1: 2011/10/24(月) 20:25:18.63 ID:1k9WPx9S0
まどか「へ? なっ、何でですか?」
マミ「あー……今ちょっと、汚れてるというか」
まどか「そんなの気にしませんけど……」
マミ「いや、その……結構ひどいのよ」
まどか「……良かったら、掃除しましょうか?」
マミ「だっ、駄目! 近づくのも駄目! もう足の踏み場もない程だから!」
マミ「あー……今ちょっと、汚れてるというか」
まどか「そんなの気にしませんけど……」
マミ「いや、その……結構ひどいのよ」
まどか「……良かったら、掃除しましょうか?」
マミ「だっ、駄目! 近づくのも駄目! もう足の踏み場もない程だから!」
4: 2011/10/24(月) 20:27:38.62 ID:1k9WPx9S0
まどか「そ、そうなんですか?」
マミ「あっ、後で掃除しとくから……今は、とにかく我慢して?」
まどか「あ、じゃあ、その……」
マミ「……何?」
まどか「あの……銭湯に行くのは……」
マミ「………言ったでしょ? 外出は一番駄目よ」
マミ「外は危ないんだから」
まどか「はあ……」
マミ「ドタバタしてて、もう三日くらい入ってないものね……女の子だし、入りたい気持ちはわかるけど……ごめんなさいね」
まどか「こ、こっちこそワガママいってすみませんでした」
マミ「いいのよ……明日には入れるようにしておくわ」
マミ「あっ、後で掃除しとくから……今は、とにかく我慢して?」
まどか「あ、じゃあ、その……」
マミ「……何?」
まどか「あの……銭湯に行くのは……」
マミ「………言ったでしょ? 外出は一番駄目よ」
マミ「外は危ないんだから」
まどか「はあ……」
マミ「ドタバタしてて、もう三日くらい入ってないものね……女の子だし、入りたい気持ちはわかるけど……ごめんなさいね」
まどか「こ、こっちこそワガママいってすみませんでした」
マミ「いいのよ……明日には入れるようにしておくわ」
8: 2011/10/24(月) 20:29:25.28 ID:1k9WPx9S0
まどか「……はい」
マミ「じゃあ、私は学校に行ってくるわ。 お留守番お願いね」ガチャッ
まどか「わかりました。 ……いってらっしゃい」
マミ「はい、行ってきます」キィー……
まどか「…………」
バタン カチャカチャ ガチッ
まどか「はぁ……」
まどか「今日も一人か……気が滅入るなあ・・・・・・」
マミ「じゃあ、私は学校に行ってくるわ。 お留守番お願いね」ガチャッ
まどか「わかりました。 ……いってらっしゃい」
マミ「はい、行ってきます」キィー……
まどか「…………」
バタン カチャカチャ ガチッ
まどか「はぁ……」
まどか「今日も一人か……気が滅入るなあ・・・・・・」
11: 2011/10/24(月) 20:31:05.31 ID:1k9WPx9S0
…………………
カチカチ カチカチ
まどか「………そこだっ………てやっ………」
ホアチャー イケソウカナー
まどか「……おっ、弱ってきた」
クーラーエ ヒッサツケン
まどか「あっ」
キャー コレジャワラエナイヨ
まどか「ああっ、もう……パフェ失敗とか……」ポイスッ
カチカチ カチカチ
まどか「………そこだっ………てやっ………」
ホアチャー イケソウカナー
まどか「……おっ、弱ってきた」
クーラーエ ヒッサツケン
まどか「あっ」
キャー コレジャワラエナイヨ
まどか「ああっ、もう……パフェ失敗とか……」ポイスッ
12: 2011/10/24(月) 20:32:42.75 ID:1k9WPx9S0
まどか「あーあ、サソリとか絶滅すればいいのに……」ボフッ
まどか「…………つまんないなー」
まどか(もう三日……でいいのかな? その前のことも考えるとどれくらいになるんだろ……)
まどか(というか何してたんだろ私……)
まどか(パジャマで公園に倒れてたってことしか、マミさんは教えてくれないし)
まどか(住ませてくれるのは嬉しいんだけど、ちょっと過保護っていうかなんていうか)
まどか「外は危ない、テレビは刺激が強い、直射日光が危険だからカーテン閉めっぱなし……」
まどか「赤ちゃんじゃないんだからもー……」
まどか「………………」
まどか「お母さん、お父さん、たっくん……さやかちゃん、ひとみちゃん……」
まどか「ほむらちゃん…………今頃どうしてるのかな」
まどか「…………つまんないなー」
まどか(もう三日……でいいのかな? その前のことも考えるとどれくらいになるんだろ……)
まどか(というか何してたんだろ私……)
まどか(パジャマで公園に倒れてたってことしか、マミさんは教えてくれないし)
まどか(住ませてくれるのは嬉しいんだけど、ちょっと過保護っていうかなんていうか)
まどか「外は危ない、テレビは刺激が強い、直射日光が危険だからカーテン閉めっぱなし……」
まどか「赤ちゃんじゃないんだからもー……」
まどか「………………」
まどか「お母さん、お父さん、たっくん……さやかちゃん、ひとみちゃん……」
まどか「ほむらちゃん…………今頃どうしてるのかな」
