1: 2016/10/08(土) 21:23:14.80 ID:+tN38eao0
唯「あずにゃんあずにゃん!」
梓「どうしましたか唯先輩?」
唯「これ見てっ!」カチャッ
梓「律先輩のカチューシャですね」
唯「机の上に置きっぱなしになってたんだよ」
梓「律先輩、カチューシャ外してどこ行っちゃったんでしょうか?」キョロキョロ
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475929394
梓「どうしましたか唯先輩?」
唯「これ見てっ!」カチャッ
梓「律先輩のカチューシャですね」
唯「机の上に置きっぱなしになってたんだよ」
梓「律先輩、カチューシャ外してどこ行っちゃったんでしょうか?」キョロキョロ
https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1475929394
2: 2016/10/08(土) 21:28:00.36 ID:+tN38eao0
唯「珍しいね~。りっちゃんがカチューシャ外してるなんて」
梓「確かにそうですね」
唯「えへへ。これ私が着けてたどうなるかな?」
梓「勝手にいじっていいんですか?」
唯「まぁまぁ。私とりっちゃんの仲だし~」カチャ
ガシーーン!
梓「まったくもう」
唯「……」
梓「唯先輩?」
唯『うぃーっす、梓』
梓「!!?」
梓「確かにそうですね」
唯「えへへ。これ私が着けてたどうなるかな?」
梓「勝手にいじっていいんですか?」
唯「まぁまぁ。私とりっちゃんの仲だし~」カチャ
ガシーーン!
梓「まったくもう」
唯「……」
梓「唯先輩?」
唯『うぃーっす、梓』
梓「!!?」
3: 2016/10/08(土) 21:31:36.05 ID:+tN38eao0
梓「唯先輩!?」
唯『どうした梓?驚いたような顔して?』
梓「いや、驚きますよっ!なんで律先輩みたいなしゃべり方すてるんですかっ」
唯『そりゃあ私のカチューシャ着けたら私みたいなしゃべり方になるだろ』
梓「えっ…あの、もしかして、律先輩なんですか?」
唯『おうっ!りっちゃんだぜー!』
梓「そんなバカな…」
唯『どうした梓?驚いたような顔して?』
梓「いや、驚きますよっ!なんで律先輩みたいなしゃべり方すてるんですかっ」
唯『そりゃあ私のカチューシャ着けたら私みたいなしゃべり方になるだろ』
梓「えっ…あの、もしかして、律先輩なんですか?」
唯『おうっ!りっちゃんだぜー!』
梓「そんなバカな…」
4: 2016/10/08(土) 21:37:55.06 ID:+tN38eao0
唯『バカとは失礼だな梓~』
梓「ああ、いえ、そういう意味では…」
唯『まぁ梓が驚くのも無理は無いか。私のカチューシャにこんな能力があるなんて今まで言ったことなかったからな』
梓「律先輩のカチューシャにそんな秘密が…」
唯『おもしろいだろー!』ふんす!
梓「まぁ…おもしろいはおもしろいですよ。あの、それってカチューシャ外したら元の唯先輩に戻るんですかね?」
唯『戻るぞ』
梓「あ、意外と簡単に戻れるんですね」
梓「ああ、いえ、そういう意味では…」
唯『まぁ梓が驚くのも無理は無いか。私のカチューシャにこんな能力があるなんて今まで言ったことなかったからな』
梓「律先輩のカチューシャにそんな秘密が…」
唯『おもしろいだろー!』ふんす!
梓「まぁ…おもしろいはおもしろいですよ。あの、それってカチューシャ外したら元の唯先輩に戻るんですかね?」
唯『戻るぞ』
梓「あ、意外と簡単に戻れるんですね」
5: 2016/10/08(土) 21:41:03.04 ID:+tN38eao0
唯『じゃあちょっと梓、このカチューシャ外してみてくれよ』
梓「はぁ。わかりました…」カチッ
ガチョッ!
唯「ふぅっ!ようやく戻れたよ~」
梓「お~」
唯「りっちゃんのカチューシャすごい能力があったんだねあずにゃん」
梓「そうですねぇ」ジー
唯「……」
梓「……」
唯「あずにゃんも着けてみたら?」
梓「あ、やっぱり私もやる感じですか?」
梓「はぁ。わかりました…」カチッ
ガチョッ!
