1: 2020/08/24(月) 21:10:11.556 ID:DCJcEt8d0
勇者「学校は楽しいか?」

息子「うん、楽しいよ!」

勇者「学校ではどんな感じなんだ?」

息子「なんたってボクは魔王を倒した勇者の息子だからね。みんなの模範になるよう行動してるよ!」

妹「お兄ちゃん、すごーい!」

勇者「まあ、そこまで肩肘張る必要もないんだけどな」

勇者「そうだ、たまには一緒に風呂入らないか? 背中流してくれよ」

息子「ううん、ボク風呂には一人で入りたいから」

勇者「そうか……」

妻「もうそういう年頃なのよ」

3: 2020/08/24(月) 21:13:09.786 ID:DCJcEt8d0
<学校>

リーダー「よう、勇者の息子くん」

息子「!」ビクッ

リーダー「また勇者ごっこやろうぜぇ~? もちろん、お前が勇者な!」

息子「いや、ボクは……」

リーダー「いいからやれよ!」ガシッ

手下A「へへへ……」

手下B「仲良く遊ぼうぜ!」

5: 2020/08/24(月) 21:16:18.608 ID:DCJcEt8d0
リーダー「しっかり押さえてろよ……」

手下A「はい!」

リーダー「魔王の攻撃ィ! オラッ!」ドゴッ!

息子「ぐむっ!」

リーダー「もいっちょ!」ドゴッ!

