なんかこっちまで恥ずかしいよな

ねえ、なんでこんなスレ立てちゃったの？

唯「みんなー！　今日はライブに来てくれてありがとー！」

唯「次の曲は……utauyo!miracle！」

ﾜｰﾜｰ

唯「だいすき♪　だいすき♪　だいすきを～あ・り・が・と♪」

ﾊﾟﾁｯ

唯(ウ、ウインクされたー！)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

俺(ふふっ……)

唯「だだ、だいすき♪　だいすすき♪　だいすきをありりがががとととと♪」

澪(唯！？)

律(あいつどうしたんだ？)

梓(先輩！？)

紬(アリだわぁ……///)

紬「はい唯ちゃん、ケーキをどうぞ」

唯「ムギちゃんありがと～｣ｷﾗｷﾗ

唯「それとねぇ、今日はみんなに相談したい事があるんだ～」

律「こないだのライブの事かぁ？」

澪(り、律！　唯だって緊張する事くらいあるだろ！　あんまりそういう事言っちゃ……)

唯「うん……それも関係あるんだ」

澪「……唯？」

紬「唯ちゃん、私達で相談に乗れる事なら、いつでも聞くわよ」

律「そうだぞ唯～。私達は仲間なんだ！　特に軽音部部長こと田井中律を存分に頼ってくれて～」

澪「あんまり調子に乗るな！｣ｶﾞﾂﾝ

律「いてっ」

唯「みんなぁ～……｣ｳﾙｳﾙ

唯「じ、実は」

澪 律 紬「実は！｣ｺﾞｸﾘ

唯「実は～……彼氏がで、できました｣ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ

誰だよこんなになるまで放っておいたの

いい妄想だと思う

お前らって昼間っからこんなこと考えてんだな

律 澪 紬「彼氏ができました」

「え゛え゛え゛ぇぇぇぇ～～！！！！？」

唯「わぁ！　シーッ！　シ～～ッ！」

律「ま、まぁ年頃の女子高生なんだし？　そういう事もあ、あるだろ｣ｱｾｱｾ

澪「そ、そそ、そうだよ！　なんにもおかしくないぞ！｣ｱｾｱｾ

紬「お相手は、ライブに来てた彼かしら？」

律「なに！　見たのかムギ！｣ﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ

紬「スラっとしててハンサムな方だったわ～」

唯「えへへ｣ﾃﾚﾃﾚ

梓「おつかれさまで～す！｣ｶﾞﾁｬｯ

唯「あ、あずにゃ～ん」

律(こ、これはまずいんじゃないのか……)

澪(梓が今の話を聞いたら……)

唯「そうだ！　ねぇあずにゃん、実はね」

律 澪「わああああ～～～！！！！！」

梓「どうしたんですか？」

律「な、なんでもないぞ～！」

梓「でも唯先輩が……」

唯「むぐー！｣ﾓｺﾞﾓｺﾞ

律「えーとぉ……｣

澪「い、いま唯は好き嫌いをなくす特訓中なんだ！　ほら唯！　ちゃんと飲み込まなきゃダメだぞ！」

梓「そ、そうなんですか……」

紬「はい梓ちゃん、ケーキよ」

唯「もごもごー！｣ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

梓「あ、ありがとうございますムギ先輩｣ﾆｯｺﾘ

律 澪(ふぅ～………)

唯「ぷはぁ～～っ！　りっちゃんひどいよ～～！｣ﾌﾞｰﾌﾞｰ

ｺﾝｺﾝ

紬「誰かしら？　はぁ～い｣ｶﾞﾁｬ

俺「あ、すみません。唯はいますか？」

紬「あ～……えっと、ちょっとお待ち頂けますか？」

律「むぎー、誰だ？｣ﾉｿﾞｷﾐ

律(ん、おとこ……？)

澪(もしかしてあれって……)

紬「唯ちゃん、彼氏さんが来てるわよ♪」

律 澪「ブウウウウウーーーーッッ！｣

唯「は、はやいよ～！　まだ全然説明してないのにぃ……｣ﾃｸﾃｸ

律(あ、あずさは……！？)