唯「ふぅっ!ようやく戻れたよ~」
梓「お~」
唯「りっちゃんのカチューシャすごい能力があったんだねあずにゃん」
梓「そうですねぇ」ジー
唯「……」
梓「……」
唯「あずにゃんも着けてみたら?」
梓「あ、やっぱり私もやる感じですか?」
6: 2016/10/08(土) 21:44:26.93 ID:+tN38eao0
ガシーーン!
梓「……」
唯「…あずにゃん?」
梓『よお、どうした唯?』
唯「あずにゃんがりっちゃんになってるっ!」
梓『なんだよー。唯もさっきやっただろ~?』
唯「そうなんだけど、やっぱり違和感あるねぇ」
梓『見た目は梓のまんまだからなぁ』
梓「……」
唯「…あずにゃん?」
梓『よお、どうした唯?』
唯「あずにゃんがりっちゃんになってるっ!」
梓『なんだよー。唯もさっきやっただろ~?』
唯「そうなんだけど、やっぱり違和感あるねぇ」
梓『見た目は梓のまんまだからなぁ』
7: 2016/10/08(土) 21:48:35.02 ID:+tN38eao0
唯「りっちゃん、あずにゃんの体になった感じはどう?」
梓『うーん、あんまり変わんねぇな』
唯「そういうものなの?」
梓『身長同じくらいだからなー』
ガチャ
澪「あれ?律のやつ部室に来てないのか?」
唯「あ、澪ちゃん!」
梓『私ならここにいるぜー!』
澪「??」
梓『うーん、あんまり変わんねぇな』
唯「そういうものなの?」
梓『身長同じくらいだからなー』
ガチャ
澪「あれ?律のやつ部室に来てないのか?」
唯「あ、澪ちゃん!」
梓『私ならここにいるぜー!』
澪「??」
8: 2016/10/08(土) 21:53:43.20 ID:+tN38eao0
澪「どうしたんだ梓?律のカチューシャなんか着けて…」
唯「あずにゃんじゃないよお澪ちゃん。ここにいるのはりっちゃん!」
梓『よぉ澪。りっちゃんだよーん♪』
澪「ああ、そうか…ついに二人も律のカチューシャの秘密に気付いてしまったんだな」
唯「澪ちゃんは知ってたんだ?」
澪「一応幼なじみだからな」
梓『腐れ縁ってヤツだな』
唯「あずにゃんじゃないよお澪ちゃん。ここにいるのはりっちゃん!」
梓『よぉ澪。りっちゃんだよーん♪』
澪「ああ、そうか…ついに二人も律のカチューシャの秘密に気付いてしまったんだな」
唯「澪ちゃんは知ってたんだ?」
澪「一応幼なじみだからな」
梓『腐れ縁ってヤツだな』
9: 2016/10/08(土) 22:05:59.01 ID:+tN38eao0
唯「澪ちゃんはこんな風にりっちゃんになったことあるの?」
澪「そう言えば無いな」
梓『おお、じゃあ澪も私になってみるか?』
澪「梓から外して自分の頭に着ければいいのか?」
梓『そうそう。外して着けるだけ』
澪「それじゃあ…」スッ
唯「やっぱりあずにゃんの頭に着けるなら、カチューシャじゃなくてネコミミじゃないとね!」ふんすっ
梓『なーに言ってんだよっ』
ガチョッ!
梓「何を言っているんですか唯先輩はっ!」
澪「すごい、梓に戻ったな」
澪「そう言えば無いな」
梓『おお、じゃあ澪も私になってみるか?』
澪「梓から外して自分の頭に着ければいいのか?」
梓『そうそう。外して着けるだけ』
澪「それじゃあ…」スッ
唯「やっぱりあずにゃんの頭に着けるなら、カチューシャじゃなくてネコミミじゃないとね!」ふんすっ
梓『なーに言ってんだよっ』
ガチョッ!
梓「何を言っているんですか唯先輩はっ!」
澪「すごい、梓に戻ったな」
11: 2016/10/08(土) 22:13:56.62 ID:+tN38eao0
梓「まったく、唯先輩は…」
唯「まぁまぁあずにゃん♪」ぎゅーっ
澪「やれやれ。それじゃあ、私もちょっとだけ…」
ガシーーン!