14: 2011/10/24(月) 20:34:51.92 ID:1k9WPx9S0
………………………………
ガチャガチャ
マミ「ただいまー」
まどか「あ、おかえりなさい」
マミ「宅配便とか来た? 電話は?」
まどか「いえ、来ませんでしたけど」
マミ「そう? おかしいわね……発送メールは来たんだけどなあ……」
まどか「え? 何か頼んでたんですか?」
マミ「まあね……この様、とはよく言ったものだわ」
まどか「あ、いやそういうことじゃなくて……この部屋ってパソコン有るんですか?」
15: 2011/10/24(月) 20:37:09.81 ID:1k9WPx9S0
マミ「え? そりゃあ有るけど……あっ」
まどか「! あの、使わせt」
マミ「駄目よ! ネットなんて見たら悪影響が出るもの」
まどか「……………はい」
マミ「……昼間一人じゃ寂しいかもしれないけど、アドパで我慢してくれるかしら……」
まどか「で、でもGEBはあんまり部屋が……」
マミ「…………わかったわよ、今度モンハン買ってくるわ」
まどか「す、すみません」
16: 2011/10/24(月) 20:39:36.87 ID:1k9WPx9S0
マミ「言ってくれれば何でも買ってくるわよ……そのかわり、外に出ちゃ駄目。 わかった?」
まどか「はい…………あの」
マミ「何? 別にLoAでも構わないわよ?」
まどか「そうじゃなくて……みんな、どうしてるのかな、って……」
マミ「あ……そう、ね……美樹さんは、元気だったわよ?」
まどか「ほ、ほむらちゃんは!? ほむらちゃんは……元気ですか?」
マミ「うっ……まあ、多分、元気じゃないかしら?」
まどか「……何かあったんですか?」
17: 2011/10/24(月) 20:39:46.15
このデブ何様だよ
20: 2011/10/24(月) 20:41:37.22 ID:1k9WPx9S0
マミ「いやその、彼女とはあんまり接点が無いというか……」
まどか「そ、そうですよね……すみません」
まどか「……あ、家族は……私の家の方は、どうなってるんでしょうか?」
マミ「…………言いにくいんだけど、今病院にいらっしゃるみたいなの」
まどか「………えっ?」
マミ「一家で事故にあったみたいで……今まで隠しててごめんなさい」
まどか「そっ………そんな! ど、どれくらいの怪我なんですか!? たたたたたっくんは!? まだ、小さいのに!」
23: 2011/10/24(月) 20:43:38.01 ID:1k9WPx9S0
マミ「お、落ちついて! ……みんな命に別状は無いそうよ」
まどか「……そうなんですか? でも、お見舞いに行った方が……」
マミ「駄目よ! ……まだ色々大変だろうし、私たちが行っても邪魔になるだけだから」
マミ「それに……まだあなたは外に出ない方が良いわ」
まどか「私は!……私はなんともありません」
マミ「それでも良くないの……今のあなたには……色々と、ショックが大きいのよ」
まどか「………何かあるんですか?」
マミ「まだ教えられないわ……でも、いつかは教える。 だから、今は言うことを聞いて」
まどか「……そうなんですか? でも、お見舞いに行った方が……」
マミ「駄目よ! ……まだ色々大変だろうし、私たちが行っても邪魔になるだけだから」
マミ「それに……まだあなたは外に出ない方が良いわ」
まどか「私は!……私はなんともありません」
マミ「それでも良くないの……今のあなたには……色々と、ショックが大きいのよ」
まどか「………何かあるんですか?」
マミ「まだ教えられないわ……でも、いつかは教える。 だから、今は言うことを聞いて」
25: 2011/10/24(月) 20:45:28.13 ID:1k9WPx9S0
まどか「……はい」
マミ「よし! じゃあ、お風呂の掃除してくるわね!」トテテテテ…
まどか「……ありがとうございます」
まどか(お母さん、お父さん、たっくん…………大丈夫かな)
まどか(それに、ほむらちゃん………)
まどか(何だろう、何か、嫌な予感がする……)
28: 2011/10/24(月) 20:47:28.49 ID:1k9WPx9S0
……………………
マミ「それじゃあ行ってくるわね」ガチャ
まどか「はい、いってらっしゃい」
キィー…
マミ「あっ、そうそう、昨日掃除を終わらせといたから、お風呂入っていいわよ」
まどか「本当ですか!? ありがとうございます!」
マミ「入浴剤も入れといたからね! ゆっくり使ってちょうだい」
まどか「え?……あ、はい……ありがとうございます」
マミ「じゃあ改めて、いってきます」
まどか「いってらっしゃい……」
バタン カチャカチャ ガチン
まどか「…………お風呂、入ろうか」
31: 2011/10/24(月) 20:49:16.61 ID:1k9WPx9S0
………………
カポーン
まどか「ふう…… 久しぶりに入ると気持ちいいなあ……」
まどか「でもマミさんったら……自分で入れない入浴剤に何の意味があるんだろう?」チャプン
まどか「もう…………」