梓｢｣ﾌﾟｸﾌﾟｸ

澪(泡ふいてるー！！)ｶﾞﾋﾞｰﾝ

唯「えっと、みんなに紹介するね」

唯「わ、わたしのか、彼氏の」

唯「俺君で、す……」

俺「初めまして。唯と付き合う事になりました、俺です。よろしくお願いします」

紬「よろしくお願いします♪」

律(な、なんか胸が痛いぞ～……！)

澪(唯の彼氏……唯の彼氏……)ﾄﾞｷﾄﾞｷ

梓｢｣ﾌﾟｸﾌﾟｸ

俺(唯？　まだ話してなかったのか？)

唯(来るのがはやいんだよ～……！)ﾄﾞｷﾞﾏｷﾞ

紬「お茶をお出ししますから、どうぞ中に入って下さい｣ﾆｺｯ

俺「あ、これはご丁寧に。では失礼して」

律(あ、あずさ～……おきろ～)ﾕｻﾕｻ

梓｢｣ﾋﾟｸﾋﾟｸ

俺イケメンだなぁ

唯「んもぉ～｣ﾌﾟﾝｽｶ

俺「悪い悪い。もう話し終わってると思っててさ｣ﾆｷﾞｯ

唯「あっ……｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

律(てて、て、手ぇつないでる！！！)

澪(…………あ、あたしも気絶しそうだ)

紬「仲良しねぇ～～♪｣ﾆｺﾆｺ

梓「……はっ」

梓「ここは……」

律「あ、あずさ！　生還したか！」

梓「なんだか夢を見ていました……｣ｹﾞｯｿﾘ

梓「夢の中で唯先輩に彼」

俺「？」

梓「氏が…………………ぐふっ｣ﾊﾞﾀﾝ

澪「あずさーーーーーっ！！！｣ﾌﾞﾜｯ

俺「し、質問責めだったな……｣ｹﾞｯｿﾘ

唯「だねぇ……｣ｹﾞｯｿﾘ

俺「中野さんは大丈夫なのか？」

唯「あずにゃんには今度説明しとくよ～」

俺「まぁあの様子じゃ後日の方がいいんだろうけど……」

俺「そうだ唯、今日のギターレッスンはどうする？」

唯「やる！｣ﾌﾝｽ

俺「唯の家でいいか？」

唯「うん！　憂も是非だってさ～」

俺「憂ちゃんはいい子だなぁ……」

唯「う～っ｣ｼﾞﾄｰ

俺「唯もいい子だよ｣ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

唯「えっへん！｣ﾌﾝｽ

俺「着いたな」

唯「ただいま～」

憂「あ、おかえりお姉ちゃん！」

俺「お邪魔しまーす」

憂「あ、俺さん！　いつもお姉ちゃんの練習に付き合って頂いて｣

俺「いいんだよ。好きでやってる事だからさ。それより上がっていいかな？」

憂「いまスリッパ出しますね！｣ｺﾞｿｺﾞｿ

唯「う～い～おなかへったぁ～｣ｸﾞﾙｸﾞﾙ

憂「ご飯までもう少しだから我慢してねお姉ちゃん｣ﾆｺﾆｺ

唯「はぁ～い……｣ｼｭﾝ

俺「じゃあ唯の部屋いこっか？｣

唯「う、うん……！｣ﾄﾞｷﾄﾞｷ

憂「ご飯できたら呼びにいくね～！」

唯「よいしょっ、と……ギー太もおかえりだよ～｣ｼﾞｼﾞｰｯ

俺「時間あるみたいだし、ご飯まで練習しようか？」

唯「あ、そうだね～」

俺「うっし」

唯「よろしくお願いします！　ししょー！｣

俺「うむ。唯君の上達っぷりを見せてもらおうか」

唯「そ、そんな事言われると緊張するよ～……｣ｱｾｱｾ

俺「俺一人に緊張してたらダメだろ～。ステージでは～……」

唯(俺君だから緊張するんだよ……っ)

