガヴリール「ほら入ってよ。家の中色々新しくなってすごいぞ!」
ヴィーネ「え、ええ……!」
ピンポーン
ヴィーネ(ついに来ちゃった……!)
ガヴリール「お、ヴィーネー!」
ヴィーネ「ガヴ……」ドキドキ
キッキキキッキマシッ!!
ガヴリール「ほら入ってよ。家の中色々新しくなってすごいぞ!」
ヴィーネ「え、ええ……!」
30: 2017/06/23(金) 00:12:14.042 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「本当にオール電化になってる……」
ガヴリール「ああ、しかも工事費用は全部向こう持ちだから実質タダ!」
ヴィーネ「すごい……」
ガヴリール「んじゃあ早速キマシパワーを貯めようか」
ヴィーネ「えっ、も、もう?」
ガヴリール「うん。熱も全部電気だから電力需要が高まってね」
ガヴリール「ああ、しかも工事費用は全部向こう持ちだから実質タダ!」
ヴィーネ「すごい……」
ガヴリール「んじゃあ早速キマシパワーを貯めようか」
ヴィーネ「えっ、も、もう?」
ガヴリール「うん。熱も全部電気だから電力需要が高まってね」
32: 2017/06/23(金) 00:15:05.240 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「わ、わかった……」
ガヴリール「あ、手をつなぐだけよりもさ、その研究所の人たち曰く抱きついたりしたほうが高いキマシパワーが得られるんだってさ」
ヴィーネ「だっ抱きっ!?」
ガヴリール「どんなもんかな」ダキッ
ヴィーネ「がっ、ガヴ……!?」
キッキキキッキマシッ!!
ガヴリール「おおー、溜まる溜まる」
ガヴリール「あ、手をつなぐだけよりもさ、その研究所の人たち曰く抱きついたりしたほうが高いキマシパワーが得られるんだってさ」
ヴィーネ「だっ抱きっ!?」
ガヴリール「どんなもんかな」ダキッ
ヴィーネ「がっ、ガヴ……!?」
キッキキキッキマシッ!!
ガヴリール「おおー、溜まる溜まる」
35: 2017/06/23(金) 00:17:42.103 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「ちょ、ガヴ……」
ガヴリール「はー……それにしてもヴィーネちゃんはやっぱりいい匂いですなぁ……」スンスン
ヴィーネ「ガヴぅ……!」ドキドキ
キッキキキッキマシッ
ガヴリール「大体こんなものかな」
ヴィーネ「あっ……」
ヴィーネ(もう終わり……って何考えてんのよ私は……!)
キマシッ!
ガヴリール「はー……それにしてもヴィーネちゃんはやっぱりいい匂いですなぁ……」スンスン
ヴィーネ「ガヴぅ……!」ドキドキ
キッキキキッキマシッ
ガヴリール「大体こんなものかな」
ヴィーネ「あっ……」
ヴィーネ(もう終わり……って何考えてんのよ私は……!)
キマシッ!
36: 2017/06/23(金) 00:19:04.461 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「よし、じゃあ私は早速ゲームでも」
ヴィーネ「じゃあ……私はいつもみたいに掃除でもしてようかしら」
ガヴリール「頼んだ~」
ヴィーネ(私が家事をして……お嫁さんみたい……)
ヴィーネ(もうっ何考えてぇ……)カァァ
キマシッ!
ガヴリール(時々なにもしなくても溜まるんだよな)
ヴィーネ「じゃあ……私はいつもみたいに掃除でもしてようかしら」
ガヴリール「頼んだ~」
ヴィーネ(私が家事をして……お嫁さんみたい……)
ヴィーネ(もうっ何考えてぇ……)カァァ
キマシッ!
ガヴリール(時々なにもしなくても溜まるんだよな)
37: 2017/06/23(金) 00:20:11.833 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「くそ……バフ切れてるだろ……使えないパーティだな……」
ヴィーネ「ガヴ、ちょっとそこどいてくれない?」
ガヴリール「今ちょっと忙しくて」カタカタ
ヴィーネ「もう……少しは手伝ってくれないの?」
ガヴリール「いやーヴィーネが私のためにしてくれてるって思うと嬉しくてさ」
ヴィーネ「……!」
キマッ
ヴィーネ「ガヴ、ちょっとそこどいてくれない?」
ガヴリール「今ちょっと忙しくて」カタカタ
ヴィーネ「もう……少しは手伝ってくれないの?」
ガヴリール「いやーヴィーネが私のためにしてくれてるって思うと嬉しくてさ」
ヴィーネ「……!」
キマッ
40: 2017/06/23(金) 00:21:55.720 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「ついついヴィーネに任せちゃうんだよね」
ヴィーネ「も、もう!物は言いようね!」
キマシッ!
ガヴリール「あー……氏んだか……まあ野良じゃこんなもんか……」
ヴィーネ(きっとあれはただの言い訳っ……絶対そうなんだから……)
キママッ
ヴィーネ「も、もう!物は言いようね!」
キマシッ!