まどか「…………」ジー…
まどか「小さい……」
まどか「こんなに小さかったっけかな……」サワサワ
33: 2011/10/24(月) 20:51:23.72 ID:1k9WPx9S0
まどか「……いや! 客観的に見れば、まだ……!」ザプン
まどか「…………って、あれ?」キョロキョロ
まどか「そういえば、鏡は?」
まどか「………あっ、破片」
まどか「そっか、割っちゃったんだ……」
まどか「なんで割っちゃったんだろ? ………酔っぱらってたとか? それとも、転んじゃったとか?」
まどか「…………ぷっ」
まどか「ぷふっ、あははははっ!」
まどか「あんなに必氏になって隠さなくたっていいのに……」
まどか「…………って、あれ?」キョロキョロ
まどか「そういえば、鏡は?」
まどか「………あっ、破片」
まどか「そっか、割っちゃったんだ……」
まどか「なんで割っちゃったんだろ? ………酔っぱらってたとか? それとも、転んじゃったとか?」
まどか「…………ぷっ」
まどか「ぷふっ、あははははっ!」
まどか「あんなに必氏になって隠さなくたっていいのに……」
36: 2011/10/24(月) 20:53:30.12 ID:1k9WPx9S0
まどか「意外とおっちょこちょいなんだなー……」ザプン
まどか「はあー……午後からはまたパフェ埋めでもするかなー」
ブクブクブクブクブク……
………………………
39: 2011/10/24(月) 20:55:42.15 ID:1k9WPx9S0
………………………
マミ「………はあっ! ていっ!」チャキッ バン! バン!
オオオオオオオオオ………
マミ「これでとどめよ……ティロ・フィナーレ!」シュルルルルル……ジャキンッ!
ズガァァァァン!!
オオオオオオ… ポトッ
マミ「はあっ、はあっ……これで、二つ目」
マミ「はあっ……結構、きついわね……」
杏子「………マミ? マミじゃねえか」
マミ「あ……佐倉、さん?」
42: 2011/10/24(月) 20:57:46.91 ID:1k9WPx9S0
マミ「ご、ごめんなさい……あなたのテリトリーだったかしら?」
杏子「あ、いや……そうじゃなくて」
杏子「その、二体同時に出たみたいだから……お前は近い方にかかりっきりになってるかと思ってな」
マミ「悪いけどそっちも……はあっ……私が、倒したわ」
杏子「お前……大丈夫かよ?」
マミ「心配してくれるの?……でも大丈夫、これくらい、何ともないわ」
杏子「そんなんじゃねえよ…………で? あいつはどうしてんだ?」
マミ「ああ……鹿目さんのこと?」
44: 2011/10/24(月) 21:00:02.74 ID:1k9WPx9S0
杏子「鹿目?……ああ、そうだったな。 そう、まどかはどうしてる?」
マミ「まだ、今のところは平気ね……外に出るな、っていいつけも守ってる。……ちょっと不満そうだけど」
マミ「家族のことも、気にしてた……事故に会った、って嘘ついてごまかしたけど……いつまで持つかしら」
杏子「いい気なもんだな……」
マミ「仕方ないわ……何があったのか、本人は覚えて無いんだもの」
杏子「まあそうかもしれないけど、自業自得さ……お前も変わってんな、あんなのの世話するなんて」
マミ「だって……ほっとけないもの」
マミ「まだ、今のところは平気ね……外に出るな、っていいつけも守ってる。……ちょっと不満そうだけど」
マミ「家族のことも、気にしてた……事故に会った、って嘘ついてごまかしたけど……いつまで持つかしら」
杏子「いい気なもんだな……」
マミ「仕方ないわ……何があったのか、本人は覚えて無いんだもの」
杏子「まあそうかもしれないけど、自業自得さ……お前も変わってんな、あんなのの世話するなんて」
マミ「だって……ほっとけないもの」
46: 2011/10/24(月) 21:02:31.42 ID:1k9WPx9S0
杏子「……………」
マミ「あなたは、そういうの嫌いでしょうけど……でも、確かにそう思ったんだもの……自分に嘘はつけないわ」
マミ「自分を騙して生き延びても……後で後悔するだけよ。 それは多分、氏ぬより辛い」
マミ「だから……今は辛くても、正義の味方でいたいの」
杏子「……そうかい」
杏子「………あー、一応言っとく。………さやかには気をつけろよ」
マミ「!………ありがとう!」
48: 2011/10/24(月) 21:04:36.95 ID:1k9WPx9S0
杏子「……………」
マミ「それじゃ、私はもう行くわね……あ、家にはいつでも来て良いのよ? 事情を知ってるのはあなたくらいだし」
杏子「………さっさと行け」
マミ「うふふ………またね」ヨタヨタ…
杏子「……………」
杏子「……言ってくれるじゃねえか……ったく」
……………………………
50: 2011/10/24(月) 21:06:13.56 ID:1k9WPx9S0
……………………………
カチカチ カチカチ
まどか「いけっ……あ、まずいかもっ……」
アットウテキナー キャー ノリワルイヨォ…
まどか「……なぜ見てるんです!」
リロードヨ!!