息子「う……うげぇぇっ!」ビチャビチャッ

リーダー「ギャハハきったねー! この勇者、ゲロ吐いたぞ! 勇者じゃなく吐者じゃん!」

手下A「ワハハハハ!」

手下B「勇者大ピィーンチ!」

息子「げほっ、げほっ……」

7: 2020/08/24(月) 21:19:28.862 ID:DCJcEt8d0
<家>

息子「はい、お弁当箱」

妻「あら、今日も全部食べてくれて」

息子「うん、お母さんの弁当おいしいもん!」

妹「いいなぁ。お兄ちゃん、なにが一番おいしかったの?」

息子「えぇと……ソーセージかな」

妻「あら? 今日はソーセージなんか入れてないけど」

息子「そうだったっけ? アハハハ……」

8: 2020/08/24(月) 21:22:23.618 ID:DCJcEt8d0
<学校>

リーダー「勇者の息子く~ん、今日もお弁当かな?」

息子「う、うん……」

リーダー「中身チェーック! おいおい、ずいぶん質素な弁当だな」

リーダー「こんな弁当は勇者の息子に相応しくない!」パッ

息子「やめ……」

リーダー「つーわけで、いつも通りゴミ箱にドーン!」ベチャッ

手下A「ハハハ……」

手下B「ナイッシューッ!」

息子「……!」

10: 2020/08/24(月) 21:26:02.354 ID:DCJcEt8d0
<家>

息子「お母さん」

妻「んー?」

息子「お母さんは賢者としてお父さんとペア組んで、魔王を倒したんだよね」

妻「そうよー」

息子「じゃあ、頭よかったんだ」

妻「まあねー、だけどあんたも学校の成績いいじゃない」

妻「あんたの年だとまだ魔法は習えないけど、きっと魔法の才能もあるわよ」

息子「うん、そうだといいな」

11: 2020/08/24(月) 21:29:20.788 ID:DCJcEt8d0
<学校>

教師「この問題分かる者はいるか?」

息子「はいっ!」

教師「答えてみろ」

息子「7です!」

教師「正解だ! よく勉強してるな!」

リーダー「……」

手下A「……」

手下B「……」

13: 2020/08/24(月) 21:32:27.977 ID:DCJcEt8d0
リーダー「さっすが勇者の息子さんは頭もよろしいこって」

息子「なんだよ……」

リーダー「いやいや、その素晴らしい頭を叩いたら、いったいどんな音がするかと思いましてね」

リーダー「それっ」ゴンゴン

息子「!」

リーダー「お~、いい音がしますなぁ。中身がたっぷり詰まってる証拠!」ゴンゴン

リーダー「次はグリグリしてみるか。もっと強く!」グリグリ

息子「……っ!」

手下A「アハハハ」

手下B「まるでスイカだな」

14: 2020/08/24(月) 21:36:41.232 ID:DCJcEt8d0
<家>

息子「お父さんは魔王を倒して、王国のみんなを守ったんだよね。すごいなぁ」

勇者「どうしたいきなり」

息子「魔王は強かったんでしょ? 逃げたいと思わなかったの?」

勇者「……そりゃあ、俺も勇者だからな」

勇者「逃げようなんて思わなかったさ! うん! ハッハッハ!」

息子「そうだよね……」

息子(勇者は逃げちゃいけないんだ。だから当然、その息子だって……)

15: 2020/08/24(月) 21:39:28.911 ID:DCJcEt8d0
<学校>

リーダー「おーい、勇者の息子!」

息子「!」ビクッ

リーダー「今日も放課後勇者ごっこしようぜ、絶対逃げんなよな!」

息子「う、うん……」

手下A「勇者様の息子が逃げるわけねーよなー」

手下B「国を救った英雄だもんな!」

16: 2020/08/24(月) 21:42:20.671 ID:DCJcEt8d0
リーダー「魔王の攻撃ィ!」

リーダー「オラッ! オラッ! ――オラァッ!」

ドズッ!

息子「ぐ……げぇぇぇっ!」ビチャビチャッ

リーダー「よっしゃ! これでゲロ三回達成!」

手下A「新記録だ!」

手下B「次は四回目指しましょう!」

アハハハハ…

18: 2020/08/24(月) 21:46:12.114 ID:DCJcEt8d0
ある日――

息子「……」フゥ…

妹「あれ、お兄ちゃん? どうしたのー?」

息子「あ、いや、なんでもないよ」

妹「どこ見てたの?」

息子「ああ……あの塔を見てたんだよ」

妹「ああ、高いよねー。昔は魔物のそうくつだったみたいね」

19: 2020/08/24(月) 21:49:13.241 ID:DCJcEt8d0
息子「あの塔のてっぺんから飛び降りたら、どうなるかな」

妹「そんなの氏んじゃうよ!」

息子「飛び降りて氏ぬのは、勇気っていうのかな?」

妹「いわないよ!」

息子「そうだよね……勇者はそんなことするわけないよね」

息子「よし、そろそろご飯だ。帰ろう!」

妹「……?」

20: 2020/08/24(月) 21:52:14.821 ID:DCJcEt8d0
妹「おとーさん、おとーさん」

勇者「ん、どうした?」

妹「あのね……さっき……」

勇者「?」



――――

――

22: 2020/08/24(月) 21:56:14.860 ID:DCJcEt8d0
勇者「おーい」

息子「どうしたの、お父さん」

勇者「たまには二人で散歩でもしないか」

息子「どうしたの、急に?」

勇者「いやぁ、いい天気だからさ。たまにはいいだろ?」

息子「う、うん」

息子(ボクがいじめられてること、バレたわけじゃないよな)

息子(勇者の息子がいじめられてるなんて、絶対バレちゃいけないんだ)

