1: 2011/12/04(日) 22:49:43.16 ID:bR2CrcwC0
――マミさん家

QB「マミ、おなか空いたー」

マミ「待ってぇ…今マンガ読んでるから…」ごろごろ ぺらっ

QB「マミー」ゆさゆさ

マミ「戸棚にガムあるわよ…」

QB「うう…」

2: 2011/12/04(日) 22:51:29.45
マミさん家は、戸棚にガムって雰囲気じゃねえよ。

3: 2011/12/04(日) 22:51:29.77 ID:bR2CrcwC0
マミ「…」ぺらっ

QB「…そいっ」くいっ くるくるくる

マミ「…」

QB「うわぁぁぁ!たすけてくれー!わあー」じたばた

マミ「キュゥべえ…人の髪に巻き付いてなにやってるの?」

QB「とらわれのインキュベーターごっこだよ。うわーたすけてくれー!」じたばた

マミ「…」ぺらっ

QB「……ちょっとくらいノッてくれてもいいじゃないか」ぐす

4: 2011/12/04(日) 22:54:16.71 ID:bR2CrcwC0
マミ「…」

QB「…そいっ」はむっ

マミ「…」ぺらっ

QB「…」はむはむ

マミ「……キュゥべえ、おっOいをはむはむするのやめて」

QB「…」はむはむ

マミ「…セクハラで訴えるわよー」

QB「…」はむはむ

5: 2011/12/04(日) 22:57:18.07 ID:bR2CrcwC0
マミ「…えいっ」がばっ

QB「うわっ!」こてんっ

マミ「オラオラオラオラオラオラーッ!」

ぺちぺちぺちぺちぺちっ!