まどか「あー、もう……」ポイスッ
まどか「アドパアドパっと……」
ピーンポーン
まどか「へっ? お客さん?……あっ、荷物か」
52: 2011/10/24(月) 21:08:15.09 ID:1k9WPx9S0
ピーンポーン
まどか「はーい」トテテテテテ
ガチン ガチャッ キィ…
まどか「ちょっと待ってください、今ハンコを……って、あれ?」
???「あれ? あなたは……?」
まどか(うちの中学の制服だ……)
まどか「え、ええっと……私は、マミさんの後輩で、今ちょっと訳があって家で休ませてもらってたんです」
???「あ、そうなの? 私は巴さんのクラスメイトなんだけど……」
54: 2011/10/24(月) 21:10:38.33 ID:1k9WPx9S0
三年生「最近、巴さん休みだったから、溜まったプリントを届けに来たの」スッ
まどか「ありがとうございます……って、え? ……最近?」
三年生「ええ………三日か四日くらい出て無いじゃない? だから、様子見もかねて来たのよ。 今日は結構早く終わったし」
まどか「…………え? 四日……?」
三年生「元気なら良いんだけど…………どうかした?」
まどか「えっ? あ……いえ、なんでも、ありません」
三年生「そう?……じゃあ、私はこれで」
キィー… バタン
57: 2011/10/24(月) 21:13:04.37 ID:1k9WPx9S0
まどか「………………」
まどか(…………マミさんが、学校に行ってない?)
まどか(どうして……? じゃあ、何してるの?)
まどか(………なんで、私は外出禁止なの?)
まどか「…………!!」ダッ
ガチャッ キィー… バタン カチャカチャ ガチン
61: 2011/10/24(月) 21:15:32.59 ID:1k9WPx9S0
タッ タッ タッ タッ タッ タッ タッ
まどか「はあっ、はあっ……」
タッ タッ タッ タッ タッ タッ タッ
まどか(どこへ行こう…… と、とりあえず、家に行ってみよう!)
まどか(なんか、やな感じがする……)
タッ タッ タッ
ガシッ
まどか「へっ?」
マミ「あ………鹿目、さん…………!!」
62: 2011/10/24(月) 21:16:56.90 ID:1k9WPx9S0
まどか「あっ……あの、その、これは」
パシンッ
マミ「外に出ちゃ駄目だって言ったでしょう!!」
まどか「あ、ご、ごめん、なさい」
マミ「ほら、早く帰るわよ」
まどか「かえ、る?……どこへ?」
マミ「私の家に決まってるでしょう!」
まどか「で、でも! 私の家は……!」
マミ「今はあそこがあなたの家よ! だってあなたの……っ!」
パシンッ
マミ「外に出ちゃ駄目だって言ったでしょう!!」
まどか「あ、ご、ごめん、なさい」
マミ「ほら、早く帰るわよ」
まどか「かえ、る?……どこへ?」
マミ「私の家に決まってるでしょう!」
まどか「で、でも! 私の家は……!」
マミ「今はあそこがあなたの家よ! だってあなたの……っ!」
66: 2011/10/24(月) 21:18:49.11 ID:1k9WPx9S0
まどか「私の、なんですか? 何があったんですか?」
マミ「……だから今は言えないって」
まどか「じゃあいつ教えてくれるんですか!」
マミ「………いいから帰るの!!」
まどか「いやっ! 放して下さい!」バシッ
マミ「あっ、駄目! それ以上――――」
――――ガッ、――――
え?
――か―――だ――――っ?
―あ――み―――――――め―――――
――――――――――――――――――――――――…………………
69: 2011/10/24(月) 21:20:41.11 ID:1k9WPx9S0
……………………………
まどか「……………あれ?」
マミ「! ……目が覚めた?」
まどか「え?…………私、何があったんですか?」
マミ「……転んで、頭を打ったのよ……まだ足元がふらついてたのね」
まどか「…………すみません」
マミ「もう良いわ……学校に行ってないこと、話さなかった私にも非は有るもの」
まどか「…………」
マミ「プリント、受けとっておいてくれてありがとう。 ………でも、二度とこんなことが無いように、ね」
まどか「…………はい」
まどか「もう………外には出ないように、します」
71: 2011/10/24(月) 21:22:47.03 ID:1k9WPx9S0
…………………………
まどか「って言ってもなあ……」
まどか「やっぱり、余計気になっちゃうよ……」ピタッ
コッ コッ コッ コッ コッ ………
まどか「よし……行った、よね」
まどか「さてと……まずはカーテン、かな」
75: 2011/10/24(月) 21:26:33.76 ID:1k9WPx9S0
…………………………
まどか「………………」
まどか「…………なに、これ」
まどか「窓が全部黒スプレーで塗りつぶしてある………」ガッ ガッ
まどか「しかも開かない……」
まどか「テ、テレビは!?」
ゴソゴソ…… プラン
まどか「は、配線が切られてる……PS3専用テレビって……」
まどか「……電話線も同じ……まあ携帯があればなんとかなるもんね……」
まどか「パソコン………は探すだけ無駄かなあ?」
まどか「グッバイレーニン…………こんなの絶対おかしいよ」
81: 2011/10/24(月) 21:30:01.85 ID:1k9WPx9S0
まどか(それにあの時……確かに私は転んだし、傷もあったけど、絶対あれはおかしいよ)
まどか(だって、気を失ったから転んだんだもん)
まどか(……じゃあなんで気を失ったの?)