ガヴリール「あー……氏んだか……まあ野良じゃこんなもんか……」
ヴィーネ(きっとあれはただの言い訳っ……絶対そうなんだから……)
キママッ
41: 2017/06/23(金) 00:24:13.149 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「ふぅ。こんなところかしら」
ガヴリール「お、綺麗になってる。流石ヴィーネ!」
ヴィーネ「ほ、褒めても何も出ないわよ……」
キマッ
ガヴリール「ん~?どうかなー」
ヴィーネ「な、なによ……」
ガヴリール「キマシパワーは発生してたみたいだけどなぁ」
ガヴリール「お、綺麗になってる。流石ヴィーネ!」
ヴィーネ「ほ、褒めても何も出ないわよ……」
キマッ
ガヴリール「ん~?どうかなー」
ヴィーネ「な、なによ……」
ガヴリール「キマシパワーは発生してたみたいだけどなぁ」
42: 2017/06/23(金) 00:26:25.622 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「……!」
ガヴリール「よくわかんないけど……なんか良い感情が生まれたってことじゃん?」
ヴィーネ「う……ぐ!」
ガヴリール「なら私も嬉しいなー」
ヴィーネ(こんなのずるい……)
キマシッ
ガヴリール「よくわかんないけど……なんか良い感情が生まれたってことじゃん?」
ヴィーネ「う……ぐ!」
ガヴリール「なら私も嬉しいなー」
ヴィーネ(こんなのずるい……)
キマシッ
43: 2017/06/23(金) 00:28:50.682 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「……」
ガヴリール「ん、何か作るの?」
ヴィーネ「オヤツ」
ガヴリール「おお!ヴィーネのオヤツ楽しみ♪」
ヴィーネ(とびきり美味しいのを作ってガヴからキマシパワーを生ませてやるんだから……)
キマッ
ガヴリール「ん、何か作るの?」
ヴィーネ「オヤツ」
ガヴリール「おお!ヴィーネのオヤツ楽しみ♪」
ヴィーネ(とびきり美味しいのを作ってガヴからキマシパワーを生ませてやるんだから……)
キマッ
46: 2017/06/23(金) 00:31:19.349 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「ちょ、なに反射があるのに不用意に攻撃してんだよ……ほんと使えないパーティだな……」
ヴィーネ「できたわよー」
ガヴリール「何?」
ヴィーネ「プリン」
ガヴリール「おーいいね」
ヴィーネ「ここに置いとくわよ?」
ガヴリール「ちょっと手離せないから食べさせて~」
ヴィーネ「……!」
キマッ
ヴィーネ「できたわよー」
ガヴリール「何?」
ヴィーネ「プリン」
ガヴリール「おーいいね」
ヴィーネ「ここに置いとくわよ?」
ガヴリール「ちょっと手離せないから食べさせて~」
ヴィーネ「……!」
キマッ
48: 2017/06/23(金) 00:33:53.271 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「自分で食べなさいよ……」
ガヴリール「ヴィーネに食べさせてほしいな~」
ヴィーネ「……」
ガヴリール「ヴィーネにあ~んってしてもらいたいなぁ~」
ヴィーネ「……っ」
キマシッ!
ヴィーネ「と、特別だからね……」
ガヴリール「ヴィーネに食べさせてほしいな~」
ヴィーネ「……」
ガヴリール「ヴィーネにあ~んってしてもらいたいなぁ~」
ヴィーネ「……っ」
キマシッ!
ヴィーネ「と、特別だからね……」
51: 2017/06/23(金) 00:36:09.678 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「はい、あーん……」
ガヴリール「あー」
パクッ
ガヴリール「んんっ……うまっ」
ヴィーネ(かわいい……)
キマシッ!
ヴィーネ(……これどっちから生まれたキマシパワーなのかしら。私かしら……)
ガヴリール「あー」
パクッ
ガヴリール「んんっ……うまっ」
ヴィーネ(かわいい……)
キマシッ!
ヴィーネ(……これどっちから生まれたキマシパワーなのかしら。私かしら……)
53: 2017/06/23(金) 00:39:04.415 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「……」
ガヴリール「……」カタカタ
ヴィーネ(晩御飯まで時間あるわね……)
ガヴリール「ふぁぁ……」カタカタ
ヴィーネ(せっかく同棲したんだから……ちょっとくらい構ってくれてもいいじゃない……)
キマッ
ヴィーネ「……」プクッ
ガヴリール「……」カタカタ
ヴィーネ(晩御飯まで時間あるわね……)
ガヴリール「ふぁぁ……」カタカタ
ヴィーネ(せっかく同棲したんだから……ちょっとくらい構ってくれてもいいじゃない……)
キマッ
ヴィーネ「……」プクッ
54: 2017/06/23(金) 00:41:04.078 ID:zbTvT9BE0
数時間後
ガヴリール「……流石にそろそろ腹減ってきたな」
ヴィーネ「ん……ご飯にする?」
ガヴリール「うん……って何作ってたのそれ」
ヴィーネ「編みぐるみ。暇だったから」
ヴィーネ(ガヴがずっとゲームしてて)
ガヴリール「へぇ……売れそう」
ヴィーネ「お前の頭の中は金しかないのか」
ガヴリール「……流石にそろそろ腹減ってきたな」
ヴィーネ「ん……ご飯にする?」
ガヴリール「うん……って何作ってたのそれ」
ヴィーネ「編みぐるみ。暇だったから」
ヴィーネ(ガヴがずっとゲームしてて)
ガヴリール「へぇ……売れそう」
ヴィーネ「お前の頭の中は金しかないのか」
55: 2017/06/23(金) 00:43:33.459 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「じゃあご飯作るけど……リクエストは?」
ガヴリール「ヴィーネが作ってくれるものならなんでもいいよ」
ヴィーネ「なんでもいいっていうのが一番困るんだけど……」
ガヴリール「じゃあオムライス」
ヴィーネ「オムライスね、わかったわ」
ガヴリール「おいしくなるおまじないもよろしく♪」
ガヴリール「ヴィーネが作ってくれるものならなんでもいいよ」
ヴィーネ「なんでもいいっていうのが一番困るんだけど……」
ガヴリール「じゃあオムライス」
ヴィーネ「オムライスね、わかったわ」
ガヴリール「おいしくなるおまじないもよろしく♪」
56: 2017/06/23(金) 00:45:50.657 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「なによそれ」
ガヴリール「ほら、よくメイド喫茶であるやつ。萌え萌えキュン的な」
ヴィーネ「何いってんだか……」
ガヴリール「まあそんなことしなくてもヴィーネの料理は美味いか」
ヴィーネ「……もう」
キマ
ガヴリール「ほら、よくメイド喫茶であるやつ。萌え萌えキュン的な」
ヴィーネ「何いってんだか……」
ガヴリール「まあそんなことしなくてもヴィーネの料理は美味いか」
ヴィーネ「……もう」
キマ
58: 2017/06/23(金) 00:48:13.518 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「おお……IHになってる……」
ヴィーネ「本当に全部電気の力なのねー……」
ガヴリール「あ、私卵多めがいい」
ヴィーネ「はいはい」
ヴィーネ(ガヴのためにご飯を作る……私、本当にガヴと同棲することになったのよね……)
ヴィーネ(今日は同棲初日だし……気合い入れなきゃ)
キマシッ
ヴィーネ「本当に全部電気の力なのねー……」
ガヴリール「あ、私卵多めがいい」
ヴィーネ「はいはい」
ヴィーネ(ガヴのためにご飯を作る……私、本当にガヴと同棲することになったのよね……)
ヴィーネ(今日は同棲初日だし……気合い入れなきゃ)
キマシッ
62: 2017/06/23(金) 00:49:45.617 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「できたわよ」
ガヴリール「待ってました。ケチャップ掛けて!」
ヴィーネ「はいはい」
ガヴリール「ヴィーネはなんて書いてくれるのかなー」
ヴィーネ「え」
ガヴリール「……」ニヤニヤ
ガヴリール「待ってました。ケチャップ掛けて!」
ヴィーネ「はいはい」
ガヴリール「ヴィーネはなんて書いてくれるのかなー」
ヴィーネ「え」
ガヴリール「……」ニヤニヤ
63: 2017/06/23(金) 00:51:46.757 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「はやくはやく♪」
ヴィーネ「……く」
キマシ
ヴィーネ「はい、これでいいでしょ……」
ガヴリール(ハートマークか……まあまあかな♪)
ガヴリール「じゃあヴィーネのには私が書いてやるよ」
ヴィーネ「え、ええ」
ヴィーネ「……く」
キマシ
ヴィーネ「はい、これでいいでしょ……」
ガヴリール(ハートマークか……まあまあかな♪)
ガヴリール「じゃあヴィーネのには私が書いてやるよ」
ヴィーネ「え、ええ」
66: 2017/06/23(金) 00:53:31.254 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「……よし」
ヴィーネ「ちょ……!」
ヴィーネ(I love youって……!!)
