1: 2015/11/29(日) 11:42:11.800 ID:bWK9W0zo0
真「はい」

P「またどうして?」

3: 2015/11/29(日) 11:43:27.459 ID:bWK9W0zo0
真「この間僕のファンクラブのファンミーティングがあったんですけど…」

P「あぁ、そうだったな」

真「ちょうど予定が空いてたので顔を出したんです…」

4: 2015/11/29(日) 11:45:10.454 ID:bWK9W0zo0
真「はい…でも…」

P「どうしたんだ?」

真「女の人ばっかりでした…」

P「あぁ…」

7: 2015/11/29(日) 11:48:16.880 ID:bWK9W0zo0
真「それで他のみんなのファンクラブの様子はどうなんだろうと思って…」

P「なるほどな…まぁファンミーティングの様子は毎回映像によって記録されて提出されてるから見れるは見れるが…」

真「が?」

8: 2015/11/29(日) 11:50:53.301 ID:bWK9W0zo0
P「正直俺も見たことはないからな…普通のファンクラブってのがイマイチどんなものか理解はしてない」

真「そうなんですか?」

P「あぁ、ファンイベントがある時にそれぞれの代表さんと話をするくらいだ」

真「ふぅん…」

10: 2015/11/29(日) 11:54:15.086 ID:bWK9W0zo0
P「じゃあ順当に春香から行っとくか…一番普通だろうし…」

真「それはそれで失礼な気が…」

P「どれどれ…」ポチッ

ファン代表『春閣下に敬礼!』

ファン全員『『『はっ!』』』

P真「「!?」」

11: 2015/11/29(日) 11:57:31.773 ID:bWK9W0zo0
ファン代表『おい、貴様!貴様は何をしにここに来た?』

ファン『はっ!はるるんのファンミーティングに参加するためであります!』

ファン代表『貴様の命は何の為にある?』

ファン『はっ!私はとうにはるるんの為なら心臓を捧げると誓った家臣!はるるんの為に命が果てるのなら本望!』

ファン代表『それは素晴らしいな!貴様には春閣下の養分になってもらおう!』

12: 2015/11/29(日) 11:59:49.453 ID:bWK9W0zo0
ファン ♪~♪~

ファン代表『!?おい、貴様!貴様だ!貴様に言っている!貴様…何をしている!?』

ファン『はっ!はるるんの「蒼い鳥」を聴いております!」

13: 2015/11/29(日) 12:01:07.703 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン代表『貴様…なぜだ…なぜ今初期の「蒼い鳥」を聴く…」

ファン『リマスター版と比較しなければならないと思いまして…』

ファン代表『…いや、わからんな…貴様、なぜ初期の「蒼い鳥」を聴いた?』

ファン『?それは何故人ははるるんに魅了されるのかという話でしょうか?』

P ピッ

P真「「…」」

15: 2015/11/29(日) 12:05:21.114 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「何というか…」

真「少なくとも普通じゃないですよね?」

P「あぁ、こうなってくると他のファンクラブも気になってきた…」

16: 2015/11/29(日) 12:07:59.745 ID:bWK9W0zo0NIKU
真「次は誰にします?」

P「千早なんかどうだ?」

真「なんか延々音楽について語り合ってそうですね…」

P「いや、春香のを見たらアイドルの特性がそのまま出るわけじゃないみたいだぞ?」ピッ

18: 2015/11/29(日) 12:09:53.803 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン ザワザワザワザワ

P「お、今度はちゃんとミーティングっぽいな」

真「ファン層もスーツを着た男性がほとんどですね」

P「これは期待できそうだ」

19: 2015/11/29(日) 12:12:11.343 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン代表『えー、それではこれより「第72回ちーちゃんメンタル会議」を開催します。』

P「え?」

真「ファンにメンタル心配されてますよ!?」

20: 2015/11/29(日) 12:14:33.497 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン代表『まず、今週のちーちゃんのメンタルについてですが…2班!」