QB「きゅぷぷぷぷぷぷっ!」ゆらゆら

6: 2011/12/04(日) 22:57:51.39
きゅっぷいきゅっぷい

7: 2011/12/04(日) 23:01:21.16 ID:bR2CrcwC0
マミ「ふう…やれやれだわ!」

QB「ひどいよマミー」

マミ「まったく、キュゥべえのせいで落ち着いてマンガ読めないじゃないの」

QB「だっておなか空いたんだもの」

マミ「もう、仕方ないわね。たしかおもちが1個だけ余ってたから焼いてあげる」

QB「わーい」

9: 2011/12/04(日) 23:05:05.48
マミさんなら餅のストックは豊富なはず。
1個とかありえない。

10: 2011/12/04(日) 23:06:08.98 ID:bR2CrcwC0
―――
――

じりじりじり…

ぷくぅー

QB「あ、おもちが膨らんだー。マミのおっOいみたいだね」

マミ「私のはもっと大きいわ。暁美さんのおっOいくらいよ」

QB「ほむらのおっOいはもっと小さいよ」

マミ「そうかしら…」

QB「そうだよ」

マミ「まさかキュゥべえ…!暁美さんのおっOいもはむはむしたんじゃないでしょうね?この浮気者ー!」ぺち

QB「きゅぷ!…いやいや、ほむらのおっOいははむはむしようがないよ。だってものすごく小さいんだもの」

マミ「そうなんだ」

13: 2011/12/04(日) 23:10:31.50 ID:bR2CrcwC0
―――
――

マミ「はい、出来上がり。どうぞ召し上がれ」ごとっ

QB「わーい!いただきます!」もぐ

マミ「うふふ!」

QB「はふ…ふむ…おもちおいしいよ!マミ!」もぐはむ

マミ「よかったわ」

QB「はぐ…ふむ…ぬ、ぬごぉ!?」びくんっ

マミ「?」

18: 2011/12/04(日) 23:13:20.59 ID:bR2CrcwC0
QB「ぬごおぉぉ!?」じたばた

マミ「キュ、キュゥべえ!?もしかして喉に詰まらせちゃったの!?」

QB「があぁぁー!?」じたばた

マミ「ど、どうしよう!どうしよう!…あ、そういえば…!」

20: 2011/12/04(日) 23:15:57.02
リボン使ってひきだすんだ

22: 2011/12/04(日) 23:16:25.04 ID:bR2CrcwC0
~~~
~~

――マミさん、幼き日の思い出

ちびマミ「ママー!パパー!おもちっておいしいね!」もぐはむ

マミママ「ふふふ!よかったわ!」

マミパパ「でもあんまり慌てて食べちゃダメだよ?」

ちびマミ「なんでー?」

マミパパ「マミみたいな小さい子は喉に詰まらせちゃうからね。氏んじゃうかもしれないよ?」

ちびマミ「ええー!?お、おもちこわいよママー!」だきっ

26: 2011/12/04(日) 23:20:05.22 ID:bR2CrcwC0
マミママ「あらあら…ちょっとパパー?マミを怖がらせちゃダメでしょ?」

マミパパ「ああ、ごめんよマミ」

ちびマミ「…ねえパパー?おもちがのどにつまったらどうすればいいのー?」

マミパパ「掃除機で吸い取るのさ!ぶーん!ってね!」

ちびマミ「ええー!おもちさんをおそうじするんだー!」

マミパパ「そうだよー!おそうじさー!ぶーん!」

ちびマミ「おそうじおそうじ!ぶーん!」

マミママ「あらあら、ふふふ!」

30: 2011/12/04(日) 23:22:56.93
餅はやっぱり醤油に砂糖だよな

31: 2011/12/04(日) 23:23:19.85 ID:bR2CrcwC0
~~~
~~


マミ「パパ…ママ…」うるっ

QB「ぬがあぁぁ!?」じたばた

マミ「…はっ!?そ、そうだった!早くキュゥべえを助けないと!」ダッ

がたっ

マミ「よし!この掃除機でおもちを吸い出すわ!」

34: 2011/12/04(日) 23:26:34.12 ID:bR2CrcwC0
マミ「スイッチオン!」かちっ

ぶいいぃぃぃん!ずずずず…

QB「うごごご!?」

ずずずずず…

すぽんっ!

マミ「あ」

からからからから!

マミ「………う、うわーッ!?キュゥべえごと吸い込まれちゃったーー!」

36: 2011/12/04(日) 23:28:45.25
きゅっぷい……

37: 2011/12/04(日) 23:29:02.32 ID:bR2CrcwC0
からからからから!

マミ「う、うわああ!ど、どうしよう!どうしよう!」あたふた

からからからから!

マミ「はっ!?そうだ!とりあえずスイッチオフ!」かちっ

ぴたっ しゅううう…

マミ「そ、掃除機の中身は…」ごくりっ

ぽんっ


QB「」しーん…


マミ「キュ、キュゥべえーーーッ!!」

43: 2011/12/04(日) 23:33:52.07
QB普通に吸い込まれたのか
頭だけ吸い込まれて掃除機から垂れ下がっている図を想像したぜ

44: 2011/12/04(日) 23:34:35.90 ID:bR2CrcwC0
マミ「そ、そんな…氏んじゃうなんて…」

QB「」

マミ「うう…キュゥべえ…」ぽろぽろ

QB「」

マミ「う…うう…」ぽろぽろ

QB「」

マミ「……泣いたらおなか空いたわ…なんか買いに行こ」すくっ

タッタッタッ

46: 2011/12/04(日) 23:35:44.74
マミさんの切り替え…

52: 2011/12/04(日) 23:38:23.83 ID:bR2CrcwC0
ちょこん

QB「ふう…!まさかおもちで氏ぬとは思わなかったよ…」

QB(故)「」

QB「さてと、マミが戻ってくる前にこの氏体を処理しないとね。そしてなんともない顏でマミに会えば僕は生きていたことになる。つまり何もなかったことになるね!オールリセットだ!」

QB「おっしゃ!いただきまーす!」むしゃむしゃ

QB(故)「」

54: 2011/12/04(日) 23:41:25.32 ID:bR2CrcwC0
がちゃっ

マミ「お財布忘れちゃった…危ない危ない」

QB「んごっ…!?」びくん

QB(マ、マミが帰ってきた!?ていうか喉に氏体が詰まった…!)