唯「じゃ、じゃあいきます」

俺「うむ」

ｼﾞｬｶｼﾞｬ～ﾝ♪

俺「唯、上手くなった｣ﾖｼﾖｼ

唯「ほんと～っ！？｣ｷﾗｷﾗ

俺「うんうん。ただカッティングが少し気になる」

唯「かってぃんぐ？」

俺「シャカシャカ」

唯「あ～しゃかしゃか～！」

俺「ブリッジのミュートが少し甘いから、ここをこうして……｣ﾆｷﾞｯ

唯「う、うん……｣ﾄﾞｷ

俺「…………二人っきり、だな」

唯「！！！！！！！！｣ﾄﾞｯｸﾝﾄﾞｯｸﾝ

俺「唯……」

唯「な、なななななななな、ななに？」

俺「……｣ｽｰｯ

唯(ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ)

俺「唯……｣ｽｰｯ

ｵﾈｰﾁｬｰﾝ！ ｺﾞﾊﾝﾀﾞﾖｰ！！

唯「っ！！！！？？」

唯「い、いいま行くよぉーー！｣ｶﾞﾀｶﾞﾀ

俺「くそう惜しかったぁ……」

唯「練習って言ったのにズルいよ～……！　神様は見てるんだよ！｣ﾌﾝｽ

俺「ズルしちゃダメって？」

唯「そうだよ～｣ｺｸｺｸ

俺「わかった。じゃあ次はズルしないでちゃんとちゅーしようっと」

唯「へっ？　あわわわわわわ……」

俺「ご飯、いかないのか？」

唯「い、いくよ～｣ｱｾｱｾ

唯 俺「ご馳走様でした！」

憂「お粗末様でした～｣ﾆｺｯ

唯「お腹いっぱいだよ～｣

俺「俺も美味しくてついつい食べ過ぎちゃったよ。憂ちゃんはいいお嫁さんになるね」

憂「えへへっ、ありがとうございますー。でもダメですよ～？」

俺「？」

憂(お姉ちゃんがむくれてます)ﾋｿﾋｿ

唯「…….どーせ料理できませんよぉ～。ちぇ～っ｣ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ

俺「唯は多分、料理できるよ」

俺「ギターだって覚えるスピード凄いしさ、手先も器用だし」

唯「そうかな～……」

俺「唯の手料理、いつか食べさせてな」

唯「わ、分かった！　がんばるよ！｣

憂「お姉ちゃん、お風呂沸いてるよ～」

唯「おぉ！　さっすが憂～｣ﾀﾞｷｯ

憂「ちょ、ちょっとお姉ちゃんっ」

唯「う～い～♪｣ｽﾘｽﾘ

憂(俺さんの前だしちょっと恥ずかしいよ～……)

俺「折角だし俺も入っていこうかな～」

唯「えぇっ！？｣ｶﾞﾀﾝ

憂「どうぞどうぞ！　是非入っていって下さい！｣ﾆｺｯ

唯(お風呂ってことはお泊りするのかな……お、お泊りって事は……)ﾌﾟｼｭｰ

俺「ありがとう。俺は後でいいから唯が先に入りな」

唯「だだだダメ！　ぜったいダメ！｣ｸﾜｯ

俺「？」

唯「う～いいいぃぃぃっ！！！！｣ｳﾙｳﾙ

憂「お、俺さんから先にどうぞ｣ｱｾｱｾ

俺「なんか悪いなぁ……じゃお先に」

唯「ど、どうしよう憂」

憂「ん？　どうしたのお姉ちゃん？」

唯「お、お風呂だよ！　お風呂」

憂「お風呂？」

唯「お風呂って事は…….」

憂「あ～。お布団なら用意してあるよ？」

唯「お泊りってえ゛え゛え゛～～～！！！？？」

憂「この時間だし、明日はお休みだし、泊まっていくのかな～と思ってたけど。違ったのかな？」

唯「ぜんぜんちがうよ！！！！！｣ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

憂「？」

唯「うわああああ～～っ！！｣ｺﾞﾛｺﾞﾛ

憂「もうお姉ちゃんったら～」

ﾎﾟﾁｬﾝｯ

唯「う～、ギターのレッスンって言ってたのに～｣

唯「ん～」ﾊﾟﾁｬﾊﾟﾁｬ

唯(どうしよう……)

唯「りっちゃあああああああああんっ！！！！｣ﾁｬｰﾝ…ｬｰﾝ…

憂(お姉ちゃんがあんなに取り乱してるところ始めて見るなぁ……)

憂(かわいい……)