ファン『はい!今週のちーちゃんのメンタルは比較的安定しています!』

ファン代表『なるほど、先週マイナーな週刊誌ではあったがマイナス記事を書かれたことは大丈夫だったか…』

P「そんなことまで…」

24: 2015/11/29(日) 12:16:03.650 ID:bWK9W0zo0NIKU
真「大体一ファンに千早のメンタルをどうこうできるとは…」

P「いや、それが…」

真「どうしたんですか?」

P「俺もそう思って資料を確認したんだが…この代表、精神外科の権威らしい…」

真「は?」

25: 2015/11/29(日) 12:18:05.202 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「他にも心理学者やカウンセラーの専門家が多数在籍している…」

真「プロ集団じゃないですか!?」

ファン『懸念すべき案件が一つ…』

ファン代表『どうした?72班!』

真「どんだけ班あるんだよ!?」

27: 2015/11/29(日) 12:19:55.593 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『先日ちーちゃんは同じ事務所の天海春香にインターネットの使い方を教えてもらったそうです!』

P「?それの何が問題なんだ?」

ファン代表『それはマズイな…』

ファン『はい、2ちゃんねるで「72」「まな板」「壁」などのキーワードを見て落ち込む危険性が…』

P「いや、考えすぎだろ!?」

真「あんたたちの方が失礼だよ!?」

28: 2015/11/29(日) 12:24:01.430 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「ダメだダメだ!次次!」

真「雪歩とかはどうでしょう?」

P「そうだな、雪歩のとこなら…」ピッ

ファン代表『…その時、我らが主…聖天使ユキホエル様は…おっしゃられたのです…』

31: 2015/11/29(日) 12:26:30.023 ID:bWK9W0zo0NIKU
真「…プロデューサー…これ違います…新興宗教のVTR流しちゃってます…」

P「…いや、真…これは雪歩のファンクラブだ…ユキホエルって言ってるだろ…」

真「…僕の友達に神様は居ませんよ?」

P「違う…聖天使ユキホエルだ…」

真「もちろん天使もいません…」

32: 2015/11/29(日) 12:28:39.317 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「でもみんな雪歩のイメージカラーの白い服を着てるし…」

真「プロデューサー…あれは白い服じゃなくて白装束です…全身真っ白ですし…顔まで白い仮面つけてます…」

ファン『おじょ…主よ!愚かな我らを救いたまえ!』

真「あきらかに『お嬢』って言いかけてるんですけど…」

P「気のせいだ」

34: 2015/11/29(日) 12:31:27.295 ID:bWK9W0zo0NIKU
真「なんか、仮面からはみ出た部分に傷が見える人がいるんですけど…」

P「…気のせいだ」

真「じゃあ白い服の下がうっすら透けて龍が見えるのも?」

P「龍は空想上の生き物だからな、気のせいだ…」

38: 2015/11/29(日) 12:33:32.958 ID:bWK9W0zo0NIKU
真「正直雪歩でダメなら後は…」

P「もう嫌な予感しかしないが見よう…次は…伊織か…」ピッ

ファン『くぎゅううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううううう!?』

39: 2015/11/29(日) 12:34:53.772
りっちゃんとやよいファンはみんな大丈夫だって信じてる

40: 2015/11/29(日) 12:35:11.938 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『踏んでください!踏んでください!』

ファン『ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございま…』

P ピッ

真「えっと、次は…」

41: 2015/11/29(日) 12:37:49.219
意外と亜美真美ファンが一番まとも

42: 2015/11/29(日) 12:37:54.667 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「あずささんはどうだ?」

真「…会場にたどり着けるんでしょうか?」

P「だからアイドルの特性がそのまま出るわけじゃないって…」ピッ

ファン ザワザワザワザワ

P「ほら見ろ、ちゃんと集まってる」

43: 2015/11/29(日) 12:38:58.677 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『代表!あずささん、2丁目交差点で確認されました!』

ファン代表『よし、そのまま律子さんにほうこ…』

ファン『だ、代表!あずささんの反応が…消えました…』

ファン代表『なん…だと…』

44: 2015/11/29(日) 12:39:40.243 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「なんか対策本部みたいになってるな…」

真「これはファンクラブなんでしょうか?」

P「まぁ、ある意味おっかけではある…」

45: 2015/11/29(日) 12:41:05.637 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「次は貴音か…」

真「個人的には一番気になりますね…」

P「確かに未知数ではあるな…」ピッ

46: 2015/11/29(日) 12:42:46.212 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『…』