QB「んごぉぉぉぉ!?」じたばた

マミ「え…!?ええ!キュゥべえ生きてたの!?」

59: 2011/12/04(日) 23:46:32.94 ID:bR2CrcwC0
QB「ぬがぁぁぁ!」じたばた

マミ「て、ていうかなんかキュゥべえの口に入ってる……え、ええ!?キュゥべえがキュゥべえを喉に詰まらせてる!?」

QB「ぬががががっ!」じたばた

マミ「ど、どういうこと!?なにこの状況!?キュゥべえがキュゥべえをきゅっぷいきゅっぷい!?」あたふた

マミ「は!?も、もしかしてこれが円環の理!?」

62: 2011/12/04(日) 23:48:46.53
氏のループってこわくね?

63: 2011/12/04(日) 23:48:55.76
マミさんなんか悟ったぞ

64: 2011/12/04(日) 23:50:20.83 ID:bR2CrcwC0
QB「ごがががあああ!」じたばた

マミ「と、とりあえずなんとかしないと…!ど、どうしよう!どうしよう!」あたふた

QB「ぎゅぷぷぷぷ!」じたばた

マミ「あ!そ、そうだわ!」

65: 2011/12/04(日) 23:53:36.47 ID:bR2CrcwC0
~~~
~~

――マミさん、幼き日の思い出

ちびマミ「ねぇパパー?どこかのくににはすっごくおっきいヘビさんがいるってせんせいがいってたけど、ほんとーなのー?」

マミパパ「きっとアナコンダのことだね」

ちびマミ「アナコンダ―?でっかいのぉ?」

マミパパ「そうだよ~マミを食べちゃうくらいでっかいんだよ!」

ちびマミ「え、えええ!?アナコンダこわいよぉ!ママー!」だきっ

68: 2011/12/04(日) 23:58:07.28 ID:bR2CrcwC0
マミママ「あらあら、ちょっとパパー?マミが怖がってるじゃないのー!」

マミパパ「ははは!ごめんよ、マミ」

ちびマミ「ねぇパパー?アナコンダにのみこまれたらどうすればいいのー?」

マミパパ「そうだねぇ。掃除機で吸い出しちゃおうか!ぶーん!って」

ちびマミ「あー!アナコンダをおそうじだねー!ぶーん!ぶーん!」

マミパパ「そうだよ!おそうじさ!ぶーん!」

マミママ「あらあら、ふふふ!」

69: 2011/12/04(日) 23:58:45.98
行き着くところはやっぱり掃除機ww

73: 2011/12/05(月) 00:03:34.61 ID:WcI6XGMn0
~~~
~~

マミ「パパ、ママ…私、こんなに大きくなったよ…ずっと見守っていてね」うる

QB「ぬごおおお!?」じたばた

マミ「は!?そうだった!早く掃除機で吸わないと!スイッチオン!」かちっ

ぶいいぃぃぃん!ずずずず…

QB「うごごご!?」

ずずずずず…

すぽんっ!

マミ「なっ!?」

からからからから!

マミ「………う、うわーッ!?ダブルキュゥべえ吸い込んじゃったーー!私のバカー!」

76: 2011/12/05(月) 00:05:04.70
ダイソンか…

79: 2011/12/05(月) 00:08:46.70 ID:WcI6XGMn0
からからからから!