澪「……」
梓「澪先輩?」
唯「それともりっちゃん?」
澪『うおっ!澪の体になってるっ!』
唯「お~!」
梓「お~!」
澪『おもしろいなーこれっ!』
唯「まぁまぁあずにゃん♪」ぎゅーっ
澪「やれやれ。それじゃあ、私もちょっとだけ…」
ガシーーン!
澪「……」
梓「澪先輩?」
唯「それともりっちゃん?」
澪『うおっ!澪の体になってるっ!』
唯「お~!」
梓「お~!」
澪『おもしろいなーこれっ!』
12: 2016/10/08(土) 22:19:20.93 ID:+tN38eao0
唯「澪ちゃんになった感想はどう?りっちゃん?」
澪『いつも見なれてるからなー。あ、でもいつもより身長は高いかな』
梓「なるほど。視点が普段とは違うと」
澪『そんなもんかな。それほど新鮮味はねぇなあ』
紬「澪ちゃんの体のことは知りつくしている、ってことね!」キラキラ
澪『違う意味に聞こえるわっ!』
澪『って、ムギ!?』
唯「おおっ!いつの間にムギちゃんっ!」
紬「今来ました~」にこにこ
澪『いつも見なれてるからなー。あ、でもいつもより身長は高いかな』
梓「なるほど。視点が普段とは違うと」
澪『そんなもんかな。それほど新鮮味はねぇなあ』
紬「澪ちゃんの体のことは知りつくしている、ってことね!」キラキラ
澪『違う意味に聞こえるわっ!』
澪『って、ムギ!?』
唯「おおっ!いつの間にムギちゃんっ!」
紬「今来ました~」にこにこ
13: 2016/10/08(土) 22:27:21.77 ID:+tN38eao0
梓「おはようございますムギ先輩」
紬「おはよう梓ちゃん。みんなおもしろそうなことしているわねっ!」ふんすっ
唯「ムギちゃんもりっちゃんのカチューシャ着けてみなよ~」
紬「はいはいっ!私もやってみたいですっ!」しゅばっ
澪『いいぜー。それじゃムギもこのカチューシャ着けてみろよ』
紬「頭に着けるだけでりっちゃんになるのね?」
澪『そういうこと』
ガチョッ!
澪「…ふぅ、なんか照れるなこれ」
梓「お疲れ様です、澪先輩」
紬「おはよう梓ちゃん。みんなおもしろそうなことしているわねっ!」ふんすっ
唯「ムギちゃんもりっちゃんのカチューシャ着けてみなよ~」
紬「はいはいっ!私もやってみたいですっ!」しゅばっ
澪『いいぜー。それじゃムギもこのカチューシャ着けてみろよ』
紬「頭に着けるだけでりっちゃんになるのね?」
澪『そういうこと』
ガチョッ!
澪「…ふぅ、なんか照れるなこれ」
梓「お疲れ様です、澪先輩」
14: 2016/10/08(土) 22:34:40.99 ID:+tN38eao0
紬「ふふふ、それじゃあいくわねっ」わくわく
唯「よっ!待ってましたー!」
紬「りっちゃんに~、変身っ♪」
ガシーーン!
紬「……」
澪「ムギ?」
紬『ムギじゃねー!りっちゃん参上っ!』
梓「ムギ先輩になった律先輩ですね」
紬『ムギ~お茶淹れて~♪』
澪「ムギは今お前だろっ」
唯「あははっ!わけわかんないねぇ」
唯「よっ!待ってましたー!」
紬「りっちゃんに~、変身っ♪」
ガシーーン!