ガヴリール「ん?ハートマークとさほど意味変わらないでしょ」
ヴィーネ「いやっ……これは……」
ガヴリール「別に本当のことだしなー」
ヴィーネ「そ、そんなこと言ってぇ……」
キマッキママキマキマキママママッ
ヴィーネ「ちょ……!」
ヴィーネ(I love youって……!!)
ガヴリール「ん?ハートマークとさほど意味変わらないでしょ」
ヴィーネ「いやっ……これは……」
ガヴリール「別に本当のことだしなー」
ヴィーネ「そ、そんなこと言ってぇ……」
キマッキママキマキマキママママッ
67: 2017/06/23(金) 00:56:43.221 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「はー……美味かった」
ヴィーネ「お粗末さま」
ガヴリール「これからはヴィーネの美味しいご飯が毎日食えるのかー幸せだなぁ」
ヴィーネ「たまにはガヴも作ってよ」
ガヴリール「ヴィーネ……これから毎日ヴィーネの味噌汁が飲みたい」
ヴィーネ「そんなこと言って……いいからお風呂入って。そろそろ沸くはずだから」
ヴィーネ「お粗末さま」
ガヴリール「これからはヴィーネの美味しいご飯が毎日食えるのかー幸せだなぁ」
ヴィーネ「たまにはガヴも作ってよ」
ガヴリール「ヴィーネ……これから毎日ヴィーネの味噌汁が飲みたい」
ヴィーネ「そんなこと言って……いいからお風呂入って。そろそろ沸くはずだから」
68: 2017/06/23(金) 00:58:45.291 ID:zbTvT9BE0
ワキマシター!!
ヴィーネ「あ、ほら」
ガヴリール「……なんなら一緒に入っちゃう?背中流せる権利を与えるけど」
ヴィーネ「……」
ガヴリール「おや?」
ヴィーネ「しょ、しょうがないわね……特別だからね……」
ヴィーネ「あ、ほら」
ガヴリール「……なんなら一緒に入っちゃう?背中流せる権利を与えるけど」
ヴィーネ「……」
ガヴリール「おや?」
ヴィーネ「しょ、しょうがないわね……特別だからね……」
70: 2017/06/23(金) 01:02:00.068 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「……」
ヴィーネ「……」
ガヴリール「オール電化になっても風呂は狭いままか……」
ヴィーネ「風呂どころか部屋も狭いままというか……発電機と蓄電池のせいでもっと狭いというか」
ガヴリール「あれだけで一畳はあるからな……」
ヴィーネ「ところで一緒に風呂に入ってるだけでも発電できるのね」
キキキキキキキキキキキキキキッ
ガヴリール「これ実質永久機関じゃね?」
ヴィーネ「……」
ガヴリール「オール電化になっても風呂は狭いままか……」
ヴィーネ「風呂どころか部屋も狭いままというか……発電機と蓄電池のせいでもっと狭いというか」
ガヴリール「あれだけで一畳はあるからな……」
ヴィーネ「ところで一緒に風呂に入ってるだけでも発電できるのね」
キキキキキキキキキキキキキキッ
ガヴリール「これ実質永久機関じゃね?」
71: 2017/06/23(金) 01:04:06.608 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「じゃあいよいよ……背中を流して貰おうかな」
ヴィーネ「ええ……」
ピトッ
ガヴリール「ひゃんっ!?」
ヴィーネ「だ、大丈夫?」
ガヴリール「なんで素手なんだよ!!」
ヴィーネ「え、スポンジは肌を傷めるから……スポンジにする?」
ガヴリール「……いや、素手でいい」
ヴィーネ「ええ……」
ピトッ
ガヴリール「ひゃんっ!?」
ヴィーネ「だ、大丈夫?」
ガヴリール「なんで素手なんだよ!!」
ヴィーネ「え、スポンジは肌を傷めるから……スポンジにする?」
ガヴリール「……いや、素手でいい」
73: 2017/06/23(金) 01:06:32.737 ID:zbTvT9BE0
ヌリュヌリュ...
ガヴリール「ヴィーネさぁっ……もしかしてわざと……?」プルプル
ヴィーネ「えっなにが?」
ガヴリール「くすぐったくてやばい……っ」プルプル
ヴィーネ「ガヴは背中が弱いのね」
ガヴリール「いや、ヴィーネの触り方が悪いんだ……」
ツー...
ガヴリール「ひゃあっ!?」
ガヴリール「ヴィーネさぁっ……もしかしてわざと……?」プルプル
ヴィーネ「えっなにが?」
ガヴリール「くすぐったくてやばい……っ」プルプル
ヴィーネ「ガヴは背中が弱いのね」
ガヴリール「いや、ヴィーネの触り方が悪いんだ……」
ツー...
ガヴリール「ひゃあっ!?」
74: 2017/06/23(金) 01:08:36.343 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「はぁ……はぁ……っ」ピクッピクッ
ヴィーネ「ごめん……なんていうか、ガヴの声が可愛くてつい……」
ガヴリール「許さん……今度は私がヴィーネを洗ってやる!」
ヴィーネ「ちょっ、前は自分でできるから!」
ガヴリール「前だけじゃない、足の裏までぜーんぶ洗ってやる!」
ヴィーネ「ちょっガヴっごめっごめんってぇ~!!」
※このあと滅茶苦茶ゴシゴシした
ヴィーネ「ごめん……なんていうか、ガヴの声が可愛くてつい……」
ガヴリール「許さん……今度は私がヴィーネを洗ってやる!」
ヴィーネ「ちょっ、前は自分でできるから!」
ガヴリール「前だけじゃない、足の裏までぜーんぶ洗ってやる!」
ヴィーネ「ちょっガヴっごめっごめんってぇ~!!」
※このあと滅茶苦茶ゴシゴシした
78: 2017/06/23(金) 01:10:15.286 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「はぁ……のぼせたな……」
ヴィーネ「うん……湯船にはあんまり使ってなかったのに不思議ね……」
キキッキキキキキッキキキキキキッキキ...