P「なんだ?全員無言だぞ?」

真「これがまだまともに見えるあたりだいぶ毒されてきてますね…」

48: 2015/11/29(日) 12:43:40.397 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『…』

P「しかし、喋らないな…」

真「まさかテレパシーで会話してるんじゃ?」

P「まさか…」

49: 2015/11/29(日) 12:44:47.446 ID:bWK9W0zo0NIKU
店長「はい、ヤサイニンニクアブラカラメマシマシ!」

P「いや、会場二十郎じゃないか!?」

ファン ズルルルルルルルルルル

50: 2015/11/29(日) 12:45:33.230 ID:bWK9W0zo0NIKU
真「みんなでラーメン食べ始めましたよ…」

P「カオスだな…」

貴音 ズルルルルルルルルルル

P「いや、お前もいんのかよ!?」

52: 2015/11/29(日) 12:46:40.816 ID:bWK9W0zo0NIKU
真「本人がいるのになんでこんなに静かなんでしょうか?」

貴音(私語はロット乱しの原因ですから…)

P「こ、こいつ…」

真「脳内に直接!?」

53: 2015/11/29(日) 12:48:32.413 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「もういい…次は美希だ」ピッ

ファン『はっ!はっ!はっ!はっ!』

真「なんだ?空手の道場みたいな掛け声が…」

56: 2015/11/29(日) 12:49:54.461 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『はっ!はっ!はっ!はっ!』

P「違う…おにぎりだ!おにぎりを握ってるんだ!」

57: 2015/11/29(日) 12:50:43.221 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『はっ!はっ!はっ!はっ!』

ファン代表『おいてめぇら!そんなもんでおにぎりになると思ってんのかぁ!』

ファン『はぁい!』

P「いや、なるだろ!」

真「おにぎりをなんだと思ってるんだ…」

58: 2015/11/29(日) 12:51:15.590
昼が麺づくりとおにぎりだった俺にタイムリーなスレ

59: 2015/11/29(日) 12:51:39.285 ID:bWK9W0zo0NIKU
美希『あんまりおにぎりを舐めないでほしいの!』

P「お前も参加してんのかよ!」

美希『甘いの…考えが甘すぎるの…おにぎりは塩っ気があってなんぼなの!』

真「あんまりうまいこと言えてないし…」

60: 2015/11/29(日) 12:53:40.049 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「この分だと響も自分のファンクラブに参加してるんじゃ…」

真「ありえない話じゃないですね…」

P「確かめてみよう…」ピッ

61: 2015/11/29(日) 12:57:15.507 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン代表『オラァ!』バキッ

ファン『ぐはぁ!』

P真「「!?」」

63: 2015/11/29(日) 12:58:21.905 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン代表『おい、立てゴラァ!』

ファン『うっ…ぐぅぅ…』

真「何があったんでしょうか?」

P「大の男がしばかれるって中々ないぞ…」

64: 2015/11/29(日) 12:59:31.266 ID:bWK9W0zo0NIKU
ハム蔵『ヂュヂュイヂュイ!』

真「ん?なんでハム蔵が?」

ファン代表『か、会長!』

P「お前が会長なのかよ!」

66: 2015/11/29(日) 13:01:37.686 ID:bWK9W0zo0NIKU
真「会話とかどうするんですかね?」

オウ助『オイ、ソノヘンニシトケ!』

P「オウ助が同時通訳してるぞ」

67: 2015/11/29(日) 13:02:37.343 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン代表『し、しかし…』

ハム蔵『ヂュイ!』バキッ

ファン代表『ぐはっ!?』

P「殴られた!?」

真「なんで!?」

68: 2015/11/29(日) 13:03:39.682 ID:bWK9W0zo0NIKU
ハム蔵『ヂュヂュイヂュイ…』

オウ助『テメー、コナイダソトデオレニアイサツシテキタダロ…』

ファン代表『は、はい…』

69: 2015/11/29(日) 13:05:04.024 ID:bWK9W0zo0NIKU
ハム蔵『ヂュイ!ヂュイ!ヂュイ!ヂュイィィ!』バキッバキッバキッドガァァン

