1: 2012/12/15(土) 01:22:12.17 ID:phKN007I0
これは、現在の俺の立場上の葛藤をアイマスのやよいに投影して、クズ諸君の意見を募るスレです。

4: 2012/12/15(土) 01:23:35.06 ID:phKN007I0
やよい「音無さんもプロデューサーも全然仕事をしないし、律子さんは
    飛び回ってるので事務所の雑用をする人がいません。」


やよい「だから代わりにわたしが酒屋さんや仕出し弁当、車やスタジオ、
    インストラクターさんの手配をしています。」


やよい「すると毎年この季節には」



業者連「高槻さん」「やよいさん」「やよいちゃん」




やよい「受け取る立場…悪くないです」 

5: 2012/12/15(土) 01:24:30.43 ID:phKN007I0
やよい「ありあまるビール券」


やよい「でも、本来はみんなに還元するべきもの。
    年末の忘年会のビンゴ大会の景品には…」




やよい「…しません」

7: 2012/12/15(土) 01:28:18.16 ID:phKN007I0
やよい「みんなお酒なんて飲まないし。飲んだたとしたら放っておけません」


やよい「業者の皆さんは、『いいんだよいいんだよ。がんばってるやよいちゃんが取っておけば』っておっしゃっててくれます」


やよい「どうすべきなんでしょうか。」


やよい「業者さん1件当たり、5000円弱。」

8: 2012/12/15(土) 01:32:06.89 ID:phKN007I0
やよい「プロデューサーや律子さん、社長さんに報告すべきなんでしょうか?」


やよい「でも、それで『あの業者、窓口のやよいに取り入りやがって!出入り禁止にする!!』って事になったら…」


やよい「皆さん、本当に毎日大変そうに働いているのに…」




やよい「うっうー…」

9: 2012/12/15(土) 01:33:41.98
これ>>1を投影したやよい…なんだよな?