まどか(それは多分………マミさんの、魔法)
まどか(私の目が覚めた時もやけに冷静だったし……意識が遠くなるのも、なんかおかしな感覚だった)
まどか(それに何より、怪しすぎるよ……こんな風に軟禁して)
まどか(何かおかしい……何かがあるんだ。 この部屋と、私に)
まどか「………パソコン、探してみよう……」
82: 2011/10/24(月) 21:32:02.85 ID:1k9WPx9S0
……………………………………………
バキッ ドカッ
???「くそっ、くそっ……!!」
ガシッ バシッ バキッ
???「どこに……どこに居るんだぁっ!!」
マミ「……何、してるの? 美樹さん」
さやか「はあっ……はあっ……ああ?……ああ、マミさんか」
マミ「何?それ……足元の……」
85: 2011/10/24(月) 21:35:16.76 ID:1k9WPx9S0
さやか「ああ、これに用があって来たの?……ほらっ」ゲシッ
テン テン テン ガッ ゴロゴロゴロゴロゴロ ピタッ
QB「う、うう……」
マミ「きゅ、キュウべえ!?」
マミ「だ、大丈夫!?」
QB「うあ……マ……ミ?」
マミ「……随分と荒れてるみたいね、美樹さん」
さやか「はんっ! ……何か悪い? 腹が立ってるのよ今!」
88: 2011/10/24(月) 21:37:39.01 ID:1k9WPx9S0
マミ「あなた……ソウルジェムの浄化、してる?」
さやか「してる、してるわよ……でもぜんっぜん足りないっ!」
さやか「あいつを……あいつを殺さなきゃどうにもなんないのよ」
マミ「……あいつって暁美さんのこと?」
さやか「……わかってるんだったら名前を出さないでっ!!」ブンッ!
ガシャーン!
マミ「……ごめんなさい」
さやか「謝んなくっていいからさぁ、あいつの居場所を教えてくれない?」
マミ「さすがに知らないわ……彼女とは、そんなに仲良くないから」
90: 2011/10/24(月) 21:39:39.87 ID:1k9WPx9S0
さやか「………本当に? かくまったりしてないでしょうね?」
マミ「するわけが無いでしょう……私の、魔法少女の友人は……鹿目さんとあなただけよ」
さやか「あっそ……ならいいわ、他当たるから」フラッ
マミ「……………」
QB「彼女が、荒れるのも……仕方ないさ」
マミ「キュウべえ! 大丈夫なの?」
QB「うん……いや、大丈夫、とは、さすがに言えないなあ……」
マミ「待ってて、今回復魔法を……」
QB「良いんだ、やめてよ……これは、ぼくの責任なんだ」
95: 2011/10/24(月) 21:43:13.23 ID:1k9WPx9S0
マミ「キュウべえ……」
QB「ははっ……処分なら想定していたけど、処罰が下るとは思ってなかったよ……」
マミ「……処罰?」
QB「ああ……『感情』さ。 疑似、だけどね………今ならわかるよ、これは無かったんじゃない、捨てたんだ」
QB「進化の途中で、どうしても邪魔になったから自ら捨てた……そして、それは正解だったと思う」
QB「地獄の苦しみ、という奴だね……胸が痛くて、頭がガンガンする」
マミ「あなた……どうしてこんなことに」
98: 2011/10/24(月) 21:45:31.87 ID:1k9WPx9S0
QB「当然さ……失敗したからだよ、任務に……だから最後の一匹まで減らされた後、処罰が下されたんだ」
マミ「失敗って……まさか、あの時のこと?」
QB「そうさ……ぼくは、知らなかったが……初めから、希望は一つしか無かったのかもしれないね」
QB「パンドラの箱、って言うのかな? ……自らが閉じ込めたものを、怖がって他人任せにしたから希望を取り逃がした……」
QB「そこから他に出てきたもの、それを背負う役がぼくってわけだ」
マミ「……随分詩的になったじゃないの? 感情があるっていうのも、悪いことばかりじゃないでしょう?」
QB「そう、かな……」
マミ「そうよ、まだ……あなたはやり直せる」
QB「……すまない、マミ……その提案には乗れない。 ……悪いことばかりじゃないから、なおさら」
100: 2011/10/24(月) 21:48:32.09 ID:1k9WPx9S0
マミ「…………そう、残念ね」
QB「……ありがとう、すこしは休まったよ。 もう、行かなくちゃ」
マミ「大丈夫? ……じゃないんだったわね」
QB「ふふっ、自分の足で歩けるくらいには大丈夫さ……じゃあね」ヨロヨロ
マミ「……………」
QB「ふぅ……ふぅ………うあっ」ドテッ
QB「くっ……まだ、氏ぬわけにはいかない」
QB「ぼくは………暁美、ほむらの手で……殺される、べきだ」
……………………………………………
104: 2011/10/24(月) 21:50:54.61 ID:1k9WPx9S0
……………………………………………