ガヴリール「あまりにもキマシパワーが出過ぎて処理が追いついてないぞ」
ヴィーネ「怖いなぁ……」
ガヴリール「ふふふ、いくらになるのか楽しみだな」
ヴィーネ「うん……湯船にはあんまり使ってなかったのに不思議ね……」
キキッキキキキキッキキキキキキッキキ...
ガヴリール「あまりにもキマシパワーが出過ぎて処理が追いついてないぞ」
ヴィーネ「怖いなぁ……」
ガヴリール「ふふふ、いくらになるのか楽しみだな」
80: 2017/06/23(金) 01:13:52.808 ID:zbTvT9BE0
キキキキマキマキマシタワー!!
ガヴリール「やっと終わったか」
ヴィーネ「でもこれでようやく眠れるわね」
ガヴリール「私はネトゲするけどね」
ヴィーネ「駄目」
ガヴリール「えー……」
ヴィーネ「明日学校でしょうが!」
ガヴリール「やっと終わったか」
ヴィーネ「でもこれでようやく眠れるわね」
ガヴリール「私はネトゲするけどね」
ヴィーネ「駄目」
ガヴリール「えー……」
ヴィーネ「明日学校でしょうが!」
81: 2017/06/23(金) 01:16:23.547 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「そんなこと言ってもさ。まだヴィーネの布団来てないじゃん」
ガヴリール「だからヴィーネにベッドを譲ろうと思ってだね」
ヴィーネ「一緒のベッドで寝ればいいでしょ」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「お風呂であんなにしたんだからこのくらい、ね?」
ガヴリール「しょうがないにゃあ……」
キマシッ
ガヴリール「だからヴィーネにベッドを譲ろうと思ってだね」
ヴィーネ「一緒のベッドで寝ればいいでしょ」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「お風呂であんなにしたんだからこのくらい、ね?」
ガヴリール「しょうがないにゃあ……」
キマシッ
85: 2017/06/23(金) 01:19:38.499 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「流石にシングルで二人はきつくない?」
ヴィーネ「でも……狭いくらいが丁度いい……」
ガヴリール「……そか」
ヴィーネ「うん……おやすみ、ガヴ……」
ガヴリール「ん……おやすみ」
キマママ...
ヴィーネ「でも……狭いくらいが丁度いい……」
ガヴリール「……そか」
ヴィーネ「うん……おやすみ、ガヴ……」
ガヴリール「ん……おやすみ」
キマママ...
87: 2017/06/23(金) 01:22:16.241 ID:zbTvT9BE0
一ヶ月後
ヴィーネ「ガヴ!電気代とガス代が本当に0円だったわ!!」
ガヴリール「すげえ!」
ヴィーネ「これで仕送りが少なくてもまともな生活が送れそうっ!」
ガヴリール「それどころか売電しまくって金稼ぐまであるぞ!」
ヴィーネ「ガヴ……私この生活始めてよかった!」
ガヴリール「私もだヴィーネ!」
キーマキマキマッ
ヴィーネ「ガヴ!電気代とガス代が本当に0円だったわ!!」
ガヴリール「すげえ!」
ヴィーネ「これで仕送りが少なくてもまともな生活が送れそうっ!」
ガヴリール「それどころか売電しまくって金稼ぐまであるぞ!」
ヴィーネ「ガヴ……私この生活始めてよかった!」
ガヴリール「私もだヴィーネ!」
キーマキマキマッ
89: 2017/06/23(金) 01:25:19.977 ID:zbTvT9BE0
数日後
ガヴリール「……」
ヴィーネ「……キマシタンク、空ね」
ガヴリール「エアコン使い始めたからか……」
ヴィーネ「そうねー……」
ガヴリール「ちょっと研究所に聞いてみよう」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「……キマシタンク、空ね」
ガヴリール「エアコン使い始めたからか……」
ヴィーネ「そうねー……」
ガヴリール「ちょっと研究所に聞いてみよう」
91: 2017/06/23(金) 01:27:45.723 ID:zbTvT9BE0
prrr
ガヴリール「もしもし?」
「はい。ガヴリールさんですね。お久しぶりです」
ガヴリール「夏になってエアコン使い始めたんだけどさ。発電が追いつかなくて」
「ああなるほど」
ガヴリール「なんかいい方法ない?」
「キスなんていかがでしょうか」
ガヴリール「もしもし?」
「はい。ガヴリールさんですね。お久しぶりです」
ガヴリール「夏になってエアコン使い始めたんだけどさ。発電が追いつかなくて」
「ああなるほど」
ガヴリール「なんかいい方法ない?」
「キスなんていかがでしょうか」
93: 2017/06/23(金) 01:30:07.544 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「きっキスぅ!?」
ガヴリール「き、キスって……それは飛びすぎじゃないか……?」
「だからこそ大きなキマシパワーが生まれるというものです」
ガヴリール「な、なるほど……」
ヴィーネ(えっ、納得してる……?ま、まさかするつもりなの……?キス……!)
ガヴリール「き、キスって……それは飛びすぎじゃないか……?」
「だからこそ大きなキマシパワーが生まれるというものです」
ガヴリール「な、なるほど……」
ヴィーネ(えっ、納得してる……?ま、まさかするつもりなの……?キス……!)
94: 2017/06/23(金) 01:31:39.615 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「……というわけだ」
ヴィーネ「えっえっ……」
ガヴリール「キスをすれば……今まで以上の効率で発電ができるらしい」
ドンッ
ヴィーネ「えっえぇぇ……!!」
ガヴリール「ここまで来て電力会社に金を払いたくない」
ヴィーネ「えっえっ……」
ガヴリール「キスをすれば……今まで以上の効率で発電ができるらしい」
ドンッ
ヴィーネ「えっえぇぇ……!!」
ガヴリール「ここまで来て電力会社に金を払いたくない」
96: 2017/06/23(金) 01:33:40.383 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「ま、待って……心の準備がっ……」
ガヴリール「ヴィーネは……私とキスをするのは嫌か?」
ヴィーネ「それは……」
ガヴリール「私は……してもいいと思ってる。発電とか、そのことを抜きにしても」
ガヴリール「むしろしたいとさえ思ってる。ヴィーネさえ良ければ……今する」
ヴィーネ「が、ガヴ……」
ガヴリール「ヴィーネは……私とキスをするのは嫌か?」
ヴィーネ「それは……」
ガヴリール「私は……してもいいと思ってる。発電とか、そのことを抜きにしても」
ガヴリール「むしろしたいとさえ思ってる。ヴィーネさえ良ければ……今する」
ヴィーネ「が、ガヴ……」
97: 2017/06/23(金) 01:35:09.616 ID:zbTvT9BE0
キ?キ?