マミ「あわわわわ…!とりあえずスイッチオフ!」かちっ

ぴたっ しゅううう…

マミ「そ、掃除機の中身は…」ごくりっ

ぽんっ


QB「」しーん…

QB「」しーん…



マミ「うわああああ!!キュゥべえーーーっ!!」

82: 2011/12/05(月) 00:11:54.01
QBの口からQBが出ている図を思い浮かべたら吹きそうになった
かわいい

83: 2011/12/05(月) 00:13:39.04 ID:WcI6XGMn0
―――
――

――外

QB「」

QB「」

マミ「ごめんねキュゥべえズ…」かちっ

ぼうっ… メラメラ メラメラ

マミ「火がついたわね…いよいよお別れだわ…なむなむ…」すっ

QB「」メラメラ

QB「」メラメラ

マミ「う、うう…!さようならキュゥべえ…!」ぽろぽろ

87: 2011/12/05(月) 00:18:35.87
QB「ミディアムレアで頼むよ!」

88: 2011/12/05(月) 00:19:50.10 ID:WcI6XGMn0
―――
――

――オーストラリア、ガイドカー車内

ぶろろろろ

黒人ガイド「おじょうちゃん、ウルルへはもう少しで着くぜ!もうしばらくの辛抱だ!がんばりな!」

マミ「そうですか…ありがとうございます」

黒人ガイド「ははは!精霊に会えるといいなぁ!」

マミ「精霊かぁ…ふふふ、会ってみたいわ…」にこっ

89: 2011/12/05(月) 00:20:29.62
どういうことなの…

93: 2011/12/05(月) 00:23:39.30 ID:WcI6XGMn0
―――
――

――ウルル、頂上

マミ「はぁはぁ…やっと着いたわ」

黒人ガイド「がんばったなぁおじょうちゃん!さぁ…はじめな…」

マミ「ええ…」かぱっ

黒人ガイド「それがおじょうちゃんの愛する者の遺灰か…長い旅も終わりだな…」

マミ「はい…キュゥべえ…世界の中心で風になって…星に還って…そしてまたいつか私のところに戻ってきてね…」ばっ

ひゅううううう~ ぱらぱら

103: 2011/12/05(月) 00:30:57.09 ID:WcI6XGMn0
マミ「さようなら…キュゥべえ…」

マミ「…」うる

「なーんどでも♪なーんどでも♪僕は生まれ変わってゆくー♪」

マミ「…え?」

「そして~いつか君と見た夢の続きを~♪」

マミ「ま、まさか、精霊…!?いえ…ち、ちがう…この声は…!」

106: 2011/12/05(月) 00:35:05.48 ID:WcI6XGMn0
ちょこんっ

QB「きゅっぷい!」

マミ「キュ、キュゥべえ!」

QB「きゅぷー!」

マミ「本物の、本物のキュゥべえだわっ!」

QB「イエス!アイアム!」きりっ

マミ「キュゥべえー!」だきっ

QB「マミ!」だきっ

111: 2011/12/05(月) 00:39:10.12 ID:WcI6XGMn0
マミ「うう、うう…!キュゥべえ~!また会えてうれしいよぉ!」ぐすんぐすん

QB「マミ、泣かないで…これからはずっとマミのそばにいるから!」

マミ「ううう…!約束よ!絶対だからね!」だきっ

QB「もちろんさマミ!」だきっ

黒人ガイド「…いい話じゃねぇか」うるっ

112: 2011/12/05(月) 00:40:11.78
こいつらかわいい

113: 2011/12/05(月) 00:45:04.88 ID:WcI6XGMn0
QB「…ねぇマミ?イチゴパフェの約束覚えてる?」

マミ「イチゴパフェの約束…?あっ!あれね!もちろん覚えてるわ!」

QB「うん!一緒にカフェで特大のイチゴパフェを食べようねって約束!」

マミ「ふふふ!そうね!帰国したら真っ先に行きつけのカフェに行きましょう!そしてでっかいイチゴパフェを心ゆくまで楽しみましょう!」

QB「うん!やったぁ!楽しみだなぁ!イチゴパフェ!」

マミ「ふふ!イチゴパフェ喉に詰まらせないでよ?」

QB「もう!マミったらー!」

わいわい! きゃっきゃ!

黒人ガイド「よかったな…おじょうちゃん!そしてべえさん!…この仕事やってきた甲斐があったぜ…!お幸せにな…!」

おわり

114: 2011/12/05(月) 00:46:06.58
イイハナシダナー;;

引用元: マミ「キュゥべえがおもちを喉に詰まらせて死んだ」