俺「あ、憂ちゃん。風呂ありがとう」

憂「いえいえ～。あ、髪がまだ濡れてますよー！　風邪引いちゃいます」

俺「はは、大丈夫だよ」

憂「洗面所にあるピンクのドライヤー使っていいですよ！」

俺「そう？　じゃお言葉に甘えて……｣ﾃｹﾃｹ

俺が段々調子乗ってきてうざい

唯「へ、変なところないかな……？」

鏡「……」ﾌﾟﾘﾝｯ♪

唯「う～っ……こんな事ならダイエットしとくんだったよ……」

鏡「……」ｹﾞﾝﾅﾘ

唯「……男の人と一緒に泊まるんだよね」

唯「えぇっと～こんな感じ、かな？」

鏡「……」ｴｯﾍﾝ

唯「なんか違う……こう、かな？」

鏡「……」ｳｯﾌｰﾝ♪

唯「おぉ！　これだよ！」ｱｯﾊｰﾝ♪

唯（って一人で何してるんだよおおおお～～！！！！！！）

唯「うぅ～……湯冷めしちゃった」ﾌﾞｸﾌﾞｸ

唯「そろそろ上がらないと、俺君待ってるよね……」

唯「こんな事ならみんなにもっと早く相談しとくんだったな～」ﾁｪｰ

唯「もうしょうがないや……お風呂上がろっと」

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

俺「あ」ﾌﾞｵｰﾝ

唯「へ？」ﾌﾟﾘｰﾝ♪

俺 唯「…………」

俺「……いや、あの憂ちゃんが、その、ドライヤー使――」

唯「び、びえええええ～～～～～～ん！！！！！！！」ﾄﾞﾋｭｰｰﾝ

ｵﾈｰﾁｬﾝ!!?　ﾄﾞｳｼﾀﾉ!!