ガヴリール「ほら、キマシパワー発電機も待機してるぞ」
キ?キマキマー?
ヴィーネ「うっうぅぅぅ……!///」
ガヴリール「ヴィーネ……キスしてもいい?」
ドンッ
ヴィーネ「……っ」コクッ
キマシタワ――ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガヴリール「ほら、キマシパワー発電機も待機してるぞ」
キ?キマキマー?
ヴィーネ「うっうぅぅぅ……!///」
ガヴリール「ヴィーネ……キスしてもいい?」
ドンッ
ヴィーネ「……っ」コクッ
キマシタワ――ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
100: 2017/06/23(金) 01:37:35.668
キマ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
101: 2017/06/23(金) 01:37:44.452 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「……」
ヴィーネ「……」
ガヴリール「何分間キスしてたっけ。全然覚えてないや」
ヴィーネ「わかんない……」
ガヴリール「……じゃあ計算するためにもう一度キスしよう。10秒のキスで何KP[キマシパワー]生まれるのかを調べればわかるだろう」
ヴィーネ「……」コクッ
キマシタワ――ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヴィーネ「……」
ガヴリール「何分間キスしてたっけ。全然覚えてないや」
ヴィーネ「わかんない……」
ガヴリール「……じゃあ計算するためにもう一度キスしよう。10秒のキスで何KP[キマシパワー]生まれるのかを調べればわかるだろう」
ヴィーネ「……」コクッ
キマシタワ――ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
102: 2017/06/23(金) 01:39:20.083 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「……」
ヴィーネ「……」
ガヴリール「10秒間だったっけ、今の」
ヴィーネ「わかんない……」
ガヴリール「じゃあ、やり直しかな」
ヴィーネ「……」コクッ
キマシタワ――ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヴィーネ「……」
ガヴリール「10秒間だったっけ、今の」
ヴィーネ「わかんない……」
ガヴリール「じゃあ、やり直しかな」
ヴィーネ「……」コクッ
キマシタワ――ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
104: 2017/06/23(金) 01:41:28.643 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「……ちょっと長かったかな」
ヴィーネ「もう……ガヴじゃ駄目ね。私がやってあげる」
ドンッ
ガヴリール「うわ……ちょ、これドキドキするかも……///」
ヴィーネ「いい?」
ガヴリール「……///」コクッ
キマシタワ――ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヴィーネ「もう……ガヴじゃ駄目ね。私がやってあげる」
ドンッ
ガヴリール「うわ……ちょ、これドキドキするかも……///」
ヴィーネ「いい?」
ガヴリール「……///」コクッ
キマシタワ――ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
105: 2017/06/23(金) 01:43:22.226 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「……10秒過ぎてた気がするな」
ヴィーネ「何秒してたかなんてもうどうでもよくなっちゃった」
ガヴリール「あ、やっぱりそうなっちゃう?」
ヴィーネ「次は……舌絡めてみない?」
ガヴリール「……攻守逆転してない?」
ヴィーネ「していい?」
ガヴリール「……///」コクッ
この後キマシタンク満タンになった
ヴィーネ「何秒してたかなんてもうどうでもよくなっちゃった」
ガヴリール「あ、やっぱりそうなっちゃう?」
ヴィーネ「次は……舌絡めてみない?」
ガヴリール「……攻守逆転してない?」
ヴィーネ「していい?」
ガヴリール「……///」コクッ
この後キマシタンク満タンになった
107: 2017/06/23(金) 01:44:59.759 ID:zbTvT9BE0
数週間後
ガヴリール「ふぁ……おはよう……」
ヴィーネ「おはよう」
チュッ
ガヴリール「今日のご飯何?」
ヴィーネ「ベーコンエッグトースト」
ガヴリール「おお、朝って感じだ」
ガヴリール「ふぁ……おはよう……」
ヴィーネ「おはよう」
チュッ
ガヴリール「今日のご飯何?」
ヴィーネ「ベーコンエッグトースト」
ガヴリール「おお、朝って感じだ」
108: 2017/06/23(金) 01:46:28.551 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「うん……ヴィーネの朝ごはんはやっぱり美味しいね」
ヴィーネ「もう、褒めてもなにもでないわよ」
ガヴリール「ご褒美だ、キスをしよう」
チュッ
ヴィーネ「……嘘。私からもキスしちゃう///」
チュッ
ガヴリール(キスするだけで金が発生する……最高だな)
ヴィーネ「もう、褒めてもなにもでないわよ」
ガヴリール「ご褒美だ、キスをしよう」
チュッ
ヴィーネ「……嘘。私からもキスしちゃう///」
チュッ
ガヴリール(キスするだけで金が発生する……最高だな)
109: 2017/06/23(金) 01:47:48.853 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「じゃあそろそろ学校いきましょうか」
ガヴリール「まって、言ってきますのちゅー」
ヴィーネ「あ、そうね」
ちゅっ
ヴィーネ「じゃあ私からも」
ちゅっ
ガヴリール「これでよし……」
ガヴリール(本当は玄関じゃ発電されないんだけど……思わずやっちゃうんだよな)
ガヴリール「まって、言ってきますのちゅー」
ヴィーネ「あ、そうね」
ちゅっ
ヴィーネ「じゃあ私からも」
ちゅっ
ガヴリール「これでよし……」
ガヴリール(本当は玄関じゃ発電されないんだけど……思わずやっちゃうんだよな)
111: 2017/06/23(金) 01:51:08.508
過充電で爆発しそうで怖い
112: 2017/06/23(金) 01:51:31.584 ID:zbTvT9BE0
放課後
ガヴリール「ただいまー」
ヴィーネ「ただいまー」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「……」
ガヴリール「ちょ、私からキスする」
ヴィーネ「私からがいい」
ガヴリール「昨日ヴィーネが先だった」
ヴィーネ「今朝はガヴが先だった!」
ガヴリール「ただいまー」
ヴィーネ「ただいまー」
ガヴリール「……」
ヴィーネ「……」
ガヴリール「ちょ、私からキスする」
ヴィーネ「私からがいい」
ガヴリール「昨日ヴィーネが先だった」
ヴィーネ「今朝はガヴが先だった!」
114: 2017/06/23(金) 01:53:27.306 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「じゃあいっせーのーでちゅーしよう」
ヴィーネ「そうねっ」
ガヴリール「いっせーのー……で!」
ちゅっ!