10: 2012/12/15(土) 01:34:59.63 ID:phKN007I0
やよい「5000円、前後と言う所が…」


やよい「お菓子や果物でもらえたら、事務所のお茶の時間に出して消費できます」


やよい「でも商品券、しかもお酒。しかも換金が容易です。」


やよい「うっうー…」

12: 2012/12/15(土) 01:38:54.98 ID:phKN007I0
やよい「お父さんに渡す」


やよい「どうせすぐに飲んじゃいます」


やよい「うっうー…」


やよい「プロデューサーも律子さんも、いい歳してお酒飲まないし…」


やよい「あずささんに相談したら」


『あらあらー』


『ならこの券はわたしが預かっておくわ。これで問題ないわよねー』


やよい「って事になるに決まってます」

13: 2012/12/15(土) 01:41:52.06 ID:phKN007I0
やよい「でも、形式上はわたしが受け取ったって事になるわけだし」




やよい「正直な話」


やよい「わたしが発注の窓口になるようになってから、業者さんの見積の値段が少し上がってる気がします」


やよい「うっうー…」


やよい「うっうー!!」

14: 2012/12/15(土) 01:47:56.19 ID:phKN007I0
やよい「わたしだけが悪いんですか?」


やよい「伊織ちゃんは唐突にお菓子やジュースを欲しがって、その場にないとプロデューサーに当たるし」


やよい「千早さんは自分の気分次第でレッスンやトレーナーの意見を欲しがって、手に入らないとプロデューサーに当たるし」


やよい「四条さんは収録から帰ってきて、食べる物がないと露骨に機嫌が悪くなるし」

16: 2012/12/15(土) 01:53:25.71 ID:phKN007I0
やよい「そしたら業者さんにすぐに電話して」


やよい「『すみません、うちの水瀬が明日収録なんで』」


やよい「『あの、はい。ジュース3パック。今日中に』」


やよい「とか言うしかないじゃないですか」


やよい「そしたら、業者さんの言われるままの値段でもってきてもらうしかないじゃないですか」


やよい「ジュース3パック、6,000円とか言われても、しかたないじゃないですか」

17: 2012/12/15(土) 01:59:06.38 ID:phKN007I0
やよい「はいジュースは1パック2,000円もしないですよ」


やよい「ドンキとか行ったら、800円くらいかもしれませんよ」


やよい「いや前もって発注してたら、400円くらいかもしれませんよ」


やよい「でもしょうがないじゃないですか」


やよい「月曜に事務所に来て、『あ、水曜伊織ちゃん収録だ』とかわかったら、しょうがないじゃないですか」


やよい「それで伊織ちゃんが荒れると、Pも音無さんも『なんで?』って顔でわたしを見るんです。」


やよい「他のみんなは、『あーあ』って顔で、知らんぷりして下をむいてるだけです」

18: 2012/12/15(土) 02:02:38.82 ID:phKN007I0
やよい「いや伊織ちゃんはいいんですよ」


やよい「本当にどうしようもなくなったら、新堂さんの携帯に電話して、都内のドンキとかで買ってきて貰えばいいんですから」


やよい「まああとで社長さんやPがお小言いわれちゃうみたいなんですけど、もうこれはしょうがないと思ってます」


やよい「問題は千早さんや四条さんです」

21: 2012/12/15(土) 02:08:36.23 ID:phKN007I0
やよい「あの人たち一人暮らしですから」


やよい「本当の、本当の切り札が無いんですよ」


やよい「一度、真さんから、雪歩さんのスキンシップが本当に行き過ぎだ、っていう相談を受けた事があって」


やよい「嫌だったんですけど」


やよい「本当はちょっとワクワクしてたんですけど」


やよい「雪歩さんのご実家にお電話した事があったんですね」

25: 2012/12/15(土) 02:16:10.43 ID:phKN007I0
やよい「そしたら、いきなり男の人が出て」


やよい「『萩原組ですが』」


やよい「って言うんですね」


やよい「で、『あの、雪歩さんのお友達なんですが』って言うと」


やよい「なんと言うか、ちょっと間があってから」


やよい「『お名前は?』って聞かれて」

26: 2012/12/15(土) 02:21:17.21 ID:phKN007I0
やよい「『765プロの、高槻やよいです』って言ったら」


やよい「ちょっと待って、って言われて」


やよい「電話代わって、もうちょっと落ちついた声の、でも怖そうな男の人に電話代わって」


やよい「『雪歩さんのお父さんかお母さんとお話したいんです』、って言ったら」


やよい「『ちょっとそれは今むずかしいかな、って言われて』」

27: 2012/12/15(土) 02:27:54.42 ID:phKN007I0
やよい「『用件なら、代わりに聞いとくよ』って言われて」


やよい「まあ、ありのままをつたえたんですけど」


やよい「『わかった。伝えときます。』って言われて」


やよい「次の日、雪歩さんが事務所に来たら、ちらっと、でもわたしにだけは確実にわかる視線をわたしに向けたあと」


やよい「いつも通りに事務所の人に、真さんも含めて、いつもどおりに接していました」

28: 2012/12/15(土) 02:28:54.21 ID:phKN007I0
やよい「その時わたしは」


やよい「『あ、これが芸能界なんだな』って気がしたんです」

30: 2012/12/15(土) 02:35:17.25 ID:phKN007I0
やよい「で、話は戻るんですけど千早さんと貴音さんです」


やよい「あの二人、本当に話が通じないんですよ」


やよい「ホントに、本当にダメなんです」

33: 2012/12/15(土) 02:48:18.89 ID:phKN007I0
やよい「千早さんは求めていたレッスンとかアドバイスが得られなくて」


やよい「わたしがごめんなさいって謝ると、『ううん、それは本来プロデューサーの仕事だから。』って言って」


やよい「プロデューサーがブラブラしてるのなんて事務所のみんなは本当はわかってるはずなのに」


やよい「理詰めでネチネチと当たって、Pもまたヘラヘラと言い逃れして」


やよい「事務所の雰囲気がとっても悪くなります」




やよい「まあ本音を言えば、千早さんの求めるものも『本等に必要なのかなあ』って思うものばっかりです」

34: 2012/12/15(土) 02:56:01.56 ID:phKN007I0
やよい「まあ千早さんはまだいいです。Pが『わかった。ごめん』って謝るか。めったにないですけど」


やよい「わたしが取りすがって謝ると、結局引いてくれますから」


やよい「問題は貴音さんです」

36: 2012/12/15(土) 03:02:57.29 ID:phKN007I0
やよい「ファンの人達はどう思ってるかわかりませんけど、あの人本当にわかりませんよ」