俺（憂ちゃん、ナイス……）ﾊﾅﾁﾞﾀﾗｰ

憂「お姉ちゃーん？　はいるよー？」ｺﾝｺﾝ

唯「う゛ぅ゛～ぃぃ～～」ﾌﾞﾜｯ

憂「ど、どうしたのお姉ちゃん！　ふ、服着ないと！！」ﾃﾚﾃﾚ

唯「……もうお嫁にいけないよぉ～～」ｸﾞｽﾝ

憂「ほら、とりあえずこれ着よ？　ね？」

唯「ひぐっ……うん～……」

憂（お、お姉ちゃん、胸おっきくなってる……！）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

憂（とってもキレイだよお姉ちゃん……）

唯「ありがと……憂ぃ」

憂「いまタオル持ってくるからお姉ちゃんはそこにいて？」

憂「そのままじゃ風邪引いちゃうよ～！」ﾀｯﾀｯﾀ

俺「しかし……」

俺（このままじゃまずいよな……）

俺（最悪、唯に嫌われた可能性も……）

憂「あ、俺さん」ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

俺「憂ちゃん！　あの、唯は？」

憂「部屋にいます。その、ごめんなさい」ﾍﾟｺﾘ

俺「え？　何で謝るの？　もしかして……」

俺「俺、唯に嫌われちゃった……？」

憂「え？　あはは、違いますよ♪」

憂「お姉ちゃんがお風呂入ってるの分かってたのに」

憂「ドライヤーを進めたの、私ですから」ﾍﾟｺｯ

俺（な、なんていい子なんだよ……）

憂「でも、お姉ちゃん傷ついてます」

俺「そ、そりゃそうだよなぁ」

憂「だから慰めてあげて下さい」ﾆｺｯ

俺「え？」

憂「これタオルです」

憂「お姉ちゃん、お風呂上がってそのまま部屋に入っちゃったから……」

俺「憂ちゃん……もし歴史が違っていたら俺は俺は……」

憂「？」

俺「いや……なんでもない。恩に着るよ。憂ちゃん」ﾆｷﾞｯ

憂「お、お姉ちゃんをよろしくお願いしますね！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

俺「まかせとけ！！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

憂「……」ﾎﾟｰｯ///

俺「唯？　入るぞ？」ｺﾝｺﾝ

ｶﾞﾁｬ

俺「……唯？」ﾄｺﾄｺ

唯「……」

俺「唯、風邪引くぞ」ﾀﾞｷｯ

唯「っ！？」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ

俺「ほら、タオル持ってきたから」ﾌｷﾌｷ

唯「い、いいよ！　自分でやるから！」

俺「駄目だ。頼まれたんだから」ﾌｷﾌｷ

唯「たのまれた？」

俺「憂ちゃんに、お姉ちゃんをよろしくって」

唯（う゛ぅ～～～いいぃぃぃ！！！！！）

俺「こんなもんで、いいだろ」

唯「……」ﾋﾟｶﾋﾟｶ

俺「唯、悪かった。俺そんなつもりじゃなかった」

唯「……わかってるよ」

俺「今日はさ、ギターのレッスンとしか言ってなかったよな」

唯「……うん」

俺「ズルいよな、俺」

唯「……うん」

俺「……帰る、わ」

唯「え？」

俺「ズルしてこんな事してもしょうがないよな」

俺「次は正々堂々と誘うから、悪かった」

唯「え？　え？」

俺「でもさ……唯、本当にキレイだったよ」

俺「それじゃ」ﾀｯﾀｯ

俺（くそ……唯、泣いてたな……）

俺（最低なことしちまった……）

俺（なにが、憂ちゃん、ナイス。だよ……）

俺「あ゛あ゛～～～～っ！！」

憂「あれ、俺さんっ！！！？」

憂「なんで靴を――」

俺「悪かった憂ちゃん！！」

俺「色々気を利かせてもらって、本当感謝してる」

俺「でも、泣いてる唯を見たら俺……」

俺「俺さ、今日ただギターのレッスンとしか言ってなかったんだ」

憂「……」

俺「唯はきっとなんの準備もできてなくて、それで……」

憂「…………、最低です」

俺「――っ！」

俺「そうだよな……分かってる」

俺「俺は最低な男だ」

俺「だから、次は最低にならないように正々堂々――」

憂「違います、俺さん」

俺「え？」

憂「ここで逃げたら、最低ですって言ったんです！」

俺（…………憂ちゃん？）

憂「お姉ちゃん、きっと今泣いてます」

憂「それを放っていくんですか？」

憂「……そんなの私、許さない」

俺「……っ」

俺「……ごめん、俺がどうかしてたよ」

憂「俺、さん……？」

俺「泣いてる唯を見たら、気が動転しちゃって」

俺「パニックになって」

俺「体裁を取り繕って逃げてきただけだ。これじゃ……」

憂「俺さん……」

俺「憂ちゃん、ありがとう」

俺「俺、もう一回、唯と話してくるよ」

憂「ごめんなさいっ！！！」ﾍﾟｺﾘｯ

俺「え？」

憂「俺さんに酷いこと言っちゃったし、そもそも原因は！！――」

俺「憂ちゃん」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

憂「――っ！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

俺「憂ちゃん、ありがとう。俺は憂ちゃんに感謝してる。とにかく行ってくる！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