23: 2020/08/24(月) 21:59:13.876 ID:DCJcEt8d0
勇者「お、見ろ。川で魚が泳いでるぞ」

息子「みんな、楽しそうだね」

勇者「お前も学校は楽しいか?」

息子「……前にもいったじゃない。楽しいって」

勇者「そっか、そうだよな」

勇者「ついでにもう一つ。お前は……勇者の息子で幸せか?」

息子「!」

24: 2020/08/24(月) 22:02:47.827 ID:DCJcEt8d0
息子「そんなの……幸せに決まってるじゃん!」

息子「ボク、お父さんを本当に尊敬してるんだから!」

勇者「なんで?」

息子「だってお父さんは……魔王を倒した英雄だから……」

勇者「だけど、俺だって情けないエピソードはいっぱいあるんだ」

勇者「こないだは見栄張って、“逃げなかった”なんていったけど、ホントは敵から逃げたことなんていくらでもある」

勇者「敵が強くて支援役の母さんに助けを求めることなんてしょっちゅうだったし」

勇者「竜に背を向けて、尻に火を浴びたこともある。あれは熱かった……」

息子「そんなの……ウソだよ」

勇者「ウソじゃないさ。証人なんていくらでも用意できるぞ」

息子「だけど……」

26: 2020/08/24(月) 22:05:50.151 ID:DCJcEt8d0
勇者「まあ、いいたいことは、勇者なんてそんな大それたもんじゃないってことさ」