まどか「うーん……」
まどか(なんだろう、この引き出し)
まどか(部屋中探して、もうここしか探す場所が無くなっちゃった)
まどか(多分、この中にパソコンがあるんだろうけど……)
まどか(なんか、変な感じがするなあ…… パソコンだけじゃない、気がする)
まどか(……なんとかしてあけられないかな)
まどか「…………えいっ!」ググッ
バキッ
106: 2011/10/24(月) 21:52:15.73 ID:1k9WPx9S0
まどか「えっ」
カラカラ……
まどか「うわあ……まさか本当に開くなんて……」
まどか(見た目重視で鍵選んだのかなあ……なんかマミさんの将来が心配になってくるよ……)
まどか「でもまあ、結果オーライかな」
まどか「じゃあ、見て、みよう」
…………ゴクリ
カラ………
カラカラカラカラカラカラカラッ
108: 2011/10/24(月) 21:54:16.46 ID:1k9WPx9S0
まどか「こ、これって……」
まどか「ほ、ほむらちゃんのソウルジェム!? な、なんでこんな所に……」
マミ「ただいまー……って、鹿目さん!?」
まどか「うわっ! あ、こ、これは……その」
マミ「人の引き出しを勝手に開けるなんて……!!」
109: 2011/10/24(月) 21:56:08.52 ID:1k9WPx9S0
まどか「で、でも! これはなんなんですか!? これ、ほむらちゃんのソウルジェムですよね!?」
マミ「あっ、そ、それは…………!!」
まどか「何だっていうんですか? おかしいですよこん……なの」
まどか「さ、さやか、ちゃん?」
マミ「!?」クルッ
さやか「やーっぱり嘘ついてたんだぁ……………マミさん?」チャキッ
マミ「くっ……! しっかりつかまっててっ!」ヒョイッ
まどか「へっ? きゃあっ!?」
112: 2011/10/24(月) 21:57:22.64 ID:1k9WPx9S0
さやか「やだなあ……逃げるつもり!?」ブンッ!
マミ「……!!」バン!
さやか「っ……!!」キンッ
マミ「はっ!」
まどか「きゃあああ!!」
パリーン
さやか「!?……窓から外に逃げたか……チッ」
さやか「…………絶対頃してやる!」
……………………
117: 2011/10/24(月) 21:58:59.68 ID:1k9WPx9S0
マミ「はあっ、はあっ……まけた、かしら?」
まどか「マ、マミさん……そろそろ下ろしてもらっていいですか……」
マミ「え? ああ……ごめんなさい、いきなり抱えたりして」
まどか「よいしょっと……さやかちゃん、どうしちゃったんですか……?」
マミ「……色々あったのよ」
まどか「……マミさん! いい加減教えてください!」
まどか「私と……ほむらちゃんに、何があったんですか!?」
マミ「……駄目よ、まだあなたに教えることは出来ない」
まどか「そんな……さっきのさやかちゃん、明らかに私を狙ってました。……ここまで来て、まだ駄目なんですか?」
118: 2011/10/24(月) 22:01:10.86 ID:1k9WPx9S0
マミ「……耐えられないと思うわ」
マミ「あれはあなたにとって……氏ぬより辛いことだった」
まどか「そんなこと! ……わからないじゃないですか」
マミ「……あなたは……精神病院に入院してたのよ? あまりのショックで、まともに会話もできなくなって」
まどか「……!!」
マミ「病院から脱走して、倒れてた所を私が引き取ったの……記憶が無いでしょう? それが証拠よ」
マミ「あなたは絶対に、耐えられない」
まどか「そんな……」
124: 2011/10/24(月) 22:08:37.44 ID:1k9WPx9S0
マミ「……わかったら、早く逃げなさい。 そのソウルジェムを持って」
マミ「もうすぐ美樹さんが追い付いてくる……私が足止めするから、できるだけ遠くに逃げるの」
まどか「だ、大丈夫なんですか?」
マミ「ふふっ、平気よ……後輩に負けるつもりは無いわ」
マミ「……でも、もしものことがあったら……佐倉さんと、キュウべえを探して。……力になってくれるはずだから」
マミ「それに、今のあなたと彼なら……もしかしたら、全部良い方向に進むかもしれない」
128: 2011/10/24(月) 22:10:43.34 ID:1k9WPx9S0
まどか「?……どういうことですか?」
マミ「……そんな気がするだけよ。 さあ、行って!」
まどか「は、はい!」ダッ
マミ「…………これで、みんな」ザクッ
さやか「上手くいくと思った?」
131: 2011/10/24(月) 22:12:05.24 ID:1k9WPx9S0
マミ「っ………!!」ドパッ
まどか「さ、さやかちゃ……」
マミ「!? 駄目っ! 立ち止まらないで!!」
さやか「………氏ね」ヒュッ
まどか「きゃあっ!!」
カッ!