紬「……」
澪「ムギ?」
紬『ムギじゃねー!りっちゃん参上っ!』
梓「ムギ先輩になった律先輩ですね」
紬『ムギ~お茶淹れて~♪』
澪「ムギは今お前だろっ」
唯「あははっ!わけわかんないねぇ」
15: 2016/10/08(土) 22:39:00.40 ID:+tN38eao0
梓「でもこのままじゃムギ先輩の紅茶が飲めませんね」
紬『そいつは困ったなっ』
唯「大変だよーりっちゃん!」
紬『ヤバイな!放課後ティータイムの危機だっ!』
梓「ケーキも食べられません」
澪「ムギが居ないとこんなにも大変だなんて」
唯「これは一刻も早く戻ってもらわねば…」
紬『そいつは困ったなっ』
唯「大変だよーりっちゃん!」
紬『ヤバイな!放課後ティータイムの危機だっ!』
梓「ケーキも食べられません」
澪「ムギが居ないとこんなにも大変だなんて」
唯「これは一刻も早く戻ってもらわねば…」
16: 2016/10/08(土) 22:44:51.36 ID:+tN38eao0
紬『ええ~でももうちょっとムギの体のっまで遊びたいぜっ』
唯「それじゃりっちゃん来るまではムギちゃんにカチューシャ着けててもらおっか?」
梓「と言うか、律先輩来たらこれどうなるんですかね?」
ガチャ
律「なー、誰か私のカチューシャ知らね?」
澪「お、言ったそばから来たな」
紬『カチューシャならこっちの私が着けてるぜー!』
律「おう!?」
唯「それじゃりっちゃん来るまではムギちゃんにカチューシャ着けててもらおっか?」
梓「と言うか、律先輩来たらこれどうなるんですかね?」
ガチャ
律「なー、誰か私のカチューシャ知らね?」
澪「お、言ったそばから来たな」
紬『カチューシャならこっちの私が着けてるぜー!』
律「おう!?」
17: 2016/10/08(土) 22:48:27.91 ID:+tN38eao0
律「あわわ、私の本体が~~」へなへな
梓「本体なんですか」
唯「りっちゃんが本体外してるなんて珍しいよねって言ってたんだよー」
律「ううっ、部室来たら誰もいなかったからなんか外して、そのままトイレ行っちまったんだよ…」
澪「それで鏡を見て気付いて戻って来たと」
紬『私が本体だぜー!』ふんすっ
律「あぁ~、私の本体さんが~~っ」へなへな
梓「本体なんですか」
唯「りっちゃんが本体外してるなんて珍しいよねって言ってたんだよー」
律「ううっ、部室来たら誰もいなかったからなんか外して、そのままトイレ行っちまったんだよ…」
澪「それで鏡を見て気付いて戻って来たと」
紬『私が本体だぜー!』ふんすっ
律「あぁ~、私の本体さんが~~っ」へなへな
18: 2016/10/08(土) 22:54:43.08 ID:+tN38eao0
律「そのカチューシャが無いと、私は…私はぁ~」ふにゃふにゃ
紬『仕方ねーなー。やっぱりこのカチューシャは私に着いてないとダメかっ』
ガチョッ!
紬「はい、りっちゃん!りっちゃんのカチューシャよ~」
律「あぁ~、ありがてぇ、ありがてぇですだ~」へこへこ
ガシーーン!
律「……りっちゃん、ふっかーつ!!」シャキーン!
唯「おー。やっぱりりっちゃんはこうじゃないとね!」
梓「しっくりきますね」
紬『仕方ねーなー。やっぱりこのカチューシャは私に着いてないとダメかっ』
ガチョッ!
紬「はい、りっちゃん!りっちゃんのカチューシャよ~」
律「あぁ~、ありがてぇ、ありがてぇですだ~」へこへこ
ガシーーン!
律「……りっちゃん、ふっかーつ!!」シャキーン!
唯「おー。やっぱりりっちゃんはこうじゃないとね!」
梓「しっくりきますね」
19: 2016/10/08(土) 23:05:39.86 ID:+tN38eao0
律「元気100倍りっちゃんだぜー!」ふんすっ
澪「いつも通りだな」
律「ムギっ!お茶淹れて~♪」
紬「ふふっ、はーい」
梓「ケーキもくださいっ」
唯「やっぱりいつも通りの軽音部が一番だね~」
紬「ぷっ、ふふふっ」くすくす
澪「あはははっ」クスッ
梓「そうですねっ。全員が律先輩になったら困ります!」
律「なんだとー、中野ー!」
唯「あはははっ!おもしろかったけどね、みんなでりっちゃんになるの!」
おしまい!
澪「いつも通りだな」
律「ムギっ!お茶淹れて~♪」
紬「ふふっ、はーい」
梓「ケーキもくださいっ」
唯「やっぱりいつも通りの軽音部が一番だね~」
紬「ぷっ、ふふふっ」くすくす
澪「あはははっ」クスッ
梓「そうですねっ。全員が律先輩になったら困ります!」
律「なんだとー、中野ー!」
唯「あはははっ!おもしろかったけどね、みんなでりっちゃんになるの!」
おしまい!
20: 2016/10/08(土) 23:17:46.56
オチどこいった
22: 2016/10/08(土) 23:50:00.58
乙!
引用元: 唯「かちゅーしゃ!」
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