憂「俺、さん……」

俺「ゆ、唯……！！」ｶﾞﾁｬﾝ

唯「ひっぐ…………俺、くん？」

唯「あれ……？　俺君、帰ったはずじゃ……」

俺「唯、悪かった」

唯「……」

俺「本当に、悪かった」

唯「それを言いに、戻ってきたの？」

俺「違う」

俺「唯、聞いてほしい」

唯「……」

俺「俺は唯が、大好きだ」

唯「……へ？」ｷｮﾄﾝ

俺「泣いてる唯も」

俺「笑ってる唯も」

俺「ギターを弾いてる唯も」

俺「お調子者の唯も」

俺「照れて顔を真っ赤にしてる唯も……」

俺「全部、全部大好きなんだ！！」

唯「ちょ、ちょっと俺君！　恥ずかしいよ～！」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

俺「もしも唯が嫌じゃなかったら」

俺「俺と、一緒にいて欲しい！」

唯「俺、くん……」

俺「ダメ、か……？」

唯「そんなの…………」

唯「そんなの、いいに決まってるよ！」ｴﾍﾍ

俺「唯……っ」

唯「……んぅ～、でもさぁコレって」

俺「ん？」

唯「結局、俺君の思う壺なんじゃないかな～」ｼﾞﾛﾘ

俺「そ、そんな訳ないだろ！」

唯「そうかなぁ～？」

俺「こうなって、欲しかったけどな」

唯「えへへ」ﾃﾚﾃﾚ

俺「唯の、おかげだよ」

唯「そうかな？　えっへん！」ﾌﾝｽ

俺「ほっとした……」

唯「ねぇ俺くん？」

俺「なんだ――」

ﾁｭｯ

唯「ズルのお返しだよ～♪」ｴﾍﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おわり

これからだろなにおわらしてんだ

お疲れ様

おわってんじゃねーよ

おまけ


俺「ふぁっ……ねむ……」ﾄﾝﾄﾝ

憂「あ、俺さん。おはようございます♪」

俺「おはよー……」ﾈﾑﾈﾑ

憂「ふふっ、俺さん、朝弱いんですか？」

俺「唯ほどじゃないよ～……」ﾈﾑﾈﾑ

憂「あはは、お姉ちゃん本当に朝弱いですからね～」

俺「洗面所借りていいかな。顔洗いたい……」

憂「いいですよ～タオルも出してありますから～」

俺「素晴らしすぎるな憂ちゃんは……」ﾃｹﾃｹ

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

俺「う、冷たっ」ﾊﾟｼｬ

俺「タオル、タオル……と」

俺「ん、なんだこれ……手紙？」

「俺さん、お姉ちゃんのこと、ありがとうございました」

「余計な事したり、変な事言っちゃったり」

「本当に、ごめんなさい！！！」

「お姉ちゃんは、おっちょこちょいなところがあるけど」

「本当はちゃんとしてる所もあるし、とっても可愛いお姉ちゃんです」

「幸せにしてあげて下さいね！」

俺「憂ちゃん……」ｳﾙｳﾙ

俺（絶対、幸せにするよ……！）

ｳｰｲｰ…　ｵﾅｶﾍｯﾀｰ…

俺「お、起きてきたな……」

俺「よーし、やるぞ！！」

唯「放課後ティータイムでした！　みんな今日はありがと～」

ﾜｰﾜｰ

律「おっつかれ～！」

澪「今日はかなり良かったんじゃないか！？」

梓「お客さんも増えてた気がします！」

唯「うわ～脱げないよ～！」ｱｾｱｾ

紬「あわてちゃダメよ～。ほら」ｽﾎﾟﾝｯ

唯「おぉ！　ムギちゃんありがと～」ｽﾘｽﾘ♪

律「ん？　なに急いで衣装脱いでんだ？」

澪「ほら、唯は今日」

梓「記念日ですもんね！　唯先輩！」

紬「あら、梓ちゃんいいの？」

梓「だって、唯先輩、幸せそうですから」ｴﾍﾍ

唯「もう来ちゃうよ～！！」ｱｾｱｾ

俺「おつかれさーん！」ﾊﾞﾀﾝ

唯「あっ」ﾌﾟﾘｰﾝ♪

俺「あ……」ﾊﾅﾁﾞ ﾀﾗｰ

俺 唯「…………」

俺「す、すま――」

紬「男子禁制です」ﾊﾞﾀﾝ

唯「お、お尻見られたよおおおお～～！！！」

律「ん？　どれおじさんにも見せてみなさい」ｸﾞﾍﾍ

澪「バカ、律！」ﾎﾟｺﾝ

律「いてっ！」

紬「うふふっ♪」

唯「もぉ……」ﾌﾞｰﾌﾞｰ

俺「わ、悪い……またやっちまった」

唯「絶対わざとだよ！」

俺「わざとじゃない！」

唯「ほんとぉ～？」ｼﾞﾛｼﾞﾛ

俺「本当だよ！！」

唯「しょうがない。許してあげよう」ｴｯﾍﾝ

俺「唯～～」ｳﾙｳﾙ

唯「だって今日は、私と俺くんが付き合って」

唯「１年になる記念日だもんねっ」ｴﾍﾍ

俺「唯、好きだ」

唯「うん、私もだよ！」

ﾁｭｯ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本当におしまい

後書きはよ

ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ(´；ω；`)

俺は嫌いじゃない

いい妄想です

きつい

面白かったけど早急に病院に行ったほうがいい