まどか「…………………」
まどか「…………あれ?」
まどか「は、外れた……?」
まどか「……………って、あれ? 服、が」
まどか「なんで……私が、変身してるの?」
133: 2011/10/24(月) 22:13:04.15 ID:1k9WPx9S0
マミ「……っ!!」
さやか「チッ! いまいましい……時間を止めたってわけ?」
まどか「……どういう、こと?」
マミ「やめて美樹さんっ!!」
さやか「はぁー……ほんっとうに気持ち悪い」
さやか「あんたさー、いつまでそれやってるつもり?」
まどか「? それって……何のこと?」
マミ「やめてっ! 早く逃げて!!」
さやか「だから……いつまでまどかの振りしてるつもりなのよ、転校生!!」
まどほむ「…………………え?」
139: 2011/10/24(月) 22:14:45.70 ID:1k9WPx9S0
さやか「何しらばっくれてるの? 鏡で見てみなさいよ、自分の顔」
まどほむ「か、がみ……? 自分の、顔?」
―――そういえば、鏡は? ……割っちゃったのか
さやか「……声とか髪はなんとかごまかせても、顔を見たらさすがに気付いちゃうもんね? ……鏡、見てなかったんだ?」
まどほむ「……………………」
―――窓が全部黒スプレーで塗りつぶしてある………
141: 2011/10/24(月) 22:15:37.19 ID:1k9WPx9S0
さやか「……あんたって本当に最低よね。 自分がまどかの振りをすることで埋め合わせしてたってこと?」
まどほむ「……………いや」
―――あれはあなたにとって……氏ぬより辛いことだった
さやか「………でもそんなこと許さない」
まどほむ「いや………いやぁ!」
さやか「あんたはっ………」チャキッ
マミ「くっ……もうやめて美樹さんっ!!」ダッ
まどほむ「いやああああっ!!!」
さやか「あんたはまどかを、私の友達を頃したんだからっ!!」ブンッ!
―――――――――――――――――――――――――――――
149: 2011/10/24(月) 22:17:09.75 ID:1k9WPx9S0
―――――――――――――――――――――――――――――
ほむら「……どいて、まどか」チャキッ
まどか「や、やだよ……どうしてこんなことするの?」
QB「…………」
ほむら「……そいつは敵なのよ」
ほむら「美樹さやかの体を見たでしょう?……そいつは私たちを騙していただけよ」
まどか「でっ、でも……!」
まどか「もしかしたら、わかりあえるかもしれないし……」
153: 2011/10/24(月) 22:17:55.08 ID:1k9WPx9S0
ほむら「……その必要は無いわ」ギリッ……
まどか「待って! まだ……っ!!」
バン! キイン!
まどか「……へ? あ……」ダラダラ
QB「!? ……跳弾したのか」
QB「……なんてことだ」
まどか「ほ……むらちゃ……」ドサッ
ほむら「……まどか?」
ほむら「まどか、まど……」ユサユサ
ほむら「………………え?」
――――――――――――――――――――
156: 2011/10/24(月) 22:18:51.59 ID:1k9WPx9S0
――――――――――――――――――――
ガキィン!
マミ「くっ……」ギリッ
マミ「暁美さん……逃げてっ……今のうちに……」
まどほむ「いやっ……私が……頃し……まどかを」
さやか「………どうして邪魔するのかな………」
マミ「仕方ないでしょっ……正義の、味方なんだからっ!」ググッ…!
さやか「……くっだらないっ!」グググッ!
まどほむ「ちがう……私は、き、キュウべえを、撃とう、と……それで……それでっ……!」
ガキィン!
マミ「くっ……」ギリッ
マミ「暁美さん……逃げてっ……今のうちに……」
まどほむ「いやっ……私が……頃し……まどかを」
さやか「………どうして邪魔するのかな………」
マミ「仕方ないでしょっ……正義の、味方なんだからっ!」ググッ…!
さやか「……くっだらないっ!」グググッ!
まどほむ「ちがう……私は、き、キュウべえを、撃とう、と……それで……それでっ……!」
158: 2011/10/24(月) 22:19:26.76 ID:1k9WPx9S0
マミ「うっ、ああっ……! 良いから早く逃げて! 暁美さん!」
まどほむ「それで?……氏んだ?……誰が? ほむらちゃん? わたし?……まどか?」
マミ「………暁美さんっ!!」
ほむら「いやああああっ!! こないでえええっ!!」チャキッ
バンッ! バンッ! バンッ!
ピシッ…
161: 2011/10/24(月) 22:20:04.76 ID:1k9WPx9S0
マミ「………え?」
マミ「う……そ」フラッ
ドサッ
さやか「………ま、マミさん?」
さやか「え?……ちょっと」ユサユサ
ほむら「はあっ…………はあっ………」シュンッ
さやか「マミさん……マミさん!! マミさ………」
さやか「……………」
さやか「ど、こへ行った……」ズオオ…
さやか「暁美、ほむらああああっ!!!」ビシビシビシッ!!