やよい「だって19歳のいい年した人が、帰ってきて食べる物がないくらいで」


やよい「どうしてあんなに不機嫌になるんですかね」




やよい「わたしなんて、そんなの、しょっちゅうですよ」

43: 2012/12/15(土) 03:11:45.05 ID:phKN007I0
やよい「初めて会った時は、ものすごくきれいで、背も高くて」


やよい「『あ、わたしたちとは違う人なんだ』って思ったんですけど」


やよい「付き合ううちにわかってきたんです」


やよい「『この人、きれいなだけで、バカなんだな』って」


45: 2012/12/15(土) 03:18:58.68 ID:phKN007I0
やよい「カップ麺がないだけで『それはなぜですか』『それはなぜですか』って」


やよい「なぜじゃなくて言ってましたよね。間違って食べちゃったって」


やよい「いつまでもごねる割に、代わりにコンビニで買って来たカップ麺はズルズル食べるし」


やよい「食べたら食べたで、どこかいっちゃうんですよ。みんなわかってるんです」



46: 2012/12/15(土) 03:22:35.08 ID:phKN007I0
やよい「響さんはものすごく物分かりいいですよ。なにがあっても『しかたないっさー』で。いっしょに動いてくれるし」


やよい「年上だし、正直一番くらいに頼りにしてます」

48: 2012/12/15(土) 03:29:54.91 ID:phKN007I0
やよい「そういう人たちのために、毎日気も心もすり減らして手を尽くしてるんです」


やよい「Pにも義理はあるんです。気分次第で、わたしに便宜をはかってくれたり」


やよい「あと、あの人が家に来ると、お父さんはお酒飲まないし、弟たちも楽しそうなんです」

51: 2012/12/15(土) 03:37:41.81 ID:phKN007I0
やよい「業者の人たちも一生懸命みたいなんですよね」


やよい「だって本来そういう店じゃないのに、『あの、はい、うちの四条が、ええ。はいもう本当に分からない人で』」


やよい「『ですからはい、今日もあの、3杯分、出前お願いします』」


やよい「って持ってきてもらって。もちろん本当に必要なのは1杯分ですよ?」



やよい「で、持ってきてもらったら、『やよいちゃん大変だね』っておにぎりみたいなものもおまけに貰って」


やよい「まあそれは美希さんの機嫌取りのために取っておいて」



やよい「出前代はそれなりに取られるんですけど」

52: 2012/12/15(土) 03:44:40.79 ID:phKN007I0
やよい「で、音無さんや社長さんのチェックをひやひやしながらくぐり抜けて」


やよい「律子さんが『私が話しようか?』って言うのを、大丈夫です、何とかしますってしのいで」


やよい「で、お盆前とこの時期に、払ったお金の、本当に、1パーセントというか、5パーセントというか、そのくらいの品物を頂くわけなんですよ」


55: 2012/12/15(土) 03:53:33.99 ID:phKN007I0
やよい「それがそんなに悪いことなんですか?」


やよい「『いりません!!』って業者さんに突き返せばいいんですか?」


やよい「Pに話せば『もらっとけよwww』って言うにきまってるし、律子さんや小鳥さんに話したらややこしくなるに決まってるし。」


やよい「あずささんや貴音さんに話すと、なんか持って行かれそうだし」


やよい「結局、響さんに相談して、でもどうしようもなくって、まとめて取っておいてます。」


やよい「ビール券って、有効期限5年ぐらいありますし」

56: 2012/12/15(土) 03:56:16.44 ID:phKN007I0
やよい「で、響さんも言ってたんですけど」


やよい「なんと言うか私たちアイドルってハケンの人とか、契約社員と同じで、」


やよい「別にそれをもらったからどうとか、クビとか、別にそういう事ってなさそうなんですよね」

57: 2012/12/15(土) 04:03:49.37 ID:phKN007I0
やよい「そういう事で、とっておいてます。ビール券、××万円分」


やよい「響さんと話して、『本当に困ったときは、これをお金に替えて、使おう』って」


やよい「『何もなかったら、引退の時の打ち上げで、ケーキか何か買って、他のアイドルたちの顔にぶつけてやめよう』って」



やよい「そう決めてます」



やよい「みなさんは、どう思いますか?みなさんなら、どうしますか?」

63: 2012/12/15(土) 04:10:12.37 ID:phKN007I0
やよい「>>1がもらったビール券は、1万円に足らない額です」


やよい「別にどうでもいいんです。このアイマスを齧ったみじめな男の事は気に止めなくていいんです。」



やよい「みなさんなら、どうしますか?」



やよい「わたしは、どうすべきですか?」



やよい「わたしの話は、これで、終わりです」



やよい「ありがとうございました」


                    Fin

引用元: やよい「出入りの業者さんからお歳暮をもらいました」