息子「……」

勇者「だから、ここではっきりさせておくぞ」

勇者「俺はこんな勇者なんて肩書きよりも、お前や母さんや妹の方が大事だ」

息子「!」

勇者「お前のためなら、俺はいつだって勇者をやめてやる。今すぐやめたっていい」

息子「そんなのできるわけ……」

勇者「できるさ。陛下……王様のところに行って、称号を取り消してもらえばいい」

勇者「それだけ、いっておきたかったんだ」

息子「……」

27: 2020/08/24(月) 22:08:32.683 ID:DCJcEt8d0
息子「うっ……」

勇者「ん?」

息子「あうう、あううう……」

息子「うっ、うっ、うっ……」

息子「うあああああ~~~~~~~~~~~~~~~ん!!!」



――――

――

28: 2020/08/24(月) 22:12:25.923 ID:DCJcEt8d0
その夜――

ガサゴソ…

勇者「……」スチャッ ジャキッ

妻「あなた、久しぶりに鎧と剣なんか装備してどこ行くの?」

勇者「決まってるだろ。あいつをいじめてた子供らを叩きのめしに行く」

勇者「もしかしたら、勢い余って頃してしまうかもしれん」

妻「……」

30: 2020/08/24(月) 22:15:40.298 ID:DCJcEt8d0
妻「子供の喧嘩に親が出るの?」

勇者「多勢でよってたかって一人を虐げる行為に、大人も子供もあるのか?」

妻「相手の親が出てくるわ」

勇者「ここまできて、今更大人のお付き合いをしようなんて思わない。邪魔するなら容赦はしない」

妻「勇者称号は確実に剥奪されるわよ」

勇者「自分の子供が“氏にたい”とまで思ったのに、何もしないのがあるべき勇者の姿ってんなら」

勇者「俺は勇者じゃなくていい」

妻「……」

勇者「俺は……はっきりいって、かつて倒した魔王より、あいつをいじめた子供達の方が憎いよ」

勇者「それに、あいつの悩みに気づいてやれなかった自分自身もな」

勇者「自分の子供も守れないで、なにが勇者だ」

33: 2020/08/24(月) 22:18:42.353 ID:DCJcEt8d0
勇者「それでも止めるつもりか?」

妻「まさか。勢いだけの行動かどうか確認したかっただけ」

妻「あなたがやらないなら、私がやってたでしょうし」

妻「さっき、全て話してくれたあの子のアザだらけの体を見た時のショックときたらなかったわ」

妻「魔法で傷は治したけど、心の傷は一生残る。私だって許せない」

勇者「……」

妻「私も一緒に行きましょうか?」

勇者「いや、一人でいい。行ってくる」

35: 2020/08/24(月) 22:22:12.983 ID:DCJcEt8d0
息子「お父さん、ちょっと待って!」

勇者「ん?」

妻「あら?」

息子「どこに行くの?」

勇者「ああ……お前をいじめた連中に抗議をしにな」

息子「“抗議”って格好じゃないよ、それ」

勇者「……」

息子「お父さん、こんなのお父さんが出るまでもないよ」

勇者「どういうことだ?」

38: 2020/08/24(月) 22:25:16.543 ID:DCJcEt8d0
息子「あいつらは……ボクがなんとかする」

勇者「なんとかって……どうする気だ」

息子「明日、ボクが正式に決闘を申し込んでやっつける」

勇者「もういいんだ。お前は休んでろ。俺がやった方が確実だからな」

息子「お父さん……ボクはその気持ちだけで十分だよ」

息子「お父さんやお母さんがボクのために怒ってくれた……それだけで十分なんだ」

息子「それにさっきの“お前のためなら勇者をやめてもいい”って言葉、本当に嬉しかった」

息子「だからもう、ボクも吹っ切れたよ。もう遠慮しない。ボクがあいつらを倒す!」

勇者「……」

39: 2020/08/24(月) 22:28:29.258 ID:DCJcEt8d0
妻「あなた」

勇者「……分かった。今夜は出かけるのをやめよう」

息子「ありがとう、お父さん!」

勇者「だけどな、お前がまた酷い目にあったら、俺は相手も自分も許せなくなると思う。それだけ覚えててくれ」

息子「分かってる。任せといて!」

スタスタ…

勇者「……」

妻「ここはあの子に任せましょ」

勇者「ああ……」

41: 2020/08/24(月) 22:32:31.517 ID:DCJcEt8d0
<学校>

リーダー「お、勇者の息子じゃ~ん。今日も七色に光り輝いてますねえ」

息子「……」

リーダー「あ? なんだよ、その目」

息子「今日の放課後、“ごっこ”なんかじゃない決闘をしよう」

息子「それじゃ」スタスタ

リーダー「な……!」

手下A「なんだあいつ……!?」

手下B「どうします……?」

リーダー「決まってる……ボッコボコにしてやるよォ!」

42: 2020/08/24(月) 22:37:14.363 ID:DCJcEt8d0
放課後――

ヒュゥゥゥゥ…

リーダー「場所はここでいいか。人通りもねえしな」

リーダー「で? なんでいきなり決闘なんて思い立ったんだよ? 頭がイカれたのか?」

息子「ボクは……勇者の息子だ」

息子「勇者の息子は、お前なんかに負けないってことを証明するためだ!」

リーダー「上等だよ、七光りちゃんよォ」

リーダー「俺はな、たかが魔王倒したぐらいでチヤホヤされてる勇者ってのがずっとムカついてたんだよ」

リーダー「家柄はこっちのが上だってのによ」

息子「フフ……」

リーダー「なんだよ?」

43: 2020/08/24(月) 22:40:17.572 ID:DCJcEt8d0
息子「いや、君も……お父さんやお母さん思いだったんだなって」

リーダー「……!」ビキッ

リーダー「タイマンだ! やってやる!」

リーダー「今まではいじめがバレねえようチマチマやってたが、今日は徹底的にボコしてやる!」

リーダー「もうすぐ鐘が鳴る……そしたら決闘だ!」

息子「うん、分かった」

リーダー(分かってんな)チラッ

手下A(はい、もちろんタイマンなんて大嘘!)

手下B(即俺らがあいつを捕まえるんで、思う存分殴って下さい!)

44: 2020/08/24(月) 22:43:16.476 ID:DCJcEt8d0
カラーン… カラーン…

リーダー「鐘が鳴っ――」

息子「うおおおおおおおおおおおおおおっ!!!」ダッ

リーダー「えっ」

息子(昔、お父さんが教えてくれた……)



勇者『魔物との戦いってのはとにかく先手必勝だった』

勇者『後手に回ると、どんな攻撃を仕掛けてくるか分かったもんじゃないからな』

勇者『特に強いのが取り巻きを従えて現れた時は――強い奴を速攻で潰す! 徹底的に叩く!』

46: 2020/08/24(月) 22:46:30.763 ID:DCJcEt8d0
勇者『そしたらもう、取り巻きは飾りみたいなもんだ――』



バキィッ!