ヴィーネ「……あれ?でもこれだと1回分少なくなっちゃう」
ガヴリール「あ、ほんとだ。じゃもう一回しよう」
ちゅっ!
ヴィーネ「そうねっ」
ガヴリール「いっせーのー……で!」
ちゅっ!
ヴィーネ「……あれ?でもこれだと1回分少なくなっちゃう」
ガヴリール「あ、ほんとだ。じゃもう一回しよう」
ちゅっ!
115: 2017/06/23(金) 01:55:14.336 ID:zbTvT9BE0
数時間後
ガヴリール「うん、今日のご飯も美味しかった」
ヴィーネ「褒めてもキスしかでないわよ」
ガヴリール「それで十分だよ」
ちゅっ
キマシタワー!
ガヴリール「じゃあご褒美だ」
ちゅっ
ガヴリール「うん、今日のご飯も美味しかった」
ヴィーネ「褒めてもキスしかでないわよ」
ガヴリール「それで十分だよ」
ちゅっ
キマシタワー!
ガヴリール「じゃあご褒美だ」
ちゅっ
117: 2017/06/23(金) 01:58:29.369 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール(それから……私たちは事ある毎にキスをし続けた)
ガヴリール(キスが完全に癖になっていた。いつの間にか金稼ぎのことなんて意識しなくなっていた)
ガヴリール(電気を生みたいから、お金を稼ぎたいからキスをするんじゃなくて)
ガヴリール(単にキスしたいからキスをするようになっていた)
ヴィーネ「またキスするの?」
ガヴリール「うん♪」
チュッ
ガヴリール(キスが完全に癖になっていた。いつの間にか金稼ぎのことなんて意識しなくなっていた)
ガヴリール(電気を生みたいから、お金を稼ぎたいからキスをするんじゃなくて)
ガヴリール(単にキスしたいからキスをするようになっていた)
ヴィーネ「またキスするの?」
ガヴリール「うん♪」
チュッ
118: 2017/06/23(金) 01:59:30.027 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール(発電できるのは家の中だけ。でもそんなことお構いなし)
ガヴリール(学校の中だろうと登校中下校中だろうと。キスしたくなったらその場でキスをするようになった)
ガヴリール(いや、その場でっていうのは盛ったか。流石に人目につかないところに移動してからキスしてる)
ガヴリール(最近はサターニャとラフィエルに怪しい目で見られることもしばしばだ)
ガヴリール(ま、そんなの関係ないけど♪)
ガヴリール(学校の中だろうと登校中下校中だろうと。キスしたくなったらその場でキスをするようになった)
ガヴリール(いや、その場でっていうのは盛ったか。流石に人目につかないところに移動してからキスしてる)
ガヴリール(最近はサターニャとラフィエルに怪しい目で見られることもしばしばだ)
ガヴリール(ま、そんなの関係ないけど♪)
119: 2017/06/23(金) 02:01:03.260 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「次LL教室で映画見るって。授業中にキスできるかも?」
ヴィーネ「ちょ、授業中キスはまずいでしょっ///」
ガヴリール「でもこの前の体育で水飲みにいくふりしてキスしたじゃん?」
ヴィーネ「あれは水飲み場が離れてたから……」
ガヴリール「大丈夫大丈夫、みんな映画に夢中だろうし電気消されるだろうし♪」
ヴィーネ「ちょ、授業中キスはまずいでしょっ///」
ガヴリール「でもこの前の体育で水飲みにいくふりしてキスしたじゃん?」
ヴィーネ「あれは水飲み場が離れてたから……」
ガヴリール「大丈夫大丈夫、みんな映画に夢中だろうし電気消されるだろうし♪」
120: 2017/06/23(金) 02:02:26.532 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「……今なら行ける」ヒソヒソ
ヴィーネ「ほ、本当にするの?」ヒソヒソ
ガヴリール「したい」ヒソヒソ
ヴィーネ「じゃあ……///」ヒソヒソ
チュッ...チュッ...
ガヴリール(もはや中毒だわこれ)
ヴィーネ「ほ、本当にするの?」ヒソヒソ
ガヴリール「したい」ヒソヒソ
ヴィーネ「じゃあ……///」ヒソヒソ
チュッ...チュッ...
ガヴリール(もはや中毒だわこれ)
122: 2017/06/23(金) 02:04:23.058 ID:zbTvT9BE0
放課後
ガヴィーネ宅
ガヴリール「ただいまー」
ヴィーネ「おかえりなさい」
ちゅっ♪
ヴィーネ「次は私ね。ただいま♪」
ガヴリール「おかえり~」
ちゅっ♪
ガヴリール(こうすれば二回キスできてお得だ)
ガヴィーネ宅
ガヴリール「ただいまー」
ヴィーネ「おかえりなさい」
ちゅっ♪
ヴィーネ「次は私ね。ただいま♪」
ガヴリール「おかえり~」
ちゅっ♪
ガヴリール(こうすれば二回キスできてお得だ)
125: 2017/06/23(金) 02:06:18.240 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ(家の中では誰かに見られる心配がないから気兼ねなくキスすることができる)
ヴィーネ(だから私も遠慮なく……)
ガヴリール「んっ……♪」
ヴィーネ「んんん……♪」
ガヴリール「ヴィーネっ激しすぎ……♪」
ヴィーネ「だって学校で抑えてた分取り戻さないと♪」
キマシタワー!!
ヴィーネ(だから私も遠慮なく……)
ガヴリール「んっ……♪」
ヴィーネ「んんん……♪」
ガヴリール「ヴィーネっ激しすぎ……♪」
ヴィーネ「だって学校で抑えてた分取り戻さないと♪」
キマシタワー!!