オウ助『ヒビキチャンガ!キヅイタラ!ドウスルンジャ!ボケェェェエ!』

ファン代表『はい!ぐはっ!すいませ…ぐぅ…すいません!』

P真「「…」」

70: 2015/11/29(日) 13:06:31.429 ID:bWK9W0zo0NIKU
ハム蔵『ヂュイ?ヂュヂュイヂュイ?』

オウ助『ナンダ?ヒビキチャンハソンナコトニモキヅカナイアホノコダトデモイイタイノカ?』

ファン代表『いえ!響ちゃんは純粋なだけであります!」

ハム蔵『ヂュイヂュイ…ヂュイ!』

オウ助『ワカッテンジャネーカ…ツギカラキヲツケロヨコラ!』

ファン代表『はい!申し訳ございませんでした!』

71: 2015/11/29(日) 13:08:14.312 ID:bWK9W0zo0NIKU
ハム蔵『ヂュヂュイ?ヂュイヂュヂュイ?』

オウ助『ソレデ?コノオトコガウラギリモノカ?』

ファン代表『はい、響ちゃんをいじめてから洗脳する類のSSを書いていました!』

P「それだけで…」

真「厳しすぎる…」

73: 2015/11/29(日) 13:09:38.918 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『ゆ、許してくれ…』

ハム蔵『ヂュヂュイヂュヂュイ…?』

オウ助『ヒビキチャンニシギャクシンヲシゲキサレルノハヨクワカル…』

P「ハム蔵は難しい言葉を知ってるなぁ…」トオイメ

真「現実逃避するのはやめてください…」

75: 2015/11/29(日) 13:12:06.654 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『じゃ、じゃあ…』

ハム蔵『ヂュイ!ヂュヂュイヂュイ!』

オウ助『シカシ!ダカラトイッテソレヲユルスワケニハイカナイ!』

ファン『そ、そんな…』

78: 2015/11/29(日) 13:16:29.030 ID:bWK9W0zo0NIKU
ハム蔵『ヂュヂュイヂュイ』

オウ助『オイ、ぶたた、ウラデカワイガッテヤレ』

ブタ太『ブウ!』

オウ助『ヘイ!』

ファン『や、やめ…うわぁぁぁあん!?』

バタン

真「何をされるんだろう…」

80: 2015/11/29(日) 13:17:23.186 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『会長!』

ハム蔵『ヂュイ?』

オウ助『コンドハナンダ?』

P「俺たちが聞きたいよ…」

81: 2015/11/29(日) 13:18:37.076 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『2ちゃんねるに響ちゃんのことを「臭そう」「ぼっち」と書いていた男を捕まえました!』