……………………
164: 2011/10/24(月) 22:21:09.42 ID:1k9WPx9S0
杏子「おい……しっかりしろよ」
QB「………ん? ああ……」
QB「すこし、意識が飛んでたかな……」
杏子「お前、本当に大丈夫なのか? ……もうストックは無いんだろ?」
QB「大丈夫さ、一体でも残っていれば平気だ……と言いたいところだが、この体も……もう危ないみたいだ」
杏子「そんなんであいつに会うつもりかよ……休んでた方が良いんじゃないか?」
QB「……いや、彼女に、僕が一番苦しめた彼女に……謝らずに氏ぬことは出来ない」
QB「もう長くないかもしれないなら……なおさら会いにいかないと」
杏子「そうかい……まあ、今のあいつは自分をまどかだと思い込んでるらしいからな……そんなに険悪にはならないかもな」
QB「やっぱり、自分で頃したという事実には、さすがに耐えられなかったのかな……僕を狙っていたとはいえ」
杏子「まあ壊れちまうのも無理は無いか……っと」
杏子「……魔女だ! かなり近い……」
168: 2011/10/24(月) 22:21:44.69 ID:1k9WPx9S0
QB「じゃあ、僕はもう下ろしてもらっていいよ……ありがとう、運んでくれて」
杏子「悪いな……行ってくる!」ダッ
タッ タッ タッ タッ…
QB「…………」
QB「ここからマミのマンションまで……持つかな」
………………………
170: 2011/10/24(月) 22:22:19.18 ID:1k9WPx9S0
………………………
杏子「はあっ、はあっ……ここか」
杏子「ん……? 人が倒れて、ってマミじゃねえか!」
杏子「! これは………おい、しっかりしろ! マミ! おい!」
マミ「………う、あ」
杏子「おい……大丈夫か!?」
マミ「さ、くらさん……暁美さんは……?」
杏子「ほむら? ……いねえぞ? なんか有ったのか?」
マミ「………氏体が無いなら、生きてる、のかな……」
173: 2011/10/24(月) 22:23:17.55 ID:1k9WPx9S0
杏子「………それよりお前のことだ! ……ソウルジェムにヒビが入ってるぞ」
マミ「ああ………さっきの銃弾で………私、氏ぬのね……」
杏子「馬鹿言うな! まだ氏ぬって決まったわけじゃ……!」
マミ「ふふっ……いいのよ……やっぱり、これでよかった」
マミ「後悔なんて、ない……暁美さんを、守れたんだもの」
マミ「………全部、上手くいったわけじゃないかもしれないけど……それでも、彼女が生きていれば、必ずどこかに繋がっていく」
マミ「そんな、気がする………」
177: 2011/10/24(月) 22:24:36.07 ID:1k9WPx9S0
杏子「マミ……」
マミ「…………美樹さんの、こと……あなたに、任せ、たわ………」
杏子「さやか?……もしかして、あの魔女は……」
マミ「私の………可愛い、後輩を………たす、け…て…………」
パリンッ
杏子「……マミ? マミ!?……」
杏子「…………」スッ
杏子「…………さやか」
杏子「今、助けてやるからな」
………………………………………………
178: 2011/10/24(月) 22:25:42.00 ID:1k9WPx9S0
ほむら「はあ………はあ………」フラフラ
ほむら「まどかぁ………」フラフラ ドテッ
ほむら「ごめん……ごめんね………」
QB「………暁美、ほむら……どうして、ここに」
ほむら「!?……キュウべえ!」
QB「ほむら……聞いてくれ、その……」
ほむら「……寄るなあっ!!」ジャキッ
バン! バン!
QB「うあっ……」
179: 2011/10/24(月) 22:26:29.92 ID:1k9WPx9S0
バン! バン! バン! カチッカチッカチッ
ほむら「はあっ、はあっ……」
ほむら「………そう、だ」
ほむら「こいつが、悪いのよ……全部」
ほむら「逃げる必要なんて、なかったんだ」
180: 2011/10/24(月) 22:26:59.54 ID:1k9WPx9S0
ほむら「………もう、いい……時間を巻き戻そう、もう一度……いえ、何度でも」
ほむら「ごめんねまどか………もう迷わない………もう逃げたりしない」
ほむら「…………私が、絶対に助けるから」
ほむら「だから……帰ろう……あの時まで」
―――――――――――
……………
終わり
185: 2011/10/24(月) 22:28:08.57
ふーむ 乙
187: 2011/10/24(月) 22:28:25.86
乙
192: 2011/10/24(月) 22:28:59.70
乙乙
一概に誰が悪いとは言えないな…
一概に誰が悪いとは言えないな…
194: 2011/10/24(月) 22:29:17.73 ID:1k9WPx9S0
なんか色々すまんかった……これが深夜のテンションなのか
195: 2011/10/24(月) 22:29:38.95
乙
208: 2011/10/24(月) 22:32:39.81
結局、マミさんがほむら守ってたのって時間を巻き戻させるため?
211: 2011/10/24(月) 22:35:42.85
>>208
さやかに人を殺させたくなかったんじゃないかな
さやかに人を殺させたくなかったんじゃないかな
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