126: 2017/06/23(金) 02:09:41.301 ID:zbTvT9BE0
数時間後
ヴィーネ「……はっ!?もうこんな時間!?」
ガヴリール「時が経つのは早いなぁ……」
ガヴリール(最近はキスするのに夢中でネトゲをやることが少なくなった)
ガヴリール(ネトゲしつつキスしてたんだけど、むしろキスに集中したくなって)
ガヴリール(その後キスだけでいいやってなったんだよな)
ヴィーネ「晩御飯作るからちょっと待ってて?」
ヴィーネ「……はっ!?もうこんな時間!?」
ガヴリール「時が経つのは早いなぁ……」
ガヴリール(最近はキスするのに夢中でネトゲをやることが少なくなった)
ガヴリール(ネトゲしつつキスしてたんだけど、むしろキスに集中したくなって)
ガヴリール(その後キスだけでいいやってなったんだよな)
ヴィーネ「晩御飯作るからちょっと待ってて?」
127: 2017/06/23(金) 02:11:47.873 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「え~……ねえ、もう少し、もう少しだけキスしようよ~」
ヴィーネ「それでこの前晩御飯が朝ごはんになっちゃったでしょ!」
ガヴリール「そうだけど~次はがんばるから!」
ヴィーネ「すぐ晩御飯作って食べてそれからいっぱいキスするから。ね?」
ガヴリール「ぶー」
ヴィーネ「ほら、ゲームでもして待ってて」
ヴィーネ「それでこの前晩御飯が朝ごはんになっちゃったでしょ!」
ガヴリール「そうだけど~次はがんばるから!」
ヴィーネ「すぐ晩御飯作って食べてそれからいっぱいキスするから。ね?」
ガヴリール「ぶー」
ヴィーネ「ほら、ゲームでもして待ってて」
128: 2017/06/23(金) 02:13:19.177 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール(だからゲームはもう飽きたんだっての……)
ヴィーネ「今日は……鱚の天ぷらよ」
ガヴリール「おーいいね」
ヴィーネ「~♪」
スッ
ガヴリール「ヴィーネ~♪」
ヴィーネ「ちょっ、今調理中だから!」
ヴィーネ「今日は……鱚の天ぷらよ」
ガヴリール「おーいいね」
ヴィーネ「~♪」
スッ
ガヴリール「ヴィーネ~♪」
ヴィーネ「ちょっ、今調理中だから!」
129: 2017/06/23(金) 02:15:02.627 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「揚げるんでしょ?ならその間キスできるじゃん?」
ヴィーネ「危ないからっ」
ガヴリール「大丈夫大丈夫♪」
ヴィーネ「も、もぉ~///」
ちゅっ♪
キマシタワー!!
ガヴリール「もう一回♪」
ヴィーネ「危ないからっ」
ガヴリール「大丈夫大丈夫♪」
ヴィーネ「も、もぉ~///」
ちゅっ♪
キマシタワー!!
ガヴリール「もう一回♪」
130: 2017/06/23(金) 02:16:20.627 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「はいっ一回ストップ!できたからキスの続きはディナーの後で!」
ガヴリール「ちぇー……」
ヴィーネ「言っておくけど、私だってキスしたいの!それを我慢してるの!」
ガヴリール「我慢しなくていいのに」
ヴィーネ「そうしないと掃除も洗濯も何もできなくなっちゃうでしょ!」
ガヴリール「ぶー」
ガヴリール「ちぇー……」
ヴィーネ「言っておくけど、私だってキスしたいの!それを我慢してるの!」
ガヴリール「我慢しなくていいのに」
ヴィーネ「そうしないと掃除も洗濯も何もできなくなっちゃうでしょ!」
ガヴリール「ぶー」
131: 2017/06/23(金) 02:17:38.161 ID:zbTvT9BE0
ヴィーネ「だから早く食べて、キスして寝る!」
ガヴリール「仕方ないな……」
ヴィーネ「どう?」
ガヴリール「うん、美味しい」
ヴィーネ「よかった♪」
ガヴリール「ご褒美にキスしてやろう」
ちゅっ♪
ガヴリール「仕方ないな……」
ヴィーネ「どう?」
ガヴリール「うん、美味しい」
ヴィーネ「よかった♪」
ガヴリール「ご褒美にキスしてやろう」
ちゅっ♪
132: 2017/06/23(金) 02:19:01.047 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール(そんなこんなで……晩飯中もお風呂の中でも、風呂上がりでも事ある毎にキスして……)
ガヴリール(一日の内私とヴィーネの唇が触れてる時間は1時間以上はあると思う)
ガヴリール(だって1分のキスを60回したら1時間。軽く超えてるね)
ヴィーネ「じゃあ……おやすみガヴ」
ガヴリール「ん……」
ちゅっ
ガヴリール(このおやすみのちゅーだけで10分以上はあるしね)
ガヴリール(一日の内私とヴィーネの唇が触れてる時間は1時間以上はあると思う)
ガヴリール(だって1分のキスを60回したら1時間。軽く超えてるね)
ヴィーネ「じゃあ……おやすみガヴ」
ガヴリール「ん……」
ちゅっ
ガヴリール(このおやすみのちゅーだけで10分以上はあるしね)
135: 2017/06/23(金) 02:20:46.056 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール(だって……)
ガヴリール「んっ……」
ヴィーネ「んー……」
チュッチュッ
ガヴリール(寝落ちするまでキスするのが最近の私達のお気に入りだからな)
ガヴリール(おやすみ……ヴィーネ)
キマママキマッキマママキキキマキガミ
ガヴリール「んっ……」
ヴィーネ「んー……」
チュッチュッ
ガヴリール(寝落ちするまでキスするのが最近の私達のお気に入りだからな)
ガヴリール(おやすみ……ヴィーネ)
キマママキマッキマママキキキマキガミ
136: 2017/06/23(金) 02:21:45.849 ID:zbTvT9BE0
数日後
ガヴリール「……あれ?」
ヴィーネ「どうしたの?」
ガヴリール「いや……キマシタンクが空なんだよ」
ヴィーネ「おかしいわね……寝るときはキスしながらだから空になることなんてありえないんだけど……」
ガヴリール「んー……?とりあえずおはようのちゅーするか」
ヴィーネ「ん
ちゅっちゅっ
ガヴリール「……あれ?」
ヴィーネ「どうしたの?」
ガヴリール「いや……キマシタンクが空なんだよ」
ヴィーネ「おかしいわね……寝るときはキスしながらだから空になることなんてありえないんだけど……」
ガヴリール「んー……?とりあえずおはようのちゅーするか」
ヴィーネ「ん
ちゅっちゅっ
137: 2017/06/23(金) 02:23:13.087 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「……たまらない?」
ヴィーネ「どうしたのかしら……」
ガヴリール「ちょっとラボに電話するか……」
prrrrr...