男『な、なんなんだ?』

真「早く逃げて!」

P「殺されるぞ!」

82: 2015/11/29(日) 13:20:26.328 ID:bWK9W0zo0NIKU
ハム蔵『…ヂュヂュイ』

オウ助『…キサマノツミハオモイナ』

男『は?ハムスターとオウムに何が…』

ファン『貴様!口を慎め!』

ファン代表『会長様の前だぞ!』

83: 2015/11/29(日) 13:21:46.170 ID:bWK9W0zo0NIKU
ハム蔵『ヂュイヂュヂュイヂュ、ヂュヂュヂュヂュ』

オウ助『オイ、オマエラオチツケ』

ファン代表『し、しかし…』

85: 2015/11/29(日) 13:22:35.619 ID:bWK9W0zo0NIKU
ハム蔵『ヂュイヂュイヂュヂュイ…』

オウ助『オイ、コゾウ、オレハナ、ヒビキチャンガウマレタトキカラソバニイルンダ…』

真「え?でもハムスターの寿命って…」

P「真…それ以上はいけない…」

86: 2015/11/29(日) 13:23:36.901 ID:bWK9W0zo0NIKU
ハム蔵『ヂュイヂュヂュイヂュイ?ヂュイヂュヂュイ?』

オウ助『オレニトッチャムスメミタイナモンダ、ソノムスメガクサイダト?ハブラレテボッチダト?』

ハム蔵『ヂュイヂュヂュイヂュイ!!』ダンッ

オウ助『フザケルンジャネェ!』ダンッ

P「そうだそうだ!」

真「それに関しては言ってやれ!」

87: 2015/11/29(日) 13:25:09.873 ID:bWK9W0zo0NIKU
男『ふ、ふん…ハムスター風情に何が…』

ハム蔵『ヂュイ…ヂュイ!』

オウ助『わにこ…ヤレ!』

ワニ子『ゴオォォ!』

男『え?ちょっ…待っ…ぎぃやぁぁぁぁあ!?』

ザチュズチュゾチュ

P真 ブルブルブル

88: 2015/11/29(日) 13:26:05.452 ID:bWK9W0zo0NIKU
ハム蔵『ヂュイヂュヂュイ』

オウ助『アトシマツハマカセタゾ』

ファン『へい!』

P「響の身内で良かった…」

90: 2015/11/29(日) 13:26:40.128 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン代表『あ、会長!例の「プロデューサー抹殺計画」ですが…」

P「…」

真「抹殺されるらしいですよ?」

92: 2015/11/29(日) 13:27:43.109 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「なんでだ!?なんで俺が…」

ハム蔵『ヂュイヂュイヂュヂュイ…』

オウ助『アア、レイノヒビキチャンニタイスルせくはらガヒドイぷろでゅーさーダナ…』

真「…してたんですか?」

P「反応が可愛いから…つい…」

94: 2015/11/29(日) 13:28:17.495 ID:bWK9W0zo0NIKU
ハム蔵『ヂュイヂュイヂュヂュイヂュイ』

オウ助『アレニカンシテハヒビキチャンガソコマデイヤガッテイナイコトガハンメイシタカラナ、ミオクルコトニシタ』

P「やったぁぁぁぁぁぁあ!!」

真「良かったですね…」

95: 2015/11/29(日) 13:28:56.201 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「これからも響にセクハラできるぞぉ!」

ポパピプペ

P「ん?」

真「あ、もしもし響?ハム蔵に…」

P「やめてぇぇえ!」

97: 2015/11/29(日) 13:30:16.766 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『ぐへへ…アレを…アレをくれよぉ…』

P「なんか危ないやつが出てきたぞ?」

真「プロデューサーが言いますかね?」

98: 2015/11/29(日) 13:31:04.504 ID:bWK9W0zo0NIKU
ハム蔵『ヂュイ?』

オウ助『ブツハアンノカ?』

P「おいおい、別の意味で物騒じゃないか?」

99: 2015/11/29(日) 13:31:53.395 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『ぐへへ…こ、これを…』

真「なんだ、ひまわりの種じゃないか」

P「これで何と交換するんだ?」

ハム蔵 ペロッ

ハム蔵『ヂュイヂュヂュイ、ヂュヂュヂュヂュイ』

オウ助『ドウヤラホンモノノヨウダナ、ヨシクレテヤレ』

100: 2015/11/29(日) 13:32:46.809 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『あぁぁ…早く…早く…』

P「い、いったい何を…」

ねこ吉 スッ

真「あれは…スピーカー?」

101: 2015/11/29(日) 13:33:46.572 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『も、もう我慢が…』

ハム蔵『ヂュイヂュイヂュヂュイ…ヂュイ』

オウ助『ソウアセルナ…ホラ、タップリキカセテヤルヨ』ポチッ

響『くぃどぅるるるくぃどぅるるるくぃどぅるるるくぃどぅるるるくぃどぅるるる』

102: 2015/11/29(日) 13:34:37.186 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『あぁ…これだよ…これだ…あぁ…』

P「響の声をやばい薬みたいに言うんじゃない!」

真「いや、でもちょっと気持ちわかるかも…」

104: 2015/11/29(日) 13:35:41.260 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「ダメだダメだ!こんなの全然アイドルのファンクラブじゃない!」

真「アイドルのファンクラブじゃない…あ、プロデューサー!そういえば律子のファンクラブってどうなってるんですか?」

106: 2015/11/29(日) 13:36:22.995 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「ん?どうなってるって?」

真「ほら、一応律子はアイドル引退したことになってるじゃないですか?ちょくちょく復帰しますけど…ファンクラブの方はどうなってるのかと思って…」

109: 2015/11/29(日) 13:37:38.768 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「あぁ、そうだな、律子は厳密に言えばファンクラブが2つある」

真「2つも!?」

110: 2015/11/29(日) 13:39:34.393 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「あぁ、デビュー時に作られた公式のファンクラブと、引退した後に『りっちゃんがプロデューサーになるっていうならそれを応援する』という声に集まった非公式のファンクラブが存在していて…」