リーダー「ぐぼぉっ!」ドザァッ

息子「まだまだァ!」

息子「がああああああああああああああああっ!」

ガッ! ゴッ! バキッ! ガッ! ガツッ!

手下A「あっ……」

手下B「やべえ、助けないと!」

47: 2020/08/24(月) 22:49:14.689 ID:DCJcEt8d0
息子「……」ギロッ

手下A「ひっ!」

手下B(今助けに入ったら……次は俺らが……!)

リーダー「て、てめえら……なにして……」

息子「どこ見てんだ? お前の相手はボクだぞ!」

ゴッ!

リーダー「ぶぎゃあ!」

ガッ! ガッ! ゴッ! バキッ! ゴッ! ガンッ! ドッ! ゴッ!

49: 2020/08/24(月) 22:52:42.324 ID:DCJcEt8d0
バキッ!

リーダー「あ……が……」ビクンビクンッ

息子「……はぁ、はぁ、はぁ」

手下A「ひいいいい……」ガタガタ

手下B「あわわわわ……」ブルブル



妻「はーいストップ、そこまでよー」



息子「……お母さん!」

50: 2020/08/24(月) 22:55:41.020 ID:DCJcEt8d0
妻「ほら、どいたどいた」

息子「う、うん」サッ

リーダー「……」ビクンッビクンッ

妻「あらあら、痙攣しちゃってる」

妻「ま……いつも治してたあの人の怪我に比べればなんてことないけど。初歩の回復魔法で十分だわ」

パァァァァ…

リーダー「うう……」

手下A「すげえ……」

手下B「みるみるうちに怪我が……」

53: 2020/08/24(月) 22:58:19.306 ID:DCJcEt8d0
妻「もうすっかりよくなったわ」

リーダー「あ、あんたは……たしか……」

妻「よかったわね」ニコッ

リーダー「は……はい……」

妻「“この程度”で済んで」

リーダー「……ッ!」

妻「さあ、帰るわよ」

息子「うん」

妻「あなたたちも気をつけて帰りなさいね~」

スタスタ…

54: 2020/08/24(月) 23:01:10.685 ID:DCJcEt8d0
手下A「あ、あの……大丈夫ですか?」

手下B「もう傷はすっかり治ってますし、三人で遊びません……?」

リーダー「……」

リーダー(傷はたしかに治った……けど)

リーダー「……」ガチガチガチ

リーダー「ひいいいいいっ……!!!」

55: 2020/08/24(月) 23:03:44.464 ID:DCJcEt8d0
<家>

息子「ただいま」

妻「ただいま」

勇者「お帰り」

妹「おかえりなさーい!」

勇者「さぁ、ご飯にしようか」

息子「うんっ!」



――――

――

56: 2020/08/24(月) 23:07:21.250 ID:DCJcEt8d0
――

――

<家>

息子「ただいまー!」タタタッ

勇者「お帰り」

勇者「学校はどうだった?」

息子「うん! 今日は授業でたくさん発言したし、ボール投げでも大活躍したよ!」

妹「お兄ちゃん、やるぅ!」

息子「それじゃ、友達と遊んでくるから! 行ってきまーす!」タタタッ

57: 2020/08/24(月) 23:10:29.307 ID:DCJcEt8d0
妻「あの子、すっかり元気になったわね」

妻「いじめてた子供たちも大人しくなったっていうし……」

勇者「ああ……」

勇者(もし俺があの夜、いじめっ子たちを自分で成敗してたら、俺は今頃勇者ではなかっただろうな)

勇者「魔王を倒し、国を守った勇者である俺だが――」

勇者「今回は息子に守られてしまったな」







~おわり~

64: 2020/08/24(月) 23:16:44.629

親が偉大だと大変だよな

引用元: 勇者「学校は楽しいか?」勇者の息子「うん、楽しいよ!」