「おかけになった電話番号は……」
ガヴリール「何……?」
ヴィーネ「え、どういうこと?」
ヴィーネ「どうしたのかしら……」
ガヴリール「ちょっとラボに電話するか……」
prrrrr...
「おかけになった電話番号は……」
ガヴリール「何……?」
ヴィーネ「え、どういうこと?」
139: 2017/06/23(金) 02:25:30.655 ID:zbTvT9BE0
…………
……
ガヴリール(その後、百合力発電の真相が明らかになった)
ガヴリール(とある百合狂信者が女の子と女の子をくっつけるために起こした騒動だった)
ガヴリール(キマシパワー発電機には発電機としての性能はまったくなく、私達の電気代をその狂信者が負担していただけであった)
ガヴリール(売電もその分の金を狂信者が支払っていただけだった。つまり……私達がキマシパワーを生みすぎたせいでで破産寸前になり、逃亡した……というわけだ)
……
ガヴリール(その後、百合力発電の真相が明らかになった)
ガヴリール(とある百合狂信者が女の子と女の子をくっつけるために起こした騒動だった)
ガヴリール(キマシパワー発電機には発電機としての性能はまったくなく、私達の電気代をその狂信者が負担していただけであった)
ガヴリール(売電もその分の金を狂信者が支払っていただけだった。つまり……私達がキマシパワーを生みすぎたせいでで破産寸前になり、逃亡した……というわけだ)
140: 2017/06/23(金) 02:27:18.524
ラフィが黒幕じゃなかったのか
141: 2017/06/23(金) 02:27:19.740
貯金すっからかんだよヒャッホイ
142: 2017/06/23(金) 02:28:00.376
まさかの百合百合詐欺
143: 2017/06/23(金) 02:28:15.454 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「ふざけんなよどうすんだよこの粗大ごみ……」
ヴィーネ「でも……これは、本物だったのよね」
ガヴリール(発電機はだったが……キマシパワーメーターだけは違った)
ガヴリール(女の子が女の子と触れ合う際に生じる感情の高ぶりを読み取る機械は……本物であった)
ガヴリール「これを発明する頭脳をもっと別のところで活かせよ……」
ガヴリール(私たちは狂信者に踊らされていたわけだけど……お互いに向けられた感情は本物だったんだ)
ヴィーネ「でも……これは、本物だったのよね」
ガヴリール(発電機はだったが……キマシパワーメーターだけは違った)
ガヴリール(女の子が女の子と触れ合う際に生じる感情の高ぶりを読み取る機械は……本物であった)
ガヴリール「これを発明する頭脳をもっと別のところで活かせよ……」
ガヴリール(私たちは狂信者に踊らされていたわけだけど……お互いに向けられた感情は本物だったんだ)
144: 2017/06/23(金) 02:30:02.215 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール「発電機は嘘っぱちだったからさー……なんていうんだ。同棲する必要はなくなっちゃったわけだけど……」
ヴィーネ「そうねー……」
ガヴリール「その……ヴィーネはどうしたい……?」
ヴィーネ「今から部屋探して引っ越ししてって余裕ないし……ガヴがよければ……」
ヴィーネ「このまま一緒に暮らしたい……な」
ガヴリール「ヴィーネ……!だよなっ!無駄な心配だったっ!」
ヴィーネ「そうねー……」
ガヴリール「その……ヴィーネはどうしたい……?」
ヴィーネ「今から部屋探して引っ越ししてって余裕ないし……ガヴがよければ……」
ヴィーネ「このまま一緒に暮らしたい……な」
ガヴリール「ヴィーネ……!だよなっ!無駄な心配だったっ!」
145: 2017/06/23(金) 02:32:37.211 ID:zbTvT9BE0
ガヴリール(奴がきっかけで……私とヴィーネは一線を越えた関係になれた、とも言える)
ガヴリール(そこだけは……感謝だな)
ヴィーネ「ねえガヴ……私またしたくなっちゃった」
ガヴリール「奇遇だな。私もだ、ヴィーネ」
ヴィーネ「……ガヴ」
ガヴリール「ヴィーネ……」
ちゅっ♪
ガヴリール(そこだけは……感謝だな)
ヴィーネ「ねえガヴ……私またしたくなっちゃった」
ガヴリール「奇遇だな。私もだ、ヴィーネ」
ヴィーネ「……ガヴ」
ガヴリール「ヴィーネ……」
ちゅっ♪
147: 2017/06/23(金) 02:35:56.025 ID:zbTvT9BE0
…………
……
マルティエル「まさか想定外のキマシパワーが発生するとは……あのお二方には心底驚かされました」
マルティエル「しかし……これで1KPあたりの電力をいくらほどにすればいいのかを割り出せました」
マルティエル「まずはお嬢様を百合力発電でおびき寄せ同棲に託ける」
マルティエル「その後キマシパワーメーターを用いてお嬢様の好感度を調べつつ攻略に努める……」
マルティエル「ふっ……我ながらなんという完璧なプラン……」
……
マルティエル「まさか想定外のキマシパワーが発生するとは……あのお二方には心底驚かされました」
マルティエル「しかし……これで1KPあたりの電力をいくらほどにすればいいのかを割り出せました」
マルティエル「まずはお嬢様を百合力発電でおびき寄せ同棲に託ける」
マルティエル「その後キマシパワーメーターを用いてお嬢様の好感度を調べつつ攻略に努める……」
マルティエル「ふっ……我ながらなんという完璧なプラン……」
148: 2017/06/23(金) 02:37:03.131 ID:zbTvT9BE0
マルティエル「お嬢様には既に改良型キマシパワー発電機を謎の科学者を名乗ってお渡し済み」
マルティエル「今頃お嬢様はパートナーを探していることでしょう……」
マルティエル「あとは私がお嬢様に接触すれば誘われるというもの……いざ」
ラフィエル「サターニャさーん!時代は百合力発電ですよー!」
サターニャ「……はあ?」
マルティエル「あぁっ」ビクンビクン
完☆
マルティエル「今頃お嬢様はパートナーを探していることでしょう……」
マルティエル「あとは私がお嬢様に接触すれば誘われるというもの……いざ」
ラフィエル「サターニャさーん!時代は百合力発電ですよー!」
サターニャ「……はあ?」
マルティエル「あぁっ」ビクンビクン
完☆
153: 2017/06/23(金) 02:41:23.428
良かった乙です
163: 2017/06/23(金) 08:59:25.735
乙ですわー
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