真「律子は凄いなぁ…」

P「現在対立状態にある」

真「なんで!?」

111: 2015/11/29(日) 13:40:32.002 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「公式ファンクラブの『りっちゃんをもう一度ステージへ…』と言う考えと非公式ファンクラブの『りっちゃんが好きならりっちゃんの夢を応援するのが真のりっちゃんファン』という考えが対立してな…」

真「人気なのも考えものですね…」

112: 2015/11/29(日) 13:41:32.730 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「でもこの間の会合でとうとう両リーダーが話し合いの場を設けたらしいからな、解決の日も近いだろうし…見てみるか」ポチッ

公式ファンクラブ代表『うおりゃぁぁぁぁぁぁあ!』ズガガガガガガ

非公式ファンクラブ代表『氏ねゴラァぁぁぁぁぁぁあ!』ズバババババババ

真「…『解決の日も近い』?」

P「…」

113: 2015/11/29(日) 13:42:23.434 ID:bWK9W0zo0NIKU
公式ファンクラブ会員『りっちゃんはエビフリャーが最高なんじゃぁぁぁぁぁぁあ!』ドカァァァァァアン

非公式ファンクラブ会員『パイナポーも最高だろうがぁぁぁぁぁぁあ!?』ズバァァァァア

真「本当にさっきみたいな信念があるんですか!?髪型の好みしか言ってませんよ!?」

P「いや、重要な問題だ…」

真「えぇ…」

114: 2015/11/29(日) 13:43:31.148 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「まぁ、こういう風にファン同士で対立してしまうところもあるということだ」

真「それで言うと亜美真美なんか凄そうですね…」

P「それが意外と問題ないんだ、あそこは合同のファンクラブでな、『亜美真美法度』という鉄の掟がある」

116: 2015/11/29(日) 13:44:50.314 ID:bWK9W0zo0NIKU
真「どんな内容なんですか?」

P「第1条、亜美を愛す者、同様に真美を愛するべし。真美を愛する者、同様に亜美を愛するべし。これができてこそ真の兄(c)である!」

真「す、凄いのか凄くないのかよくわからない…」

118: 2015/11/29(日) 13:46:17.689 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「第2条、YES、口Oータ。NO、タッチ」

真「それ今言う必要ありましたか!?」

P「以上だ」

真「少なっ!?もうほとんど『私は口Oコンです』って言ってるだけじゃないですか!」

119: 2015/11/29(日) 13:47:30.073 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「そんなこと俺に言われても…」

真「とりあえずVTR見せてください!」

P「いや…それが…」

120: 2015/11/29(日) 13:48:23.079 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「いや…亜美と真美のファンクラブについては映像の提出はないんだ…」

真「え?どうしてですか?」

P「俺も気になってどうしてですか?って聞いたんだがな…」

ファン代表『それって強制ですか?そうじゃないなら別にいいですよね?』

P「…って」

121: 2015/11/29(日) 13:49:12.207 ID:bWK9W0zo0NIKU
真「なんか怪しい人ですね…大丈夫なんですか?」

P「うーん、俺もハイエースさんについては職業が漫画家ってことしか知らないからなぁ…」

真「ハイエースさん?」

123: 2015/11/29(日) 13:50:27.456 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「ん?あぁ、俺が亜美と真美のファンクラブの代表さんにつけてるあだ名だよ、ファンイベントとかの打ち合わせの時に毎回ハイエースで来るからな」

真「へぇ、なんていう漫画家さんかはわからないんですか?」

P「あぁ、仕事の都合上教えられないらしい」

125: 2015/11/29(日) 13:51:04.364 ID:bWK9W0zo0NIKU
真「そんなに人気の漫画家なんですかね?」

P「なんでもあのONE PIECEに関わっているらしい」

真「えぇ!?本当ですか?」

128: 2015/11/29(日) 13:51:43.385 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「代表作はなんですか?って聞いたら…」

ファン代表『本当は内緒ですけど…「わんぴいす」です』

P「…って」

真「すごいじゃないですか!ONE PIECEなら絶対ちゃんとした人ですよ!」

129: 2015/11/29(日) 13:52:18.424 ID:bWK9W0zo0NIKU
P「しかし、そうなると後残るは…」

真「うーん…あ!プロデューサー、やよいがいるじゃないですか!」

P「うーん…やよいもなぁ…雪歩みたいなことになってそうだけど…」

真「流石に同じ事務所に2人も聖天使はいませんよ…」

P「じゃあ見てみるか?」ポチッ

131: 2015/11/29(日) 13:53:26.346 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン代表『諸君!本日も集まってくれてありがとう!』

ファン全員『うぉぉぉお!』

真「す、凄い熱気だ…」

P「格好も普通だし、これは期待できるぞ」

133: 2015/11/29(日) 13:54:00.577 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン代表『それでは本日の作戦を発表する!』

真「ん?作戦?」

ファン代表『まず、1班は裏手から回り込み…』

真「…親睦を深めるためにサバイバルゲームでもするんですかね?」

P「そんな雰囲気でもないような気が…」

134: 2015/11/29(日) 13:55:09.295 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン代表『本日のやよいちゃんの狙いは1袋5円のもやし!ここまでの最短ルートを我々が作るのだ!』

P「スーパーの特売かよ!?」

135: 2015/11/29(日) 13:55:53.513 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン代表『いいか?やよいちゃんが我々に気づくとおそらく罪悪感で氏んでしまう…くれぐれもバレないように作戦を遂行するのだ!』

ファン全員『はっ!』

真「そんな大げさな…」

137: 2015/11/29(日) 13:57:36.730 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン『すいません!代表!』

ファン代表『なんだ?どうした?』

ファン『このチラシにはもやしは「お一人様3袋まで」と…やよいちゃんの家族の分は明らかに足りません!』

ザワザワ
オイ.ホントダ!
ドウスルンダ?

真「すごいパニックだ…」

P「っていうかそれくらい事前に気づけよ…」

138: 2015/11/29(日) 13:58:28.664 ID:bWK9W0zo0NIKU
ファン代表『落ち着け!』

ピタッ

ファン代表『そんなこともあろうかと…この方々に来ていただいている』

千早『今日はよろしくお願いします』

真「いや、千早…何してんの?」

140: 2015/11/29(日) 13:59:36.868 ID:bWK9W0zo0NIKU
響『自分たちが偶然を装ってやよいと合流するさー…』

P「響まで…何してんだあいつら?」

ファン『おぉ!?』

ファン『あ、あれは…』

ファン『伝説のやよいちゃんファンクラブ名誉会員!』

P「お前らも会員だったのかよ…」

141: 2015/11/29(日) 14:00:23.092 ID:bWK9W0zo0NIKU
伊織『あんたたち!?氏ぬ気で頑張りなさいよ!?』

ファン『くぎゅうぅぅぅぅぅぅう!?』

真「伊織!?自分のファン連れてきてるでしょ!?」

142: 2015/11/29(日) 14:01:04.618 ID:bWK9W0zo0NIKU
響『覚悟はいいかー!?』

ファン全員『おぉぉぉ!!』

千早『我らが天使ヤヨイエルの名の下に…』

P「おい、また天使出てきたぞ?」

143: 2015/11/29(日) 14:01:33.494 ID:bWK9W0zo0NIKU
店員『え~ただいまより~タイムセールを~…』

伊織『突入よ!』

ファン全員『うぉぉぉお!!』ドドドドドド

真「…プロデューサー」

P「ん?」

真「僕、このままでいいです…」

P「…そうだな」

終わり

144: 2015/11/29(日) 14:01:57.437
おかしいのはファンだけではなかった

145: 2015/11/29(日) 14:02:07.856

146: 2015/11/29(日) 14:02:12.754
乙、面白かった

149: 2015/11/29(日) 14:02:28.999
乙!
響編長かったのなんでなんだw

150: 2015/11/29(日) 14:03:50.152 ID:bWK9W0zo0NIKU
響編が長くなったのはハム蔵のをオウ助が同時通訳していたためです

確かに響も好きですが、贔屓したわけではありません

てんつくてんつくちんとんしゃんの部分だけ繰り返し聴いたりしていますが全く関係ないです

引用元: P「は?みんなのファンクラブの様子を見たい?」